JP2002129552A - 鉄筋籠のスペーサ - Google Patents
鉄筋籠のスペーサInfo
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーシング等を用いた場所打ち杭工法等の鉄
筋籠の主筋のかぶり厚さを確保するスペーサにおいて、
1種類のスペーサで径の異なる掘削孔とケーシング等に
対応でき、主筋やフープ筋への溶接取付けを解消できる
ようにする。 【解決手段】掘削孔内に建込まれる鉄筋籠1の外側面に
取付けられるスペーサ10を、半球状等の先端部材11
と、この先端部材から鉄筋籠内部に向かって突出する雄
ねじ部材12と、この雄ねじ部材が螺着される雌ねじ部
材13から構成し、雌ねじ部材13を鉄筋籠の主筋とフ
ープ筋以外の部材である補強リング4に溶接で固定す
る。
筋籠の主筋のかぶり厚さを確保するスペーサにおいて、
1種類のスペーサで径の異なる掘削孔とケーシング等に
対応でき、主筋やフープ筋への溶接取付けを解消できる
ようにする。 【解決手段】掘削孔内に建込まれる鉄筋籠1の外側面に
取付けられるスペーサ10を、半球状等の先端部材11
と、この先端部材から鉄筋籠内部に向かって突出する雄
ねじ部材12と、この雄ねじ部材が螺着される雌ねじ部
材13から構成し、雌ねじ部材13を鉄筋籠の主筋とフ
ープ筋以外の部材である補強リング4に溶接で固定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、場所打ち杭工事な
どに使用される鉄筋籠のスペーサに関するものである。
どに使用される鉄筋籠のスペーサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばアースドリル工法においては、設
計杭径よりも大径の表層ケーシングを建込んだ後、支持
層まで掘削し、掘削完了後に鉄筋籠を建込んでいる。こ
の鉄筋籠には、主筋のかぶり厚さ(10〜15cm程
度)を確保するために、スペーサが設けられている。図
3は、従来のスペーサの例であり、側面視で略コ字状や
円弧状のスペーサ50を鉄筋籠1の主筋2に溶接51で
固定している。
計杭径よりも大径の表層ケーシングを建込んだ後、支持
層まで掘削し、掘削完了後に鉄筋籠を建込んでいる。こ
の鉄筋籠には、主筋のかぶり厚さ(10〜15cm程
度)を確保するために、スペーサが設けられている。図
3は、従来のスペーサの例であり、側面視で略コ字状や
円弧状のスペーサ50を鉄筋籠1の主筋2に溶接51で
固定している。
【0003】このスペーサ50は、鉄筋籠1の円周方向
に間隔をおいて複数配設され、鉄筋籠1の軸方向には例
えば3mピッチで配設され、鉄筋籠の挿入の際には、掘
削孔の断面中央に鉄筋籠をセットさせる機能も有してい
る。
に間隔をおいて複数配設され、鉄筋籠1の軸方向には例
えば3mピッチで配設され、鉄筋籠の挿入の際には、掘
削孔の断面中央に鉄筋籠をセットさせる機能も有してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すように、掘
削孔Aの径が例えば1mの場合、ケーシングBの径は例
えば1.2mであり、ケーシングB位置のスペーサ50
に掘削孔A位置と同様のスペーサ50を用いた場合、ケ
ーシングBの内面との隙間が大きくなり、ケーシングを
引抜くときに鉄筋籠1が偏ってしまうという問題があっ
た。このような問題を解消するためには、ケーシングB
位置のスペーサに寸法の大きいスペーサを取付ければよ
いが、2種類のスペーサを用意しておかなければなら
ず、コストがかかるなどの問題がある。
削孔Aの径が例えば1mの場合、ケーシングBの径は例
えば1.2mであり、ケーシングB位置のスペーサ50
に掘削孔A位置と同様のスペーサ50を用いた場合、ケ
ーシングBの内面との隙間が大きくなり、ケーシングを
引抜くときに鉄筋籠1が偏ってしまうという問題があっ
た。このような問題を解消するためには、ケーシングB
位置のスペーサに寸法の大きいスペーサを取付ければよ
いが、2種類のスペーサを用意しておかなければなら
ず、コストがかかるなどの問題がある。
【0005】また、鉄筋籠1の組立てにおいては、溶接
欠陥等による強度低下の恐れのある溶接をなくすことが
