JP2002129917A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置

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JP2002129917A JP2000320488A JP2000320488A JP2002129917A JP 2002129917 A JP2002129917 A JP 2002129917A JP 2000320488 A JP2000320488 A JP 2000320488A JP 2000320488 A JP2000320488 A JP 2000320488A JP 2002129917 A JP2002129917 A JP 2002129917A
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの高騰やカムボルトの変形を来す
ことなく、ベーンロータと伝達部材をカムシャフトに確
実に取り付ける。 【解決手段】 回動制御機構5Aのハウジング6Aにス
プロケット7Aを取付ける一方で、回動制御機構5Aの
ベーンロータ13を別のスプロケット10Aと共に第1
のカムシャフト3Aの端部に取付ける。スプロケット7
A,10Aを夫々クランクシャフト2と第2のカムシャ
フト4Aの各一方に連係させる。スプロケット10A
に、第1のカムシャフト3Aの端部外周に嵌合される有
底円筒壁49を一体に形成し、ベーンロータ13の端部
に凹部26を形成する。有底円筒壁49を第1のカムシ
ャフト3Aの端部に嵌合すると共に、その有底円筒壁4
9をベーンロータ13の凹部26内に嵌合する。カムボ
ルト24によってベーンロータ13とスプロケット10
Aを第1のカムシャフト3Aの端部に共締め固定する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気弁
や排気弁の開閉タイミングを油圧操作するバルブタイミ
ング制御装置、とりわけ、第1のカムシャフト部分から
第2のカムシャフトに動力を伝達するタイプの内燃機関
のバルブタイミング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のクランクシャフトと同期回転
するタイミングプーリやチェーンスプロケット等の伝達
部材と、外周に駆動カムを有するカムシャフトとの組付
角を回動操作することにより、吸気弁や排気弁の開閉タ
イミングを可変制御するバルブタイミング制御装置が従
来より案出されており、この技術は、例えば、特開平1
0-110603号公報等に開示されている。
【0003】この公報に記載のバルブタイミング制御装
置は、カムシャフトの端部に一体に取付けたベーンロー
タを伝達部材と一体のハウジングの内部に収容配置する
と共に、このハウジングの内部に、ベーンロータの羽根
部の両側面に臨む進角室及び遅角室を設け、この各室に
選択的に油圧を吸排することによってベーンロータをハ
ウジングに対して相対的に回動させ、それにより伝達部
材とカムシャフトとの回転位相を変化させて吸気弁や排
気弁の開閉タイミングを変更するようになっている。つ
まり、この装置は、回動制御機構がハウジングとベーン
ロータを主部品として構成され、駆動力の入力される伝
達部材がこの回動制御機構を介してカムシャフトに連係
されている。
【0004】また、近年、内燃機関のシリンダヘッド
に、対を成す二つカムシャフト(第1のカムシャフトと
第2のカムシャフト)が並設され、この二つのカムシャ
フトをバルブタイミング制御装置の回動制御機構を介し
て連係させたものが開発されており、その技術は、例え
ば、特開平9−280020号公報等に記載されてい
る。
【0005】この公報に記載のバルブタイミング制御装
置は、回動制御機構のベーンロータが第1の伝達部材
(スプロケット等)と共に第1のカムシャフトの端部に
カムボルトによって取り付けられる一方で、回動制御機
構のハウジングに第2の伝達部材(ギヤ等)が一体に固
定され、第1の伝達部材がクランクシャフトに、第2の
伝達部材が第2のカムシャフトに夫々一体回転可能に連
係されている。したがって、クランクシャフトから第1
