JP2002129652A - Cft柱梁接合装置 - Google Patents
Cft柱梁接合装置Info
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 剪断力を効果的に低減し、構造破壊を防止で
きるCFT柱梁接合装置を提供する。 【解決手段】 鋼管柱1と梁るを交差接合し、鋼管柱に
コンクリート13を充填したCFT柱梁接合構造を基本
構造とする建造物において、鋼管柱側壁の梁接合部に穿
設されたスタッド孔11に挿入されるスタッド2を、前
面に突設されたエンド−プレート10が端部に固着され
た梁が、鋼管柱側壁に組付けられ、溶着された後、コン
クリートが充填される。またエンドプレートには縦リブ
が溶着され、鋼管側壁に穿設された縦リブ挿入用の縦長
のリブ挿入孔に挿入される剪断力軽減手段からなるCF
T柱梁接合装置により接合される。
きるCFT柱梁接合装置を提供する。 【解決手段】 鋼管柱1と梁るを交差接合し、鋼管柱に
コンクリート13を充填したCFT柱梁接合構造を基本
構造とする建造物において、鋼管柱側壁の梁接合部に穿
設されたスタッド孔11に挿入されるスタッド2を、前
面に突設されたエンド−プレート10が端部に固着され
た梁が、鋼管柱側壁に組付けられ、溶着された後、コン
クリートが充填される。またエンドプレートには縦リブ
が溶着され、鋼管側壁に穿設された縦リブ挿入用の縦長
のリブ挿入孔に挿入される剪断力軽減手段からなるCF
T柱梁接合装置により接合される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管柱の内部にコ
ンクリートを充填して圧縮強度を強化し、建造物の強度
部材を構成するCFT柱(コンクリート充填鋼管 Co
ncrete Filled Tube)と、同様に建
造物の強度部材となる梁とを交差させて接合し、建造物
の基本構造になる鉄骨構造体を形成するためのCFT柱
梁接合装置に関する。
ンクリートを充填して圧縮強度を強化し、建造物の強度
部材を構成するCFT柱(コンクリート充填鋼管 Co
ncrete Filled Tube)と、同様に建
造物の強度部材となる梁とを交差させて接合し、建造物
の基本構造になる鉄骨構造体を形成するためのCFT柱
梁接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドームをはじめとする建築物や橋梁など
の建造物は、建造物自体による垂直荷重を受ける外、積
載荷重又は建造物自体に作用する地震、暴風などにより
大きな水平荷重を受けるため、これらの建造物は鋼管柱
の内部にコンクリートを充填し圧縮強度を強化した、外
径が250mm〜700mm程度の円筒若しくは多角筒
からなるCFT柱とCFT柱側面に交差させて端部を接
合したH型鋼等からなる梁とを結合して形成された、鉄
骨構造体を基本構造にして組み立てられることが多い。
の建造物は、建造物自体による垂直荷重を受ける外、積
載荷重又は建造物自体に作用する地震、暴風などにより
大きな水平荷重を受けるため、これらの建造物は鋼管柱
の内部にコンクリートを充填し圧縮強度を強化した、外
径が250mm〜700mm程度の円筒若しくは多角筒
からなるCFT柱とCFT柱側面に交差させて端部を接
合したH型鋼等からなる梁とを結合して形成された、鉄
骨構造体を基本構造にして組み立てられることが多い。
【0003】また、この鉄骨構造体のCFT柱と梁との
結合部は、建造物自体の重量や積載荷重等による大きな
垂直荷重、水平荷重に対して充分な耐久力や剛性を有す
るものにされるとともに、CFT柱と梁との結合作業は
簡易な治工具を使って省力化され、生産性を良くして行
われるものであることが必要である。さらに、CFT柱
と梁との結合は、鉄骨構造体が建造物の基本構造になる
ために精度良く行われ、建造物にミスアライメントによ
る余分な応力を発生させないことが要求されている。
結合部は、建造物自体の重量や積載荷重等による大きな
垂直荷重、水平荷重に対して充分な耐久力や剛性を有す
るものにされるとともに、CFT柱と梁との結合作業は
簡易な治工具を使って省力化され、生産性を良くして行
われるものであることが必要である。さらに、CFT柱
と梁との結合は、鉄骨構造体が建造物の基本構造になる
ために精度良く行われ、建造物にミスアライメントによ
る余分な応力を発生させないことが要求されている。
【0004】このような、鉄骨構造体のCFT柱と梁と
の接合部構造としては、例えば、特開平1−31863
1号「パネルゾーンの構築構造」、特開平1−3186
32号「パネルゾーンの構築構造」がこれまで提案され
ている。
の接合部構造としては、例えば、特開平1−31863
1号「パネルゾーンの構築構造」、特開平1−3186
32号「パネルゾーンの構築構造」がこれまで提案され
ている。
【0005】このうち、前者の提案は、鉛直に立設され
る鋼管柱内部に、水平に補強のためのスティフナを設け
ると、スティフナ下部の鋼管柱内部へのコンクリートが
充填されにくくなり、未充填部分ではコンクリート中で
の応力伝達が円滑に行われなくなる不具合を解消すべ
く、図11に示すように、鋼管柱1の内部に設けるスタ
ッド2を、鋼管柱1に接合する各梁に対応する形で、鋼
管柱1の内周面から鋼管柱1の内部途中まで突出させて
設け、若しくは鋼管柱1の内部に突出させたスタッド2
の上方に補助リングを固着し、又はスタッド2に鉄線等
を巻き付ける等して、スタッド2と内部に充填されるコ
ンクリートとの応力伝達が円滑に行われるようにし、鋼
管柱1と梁2とが交差して結合されるパネルゾーンの構
築構造が、強固になるように形成したものである。
る鋼管柱内部に、水平に補強のためのスティフナを設け
ると、スティフナ下部の鋼管柱内部へのコンクリートが
充填されにくくなり、未充填部分ではコンクリート中で
の応力伝達が円滑に行われなくなる不具合を解消すべ
く、図11に示すように、鋼管柱1の内部に設けるスタ
ッド2を、鋼管柱1に接合する各梁に対応する形で、鋼
管柱1の内周面から鋼管柱1の内部途中まで突出させて
設け、若しくは鋼管柱1の内部に突出させたスタッド2
の上方に補助リングを固着し、又はスタッド2に鉄線等
を巻き付ける等して、スタッド2と内部に充填されるコ
ンクリートとの応力伝達が円滑に行われるようにし、鋼
管柱1と梁2とが交差して結合されるパネルゾーンの構
築構造が、強固になるように形成したものである。
【0006】また、図示省略した後者の提案は、前者の
提案と同様な不具合を解消すべく、鋼管柱の鋼管内に前
者の提案と同様に、鋼管柱の内周面から各梁に対応する
形で突出させて設けたスタッドと、このスタッドに嵌め
込まれた応力伝達板とからなる固着手段を設けて、スタ
ッドおよび応力伝達板とコンクリートとの応力伝達が円
滑に行われるようにし、鋼管柱と梁とが交差して結合さ
れるパネルゾーンの構築構造を、強固になるように形成
したものである。
提案と同様な不具合を解消すべく、鋼管柱の鋼管内に前
者の提案と同様に、鋼管柱の内周面から各梁に対応する
形で突出させて設けたスタッドと、このスタッドに嵌め
込まれた応力伝達板とからなる固着手段を設けて、スタ
ッドおよび応力伝達板とコンクリートとの応力伝達が円
滑に行われるようにし、鋼管柱と梁とが交差して結合さ
れるパネルゾーンの構築構造を、強固になるように形成
したものである。
【0007】さらに、鉄骨構造体のCFT柱と梁との接
合部構造としては、図12に示すダイヤフラム形式のも
のが、従来から一般的に使用されている。即ち、図12
(a)に示すように、鋼管柱1にコンクリート13を充
填したCFT柱6と梁3との接合部には、CFT柱6に
接合するために対向して配置された、図11に示すもの
と同様のH形鋼の梁3の上板31および下板32の端部
に外ダイヤフラム7の両端を溶着するとともに、さら
に、外ダイヤフラム7によりCFT柱6の外周面を囲
み、この外ダイヤフラム7を介してCFT柱6と梁3と
の接合を行い、CFT柱6と梁3との接合部に生じる集
中応力の発生を、外ダイヤフラム7により軽減するよう
にした外ダイヤフラム形式のものがある。
合部構造としては、図12に示すダイヤフラム形式のも
のが、従来から一般的に使用されている。即ち、図12
(a)に示すように、鋼管柱1にコンクリート13を充
填したCFT柱6と梁3との接合部には、CFT柱6に
接合するために対向して配置された、図11に示すもの
と同様のH形鋼の梁3の上板31および下板32の端部
に外ダイヤフラム7の両端を溶着するとともに、さら
に、外ダイヤフラム7によりCFT柱6の外周面を囲
み、この外ダイヤフラム7を介してCFT柱6と梁3と
の接合を行い、CFT柱6と梁3との接合部に生じる集
中応力の発生を、外ダイヤフラム7により軽減するよう
にした外ダイヤフラム形式のものがある。
【0008】また、図12(b)に示すように、CFT
柱6の外周面に接合されたH形鋼の梁3の上板31およ
び下板32の端部に対向する位置の鋼管柱1の内部全面
に内ダイヤフラム8を横断させて設け、CFT柱6の両
側に対向して配置された梁3の接合をCFT6側板を介
して行い同様に集中応力の発生を、内ダイヤフラム8に
より軽減するようにした内ダイヤフラム形式のものがあ
る。なお、内ダイヤフラム形式のものでは、鋼管柱1の
内部を横断させて設ける内ダイヤフラム8の中央部に
は、内ダイヤフラム8下方のCFT柱6を形成するため
のコンクリート13を、鋼管柱1の内部に充填するため
の穴9を設けるようにしている。
柱6の外周面に接合されたH形鋼の梁3の上板31およ
び下板32の端部に対向する位置の鋼管柱1の内部全面
に内ダイヤフラム8を横断させて設け、CFT柱6の両
側に対向して配置された梁3の接合をCFT6側板を介
して行い同様に集中応力の発生を、内ダイヤフラム8に
より軽減するようにした内ダイヤフラム形式のものがあ
る。なお、内ダイヤフラム形式のものでは、鋼管柱1の
内部を横断させて設ける内ダイヤフラム8の中央部に
は、内ダイヤフラム8下方のCFT柱6を形成するため
のコンクリート13を、鋼管柱1の内部に充填するため
の穴9を設けるようにしている。
【0009】しかしながら、上述した特開平1−318
631号「パネルゾーンの構築構造」、特開平1−31
8632号「パネルゾーンの構築構造」で提案されたも
のは、両者共に鋼管柱の内面にスタッド2を各梁3の上
板31、下板32に対応する形で突設するようにしてい
るために、接合部構造を形成する鋼管柱1の内部でのス
タッド2等の補強材の取り付け作業が必要となる。
631号「パネルゾーンの構築構造」、特開平1−31
8632号「パネルゾーンの構築構造」で提案されたも
のは、両者共に鋼管柱の内面にスタッド2を各梁3の上
板31、下板32に対応する形で突設するようにしてい
るために、接合部構造を形成する鋼管柱1の内部でのス
タッド2等の補強材の取り付け作業が必要となる。
【0010】すなわち、図11(b)に示すように、梁
3の上、下板31、32の端部が溶着されている位置に
対応する鋼管柱1の内周面にスタッド2の溶着部を当接
させるとともに、このスタッド2に高電圧をかけること
により、図11(c)に示すようにスタッド2の溶着部
を溶融させて鋼管柱1の内周面にスタッド2を溶着して
突設するようにしている。
3の上、下板31、32の端部が溶着されている位置に
対応する鋼管柱1の内周面にスタッド2の溶着部を当接
させるとともに、このスタッド2に高電圧をかけること
により、図11(c)に示すようにスタッド2の溶着部
を溶融させて鋼管柱1の内周面にスタッド2を溶着して
突設するようにしている。
【0011】このような、スタッド2の取付け作業は、
狭い鋼管柱1の内部で行われるために、狭い空間の劣悪
な環境での取り付け作業となり、作業効率が低下し作業
