JP2002132131A - 遠隔教育方法及び遠隔教育用ホストコンピュータ並びに受講者用コンピュータ並びに画像情報合成方法 - Google Patents

遠隔教育方法及び遠隔教育用ホストコンピュータ並びに受講者用コンピュータ並びに画像情報合成方法

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JP2002132131A
JP2002132131A JP2000324504A JP2000324504A JP2002132131A JP 2002132131 A JP2002132131 A JP 2002132131A JP 2000324504 A JP2000324504 A JP 2000324504A JP 2000324504 A JP2000324504 A JP 2000324504A JP 2002132131 A JP2002132131 A JP 2002132131A
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Toru Maeda
亨 前田
Yoshio Uchiyama
吉夫 内山
Akihiko Hattori
暁彦 服部
Norihiko Kato
法彦 加藤
Mari Murakami
真理 村上
弘明 ▲はが▼
Hiroaki Haga
Toshiko Kondo
寿子 近藤
Kazuaki Inomata
和昭 猪股
Tadakatsu Tsuchiya
忠勝 土屋
Yuichi Abe
裕一 阿部
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CHUOH PUBLISHING CO Ltd
DIGITAL KNOWLEDGE CO Ltd
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CHUOH PUBLISHING CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の学校での指導状況や試験の受験状況に
即した教育指導が可能であるとともに、遠隔地にいなが
らマンツーマンの指導を好きな時間に何度でも受けられ
ることができる遠隔教育方法を提供する 【解決手段】 指導情報は、例えば、採点の様子を示す
動画や音声によるアドバイスを含む。解答用紙のイメー
ジデータを見ながら採点者は添削を行う。添削は透明な
レイヤーに○×やコメント、アンダーラインなどのオブ
ジェクトを書き込むことにより行う。この透明なレイヤ
ーを解答用紙のイメージデータに重ねることにより、赤
ペンで解答用紙を添削した場合と同様の画像がコンピュ
ータ画面上に表示される。しかも、この透明なレイヤー
のオブジェクトは時間をパラメータとして複数のデータ
として取得されるので、これらのデータを連続的に再生
することにより動画表示が可能である。受講者は採点者
が採点する様子をあたかもビデオテープを再生するかの
ように見ることができる。また、採点者の音声によるコ
メントも記録され、受講者は動画表示と同期して音声に
よるアドバイスを受けることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は通信ネットワーク
とコンピュータを用いた遠隔教育方法、特に、画像取り
込み装置を利用した添削指導を含む遠隔教育方法及び遠
隔教育用ホストコンピュータ並びに受講者用コンピュー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】通信教育が広く普及している。そのひと
つとして、問題を郵送し、解答を作成して返送し、採点
者が採点し、その講評とともに受講生に返送する添削指
導を行う通信教育がある。
【0003】従来の通信教育はもっぱら印刷した問題と
手書きの解答によるものであったが、最近のコンピュー
タやインターネットの普及にともない、これらを利用す
るものが実用化されている。その例として次のようなも
のがある。 1.コンピュータ画面上の解答欄にキーボードから解答
を入力し、その解答をインターネットでサーバへ送信し
て採点してもらう。採点結果はインターネットで返され
る。 2.CD−ROMに問題が収められていて、コンピュー
タでCD−ROMの内容を読み出して問題を表示し、解
答を作成する。関連する補強問題をインターネットでダ
ウンロードする。この例では採点はコンピュータの助け
をかりて自分で行う。 3.CD−ROMに問題が収められている。その解答を
インターネットで送信し、採点してもらうとポイントが
蓄積され、賞品がもらえる。 4.従来の紙媒体により問題を提供するとともに、添削
を行う。そのなかでわからないことについては電子メー
ルで質問できる。 5.CD−ROMに問題が収められている。その解答を
インターネットで送信し、採点してもらう。採点結果に
基づきその受講生の弱点を抽出し、これにあわせた学習
スケジュールが送られてくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の例は、解答作成
に直接コンピュータを利用するもの(画面上で答えを選
択したりキーボードで答えを入力するもの)であった。
この形式は実際の学校での指導状況や試験の受験状況と
は異なる。現実の試験は解答用紙に筆記具で解答を書き
込むものである。その点、解答作成に直接コンピュータ
を利用するシステム/方法は、受講生の興味を引き出す
ことはできるかも知れないが、実際に即した教育指導シ
ステム/方法とは言えない。
【0005】また、コンピュータ/インターネットを用
いているとはいうものの、単に採点結果を通知したり、
追加情報の入手や学習スケジュールの作成といった補助
的な程度にとどまる。インターネットは双方向の通信が
可能であるという特徴があるのであるから、これを教育
指導に直接活用してあたかも家庭教師を雇った場合のよ
うにマンツーマンの指導が受けられることが望ましい。
この場合、コンピュータのデータ蓄積機能を利用して、
受講生が好きな時間に何度でも指導を受けられることが
望ましい。
【0006】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、実際の学校での指導状況や試験の受験
状況に即した教育指導が可能であるとともに、遠隔地に
いながらマンツーマンの指導を好きな時間に何度でも受
けられることができる遠隔教育方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】係る課題を解決するため
に、本発明に係る遠隔教育方法は、作成された解答を画
像データに変換するステップと、前記画像データをホス
トコンピュータに送信するステップと、前記画像データ
に対応する指導情報を作成するステップと、前記画像デ
ータと前記指導情報を対応付ける対応情報を作成するス
テップと、前記指導情報を前記対応情報とともに前記ホ
ストコンピュータに格納するステップと、受講者用コン
ピュータが前記ホストコンピュータにアクセスして前記
指導情報及び前記対応情報を受信するステップと、前記
受講者用コンピュータにおいて前記対応情報に基づき前
記指導情報を前記画像データと対応づけて表示するステ
ップとを備える。
【0008】本発明に係る遠隔教育方法は、作成された
解答を画像データに変換するステップと、前記画像デー
タをホストコンピュータに送信するステップと、前記画
像データに対応する指導情報を作成するステップと、前
記画像データと前記指導情報を対応付ける対応情報を作
成するステップと、前記指導情報を前記対応情報ととも
に受講者用コンピュータに送信するステップと、前記受
講者用コンピュータにおいて前記指導情報を前記画像デ
ータと対応づけて表示するステップとを備える。
【0009】指導情報は、例えば、採点の様子を示す動
画や音声によるアドバイスを含む。解答用紙のイメージ
データを見ながら採点者は添削を行う。添削は透明なレ
イヤーに○×やコメント、アンダーラインなどのオブジ
ェクトを書き込むことにより行う。この透明なレイヤー
を解答用紙のイメージデータに重ねることにより、赤ペ
ンで解答用紙を添削した場合と同様の画像がコンピュー
タ画面上に表示される。しかも、この透明なレイヤーの
オブジェクトは時間をパラメータとして複数のデータと
して取得されるので、これらのデータを連続的に再生す
ることにより動画表示が可能である。受講者は採点者が
採点する様子をあたかもビデオテープを再生するかのよ
うに見ることができる。また、採点者の音声によるコメ
ントも記録され、受講者は動画表示と同期して音声によ
るアドバイスを受けることもできる。
