JP2002131398A - 電圧発生器 - Google Patents

電圧発生器

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JP2002131398A
JP2002131398A JP2000326952A JP2000326952A JP2002131398A JP 2002131398 A JP2002131398 A JP 2002131398A JP 2000326952 A JP2000326952 A JP 2000326952A JP 2000326952 A JP2000326952 A JP 2000326952A JP 2002131398 A JP2002131398 A JP 2002131398A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速高精度に電圧を発生できる電圧発生器を
実現することを目的にする。 【解決手段】 本発明は電圧を発生する電圧発生器に改
良を加えたものである。本装置は、電圧を発生する第1
の電圧発生部と、電圧を発生する第2の電圧発生部と、
この第2の電圧発生部の電圧を減衰する減衰器と、第1
の電圧発生部の出力と減衰器の出力とを加算し、出力す
る加算器とを有することを特徴とする装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ICテス
タに用いられる電圧発生器に関し、高速高精度の電圧を
発生できる電圧発生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶駆動ドライバは、複数ピンから多階
調電圧を出力し、液晶ディスプレイを駆動している。こ
のような液晶駆動ドライバを試験するICテスタは、例
えば、特開平58−90184号公報、特開平10−2
937号公報等に記載されている。このような装置を図
2に示し説明する。
【0003】図において、被試験対象(以下DUTと略
す)1は、複数ピンから多階調電圧を出力する。高精度
D/Aコンバータ2は、低速で高精度の電圧を出力す
る。比較器3は、DUT1の出力と高精度D/Aコンバ
ータ2からの出力とを比較する。判定部4は、比較器3
の比較結果を入力し、DUT1の良否の判定を行う。
【0004】このような装置の動作を以下に説明する。
まず、DUT1のピンごとの出力電圧試験について説明
する。
【0005】DUT1は、各ピンから、図3に示すよう
な多段階の電圧、多階調電圧を出力する。同時に、高精
度D/Aコンバータ2は、多段階の期待値電圧を出力す
る。そして、比較器3は、DUT1の階調電圧と高精度
D/Aコンバータ2の期待値電圧を比較し、比較結果を
出力する。この比較結果を判定部4は入力し、DUT1
の良否の判定を行う。
【0006】次に、DUT1のピン間ばらつきの試験に
ついて説明する。ピン間ばらつきの試験は、液晶駆動ド
ライバの場合、ばらつきが許容範囲を越えると、表示む
らなどが生じるために行われている。
【0007】DUT1は、各ピンから、図4の破線に示
すような多段階の電圧、多階調電圧を出力する。同時
に、高精度D/Aコンバータ2は、DUT1の期待値電
圧に山型に変化する電圧を乗せたのと等価な電圧を出力
する。そして、比較器3は、DUT1の階調電圧と高精
度D/Aコンバータ2の電圧とを比較し、比較結果を出
力する。この比較結果を判定部4は入力し、ばらつき範
囲を求め、DUT1の良否の判定を行う。
【0008】さらに、ピン間ばらつきの範囲の求め方に
ついて、図5を用いて説明する。図5は図4の部分拡大
図である。V1は、DUT1の出力各階調電圧のピン間
ばらつきにおける下限値より低い電圧で、V2はDUT
1の出力各階調電圧のピン間ばらつきにおける上限値よ
り高い電圧である。
【0009】高精度D/Aコンバータ2の出力電圧がV
1の初期状態では、比較器3の全出力はH(DUT1の
出力電圧よりも高い)になっている。このような初期状
態から、高精度D/Aコンバータ2の出力電圧をV1か
らV2に向かって徐々に上げていくと、比較器3の出力
がDUT1の各ピンの出力電圧のばらつきに応じて逐次
HからLに変わってゆく。そして、全ピンがLに変わっ
た時点でのD/Aコンバータ2の出力電圧からDUT出
力ピン間ばらつきの最大値VAを求める。
【0010】次に、高精度D/Aコンバータ2の初期電
圧をV2とする。このとき、比較器3の全出力はLにな
っている。このような初期状態から、高精度D/Aコン
バータ2の出力電圧をV2からV1に向かって徐々に下
げていくと、比較器3の出力がDUT1の各ピンの出力
電圧のばらつきに応じて逐次LからHに変わってゆく。
そして、全ピンがHに変わった時点でのD/Aコンバー
タ2の出力電圧からDUT出力ピン間ばらつきの最小値
VAを求める。
【0011】このようにして、各階調の電圧VA,VB
を求め、各階調のばらつき(VA−VB)を求め、許容
範囲内かにより、DUT1の良否の判定を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】DUT1のピンごとの
電圧試験では、DUT1の階段状に変化するセトリング
タイムもあり、高精度D/Aコンバータ2の変化速度は
あまり問題にならない。しかし、DUT1のピン間ばら
つきを試験するために、高精度D/Aコンバータ2の微
小変化させるため、精度が高くなればなるほど、速度が
遅くなり、試験時間がかかってしまうという問題点があ
った。
【0013】そこで、本発明の目的は、高速高精度に電
圧を発生できる電圧発生器を実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、電圧を発生す
る電圧発生器において、電圧を発生する第1の電圧発生
部と、電圧を発生する第2の電圧発生部と、この第2の
電圧発生部の電圧を減衰する減衰器と、前記第1の電圧
発生部の出力と前記減衰器の出力とを加算し、出力する
加算器とを有することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。図1は本発明の一実施例を示した構成
図である。ここで、図2と同一のものは同一符号を付し
説明を省略する。
【0016】図において、高精度D/Aコンバータ5
は、低速で高精度の電圧を出力する。低精度D/Aコン
