JP2002130468A - 車両用自動変速機の変速制御方法 - Google Patents

車両用自動変速機の変速制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 “D”レンジ3速走行状態で加速ペダルのチ
ップオフによるリフトフットアップ3→4変速過程にお
いて、加速ペダルのチップインが行われた時に、4速に
変速が行われないで3速に変速が行われるように制御す
ることによって、速い応答で加速性能を向上させること
ができる車両用自動変速機の変速制御方法を提供する。 【解決手段】 リフトフットアップ3→4変速制御が行
われる過程において、加速ペダルのチップインによって
トランスミッション制御ユニットで4→3変速と判定さ
れると、3速では作動して4速では作動解除される摩擦
要素が制御され始めなければ現状態を維持して、4速へ
の変速末期状態ならば4速に変速した後に4→3変速を
実施して、4速への変速が進行中であれば3速制御のた
めのデューティ及びフィードバック制御を実施して3速
に変速制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用自動変速機
の変速制御方法に関し、より詳しくは、“D”レンジ3
速走行状態で加速ペダルのチップオフによるリフトフッ
トアップ3→4変速過程において、加速ペダルのチップ
インによる4→3変速が行われる時の応答性を向上させ
て加速性能を向上させることができるようにする変速制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車に適用される自動変速機
は、自動車の走行速度、スロットルバルブの開度率及び
諸般の検出条件によって変速制御装置が多数のソレノイ
ドバルブを制御して油圧を制御することによって、目標
変速段の変速ギヤが作動して自動的に変速が行われるよ
うにするものである。
【0003】つまり、運転者がセレクトレバ−を所望の
変速段にレンジ変換すると、マニュアルバルブのポ−ト
変換が行われてオイルポンプから供給される油圧をソレ
ノイドバルブのデューティ制御に応じて変速ギヤメカニ
ズムの色々な作動要素を選択的に作動させて変速が行わ
れるようにする。
【0004】このような作動原理によって作動する自動
変速機は、各該当目標変速段への変速が実行される場合
に、作動状態から作動解除に変換される摩擦要素と、作
動解除から作動状態に変換される摩擦要素とを有する
が、これら摩擦要素の作動解除及び作動開始のタイミン
グによって自動変速機の変速性能が決定されるので、最
近は変速性能向上のための変速制御方法の研究が活発に
進められている。
【0005】このような点を勘案して本発明の技術的背
景を見てみると、自動変速機搭載車両の場合、Dレンジ
走行中に加速ペダルをチップオフすると、変速衝撃を緩
和するための手段で現在の走行変速段より少なくとも一
段階上の変速段に変速されるリフトフットアップがなさ
れる。
【0006】これにより、Dレンジ3速走行中に加速ペ
ダルをチップオフすると、4速に変速が行われ、このよ
うなリフトフットアップ過程において再び加速のために
加速ペダルをチップインすると、再び3速に変速が行わ
れて加速される。
【0007】このような変速制御過程で、従来は、リフ
トフットアップによる3→4アップシフト過程中に加速
ペダルのチップインによる4→3ダウンシフト制御が行
われる時、いかなる場合でも、4速に変速を完了した後
に、再び4→3ダウンシフト制御が行われるようにして
いた。
【0008】しかし、前記のように、リフトフットアッ
プによる3→4アップシフト過程中に4→3ダウンシフ
ト制御が発生しても、4速に変速を完了した後に、再び
3速に変速が行われるようになるので、加速感が落ちる
という問題点を内包している。
【0009】つまり、リフトフットアップ3→4アップ
シフト過程中に運転者が加速ペダルを踏むと、4→3ダ
ウンシフトが判定され、4速への変速を完了した後に、
再び3速に変速が行われるようになるので、応答性が落
ちて、運転者が加速のために加速ペダルを踏んでも一定
時間出力が落ちた状態で走行が行われた後に、加速が行
われるため、加速感が落ちることは当然である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、前記従来の問題点を解決するために発明されたもの
であって、本発明の目的は、“D”レンジ3速走行状態
で加速ペダルのチップオフによるリフトフットアップ3
→4変速過程において、加速ペダルがチップインされる
時に、4速に変速が行われないで3速に変速が行われる
ように制御することによって、速い応答で加速性能を向
上させることができる車両用自動変速機の変速制御方法
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】これを実現するために、