【0010】好ましくは、前記指導情報を作成するステ
ップは、前記画像データを読み出すステップと、読み出
された前記画像データに重ねられる第2画像データのた
めの第2のファイルを用意するステップと、前記第2の
ファイルに画像データによる指導情報を書き込むステッ
プと、前記指導情報の書き込み経過を時間的に連続して
取得するステップと、前記指導情報の書き込み経過のデ
ータを前記指導情報として出力するステップとを備え
る。
【0011】好ましくは,前記受講者用コンピュータに
おいて前記指導情報を前記画像データと対応づけて表示
するステップは、前記指導情報を読み出すステップと、
前記対応情報に基づき前記指導情報に対応付けられた前
記画像データを読み出すステップと、前記指導情報を前
記画像データに重畳して表示するステップと、前記指導
情報の書き込み経過のデータに基づき前記指導情報を再
生表示するステップとを備える。
【0012】好ましくは、前記指導情報を作成するステ
ップは、前記画像データを読み出すステップと、読み出
された前記画像データに対応付けられる音声データのた
めの第3のファイルを用意するステップと、前記第3の
ファイルに音声データによる指導情報を書き込むステッ
プと、前記指導情報の書き込み経過を時間的に連続して
取得するステップと、前記指導情報の書き込み経過のデ
ータを前記指導情報として出力するステップとを備え
る。
【0013】好ましくは、前記受講者用コンピュータに
おいて前記指導情報を前記画像データと対応づけて表示
するステップは、前記指導情報を読み出すステップと、
前記対応情報に基づき前記指導情報に対応付けられた前
記音声データを読み出すステップと、前記指導情報の書
き込み経過のデータに基づき前記指導情報を再生するス
テップとを備える。
【0014】好ましくは、前記指導情報を作成するステ
ップは、前記画像データを読み出すステップと、読み出
された前記画像データに重ねられる第2画像データのた
めの第2のファイルを用意するステップと、読み出され
た前記画像データに対応付けられる音声データのための
第3のファイルを用意するステップと、前記第2のファ
イルに画像データによる指導情報を書き込むステップ
と、前記第3のファイルに音声データによる指導情報を
書き込むステップと、前記指導情報の書き込み経過を時
間的に連続して取得するステップと、前記指導情報の書
き込み経過のデータを前記指導情報として出力するステ
ップとを備える。
【0015】好ましくは、前記指導情報を作成するステ
ップは、答案のイメージデータである第1のファイルを
呼び出し、その画像を第1の画面上に表示するステップ
と;指導者が音声又は動画を入力しながら、上記第1の
画面上に仮想的に存在する第2の画面内で付加されるべ
き画像オブジェクトを移動又は配置するステップと;上
記オブジェクトの第2の画面における位置情報を時間と
関連づけて得るステップと;入力された音声情報又は動
画情報に基づき、音声ファイル又は動画ファイルを作成
するステップと;上記画像オブジェクトを特定する情報
と上記位置情報と上記時間情報に基づきオブジェクト情
報ファイルを作成するステップと;第1のファイルを、
上記音声ファイル又は上記動画ファイル及び上記オブジ
ェクト情報ファイルと関連づけるステップと;第1のフ
ァイルを第1の画面で表示させつつ、入力された音声又
は動画とリンクして、第2の画面内で上記オブジェクト
を経時的に移動又は配置して表示するステップとを含
む。
【0016】好ましくは、前記指導情報を作成するステ
ップは、答案のイメージデータである第1のファイルを
呼び出し、その画像を第1の画面上に表示するステップ
と;指導者が上記第1の画面上に仮想的に存在する第2の
画面内で付加されるべき画像オブジェクトを移動又は配
置するステップと;上記画像オブジェクトの上記第2の
画面上における位置の情報を得るステップと;上記画像
オブジェクトを特定する情報と上記位置情報に基づき、
オブジェクト情報ファイルを作成するステップと;第1
のファイルを、上記オブジェクト情報ファイルと関連づ
けるステップと;第1のファイルを第1の画面で表示させ
つつ、第2の画面内で上記画像オブジェクトを表示する
ステップとを含む。
【0017】好ましくは、前記指導情報を作成するステ
ップは、答案のイメージデータである第1のファイルを
呼び出し、その画像を第1の画面上に表示するステップ
と;上記第1の画面上に仮想的に存在する上記第2の画面
の所定の位置に、音声ファイル又は動画ファイルとリン
クした、付加されるべき画像オブジェクトを表示するス
テップと;上記画像オブジェクトの第2の画面における
位置情報を得るステップと;上記音声ファイル又は動画
ファイルの出力順序を特定するステップと;特定された
出力順序に従い、上記音声ファイル又は動画ファイルを
出力しつつ、上記音声ファイル又は動画ファイルとリン
クした上記画像オブジェクトを第2の画面内で表示する
ステップとを含む。
【0018】本発明に係る遠隔教育方法は、解答である
音声を音声データに変換するステップと、前記音声デー
タをホストコンピュータに送信するステップと、前記音
声データに対応する指導情報を作成するステップと、前
記音声データと前記指導情報を対応付ける対応情報を作
成するステップと、前記指導情報を前記対応情報ととも
に前記ホストコンピュータに格納するステップと、受講
者用コンピュータが前記ホストコンピュータにアクセス
して前記指導情報及び前記対応情報を受信するステップ
と、前記受講者用コンピュータにおいて前記指導情報を
前記音声データと対応づけて再生するステップとを備え
る。
【0019】本発明に係る遠隔教育方法は、解答である
音声を音声データに変換するステップと、前記音声デー
タをホストコンピュータに送信するステップと、前記音
声データに対応する指導情報を作成するステップと、前
記音声データと前記指導情報を対応付ける対応情報を作
成するステップと、前記指導情報を前記対応情報ととも
に受講者用コンピュータに送信するステップと、前記受
講者用コンピュータにおいて前記指導情報を前記音声デ
ータと対応づけて再生するステップとを備えるものであ
る。
【0020】好ましくは、作成された前記指導情報のう
ち、予め定められた所定の順位内の優秀解答の指導情報
を優秀解答データベースに記録するステップと、前記受
講者用コンピュータからの要求に応じて、前記優秀解答
データベースの指導情報の一部又は全部を要求した前記
受講者用コンピュータに送信するステップとを備える。
【0021】好ましくは、問題に関連する関連情報を予
め記憶する関連情報データベースを用意するステップ
と、前記解答に対応する問題の関連情報を前記関連情報
データベースから読み出して前記受講者用コンピュータ
に送信するステップとを備える。
【0022】この発明に係る遠隔教育用ホストコンピュ
ータは、作成された解答の画像データを記憶する解答画
像データ記憶部と、前記画像データに対応する指導情報
を作成するとともに、前記画像データと前記指導情報を
対応付ける対応情報を作成する指導情報作成部と、前記
指導情報を前記対応情報とともに送信する送信部とを備
えるものである。
【0023】この発明に係る遠隔教育用ホストコンピュ
ータは、作成された解答の音声データを記憶する解答音
声データ記憶部と、前記音声データに対応する指導情報
を作成するとともに、前記音声データと前記指導情報を
対応付ける対応情報を作成する指導情報作成部と、前記
指導情報を前記対応情報とともに送信する送信部とを備
えるものである。
【0024】好ましくは、前記指導情報作成部は、コン
ピュータ端末であり、前記遠隔教育用ホストコンピュー
タにLAN及び/又はインターネットで接続されてい
る。
【0025】好ましくは、作成された前記指導情報のう
ち、予め定められた所定の順位内の優秀解答の指導情報
を記憶する優秀解答データベースと、問題に関連する関
連情報を予め記憶する関連情報データベースとを備え
る。
【0026】この発明に係る受講者用コンピュータは、
作成された解答を画像データに変換する画像取り込み装
置と、前記画像データをホストコンピュータに送信する
とともに、ホストコンピュータから指導情報及び前記画
像データと前記指導情報を対応付けるための対応情報を
受信する送受信部と、前記指導情報を前記画像データに
重畳するとともに、前記指導情報の書き込み経過のデー
タに基づき前記指導情報を再生表示する表示処理部とを
備えるものである。
【0027】この発明に係る受講者用コンピュータは、
作成された解答を音声データに変換する変換部と、前記
音声データをホストコンピュータに送信するとともに、
ホストコンピュータから指導情報及び前記音声データと