の伝達部材に入力された駆動力は、第1のカムシャフト
に直接入力される一方で、回動制御機構と第2の伝達部
材を介して第2のカムシャフトにも入力される。
【0006】そして、このバルブタイミング制御装置の
場合、ベーンロータと第1の伝達部材は、これらに形成
された貫通孔を第1のカムシャフトの端部に嵌合し、同
シャフトに形成された係止フランジに押し当てるように
して固定されている。つまり、第1のカムシャフトの端
部近傍には係止フランジが予め一体に形成されており、
ベーンロータと第1の伝達部材を第1のカムシャフトの
端部に嵌合した状態においてカムボルトをカムシャフト
に締め込むことにより、カムボルトの頭部と係止フラン
ジの間でベーンロータと第1の伝達部材が締付固定され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のバ
ルブタイミング制御装置においては、第1のカムシャフ
トにベーンロータと伝達部材を締付固定するために第1
のカムシャフトに係止フランジを一体形成しなければな
らず、第1のカムシャフトの製造コストが嵩むという問
題がある。
【0008】また、この対策として、第1のカムシャフ
トに係止フランジを形成することなく、同シャフトの端
面にベーンロータ又は伝達部材の端面をそのまま突き合
わせ、その状態でベーンロータと伝達部材をカムシャフ
トにカムボルトによって結合することも考えられるが、
この場合、ハウジングを含む回動制御機構全体をカムボ
ルトで支持しなければならないためにカムボルトに作用
する負荷が大きくなり、カムボルトに変形を来す可能性
が考えられる。そして、カムボルトに変形を来すと、カ
ムシャフトに作用する回動制御機構の慣性力が大きくな
り、振動騒音の発生や軸受部の耐久性の低下を引き起こ
す。
【0009】また、この問題についてはカムボルトを太
くすることによってある程度解消することができるが、
カムボルトを太くするのにも限界があり、カムボルトを
あまり太く形成すると、第1のカムシャフトやベーンロ
ータに油圧通路を形成できなくなってしまう。したがっ
て、カムボルトの変形防止対策としては不充分であり、
さらなる改善が望まれている。
【0010】そこで本発明は、製造コストの高騰やカム
ボルトの変形を来すことなく、ベーンロータと伝達部材
をカムシャフトに確実に取り付けることのできる内燃機
関のバルブタイミング制御装置を提供しようとするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1に記載の発明は、外周に少
なくとも一つの羽根部を有するベーンロータがハウジン
グ内に収容され、このハウジング内のベーンロータの羽
根部の両側面に臨んで形成された進角室と遅角室に選択
的に油圧が吸排されて、ハウジングとベーンロータを相
対回動制御する回動制御機構と、前記ベーンロータの軸
心部を貫通するカムボルトによって同ロータに結合され
た第1のカムシャフトと、この第1のカムシャフトと並
列に配設された第2のカムシャフトと、前記ハウジング
に取り付けられ、クランクシャフトと前記第2のカムシ
ャフトの一方に連係された第1の伝達部材と、前記第1
のカムシャフトの端部に前記ベーンロータと共にカムボ
ルトによって結合され、前記クランクシャフトと第2の
カムシャフトの他方に連係された第2の伝達部材と、を
備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記第2の伝達部材に、第1のカムシャフトの端部外周
に嵌合される有底円筒壁を一体に形成すると共に、ベー
ンロータの端部に凹部を形成し、前記第2の伝達部材の
有底円筒壁を第1のカムシャフトの端部外周に嵌合し、
さらにその有底円筒壁をベーンロータの前記凹部内に嵌
合して、前記カムボルトによってベーンロータと第2の
伝達部材の有底円筒壁とを第1のカムシャフトの端部に
共締め固定するようにした。
【0012】この発明の場合、第2の伝達部材はその有
底円筒壁部分でカムシャフトの端部に嵌合支持され、ベ
ーンロータは第2の伝達部材の有底円筒壁を介してカム
シャフトの端部に嵌合支持される。したがって、ベーン
ロータと第2の伝達部材はカムボルトによる締め付けに
よってカムボルトの端部に固定されるものの、ベーンロ
ータや第2の伝達部材に作用する荷重は主にカムシャフ
トの端部の嵌合部分で支持されることとなる。
【0013】請求項2に記載の発明は、ベーンロータと
第2の伝達部材の間、及び、第2の伝達部材と第1のカ
ムシャフトの間に、回転方向の位置決めを行う位置決め
部材を設けるようにした。
【0014】この発明の場合、ベーンロータ、第2の伝
達部材、第1のカムシャフトの三者を治具等を用いるこ
となく、位置決め部材の係合のみによって組付けること
ができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、ベーンロータ、
第2の伝達部材、及び、第1のカムシャフトのうちの一
つの部材に位置決め部材としての位置決めピンを固定
し、残余の二部材にこの位置決めピンの係合される凹部
や孔等の被係合部を形成するようにした。
【0016】この発明の場合、ベーンロータ、第2の伝
達部材、第1のカムシャフトの三者の組付時には、その
三者のうちの一つに固定した位置決めピンを残余の部材
の被係合部に挿入することにより、三者を容易に、か
つ、正確に組付けるとができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、ベーンロータと
第1のカムシャフトの間に介装される第2の伝達部材に
位置決めピンを固定し、ベーンロータと第1のカムシャ
フトにこの位置決めピンの係合される被係合部を形成す
るようにした。
【0018】この発明の場合、位置決めピンはベーンロ
ータ、第2の伝達部材、第1のカムシャフトの三者のう
ちの、中央に配置される第2の伝達部材に固定されてい
るため、第2の伝達部材に固定された状態において片持
ち構造とならない。したがって、部品の組付時に位置決
めピンの取付位置や角度がずれにくく、容易、かつ、正
確な部品組付けが可能になる。
【0019】請求項5に記載の発明は、ベーンロータと
第1のカムシャフトに、前記位置決めピンが係合される
被係合部としての径方向溝を形成するようにした。
【0020】この発明の場合、ベーンロータ、第2の伝
達部材、第1のカムシャフトの三者の組付時には、位置
決めピンは、残余の部材に、径方向の誤差を許容するこ
とのできる径方向溝によって係合するため、位置決めピ
ンの取付けや被係合部(径方向溝)の形成に際し、径方
向について厳格に精度管理する必要がない。
【0021】請求項6に記載の発明は、径方向溝を、前
記位置決めピンが深さ方向に隙間をもって係合するよう
に形成するようにした。
【0022】この発明の場合、位置決めピンの取付けや
被係合部(径方向溝)の形成に際して、軸方向について
も厳格管理を必要としなくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】図2は、本発明にかかるバルブタイミング
制御装置を採用する内燃機関の概略構成を示す図面であ
り、同図中1A,1Bはシリンダヘッド、2は、クラン
クシャフト、3A,3Bは、第1のカムシャフトとして
の排気側カムシャフト、4A,4Bは、第2のカムシャ
フトとしての吸気側カムシャフトである。この実施形態
の内燃機関は、所謂V型の内燃機関であり、各バンクの
シリンダヘッド1A,1Bに吸気用と排気用のカムシャ
フト3Aと4A、3Bと4Bが夫々並列に取付けられて
いる。
【0025】各バンクの排気側カムシャフト3A,4A
の端部にはバルブタイミング制御装置の後述する回動制
御機構5A,5Bが取付けられ、この各回動制御機構5
A,5Bのハウジング6A,6Bに一体に形成された第
1の伝達部材としてのプライマリスプロケット7A,7
Bがタイミングチェーン8A,8Bを介してクランクシ
ャフト2のクランクスプロケット9に連係されている。
そして、各排気側カムシャフト3A,3Bには、夫々第
2の伝達部材としてのセカンダリスプロケット10A,
10Bが取付けられ、このセカンダリスプロケット10
A,10Bがチェーン11A,11Bを介して対応する
吸気側カムシャフト4A,4Bのカムスプロケット12
A,12Bに連係されている。
【0026】したがって、この内燃機関においては、ク