バータ6は、高精度D/Aコンバータ5より高速で低精
度の電圧を出力する。減衰器7は、低精度D/Aコンバ
ータ6の電圧を、1/N(N:整数)、高精度D/Aコ
ンバータ5より高精度の出力となるように減衰する。加
算器8は、高精度D/Aコンバータ6の出力と減衰器7
の出力とを加算し、比較器3に出力する。
【0017】このような装置の動作を以下で説明する。
まず、DUT1のピンごとの出力電圧試験について説明
する。
【0018】DUT1は、各ピンから、図3に示すよう
な多段階の電圧、多階調電圧を出力する。同時に、高精
度D/Aコンバータ5は、多段階の期待値電圧を出力
し、低精度D/Aコンバータ6は、出力を行わない。こ
の結果、加算器8は、高精度D/Aコンバータ5の出力
と減衰器7の出力とを加算し、高精度D/Aコンバータ
5の出力だけを出力する。比較器3は、DUT1の階調
電圧と加算器8の期待値電圧とを比較し、比較結果を出
力する。この比較結果を判定部4は入力し、DUT1の
良否の判定を行う。
【0019】次に、DUT1のピン間ばらつきの試験に
ついて説明する。DUT1は、各ピンから、図4の破線
に示すような多段階の電圧、多階調電圧を出力する。同
時に、高精度D/Aコンバータ5は、DUT1の期待値
電圧を出力し、低精度D/Aコンバータ6が山型波形を
出力し、この山型波形を減衰器7により減衰し、図5に
示すようにV1〜V2間を微小変化する山型波形にす
る。そして、加算器8により、高精度D/Aコンバータ
5の出力と減衰器7の出力とにより、DUT1の期待値
電圧に山型に変化する電圧を乗せたのと等価な電圧を出
力する。比較器3は、DUT1の階調電圧と加算器8の
出力電圧とを比較し、比較結果を出力する。この比較結
果を判定部4は入力し、ばらつき範囲を求め、DUT1
の良否の判定を行う。ピン間ばらつきの範囲の求め方は
従来と同じなので説明を省略する。
【0020】このように、減衰器7により、低精度D/
Aコンバータ6の出力を減衰しているので、高精度D/
Aコンバータ5の出力より、高精度を得ることができ
る。すなわち、低精度D/Aコンバータ6のノイズ、温
度ドリフト、リニアリティ等の精度が減衰器7の減衰に
より改善される。
【0021】また、広範囲は高精度D/Aコンバータ5
で変化させ、狭範囲は低精度D/Aコンバータ6の出力
を変化させ、減衰器7で減衰させ、加算器8により加算
を行うので、高速で、高精度の電圧を得ることができ
る。
【0022】そして、このような電圧発生器を液晶駆動
ドライバの試験に用いたので、試験時間を短縮できる。
特にピン間ばらつきの試験時に効果がある。
【0023】なお、本発明はこれに限定されるものでは
なく、以下のような構成でもよい。比較器3にDUT1
の出力と加算器8の出力とを比較する構成を示したが、
DUT1の出力から加算器8の出力を減算器により減算
し、減算器の出力を比較器3に入力し、所望の電圧と比
較する構成にしてもよい。すなわち、ICテスタの構成
に限定されるものではない。
【0024】また、電圧発生部として、D/Aコンバー
タ5,6で構成した例を示したが、信号発生源であれ
ば、同様の効果を得ることができる。
【0025】そして、高精度D/Aコンバータ5、低精
度D/Aコンバータ6の精度が異なる構成を示したが、
同一の精度でもよい。同一精度でも、1つのD/Aコン
バータにより、高精度を得るより、高速に電圧を出力す
ることができる。
【0026】さらに、D/Aコンバータ5,6の2つの
組み合わせ例を示したが、3以上のD/Aコンバータを
用いる構成でもよい。例えば、新たに、D/Aコンバー
タとこのD/Aコンバータの出力を減衰する減衰器とを
設け、この減衰器の出力も加算器8に加算する構成にし
てもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。請求項1,2によれば、減衰器により、第2の電圧
発生部の出力を減衰しているので、第1の電圧発生部の
出力より、高精度を得ることができる。
【0028】また、広範囲は第1の電圧発生部2で変化
させ、狭範囲は第2の電圧発生部の出力を変化させ、減
衰器で減衰させ、加算器により加算を行うので、高速
で、高精度の電圧を得ることができる。
【0029】請求項4によれば、多段階の電圧を出力す
る被試験対象の試験に用いたので、試験時間を短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】従来の電圧発生器を用いたICテスタの構成を
示した図である。
【図3】DUT1から出力される多階調電圧波形例図で
ある。
【図4】ピン間ばらつきの動作を説明する図である。
【図5】図4の部分拡大波形図である。
【符号の説明】
5 高精度電圧発生部 6 低精度電圧発生部 7 減衰器 8 加算器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧を発生する電圧発生器において、 電圧を発生する第1の電圧発生部と、 電圧を発生する第2の電圧発生部と、 この第2の電圧発生部の電圧を減衰する減衰器と、 前記第1の電圧発生部の出力と前記減衰器の出力とを加
    算し、出力する加算器とを有することを特徴とする電圧
    発生器。
  2. 【請求項2】 第1、第2の電圧発生部はD/Aコンバ
    ータを用いたことを特徴とする請求項1記載の電圧発生
    器。
  3. 【請求項3】 第1の電圧発生部を第2の電圧発生部よ
    り、高精度にしたことを特徴とする請求項1または2記
    載の電圧発生器。
  4. 【請求項4】 多段階の電圧を出力する被試験対象の試
    験に用いたことを特徴とする請求項1〜3記載の電圧発
    生器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005351632A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Yokogawa Electric Corp Icテスタ
JP2007147469A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Yokogawa Electric Corp Icテスタ

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