前記指導情報を対応付けるための対応情報を受信する送
受信部と、前記指導情報を前記音声データに対応付ける
とともに、前記指導情報の書き込み経過のデータに基づ
き前記指導情報を再生表示する表示処理部とを備えるも
のである。
【0028】この発明に係る画像情報合成方法は、ユー
ザが作成したアナログ画像をデジタル化した画像データ
を受信するステップと、前記画像データの特定の位置に
重畳して表示される表示情報を作成するステップと、前
記表示情報にかかる前記特定の位置と前記表示情報とを
対応づける対応情報を作成するステップと、前記表示情
報と前記対応情報とをユーザに対して送信するステップ
と、を具備するものである。
【0029】この発明に係る画像合成方法は、ユーザが
作成したアナログ画像をデジタル化した画像データを受
信するステップと、前記画像データの特定の位置に重畳
し、かつ、特定の時間に表示される表示情報を作成する
ステップと、前記表示情報にかかる前記特定の位置及び
前記特定の時間、並びに、前記表示情報を対応づける対
応情報を作成するステップと、前記表示情報と前記対応
情報とをユーザに対して送信するステップと、を具備す
るものである。
【0030】この発明に係る画像情報合成方法は、ユー
ザが作成したアナログ画像をデジタル化した画像データ
を受信するステップと、前記画像データが表示されてい
る間の特定の時間に再現される音声情報を作成するステ
ップと、前記音声情報にかかる前記特定の時間と、前記
音声情報とを対応づける対応情報を作成するステップ
と、前記表示情報と前記対応情報とをユーザに対して送
信するステップと、を具備するものである。
【0031】この発明に係る画像情報合成方法は、ユー
ザが作成したアナログ画像をデジタル化した画像データ
を受信するステップと、前記画像データの特定の位置に
重畳して表示される表示情報を作成するステップと、前
記画像データが表示されている間の第一の時間に再現さ
れる音声情報を作成するステップと、前記表示情報にか
かる前記特定の位置と前記表示情報を対応づける第一の
対応情報を作成するステップと、前記音声情報にかかる
前記第一の時間と前記音声情報とを対応づける第二の対
応情報を作成するステップと、前記表示情報と前記第一
の対応情報と前記第二の対応情報をユーザに対して送信
するステップと、を具備するものである。
【0032】この発明に係る画像情報合成方法は、ユー
ザが作成したアナログ画像をデジタル化した画像データ
を受信するステップと、前記画像データの特定の位置に
重畳し、かつ、第一の時間に表示される表示情報を作成
するステップと、前記画像データが表示されている間の
第二の時間に再現される音声情報を作成するステップ
と、前記表示情報にかかる前記特定の位置及び前記第一
の時間、並びに、前記表示情報を対応づける第一の対応
情報を作成するステ ップと、前記音声情報にかかる前
記第二の時間と、前記音声情報とを対応づける第二の対
応情報を作成するステップと、前記表示情報と前記第一
の対応情報と前記第二の対応情報をユーザに対して送信
するステップと、を具備するものである。
【0033】好ましくは、前記画像情報合成方法は、前
記画像データをユーザに対して送信するステップを含
む。
【0034】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.この発明の
実施の形態の方法/装置について説明する。図1はこの
発明の実施の形態の装置を含む全体のシステムを示す。
採点及び指導講評してもらうために、任意の受講者用コ
ンピュータ2はインターネット3(あるいは他のコンピ
ュータネットワーク)を通じて答案のイメージデータを
ホストコンピュータ1に送信することができる。なお、
英会話や英語の発音の教育指導を受けるときは、音声デ
ータを送信する。ホストコンピュータは、添削教育など
の遠隔教育サービスを提供する企業が設置及び管理す
る。受講者は予め当該企業とサービス提供契約を結んで
いる。ホストコンピュータ1は指導用のツールを提供
し、指導者はこのツールを利用して答案を採点するとと
もに講評を作成する。ホストコンピュータ1は、インタ
ーネット3を通じて採点結果及び講評並びに答案とのリ
ンク情報(あるいは採点結果及び講評並びに答案のイメ
ージデータ)を採点及び講評の要求のあった受講者用コ
ンピュータ2に送信する。受講者は自己の受講者用コン
ピュータ2を操作して採点結果及び講評を対応する自己
の答案のイメージデータとリンクさせる。もとも、採点
結果及び講評並びに答案のイメージデータが送られると
きは、この操作は不要である。受講者は自己の受講者用
コンピュータ2に答案と採点結果及び講評を表示させ、
自分の成績を確認したり講評を参考にして復習を行った
りする。
【0035】図2はこの発明の実施の形態の全体の処理
を示すフローチャートである。この図において、S1〜
S4、S10,S11が受講者用コンピュータ側の処理
であり、S5〜S9がホストコンピュータ側の処理であ
る。 S1:受講者が筆記用具を用いて紙の問題集に解答を書
き込む。この行為自体は従来と同じである。 S2:解答を書き込んだ問題集(解答用紙)をスキャナ
で取り込むことにより、答案のイメージデータを得る。
スキャナ以外の画像取り込み装置も使用できる(例え
ば、デジタルカメラ)。
【0036】S3:取り込んだ画像データを送信する。
その際、発信者を特定するための識別番号(受講番号)
が手動あるいは自動で付加される。 S4:送信済みの画像データを受講者用コンピュータ内
に記憶する。 S5:画像データを受信してハードディスク等の記憶装
置に記憶する。 S6:指導者が当該画像データを閲覧して採点を行う。 S7:採点結果に基づき、指導者が画像データ上に指導
情報(採点結果及び公表)を付加する。採点結果及び指
導情報は当該画像データにリンクする形式で作成及び格
納される。したがって、当該画像データのある部分を参
照すると、それに対応する指導情報も自動的に表示され
る。この点について後に詳しく説明する。
【0037】S8:付加した指導情報を送信する。な
お、このとき画像データを併せて送信するようにしても
よい。 S9:指導情報を指導データベースに保存する。保存さ
れた指導情報は当該受講者の指導の際に参照される。ま
た、成績優秀者の指導情報は答案のイメージデータとと
もに優秀解答データベースに保存され、必要な範囲で公
開される。受講者は優秀成績者の答案と指導情報を参照
することができる。 S10:指導情報を受信して記憶装置に記憶する。 S11:指導情報を答案のイメージとともに閲覧し、自
分の成績を確認したり講評を参考にして復習を行ったり
する。この点について後に詳しく説明する。
【0038】図3はホストコンピュータ3の構成を示す
図である。ホストコンピュータ1は、一般的なコンピュ
ータが備える、インターネット3等のコンピュータネッ
トワークに接続するための送受信部(モデム)11、表
示部12及び入力部14(キーボード、マウスなど)を
備える。符号13は答案のイメージに合わせて指導情報
を付加する指導情報付加部、符号15は受講者から送ら
れてきた答案のイメージデータを格納する解答画像デー
タ記憶部、符号16は受講者から送られてきた答案の音
声データを格納する解答音声データ記憶部、符号17は
指導情報付加部13により付加された指導情報を受講者
ごとに記憶する指導情報記憶部、符号18は成績優秀者
の答案のイメージデータとその指導情報を記憶する優秀
答案記憶部、符号19は試験問題に関連する参考資料な
どの関連情報を予め記憶する関連情報記憶部である。な
お具体的には、指導情報付加部13はCPUにより実現
され、記憶部15〜19は半導体メモリ、ハードディス
ク、CD−R、磁気テープ、DVDなどにより実現され
る。
【0039】図8(a)は指導情報記憶部17が記憶す
るデータの例を示す。受講番号ごとにその点数、画像指
導情報、音声指導情報が格納される。同図では画像デー
タ、音声データはファイル名で特定されていて、ある受
講番号を指定すれば、対応する画像データ及び音声デー
タがハードディスク等の記憶装置から読み出される。画
像指導情報及び音声指導情報の例は後述する。
【0040】図8(b)は優秀解答記憶部18が記憶す
るデータの例を示す。成績順に、受講番号、点数、画像
指導情報、音声指導情報が格納される。優秀解答記憶部
18に格納されるデータは、例えば上位10位までとい
うように定められている。一般の受講者の要求に応じ
て、優秀解答記憶部18のデータの一部又は全部、例え
ば上位10位までの受講者の氏名、点数、答案のイメー
ジデータ、画像指導情報、音声指導情報の一部又は全部
が送信される。
【0041】図8(c)は関連情報記憶部19が記憶す
