JP2002130851A - 超電導電力システムの冷却装置 - Google Patents

超電導電力システムの冷却装置

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JP2002130851A
JP2002130851A JP2000317864A JP2000317864A JP2002130851A JP 2002130851 A JP2002130851 A JP 2002130851A JP 2000317864 A JP2000317864 A JP 2000317864A JP 2000317864 A JP2000317864 A JP 2000317864A JP 2002130851 A JP2002130851 A JP 2002130851A
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cold
power system
lng
cooling
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JP2000317864A
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Tadashi Mochida
正 持田
Toyoichi Tamura
豊一 田村
Genichi Ikeda
元一 池田
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LNG冷熱を利用した超電導電力システムの
冷却装置において、コンパクトで高効率、かつ信頼性の
高いシステムを提供する。 【解決手段】 超電導コイル13と冷却媒体17とを収
容した保冷容器11と、LNG冷熱を蓄積する蓄冷槽2
と、保冷容器11から蒸発した冷却媒体を液化する冷凍
機3とから構成される超電導電力システムの冷却装置に
おいて、蓄冷槽2が、LNGを流す低温管21と、冷熱
伝達媒体を流す高温管22と、前記低温管と高温管に接
触するLNG冷熱を蓄積する蓄冷媒体23とを有し、冷
凍機3は、保冷容器11から取り出した蒸発した冷却媒
体を圧縮する圧縮機31と、圧縮された冷却媒体と冷熱
伝達媒体との間で熱交換する熱交換器32,34と、熱
交換した冷却媒体を減圧して液化する減圧弁33とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導技術を利用
した超電導電力システムの冷却装置に関する。さらに詳
しくは、本発明は、超電導技術を利用した超電導電力シ
ステムを冷却するLNG冷熱を利用した冷却装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】雑誌“OHM”1999年6月号の「特
集・超電導技術の電力システムへの最新応用動向」に示
されるように、超電導技術を利用した電力システムとし
て、様々な提案がなされている。
【0003】超電導コイルに直流電流を流すことにより
発生する界磁に磁気エネルギーとして電力を貯蔵する超
電導エネルギー貯蔵装置(SMES:Supercon
ducting Magnetic Energy S
torage)は、貯蔵効率が高く、電気の貯蔵・放出
が高速に行えるなどの特徴を有しており、昼夜間の電力
需要格差を平準化する電力貯蔵装置としてだけでなく、
電力系統の安定化、変動する負荷や瞬時電圧低下発生時
の電圧維持や負荷への電力供給など幅広い利用が可能で
あり、開発が進められている。
【0004】高温超電導体を利用した超電導磁気軸受け
により浮上・非接触で回転させる方式を用いたフライホ
イールにより電力を回転エネルギーで貯蔵するシステム
が提案されている。
【0005】界磁巻線に超電導体を使用した超電導発電
機は、励磁損失の低減、電流密度の飛躍的向上、同期リ
アクタンスの大幅な低減などのメリットから、その実用
化が期待されている。
【0006】巻線を超電導化することにより交流損失の
低減を図ることができる超電導変圧器は、液体窒素領域
でも使用できる酸化物超電導線材の長尺化が可能となっ
たことから、効率向上、冷却設備の簡素化、不燃化など
の観点から評価されている。
【0007】高温超電導ケーブルシステムは、高温超電
導線材の電流密度が高いことから、冷却のペナルティを