本発明の車両用自動変速機の変速制御方法は、リフトフ
ットアップ3→4変速制御が行われる過程において、加
速ペダルのチップインによってトランスミッション制御
ユニットで4→3変速と判定されると、3速では作動し
て4速では作動解除される摩擦要素を制御する第1ソレ
ノイドバルブのデューティ率を判断する第1段階と;前
記第1段階で第1ソレノイドバルブのデューティ率が基
準デューティ率でなければ、3速の時のタービン回転速
度(Nt)から現在の4速変速状態でのタービン回転数
(Nt4th)を減算して、その値が基準値以上である
かを判断する第2段階と;前記第2段階の条件を満たせ
ば、第1ソレノイドバルブは4→3変速判定時の初期基
準デューティを出力した後でデューティ制御を実施し
て、そのデューティ制御時間が基準時間より長いかを判
断する第3段階と;前記第3段階の条件を満たせば、現
在のタービン回転数がエンジン回転数と基準値IIとを
かけた値より大きいかを判断する第4段階と;前記第4
段階の条件を満たせば、第1ソレノイドバルブはフィー
ドバック制御の初期デューティを出力した後でフィード
バック制御を実施する第5段階と;前記第5段階のフィ
ードバック制御を実施しながら|Nt−No|<基準値
IIIを判断する第6段階と;前記第6段階の条件を満
たせば、第1ソレノイドバルブをデューティ制御して、
その第1ソレノイドバルブのデューティ制御時間が基準
時間IIを経過したかを判断する第7段階と;前記第7
段階でデューティ制御時間が基準時間IIを経過すれ
ば、オフ状態に制御されてこれに作動する摩擦要素の作
動を制御する第2ソレノイドバルブをデューティ制御し
て変速を完了する第8段階とを含むことを特徴とする。
【0012】また、前記第1段階の条件を満たせば、現
在の変速状態をそのまま維持することを特徴とする。
【0013】また、前記第2段階の条件を満たさなけれ
ば、4速への変速を完了した後で4→3変速が行われる
ことを特徴とする。
【0014】また、前記第3段階の制御と同時にエンジ
ン最適化のための総合制御が行われることを特徴とす
る。
【0015】また、前記総合制御は、エンジン回転数
(No)−タービン回転数(Nt)の値が一定の値(Δ
N)より小さい時に行われることを特徴とする。
【0016】また、前記第6段階制御と同時に総合制御
が完了することを特徴とする。
【0017】また、前記第1段階で前記第1ソレノイド
バルブのデューティ率が0%であるかを判断することを
特徴とする。
【0018】また、前記第2段階で前記基準デューティ
率が0%であることを特徴とする。
【0019】また、前記第7段階で前記第1ソレノイド
バルブを0%にデューティ制御することを特徴とする。
【0020】さらに、前記第8段階で前記第2ソレノイ
ドバルブを0%にデューティ制御することを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、前記目的を具体的に実現す
ることができる本発明に係る車両用自動変速機の変速制
御方法の好ましい一実施の形態について、添付した図面
を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の車両用自動変速機の変速
制御方法を運用するためのブロック図である。車両状態
検出手段2を形成するスロットルポジションセンサー
4、車速センサー6、インヒビタスイッチ8、油温セン
サー10、エンジン回転数センサー12、第1、第2パ
ルスジェネレーター14、16などから変速に必要な各
々の情報がトランスミッション制御ユニット(以下、T
CUと略称する)に入力されると、このTCUでは、こ
れを既に入力されたデータと比較分析して自動変速機内
の各種変速関連ソレノイドバルブからなる油圧制御駆動
手段18を制御して変速を行う。
【0023】前記で、車両状態検出手段2を形成するス
ロットルポジションセンサー4は、スロットルバルブの
開き程度を検出し、インヒビタスイッチ8は、現在のセ
レクトレバ−の位置を検出し、第1及び第2パルスジェ
ネレーター14及び16は、各々キックダウンサーボの
回転数及び出力回転数を検出する。
【0024】もちろん、前記検出手段2は、前記センサ
ー4〜16による検出だけに限定されるのではなく、油
圧制御駆動手段18により、変速機内部に配置されてい
る多数のソレノイドバルブを制御する。
【0025】このように、車両状態検出手段2から入力
される信号をふまえて油圧制御駆動手段18を制御して
変速が行われる過程で、本発明による変速制御は、図
2、図3及び図4のような状態になる。
【0026】図2は、本発明による変速制御を可視的に
示したデューティパターン図である。3速運行中に運転
者の意志によって踏んデータ加速ペダルからチップオフ
を実施すると、TCUでは、目標変速段を4速にして変