要望されており、スペーサにおいても主筋やフープ筋へ
の溶接による取付けを避ける必要がある。
欠陥等による強度低下の恐れのある溶接をなくすことが
要望されており、スペーサにおいても主筋やフープ筋へ
の溶接による取付けを避ける必要がある。
【0006】本発明は、前述のような従来の問題点を解
消すべくなされたもので、その目的は、1種類のスペー
サで径の異なる掘削孔とケーシング等に対応することが
できると共に、主筋やフープ筋への溶接取付けを解消す
ることのできる鉄筋籠のスペーサを提供することにあ
る。
消すべくなされたもので、その目的は、1種類のスペー
サで径の異なる掘削孔とケーシング等に対応することが
できると共に、主筋やフープ筋への溶接取付けを解消す
ることのできる鉄筋籠のスペーサを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、鉄
筋籠の外側面に取付けられるスペーサであり、先端部材
が鉄筋籠の内外方向に進退移動可能に設けられているこ
とを特徴とする鉄筋籠のスペーサである。先端部材の進
退移動には、雄ねじ部材と雌ねじ部材によるねじ方式や
スライド部材と固定部材によるスライド方式などを用い
ることができる。
筋籠の外側面に取付けられるスペーサであり、先端部材
が鉄筋籠の内外方向に進退移動可能に設けられているこ
とを特徴とする鉄筋籠のスペーサである。先端部材の進
退移動には、雄ねじ部材と雌ねじ部材によるねじ方式や
スライド部材と固定部材によるスライド方式などを用い
ることができる。
【0008】本発明の請求項2は、掘削孔内に建込まれ
る鉄筋籠の外側面に取付けられるスペーサであり、先端
部材と、この先端部材から鉄筋籠内部に向かって突出す
る雄ねじ部材(ボルト部材)と、この雄ねじ部材が螺着
される雌ねじ部材(ナット部材)から構成され、前記雌
ねじ部材が鉄筋籠の主筋とフープ筋以外の部材に固定さ
れていることを特徴とする鉄筋籠のスペーサである。即
ち、ケーシング等を用いる場所打ち杭工法の鉄筋籠に限
定したものであり、主筋とフープ筋以外の部材である補
強材(補強リングなど)等に雌ねじ部材を溶接などで固
定する。
る鉄筋籠の外側面に取付けられるスペーサであり、先端
部材と、この先端部材から鉄筋籠内部に向かって突出す
る雄ねじ部材(ボルト部材)と、この雄ねじ部材が螺着
される雌ねじ部材(ナット部材)から構成され、前記雌
ねじ部材が鉄筋籠の主筋とフープ筋以外の部材に固定さ
れていることを特徴とする鉄筋籠のスペーサである。即
ち、ケーシング等を用いる場所打ち杭工法の鉄筋籠に限
定したものであり、主筋とフープ筋以外の部材である補
強材(補強リングなど)等に雌ねじ部材を溶接などで固
定する。
【0009】本発明の請求項3は、掘削孔内に建込まれ
る鉄筋籠の外側面に取付けられるスペーサであり、先端
部材と、この先端部材から鉄筋籠内部に向かって突出す
る雄ねじ部材(ボルト部材)と、この雄ねじ部材が螺着
される雌ねじ部材(ナット部材)から構成され、鉄筋籠
の主筋に無溶接で固定される固定治具に前記雌ねじ部材
が固定されていることを特徴とする鉄筋籠のスペーサで
ある。請求項2と同様に、ケーシング等を用いる場所打
ち杭工法の鉄筋籠に限定したものであり、雌ねじ部材は
固定治具に溶接などで固定する。固定治具は、主筋を抱
持する抱持体を主筋にねじ止めする構造などを用いるこ
とができる。
る鉄筋籠の外側面に取付けられるスペーサであり、先端
部材と、この先端部材から鉄筋籠内部に向かって突出す
る雄ねじ部材(ボルト部材)と、この雄ねじ部材が螺着
される雌ねじ部材(ナット部材)から構成され、鉄筋籠
の主筋に無溶接で固定される固定治具に前記雌ねじ部材
が固定されていることを特徴とする鉄筋籠のスペーサで
ある。請求項2と同様に、ケーシング等を用いる場所打
ち杭工法の鉄筋籠に限定したものであり、雌ねじ部材は
固定治具に溶接などで固定する。固定治具は、主筋を抱
持する抱持体を主筋にねじ止めする構造などを用いるこ
とができる。
【0010】本発明の請求項4は、請求項3に記載のス
ペーサにおいて、固定治具は、断面U字状の板状体の円
弧部に主筋を挿入し、この板状体の左右の側片に形成し
た主筋長手方向に沿う溝に鉄筋籠の補強材を挿入し、主