に長時間を要し建設コストが嵩むとともに、スタッド2
に高電圧を負荷すること、および作業が高所作業になる
等のために安全上の問題も生じることになる。さらに、
内径の小さい鋼管柱1では作業がさらに困難になるとと
もに、500mm以下のより小さい内径の鋼管柱1で
は、スタッド2等の鋼管柱1の内周面への取り付け又は
手直し作業が、鋼管柱1が搬入された建設現場ではでき
ず、小径の鋼管柱1においては接合部構造の形成が、特
に難しくなると言う不具合がある。
狭い鋼管柱1の内部で行われるために、狭い空間の劣悪
な環境での取り付け作業となり、作業効率が低下し作業
に長時間を要し建設コストが嵩むとともに、スタッド2
に高電圧を負荷すること、および作業が高所作業になる
等のために安全上の問題も生じることになる。さらに、
内径の小さい鋼管柱1では作業がさらに困難になるとと
もに、500mm以下のより小さい内径の鋼管柱1で
は、スタッド2等の鋼管柱1の内周面への取り付け又は
手直し作業が、鋼管柱1が搬入された建設現場ではでき
ず、小径の鋼管柱1においては接合部構造の形成が、特
に難しくなると言う不具合がある。
【0012】また、ダイヤフラム形式のもののうち、外
ダイヤフラム7を介してCFT柱6と梁2との接合を行
うようにした形式のものでは、CFT柱6と梁2との間
の力の流れが分かりやすく、施工も簡単になる利点はあ
るものの、CFT柱6外周に外ダイヤフラム3をはみ出
させて設置するために、大きなスペースをとることか
ら、空間利用上に問題が生じることがある外、外ダイヤ
フラム7設置のために余分な鋼材を必要とし鋼材量の増
加をきたし、溶接作業の増大とともにコストアップの原
因になるという不具合がある。
ダイヤフラム7を介してCFT柱6と梁2との接合を行
うようにした形式のものでは、CFT柱6と梁2との間
の力の流れが分かりやすく、施工も簡単になる利点はあ
るものの、CFT柱6外周に外ダイヤフラム3をはみ出
させて設置するために、大きなスペースをとることか
ら、空間利用上に問題が生じることがある外、外ダイヤ
フラム7設置のために余分な鋼材を必要とし鋼材量の増
加をきたし、溶接作業の増大とともにコストアップの原
因になるという不具合がある。
【0013】さらには、内ダイヤフラム形式のもので
は、鋼管柱1内部への内ダイヤフラム8の取付作業に時
間を要するとともに、CFT柱6の内部を横断させて設
ける内ダイヤフラム8の中央部には、CFT柱6の内部
にコンクリートを充填するための穴9を設け、内ダイヤ
フラム8下方のCFT柱1内部に、コンクリートを鋼管
柱1の上端開口から注入して充填できるようにはしてい
るものの、CFT柱6が長尺若しくは細くなるにつれ
て、内部下方へのコンクリートの充填が内ダイヤフラム
8の設置により困難になるという不具合がある。
は、鋼管柱1内部への内ダイヤフラム8の取付作業に時
間を要するとともに、CFT柱6の内部を横断させて設
ける内ダイヤフラム8の中央部には、CFT柱6の内部
にコンクリートを充填するための穴9を設け、内ダイヤ
フラム8下方のCFT柱1内部に、コンクリートを鋼管
柱1の上端開口から注入して充填できるようにはしてい
るものの、CFT柱6が長尺若しくは細くなるにつれ
て、内部下方へのコンクリートの充填が内ダイヤフラム
8の設置により困難になるという不具合がある。
【0014】さらには、上述したパネルゾーンの構築構
造を含む従来の接合部構造においては、鋼管柱1と梁3
との接合が、梁3の端面を鋼管柱1の外周面に直接溶接
5し、又は外ダイヤフラム7を介してCFT柱6の外周
面に溶着するようにしているために、溶着した接合部に
大きな剪断力が発生した場合、鋼管柱1と梁3との溶着
部が破損して接合部構造を維持させることができず、建
造物の基本構造となる強度部材としての鉄骨構造体にで
きないと言う重大な不具合もある。
造を含む従来の接合部構造においては、鋼管柱1と梁3
との接合が、梁3の端面を鋼管柱1の外周面に直接溶接
5し、又は外ダイヤフラム7を介してCFT柱6の外周
面に溶着するようにしているために、溶着した接合部に
大きな剪断力が発生した場合、鋼管柱1と梁3との溶着
部が破損して接合部構造を維持させることができず、建
造物の基本構造となる強度部材としての鉄骨構造体にで
きないと言う重大な不具合もある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来の接合部構造における不具合を解消するために、CF
T柱の内部に充填されたコンクリート中での応力伝達が
円滑に行うスタッドを、コンクリート充填前に鋼管柱の
内周面に設ける必要がなく、スタッド設置に伴う不具
合、即ち、劣悪な環境での取り付け、手直し作業が不要
になり、建設コストが嵩み安全上の問題が生じることな
く、また、外径の小さい鋼管柱でも作業が容易にでき、
しかも、より小さい鋼管柱でもスタッド等の補強材を設
けた接合部構造にでき、さらには、スタッド設置に代わ
るCFT柱外周の外ダイヤフラム設置により生じる、C
FT柱外周辺の大スペースが不要になり、空間利用上、
あるいは鋼材量の増加等によるコストアップの問題が生
じることなく、又は鋼管柱内部への内ダイヤフラムの設
置による、長尺鋼管柱の内部下方へのコンクリート充填
の困難性が解消され、さらには、CFT柱と梁との接合
部に大きな剪断力が発生するようなことがあっても、溶
着部が破損することがなく、強度部材としての鉄骨構造
体の機能を充分発揮させることのできる、CFT柱梁接
合装置を提供することを課題とする。
来の接合部構造における不具合を解消するために、CF
T柱の内部に充填されたコンクリート中での応力伝達が
円滑に行うスタッドを、コンクリート充填前に鋼管柱の
内周面に設ける必要がなく、スタッド設置に伴う不具
合、即ち、劣悪な環境での取り付け、手直し作業が不要
になり、建設コストが嵩み安全上の問題が生じることな
く、また、外径の小さい鋼管柱でも作業が容易にでき、
しかも、より小さい鋼管柱でもスタッド等の補強材を設
けた接合部構造にでき、さらには、スタッド設置に代わ
るCFT柱外周の外ダイヤフラム設置により生じる、C
FT柱外周辺の大スペースが不要になり、空間利用上、
あるいは鋼材量の増加等によるコストアップの問題が生
じることなく、又は鋼管柱内部への内ダイヤフラムの設
置による、長尺鋼管柱の内部下方へのコンクリート充填
の困難性が解消され、さらには、CFT柱と梁との接合
部に大きな剪断力が発生するようなことがあっても、溶
着部が破損することがなく、強度部材としての鉄骨構造
体の機能を充分発揮させることのできる、CFT柱梁接
合装置を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、第1番目の本
発明のCFT柱梁接合装置は、次の手段とした。
発明のCFT柱梁接合装置は、次の手段とした。
【0017】(1)鋼管柱の内部にコンクリートを充填
したCFT柱と交差させて接合する梁の端部に、接合す
るCFT柱の側壁外周面と同一面をなす面が前面に形成
されたエンドプレートを固着して設けた。
したCFT柱と交差させて接合する梁の端部に、接合す
るCFT柱の側壁外周面と同一面をなす面が前面に形成
されたエンドプレートを固着して設けた。
【0018】(2)エンドプレートの前面から突設さ
れ、梁と接合を行う鋼管柱側壁位置に穿設されたスタッ
ド孔から、鋼管柱の内部に挿入されるスタッドを設け
た。
れ、梁と接合を行う鋼管柱側壁位置に穿設されたスタッ
ド孔から、鋼管柱の内部に挿入されるスタッドを設け
た。
【0019】(3)スタッドが鋼管柱の内部に挿入され
た後、鋼管柱の内部に充填され、鋼管柱の圧縮強度を強
化してCFT柱を形成するコンクリートを設けた。
た後、鋼管柱の内部に充填され、鋼管柱の圧縮強度を強
化してCFT柱を形成するコンクリートを設けた。
【0020】(4)エンドプレートとCFT柱の側壁と
の接合部に生じる剪断力を低減するため、エンドプレー
トと鋼管柱の側壁との接合部を溶着する溶接部、又はエ
ンドプレートの前面に溶着され鋼管柱の軸方向に長くさ
れた縦リブ用孔に挿入される縦リブからなる剪断力軽減
手段を設けた。
の接合部に生じる剪断力を低減するため、エンドプレー
トと鋼管柱の側壁との接合部を溶着する溶接部、又はエ
ンドプレートの前面に溶着され鋼管柱の軸方向に長くさ
れた縦リブ用孔に挿入される縦リブからなる剪断力軽減
手段を設けた。
【0021】(a)これにより、コンクリート充填前に
鋼管柱の内周面に基端部を溶着して突設し、鋼管柱内部
に配設するようにしていたスタッドの設置が、エンドプ
レートの前面への固着およびスタッド孔からの鋼管柱内
部への挿入でできるようになり、スタッドの設置に伴う
建設コストアップが回避され、小さい鋼管柱でも容易に
スタッドの設置ができ、さらに接合部が強化された強固
な建造物の基本構造にすることができる。また、梁を接
合するCFT柱の外周辺に大スペースを設ける必要がな
くなり、外周辺空間の有効活用がはかれる。さらには、
CFT柱にするための鋼管柱内へのコンクリートの充填
が、小径の鋼管柱でも容易にできるようになり、CFT
柱の上下方向でそれぞれ結合される梁との結合強度を均
一なものにすることができる。
鋼管柱の内周面に基端部を溶着して突設し、鋼管柱内部
に配設するようにしていたスタッドの設置が、エンドプ
レートの前面への固着およびスタッド孔からの鋼管柱内
部への挿入でできるようになり、スタッドの設置に伴う
建設コストアップが回避され、小さい鋼管柱でも容易に
スタッドの設置ができ、さらに接合部が強化された強固
な建造物の基本構造にすることができる。また、梁を接
合するCFT柱の外周辺に大スペースを設ける必要がな
くなり、外周辺空間の有効活用がはかれる。さらには、
CFT柱にするための鋼管柱内へのコンクリートの充填
が、小径の鋼管柱でも容易にできるようになり、CFT
柱の上下方向でそれぞれ結合される梁との結合強度を均
一なものにすることができる。
【0022】また、CFT柱と梁とを連結する連結部に
大きな剪断力が発生するような場合でも、鋼管柱の側壁
とエンドプレートとを溶着する溶接部の強度、若しくは
エンドプレートの前面に設けた縦リブと鋼管柱に穿設さ
れた縦リブ用孔との嵌合により、大きな剪断力に抗する
ことができ、接合部が剪断力で破損するようなことはな
くなり、建造物の強固な基本構造を形成することができ
る。
大きな剪断力が発生するような場合でも、鋼管柱の側壁
とエンドプレートとを溶着する溶接部の強度、若しくは
エンドプレートの前面に設けた縦リブと鋼管柱に穿設さ
れた縦リブ用孔との嵌合により、大きな剪断力に抗する
ことができ、接合部が剪断力で破損するようなことはな
くなり、建造物の強固な基本構造を形成することができ
る。
【0023】また、第2番目の本発明のCFT柱梁接合
装置は、上述(1)〜(4)の手段に加え、次の手段と
した。
装置は、上述(1)〜(4)の手段に加え、次の手段と
した。
【0024】(5)前述(2)のスタッドが、エンドプ
レートの前面に基端部が溶着されて突設され、鋼管柱に
エンドプレートを溶着する側壁にそれぞれ穿設されたス
タッド孔から鋼管柱の内部にそれぞれ挿入されて、先端
部間に間隙を設けて設置されるものとした。
レートの前面に基端部が溶着されて突設され、鋼管柱に
エンドプレートを溶着する側壁にそれぞれ穿設されたス
タッド孔から鋼管柱の内部にそれぞれ挿入されて、先端
部間に間隙を設けて設置されるものとした。
【0025】(b)これにより、前述した(a)に加
え、CFT柱と梁との間に大きな圧縮力・引張力が作用
するときには、スタッドにより鋼管柱内に充填され、養
生後のコンクリートは破壊され、この破壊により発生す
る破壊コーンによって生じる抵抗により、一方のエンド
プレートから他方のエンドプレートに作用する圧縮力・
引張力を伝達することができる。なお、後述する鉄筋リ