払っても、同一容量の原用ケーブルや液体ヘリウム冷却
の金属系超電導ケーブルよりコンパクトなケーブルを実
現できる可能性があるとして、開発が進められている。
【0008】超電導現象を利用した限流器は、通常時の
通電損失を極小とすることができるので、複数の電力系
統間でほとんど損失なく電力の融通を可能とし、電力供
給の効率と信頼性を向上させることができる技術であ
る。
【0009】これらの超電導電力システムは、超電導現
象を利用するものであり、十分な機能を発現する温度
(作動温度)に冷却して初めて作用する。そのため、シ
ステムを冷却するための方策が必要である。また、外部
から熱侵入があることから、一度冷却しただけでは済ま
ず、常に冷却して作動温度に保つ必要がある。冷却方法
としては、液体ヘリウムや液体窒素などの冷媒に超電導
電力システムを直接浸漬したり、GM冷凍機やパルスチュ
ーブ冷凍機など各種の冷凍機を使用して蒸発した冷媒を
再液化するか、あるいは超電導電力システムを直接冷却
する方法などがある。
【0010】この冷却方法の簡易化・高信頼化は、超電
導電力システムを実用化するための一つの課題となって
いる。すなわち、上記いずれの冷却方法においても、熱
侵入による温度上昇を防ぐための冷凍設備および動力を
必要とする。この設備はそのための場所を必要とするだ
けでなく、そのためのメンテナンスをも必要とする。ま
た、作動温度に冷却するために実際の侵入熱量の10〜
1000倍もの動力を要し、エネルギー的な効率を著し
く悪化させている。
【0011】この冷却手段をできるだけ簡便にするた
め、いくつかの方法が提案されている。まず、1つの提
案として、図4に示すように、温度が約111KのLN
Gにより超電導電力機器を直接冷却する方法が提案され
ている(「4年度超電導技術応用分野のフィージビリテ
ィー調査に関する報告書第4分冊」財団法人国際超電導
研究センター)。
【0012】しかしながら、現状の技術レベルでは、L
NG冷熱で良好な超電導性を示す材料はなく、システム
を現実に組むのは困難である。
【0013】一方、図5に模式的に示す冷却システム
は、超電導電力機器を冷媒に浸漬し、この冷媒をLNG
を冷熱源とする熱交換器に循環させて冷熱を受けて冷却
する冷却システムであり、このように構成することによ
り冷却にかかる設備および動力を節減しようというもの
である。
【0014】すなわち、特開昭64−84616号公報
には、図6に示すように、超電導電力貯蔵装置91と、
熱交換器92と、圧縮機93と、冷却媒体流路94と、
LNG貯蔵容器95と、天然ガス利用装置96と、LN
G流路97とからなる超電導エネルギー貯蔵システムが
示されている。
【0015】この超電導エネルギー貯蔵システムは、超
電導電力貯蔵装置91の保冷容器912に収容された超
電導コイル913の発熱などにより発生する冷却用の不
活性ガスを圧縮機93で圧縮して熱交換器92に導き、
そこでLNG冷熱により冷却液化し、保存容器918に
戻して装置を冷却している。
【0016】超電導電力システムは、超電導状態保持の
ために常に臨界温度以下の低温にすることが必要であ
る。上記のLNGと熱交換を行う系を組んだ場合は、冷
却媒体(液化した冷却用の不活性ガス)の保存容器を持
つため、超電導電力装置本体が複雑な構成になり、信頼
性・メンテナンス性・サイズなどの面で問題がある。ま
た、低温の冷却媒体そのもので蓄冷するため、高度の断
熱を要するとともに、熱侵入を受けた場合には、再液化
のために多くのエネルギーを要する。さらに、そもそも
冷凍機の運転時には、LNGを常に流通させることが必
要となる。ところがLNGを気化させて得た天然ガスの
需要は、昼間の需要はきわめて大きく夜間の需要は低く
なり1日のうちで大きく変動する。そのために熱交換に
利用できるLNG冷熱発生量も図3に実線Gで例示する
ように、1日のうちで大きく変化する(日間変動)。
【0017】このような発生量が大きく変動するLNG
冷熱を使用して超電導状態を維持するには、超電導電力
システムの規模は、1日を通して利用できる冷熱量すな
わち冷熱最低供給量(ベースロード)―Qbに合わさざ
るを得なく、規模や運用面で様々な制限を受ける。例え
ば、ベースロード以上の負荷で運転しようとする場合、
時間帯によっては、LNG冷熱での熱交換ができなくな