筋を前記補強材に押圧固定する固定用ボルトを板状体に
設けて構成され、主筋と補強材を無溶接で接合する接合
治具であることを特徴とする鉄筋籠のスペーサである。
即ち、主筋と補強材を無溶接で接合する接合治具を利用
して、スペーサを主筋に無溶接で固定する。
ペーサにおいて、固定治具は、断面U字状の板状体の円
弧部に主筋を挿入し、この板状体の左右の側片に形成し
た主筋長手方向に沿う溝に鉄筋籠の補強材を挿入し、主
筋を前記補強材に押圧固定する固定用ボルトを板状体に
設けて構成され、主筋と補強材を無溶接で接合する接合
治具であることを特徴とする鉄筋籠のスペーサである。
即ち、主筋と補強材を無溶接で接合する接合治具を利用
して、スペーサを主筋に無溶接で固定する。
【0011】本発明の請求項5は、請求項1、2、3、
または4に記載のスペーサにおいて、先端部材は掘削孔
壁側に向かって凸の球面を有していることを特徴とする
鉄筋籠のスペーサである。即ち、先端部材を中空の半球
部材などとし、この内面中央に雄ねじ部材の先端を溶接
などで固定する。
または4に記載のスペーサにおいて、先端部材は掘削孔
壁側に向かって凸の球面を有していることを特徴とする
鉄筋籠のスペーサである。即ち、先端部材を中空の半球
部材などとし、この内面中央に雄ねじ部材の先端を溶接
などで固定する。
【0012】以上のような構成において、スペーサの先
端部材を進退移動させるだけで主筋のかぶり厚さを任意
に調整することができ、ケーシング等を用いる場所打ち
杭工法では、1種類のスペーサで径の異なる掘削孔とケ
ーシング等に対応することができると共に、ケーシング
を引抜くときに鉄筋籠が偏るのを防止することができ
る。
端部材を進退移動させるだけで主筋のかぶり厚さを任意
に調整することができ、ケーシング等を用いる場所打ち
杭工法では、1種類のスペーサで径の異なる掘削孔とケ
ーシング等に対応することができると共に、ケーシング
を引抜くときに鉄筋籠が偏るのを防止することができ
る。
【0013】スペーサの雌ねじ部材を補強リング等に固
定することにより、また主筋に無溶接で取付けた固定治
具に固定することにより、主筋やフープ筋などの強度的
に重要な部材への溶接取付けを解消することができる。
また、固定治具に接合治具を用いることにより、主筋と
補強材の固定およびスペーサと主筋の固定を同時に無溶
接で行うことができる。
定することにより、また主筋に無溶接で取付けた固定治
具に固定することにより、主筋やフープ筋などの強度的
に重要な部材への溶接取付けを解消することができる。
また、固定治具に接合治具を用いることにより、主筋と
補強材の固定およびスペーサと主筋の固定を同時に無溶
接で行うことができる。
【0014】先端部材に凸の球面を有する部材を使用す
ることにより、鉄筋籠を掘削孔内にスムーズに挿入する
ことができると共に、ケーシング等もスムーズに引抜く
ことができる。
ることにより、鉄筋籠を掘削孔内にスムーズに挿入する
ことができると共に、ケーシング等もスムーズに引抜く
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する一実施形
態に基づいて説明する。この実施形態は、表層ケーシン
グを用いるアースドリル工法等による場所打ち杭の鉄筋
籠に本発明を適用した例である。図1は、本発明の鉄筋
籠のスペーサの第1実施形態を示したものである。図2
は、第2実施形態を示したものである。
態に基づいて説明する。この実施形態は、表層ケーシン
グを用いるアースドリル工法等による場所打ち杭の鉄筋
籠に本発明を適用した例である。図1は、本発明の鉄筋
籠のスペーサの第1実施形態を示したものである。図2
は、第2実施形態を示したものである。
【0016】図1(c) は、場所打ち杭の鉄筋籠の1例を
示したものであり、この鉄筋籠1は、円周方向に間隔を
おいて平行に配設された多数本の主筋2と、この主筋2
の外側に軸方向に所定のピッチで配設されたフープ筋3
と、主筋2の内側にフープ筋3のピッチよりも大きいピ
ッチで配設された補強リング4から構成され、無溶接の
場合には、主筋2とフープ筋3を結束線や結束金具など
で固定し、主筋2と補強リング4が抱持金具5などで固
定される。抱持金具5は、例えば、主筋2を左右両側か