ングを設けない場合でも、設計上要求される引張力は、
この先端部間に間隙を設けて鋼管柱内に配設され、充填
されたコンクリートと付着するスタッドの設置によりク
リアすることができる。
え、CFT柱と梁との間に大きな圧縮力・引張力が作用
するときには、スタッドにより鋼管柱内に充填され、養
生後のコンクリートは破壊され、この破壊により発生す
る破壊コーンによって生じる抵抗により、一方のエンド
プレートから他方のエンドプレートに作用する圧縮力・
引張力を伝達することができる。なお、後述する鉄筋リ
ングを設けない場合でも、設計上要求される引張力は、
この先端部間に間隙を設けて鋼管柱内に配設され、充填
されたコンクリートと付着するスタッドの設置によりク
リアすることができる。
【0026】また、第3番目の本発明のCFT柱梁接合
装置は、上述(1)〜(4)の手段に加え、次の手段と
した。
装置は、上述(1)〜(4)の手段に加え、次の手段と
した。
【0027】(6)スタッドがエンドプレートの前面に
基端部が溶着されて突設され、鋼管柱にエンドプレート
を溶着するために、対向させて設けられた側壁にそれぞ
れ穿設されたスタッド孔、及び基端部が溶着されたエン
ドプレートに対向して配置されているエンドプレートに
穿設されているスタッド孔を貫通し、先端部に設けたナ
ットで締め付け両エンドプレートを連結する長尺ボルト
を設けた。
基端部が溶着されて突設され、鋼管柱にエンドプレート
を溶着するために、対向させて設けられた側壁にそれぞ
れ穿設されたスタッド孔、及び基端部が溶着されたエン
ドプレートに対向して配置されているエンドプレートに
穿設されているスタッド孔を貫通し、先端部に設けたナ
ットで締め付け両エンドプレートを連結する長尺ボルト
を設けた。
【0028】(c)これにより、前述した(a)に加
え、CFT柱梁接合装置が長尺ボルトの先端部に設けた
ナットの締め付けのみで済むので、エンドプレート前面
へのスタッドの溶接が半減し、接合作業が簡単で容易に
なるとともに、対向して配置されるエンドプレート間の
圧縮力・引張力の伝達が長尺ボルトでなされるために、
力の伝達が非常に判りやすくなる。なお、長尺ボルトに
より柱を貫通する構造としたことから、CFT柱と梁と
の接合ばかりでなく、コンクリートを充填していない鋼
管柱と梁との接合にも使用することが出来る。
え、CFT柱梁接合装置が長尺ボルトの先端部に設けた
ナットの締め付けのみで済むので、エンドプレート前面
へのスタッドの溶接が半減し、接合作業が簡単で容易に
なるとともに、対向して配置されるエンドプレート間の
圧縮力・引張力の伝達が長尺ボルトでなされるために、
力の伝達が非常に判りやすくなる。なお、長尺ボルトに
より柱を貫通する構造としたことから、CFT柱と梁と
の接合ばかりでなく、コンクリートを充填していない鋼
管柱と梁との接合にも使用することが出来る。
【0029】また、第4番目の本発明のCFT柱梁接合
装置は、上述(1)〜(4)の手段に加え、次の手段と
した。
装置は、上述(1)〜(4)の手段に加え、次の手段と
した。
【0030】(7)接合する鋼管柱の側壁と対向させて
配置されたエンドプレートのそれぞれに穿設されたスタ
ッド孔、及びエンドプレートの前面に配置される鋼管性
の側壁に穿設されたスタッド孔にねじ込む等により、貫
通させて鋼管柱内部にスタッドを挿入させるとともに、
それぞれのエンドプレートの後面に設けたナットで、鋼
管柱の側壁とエンドプレートとを固定するようにしたね
じ付スタッドを設けるものとした。なお、ねじ付スタッ
ドは前述(6)の長尺スタッドのように対向するエンド
プレートに連結するものであっても良いが、前述(5)
のスタッドのように先端部間に間隙が形成できる長さの
ものにすることがより好ましい。
配置されたエンドプレートのそれぞれに穿設されたスタ
ッド孔、及びエンドプレートの前面に配置される鋼管性
の側壁に穿設されたスタッド孔にねじ込む等により、貫
通させて鋼管柱内部にスタッドを挿入させるとともに、
それぞれのエンドプレートの後面に設けたナットで、鋼
管柱の側壁とエンドプレートとを固定するようにしたね
じ付スタッドを設けるものとした。なお、ねじ付スタッ
ドは前述(6)の長尺スタッドのように対向するエンド
プレートに連結するものであっても良いが、前述(5)
のスタッドのように先端部間に間隙が形成できる長さの
ものにすることがより好ましい。
【0031】(d)これにより、前述した(a)に加
え、鋼管柱内部へのスタッドの挿入及び側壁とエンドプ
レートへの固定がナットの締め付けだけで行うことがで
き、エンドプレート前面へのスタッドを取り付けるため
の溶接が一切不要になるため、現地サイトでの作業がよ
り簡素化でき、作業時間を短縮しコストダウンを図るこ
とができる。
え、鋼管柱内部へのスタッドの挿入及び側壁とエンドプ
レートへの固定がナットの締め付けだけで行うことがで
き、エンドプレート前面へのスタッドを取り付けるため
の溶接が一切不要になるため、現地サイトでの作業がよ
り簡素化でき、作業時間を短縮しコストダウンを図るこ
とができる。
【0032】また、第5番目の本発明のCFT柱梁接合
装置は、上述(1)〜(4)の手段に加え、次の手段と
した。
装置は、上述(1)〜(4)の手段に加え、次の手段と
した。
【0033】(8)スタッドがエンドプレートの前面に
基端部がそれぞれ溶着されて、前面から突設され、エン
ドプレートを溶着する鋼管柱の側壁にそれぞれ穿設され
たスリットから鋼管柱の内部に挿入されるU字鉄筋を設
けるものとした。
基端部がそれぞれ溶着されて、前面から突設され、エン
ドプレートを溶着する鋼管柱の側壁にそれぞれ穿設され
たスリットから鋼管柱の内部に挿入されるU字鉄筋を設
けるものとした。
【0034】(e)これにより、前述した(a)に加
え、U字鉄筋の鋼管柱の内部に挿入量を大きくし、それ
ぞれのスリットから鋼管柱の内部に挿入されたU字鉄筋
の先端が重ね合うものにすれば、後述する鉄筋リングを
設けなくても、鉄筋リングを設けたときと同様な効果を
得ることができる。また、U字鉄筋の鋼管柱の内部への
挿入量が小さく、先端が重ね合わない場合でも鉄筋リン
グを設けなくても設計上要求される引張力は、このU字
鉄筋からなるスタッドでは、コンクリートとの付着量が
増大することにより、設計値をクリアすることができ
る。
え、U字鉄筋の鋼管柱の内部に挿入量を大きくし、それ
ぞれのスリットから鋼管柱の内部に挿入されたU字鉄筋
の先端が重ね合うものにすれば、後述する鉄筋リングを
設けなくても、鉄筋リングを設けたときと同様な効果を
得ることができる。また、U字鉄筋の鋼管柱の内部への
挿入量が小さく、先端が重ね合わない場合でも鉄筋リン
グを設けなくても設計上要求される引張力は、このU字
鉄筋からなるスタッドでは、コンクリートとの付着量が
増大することにより、設計値をクリアすることができ
る。
【0035】また、第6番目の本発明のCFT柱梁接合
装置は、上述(5)又は(7)の手段に加え、次の手段
とした。
装置は、上述(5)又は(7)の手段に加え、次の手段
とした。
【0036】(9)スタッド孔より鋼管柱内部に挿入さ
れるスタッドを内部に収容するとともに、内部にモルタ
ルを外部から充填でき、両端部が細くされた紡錘形状等
のスリーブを鋼管柱内部に設けるものとした。
れるスタッドを内部に収容するとともに、内部にモルタ
ルを外部から充填でき、両端部が細くされた紡錘形状等
のスリーブを鋼管柱内部に設けるものとした。
【0037】(g)これにより、前述した(b)又は
(d)に加え、スタッドを設けたエンドプレート間に大
きな圧縮力・引張力が発生したときには、スリーブの圧
縮側の内部に充填したモルタルはスタッドの圧縮力によ
りコーン破壊するが、スタッド先端から両端部にかけて
発生するくさび効果による圧縮力により、引張力に抵抗
し強度的に優れた接合装置とすることができる。
(d)に加え、スタッドを設けたエンドプレート間に大
きな圧縮力・引張力が発生したときには、スリーブの圧
縮側の内部に充填したモルタルはスタッドの圧縮力によ
りコーン破壊するが、スタッド先端から両端部にかけて
発生するくさび効果による圧縮力により、引張力に抵抗
し強度的に優れた接合装置とすることができる。
【0038】また、第7番目の本発明のCFT柱梁接合
装置は、上述(5)又は(7)又は(8)の手段に加
え、次の手段とした。
装置は、上述(5)又は(7)又は(8)の手段に加
え、次の手段とした。
【0039】(10)CFT柱梁接合装置の鋼管柱のエ
ンドプレートと接合する側壁に穿設されたスタッド孔、
若しくはスリットから鋼管柱内部に挿入され、先端部が
それぞれ離隔して配置されたスタッド、若しくはU字鉄
筋の間に鉄筋リングを配設した。なお、鉄筋リングの平
面形状は挿入される鋼管柱内部形状と相似形にすること
もできるが、鋼管柱内部形状と異なる形状にすることも
できるものである。また、スタッドと鉄筋リングとはコ
ンクリートの付着効果により接合されるので、必ずしも
溶接等により固着する必要はない。
ンドプレートと接合する側壁に穿設されたスタッド孔、
若しくはスリットから鋼管柱内部に挿入され、先端部が
それぞれ離隔して配置されたスタッド、若しくはU字鉄
筋の間に鉄筋リングを配設した。なお、鉄筋リングの平
面形状は挿入される鋼管柱内部形状と相似形にすること
もできるが、鋼管柱内部形状と異なる形状にすることも
できるものである。また、スタッドと鉄筋リングとはコ
ンクリートの付着効果により接合されるので、必ずしも
溶接等により固着する必要はない。
【0040】(h)これにより、前述した(b)又は
(d)又は(e)に加え、スタッドと鉄筋リングとを固
着して設けたことにより、CFT柱と梁との接合部に作
用する圧縮・引張荷重は、一方のスタッドから鉄筋リン
グを介して他方のスタッドに伝達されるが、スタッドだ
けを設けたときに比較して、終局荷重は鋼管柱の剪断破
壊荷重できるために殆ど変わらないものと推測される
が、鉄筋リングを設けたことにより、スタッドによるコ
ーン破壊後も、破壊面がさらに大きくなるために、引張
荷重に対する剛性は向上し、接合部の強度が増大し強度
的に優れた接合装置とすることができる。
(d)又は(e)に加え、スタッドと鉄筋リングとを固
着して設けたことにより、CFT柱と梁との接合部に作
用する圧縮・引張荷重は、一方のスタッドから鉄筋リン
グを介して他方のスタッドに伝達されるが、スタッドだ
けを設けたときに比較して、終局荷重は鋼管柱の剪断破
壊荷重できるために殆ど変わらないものと推測される
が、鉄筋リングを設けたことにより、スタッドによるコ
ーン破壊後も、破壊面がさらに大きくなるために、引張
荷重に対する剛性は向上し、接合部の強度が増大し強度
的に優れた接合装置とすることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明のCFT柱梁接合装
置の実施の一形態を、図面に基づき説明する。なお、図
において図11、図12に示す部材と同一若しくは類似
の部材には、同一符号を付して詳細説明は省略する。図
1は本発明のCFT柱梁接合装置の実施の第1形態を示
す図である。図1(a)に示すように、地上に立設され
る鋼管柱1の梁3と接合が行われる位置(高さ)の側壁
には、梁3の端部に溶着されたエンドプレート10から
鋼管柱1との接合方向に突出させて設けた、スタッド2
を通すためのスタッド孔11が設けられている。
置の実施の一形態を、図面に基づき説明する。なお、図
において図11、図12に示す部材と同一若しくは類似
の部材には、同一符号を付して詳細説明は省略する。図
1は本発明のCFT柱梁接合装置の実施の第1形態を示
す図である。図1(a)に示すように、地上に立設され
る鋼管柱1の梁3と接合が行われる位置(高さ)の側壁
には、梁3の端部に溶着されたエンドプレート10から