るデータの例を示す。問題ごとの参考書の関連頁、辞書
の項目、入試の過去問、インターネットのURLなどの
情報が格納される。参考書の関連頁、辞書の項目、入試
の過去問の関連情報として、その情報(テキスト)その
ものが格納されてもよい。受講者用コンピュータに当該
参考書、辞典、入試の過去問が電子データとして格納さ
れている場合には、リンク情報が格納されていてもよ
い。この場合、受講者用コンピュータにおいて当該リン
ク情報を参照する(例えばHTMLのリンクをクリック
する)ことにより、当該参考書、辞典、入試の過去問の
うちの対応する部分が適当なビューアにより自動的に表
示される。
【0042】図4は受講用コンピュータ2の構成を示す
図である。受講用コンピュータ2は例えば一般的なパー
ソナルコンピュータであり、送受信部(モデム)21、
表示部22及び入力部23(キーボード、マウスなど)
を備える。符号24は答案のイメージデータを取得する
ためのスキャナである。スキャナに代えてデジタルカメ
ラ等の画像取得手段を用いることができる。符号25は
スキャンした答案のイメージデータを記憶する解答画像
データ記憶部、符号26は図示しないマイクロフォンな
どの音響−電気変換器により取得された音声データを記
憶する解答音声データ記憶部、符号27はホストコンピ
ュータ1から送られてきた指導情報を格納する指導情報
記憶部、符号28はホストコンピュータ1から送られて
きた関連情報を記憶する関連情報記憶部である。前記指
導情報及び前記関連情報は、受講者が提出した答案ある
いはその問題に関連づけられている。前記指導情報はあ
る答案のイメージデータを表示するときにこれに重畳し
て表示させることができる。指導情報記憶部27はその
ためのリンク情報もあわせて記憶する。
【0043】図5及び図7を参照して、ホストコンピュ
ータ1の指導情報付加部13の動作を説明する。
【0044】S20:受講者から送られてきた解答画像
(音声)データを取り出す。すなわち、受講者及びコン
テンツIDをキーとして解答画像データ記憶部15ある
いは解答音声データ記憶部16を検索し、対応する画像
データあるいは音声データを読み出す。この発明の実施
の形態における処理において、送られてくるコンテンツ
単位でコンテンツIDをもつ必要があるので、受講者とコ
ンテンツIDをキーにして、解答画像データを探すことが
望ましい。
【0045】S21:解答画像(音声)データにデータ
を付加するためのレイヤー(ファイル)を用意する。画
像の場合、透明なレイヤーを用意する。この透明なレイ
ヤーにさまざまな指導情報(添削)を付加し、この透明
なレイヤーを解答画像と重ねることにより、受講者は紙
の答案で添削したのと同じ情報を得ることができる。音
声の場合、これと同期して記録可能な音声レイヤーを用
意する。画像についても音声レイヤーを用いることがで
きる。このことにより後述するように添削の時間経過に
合わせて音声でコメントを提供できる。
【0046】S22:指導者が解答を採点して指導情報
を付加する準備が整ったら、タイムカウンタを起動す
る。例えば、指導者が図示しないスタートボタンを押
す。これ以降、S21で用意した透明なレイヤーに画像
データを付加したり、音声のレイヤーに音声データを記
録することができる。付加される画像データ及び音声デ
ータはタイムカウンタのカウント値と関連づけて記憶さ
れるので、タイムカウンタにしたがって指導情報を再生
することにより、指導者が添削した順序で付加情報及び
音声情報が再現される。
【0047】S23:指導者が画像及び/又は音声の指
導情報を付加データ用のレイヤーに書き込む。画像の指
導情報を書き込むためにはマウスやキーボードが用いら
れ、音声の指導情報を書き込むためには図示しないマイ
クロフォンが用いられる。
【0048】具体例を用いて説明する。図7(a)は、
ある答案の画像100に重ねて透明なレイヤー101が
おかれている。また、音声のレイヤーも準備されてい
る。指導者(採点者)はポインタ102を所定の場所に
おいて採点を開始する。このポインタ102は透明なレ
イヤー101に記録される。指導者の音声「では次の答
えを見てみましょう」等は、音声レイヤーに記録され
る。
【0049】指導者はポインタを動かして答案の答えに
○あるいは×を描いて採点する。図7(b)はこの状態
を示す。透明なレイヤー101には描かれた○あるいは
×とともに、ポインタ102の動きも記録される。答案
の答えに対する指導者の音声「大変よくできました」等
は音声レイヤーに記録される。
【0050】指導者は関連する教科書・参考書の頁を参
照したり、関連情報を透明なレイヤー101にコピーし
て参照する場合、その記載が表示されている部分の一部
・全部にアンダーラインを引いたり着色したりして強調
表示させることができる。図7(c)の例では、ポイン
タを102aの位置から102bの位置まで動かしてア
ンダーライン103を引き、コメントの一部を強調して
いる。答案の答えに対する指導者の音声「この部分がポ
イントです」等は音声レイヤーに記録される。
【0051】以上の例を参照するとよく理解できるよう
に、この発明の実施の形態の指導情報付加部13によれ
ば、採点者の作業状況をビデオカメラで撮影し、そのビ
デオテープを再生している場合と同様の画像と音声を提
供することができる。この指導情報は、従来の静的な添
削と比べて順序が明確であり、しかも最適な時点でコメ
ントが聞こえるので、受講者にとって利用価値が高く、
学習効率が向上する。
【0052】以上の説明は画像の場合を例にとったが、
音声の場合も同様である。音声の場合、音声のレイヤー
が用いられる。 S24:採点が終わったらタイムカウンタを停止する。
これで透明なレイヤー、音声のレイヤーがクローズされ
る。 S25:透明なレイヤー、音声のレイヤーに記録された
指導情報を解答画像とリンクして指導情報記録部17に
記憶する。 以上のようにして作成された指導情報は受講者用コンピ
ュータ2に送られる。
【0053】次に、受講者用コンピュータ2における指
導情報の再生手順を説明する。 S30:透明なレイヤー、音声のレイヤーを含む指導情
報を開く。 S31:対応する解答画像ファイルを開く。ホストコン
ピュータ1からはリンク情報も送られてくるので、対応
する解答画像を容易に参照できる。 S32:指導情報を解答画像に重畳して表示する。要す
るに、透明なレイヤーを解答画像に重ねる。 S33:再生ボタンを押すと、タイムカウンタが起動す
る(S34)。これに伴い、透明なレイヤー及び音声の
レイヤーのデータが順番に読み出され、画像及び音声が
再生される(S34)。
【0054】例えば、図7(a)〜(c)のポインタ1
02の動きと採点の○×、アンダーライン103が順番
に表示されるとともに、音声が再生される。 S36:記録の最後のデータが読み出されるとタイムカ
ウンタが自動的に停止する。もちろん、受講者用コンピ
ュータ2を操作することにより任意の位置で停止するこ
ともできる。
【0055】以上のようにこの発明の実施の形態の方法
/装置によれば、インターネットを通じて、従来の解答
用紙を用いた添削サービスを提供できる。このサービス
は学習・試験の実情に即したものであり、受講者にとっ
て便利である。
【0056】インターネットを通じてサービスを提供で
きるので、遠隔地にいながらにして受講生の個別指導を
提供できる。しかも、動的な指導者の添削や指導者の音
声を提供できるので非常に理解しやすい。この指導情報
は保存可能であり、受講者が望む時間に何回でも再生す
ることができる。このようなサービスは、従来の解答・
質問に対して答えを伝達するというサービスに比べて非
常に高い価値を有する。本方法/装置により、遠隔地に
いながらにしてのマンツーマン指導を容易にかつ低価格
で実現することができるのである。
【0057】なお、本発明の実施の形態において、受講
者用コンピュータはもっぱら画像を送信し、音声を送信
しなくてもよい。この場合においても、ホストコンピュ
ータ側では音声により指導情報を入力することができる
のは言うまでもない。なお、上記説明において、成績順
位のデータベースの生成について述べたが、これに代え
て、点数を基準に昇順で並べ替えることによって成績順
位を求めるようにしてもよい。この場合、成績順位とい
うデータベースは不要である。このように構成すること
により、データが追加されるたびに順位のデータを入れ
かえる必要はなくなる。
【0058】指導情報付加部13の処理についてさらに
詳細に説明する。図10は、指導情報付加部13の詳細
な説明のためのホストコンピュータ1ハードウェア構成
図である。ホストコンピュータ1には、外部の音声を録
音するための音声録音部、外部の動画を録画するための