ら抱持する一対の半円スリーブを補強リング4の外面に
溶接で固定して構成されている。
示したものであり、この鉄筋籠1は、円周方向に間隔を
おいて平行に配設された多数本の主筋2と、この主筋2
の外側に軸方向に所定のピッチで配設されたフープ筋3
と、主筋2の内側にフープ筋3のピッチよりも大きいピ
ッチで配設された補強リング4から構成され、無溶接の
場合には、主筋2とフープ筋3を結束線や結束金具など
で固定し、主筋2と補強リング4が抱持金具5などで固
定される。抱持金具5は、例えば、主筋2を左右両側か
ら抱持する一対の半円スリーブを補強リング4の外面に
溶接で固定して構成されている。
【0017】このような鉄筋籠1に対して、第1実施形
態では、図1(a),(b) に示すように、スペーサ10を、
先端部材11と、雄ねじ部材12と、雌ねじ部材13
と、固定用ナット14とから構成し、雌ねじ部材13を
補強リング4に溶接15で固定する。なお、補強リング
4が溶接により強度が低下したとしても、構造材として
の主筋2やフープ筋3に溶接しないため問題はない。
態では、図1(a),(b) に示すように、スペーサ10を、
先端部材11と、雄ねじ部材12と、雌ねじ部材13
と、固定用ナット14とから構成し、雌ねじ部材13を
補強リング4に溶接15で固定する。なお、補強リング
4が溶接により強度が低下したとしても、構造材として
の主筋2やフープ筋3に溶接しないため問題はない。
【0018】先端部材11は、鋼製で中空の半球部材と
し、その凸球面により鉄筋籠1を掘削孔A内あるいはケ
ーシングB内にスムーズに挿入できるようにし、また掘
削孔Aの内壁面を崩さないようにしている。
し、その凸球面により鉄筋籠1を掘削孔A内あるいはケ
ーシングB内にスムーズに挿入できるようにし、また掘
削孔Aの内壁面を崩さないようにしている。
【0019】雄ねじ部材12は、長ボルトを使用し、例
えばボルト頭を凸球面の裏面(内側面)の中央に溶接で
接合する。雌ねじ部材13は、雄ねじ部材12が螺合す
る四角長ナットを使用する。この雌ねじ部材13は補強
リング4の端面に溶接するが、取付面積が十分でない場
合には、アングル材を介在させる。
えばボルト頭を凸球面の裏面(内側面)の中央に溶接で
接合する。雌ねじ部材13は、雄ねじ部材12が螺合す
る四角長ナットを使用する。この雌ねじ部材13は補強
リング4の端面に溶接するが、取付面積が十分でない場
合には、アングル材を介在させる。
【0020】以上のような構成のスペーサ10を、鉄筋
籠1の水平状態での組立て時に、鉄筋籠1の軸方向に間
隔をおいて取付けられた各補強リング4に溶接で取付
け、補強リング4の円周方向には適当な間隔をおいて複
数配設し、雄ねじ部材12を回転させることで先端部材
11を進退移動させて位置調整し、図1(a) に示すよう
に、掘削孔A内に位置するスペーサ10の先端部材11
よりもケーシングB内に位置するスペーサ10の先端部
材11が突出するようにする。雄ねじ部材12は固定用
ナット14で固定するのが好ましい。
籠1の水平状態での組立て時に、鉄筋籠1の軸方向に間
隔をおいて取付けられた各補強リング4に溶接で取付
け、補強リング4の円周方向には適当な間隔をおいて複
数配設し、雄ねじ部材12を回転させることで先端部材
11を進退移動させて位置調整し、図1(a) に示すよう
に、掘削孔A内に位置するスペーサ10の先端部材11
よりもケーシングB内に位置するスペーサ10の先端部
材11が突出するようにする。雄ねじ部材12は固定用
ナット14で固定するのが好ましい。
【0021】掘削完了後に、このような鉄筋籠1をケー
シングB内、次いで掘削孔A内に挿入する。スペーサ1
0の先端部材11の円滑なガイド作用により鉄筋籠1が
掘削孔Aの中心にセットされる。コンクリートの打設後
にケーシングBを引抜く際、ケーシングB内に位置する
スペーサ10の先端部材11の位置決め作用により、鉄
筋籠1の偏りが防止される。
シングB内、次いで掘削孔A内に挿入する。スペーサ1
0の先端部材11の円滑なガイド作用により鉄筋籠1が
掘削孔Aの中心にセットされる。コンクリートの打設後
にケーシングBを引抜く際、ケーシングB内に位置する