鋼管柱1との接合方向に突出させて設けた、スタッド2
を通すためのスタッド孔11が設けられている。
【0042】クレーン等により吊り上げ位置、高さが調
整された梁3は、矢視で示すようにスタッド2を突設し
たエンドプレート10の前面が、鋼管柱1の取付側壁に
近づけられ、エンドプレート10に基端が溶着されてい
るスタッド2を対応して取付側壁に設けられたスタッド
孔11に挿入される。スタッド孔11へのスタッド2の
挿入後、図1(b)に示すように、鋼管柱1側壁と密着
させたエンドプレート10前端面との間を溶接した溶接
部14で固着することにより、鋼管柱1への梁3との組
み付けが完了する。
整された梁3は、矢視で示すようにスタッド2を突設し
たエンドプレート10の前面が、鋼管柱1の取付側壁に
近づけられ、エンドプレート10に基端が溶着されてい
るスタッド2を対応して取付側壁に設けられたスタッド
孔11に挿入される。スタッド孔11へのスタッド2の
挿入後、図1(b)に示すように、鋼管柱1側壁と密着
させたエンドプレート10前端面との間を溶接した溶接
部14で固着することにより、鋼管柱1への梁3との組
み付けが完了する。
【0043】この組み付けの完了後、図に示すように、
鋼管柱1内に突出させているスタッド2の上方に鉄筋リ
ング12を配置してスタッド2と鉄筋リング12とを針
金等を使用し、又はスタッド2と鉄筋リング12とを溶
着して、スタッド2と鉄筋リング12との相対移動が生
じない様にした後、鋼管柱1上端の開口から、コンクリ
ートポンプ車等にて移送され、ホースから吐出されるコ
ンクリート13を鋼管柱1の内部に注入し、鋼管柱1内
に充填し、一定期間養生を行うことにより、鋼管柱1内
にコンクリート13が充填され圧縮強度が強化された、
CFT柱6と梁3とは強固に結合され、建造物の基礎構
造になるCFT柱梁接合装置が形成される。
鋼管柱1内に突出させているスタッド2の上方に鉄筋リ
ング12を配置してスタッド2と鉄筋リング12とを針
金等を使用し、又はスタッド2と鉄筋リング12とを溶
着して、スタッド2と鉄筋リング12との相対移動が生
じない様にした後、鋼管柱1上端の開口から、コンクリ
ートポンプ車等にて移送され、ホースから吐出されるコ
ンクリート13を鋼管柱1の内部に注入し、鋼管柱1内
に充填し、一定期間養生を行うことにより、鋼管柱1内
にコンクリート13が充填され圧縮強度が強化された、
CFT柱6と梁3とは強固に結合され、建造物の基礎構
造になるCFT柱梁接合装置が形成される。
【0044】なお、鋼管柱1の両端から突出させたスタ
ッド2の上方に配置し、スタッド2に固縛するようにし
た鉄筋リング12は本実施の形態では、鋼管柱1と相似
形状の四角状に加工した鉄筋リング12にして、スタッ
ド2上に配置するようにしたが、この鉄筋リング2の形
状は四角でなくて円形でも良く、又は対向して配置され
ているスタッド2を単に連結するだけの異形鉄筋を使用
するようにした棒状ものでも良く、要は対向して配置さ
れている左右スタッド2を橋渡しできるものであれば良
い。
ッド2の上方に配置し、スタッド2に固縛するようにし
た鉄筋リング12は本実施の形態では、鋼管柱1と相似
形状の四角状に加工した鉄筋リング12にして、スタッ
ド2上に配置するようにしたが、この鉄筋リング2の形
状は四角でなくて円形でも良く、又は対向して配置され
ているスタッド2を単に連結するだけの異形鉄筋を使用
するようにした棒状ものでも良く、要は対向して配置さ
れている左右スタッド2を橋渡しできるものであれば良
い。
【0045】前述したように、スタッド2と鉄筋リング
12は結束線等により固定することが望ましいが、この
固定は必須ではないばかりでなく、鉄筋リング12を配
置することも必須のものではない。即ち、上述のように
して、CFT柱梁接合装置によるCFT柱6と梁3とを
接合した接合部に作用する引張荷重(曲げ引張も同様で
あるか)Fは、図1(c)に示すように、エンドプレー
ト10から突出された一方のスタッド2から鉄筋リング
12を介して反対側のスタッド2へ伝達されるが、スタ
ッド2と鉄筋リング12とのコンクリート13への付着
効果により、スタッド2と鉄筋リング12とは溶接等で
連結しなくても、荷重の伝達は充分に行うことができ
る。
12は結束線等により固定することが望ましいが、この
固定は必須ではないばかりでなく、鉄筋リング12を配
置することも必須のものではない。即ち、上述のように
して、CFT柱梁接合装置によるCFT柱6と梁3とを
接合した接合部に作用する引張荷重(曲げ引張も同様で
あるか)Fは、図1(c)に示すように、エンドプレー
ト10から突出された一方のスタッド2から鉄筋リング
12を介して反対側のスタッド2へ伝達されるが、スタ
ッド2と鉄筋リング12とのコンクリート13への付着
効果により、スタッド2と鉄筋リング12とは溶接等で
連結しなくても、荷重の伝達は充分に行うことができ
る。
【0046】換言すれば、鉄筋リング12を設けない場
合は、スタッド2によるコンクリート13のコーン破壊
により発生する抵抗により、エンドプレート10から反
対側のスタッド2への引張荷重の伝達をすることがで
き、一般的に、(コーン破壊荷重)<(鉄筋リングによ
る伝達力)の関係があるが、図2(c)に示すように、
鉄筋リングを配置した場合としない場合の終局耐力は、
どちらもエンドプレート10溶接部近傍の鋼管柱1がせ
ん断破壊する破壊荷重とほとんど変わらないと予測され
るが、鉄筋リング12を配置することにより、引張荷重
に対する剛性が向上すると考えられるからである。
合は、スタッド2によるコンクリート13のコーン破壊
により発生する抵抗により、エンドプレート10から反
対側のスタッド2への引張荷重の伝達をすることがで
き、一般的に、(コーン破壊荷重)<(鉄筋リングによ
る伝達力)の関係があるが、図2(c)に示すように、
鉄筋リングを配置した場合としない場合の終局耐力は、
どちらもエンドプレート10溶接部近傍の鋼管柱1がせ
ん断破壊する破壊荷重とほとんど変わらないと予測され
るが、鉄筋リング12を配置することにより、引張荷重
に対する剛性が向上すると考えられるからである。
【0047】これは、図2(a)に示すように鉄筋リン
グ12の軸力が引張荷重を伝達することと、図2(b)
に示すようにスタッド2に固着配置された鉄筋リング1
2が、スタッド2によるコーン破壊面に対して抵抗する
ためであると考えられている。鉄筋リング12を設けな
いことによる剛性の低下は、変位の途中では20%程度
と予測されるが、通常の設計計算の範囲では両者の差は
ほとんどないと考えることができる。
グ12の軸力が引張荷重を伝達することと、図2(b)
に示すようにスタッド2に固着配置された鉄筋リング1
2が、スタッド2によるコーン破壊面に対して抵抗する
ためであると考えられている。鉄筋リング12を設けな
いことによる剛性の低下は、変位の途中では20%程度
と予測されるが、通常の設計計算の範囲では両者の差は
ほとんどないと考えることができる。
【0048】すなわち、図2(c)から前から明らかな
ように、終局耐力は鉄筋あり、なしの場合で殆ど変ら
ず、結局鉄筋リング12の設置はオプション的な位置づ
けと考えて良いものと思われる。また、CFT柱梁接合
装置の接合部に生じるせん断力Qは、図1(d)に示す
ようにエンドプレート10と鋼管柱1との溶接でもたせ
るようにしている。
ように、終局耐力は鉄筋あり、なしの場合で殆ど変ら
ず、結局鉄筋リング12の設置はオプション的な位置づ
けと考えて良いものと思われる。また、CFT柱梁接合
装置の接合部に生じるせん断力Qは、図1(d)に示す
ようにエンドプレート10と鋼管柱1との溶接でもたせ
るようにしている。
【0049】本実施の形態のCFT柱梁接合位置は上述
のように構成されているので、CFT柱6の内部に充填
されたコンクリート13中での応力伝達が円滑に行うス
タッド2を、コンクリート13充填前に鋼管柱1の内周
面に設ける必要がなく、スタッド2設置に伴う不具合が
生じることなく、また、外径の小さい鋼管柱でも作業が
容易で、しかも、より小さい鋼管柱でもスタッド2等の
補強材を設けた大きな構造強度を有する接合部構造にで
き、さらには、周辺に大スペースの設置が不要になり空
間利用上、あるいは鋼材量の増加等によるコストアップ
の問題が生じなく、長尺CFT柱の内部下方へのコンク
リート充填の困難性もなく、さらには、CFT柱6と梁
3との接合部に大きな剪断力が発生しても、溶着部が破
損することがなく、強度部材としての鉄骨構造体の機能
を発揮させることのできるCFT柱梁接合装置とするこ
とができる。
のように構成されているので、CFT柱6の内部に充填
されたコンクリート13中での応力伝達が円滑に行うス
タッド2を、コンクリート13充填前に鋼管柱1の内周
面に設ける必要がなく、スタッド2設置に伴う不具合が
生じることなく、また、外径の小さい鋼管柱でも作業が
容易で、しかも、より小さい鋼管柱でもスタッド2等の
補強材を設けた大きな構造強度を有する接合部構造にで
き、さらには、周辺に大スペースの設置が不要になり空
間利用上、あるいは鋼材量の増加等によるコストアップ
の問題が生じなく、長尺CFT柱の内部下方へのコンク
リート充填の困難性もなく、さらには、CFT柱6と梁
3との接合部に大きな剪断力が発生しても、溶着部が破
損することがなく、強度部材としての鉄骨構造体の機能
を発揮させることのできるCFT柱梁接合装置とするこ
とができる。
【0050】次に、図3は本発明のCFT柱梁接合装置
の実施の第2形態を示す図である。本実施の形態におい
ては、実施の第1形態と同様に鋼管柱1の梁3と接合が
行われる高さの側壁には、梁3の端部に溶着されたエン
ドプレート10から鋼管柱1との接合方向に突出させて
設けたスタッド2を通すためのスタッド孔11が設けら
れている。また、鋼管柱1の梁3との接合部側壁には、
前述したエンドプレート10前面から突設されたスタッ
ド2を挿入するスタッド孔11と同様のスタッド孔11
が設けられ、このスタッド孔11に合わせて設置される
スリーブ孔16を両端に設けた炭素鋼からなる紡錘状の
スリーブ15がその開口16をスタッド孔11に一致さ
せて設置されている。
の実施の第2形態を示す図である。本実施の形態におい
ては、実施の第1形態と同様に鋼管柱1の梁3と接合が
行われる高さの側壁には、梁3の端部に溶着されたエン
ドプレート10から鋼管柱1との接合方向に突出させて
設けたスタッド2を通すためのスタッド孔11が設けら
れている。また、鋼管柱1の梁3との接合部側壁には、
前述したエンドプレート10前面から突設されたスタッ
ド2を挿入するスタッド孔11と同様のスタッド孔11
が設けられ、このスタッド孔11に合わせて設置される
スリーブ孔16を両端に設けた炭素鋼からなる紡錘状の
スリーブ15がその開口16をスタッド孔11に一致さ
せて設置されている。
【0051】従って、このスタッド孔11、およびスリ
ーブ孔16を通過させてスタッド2をスリーブ15内に
挿入した後、エンドプレート10を鋼管柱1の側面に溶
接することにより鋼管柱1と梁3の組み付けが完了す
る。
ーブ孔16を通過させてスタッド2をスリーブ15内に
挿入した後、エンドプレート10を鋼管柱1の側面に溶
接することにより鋼管柱1と梁3の組み付けが完了す
る。
【0052】なお、このスリーブ15には、図3(a)
の詳細を示す図3(b)に示すように、スリーブ15内
部にモルタル22を注入する注入孔17と空気抜孔18
とが設けられており、鋼管柱1と梁3との組付けに当っ
ては、鋼管柱1側壁に溶着された状態のエンドプレート
10に穿設されたスタット孔11と、スリーブ孔15、
エンドプレート10に穿設されたモルタル注入口19と
注入孔17、および図示省略したがエンドプレート10
に穿設された空気排出口20とがそれぞれ完全に一致す