動画録画部が設けられている。本図では、被処理ファイ
ル(HTMLファイル)及び音声(動画)ファイルは外部に
あり、オブジェクト情報やプログラムはローカルにある
ものが示されている。しかし、被処理ファイル、音声
(動画)ファイル、オブジェクト情報及びプログラムの
所在は、これに限定されるものではない。被処理ファイ
ル(HTMLファイル)は解答画像データあるいは解答
音声データに対応し、オブジェクト情報は指導情報に対
応する。オブジェクトには、図7で示されるポインタ1
02、採点結果の○×、アンダーライン103が含まれ
る。
【0059】解答画像(音声)にリンクした指導情報を
付加する方式として、既存の音声ファイルや動画ファイ
ルを用いつつオブジェクト情報を入力する方式(以下、
方式Aという)及び、音声や動画を入力しつつオブジェ
クト情報を入力する方式(以下、方式Bという)の二通
りある。
【0060】内部処理につき、図11〜図15のフロー
チャートに従い説明する。まず、本システム起動後、方
式A又はBのいずれによりオブジェクト情報を入力する
のかの選択指示を出す(ステップ202)。次に、操作者
が方式Aを選択した場合、すなわち既存の音声ファイル
又は動画ファイルを使用する場合には図示しないファイ
ル選択ウィンドウを表示し、被処理HTMLファイルのパス
・ファイル名と、使用する音声ファイルまたは動画ファ
イルのパス・ファイル名の入力指示を出す(ステップ20
4)。また、操作者が方式Bを選択した場合、すなわち
同時に音声又は動画を入力することを選択した場合に
は、被処理HTMLファイルのパス・ファイル名と、これか
ら作成される音声ファイルまたは動画ファイルを保存す
るためのパス・ファイル名保存形式の入力指示を出す
(ステップ207)。
【0061】これらのファイルにつき、操作者によりパ
ス・ファイル名等が入力(選択)された後、方式Aの場
合は入力された音声ファイルまたは動画ファイルのパス
・ファイル名を音声再生部または動画再生部へ送り、音
声再生部または動画再生部は指定されたファイルを読み
込む(ステップ205)。また、方式Bの場合は、作成さ
れる音声ファイルまたは動画ファイルに関し、音声録音
部または動画録画部ヘパス・ファイル名・保存形式を送
り、音声録音部または動画録画部は.送られた情報を基
に音声ファイルまたは動画ファイル作成の準備をする
(ステップ208)。
【0062】次に、方式A及びBのいずれにおいても、
入力された被処理HTMLファイルを操作者が使用している
ブラウザで読み込み表示する(ステップ209)。そし
て、被処理HTMLファイル画像上に操作パネル及びプレピ
ューウィンドウを表示する(ステップ210)。
【0063】操作パネルを表示後、デフォルトのオブジ
ェクトの識別番号を記録部に送る(ステップ211)。ま
た、操作者がオブジェクトを変更した場合、その変更後
のオブジェクトの識別番号を記録部へ送り(ステップ22
0)、その識別番号に対応したオブジェクトを読み込む
(ステップ221)。この段階で内部での準備が完了し、
操作者の指示を待つ。
【0064】録画ボタン19が押されると、ステップ232
において、方式Aの場合、すなわち既存ファイル使用の
場合は、音声再生部は音声再生を開始し、動画再生部は
動画のプレビューウィンドウを開き動画再生を開始す
る。また方式Bの場合は、ステップ233において音声録
音部は録音を開始し、動画録画部は録画を開始する。
【0065】再生や録音(録画)と同時にポインテイン
グデバイス検出部は、マウスカーソルの位置情報の検出
を開始する(ステップ234)。以後、マウスカーソルの
位置を常に監視する。そしてマウスカーソルがHTMLファ
イル画像の表示領域外にあるとき、音声・動画の記録・再
生を一時停止する(ステップ236)。また、HTMLファイ
ル画像5の表示領域内にマウスカーソルが移動したとき
には、音声・動画の記録・再生の一時停止を解除し、記録
・再生を再開する(ステップ238)。なお、操作者により
マウスのキャンセルボタン(右ボタン)が押された場合
も、音声・動画の記録・再生を一時停止する(ステップ24
3)。そして、再度一時停止が押されたとき、一時停止
を解除し、記録・再生を再開する(ステップ245)。
【0066】そして、録画ボタン19が押された後、停止
ボタン22が押されるまでの間、一時停止状態である場合
を除き、マウスの決定ボタン(左ボタン)が押されてい
る場合には、現在選択されているオブジェクトをマウス
カーソルの位置に表示する(ステップ247)。またオブ
ジェクトの表示と共に、音声再生部又は動画再生部(方
式Aの場合)或いは音声録音部又は動画録画部(方式B
の場合)よりサンプリング周期ごとに一定間隔で現在時
刻を取得して、具体的には、再生・記録の0秒からの時間
軸上のどの位置にいるかで現在の時刻を取得して、時間
情報として記録部へ送る。同時に、現在のマウスカーソ
ルの位置情報を取得して、具体的には、被処理HTMLファ
イルの左上を基点としてX及びY座標を取得して記録部
へ送る(ステップ249)。このとき、X又はY座標の値が
負になる場合には切り捨てられ0として記録する。他
方、正の方向への制限はなくその値を記録する。マウス
の決定ボタン(左ボタン)が押され続けている限り、上
記の現在時刻及び位置情報の取得を繰り返す。
【0067】その後、操作者により停止ボタン22が押さ
れる(ステップ250)と、方式Aの場合は音声再生部又
は動画再生部は再生を停止し、方式Bの場合は音声録音
部又は動画録画部の記録を停止する(ステップ251)。
また、方式Aの場合は、音声や動画の再生が終了する
と、停止ボタン22が押されていなくとも停止処理を行な
う(ステップ241)。そして、ポインテイングデバイス
検出部は、マウスカーソルの位置情報の検出と監視を停
止する(ステップ252)。停止を解除すると操作者の命
令待ちの状態となる。
【0068】次に、再生ボタン配置ボタンが操作者によ
って押される(ステップ226)と、ボタン配置ウィンド
ウを表示し(ステップ227)、操作者により再生ボタン
の種類や位置が決定された後(ステップ228)、オブジ
ェクトの場合と同様に、再生ボタンの種類(識別番号)
と位置情報を記録部へ送る(ステップ229)。
【0069】その後、保存ボタンが押されると(ステッ
プ224)、方式Aの場合は、動画録画部が記録した動画
(同時録画の場合)または音声録音部が録音した音声
(同時録音の場合)につき、ステップ208、ステップ23
3、ステップ238及びステップ245で受け取った情報を基
にして、それぞれ動画ファイル又は音声ファイルを作成
する。またステップ212、ステップ220、ステップ229及
びステップ249において記録部に書き込まれた情報を基
にして、オブジェクト情報ファイル(例えば、JSファ
イルの形式)を作成する(ステップ255)。
【0070】オブジェクト情報ファイルには、次の情報
が書き込まれる。 (1)使用された音声ファイル又は動画ファイルのパス
及びファイル名(方式Aの場合) (2)作成された音声ファイル又は動画ファイルのパス
及びファイル名(方式Bの場合) (3)入力されたオブジェクトに関する情報
【0071】例えば、オブジェクトの識別番号、オブジ
ェクトに必要な情報(例えば、描画オブジェクトの場合
は線の太さや色、テロップの場合はテロップで表示する
テキストの内容)、時間軸と対応させた位置情報 (4)再生ボタンの識別番号及び位置情報
【0072】このように、入力されたオブジェクトの数
だけオブジェクト単位でオブジェクト情報ファイルに情
報を追加していくため、オブジェクト同士は独立してい
る。なお、ひとつの時間軸(音声ファイル又は動画ファ
イル)につき作成されるオブジェクト情報ファイル、配
置する再生ボタンはひとつである。
【0073】次に、被処理HTMLファイルに修正を加え
る。修正内容は被処理HTMLファイルと作成したオブジェ
クト情報ファイルとをリンクさせる情報(例えば、オブ
ジェクト情報ファイルのパス及びファイル名)と、オブ
ジェクト情報ファイルを読み込むためのエンジン(駆動
部分)の場所を特定する情報(例えばエンジンのパス及
びファイル名)の書き込みである(ステップ260)。な
お、この修正は、被処理HTMLファイルのソースに数行追
加するのみなので、動作入力後に被処理HTMLファイルを
修正することも可能である。但し、被処理HTMLファイル
作成ソフトによっては、本システムで追加した内容を無
効にするものもあるため、ソースレベルでの修正が望ま
しい。
【0074】なお、被処理HTMLファイルを修正しない方
式も可能である(ステップ259)。更に、時間軸として