スペーサ10の先端部材11の位置決め作用により、鉄
筋籠1の偏りが防止される。
【0022】次に、図2の第2実施形態では、図1のス
ペーサー10を固定治具20により鉄筋籠1に無溶接で
取付けるようにしている。この固定治具20は、主筋2
と補強リング4を無溶接で接合する接合治具でもあり、
断面U字状の板状体21の円弧部21aに固定用ボルト
22とナット23を設け、左右一対の側片21b,21
bに係止溝24を設けて構成されている。
ペーサー10を固定治具20により鉄筋籠1に無溶接で
取付けるようにしている。この固定治具20は、主筋2
と補強リング4を無溶接で接合する接合治具でもあり、
断面U字状の板状体21の円弧部21aに固定用ボルト
22とナット23を設け、左右一対の側片21b,21
bに係止溝24を設けて構成されている。
【0023】円弧部21aは、主筋2が挿通される部分
であり、係止溝24は、補強リング4が軸方向の片側か
ら挿入され係止されるスリットであり、固定用ボルト2
2で主筋2を補強リング4に押圧固定する。即ち、主筋
2を補強リング4と固定用ボルト22で挟圧することに
より、主筋2と補強リング4とを無溶接で接合すること
ができる。
であり、係止溝24は、補強リング4が軸方向の片側か
ら挿入され係止されるスリットであり、固定用ボルト2
2で主筋2を補強リング4に押圧固定する。即ち、主筋
2を補強リング4と固定用ボルト22で挟圧することに
より、主筋2と補強リング4とを無溶接で接合すること
ができる。
【0024】従って、係止溝24は、円弧部21aと補
強リング4の間の空間に主筋2が位置できるように、一
対の側片21b,21bに主筋2と平行になるように片
側から切り込み形成され、また円弧部21aの頂部に固
定用ボルト22が外側から螺着される。この図示例で
は、円弧部21aに挿通孔を穿設し、ここにナット23
を溶接で固定し、このナット23に固定用ボルト22を
螺着し、固定用ボルト22が回転により進退移動できる
ようにしている。
強リング4の間の空間に主筋2が位置できるように、一
対の側片21b,21bに主筋2と平行になるように片
側から切り込み形成され、また円弧部21aの頂部に固
定用ボルト22が外側から螺着される。この図示例で
は、円弧部21aに挿通孔を穿設し、ここにナット23
を溶接で固定し、このナット23に固定用ボルト22を
螺着し、固定用ボルト22が回転により進退移動できる
ようにしている。
【0025】このような構成の固定治具20の一方の側
片21bの外側面に、スペーサ10の雌ねじ部材13を
溶接15で固定し、主筋2と補強リング4とを無溶接で
接合すると同時に、スペーサ10を主筋2と補強リング
4に無溶接で固定できるようにしている。
片21bの外側面に、スペーサ10の雌ねじ部材13を
溶接15で固定し、主筋2と補強リング4とを無溶接で
接合すると同時に、スペーサ10を主筋2と補強リング
4に無溶接で固定できるようにしている。
【0026】この固定治具20付きのスペーサ10の取
付けは、鉄筋籠1の水平状態での組立て時に、主筋2に
固定治具20の円弧部21aを装着すると共に、補強リ
ング4に係止溝24を嵌め込み、次いで固定用ボルト2
2を締め付けることで、主筋2と補強リング4を接合一
体化する。これにより、スペーサ10は主筋2と補強リ
ング4に固定される。スペーサ10の作用効果は、前述
の図1の場合と同様である。
付けは、鉄筋籠1の水平状態での組立て時に、主筋2に
固定治具20の円弧部21aを装着すると共に、補強リ
ング4に係止溝24を嵌め込み、次いで固定用ボルト2
2を締め付けることで、主筋2と補強リング4を接合一
体化する。これにより、スペーサ10は主筋2と補強リ
ング4に固定される。スペーサ10の作用効果は、前述
の図1の場合と同様である。
【0027】なお、以上は、場所打ち杭工法の鉄筋籠に
適用した例について説明したが、これに限らず、地中連
続壁やその他の鉄筋籠にも本発明のスペーサを適用する
ことができる。
適用した例について説明したが、これに限らず、地中連
続壁やその他の鉄筋籠にも本発明のスペーサを適用する
ことができる。
【0028】
【発明の効果】(1) スペーサの先端部材を進退移動させ
るだけで主筋のかぶり厚さを任意に調整することがで