る。また、ピーク時のLNG冷熱は利用されない。さら
に、ベースロードとしての冷熱の利用に余裕がない場合
は、そもそも上記システムを構成できない。
【0018】他方、LNG冷熱の利用は、LNG冷熱発
電、空気液化分離、ボイルオフガス(BOG)処理等に
用いられてきた。図7に、LNG冷熱を利用した空気液
化分離システムを示す。この空気液化分離システムは、
圧縮機で圧縮した空気をLNG冷熱で冷却して液化し、
液化温度の差を利用して液体酸素と液体窒素を液化分離
するシステムである。このような冷却システムを超電導
電力システムに適用しても、利用できるLNG量の変動
による揺動に対して運転能力が左右され、不安定で脆弱
なシステムとなってしまう。
【0019】さらに、図8を用いて、LNG冷熱と蓄冷
槽を利用したBOG再液化システムの構成の概略を説明
する。このBOG再液化システムは、LNGタンク内で
蒸発したBOGを圧縮機で圧縮した後に熱交換器でLN
Gにより冷却し、混合器でLNGタンクからのLNGと
混合し、単相のLNGを蓄冷槽を通して外部に供給する
システムである。このBOG再液化システムは、LNG
需要が大きな昼間時には、混合器で得られるLNGは単
相となり蓄冷槽に冷熱を蓄積し、LNG需要が小さな夜
間時には、混合器で得られるLNGはLNGとNGの2
相混相となるので蓄冷槽で冷却して液化してLNG単相
とするシステムである。超電導電力システムの冷媒の再
液化法として、このような技術を適用することが考えら
れる。しかしながら、液体窒素など超電導電力システム
に利用できる冷媒の沸点は77.3Kと低く、LNG冷
熱温度では気化した冷媒を再液化することができず本質
的に利用することはできない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、LNG冷熱
を利用した超電導電力システムにおいて、コンパクトで
高効率、かつ信頼性の高いシステムを提供することを目
的とする。さらに、本発明は、超電導電力システムを冷
却する冷凍機、LNG冷熱、蓄冷槽を組み合わせること
により、超電導電力システムの冷却を、コンパクト、か
つ、高効率に行うシステムを提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、超電導電力システムと冷却媒体とを収容
した保冷容器と、LNG冷熱を蓄積する蓄冷槽と、保冷
容器から蒸発した冷却媒体を冷凍して液化する冷凍機と
から構成される超電導電力システムの冷却装置におい
て、前記蓄冷槽を、LNGを流す低温管と、冷熱伝達媒
体を流す高温管と、前記低温管と高温管に接触するLN
G冷熱を蓄積する蓄冷媒体とを有して構成し、前記冷凍
機を、前記保冷容器から取り出した蒸発した冷却媒体を
圧縮する圧縮機と、圧縮された冷却媒体と前記冷熱伝達
媒体との間で熱交換する熱交換器と、熱交換した冷却媒
体を減圧して液化する減圧弁とを有して構成した。
【0022】本発明は、上記超電導電力システムを、超
電導コイルに直流電流を流すことにより発生する界磁に
磁気エネルギーとして電力を貯蔵する超電導エネルギー
貯蔵装置(SMES)、または、高温超電導体を利用し
た超電導磁気軸受けにより浮上・非接触で回転させる方
式を用いた超電導フライホイールにより電力を回転エネ
ルギーで貯蔵する超電導フライホイール電力貯蔵システ
ムからなる超電導電力貯蔵システムとした。
【0023】本発明は、上記超電導電力システムを、界
磁巻線に超電導体を使用した超電導発電機、または、巻
線を超電導体で構成した超電導変圧器、もしくは、高温
超電導体を用いた超電導電力ケーブル、または、超電導
現象を利用した超電導限流器とした。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明にかかる超電導電力システ
ムの構成を、超電導エネルギー貯蔵装置(SMES)を
対象としたシステム概念図である図1を用いて説明す
る。
【0025】この超電導エネルギー貯蔵システムは、超
電導電力貯蔵装置1と、蓄冷槽2と、冷凍機3と、冷却
媒体流路4と、冷熱伝達媒体流路5と、LNG貯蔵容器
6と、天然ガス利用装置7と、LNG流路8とを有して
構成される。
【0026】超電導電力貯蔵装置1は、保冷容器11の
内部空間111に、超電導コイル13と、冷却媒体17