速制御が実施され、第2ソレノイドバルブ(PCSV−
B)のデューティ率が急上昇して、これに制御される摩
擦要素の作動を解除した後に、再びデューティ率を例え
ば0%に制御して摩擦要素を再び作動制御する。
【0027】そうすると、第1ソレノイドバルブ(PC
SV−A)は一定時間(a区間)の後に4速変速のため
のデューティ制御を実施するが、この時、車速が一定で
あると仮定すると、タービン回転数(Nt)は変速ギヤ
比によって下降し始める(b区間)。
【0028】このような過程で、運転者が再び加速のた
めに加速ペダルをチップインすると、その瞬間からデュ
ーティ率が急激に下がり、これをTCUで認識して4−
3変速判定が行われて変速を始めるようになる。
【0029】そうすると、第1ソレノイドバルブ(PC
SV−A)は4−3変速初期基準デューティ率に上昇し
た後に既に入力された傾きによってデューティ制御を開
始して、第2ソレノイドバルブ(PCSV−B)はオフ
状態に制御され、これに制御される摩擦要素の作動を解
除する。
【0030】そして、前記第1ソレノイドバルブ(PC
SV−A)のデューティ制御(c区間)は、タービン回
転数(Nt)が基準値IIになるまで行われ、基準値I
Iに到達すれば、フィードバック制御(d区間)が行わ
れる。フィードバック制御は、タービン回転数がエンジ
ン回転数と殆ど同一になるまで行われた後、第1ソレノ
イドバルブ(PCSV−A)は、例えば0%にデューテ
ィ制御され、これに制御される摩擦要素は同期を完了す
る。
【0031】前記のように、第1ソレノイドバルブによ
って制御される摩擦要素の同期が完了すると、第2ソレ
ノイドバルブ(PCSV−B)は、一定時間(e区間)
が経った後にオフ制御され、これに制御される摩擦要素
を作動制御する過程で4−3変速を完了する。
【0032】前記変速制御の作動の流れをより具体的に
見ると、図3のように、メーンルーチンによって変速が
行われる状態で加速ペダルのチップオフによってリフト
フットアップ3→4変速制御が行われる過程において
(S100)、加速ペダルのチップインによってトラン
スミッション制御ユニット(TCU)で4→3変速と判
定されると(S110)、3速では作動しているが4速
では作動解除される摩擦要素を制御する第1ソレノイド
バルブ(PCSV−A)のデューティ率が基準デューテ
ィ率であるか否かを判断する(S120)。ここで基準
デューティ率は0%である。
【0033】前記S120段階で第1ソレノイドバルブ
(PCSV−A)のデューティ率が0%であるか否かを
確認するのは、4速への変速が開始されたか否かを判断
するためのものであって、ソレノイドバルブ(PCSV
−A)のデューティ率が0%である場合には、まだ4速
への変速制御が開始されていないので、現在の3速変速
状態を維持すればよい(S121)。
【0034】しかし、第1ソレノイドバルブ(PCSV
−A)のデューティ率が0%でない場合には、4→3変
速制御が行われている状態であるので、3速への変速を
開始し、この時には3速の時のタービン回転速度(N
t)から現在の4速変速状態でのタービン回転数(Nt
4th)を減算して、その値が基準値以上であるか否か
を判断する(S130)。
【0035】前記でNt−Nt4th>基準値であるか
否かを判断するのは、タービン回転数が4速にある程度
変速が行われたか否かを判定するためのものであって、
Nt−Nt4thの値が基準値より小さい場合には、4
速への変速がほぼ完了する時点であるので、4速に変速
完了後、3速に変速を遂行させるのが好ましく、前記基
準値は単位がRPMであり、その基準値の値は、適用車
両毎に異なるため、ある一つの値に限定するのは無理が
あるが、凡そ200RPM程度である。
【0036】したがって、前記S130段階でNt−N
t4th>基準値の条件を満たしていない場合には、4
速変速完了後に3速変速が行われるようにして(S13
1)、前記条件を満たしている場合には、4速への変速
が進行中であっても4速変速完了までは時間が遅延され
るので、この時点で3速への変速制御のために第1ソレ
ノイドバルブ(PCSV−A)をTCUに入力された4
→3変速判定時の初期基準デューティ率に初期制御した
後、既に入力されたデューティ率によって一定の傾きを
有して制御することによって、変速を始める(S14
0)。
【0037】前記で4→3変速判定時の初期基準デュー
ティ率は、適用車両のエンジントルクによって大幅に変
わり、ある一つの値に限定することはできないが、凡そ
50%程度である。
【0038】そして、前記S140段階の実施と同時に
エンジン回転数(No)−タービン回転数(Nt)の値
が一定の値(ΔN)より小さいか否かを判断して(S1
41)、小さいと判断されれば総合制御を実施して(S
142)、大きいと判断されれば総合制御を実施しない
(S143)。