き、ケーシング等を用いる場所打ち杭工法では、1種類
のスペーサで径の異なる掘削孔とケーシング等に対応す
ることができ、コストの低減を図ることができると共
に、ケーシングを引抜くときに鉄筋籠が偏るのを防止す
ることができ、鉄筋籠が中心に位置する健全な場所打ち
杭等を造成することができる。
るだけで主筋のかぶり厚さを任意に調整することがで
き、ケーシング等を用いる場所打ち杭工法では、1種類
のスペーサで径の異なる掘削孔とケーシング等に対応す
ることができ、コストの低減を図ることができると共
に、ケーシングを引抜くときに鉄筋籠が偏るのを防止す
ることができ、鉄筋籠が中心に位置する健全な場所打ち
杭等を造成することができる。
【0029】(2) スペーサの雌ねじ部材を補強リング等
に固定することにより、あるいは主筋に無溶接で取付け
た固定治具に固定することにより、主筋やフープ筋など
の強度的に重要な部材への溶接取付けを解消することが
でき、強度低下のない健全な場所打ち杭等を造成するこ
とができる。
に固定することにより、あるいは主筋に無溶接で取付け
た固定治具に固定することにより、主筋やフープ筋など
の強度的に重要な部材への溶接取付けを解消することが
でき、強度低下のない健全な場所打ち杭等を造成するこ
とができる。
【0030】(3) 固定治具に接合治具を用いることによ
り、主筋と補強材の固定およびスペーサと主筋の固定を
同時に無溶接で行うことができ、鉄筋籠の組立て作業の
効率が向上すると共に、強度低下のない健全な場所打ち
杭等を造成することができる。
り、主筋と補強材の固定およびスペーサと主筋の固定を
同時に無溶接で行うことができ、鉄筋籠の組立て作業の
効率が向上すると共に、強度低下のない健全な場所打ち
杭等を造成することができる。
【0031】(4) 先端部材に凸の球面を有する部材を使
用することにより、鉄筋籠を掘削孔内にスムーズに挿入
することができると共に、ケーシング等もスムーズに引
抜くことができる。
用することにより、鉄筋籠を掘削孔内にスムーズに挿入
することができると共に、ケーシング等もスムーズに引
抜くことができる。
【図1】本発明の鉄筋籠のスペーサの第1実施形態を示
したものであり、(a) は掘削孔内の状態を示す側面図、
(b) はケーシング内の状態を示す側面図、(c) は鉄筋籠
の1例を示す斜視図である。
したものであり、(a) は掘削孔内の状態を示す側面図、
(b) はケーシング内の状態を示す側面図、(c) は鉄筋籠
の1例を示す斜視図である。
【図2】本発明の鉄筋籠のスペーサの第2実施形態を示
したものであり、(a) は平面図、(b) は側面図である。
したものであり、(a) は平面図、(b) は側面図である。
【図3】従来の鉄筋籠のスペーサを示したものであり、
(a) は掘削孔内の状態を示す側面図、(b) はケーシング
内の状態を示す側面図である。
(a) は掘削孔内の状態を示す側面図、(b) はケーシング
内の状態を示す側面図である。
A…掘削孔 B…ケーシング 1…鉄筋籠 2…主筋 3…フープ筋 4…補強リング 5…抱持金具 10…スペーサ 11…先端部材 12…雄ねじ部材 13…雌ねじ部材 14…固定用ナット 15…溶接 20…固定治具 21…断面U字状の板状体 21a…円弧部 21b…側片 22…固定用ボルト 23…ナット 24…係止溝
Claims (5)
- 【請求項1】 鉄筋籠の外側面に取付けられるスペーサ
であり、先端部材が鉄筋籠の内外方向に進退移動可能に
設けられていることを特徴とする鉄筋籠のスペーサ。 - 【請求項2】 掘削孔内に建込まれる鉄筋籠の外側面に
取付けられるスペーサであり、先端部材と、この先端部
材から鉄筋籠内部に向かって突出する雄ねじ部材と、こ
の雄ねじ部材が螺着される雌ねじ部材から構成され、前
記雌ねじ部材が鉄筋籠の主筋とフープ筋以外の部材に固
定されていることを特徴とする鉄筋籠のスペーサ。 - 【請求項3】 掘削孔内に建込まれる鉄筋籠の外側面に
取付けられるスペーサであり、先端部材と、この先端部
材から鉄筋籠内部に向かって突出する雄ねじ部材と、こ
の雄ねじ部材が螺着される雌ねじ部材から構成され、鉄
筋籠の主筋に無溶接で固定される固定治具に前記雌ねじ