動画を使用しているか否か判断し(ステップ256)、使
用している場合は被処理HTMLファイルを修正し、被処理
HTMLファイル画像を画面に表示させたときに、被処理HT
MLファイル画像の横の部分に、動画を閲覧できるように
配置する(ステップ257)。
【0075】なお、このステップ201からステップ257の
作業を繰り返し、ひとつの被処理HTMLファイルに対して
行うことにより複数の時間軸(音声ファイル又は動画フ
ァイル)を割当てることができるが、この場合はオブジ
ェクト情報ファイル、配置する再生ボタンも複数とな
る。
【0076】ブラウザを閉じる指示入力後、操作パネル
10を閉じ(ステップ261)、本プログラムを終了す
る。
【0077】発明の実施の形態2.発明の実施の形態1
は、タイムカウンタを用いて動的な指導情報を記録する
ものであった。これに限らず、この発明は静的な指導情
報を記録する場合にも適用できる。
【0078】図9はこの発明の実施の形態2の説明図で
ある。解答画像100に適合する透明なレイヤー101
を用意する。指導者(採点者)が透明なレイヤー101
にコメントを書き込む。解答画像100と透明なレイヤ
ー101を重ねることにより、添削済みの解答画像が得
られる。添削済みの解答画像が受講者用コンピュータ2
に送られる。あるいは、透明なレイヤー101とその解
答画像100とのリンク情報が送られて、受講者用コン
ピュータ2において解答画像100と合成されてもよ
い。
【0079】この発明の実施の形態2の処理は、発明の
実施の形態1における時間軸に関する処理を除いたもの
である。すなわち、音声ファイルや動画ファイルの使用
や作成をせず、オブジェクト情報の書き込みと被処理フ
ァイルとのリンクを行うというものである。
【0080】内部処理につき図16及び図17のフロー
チャートに従い説明する。なお、以下では、被処理HTML
ファイルに本システムのURLが書き込まれている場合の
内部処理につき説明する。
【0081】まず操作者がブラウザで被処理HTMLファイ
ル画像を画面に表示する(ステップ401)と共に、被処
理HTMLファイルに書き込まれた本システム(エンジン部
分)のURLに従い本システムを起動し、操作パネルを表
示する(ステップ402)。この際、操作パネルは、被処
理HTMLファイル画像を隠さないようにする。
【0082】操作パネル表示後、オブジェクトの識別番
号を記録部へ送り(ステップ407)、その識別番号に対
応したオブジェクトを読み込む。
【0083】そして、ポインテイングデバイス検出部
は、マウスカーソルの位置情報の検出を開始する。そし
て、描画オブジェクトが選択されている場合には、保存
ボタンが押されるまでの間、被処理HTMLファイル画像内
でマウスの左ボタンが押されている場合には、描画オブ
ジェクトの軌跡を画面に表示する(ステップ411〜ステ
ップ413)と共にマウスカーソルの位置情報を取得して
記録部へ送る(ステップ412)。マウスカーソルの位置
情報は、具体的には、被処理HTMLファイルの左上を基点
としてX及びY座標を取得し、X又はY座標の値が負になる
場合には切り捨てられ0として記録し、他方、正の方向
への制限はなくその値を記録する。そして、マウスの決
定ボタン(左ボタン)が押され続けている限り軌跡の表
示と位置情報の取得を繰り返す。またその他のオブジェ
クトが選択されている場合には、そのオブジェクトの識
別番号やそのオブジェクトに必要な情報(例えば、テロ
ップの場合は表示する文字列の内容)を記録部に送り
(ステップ407)、カーソルの位置にそのオブジェクト
を表示し、決定ボタンが押された場合(ステップ409)
には、その位置情報を記録部へ送る(ステップ410)。
【0084】次に、再生ボタン配置ボタンが操作者によ
って押されるとボタン配置ウィンドウを表示し、操作者
により再生ボタンの種類や位置が決定された後、オブジ
ェクトの場合と同様に識別番号と位置情報を記録部へ送
る(フローチャートには表示せず)。
【0085】その後、保存ボタンが押されると、ステッ
プ407、ステップ410及びステップ412において記録部に
書き込まれた情報を基にして、オブジェクト情報ファイ
ル(データファイル)を作成する(ステップ414)。オ
ブジェクト情報ファイルには、入力されたオブジェクト
に関する情報(例えば、オブジェクトの識別番号、オブ
ジェクトに必要な情報(例えば描画オブジェクトの場合
は線の太さや色、テロップの場合はテロップで表示する
テキストの内容)、位置情報〉;再生ボタンの識別番号
及び位置情報、等を書き込む。
【0086】次に、オブジェクト情報ファイルと被処理
HTMLファイルとを関連付けたデータ(具体的には、オブ
ジェクト情報ファイルと被処理HTMLファイルとのリンク
情報、これらのパス・アドレス、必要に応じて操作者を
特定する情報)を所定のデータベースに記録する。被処
理HTMLファイルには修正を加えない。なお、このデータ
ベースの場所は本システムが読み込むため、本システム
と同じコンピュータ上に存在することが好ましい。この
方式を採用することにより、操作者を特定する情報がデ
ータベースに記録されている場合には、本システムで被
処理HTMLファイルに書き込んだ内容を本人のみに表示可
能にしたり、特定の相手に書き込んだ内容を見せたり、
不特定多数の相手に見せることも可能となる。
【0087】被処理HTMLファイルを表示しているブラウ
ザを閉じることにより、操作パネルを閉じ、本プログラ
ムを終了する(ステップ416)。
【0088】発明の実施の形態3.上記発明の実施の形
態において、ホストコンピュータは指導情報を受講者用
コンピュータへ送信していた。これに対して、この発明
の実施の形態3において、受講者から送られてきたデー
タと、指導情報はすべてホストコンピュータに蓄積され
る。受講者側が指導情報を閲覧する場合、受講者がホス
トコンピュータにアクセスして指導情報を入手する。ホ
ストコンピュータはWebサーバ及びDBサーバとして
の機能を果たすので、受講者はブラウザを起動してWe
bにアクセスし、自分の指導情報閲覧をWeb上で行う。
【0089】この発明の実施の形態において、ホストコ
ンピュータはWebサーバ、DBサーバであるので、指導情
報の入力はホストコンピュータに直接入力するのではな
く、別の入力用の端末があるほうが望ましい。すなわ
ち、講師用コンピュータをLANまたはインターネットで
ホストコンピュータに接続し指導情報の入力を行う。
【0090】この発明の実施の形態3の全体システムを
図18に、全体の処理の流れを図19に、ホストコンピ
ュータと講師用コンピュータのブロック図を図20に、
それぞれ示す。
【0091】図18及び図20では、講師用コンピュー
タ5が、ホストコンピュータ1と独立して設けられてい
る。講師用コンピュータ5は、インターネットやLAN
を経由してホストコンピュータにアクセスできる。
【0092】図19では、指導情報は受講者からの要求
に応じて送信される(S8a〜S11a)。その他の処
理は発明の実施の形態1の処理と同様であるので、その
説明は省略する。
【0093】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
【0094】また、本明細書において、手段とは必ずし
も物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されもよい。
【0095】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、コンピ
ュータネットワークを利用しつつ学校の学習と同じ学習
スタイルを実現することができる。遠隔地にいながらに
して、コンピュータネットワークを経由して音声や動画
を用いたマンツーマン指導を提供できるとともに、指導
情報を保存することにより受講者が指導をいつでも利用
できる。
【0096】また、指導者は受講者の解答画像を基に、
カラー画像や音声などを用いて指導することができる
し、指導者は自分の都合のよい時間に指導情報を作成で
きる。したがって、指導者と受講者が同時にコンピュー
タを操作することは必要ではない。さらに、指導者、受
講者は過去の指導結果を任意の時点で検索して利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係るシステムの全体
図である。
【図2】 この発明の実施の形態に係る全体処理のフロ
ーチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態に係るホストコンピュ
ータのブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態に係る受講者用コンピ
ュータのブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る指導情報の作
成処理のフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る指導情報の再
生処理のフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1に係る動作の説明図
である。
【図8】 この発明の実施の形態1に係るデータベース
の説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態2の動作説明図であ
る。
【図10】 この発明の実施の形態の指導情報付加部の
ブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態1の指導情報付加処
理のフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態1の指導情報付加処
理のフローチャートである(続き)。
【図13】 この発明の実施の形態1の指導情報付加処
理のフローチャートである(続き)。
【図14】 この発明の実施の形態1の指導情報付加処
理のフローチャートである(続き)。
【図15】 この発明の実施の形態1の指導情報付加処
理のフローチャートである(続き)。
【図16】 この発明の実施の形態2の指導情報付加処
理のフローチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態2の指導情報付加処
理のフローチャートである(続き)。
【図18】 この発明の実施の形態3に係るシステムの
全体図である。
【図19】 この発明の実施の形態3に係る全体処理の
フローチャートである。
【図20】 この発明の実施の形態3に係るホストコン
ピュータのブロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 受講者用コンピュータ 3 インターネット 4 講師用コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 13/00 G10L 3/00 S 21/06 (72)発明者 内山 吉夫 愛知県名古屋市名東区姫若町3−2 中央 出版株式会社内 (72)発明者 服部 暁彦 愛知県名古屋市名東区姫若町3−2 中央 出版株式会社内 (72)発明者 加藤 法彦 愛知県名古屋市名東区姫若町3−2 中央 出版株式会社内 (72)発明者 村上 真理 愛知県名古屋市名東区姫若町3−2 中央 出版株式会社内 (72)発明者 ▲はが▼ 弘明 東京都豊島区雑司が谷三丁目11番2号 株 式会社デジタル・ナレッジ内 (72)発明者 近藤 寿子 東京都豊島区雑司が谷三丁目11番2号 株 式会社デジタル・ナレッジ内 (72)発明者 猪股 和昭 東京都豊島区雑司が谷三丁目11番2号 株 式会社デジタル・ナレッジ内 (72)発明者 土屋 忠勝 東京都豊島区雑司が谷三丁目11番2号 株 式会社デジタル・ナレッジ内 (72)発明者 阿部 裕一 東京都豊島区雑司が谷三丁目11番2号 株 式会社デジタル・ナレッジ内 Fターム(参考) 2C028 BA05 BB04 BB05 BB06 BC01 BC02 BD02 BD03 CA12 CB13 DA07 5D045 AB01 AB12 AB26 5E501 AA13 AB13 AB30 AC16 AC25 BA14 CA08 FA15 FA32

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成された解答を画像データに変換する
    ステップと、 前記画像データをホストコンピュータに送信するステッ
    プと、 前記画像データに対応する指導情報を作成するステップ
    と、 前記画像データと前記指導情報を対応付ける対応情報を
    作成するステップと、 前記指導情報を前記対応情報とともに前記ホストコンピ
    ュータに格納するステップと、 受講者用コンピュータが前記ホストコンピュータにアク
    セスして前記指導情報及び前記対応情報を受信するステ
    ップと、 前記受講者用コンピュータにおいて前記対応情報に基づ
    き前記指導情報を前記画像データと対応づけて表示する
    ステップとを備える遠隔教育方法。
  2. 【請求項2】 作成された解答を画像データに変換する
    ステップと、 前記画像データをホストコンピュータに送信するステッ
    プと、 前記画像データに対応する指導情報を作成するステップ
    と、 前記画像データと前記指導情報を対応付ける対応情報を
    作成するステップと、 前記指導情報を前記対応情報とともに受講者用コンピュ
    ータに送信するステップと、 前記受講者用コンピュータにおいて前記対応情報に基づ
    き前記指導情報を前記画像データと対応づけて表示する
    ステップとを備える遠隔教育方法。
  3. 【請求項3】 前記指導情報を作成するステップは、 前記画像データを読み出すステップと、 読み出された前記画像データに重ねられる第2画像デー
    タのための第2のファイルを用意するステップと、 前記第2のファイルに画像データによる指導情報を書き
    込むステップと、 前記指導情報の書き込み経過を時間的に連続して取得す
    るステップと、 前記指導情報の書き込み経過のデータを前記指導情報と
    して出力するステップとを備えることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の遠隔教育方法。
  4. 【請求項4】 前記受講者用コンピュータにおいて前記
    指導情報を前記画像データと対応づけて表示するステッ
    プは、 前記指導情報を読み出すステップと、 前記対応情報に基づき前記指導情報に対応付けられた前
    記画像データを読み出すステップと、 前記指導情報を前記画像データに重畳して表示するステ
    ップと、 前記指導情報の書き込み経過のデータに基づき前記指導
    情報を再生表示するステップとを備えることを特徴とす
    る請求項3記載の遠隔教育方法。
  5. 【請求項5】 前記指導情報を作成するステップは、 前記画像データを読み出すステップと、 読み出された前記画像データに対応付けられる音声デー
    タのための第3のファイルを用意するステップと、 前記第3のファイルに音声データによる指導情報を書き
    込むステップと、 前記指導情報の書き込み経過を時間的に連続して取得す
    るステップと、 前記指導情報の書き込み経過のデータを前記指導情報と
    して出力するステップとを備えることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の遠隔教育方法。
  6. 【請求項6】 前記受講者用コンピュータにおいて前記
    指導情報を前記画像データと対応づけて表示するステッ
    プは、 前記指導情報を読み出すステップと、 前記対応情報に基づき前記指導情報に対応付けられた前
    記音声データを読み出すステップと、 前記指導情報の書き込み経過のデータに基づき前記指導
    情報を再生するステップとを備えることを特徴とする請
    求項5記載の遠隔教育方法。
  7. 【請求項7】 前記指導情報を作成するステップは、 前記画像データを読み出すステップと、 読み出された前記画像データに重ねられる第2画像デー
    タのための第2のファイルを用意するステップと、 読み出された前記画像データに対応付けられる音声デー
    タのための第3のファイルを用意するステップと、 前記第2のファイルに画像データによる指導情報を書き
    込むステップと、 前記第3のファイルに音声データによる指導情報を書き
    込むステップと、 前記指導情報の書き込み経過を時間的に連続して取得す
    るステップと、 前記指導情報の書き込み経過のデータを前記指導情報と
    して出力するステップとを備えることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の遠隔教育方法。
  8. 【請求項8】 前記受講者用コンピュータにおいて前記
    指導情報を前記画像データと対応づけて表示するステッ
    プは、 前記指導情報を読み出すステップと、 前記対応情報に基づき前記指導情報に対応付けられた前
    記画像データを読み出すステップと、 前記指導情報を前記画像データに重畳して表示するステ
    ップと、 前記指導情報の書き込み経過のデータに基づき前記指導