る位置に配置されて鋼管孔1の内部に設置するようにし
ている。
の詳細を示す図3(b)に示すように、スリーブ15内
部にモルタル22を注入する注入孔17と空気抜孔18
とが設けられており、鋼管柱1と梁3との組付けに当っ
ては、鋼管柱1側壁に溶着された状態のエンドプレート
10に穿設されたスタット孔11と、スリーブ孔15、
エンドプレート10に穿設されたモルタル注入口19と
注入孔17、および図示省略したがエンドプレート10
に穿設された空気排出口20とがそれぞれ完全に一致す
る位置に配置されて鋼管孔1の内部に設置するようにし
ている。
【0053】即ち、図4(a)に示すように、注入孔1
7および空気抜孔18をそれぞれ鋼管柱1の側壁に対応
させて穿設された開口に挿入し、また、スリーブ孔16
とスタッド孔11との位置が一致するように配置され
て、スリーブ15を鋼管柱1の内部に設置する。しか
し、スリーブ15の鋼管柱1内部への設置は、このよう
な例に限定されるものではなく、スリーブ孔16を設け
たスリーブ15の両端を、大きめに作成されたスタッド
孔11に挿入することにより設置する等、種々の方法を
採用することができるものである。
7および空気抜孔18をそれぞれ鋼管柱1の側壁に対応
させて穿設された開口に挿入し、また、スリーブ孔16
とスタッド孔11との位置が一致するように配置され
て、スリーブ15を鋼管柱1の内部に設置する。しか
し、スリーブ15の鋼管柱1内部への設置は、このよう
な例に限定されるものではなく、スリーブ孔16を設け
たスリーブ15の両端を、大きめに作成されたスタッド
孔11に挿入することにより設置する等、種々の方法を
採用することができるものである。
【0054】次いで、図4(b)に示すように、位置、
高さが調整された梁3の端部に固着されたエンドプレー
ト10が鋼管柱1の接合する側壁に近づけられ、エンド
プレート10の前面から突設されているスタッド2を、
スタッド孔11、スリーブ孔16を通過させてスリーブ
15に挿入した後、密着されているエンドプレート10
の前端面と鋼管柱1側面を溶着することにより、鋼管柱
1と梁3との組み付けが完了する。なお、このとき鋼管
柱1の側壁に開口させた注入孔17、および空気抜孔1
8は、図3(b)に示すようにエンドプレート10に穿
設されたモルタル注入口19、空気排出口20と連通す
るようにエンドプレート10、言葉を代えて言えば、梁
3の位置調整が行われる。
高さが調整された梁3の端部に固着されたエンドプレー
ト10が鋼管柱1の接合する側壁に近づけられ、エンド
プレート10の前面から突設されているスタッド2を、
スタッド孔11、スリーブ孔16を通過させてスリーブ
15に挿入した後、密着されているエンドプレート10
の前端面と鋼管柱1側面を溶着することにより、鋼管柱
1と梁3との組み付けが完了する。なお、このとき鋼管
柱1の側壁に開口させた注入孔17、および空気抜孔1
8は、図3(b)に示すようにエンドプレート10に穿
設されたモルタル注入口19、空気排出口20と連通す
るようにエンドプレート10、言葉を代えて言えば、梁
3の位置調整が行われる。
【0055】鋼管柱1と梁3との組付完了後、図1
(b)に示したものと同様にして、コンクリート13を
鋼管柱1の内部に充填することにより、図4(b)に示
すように、コンクリート13の内部にスリーブ15を埋
設したCFT柱6が形成される。なお、図4(c)と図
(b)の手順の逆にすることもできるものである。すな
わち、鋼管柱1の内部に配置されるスリーブ15の配設
高さ付近までコンクリート13を充填した段階で、コン
クリート13上でスリーブ15の位置(高さ)姿勢調整
を行うことでスリーブ15を鋼管柱1内部に配置した
後、スタッド2をスリーブ15内に挿入し、鋼管柱1と
エンドプレート10との溶着を行うことにより、スリー
ブ15を埋設したCFT柱6を鋼管柱1の下方から順次
形成していくこともできるものである。
(b)に示したものと同様にして、コンクリート13を
鋼管柱1の内部に充填することにより、図4(b)に示
すように、コンクリート13の内部にスリーブ15を埋
設したCFT柱6が形成される。なお、図4(c)と図
(b)の手順の逆にすることもできるものである。すな
わち、鋼管柱1の内部に配置されるスリーブ15の配設
高さ付近までコンクリート13を充填した段階で、コン
クリート13上でスリーブ15の位置(高さ)姿勢調整
を行うことでスリーブ15を鋼管柱1内部に配置した
後、スタッド2をスリーブ15内に挿入し、鋼管柱1と
エンドプレート10との溶着を行うことにより、スリー
ブ15を埋設したCFT柱6を鋼管柱1の下方から順次
形成していくこともできるものである。
【0056】この場合、スリーブ15と鋼管柱1との前
述した鋼管柱1の開口への注入孔17、空気抜孔18の
挿入等による仮付けの必要がなく、単に鋼管柱1側壁に
エンドプレート10に連通させるグラフト注入口19お
よび空気排出口20を設けておくだけで済むので、作業
工程がより簡素化できる。スリーブ15を埋設したCF
T柱6が形成された後、図4(d)に示すように注入器
21を用いてスリーブ15内にモルタル22を外部から
注入する。このモルタル22の注入は、図4(e)に示
すようにスリーブ15内にすき間が生じないように充填
することによって、本実施の形態のCFT柱梁接合装置
で形成される。
述した鋼管柱1の開口への注入孔17、空気抜孔18の
挿入等による仮付けの必要がなく、単に鋼管柱1側壁に
エンドプレート10に連通させるグラフト注入口19お
よび空気排出口20を設けておくだけで済むので、作業
工程がより簡素化できる。スリーブ15を埋設したCF
T柱6が形成された後、図4(d)に示すように注入器
21を用いてスリーブ15内にモルタル22を外部から
注入する。このモルタル22の注入は、図4(e)に示
すようにスリーブ15内にすき間が生じないように充填
することによって、本実施の形態のCFT柱梁接合装置
で形成される。
【0057】本実施の形態のCFT柱梁接合装置は、上
述のように構成されているので、図5に示すように梁3
に作用する引張力Fは、エンドプレート10からスタッ
ド2に伝達され、スタッド2の荷重によりスリーブ15
内に充填されているモルタル22はコーン破壊するが、
紡錘形にされたスリーブ15内の点線よりエンドプレー
ト側の端部に生じるくさび効果による荷重により、より
大きな抵抗力をすることになり、より強度的に秀れたC
FT柱梁接合装置とすることができる。
述のように構成されているので、図5に示すように梁3
に作用する引張力Fは、エンドプレート10からスタッ
ド2に伝達され、スタッド2の荷重によりスリーブ15
内に充填されているモルタル22はコーン破壊するが、
紡錘形にされたスリーブ15内の点線よりエンドプレー
ト側の端部に生じるくさび効果による荷重により、より
大きな抵抗力をすることになり、より強度的に秀れたC
FT柱梁接合装置とすることができる。
【0058】次に、図6は本発明のCFT柱梁接合装置
の実施の第3形態を示す図である。本実施の形態のCF
T柱梁接合装置では、鋼管柱1の両側に対向して配置さ
れる梁3の端部に溶着された、エンドプレート10のう
ちの一方のエンドプレート10の前面に長尺ボルト23
の基端部を溶接しておき、梁3を接合する鋼管柱1の両
側壁に、実施の第1形態と同様にスタッド孔11を設け
るとともに、他方のエンドプレート10に、長尺ボルト
23が通るスタッド孔24をあける構造にしている。
の実施の第3形態を示す図である。本実施の形態のCF
T柱梁接合装置では、鋼管柱1の両側に対向して配置さ
れる梁3の端部に溶着された、エンドプレート10のう
ちの一方のエンドプレート10の前面に長尺ボルト23
の基端部を溶接しておき、梁3を接合する鋼管柱1の両
側壁に、実施の第1形態と同様にスタッド孔11を設け
るとともに、他方のエンドプレート10に、長尺ボルト
23が通るスタッド孔24をあける構造にしている。
【0059】このようにすることにより、一方のエンド
プレート10に溶着された長尺ボルト23の先端部を、
鋼管柱1にあけられたスタッド孔11に通し、鋼管柱1
を貫通させた後、さらに長尺ボルト23の先端部を他方
のエンドプレート10にあけられたスタッド孔24に通
し、長尺ボルト23の先端部に螺設したネジ溝にナット
25を締め込むことにより、長尺ボルト23により鋼管
柱1の両側に対向して配置される梁3と梁3の端部に固
着されたエンドプレート10とを介して連結した後、密
着している鋼管柱1の側壁とエンドプレート10を溶着
することにより、接合部を形成するようにしている。
プレート10に溶着された長尺ボルト23の先端部を、
鋼管柱1にあけられたスタッド孔11に通し、鋼管柱1
を貫通させた後、さらに長尺ボルト23の先端部を他方
のエンドプレート10にあけられたスタッド孔24に通
し、長尺ボルト23の先端部に螺設したネジ溝にナット
25を締め込むことにより、長尺ボルト23により鋼管
柱1の両側に対向して配置される梁3と梁3の端部に固
着されたエンドプレート10とを介して連結した後、密
着している鋼管柱1の側壁とエンドプレート10を溶着
することにより、接合部を形成するようにしている。
【0060】本実施の形態のCFT柱梁接合装置は、上
述のように、他方のエンドプレート10を貫通した長尺
ボルト23端部を、ナット25で締め込むだけであるの
で、施工が簡単で容易になると共に、引張力Fの伝達が
長尺ボルトでなされるので、伝達される引張力Fの流れ
が非常にわかり易いものとなる。なお、本実施の形態の
ものは、鋼管柱1にコンクリート13が充填されていな
い、いわゆる鋼管柱1と梁3との接合装置としても有効
なものである。
述のように、他方のエンドプレート10を貫通した長尺
ボルト23端部を、ナット25で締め込むだけであるの
で、施工が簡単で容易になると共に、引張力Fの伝達が
長尺ボルトでなされるので、伝達される引張力Fの流れ
が非常にわかり易いものとなる。なお、本実施の形態の
ものは、鋼管柱1にコンクリート13が充填されていな
い、いわゆる鋼管柱1と梁3との接合装置としても有効
なものである。
【0061】次に、図7は本発明のCFT柱梁接合装置
の実施の第4形態を示す図である。本実施の形態のCF
T柱梁接合装置は、実施の第1形態のものと略同じ構造
にされているが、実施の第1形態では鋼管柱1の両側に
対向して配置される梁3の端部に溶着されたエンドプレ
ート10に基端部を溶着してスタッド孔11から鋼管柱
1の内部に挿するようにしたスタッド2に代えて、エン
ドプレート10および鋼管柱1に連通する穴加工をして
おき、現場にて、この穴にねじ付スタッド26を挿入
し、又はねじ込み鋼管柱1の内部に挿入した後、エンド
プレート10の後端側に突出させたねじ付スタッド26
の脚部に設けたねじ溝にナット25を締め込み止めるよ
うにしたものである。
の実施の第4形態を示す図である。本実施の形態のCF
T柱梁接合装置は、実施の第1形態のものと略同じ構造
にされているが、実施の第1形態では鋼管柱1の両側に
対向して配置される梁3の端部に溶着されたエンドプレ
ート10に基端部を溶着してスタッド孔11から鋼管柱
1の内部に挿するようにしたスタッド2に代えて、エン
ドプレート10および鋼管柱1に連通する穴加工をして
おき、現場にて、この穴にねじ付スタッド26を挿入
し、又はねじ込み鋼管柱1の内部に挿入した後、エンド
プレート10の後端側に突出させたねじ付スタッド26
の脚部に設けたねじ溝にナット25を締め込み止めるよ
うにしたものである。
【0062】なお、ねじ付スタッド26に鉄筋リング1
2等を設けて、ねじ付スタッド26とコンクリート13
と付着効果により、荷重の伝達効果を高めるようにでき
ることは実施の第1形態と同様である。本実施の形態で