ランクシャフト2の回転が各バンクのプライマリスプロ
ケット7A,7Bと回動制御機構5A,5Bを通して排
気側カムシャフト3A,3Bに入力され、その回転がさ
らにセカンダリスプロケット10A,10Bを介して対
応する吸気側カムシャフト4A,4Bに夫々出力される
ようになっている。
【0027】尚、以下において、バルブタイミング制御
装置の具体的な構造等ついて詳述するが、内燃機関の両
バンクは基本的に同構造とされているため、説明は一方
のバンク側(図2中上方のバンク側。)のものについて
のみ行うものとする。
【0028】図1,図3に示すように、バルブタイミン
グ制御装置の回動制御機構5Aは、外周面に前記プライ
マリスプロケット7Aが一体に形成されたハウジング6
Aと、排気側カムシャフト3Aの端部に一体に取付けら
れ、前記ハウジング6Aの内部に回動自在に収容された
ベーンロータ13と、このベーンロータ13をハウジン
グ6Aに対し内燃機関の運転状態に応じて正逆回転させ
る油圧給排手段14と、排気側カムシャフト3Aに作用
する排気弁からのトルク反力によるベーンロータ13の
回転変動を規制するロック機構15と、備えている。
【0029】ハウジング6Aは、略円筒状のハウジング
本体16と、このハウジング本体16の前後の端面に夫
々結合された円板状のフロントカバー17及びリヤカバ
ー18を備えており、ハウジング本体16の内周面に
は、図3に示すように、断面台形状の仕切壁19が4つ
突設されている。尚、プライマリスプロケット7Aはリ
ヤカバー18の外周に一体に形成されている。
【0030】一方、ベーンロータ13は、略円柱状の胴
部20と、この胴部20の外周面に放射状に突設された
4つの羽根部21を備えており、胴部20はハウジング
6Aの軸心位置に配置され、各羽根部21はハウジング
6Aの隣接する仕切壁19,19間に配置されている。
そして、ベーンロータ13の各羽根部21の一方側の側
面とそれに対峙する仕切壁19の間は進角室22とさ
れ、各羽根部21の他方側の側面とそれに対峙する仕切
壁19の間は遅角室23とされている。この各進角室2
2と遅角室23の間は羽根部21によって液密に仕切ら
れている。
【0031】また、ベーンロータ13の胴部20は、そ
の軸心位置にカムボルト24が挿通される貫通孔25が
形成されると共に、後面側にこの貫通孔25よりも大径
の凹部26が形成されている。そして、胴部20には、
前記各進角室22と凹部26の内周面を連通する第1径
方向孔27と、前記各遅角室23と貫通孔25の内周面
を連通する第2径方向孔28が形成されており、ベーン
ロータ13が排気側カムシャフト3Aに取付けられた状
態において、各径方向孔27,28が後述するカムシャ
フト3Aの第1給排孔29と第2給排孔30に夫々連通
するようになっている。
【0032】一方、油圧給排手段14は、第1給排孔2
9に接続されて進角室22に油圧を給排する第1油圧通
路31と、第2給排孔30に接続されて遅角室23に油
圧を給排する第2油圧通路32の2系統の油圧通路を有
し、この両油圧通路31,32には、供給通路33とド
レン通路34が夫々通路切換用の電磁切換弁35を介し
て接続されている。前記供給通路33には、オイルパン
36内の油を圧送するオイルポンプ37が設けられてお
り、ドレン通路34の端部はオイルパン36内に連通し
ている。また、電磁切換弁35はコントローラ38によ
って制御されるが、このコントローラ38には、エンジ
ン回転数やエンジン負荷、冷却水温等の各種の信号が入
力されるようになっている。
【0033】また、ロック機構15は、ベーンロータ1
3の一つの羽根部21に軸方向に沿って形成されたシリ
ンダ孔39と、このシリンダ孔39に進退自在に収容さ
れたロックピン40と、シリンダ孔39内に収容されて
ロックピン40をフロントカバー17方向に付勢するス
プリング41と、シリンダ孔39内においてスプリング
41の逆側の端部を支持するばね支持ピン42と、フロ
ントカバー17の内側面に設けられ、ベーンロータ13
がハウジング6Aに対して進角側に最大に変位した位置
においてロックピン40の先端が嵌合されるロック穴4
3とを備えている。