【0039】前記で総合制御というのは、自動変速機で
構造上不回避に発生するトルク変動の問題とエンジンの
高出力化及び高回転化による変速性能不良の問題とは自
動変速機だけの独立制御では改善が難しいため、変速時
にTCUがECUにエンジンのイグニションタイミング
を遅らせることを要求してエンジンの出力トルク自体を
低減させることによって、変速性能を向上させると同時
にクラッチ耐久性を向上させる公知の技術である。
【0040】つまり、前記で総合制御を実施するのは、
エンジン制御を最適化するためであり、前記一定の値
(ΔN)は、エンジンの出力によって変動するため、あ
る一つの値に限定することはできない。
【0041】そして、前記S140段階以後は、そのデ
ューティ制御時間が基準時間より長いか否かを判断して
(S150)、長いと判断されれば、現在のタービン回
転数(Nt)がエンジン回転数(No)と基準値IIと
をかけた値より大きいか否かを判断する(S160)。
【0042】前記S160段階で、現在のタービン回転
数(Nt)がエンジン回転数(No)と基準値IIとを
かけた値より大きいと判断されれば、第1ソレノイドバ
ルブはフィードバック制御の初期デューティを出力して
(S170)、フィードバック制御を実施する(S18
0)。
【0043】前記S160段階で、デューティ制御時間
と基準時間とは、適用車両によって異なり、ある一つの
値に限定することはできないが、前記基準時間Iは凡そ
40ms程度である。
【0044】そして、デューティ制御時間が基準時間を
超過しない時には、超過するまでリタ−ンが行われ、S
160段階データービン回転数(Nt)がエンジン回転
数(No)と基準値IIとをかけた値より大きいか否か
を判断するのはフィードバック制御の開始点を見つける
ためのもので、基準値IIは、車両ごとに異なるので、
ある一つの値に限定することはできないが、第3速ギヤ
比と第4速ギヤ比との範囲内で設定される。
【0045】また、前記S170段階を満たすことがで
きなければ、満たすまでリタ−ンされるのは勿論であ
る。
【0046】そして、前記S180段階でフィードバッ
ク制御を実施しながら|Nt−No|<基準値IIIで
あるか否かを判断して(S190)、その条件が満たさ
れれば、第1ソレノイドバルブ(PCSV−A)を0%
にデューティ制御(S200)すると同時に総合制御を
終了するが(S201)、前記S190段階では、ター
ビン回転数が3速でのエンジン回転数とほぼ一致するか
否かを判断してフィードバック制御の完了点を見つける
ためのものであり、前記S200段階では、フィードバ
ック制御を完了するためのものである。
【0047】前記で、基準値IIIは、車両ごとに異な
るので、ある一つの値に限定することはできないが、凡
そエンジン回転数の±30RPM程度である。
【0048】前記S200段階の制御を実施する過程で
は、基準時間IIが経過したか否かを判断して(S21
0)、基準時間が経過すれば第2ソレノイドバルブ(P
CSV−B)を例えば0%にデューティ制御して、これ
に制御される摩擦要素(リアクラッチ)を作動させた
後、制御を完了する。
【0049】前記S200段階が基準時間以上行われて
いるか否かを判断するのは、第1ソレノイドバルブ(P
CSV−A)によって制御される摩擦要素が作動した後
に、一定時間の差異を第2ソレノイドバルブ(PCSV
−B)によって制御される摩擦要素が作動してパワ−ト
レインにインタ−ロック現象が発生しないようにするた
めである。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、“D”
レンジ3速走行状態で加速ペダルのチップオフによるリ
フトフットアップ3→4変速過程において、加速ペダル
のチップインが行われた時に、4速に変速が行われない
で3速に変速が行われるように制御することによって、
速い応答で加速性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用自動変速機の変速制御方法を運
用するための変速制御装置の構成図である。
【図2】本発明の車両用自動変速機の変速制御方法によ
る変速制御のデューティパターン図である。
【図3】本発明の車両用自動変速機の変速制御方法によ
る変速制御のフロ−チャ−トである。
【図4】図3の続きのフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