部材が固定されていることを特徴とする鉄筋籠のスペー
サ。 - 【請求項4】 請求項3に記載のスペーサにおいて、固
定治具は、断面U字状の板状体の円弧部に主筋を挿入
し、この板状体の左右の側片に形成した主筋長手方向に
沿う溝に鉄筋籠の補強材を挿入し、主筋を前記補強材に
押圧固定する固定用ボルトを板状体に設けて構成され、
主筋と補強材を無溶接で接合する接合治具であることを
特徴とする鉄筋籠のスペーサ。 - 【請求項5】 請求項1、2、3、または4に記載のス
ペーサにおいて、先端部材は掘削孔壁側に向かって凸の
球面を有していることを特徴とする鉄筋籠のスペーサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000322397A JP2002129552A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 鉄筋籠のスペーサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000322397A JP2002129552A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 鉄筋籠のスペーサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002129552A true JP2002129552A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18800285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000322397A Pending JP2002129552A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 鉄筋籠のスペーサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002129552A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200454221Y1 (ko) | 2008-08-14 | 2011-06-23 | 이엑스티 주식회사 | 파일 위치고정장치 |
| JP2012162855A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | スペーサ |
| CN112411885A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-02-26 | 浙江交通职业技术学院 | 一种新型钢筋保护层厚度控制装置及施工工艺 |
| JP2021095689A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | 株式会社日新 | 特殊ローラスペーサー |
| JP2021147830A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 株式会社恵信工業 | 鉄筋籠用のアンテナ筋、およびこれを備える鉄筋籠 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0254843U (ja) * | 1988-10-11 | 1990-04-20 | ||
| JPH083984A (ja) * | 1994-06-16 | 1996-01-09 | Sanwa Seisakusho:Kk | 場所打ちコンクリート杭における芯材用スペーサ |
| JPH08105044A (ja) * | 1994-10-07 | 1996-04-23 | Sanwa Seisakusho:Kk | 場所打ち杭の芯材用スペーサ |
-
2000
- 2000-10-23 JP JP2000322397A patent/JP2002129552A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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