【0034】そして、ベーンロータ13のシリンダ孔3
9はフロントカバー17側に段差状に縮径しており、ロ
ックピン40の基部側外周には、シリンダ孔39の段差
部との間で環状空間44を形成するフランジ部45が形
成されている。環状空間44は、図3に示すように、羽
根部21に形成された接続路46(図3参照。)を介し
て進角室22に連通している。一方、フロントカバー1
7側のロック穴43の底部には遅角室23に連通するロ
ック解除通路47が接続され、ロックピン40の嵌合時
に、その先端部に遅角室23の油圧が作用するようにな
っている。この例の場合、進角室22の油圧が作用する
フランジ部45の受圧面積と、遅角室23の油圧が作用
するロックピン先端の受圧面積は同じに設定されてい
る。尚、ロックピン40の背部側の部屋は図外の通路を
通して大気圧に維持されている。
【0035】このロック機構15は、エンジン始動時の
ように、ベーンロータ13の羽根部21に作用する作動
油の圧力が充分に立ち上がっていないときに、ベーンロ
ータ13を進角側に最大に回動させた状態でハウジング
6Aとベーンロータ13の相対的な回動を機械的にロッ
クするものであり、この状態から作動油の圧力が立ち上
がり遅角室23の高圧の作動油がロック穴43に導入さ
れると、ロックピン40がロック穴43から外れてベー
ンロータ13の回動を許容する。
【0036】また、ベーンロータ13が遅角側から進角
側に回動制御される際には、ロックピン40の先端に高
圧が作用しない(遅角室23が低圧となっている。)た
めに、ロックピン40の先端部はスプリング41の力に
よってフロントカバー17に押しつけられようとする。
しかし、このときロックピン40のフランジ部45に進
角室22の高圧が作用するため、ロックピン40はこの
高圧によって後退状態を維持される。したがって、ベー
ンロータ13の進角側の回動はロックピン40によって
阻害されることはない。
【0037】ところで、セカンダリスプロケット10A
は単純な円板形状ではなく、図1及び図4,図5に示す
ように、外周にスプロケット歯を有する円環状の本体部
48の内周縁に有底円筒壁49が一体に形成された形状
とされている。有底円筒壁49内には排気側カムシャフ
ト3Aの端部が嵌合され、その有底円筒壁49の外周側
はベーンロータ13の凹部26に嵌合されるようになっ
ている。また、有底円筒壁49の底部は、その中心部に
作動油の通路を兼ねるボルト挿通孔50が形成されると
共に、そのボルト挿通孔50よりも径方向外側位置に位
置決め部材である位置決めピン51が前後に設定量突出
するように圧入固定されている。
【0038】排気側カムシャフト3Aの前端面と、ベー
ンロータ13の凹部26の底面には、被係合部としての
径方向溝52,53が形成され、両者のこの径方向溝5
2,53に前記位置決めピン51の各端部が係合される
ようになっている。これらの溝52,53は径方向に開
放されているために、位置決めピン51の径方向の取り
付け位置や角度の誤差を許容することができる。また、
各径方向溝52,53は位置決めピン51が軸方向に隙
間をもって係合され、位置決めピン51の軸方向の誤差
をも許容し得るようになっている。
【0039】そして、セカンダリスプロケット10Aは
位置決めピン51によって位置決めされた状態において
排気側カムシャフト3Aとベーンロータ13に嵌合さ
れ、カムボルト24によってベーンロータ13と共に排
気側カムシャフト3Aに共締め固定されている。カムボ
ルト24はベーンロータ13の貫通孔25とセカンダリ
スプロケット10Aのボルト挿通孔50を通して排気側
カムシャフト3Aに締め込まれるが、こうして固定され
たカムボルト24と、貫通孔25及びボルト挿通孔50
との隙間は、ベーンロータ13の第2径方向孔28と排
気側カムシャフト3Aの第2吸排孔30とを連通する通
路とされている。
【0040】また、排気側カムシャフト3Aの端部とセ
カンダリスプロケット10Aの有底円筒壁49には径方
向に沿う孔54,55が形成されており、ベーンロータ
13の第1径方向孔27と排気側カムシャフト3Aの第
1吸排孔29がこれらの孔54,55を通して連通する
ようになっている。尚、排気側カムシャフト3Aの端部