2 車両状態検出手段 4 スロットルポジションセンサー 6 車速センサー 8 インヒビタスイッチ 10 油温センサー 12 エンジン回転数センサー 14 第1パルスジェネレーター 16 第2パルスジェネレーター 18 油圧制御駆動手段 TCU トランスミッション制御ユニット PCSV−A 第1ソレノイドバルブ PCSV−B 第2ソレノイドバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J552 MA01 MA12 NA01 NB01 PA20 QA08C QA26C QB04 RA10 SA15 SA57 SB09 SB10 SB33 TA01 VA62Y VB01Z VC03Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフトフットアップ3→4変速制御が行
    われる過程において、 加速ペダルのチップインによってトランスミッション制
    御ユニットで4→3変速と判定されると、3速では作動
    して4速では作動解除される摩擦要素を制御する第1ソ
    レノイドバルブのデューティ率を判断する第1段階と;
    前記第1段階で第1ソレノイドバルブのデューティ率が
    基準デューティ率でなければ、3速の時のタービン回転
    速度(Nt)から現在の4速変速状態でのタービン回転
    数(Nt4th)を減算して、その値が基準値以上であ
    るかを判断する第2段階と;前記第2段階の条件を満た
    せば、第1ソレノイドバルブは4→3変速判定時の初期
    基準デューティを出力した後でデューティ制御を実施し
    て、そのデューティ制御時間が基準時間より長いかを判
    断する第3段階と;前記第3段階の条件を満たせば、現
    在のタービン回転数がエンジン回転数と基準値IIとを
    かけた値より大きいかを判断する第4段階と;前記第4
    段階の条件を満たせば、第1ソレノイドバルブはフィー
    ドバック制御の初期デューティを出力した後でフィード
    バック制御を実施する第5段階と;前記第5段階のフィ
    ードバック制御を実施しながら|Nt−No|<基準値
    IIIを判断する第6段階と;前記第6段階の条件を満
    たせば、第1ソレノイドバルブをデューティ制御して、
    その第1ソレノイドバルブのデューティ制御時間が基準
    時間IIを経過したかを判断する第7段階と;前記第7
    段階でデューティ制御時間が基準時間IIを経過すれ
    ば、オフ状態に制御されてこれに作動する摩擦要素の作
    動を制御する第2ソレノイドバルブをデューティ制御し
    て変速を完了する第8段階とを含んで構成されることを
    特徴とする車両用自動変速機の変速制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1段階の条件を満たせば、現在の
    変速状態をそのまま維持することを特徴とする請求項1
    に記載の車両用自動変速機の変速制御方法。
  3. 【請求項3】 前記第2段階の条件を満たさなければ、
    4速への変速を完了した後で4→3変速が行われること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機の変速
    制御方法。
  4. 【請求項4】 前記第3段階の制御と同時にエンジン最
    適化のための総合制御が行われることを特徴とする請求
    項1に記載の車両用自動変速機の変速制御方法。
  5. 【請求項5】 前記総合制御は、エンジン回転数(N
    o)−タービン回転数(Nt)の値が一定の値(ΔN)
    より小さい時に行われることを特徴とする請求項4に記
    載の車両用自動変速機の変速制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第6段階制御と同時に総合制御が完
    了することを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変
    速機の変速制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第1段階で前記第1ソレノイドバル
    ブのデューティ率が0%であるかを判断することを特徴
    とする請求項1に記載の車両用自動変速機の変速制御方
    法。
  8. 【請求項8】 前記第2段階で前記基準デューティ率が
    0%であることを特徴とする請求項1に記載の車両用自
    動変速機の変速制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第7段階で前記第1ソレノイドバル
    ブを0%にデューティ制御することを特徴とする請求項
    1に記載の車両用自動変速機の変速制御方法。
  10. 【請求項10】 前記第8段階で前記第2ソレノイドバ
    ルブを0%にデューティ制御することを特徴とする請求
    項1に記載の車両用自動変速機の変速制御方法。
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