    情報を再生表示するステップと、 前記対応情報に基づき前記指導情報に対応付けられた前
    記音声データを読み出すステップと、 前記指導情報の書き込み経過のデータに基づき前記音声
    を再生するステップとを備えることを特徴とする請求項
    7記載の遠隔教育方法。
  9. 【請求項9】 解答である音声を音声データに変換する
    ステップと、 前記音声データをホストコンピュータに送信するステッ
    プと、 前記音声データに対応する指導情報を作成するステップ
    と、 前記音声データと前記指導情報を対応付ける対応情報を
    作成するステップと、 前記指導情報を前記対応情報とともに前記ホストコンピ
    ュータに格納するステップと、 受講者用コンピュータが前記ホストコンピュータにアク
    セスして前記指導情報及び前記対応情報を受信するステ
    ップと、 前記受講者用コンピュータにおいて前記指導情報を前記
    音声データと対応づけて再生するステップとを備える遠
    隔教育方法。
  10. 【請求項10】 解答である音声を音声データに変換す
    るステップと、 前記音声データをホストコンピュータに送信するステッ
    プと、 前記音声データに対応する指導情報を作成するステップ
    と、 前記音声データと前記指導情報を対応付ける対応情報を
    作成するステップと、 前記指導情報を前記対応情報とともに受講者用コンピュ
    ータに送信するステップと、 前記受講者用コンピュータにおいて前記指導情報を前記
    音声データと対応づけて再生するステップとを備える遠
    隔教育方法。
  11. 【請求項11】 作成された前記指導情報のうち、予め
    定められた所定の順位内の優秀解答の指導情報を優秀解
    答データベースに記録するステップと、 前記受講者用コンピュータからの要求に応じて、前記優
    秀解答データベースの指導情報の一部又は全部を要求し
    た前記受講者用コンピュータに送信するステップとを備
    えることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項9、
    請求項10いずれかに記載の遠隔教育方法。
  12. 【請求項12】 問題に関連する関連情報を予め記憶す
    る関連情報データベースを用意するステップと、 前記解答に対応する問題の関連情報を前記関連情報デー
    タベースから読み出して前記受講者用コンピュータに送
    信するステップとを備えることを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項9、請求項10いずれかに記載の遠隔
    教育方法。
  13. 【請求項13】 作成された解答の画像データを記憶す
    る解答画像データ記憶部と、前記画像データに対応する
    指導情報を作成するとともに、前記画像データと前記指
    導情報を対応付ける対応情報を作成する指導情報作成部
    と、前記指導情報を前記対応情報とともに送信する送信
    部とを備える遠隔教育用ホストコンピュータ。
  14. 【請求項14】 作成された解答の音声データを記憶す
    る解答音声データ記憶部と、前記音声データに対応する
    指導情報を作成するとともに、前記音声データと前記指
    導情報を対応付ける対応情報を作成する指導情報作成部
    と、前記指導情報を前記対応情報とともに送信する送信
    部とを備える遠隔教育用ホストコンピュータ。
  15. 【請求項15】 前記指導情報作成部は、コンピュータ
    端末であり、前記遠隔教育用ホストコンピュータにLA
    N及び/又はインターネットで接続されていることを特
    徴とする請求項13又は請求項14記載の遠隔教育用ホ
    ストコンピュータ。
  16. 【請求項16】 作成された前記指導情報のうち、予め
    定められた所定の順位内の優秀解答の指導情報を記憶す
    る優秀解答データベースと、問題に関連する関連情報を
    予め記憶する関連情報データベースとを備えることを特
    徴とする請求項13又は請求項14記載の遠隔教育用ホ
    ストコンピュータ。
  17. 【請求項17】 作成された解答を画像データに変換す
    る画像取り込み装置と、 前記画像データをホストコンピュータに送信するととも
    に、ホストコンピュータから指導情報及び前記画像デー
    タと前記指導情報を対応付けるための対応情報を受信す
    る送受信部と、 前記指導情報を前記画像データに重畳するとともに、前
    記指導情報の書き込み経過のデータに基づき前記指導情
    報を再生表示する表示処理部とを備える受講者用コンピ
    ュータ。
  18. 【請求項18】 作成された解答を音声データに変換す
    る変換部と、 前記音声データをホストコンピュータに送信するととも
    に、ホストコンピュータから指導情報及び前記音声デー
    タと前記指導情報を対応付けるための対応情報を受信す
    る送受信部と、 前記指導情報を前記音声データに対応付けるとともに、
    前記指導情報の書き込み経過のデータに基づき前記指導
    情報を再生表示する表示処理部とを備える受講者用コン
    ピュータ。
  19. 【請求項19】 ユーザが作成したアナログ画像をデジ
    タル化した画像データを受信するステップと、 前記画像データの特定の位置に重畳して表示される表示
    情報を作成するステップと、 前記表示情報にかかる前記特定の位置と前記表示情報と
    を対応づける対応情報を作成するステップと、 前記表示情報と前記対応情報とをユーザに対して送信す
    るステップと、 を具備する画像情報合成方法。
  20. 【請求項20】 ユーザが作成したアナログ画像をデジ
    タル化した画像データを受信するステップと、 前記画像データの特定の位置に重畳し、かつ、特定の時
    間に表示される表示情報を作成するステップと、 前記表示情報にかかる前記特定の位置及び前記特定の時
    間、並びに、前記表示情報を対応づける対応情報を作成
    するステップと、 前記表示情報と前記対応情報とをユーザに対して送信す
    るステップと、を具備する画像情報合成方法。
  21. 【請求項21】 ユーザが作成したアナログ画像をデジ
    タル化した画像データを受信するステップと、 前記画像データが表示されている間の特定の時間に再現
    される音声情報を作成するステップと、 前記音声情報にかかる前記特定の時間と、前記音声情報
    とを対応づける対応情報を作成するステップと、 前記表示情報と前記対応情報とをユーザに対して送信す
    るステップと、を具備する画像情報合成方法。
  22. 【請求項22】 ユーザが作成したアナログ画像をデジ
    タル化した画像データを受信するステップと、 前記画像データの特定の位置に重畳して表示される表示
    情報を作成するステップと、 前記画像データが表示されている間の第一の時間に再現
    される音声情報を作成するステップと、 前記表示情報にかかる前記特定の位置と前記表示情報を
    対応づける第一の対応情報を作成するステップと、 前記音声情報にかかる前記第一の時間と前記音声情報と
    を対応づける第二の対応情報を作成するステップと、 前記表示情報と前記第一の対応情報と前記第二の対応情
    報をユーザに対して送信するステップと、 を具備する画像情報合成方法。
  23. 【請求項23】 ユーザが作成したアナログ画像をデジ
    タル化した画像データを受信するステップと、 前記画像データの特定の位置に重畳し、かつ、第一の時
    間に表示される表示情報を作成するステップと、 前記画像データが表示されている間の第二の時間に再現
    される音声情報を作成するステップと、 前記表示情報にかかる前記特定の位置及び前記第一の時
    間、並びに、前記表示情報を対応づける第一の対応情報
    を作成するステップと、 前記音声情報にかかる前記第二の時間と、前記音声情報
    とを対応づける第二の対応情報を作成するステップと、 前記表示情報と前記第一の対応情報と前記第二の対応情
    報をユーザに対して送信するステップと、を具備する画
    像情報合成方法。
  24. 【請求項24】 前記画像データをユーザに対して送信
    するステップを含む、請求項16乃至請求項20の画像
    情報合成方法。
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