は、ねじ付きスタッド26の取付けに溶接が一切不要に
なり、現地工事がより簡易なものとなり建設工期をより
短縮することができる。
2等を設けて、ねじ付スタッド26とコンクリート13
と付着効果により、荷重の伝達効果を高めるようにでき
ることは実施の第1形態と同様である。本実施の形態で
は、ねじ付きスタッド26の取付けに溶接が一切不要に
なり、現地工事がより簡易なものとなり建設工期をより
短縮することができる。
【0063】次に、図8に本発明のCFT柱梁接合装置
の実施の第5形態を示す図である。以上説明した本発明
のCFT柱梁接合装置の実施の第1〜第4形態では、鋼
管柱1の両側に対向して設けられる梁3の端部に溶着さ
れるエンドプレート10の前面と鋼管柱1の側面とは、
溶接部14により接合面方向に作用する剪断力Qを、図
1に示す溶接部14でもたせるようにしているが、本実
施の形態ではエンドプレート10前面、即ち、鋼管柱1
の側壁に対面する側には、前述したスタッド2と縦リブ
27を溶接しておき、エンドプレート10と接合する鋼
管柱1の側壁には、鋼管柱1内に縦リブ27を入れるこ
とのできる縦リブ用孔28と、スタッド2を挿入するこ
とができるスタッド孔11とを設けるようにした。
の実施の第5形態を示す図である。以上説明した本発明
のCFT柱梁接合装置の実施の第1〜第4形態では、鋼
管柱1の両側に対向して設けられる梁3の端部に溶着さ
れるエンドプレート10の前面と鋼管柱1の側面とは、
溶接部14により接合面方向に作用する剪断力Qを、図
1に示す溶接部14でもたせるようにしているが、本実
施の形態ではエンドプレート10前面、即ち、鋼管柱1
の側壁に対面する側には、前述したスタッド2と縦リブ
27を溶接しておき、エンドプレート10と接合する鋼
管柱1の側壁には、鋼管柱1内に縦リブ27を入れるこ
とのできる縦リブ用孔28と、スタッド2を挿入するこ
とができるスタッド孔11とを設けるようにした。
【0064】本実施の形態のCFT柱梁接合装置は、上
述の構成にされて、鋼管柱1にあけられたスタッド孔1
1、縦リブ用孔28のそれぞれにスタッド2、縦リブ2
7を挿入した後、鋼管柱1内にコンクリート13を充填
することにより、エンドプレート10と鋼管柱1との溶
接を行うことなく、鋼管柱1と梁3の接合部に作用する
せん断力Qに対しては、縦リブ用孔28に挿入された縦
リブ27の抵抗により抗することができ、接合部構造を
保持することができる。
述の構成にされて、鋼管柱1にあけられたスタッド孔1
1、縦リブ用孔28のそれぞれにスタッド2、縦リブ2
7を挿入した後、鋼管柱1内にコンクリート13を充填
することにより、エンドプレート10と鋼管柱1との溶
接を行うことなく、鋼管柱1と梁3の接合部に作用する
せん断力Qに対しては、縦リブ用孔28に挿入された縦
リブ27の抵抗により抗することができ、接合部構造を
保持することができる。
【0065】本実施の形態の場合、エンドプレート10
と鋼管柱1との溶接が行われないため、鋼管柱1内にコ
ンクリート13を充填した後、コンクリート13が固化
するまでは形状保持が必要となるが、この形状保持のた
めには、図6で示したような長尺ボルト23を使用して
形状保持を行うようにすることが好ましい。また、縦リ
ブ27を使用するようにしても、スタッド2の設置は必
須であるばかりでなく、実施の第1形態と同様にスタッ
ド2の間を接続する鉄筋リング12の設置も必須のもの
となる。
と鋼管柱1との溶接が行われないため、鋼管柱1内にコ
ンクリート13を充填した後、コンクリート13が固化
するまでは形状保持が必要となるが、この形状保持のた
めには、図6で示したような長尺ボルト23を使用して
形状保持を行うようにすることが好ましい。また、縦リ
ブ27を使用するようにしても、スタッド2の設置は必
須であるばかりでなく、実施の第1形態と同様にスタッ
ド2の間を接続する鉄筋リング12の設置も必須のもの
となる。
【0066】即ち、本実施の形態のCFT柱梁接合装置
でも、引張に対するコーン破壊後の鉄筋リングの破壊モ
ードは付着破壊となり、鋼管のせん断破壊よりも耐荷力
が小さくなるので、実施の第1形態の図2(c)に示す
コーン破壊後の鉄筋リングの補強によるコーン破壊荷重
を上昇させるために鉄筋リング12の設置は必要とな
る。
でも、引張に対するコーン破壊後の鉄筋リングの破壊モ
ードは付着破壊となり、鋼管のせん断破壊よりも耐荷力
が小さくなるので、実施の第1形態の図2(c)に示す
コーン破壊後の鉄筋リングの補強によるコーン破壊荷重
を上昇させるために鉄筋リング12の設置は必要とな
る。
【0067】次に、図9は本発明のCFT柱梁接合装置
の実施の第6形態を示す図である。以上説明した本発明
のCFT柱梁接合装置の実施の第1〜第5形態では、鋼
管柱の両側に対向して設けられる梁3の端部に溶着固定
されるエンドプレート10の前面から、スタッド2又は
長尺ボルト23、いわゆる直線状の強度部材を突設する
ようにしているが、本実施の形態ではU字形に加工した
U字鉄筋29の2本からなる基端部を、エンドプレート
10の前面にそれぞれに溶接するとともに、エンドプレ
ート10が溶着される鋼管柱1の側壁にはU字鉄筋29
を通過させ、鋼管柱1内部に挿入できる広幅のスリット
30が設けるようにしている。
の実施の第6形態を示す図である。以上説明した本発明
のCFT柱梁接合装置の実施の第1〜第5形態では、鋼
管柱の両側に対向して設けられる梁3の端部に溶着固定
されるエンドプレート10の前面から、スタッド2又は
長尺ボルト23、いわゆる直線状の強度部材を突設する
ようにしているが、本実施の形態ではU字形に加工した
U字鉄筋29の2本からなる基端部を、エンドプレート
10の前面にそれぞれに溶接するとともに、エンドプレ
ート10が溶着される鋼管柱1の側壁にはU字鉄筋29
を通過させ、鋼管柱1内部に挿入できる広幅のスリット
30が設けるようにしている。
【0068】エンドプレート10の前面に固着されたU
字鉄筋29がスリット30を通過して鋼管柱1内部に挿
入され、鋼管柱1側壁とエンドプレート10前面とが接
触した状態で側壁とエンドプレート10を溶接した後、
鋼管柱1の内部のコンクリート13を充填することによ
り、本実施の形態のCFT柱梁接合装置が形成される。
字鉄筋29がスリット30を通過して鋼管柱1内部に挿
入され、鋼管柱1側壁とエンドプレート10前面とが接
触した状態で側壁とエンドプレート10を溶接した後、
鋼管柱1の内部のコンクリート13を充填することによ
り、本実施の形態のCFT柱梁接合装置が形成される。
【0069】本実施形態の場合、U字鉄筋29のエンド
プレート10前面から突出量を大きくすれば、図10
(a)に示すように、U字鉄筋29の先端部は重ね合う
ことになり、U字鉄筋29のみによって引張力Fの伝達
が可能になるので、図1(a)に示すような鉄筋リング
12を配置する必要はないが、突出量が小さい場合で
も、図10(b)に示すように、実施の第1形態と同様
に対向する側壁から鋼管柱1内に挿入されたU字鉄筋2
9の上方へ鉄筋リング12を配設することにより、図1
0(a)の場合と同様の大きさの耐荷力とすることがで
きる。
プレート10前面から突出量を大きくすれば、図10
(a)に示すように、U字鉄筋29の先端部は重ね合う
ことになり、U字鉄筋29のみによって引張力Fの伝達
が可能になるので、図1(a)に示すような鉄筋リング
12を配置する必要はないが、突出量が小さい場合で
も、図10(b)に示すように、実施の第1形態と同様
に対向する側壁から鋼管柱1内に挿入されたU字鉄筋2
9の上方へ鉄筋リング12を配設することにより、図1
0(a)の場合と同様の大きさの耐荷力とすることがで
きる。
【0070】しかし、図30(c)に示すようにU字鉄
筋29の先端間に間隙があるとU字鉄筋29の引張力の
みで抵抗するため、耐荷力は図10(a)、図10
(b)の場合に比較して耐荷力は30〜50%程度低下
することになる。
筋29の先端間に間隙があるとU字鉄筋29の引張力の
みで抵抗するため、耐荷力は図10(a)、図10
(b)の場合に比較して耐荷力は30〜50%程度低下
することになる。
【0071】以上、本発明のCFT柱梁接合装置の実施
例について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、例えばCFT柱1の片側にのみ
梁3を接合する場合、例えば実施の第3形態を示す図6
において鋼管柱6の右側にはエンドプレート10のみを
設けて、梁3は設けないようにしたもの、またはCFT
柱6に対して梁3を対向させて設けず、梁3を直交2〜
4方向に結合するようにしても良いものである。
例について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、例えばCFT柱1の片側にのみ
梁3を接合する場合、例えば実施の第3形態を示す図6
において鋼管柱6の右側にはエンドプレート10のみを
設けて、梁3は設けないようにしたもの、またはCFT
柱6に対して梁3を対向させて設けず、梁3を直交2〜
4方向に結合するようにしても良いものである。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のCFT柱
梁接合装置は、鋼管柱の内部にコンクリートを充填した
CFT柱の側壁と交差させて接合する梁の端部に、CF
T柱の接合側壁と同一面の前面を形成したエンドプレー
ト、エンドプレートの前面から突設され、鋼管柱側壁に
穿設したスタッド孔から鋼管柱内部に挿入されるスタッ
ド、鋼管柱内部にスタッドが挿入された後、鋼管柱の内
部に充填され、鋼管柱の圧縮強度を強化してCFT柱を
形成するコンクリート、エンドプレートとCFT柱との
接合部に生じる剪断力を低減する剪断力軽減手段からな
る。
梁接合装置は、鋼管柱の内部にコンクリートを充填した
CFT柱の側壁と交差させて接合する梁の端部に、CF
T柱の接合側壁と同一面の前面を形成したエンドプレー
ト、エンドプレートの前面から突設され、鋼管柱側壁に
穿設したスタッド孔から鋼管柱内部に挿入されるスタッ
ド、鋼管柱内部にスタッドが挿入された後、鋼管柱の内
部に充填され、鋼管柱の圧縮強度を強化してCFT柱を
形成するコンクリート、エンドプレートとCFT柱との
接合部に生じる剪断力を低減する剪断力軽減手段からな
る。
【0073】これにより、コンクリート充填前に鋼管柱
の内周面に基端部を溶着して突設していたスタッドが、
エンドプレート前面への固着でよくなり、スタッド設置
に伴う建設コストアップ等の不具合が回避され、小径鋼
管柱でも容易にスタッドの設置ができ、強固な建造物の
基本構造にでき、また、CFT柱の外周辺に大スペース
を必要とせず、外周辺空間の有効活用がはかれる。
の内周面に基端部を溶着して突設していたスタッドが、
エンドプレート前面への固着でよくなり、スタッド設置
に伴う建設コストアップ等の不具合が回避され、小径鋼
管柱でも容易にスタッドの設置ができ、強固な建造物の
基本構造にでき、また、CFT柱の外周辺に大スペース
を必要とせず、外周辺空間の有効活用がはかれる。
【0074】また、CFT柱にする鋼管柱内へのコンク
リートの充填が、小径鋼管柱でも容易にでき、CFT柱
上下方向にそれぞれ連結され梁との連結強度を均一なも
のにできる。さらには、CFT柱と梁との連結部に大き
な剪断力が発生する場合でも、鋼管柱側壁とエンドプレ
ート前面との溶接部の強度、又はエンドプレート前面に
設置した縦リブと鋼管柱に穿設した縦リブ用孔との嵌合
により、大きな剪断力に抗し接合部が破損することがな
く、建造物の強固な基本構造を形成できる。
リートの充填が、小径鋼管柱でも容易にでき、CFT柱
上下方向にそれぞれ連結され梁との連結強度を均一なも
のにできる。さらには、CFT柱と梁との連結部に大き