を収容して構成される。保冷容器11には、内部空間1
11内に発生した蒸発した冷却媒体を収集して外部に取
り出す気体収集へッド14、と、冷凍機3で液化された
冷却媒体を保冷容器11内に送りこむ冷却媒体供給ヘッ
ド15と、超電導コイル13に接続される電線を通過さ
せる端子16が、気密に取り付けられている。
【0027】冷却媒体17として、ヘリウム(He:液
化温度4.2K)、水素(H:液化温度20.35
K)、ネオン(Ne:液化温度27.05K)、窒素(N
:液化温度77.3K)、アルゴン(Ar:液化温度
87.25K)、酸素(O:液化温度90.1K)など
を用いることができる。
【0028】蓄冷槽2には、LNGの蒸発部として働く
低温管21と、冷熱伝達媒体の熱をLNGに与え冷熱伝
達媒体を冷却する冷熱伝達媒体冷却部として働く高温管
22と、低温管21から供給されるLNG冷熱量が冷熱
伝達媒体を冷却するのに要する冷熱量を上回ったときに
余剰のLNG冷熱を蓄積するとともに低温管21から供
給されるLNG冷熱量が冷熱伝達媒体を冷却するのに要
する冷熱量を下回ったときに蓄積したLNG冷熱を高温
管22に供給する蓄冷媒体23が設けられている。
【0029】蓄冷槽2の構造の概要を図2を用いて説明
する。図2(a)は、蓄冷槽2の構成を説明する部分斜
視図であり、図2(b)は、高温管21の構造を説明す
る断面図である。蓄冷槽2は、LNGが供給される低温
管21と冷熱伝達媒体が供給される高温管22と、低温
管21および高温間22との間の空間に充填された蓄冷
媒体23とから構成される。
【0030】低温管21および高温管22には、それぞ
れ管壁から外方向に延びる熱伝達フィン24と、上下方
向および左右方向に延びる熱伝達フィンの先端に設けた
積層用ステー25が設けられ、積層することができるよ
うに構成されている。それぞれの管に隣接する管は、異
なる流路を形成する管が配置されている。
【0031】冷凍機3は、冷却媒体流路4に接続される
圧縮機31と、圧縮機31に接続される高温管32と、
高温管32で冷却された冷却媒体を減圧して液化する冷
却媒体流路4に接続される減圧弁33と、蓄冷槽2の高
温管22に接続され冷熱伝達媒体用流路5を形成する低
温管34とを有して構成される。高温管32と低温管3
4は熱伝達媒体を介して接触して熱交換器を構成する。
【0032】圧縮機3は、超電導電力貯蔵装置1から気
体収集ヘッド14を介して取り出した蒸発した冷却媒体
を圧縮して熱交換器の高温管32に供給する。
【0033】冷却媒体流路4は、冷却媒体を、超電導電
力貯蔵装置1→圧縮機31→高温管32→減圧弁33→
超電導電力貯蔵装置1と循環させる流路である。
【0034】熱伝達媒体用流路5は、冷熱伝達媒体を、
ポンプ51→高温管22→低温管34→ポンプ51と循
環させ、冷熱を蓄熱槽2から冷凍機3に伝達する流路で
ある。
【0035】LNG貯蔵容器6は、LNGを貯蔵する容
器である。
【0036】天然ガス利用装置7は、火力発電装置や、
都市ガス供給装置などの天然ガスを利用する装置であ
る。
【0037】LNG流路8は、天然ガスを、LNG貯蔵
容器6→蓄冷槽2→天然ガス利用装置7と供給する流路
であり、LNG貯蔵容器6からLNGを蓄冷槽2の低温
管(蒸発部)21に供給するポンプ81が設けられてい
る。
【0038】超電導電力貯蔵装置1の内部空間111へ
の熱侵入や内部空間111に収容された超電導コイル1
3の発熱によって蒸発した冷却媒体17は、気体収集ヘ
ッド14で集められて冷却媒体流路4を介して圧縮機3
1に送られ、圧力と温度が高められる。圧縮された冷却
媒体は、冷凍機3の熱交換器を構成する高温管32に送
られ、熱を低温管34に移し、すなわち蓄冷槽2からの
LNG冷熱を受けて冷却され、減圧弁33で減圧されて
液化する。液化した冷却媒体17は、冷却媒体流路4を
介して超電導電力貯蔵装置1の内部空間111内に戻さ
れて保冷容器内部空間および超電導コイル13を低温に
保つことができる。
【0039】冷凍機3の低温管34に移された熱は、冷
熱伝達媒体に移され冷熱伝達媒体流路5を介して蓄冷槽
2の高温管22に供給され、蓄冷媒体23または低温管
21に移される。
【0040】LNG貯蔵容器6に蓄えられたLNGは、
ポンプ81によって需要に応じた量が蓄冷槽2の低温管
21に供給され、高温管22または蓄冷媒体23に冷熱
を渡して(すなわち、高温管22または蓄冷媒体23か
ら熱を受け取って)蒸発して天然ガスとなって、天然ガ
ス利用装置7に供給される。
【0041】このような超電導電力システムの動作例を
図3を用いて説明する。
【0042】例えば、LNGを都市ガス供給に用いた場
合、ガスの需要すなわちLNG冷熱発生量−Qgは、実
線Gに示すように夜間は減少し、昼間は増大して、1日
の間に周期的に変動する。
【0043】本発明は、破線Aに示すように、冷熱利用
量−Qaを最低供給量−Qbよりも高く設定することに
よって、昼間時の余剰LNG冷熱を蓄冷槽2の蓄冷媒体
23に蓄積し、夜間のLNG冷熱発生量−Qgが冷熱利
用量−Qaを下回ったときに蓄冷媒体23に蓄積したL
NG冷熱を放出して超電導電力貯蔵装置1の冷却に使用
する。この図から明らかなように、LNG冷熱蓄積量は
冷熱放出量と等しいかそれ以上であることが必要であ
り、蓄冷媒体23が冷熱を蓄積する容量はこの条件を満
足しなければならない。
【0044】ここで、本発明で用いる蓄冷媒体23につ
いて説明する。蓄冷媒体は、冷熱エネルギーを蓄える媒
体(蓄冷剤)であり、凝固潜熱を利用して冷熱エネルギ
ーを蓄積している。蓄冷システムとしては、蓄冷媒体を
完全に固化させて、蓄冷を行うスタティック型蓄冷シス
テムと、完全に固化させずスラリー状の蓄冷媒体を循環
させ熱交換するダイナミック型蓄冷システムとがある。
ダイナミック型蓄冷システムは潜熱を部分的に利用して
いる。本件技術では、どちらも用いることができる。
【0045】蓄冷媒体としては、アセトアルデヒド、メ
チルシクロヘキサン、i−プロパノ−ル、イソブチルビ
ニル、アクリルクロライド、メチルシクロペンタン、n
−ブタン、i−ブテン、2−メチル−1ブテン、i−ペ
ンタン、n−ヘキサン、i−ペンテン、2−メチルペン
タン、アセトン、n−ヘプタン、メタノールの1種また
は2種以上の混合物を用いることができる。
【0046】この超電導電力システムでは、LNG冷熱
を用いて冷凍システムを構成しているので、冷凍システ
ムの高温端の温度は150Kでよく、低温端の温度が6
0Kであるときには、高温端の温度がおよそ300Kの
場合に比較して、冷却ペナルティを1/27〜1/4に
軽減することができる。
【0047】American Supercondu
ctor社の超電導電力貯蔵システム(SMES)を例
に取ると、i−ペンタン(融解潜熱:71.6KJ/k
g、融点;−159℃)を使った場合、約1mの蓄冷
槽で、冷却に必要なLNG冷熱を10時間分蓄冷でき
る。すなわち、約1mの蓄冷槽で冷却動力を1/2
(冷却媒体17が液体ヘリウムの場合)〜1/6(冷却媒
体17が液体窒素の場合)に節減するとともに、冷却機
の機器コストや設置スペースも1/2〜1/6に低減で
き、かつ、安定性・信頼性が増す。
【0048】以上の説明では、超電導電力システムとし
て、超電導コイルにエネルギーを磁気で蓄積する超電導
電力貯蔵システム(超電導エネルギー貯蔵装置:SMES)
とした例を用いたが、本発明が適用される超電導電力シ
ステムとしては、このほかに、高温超電導体を利用した
超電導磁気軸受けにより浮上・非接触で回転させる方式
を用いた超電導フライホイールにより電力を回転エネル
ギーで貯蔵する超電導フライホイール電力貯蔵システ
ム、界磁巻線に超電導体を使用した超電導発電機、巻線
を超電導体で構成した超電導変圧器、高温超電導体を導
体に用いた超電導電力ケーブル、超電導現象を利用した
無誘導超電導コイルからなる限流素子を用いた超電導限
流器とすることができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、蓄冷槽
2にLNG冷熱を一時的に貯蔵できる蓄冷媒体を設置す
ることにより、LNG冷熱発生量に変動が生じても熱交
換器の温度を一定に保持できるので、同一条件下で冷凍
機を常時運転することが可能で、超電導電力システムの
冷却特性は、直接影響を受けない。また、蓄冷材の蓄冷
温度がLNG温度以上であるため、断熱が容易であり、
エネルギー効率的に有利であることに加え、万が一冷熱
供給ラインが事故を起こしても、蓄冷熱を一定時間利用
でき事故への対処を取ることが可能となる。さらに、従
来技術に比して、システムの規模の制限がなくなり、自
由度の高い設計、運用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる超電導電力システムの冷却装置
の構成の概要を説明するブロック図。
【図2】本発明にかかる冷却装置に使用する蓄冷槽の構
造の概要を説明する図。
【図3】LNG冷熱を用いた冷却装置の特性を説明する
図。
【図4】超電導電力機器をLNG冷熱で直接冷却するシ
ステムの概念図。
【図5】超電導電力機器をLNG冷熱で熱交換器を介し
て冷却するシステムの構成の概要を説明する概念図。
【図6】従来の超電導電力システムの冷却装置の構成の
概要を説明するブロック図。
【図7】LNG冷熱を利用した空気液化分離システムの
構成の概要を説明する概念図。
【図8】BOG再液化システムにおける冷却装置の構成
の概要を説明する概念図。
【符号の説明】
1 超電導電力貯蔵装置、 2 蓄冷槽、 3 冷凍
機、 4 冷却媒体流路、 5 冷熱伝達媒体流路、
6 LNG貯蔵容器、 7 天然ガス利用装置、8 L
NG流路、 11 保冷容器、 13 超電導コイル、
14 気体収集ヘッド、 15 冷却媒体供給ヘッ
ド、 16 端子、17 冷却媒体、 21 低温管
(蒸発部)、 22 高温管、 23 蓄冷媒体、 31
圧縮機、32 高温管、 33 減圧弁、 34 低
温管、 51 ポンプ、 81 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 7/22 ZAAC (72)発明者 池田 元一 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 3L044 AA03 BA07 CA16 DA02 DB03 DC04 DD03 FA02 KA02 KA04 KA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超電導電力システムと冷却媒体とを収容
    した保冷容器と、LNG冷熱を蓄積する蓄冷槽と、保冷
    容器から取り出した蒸発した冷却媒体を冷凍して液化す
    る冷凍機とから構成される超電導技術を利用した電力シ
    ステムの冷却装置において、 前記蓄冷槽は、LNGを流す低温管と、冷熱伝達媒体を
    流す高温管と、前記低温管と高温管に接触するLNG冷
    熱を蓄積する蓄冷媒体とを有し、 前記冷凍機は、前記保冷容器から取り出した蒸発した冷
    却媒体を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷却媒体と前記
    冷熱伝達媒体との間で熱交換する熱交換器と、熱交換し
    た冷却媒体を減圧して液化する減圧弁とを有することを
    特徴とする超電導電力システムの冷却装置。
  2. 【請求項2】 上記超電導電力システムが、超電導コイ
    ルに直流電流を流すことにより発生する界磁に磁気エネ
    ルギーとして電力を貯蔵する超電導エネルギー貯蔵装
    置、または、高温超電導体を利用した超電導磁気軸受け
    により浮上・非接触で回転させる方式を用いたフライホ
    イールにより電力を回転エネルギーで貯蔵する超電導フ
    ライホイール電力貯蔵システムからなる超電導電力貯蔵
    システムである請求項1に記載の超電導電力システムの
    冷却装置。
  3. 【請求項3】 上記超電導電力システムが、界磁巻線に
    超電導体を使用した超電導発電機である請求項1に記載
    の超電導電力システムの冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記超電導電力システムが、巻線を超電
    導体で構成した超電導変圧器である請求項1に記載の超
    電導電力システムの冷却装置。
  5. 【請求項5】 上記超電導電力システムが、高温超電導
    体を用いた超電導電力ケーブルである請求項1に記載の
    超電導電力システムの冷却装置。
  6. 【請求項6】 上記超電導電力システムが、超電導現象
    を利用した超電導限流器である請求項1に記載の超電導
    電力システムの冷却装置。
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