は円筒構造とされており、その円筒部内に両端が拡径さ
れたチューブ56が固定されることにより、この内部空
間が第1吸排孔29と第2吸排孔30とに隔成されてい
る。
【0041】以上のような構成であるため、内燃機関の
始動時には、回動制御機構5Aのベーンロータ13がハ
ウジング6Aに対して進角側に回動した状態でロック機
構15が両者を機械的にロックしており、クランクシャ
フト2の回転力はその状態においてプライマリスプロケ
ット7Aと回動制御機構5Aを介して排気側カムシャフ
ト3Aに伝達される。したがって、このとき排気側カム
シャフト3Aは進角タイミングで排気弁を開閉すること
となり、さらに排気側カムシャフト3Aの回転はセカン
ダリスプロケット10Aを介して吸気側カムシャフト4
Aに伝達される。尚、このとき吸気側カムシャフト4A
は排気側カムシャフト3Aと同位相で回転する。
【0042】また、この状態で内燃機関が始動された後
に、電磁切換弁35の操作によって遅角室23が供給通
路33に連通すると同時に進角室22がドレン通路34
に連通するようになると、遅角室23に導入される高圧
の作動油がロック解除通路47を通してロックピン40
の先端に作用し、ロックピン40がこの作動油の圧力を
受けてシリンダ孔39内に後退する。これにより、ロッ
ク機構15によるハウジング6Aとベーンロータ13の
機械的なロックが解除され、ベーンロータ13は遅角室
23の圧力を受けハウジング6Aに対して遅角側に回動
する。この結果、排気側カムシャフト3Aは遅角タイミ
ングで排気弁を開閉することとなり、その排気側カムシ
ャフト3Aの回転はセカンダリスプロケット10Aを介
して吸気側カムシャフト4Aに伝達される。
【0043】このバルブタイミング制御装置は、以上の
ように排気側カムシャフト3Aの回転をセカンダリスプ
ロケット10Aを介して吸気側カムシャフト4Aに伝達
するが、セカンダリスプロケット10Aは有底円筒壁4
9の内周面を排気側カムシャフト3Aの端部に嵌合し、
さらに有底円筒壁49の外周面にベーンロータ13の凹
部26を嵌合するようになっているため、セカンダリス
プロケット10Aと回動制御機構5Aの質量やこれらに
作用するその他の負荷等はカムボルト24にほとんど作
用することなく、排気側カムシャフト3Aの端部外周面
によって直接支持されることとなる。したがって、この
装置においては、経時使用に伴なうカムボルト24の変
形の心配がなく、カムボルト24の変形による回動制御
機構5Aの慣性力の増大や、それに伴なう振動騒音の発
生等の問題は生じない。
【0044】そして、このバルブタイミング制御装置の
場合、ベーンロータ13とセカンダリスプロケット10
Aを排気側カムシャフト3Aに嵌合支持させるにあた
り、軸長の長い排気側カムシャフト3Aの外周面に係止
フランジ等を形成するのでなく、元々プレート状部材で
あるセカンダリスプロケット10Aに有底円筒壁49を
形成するだけで良いため、製造コストの低減をも図るこ
とができる。
【0045】また、セカンダリスプロケット10Aを排
気側カムシャフト3Aとベーンロータ13に位置決めす
るに当っては、図1に示す位置決めピン51やキーのよ
うな位置決め部材を組み込むようにすれば、三者を位置
決めするための特別な治具等が不用となり、その分生産
効率も向上する。とりわけ、この実施形態のように、位
置決めに際して三者のいずれか一つに位置決め部材(位
置決めピン51)を固定しておくようにすれば、組付け
時に位置決め部材を残余の部材の被係合部に挿入するだ
けで良く、より生産効率は向上する。
【0046】また、この実施形態のように位置決めピン
51をセカンダリスプロケット10Aの有底円筒壁49
底面に固定した場合、位置決めピン51の軸方向略中央
部がセカンダリスプロケット10に支持されて片持ち支
持構造とならないため、組付時に位置決めピン51の取
付位置や角度がずれにくくなる。したがって、前述三者
の組付作業をより容易に、かつ、正確に行うことが可能
になる。
【0047】さらに、位置決めピン51の係合される被
係合部としては、位置決めピン51の断面に合致する真
円の穴であっても良いが、この実施形態のように被係合
部として径方向溝52,53を採用した場合には、位置
決めピン51の径方向についての取付位置や角度の誤差
を吸収できるようになり、位置決めピン51の取付けや
被係合部の形成に際して、径方向についての厳格な寸法
管理の必要がなくなる。したがって、より低コストでの
製造が可能になる。
【0048】そして、径方向溝52,53の深さについ
ても、この実施形態のように位置決めピン51が軸方向
に隙間をもって係合されるようにすれば、軸方向につい
ても厳格な寸法管理が必要でなくなり、さらなる製造コ
ストの低減が可能になる。
【0049】尚、以上では、ハウジング6Aに取付けら
れる第1の伝達部材と、ベーンロータ13と共に第1の
カムシャフト3Aに取付けられる第2の伝達部材として
スプロケット7A,10Aを採用した場合について説明
したが、これらの伝達部材はスプロケットに限らず、ベ
ルトとの協働によって動力を伝達するプーリや、直接噛
合によって動力を伝達するギヤであっても良い。
【0050】また、以上では、第1の伝達部材(スプロ
ケット7A)をクランクシャフト2に連係させ、第2の
伝達部材(スプロケット19A)を第2のカムシャフト
4Aに連係させた実施形態について説明したが、逆に、
ハウジング6Aに取付けられる第1の伝達部材(スプロ
ケット7A)を第2のカムシャフト4Aに連係させ、第
1のカムシャフト3Aに取付けられる第2の伝達部材
(スプロケット19A)をクランクシャフト2に連係さ
せるようにしたも良い。
【0051】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明は、
第2の伝達部材に形成した有底円筒壁を第1のカムシャ
フトの端部とベーンロータの凹部に嵌合することによ
り、ベーンロータと第2の伝達部材の両者を第1のカム
シャフトの端部外周面に嵌合支持させることができるた
め、ベーンロータや第2の伝達部材の荷重をカムボルト
にほとんど作用させることなく両者を第1のカムシャフ
トに確実に取付けることができる。したがって、この発
明によれば、カムボルトの変形による振動騒音の発生
や、軸受部の耐久性の低下等の不具合を回避することが
できる。また、第1のカムシャフトの外周面には係止フ
ランジ等を別に形成する必要がないため、第1のカムシ
ャフトの製造コストの高騰をも避けることができる。
【0052】請求項2に記載の発明は、ベーンロータ、
第2の伝達部材、第1のカムシャフトの三者の組み付け
を治具等を用いることなく容易に行うことができること
から、生産効率を向上させることができる。
【0053】請求項3に記載の発明は、ベーンロータ、
第2の伝達部材、第1のカムシャフトの三者のうちの一
つに固定した位置決めピンを残余の部材の被係合部に挿
入するだけで、三者を容易に、かつ、正確に組付けるこ
とができることから、生産効率をより一層向上させるこ
とができる。
【0054】請求項4に記載の発明は、ベーンロータ、
第2の伝達部材、第1のカムシャフトの三者のうちの、
中央に配置される第2の伝達部材に位置決めピンを固定
したことから、位置決めピンが第2の伝達部材に略中央
部で安定して支持固定されることとなり、その結果、三
者の組付時に位置決めピンが傾いたり脱落する不具合を
回避することができる。したがって、この発明によれ
ば、さらに生産効率を高めることができる。
【0055】請求項5に記載の発明は、位置決めピンの
取付けや被係合部(径方向溝)の形成に際して、径方向
についての厳格な精度管理が不用となることから、低コ
ストでの製造が可能になる。
【0056】請求項6に記載の発明は、位置決めピンの
取付けや被係合部(径方向溝)の形成に際して、さらに
軸方向についも厳格な精度管理が不用となり、その結
果、より一層の製造コストの低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図3のA−A線に沿
う断面図。
【図2】同実施形態の内燃機関の概略構成図。
【図3】同実施形態を示す図1のB−B線に沿う断面
図。
【図4】同実施形態の第2の伝達部材の正面図。
【図5】同実施形態の第2の伝達部材の背面図。
【符号の説明】