な剪断力が発生する場合でも、鋼管柱側壁とエンドプレ
ート前面との溶接部の強度、又はエンドプレート前面に
設置した縦リブと鋼管柱に穿設した縦リブ用孔との嵌合
により、大きな剪断力に抗し接合部が破損することがな
く、建造物の強固な基本構造を形成できる。
【0075】また、本発明のCFT柱梁接合装置は、ス
タッドがエンドプレート前面に基端部が溶着されて突設
され、鋼管柱にエンドプレート前面を溶着する側壁に穿
設されたスタッド孔から鋼管柱内部に挿入され、対向す
るスタッド先端部間に間隙を設けたものとした。
タッドがエンドプレート前面に基端部が溶着されて突設
され、鋼管柱にエンドプレート前面を溶着する側壁に穿
設されたスタッド孔から鋼管柱内部に挿入され、対向す
るスタッド先端部間に間隙を設けたものとした。
【0076】これにより、CFT柱と梁との間に圧縮力
・引張力が作用するとき、スタッドにより鋼管柱内に充
填され養生後のコンクリートは破壊され、この破壊コー
ンで発生する抵抗により、エンドプレートの一方から他
方に、梁に作用する圧縮力・引張力を伝達できる。
・引張力が作用するとき、スタッドにより鋼管柱内に充
填され養生後のコンクリートは破壊され、この破壊コー
ンで発生する抵抗により、エンドプレートの一方から他
方に、梁に作用する圧縮力・引張力を伝達できる。
【0077】また、本発明のCFT柱梁接合装置は、ス
タッドがエンドプレート前面に基端部が溶着されて突設
され、先端部をエンドプレート前面を溶着する鋼管柱側
壁に穿設されたスタッド孔、基端部を溶着したエンドプ
レートに対向させ配置したエンドプレートに穿設された
スタッド孔を貫通し、先端部をナットで締めつけ両エン
ドプレートを連結する長尺ボルトを設けた。
タッドがエンドプレート前面に基端部が溶着されて突設
され、先端部をエンドプレート前面を溶着する鋼管柱側
壁に穿設されたスタッド孔、基端部を溶着したエンドプ
レートに対向させ配置したエンドプレートに穿設された
スタッド孔を貫通し、先端部をナットで締めつけ両エン
ドプレートを連結する長尺ボルトを設けた。
【0078】これにより、CFT柱梁接合装置が長尺ボ
ルト先端部のナットの締め付けのみで済み、接合作業が
簡単で容易になり、また、接合部に生じる荷重の伝達が
長尺ボルトでなされるので、力の伝達が非常に判りやす
い接合構造にできる。また、スタッドとして長尺ボルト
を使用するために、CFT柱と梁との接合ではなく、コ
ンクリート充填されてない鋼管柱と梁との接合にも使用
できる。
ルト先端部のナットの締め付けのみで済み、接合作業が
簡単で容易になり、また、接合部に生じる荷重の伝達が
長尺ボルトでなされるので、力の伝達が非常に判りやす
い接合構造にできる。また、スタッドとして長尺ボルト
を使用するために、CFT柱と梁との接合ではなく、コ
ンクリート充填されてない鋼管柱と梁との接合にも使用
できる。
【0079】また、本発明のCFT柱梁接合装置は、鋼
管柱の接合側壁と対向させて配置されたエンドプレート
前面に配置されたスタッドに穿設されたスタッド孔、及
びエンドプレート前面を接合する鋼管柱の側壁のスタッ
ド孔にねじ込み、貫通させて鋼管柱内部に挿入させると
ともに、エンドプレートの後面に螺合されたナットで、
鋼管柱の側壁とエンドプレートとに固定するねじ付スタ
ッドを設けた。
管柱の接合側壁と対向させて配置されたエンドプレート
前面に配置されたスタッドに穿設されたスタッド孔、及
びエンドプレート前面を接合する鋼管柱の側壁のスタッ
ド孔にねじ込み、貫通させて鋼管柱内部に挿入させると
ともに、エンドプレートの後面に螺合されたナットで、
鋼管柱の側壁とエンドプレートとに固定するねじ付スタ
ッドを設けた。
【0080】これにより、鋼管柱内部へのスタッドの挿
入及び側壁とエンドプレートへの固定がナットの締め付
けだけで行え、エンドプレート前面へのスタッドを取り
付け溶接が一切不要になり、現地サイトの作業をより簡
素化でき、作業時間を短縮しコストダウンを図れる。
入及び側壁とエンドプレートへの固定がナットの締め付
けだけで行え、エンドプレート前面へのスタッドを取り
付け溶接が一切不要になり、現地サイトの作業をより簡
素化でき、作業時間を短縮しコストダウンを図れる。
【0081】また、本発明のCFT柱梁接合装置は、ス
タッドがエンドプレート前面に基端部がそれぞれ溶着さ
れて、前面から突設され、エンドプレート前面を溶着す
る鋼管柱の側壁に穿設されたスリットから鋼管柱の内部
に挿入されるU字鉄筋を設けた。
タッドがエンドプレート前面に基端部がそれぞれ溶着さ
れて、前面から突設され、エンドプレート前面を溶着す
る鋼管柱の側壁に穿設されたスリットから鋼管柱の内部
に挿入されるU字鉄筋を設けた。
【0082】これにより、U字鉄筋の鋼管柱の内部に挿
入量を大きくし、それぞれのスリットから鋼管柱の内部
に挿入されたU字鉄筋の先端が重ね合うものにすれば、
鉄筋リングを設けずに、鉄筋リングを設けたときと同等
の効果が得られる。また、U字鉄筋の鋼管柱の内部への
挿入量が小さく、先端が重ね合わない場合でも鉄筋リン
グを設けなくても設計上要求される引張力は、このU字
鉄筋によりクリアできる。
入量を大きくし、それぞれのスリットから鋼管柱の内部
に挿入されたU字鉄筋の先端が重ね合うものにすれば、
鉄筋リングを設けずに、鉄筋リングを設けたときと同等
の効果が得られる。また、U字鉄筋の鋼管柱の内部への
挿入量が小さく、先端が重ね合わない場合でも鉄筋リン
グを設けなくても設計上要求される引張力は、このU字
鉄筋によりクリアできる。
【0083】また、本発明のCFT柱梁接合装置は、ス
タッド孔より鋼管柱内部に挿入されるスタッドを内部に
収容するとともに、内部にモルタルを外部から充填で
き、紡錘形状等にされたスリーブを鋼管柱内部に設け
た。
タッド孔より鋼管柱内部に挿入されるスタッドを内部に
収容するとともに、内部にモルタルを外部から充填で
き、紡錘形状等にされたスリーブを鋼管柱内部に設け
た。
【0084】これにより、スタッドを設けたエンドプレ
ート間に大きな圧縮荷重・引張荷重が発生したとき、圧
縮側のスリーブ内部に充填したモルタルは、圧縮力によ
りコーン破壊するが、スタッド先端から両端部にかけて
発生するくさび効果により、接合部に生じる荷重に抵抗
し強度的に優れた接合装置にできる。
ート間に大きな圧縮荷重・引張荷重が発生したとき、圧
縮側のスリーブ内部に充填したモルタルは、圧縮力によ
りコーン破壊するが、スタッド先端から両端部にかけて
発生するくさび効果により、接合部に生じる荷重に抵抗
し強度的に優れた接合装置にできる。
【0085】また、本発明のCFT柱梁接合装置は、C
FT柱梁接合装置の鋼管柱のエンドプレートと接合する
側壁に穿設されたスタッド孔若しくはスリットから鋼管
柱内部に挿入され、先端部がそれぞれ離隔して配置され
たスタッド若しくはU字鉄筋の間に鉄筋リングを配設し
た。
FT柱梁接合装置の鋼管柱のエンドプレートと接合する
側壁に穿設されたスタッド孔若しくはスリットから鋼管
柱内部に挿入され、先端部がそれぞれ離隔して配置され
たスタッド若しくはU字鉄筋の間に鉄筋リングを配設し
た。
【0086】これにより、スタッドと鉄筋リングとを固
着して設けたことにより、CFT柱と梁との接合部に作
用する圧縮・引張荷重は一方のスタッドから鉄筋リング
を介して他方のスタッドに伝達され、スタッドだけを設
けたときに比較して終局荷重は殆ど変わらないものの、
鉄筋リングによりスタッドによるコーン破壊後も、破壊
面がさらに大きくなり、圧縮・引張荷重に対する剛性は
向上し接合部の強度が増大し強度的に優れた接合装置に
できる。
着して設けたことにより、CFT柱と梁との接合部に作
用する圧縮・引張荷重は一方のスタッドから鉄筋リング
を介して他方のスタッドに伝達され、スタッドだけを設
けたときに比較して終局荷重は殆ど変わらないものの、
鉄筋リングによりスタッドによるコーン破壊後も、破壊
面がさらに大きくなり、圧縮・引張荷重に対する剛性は
向上し接合部の強度が増大し強度的に優れた接合装置に
できる。
【図1】本発明のCFT柱梁接合装置の実施の第1形態
を示す図で、図1(a)は接合部の分解図、図1(b)
は接合部を組み立てるときの内部を透視して示す図、図
1(c)は図1(b)の平面図、図1(d)は図1
(c)に示す矢視A−A断面図、
を示す図で、図1(a)は接合部の分解図、図1(b)
は接合部を組み立てるときの内部を透視して示す図、図
1(c)は図1(b)の平面図、図1(d)は図1
(c)に示す矢視A−A断面図、
【図2】図1に示す接合部におけるスタッド、鉄筋リン
グによる荷重伝達の概念を示す図で、図2(a)は対向
して配置されたエンドプレート間の荷重伝達を示す図、
図2(b)はスタッドによるコーン破壊面を示す図、図
2(c)は鉄筋リングを設けたときと、設けないときの
荷重と変位の関係を示す図、
グによる荷重伝達の概念を示す図で、図2(a)は対向
して配置されたエンドプレート間の荷重伝達を示す図、
図2(b)はスタッドによるコーン破壊面を示す図、図
2(c)は鉄筋リングを設けたときと、設けないときの
荷重と変位の関係を示す図、
【図3】本発明のCFT柱梁接合装置の実施の第2形態
を示す図で、図3(a)は接合部の内部を透視して示す
分解図、図3(b)は図3(a)に示すスリーブとエン
ドプレートとの配置を示すための分解図、
を示す図で、図3(a)は接合部の内部を透視して示す
分解図、図3(b)は図3(a)に示すスリーブとエン
ドプレートとの配置を示すための分解図、
【図4】図3に示す鋼管柱内部にスリーブを配置して接
合部を形成する工程を示す断面図で、図4(a)は鋼管
柱内部にスリーブを配置した状態を示す図、図4(b)
は鋼管柱内部に配置したスリーブにスタッドを挿入し、
鋼管柱外周面とエンドプレート前面とを溶着した図、図
4(c)は鋼管柱内部にコンクリートを充填した状態を
示す図、図4(d)はスリーブ内部にモルタルを充填し
ている状態を示す図、図4(e)はスリーブ内部にモル
タルを充填した状態を示す図、
合部を形成する工程を示す断面図で、図4(a)は鋼管
柱内部にスリーブを配置した状態を示す図、図4(b)
は鋼管柱内部に配置したスリーブにスタッドを挿入し、
鋼管柱外周面とエンドプレート前面とを溶着した図、図
4(c)は鋼管柱内部にコンクリートを充填した状態を
示す図、図4(d)はスリーブ内部にモルタルを充填し
ている状態を示す図、図4(e)はスリーブ内部にモル
タルを充填した状態を示す図、
【図5】図4(e)に示すスリーブ内部にモルタルを充
填した状態における、くさび効果を説明するための断面
図、
填した状態における、くさび効果を説明するための断面
図、
【図6】本発明のCFT柱梁接合装置の実施の第3形態
を示すための接合部における横断面図、
を示すための接合部における横断面図、
【図7】本発明のCFT柱梁接合装置の実施の第4形態
を示すための接合部における横断面図、
を示すための接合部における横断面図、
【図8】本発明のCFT柱梁接合装置の実施の第5形態
を示す図で、図8(a)は接合部の分解図、図8(b)
は図8(a)に示す矢視B−B断面図、
を示す図で、図8(a)は接合部の分解図、図8(b)
は図8(a)に示す矢視B−B断面図、
【図9】本発明のCFT柱梁接合装置の実施の第6形態
を示す接合部の分解図、
を示す接合部の分解図、
【図10】図9に示すCFT柱梁接合装置の平面図で、
図10(a)は鋼管柱内部への挿入量か大きくなる長い
U字鉄筋を使用した図、図10(b)は鋼管柱内部への
挿入量が小さい短いU字鉄筋を使用し、U字鉄筋上に鉄
筋リングを配置した図、図10(c)は鋼管柱内部への
挿入量が小さい短いU字鉄筋を使用し、U字鉄筋上に鉄
筋リングを配置していない図、
図10(a)は鋼管柱内部への挿入量か大きくなる長い
U字鉄筋を使用した図、図10(b)は鋼管柱内部への
