JP2002131234A - 高所点検装置 - Google Patents

高所点検装置

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JP2002131234A
JP2002131234A JP2000319058A JP2000319058A JP2002131234A JP 2002131234 A JP2002131234 A JP 2002131234A JP 2000319058 A JP2000319058 A JP 2000319058A JP 2000319058 A JP2000319058 A JP 2000319058A JP 2002131234 A JP2002131234 A JP 2002131234A
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JP
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camera
arm
monitor
telescopic pole
ground
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JP2000319058A
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Satoshi Nakamura
中村  聡
Yuichi Sakano
雄一 坂野
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NAGOYA DORO ENGINEER KK
Original Assignee
NAGOYA DORO ENGINEER KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】地上において橋梁の支承部の状況を目視確認
し、必要に応じて記録も行うことができる高所点検装置
を提供する。 【解決手段】 脚2を介して地上に立設できる伸縮ポー
ル1と、その上端に着脱自在に取付けられて水平方向に
張り出されるアーム3と、電子式のカメラ4と照明装置
5とが組み込まれてアーム3の先端に着脱自在に取付け
られているカメラボックス6と、前記カメラ4に接続さ
れるモニター8とよりなり、カメラ角度を調整しながら
前記モニター8に撮影映像を表示させて地上から高所の
点検を行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋梁の支承付近等
の高所の点検を地上から行う高所点検装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】道路、鉄道等の橋梁は、図4に示すよう
に、橋桁Bが橋脚Cの上に設けられた支承部Aで結合保
持されている。このような橋脚の支承部は、車両等の通
過により加わる荷重による疲労や腐食によって損傷する
ので、定期的に点検、保守をする必要がある。従来、こ
の点検作業は地上から検査梯子をかけて検査員が上がり
目視で行っていた。ところが、一つの橋脚には多数の支
承部があるので、それぞれの支承部を検査する都度、検
査梯子をかけ直さなければならず、しかも、通常支承部
は地上4乃至5メートルの高さに設置されているので、
検査員はその都度上り降りする必要があり、危険を伴う
過酷な作業となるばかりか、点検作業の効率が悪いとい
う問題があった。さらに、検査梯子上での検査員の姿勢
には制約があり、死角となる部分が生ずることが避けら
れないという問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した問題
点を解決し、地上において橋梁の支承部の状況を目視確
認し、必要に応じて記録も行うことができる高所点検装
置を提供するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、脚を介し
て地上に立設できる伸縮ポールと、その上端に着脱自在
に取付けられて水平方向に張り出されるアームと、電子
式のカメラと照明装置が組み込まれてアームの先端に着
脱自在に取付けられる仰角調整可能なカメラボックス
と、前記カメラに接続されるモニターとよりなり、この
モニターによりカメラの撮影映像を表示することを特徴
とする高所点検装置によって解決することができる。ま
た、この発明は、モニターを伸縮ポールの中間部に保持
部材を介して設置されるようにしたり、伸縮ポールに対
してアームの長さを調整自在としたり、脚を三脚状に折
畳可能なものとしたりすることによって一層効果的なも
のとなる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施形態
について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に
おいて、1は伸縮管式の伸縮ポールであって、順次下端
の外筒から内筒を引き出し、固定することにより伸長で
きるものである。2は伸縮ポール1の下端に設けた脚で
あって、三脚状の折畳可能なものとしてある。3は伸縮
ポール1の上端に着脱自在に取付けられて水平方向に張
り出されるアームであって、該アーム3の先端には電子
式のカメラ4と照明装置5とが組み込まれているカメラ
ボックス6を着脱自在に取り付けてあり、このカメラボ
ックス6は地上での操作でカメラ4が360°回転可能
で、且つ、180°仰角が調整可能とされていて、カメ
ラ角度を自在に調整できるようにしてある。
【0006】また、アーム3にはアーム3を伸縮ポール
1に対して取り付けるための取付穴7が長手方向に複数
設けてあり、取付穴7の選択によりカメラボックス6の
伸縮ポール1からの張り出し長さを変えることができる
ように構成されている。8はカメラ4で撮影した映像を
表示するモニターであって、この実施の形態では、ビデ
オカセットレコーダ一体型の物として記録可能とされて
おり、伸縮ポール1の中間の作業者が見やすい高さに組
み付けるようにした支持部材9に載置される。なお、図
において10はカメラ4、照明装置5、モニター8に電
力を供給する充電池、11はカメラ4、照明装置5への
ケーブルを中継する中継箱で、これらはアーム3の基部
に取り付けられるものとしてあり、12は機器間を接続
するケーブル、13は移動時にカメラボックス6、モニ
ター8、充電池10、ケーブル12等の電子機器類を収
納する搬送用ケースである。
【0007】次に、前記した部材により高所点検を行な
うときには、前記した各部材を分解された嵩張ることの
ない状態のまま現場に持込み、図2に示すように、三脚
状の脚2を開いてこの脚2を介して地上に立設された伸
縮ポール1の上端にアーム3が所要長さだけ水平に張り
出されてその先端に電子式のカメラ4と照明装置5を組
み込んだカメラボックス6が取付けられた状態に組み立
てるとともに、伸縮ポール1の中間の支持部材9にモニ
ター8を載置してこれを前記したカメラ4に接続させ、
この状態で点検しようとする支承部Aの下方近傍に設置
する。そして、アーム3やカメラボックス6が支承部A
の高さに到るまで伸縮ポール1を上端から順次繰り出し
て伸ばし、伸縮ポール1の適当な段で回転させてアーム
3を回転させてカメラボックス6を支承部に臨ませれ
ば、これによりカメラ4によって検査しようとする支承
部Aが撮影されてモニター8により表示される。
【0008】この時、脚2を移動させるか伸縮ポール1
を回転させることにより撮影部位の調整が可能であるか
ら、検査したい部位を漏れなく点検できるものとなる。
なお、カメラ4の種類は問わないが、必要に応じてズー
ム機能を付加したものとしておけば、そのズーム機能に
より一部分を拡大してモニター8に表示することも可能
となり、検査したい部位をより詳細に点検できるものと
なる。また、カメラボックス6は小型であり、アーム3
の先端に取り付けられていることから、撮影箇所の自由
度が高いので死角となる部分が少なく、支承部Aの側面
や背面の状態も充分に点検することが可能である。な
お、必要に応じてビデオカセットレコーダその他の記録
機器によりその画像を記録することもできる。
【0009】さらに、点検の現場に向かうときや一つの
橋梁の点検を終えて帰還するとき、或いは一つの橋梁の
点検を終えて次の橋梁の点検に向かうときには、図3に
示すように、伸縮ポール1とアーム3、カメラボックス
6を分離し、カメラボックス6、モニター8、充電池1
0、 ケーブル12等の電子機器類は搬送用ケース13
に収容する。このように解体することにより小形となっ
て移動が容易となる。さらに、カメラボックス6、モニ
ター8、充電池10 、ケーブル12等の電子機器類を
搬送用ケース13に収容できるようにすることによっ
て、これらの精密機器の移動を安全に行うことができる
し、このような搬送用ケース13を用いる場合には、こ
の搬送用ケース13をモニター8の支持台として使用し
たり、点検時に充電池10を載せる台として使用するこ
とができる。
【0010】前記本発明の実施の形態において、伸縮ポ
ール1、アーム3が保持するものはカメラ4と照明装置
5が組み込まれたカメラボックス6で小形、軽量である
ため、伸縮ポール1やアーム3も軽量なものでよく、こ
のことも点検作業時ならびに移 動時の機器の取り扱い
を容易にし、作業効率を向上させることに寄与するもの
である。なお、前記実施の形態では、搬送用ケース13
を除く総重量は約5.8kgと極めて軽量であった。ま
た、アーム4の伸縮、回転やカメラボックス6の仰角の
調整を電動により行うようにしておけば、脚2を固定し
た状態でモニター画面を見ながら遠隔操作により撮影部
位の調整しながら点検可能であり、点検作業の一層の効
率向上が実現できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明した本発明の実施の形態によれ
ば、地上において支承部の状況を目視確認し、必要に応
じて記録も行うことができるので、点検作業の効率が著
しく改善されるものであり、さらに、組立式で移動も容
易であるという利点がある。従って、本発明は従来の問
題点を解決した高所点検装置として業界の発展に寄与す
るところ極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す外観図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の装置で点検を行う状況を
示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の装置を移動する場合の形
態を示す図である。
【図4】橋梁の構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 伸縮ポール 2 脚 3 アーム 4 カメラ 5 照明装置 6 カメラボックス 7 取付穴 8 モニター 9 支持部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚(2) を介して地上に立設できる伸縮ポ
    ール(1) と、その上端に着脱自在に取付けられて水平方
    向に張り出されるアーム(3) と、電子式のカメラ(4) と
    照明装置(5) とが組み込まれてアーム(3) の先端に着脱
    自在に取付けられているカメラボックス(6) と、前記カ
    メラ(4) に接続されるモニター(8) とよりなり、カメラ
    角度を調整しながら前記モニター(8) に撮影映像を表示
    させて地上から高所の点検を行えるようにしたことを特
    徴とする高所点検装置。
  2. 【請求項2】 モニター(8) が、伸縮ポール(1) の中間
    部に保持部材(9) を介して設置されるようにしてある請
    求項1に記載の高所点検装置。
  3. 【請求項3】 伸縮ポール(1) に対してアーム(2) の長
    さを調整自在としてある請求項1または2に記載の高所
    点検装置。
  4. 【請求項4】 脚(2) が三脚状に折畳可能なものである
    請求項1〜3のいずれかに記載の高所点検装置。
JP2000319058A 2000-10-19 2000-10-19 高所点検装置 Withdrawn JP2002131234A (ja)

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