2…クランクシャフト 3A…排気側カムシャフト(第1のカムシャフト) 4A…吸気側カムシャフト(第2のカムシャフト) 5A…回動制御機構 6A…ハウジング 7A…プライマリスプロケット(第1の伝達部材) 10A…セカンダリスプロケット(第2の伝達部材) 13…ベーンロータ 21…羽根部 22…進角室 23…遅角室 24…カムボルト 26…凹部 49…有底円筒壁 51…位置決めピン(位置決め部材) 52,53…径方向溝(被係合部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に少なくとも一つの羽根部を有する
    ベーンロータがハウジング内に収容され、このハウジン
    グ内のベーンロータの羽根部の両側面に臨んで形成され
    た進角室と遅角室に選択的に油圧が吸排されて、ハウジ
    ングとベーンロータを相対回動制御する回動制御機構
    と、 前記ベーンロータの軸心部を貫通するカムボルトによっ
    て同ロータに結合された第1のカムシャフトと、 この第1のカムシャフトと並列に配設された第2のカム
    シャフトと、 前記ハウジングに取り付けられ、クランクシャフトと前
    記第2のカムシャフトの一方に連係された第1の伝達部
    材と、 前記第1のカムシャフトの端部に前記ベーンロータと共
    にカムボルトによって取付けられ、前記クランクシャフ
    トと第2のカムシャフトの他方に連係された第2の伝達
    部材と、を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置
    において、 前記第2の伝達部材に、第1のカムシャフトの端部外周
    に嵌合される有底円筒壁を一体に形成すると共に、ベー
    ンロータの端部に凹部を形成し、前記第2の伝達部材の
    有底円筒壁を第1のカムシャフトの端部外周に嵌合し、
    さらにその有底円筒壁をベーンロータの前記凹部内に嵌
    合して、前記カムボルトによってベーンロータと第2の
    伝達部材の有底円筒壁とを第1のカムシャフトの端部に
    共締め固定したことを特徴とする内燃機関のバルブタイ
    ミング制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ベーンロータと第2の伝達部材の
    間、及び、第2の伝達部材と第1のカムシャフトの間
    に、回転方向の位置決めを行う位置決め部材を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のバルブタイ
    ミング制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ベーンロータ、第2の伝達部材、及
    び、第1のカムシャフトのうちの一つの部材に位置決め
    ピンを固定し、残余の二部材にこの位置決めピンの係合
    される被係合部を形成したことを特徴とする請求項2に
    記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の伝達部材の有底円筒壁に位置
    決めピンを固定し、前記ベーンロータと第1のカムシャ
    フトにこの位置決めピンの係合される被係合部を形成し
    たことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のバルブ
    タイミング制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ベーンロータと第1のカムシャフト
    に、前記位置決めピンが係合される径方向溝を形成した
    ことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関のバルブタ
    イミング制御装置。
  6. 【請求項6】 前記径方向溝を、前記位置決めピンが深
    さ方向に隙間をもって係合するように形成したことを特
    徴とする請求項5に記載の内燃機関のバルブタイミング
    制御装置。
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