挿入量が小さい短いU字鉄筋を使用し、U字鉄筋上に鉄
筋リングを配置した図、図10(c)は鋼管柱内部への
挿入量が小さい短いU字鉄筋を使用し、U字鉄筋上に鉄
筋リングを配置していない図、
【図11】従来のCFT柱梁接合装置を示す図で、図1
1(a)は鋼管柱の一部を破断して内部を示すようにし
た図、図11(b)は鋼管柱の内周面にスタッドを立設
している状態を示す図、図11(c)は鋼管柱の内周面
にスタッドを立設した状態を示す図、
1(a)は鋼管柱の一部を破断して内部を示すようにし
た図、図11(b)は鋼管柱の内周面にスタッドを立設
している状態を示す図、図11(c)は鋼管柱の内周面
にスタッドを立設した状態を示す図、
【図12】従来のCFT柱梁接合装置においてダイヤフ
ラムを使用して、CFT柱と梁との連結を行う装置を示
す図で、図12(a)は外ダイヤフラムを使用して、C
FT柱と梁とを連結している図、図12(b)は内ダイ
ヤフラムを使用して、CFT柱と梁とを連結している図
である。
ラムを使用して、CFT柱と梁との連結を行う装置を示
す図で、図12(a)は外ダイヤフラムを使用して、C
FT柱と梁とを連結している図、図12(b)は内ダイ
ヤフラムを使用して、CFT柱と梁とを連結している図
である。
1 鋼管柱 2 スタッド 3 梁 31 上板 32 下板 4 補助リング 5 溶接部 6 CFT柱 7 外ダイヤフラム 8 内ダイヤフラム 9 穴 10 エンドプレート 11 スタッド孔 12 鉄筋リング 13 コンクリート 14 溶接部 15 スリーブ 16 スリーブ孔 17 注入孔 18 空気抜孔 19 モルタル注入口 20 空気排出口 21 注入器 22 モルタル 23 長尺ボルト 24 スタッド孔 25 ナット 26 ねじ付スタッド 27 縦リブ 28 縦リブ用孔 29 U字鉄筋 30 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 崇臣 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三 菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 2E125 AA03 AA13 AB01 AB16 AC04 AC16 AC29 AG04 AG12 AG27 AG43 AG57 BA07 BA25 BA33 BA44 BA45 BB08 BB09 BB29 BB37 BD01 BE02 BE07 BE08 BF04 BF08 CA82 EA33
Claims (7)
- 【請求項1】 鋼管柱の内部にコンクリートを充填した
CFT柱と交差させた梁とを接合して建造物の基本構造
を形成するためのCFT柱梁接合装置において、前記鋼
管柱の側壁外面と接合する前記梁の端部に固着されたエ
ンドプレートと、前記エンドプレートの前面から突設さ
れ前記鋼管柱側壁に穿設されたスタッド孔から前記鋼管
柱の内部に挿入されるスタッドと、前記スタッドが前記
鋼管柱の内部に挿入された後、前記鋼管柱の内部に充填
され前記CFT柱を形成する前記コンクリートとからな
り、前記エンドプレートに前記CFT柱の側壁との接合
部に生じる剪断力を低減するための前記エンドプレート
と前記鋼管柱の側壁との接合部を溶着する溶接部、若し
くは前記エンドプレートに溶着され前記鋼管柱の軸方向
に長くされた縦リブ用孔に挿入される縦リブからなる剪
断力軽減手段を設けたことを特徴とするCFT柱梁接合
装置。 - 【請求項2】 前記スタッドが前記エンドプレートの前
面に基端部が溶着されて突設され、前記鋼管柱に前記エ
ンドプレートを溶着する側壁にそれぞれ穿設されたスタ
ッド孔から前記鋼管柱の内部にそれぞれ挿入されて、先
端部間に間隙を設けて設置されたものであることを特徴
とする請求項1のCFT柱梁接合装置。 - 【請求項3】 前記スタッドが前記エンドプレートの前
面に基端部が溶着されて突設され、前記鋼管柱に前記エ
ンドプレートを溶着する側壁にそれぞれ穿設されたスタ
ッド孔、及び基端部が溶着された前記エンドプレートに
対向して配置したエンドプレートを貫通し、先端部に設
けたナットで両エンドプレートを連結する長尺ボルトで
あることを特徴とする請求項1のCFT柱梁接合装置。 - 【請求項4】 前記スタッドが接合する前記鋼管柱の側
壁と対向させて配置された前記エンドプレート及び前記
スタッド孔を貫通して前記鋼管柱内部に挿入されるとと
もに、前記エンドプレートの後面にそれぞれ設けたナッ
トで固定されたねじ付スタッドであることを特徴とする
請求項1のCFT柱梁接合装置。 - 【請求項5】 前記スタッドが前記エンドプレートの前
面に基端部が溶着されて突設され、前記エンドプレート
を溶着する前記鋼管柱の側壁にそれぞれ穿設されたスリ
ットから前記鋼管柱の内部に挿入されるU字鉄筋である
ことを特徴とする請求項1のCFT柱梁接合装置。 - 【請求項6】 前記スタッド孔より前記鋼管柱内部に挿
入されるスタッドを内部に収容するとともに、内部にモ
ルタルを充填したスリーブを設けたことを特徴とする請
求項2又は請求項4のCFT柱梁接合装置。 - 【請求項7】 前記鋼管柱内部に先端部を離隔して配置
された前記スタッド若しくはU字鉄筋の間に鉄筋リング
を配設したことを特徴とする請求項2又は請求項4又は
請求項5のCFT柱梁接合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000323070A JP2002129652A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | Cft柱梁接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000323070A JP2002129652A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | Cft柱梁接合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002129652A true JP2002129652A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18800828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000323070A Withdrawn JP2002129652A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | Cft柱梁接合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002129652A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008156909A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Nippon Steel Corp | コンクリート充填鋼管柱と鋼製部材の接合構造 |
| CN107989186A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-05-04 | 厦门合立道工程设计集团股份有限公司 | 一种装配式混凝土结构通用钢榫连接节点及其施工方法 |
| CN108775086A (zh) * | 2018-07-09 | 2018-11-09 | 东南大学 | 附加闭合连接钢筋的装配整体式梁柱节点结构及施工方法 |
| CN109356532A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-02-19 | 中国地质大学(武汉) | 一种油管采油管柱 |
| CN111021551A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-04-17 | 河南奥斯派克科技有限公司 | 钢构梁柱与墙板或楼板连接结构 |
| CN111395652A (zh) * | 2020-04-01 | 2020-07-10 | 尤立亚 | 一种具有高度调节功能的h型钢 |
| CN113089829A (zh) * | 2021-04-16 | 2021-07-09 | 常州工程职业技术学院 | 一种卡扣式钢梁柱节点构造 |
| CN116201247A (zh) * | 2023-02-24 | 2023-06-02 | 中建科工集团有限公司 | 一种柱梁连接结构 |
| CN118407508A (zh) * | 2024-07-01 | 2024-07-30 | 中铁城建集团第一工程有限公司 | 一种钢管柱混凝土框架梁及其连接方法 |
-
2000
- 2000-10-23 JP JP2000323070A patent/JP2002129652A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008156909A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Nippon Steel Corp | コンクリート充填鋼管柱と鋼製部材の接合構造 |
| CN107989186A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-05-04 | 厦门合立道工程设计集团股份有限公司 | 一种装配式混凝土结构通用钢榫连接节点及其施工方法 |
| CN107989186B (zh) * | 2017-11-29 | 2019-10-25 | 厦门合立道工程设计集团股份有限公司 | 一种装配式混凝土结构通用钢榫连接节点及其施工方法 |
| CN108775086A (zh) * | 2018-07-09 | 2018-11-09 | 东南大学 | 附加闭合连接钢筋的装配整体式梁柱节点结构及施工方法 |
| CN109356532B (zh) * | 2018-11-23 | 2023-08-29 | 中国地质大学(武汉) | 一种油管采油管柱 |
| CN109356532A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-02-19 | 中国地质大学(武汉) | 一种油管采油管柱 |
| CN111021551A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-04-17 | 河南奥斯派克科技有限公司 | 钢构梁柱与墙板或楼板连接结构 |
| CN111395652A (zh) * | 2020-04-01 | 2020-07-10 | 尤立亚 | 一种具有高度调节功能的h型钢 |
| CN111395652B (zh) * | 2020-04-01 | 2021-09-14 | 尤立亚 | 一种具有高度调节功能的h型钢 |
| CN113089829B (zh) * | 2021-04-16 | 2022-01-07 | 常州工程职业技术学院 | 一种卡扣式钢梁柱节点构造 |
| CN113089829A (zh) * | 2021-04-16 | 2021-07-09 | 常州工程职业技术学院 | 一种卡扣式钢梁柱节点构造 |
| CN116201247A (zh) * | 2023-02-24 | 2023-06-02 | 中建科工集团有限公司 | 一种柱梁连接结构 |
| CN118407508A (zh) * | 2024-07-01 | 2024-07-30 | 中铁城建集团第一工程有限公司 | 一种钢管柱混凝土框架梁及其连接方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |