JP2002129517A - 転圧車両 - Google Patents
転圧車両Info
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Abstract
る作業効率が向上する転圧車両を提供する。 【解決手段】車体1の上部に左右一対に配設される運転
席2a,2bと、散水タンク8を挟んで運転席2a,2
bの後方に配設される後ロール4とを備え、散水タンク
8及び後ロール4を支持するフレーム7の上方の空間を
空けたアーティキュレート式の転圧車両において、運転
席2a,2bの間に、運転席のフロアF側と散水タンク
8側との行き来を可能とするように散水タンク8に臨む
通路10を形成した。
Description
に使用される転圧車両に関するものである。
は3輪のロールを有する型式の転圧車両であり、車体5
1を挟んで左右一対に前輪として前ロール52が配設さ
れ、後輪の後ロール53は、車体51に接続部54を介
して接続した機枠(フレーム)55に軸装されている。
まロールで転圧すると、アスファルト合材がロールの表
面に付着し、この付着物が舗装面の平坦性を損ねること
になる。そのためマカダム型ローラ50には、アスファ
ルト合材の付着を防止する目的で、転圧作業中、連続的
或いは間欠的にロールの表面に水を霧状に散布する散水
ノズル56が設けられており、後ロール53側において
は、後ロール53の上方に位置する散水配管57に複数
取り付けられている。そして、散水配管57と図示しな
いホースで連通する散水タンク58は、フレーム55内
において後ロール53の前寄りに取り付けられている。
アスファルトフィニッシャでアスファルト合材を撒いた
後、先ずマカダム型ローラ50で路面の平坦性を出し、
次いで後続のタイヤローラ70で路面を高密度に締固め
るという方法が採られている。この場合、タイヤローラ
70も前記と同様の目的でタイヤの表面に水を霧状に散
布しながら走行するが、これとは別に路盤、路床等の含
水比の調整や路面を冷却する目的で車体71の後端から
路面に直接水を大量に撒くケースが多い。したがって、
一般にタイヤローラ70は車体71の内部がそのまま大
容量の散水タンクとして形成されていて、マカダム型ロ
ーラ50側の前記散水タンク58のタンク容量が650
リットル程度であるのに対し、5000リットル前後と
大きなものとなっている。またタイヤローラ70には給
水用のホース72や図示しない給水用のポンプが装備さ
れていることから、マカダム型ローラ50側の散水タン
ク58が途中で空となった場合には、転圧作業を中断し
て、しばしばこの後続のタイヤローラ70から水の補給
を受けることが多い。
では、マカダム型ローラ50を運転していた作業者は、
一旦、車体51から地上に降りてホース62を受け取
り、フレーム55に足をかけて散水タンク58に登って
タンク上面の給水口からホース62にて給水するという
手順をとっていた。また、例えば転圧作業中、前記散水
ノズル56が目詰まりを起こした場合などにおいても同
様であり、作業者は車両を停止させて一旦地上に降り、
フレーム55を利用して足場のない不安定な形状の散水
タンク58に登って散水ノズル56のメンテナンスや交
換等を行っていた。
業効率の観点から、地上に降りることなく運転席59側
から直接散水タンク58側に移動できることが望まし
い。しかし、従来のマカダム型ローラ50にあっては、
図11に示すように運転席のフロアF(図10)から立
ち上がる運転席59の台座60が車両幅方向に沿って延
設されており、また、この台座60の中央部上面にはキ
ャノピー61を支持するステイ62が支持ブラケット6
3を介して取り付けられているため、これらの部材が障
害物となって散水タンク58側への移動が極めて困難で
あった。
ーラ50を例えば施工現場まで搬送するべくトラックT
の荷台Cに積載した場合などにおいては、車体51が荷
台Cの幅いっぱいに積載されることが多いため、作業者
は運転席59から横に降りる際には荷台Cの床に降りる
ことができず、足場の不安定な荷台のあおり板81の上
縁に足をかけて降りることになり、安全上で問題があっ
た。
めに創作されたものであり、給水時や散水ノズルのメン
テナンス時等における作業効率が向上し、また、トラッ
クの荷台に積載した場合には運転席から降りる際の安全
性が向上する転圧車両を提供することを目的としてい
る。
するため、前部車体において上部に左右一対に配設され
る運転席と、後部車体において散水タンクを挟んで前記
運転席の後方に配設される後輪とを備え、散水タンク及
び後輪を支持する機枠の上方の空間を空けたアーティキ
ュレート式の転圧車両において、両運転席の間に、運転
席のフロア側と散水タンク側との行き来を可能とするよ
うに散水タンクに臨む通路を形成した。
柱が両運転席の間に配設された転圧車両であって、キャ
ノピーの支柱を運転席間の中心位置より左右いずれかの
方向に偏らせて配設することにより前記通路を形成し
た。
部材を設けた。
散水タンクとにわたって懸け渡された状態となり、起立
させたときに通路、又は通路後方の、作業者が足を通過
させるべき空間を遮断するように可動式に構成した。
たって懸け渡された状態を検知する検知手段を設け、該
検知手段の検知信号に基づき、渡り部材が通路と散水タ
ンクとにわたって懸け渡された状態にあるときに車輪に
ブレーキをかける構成とした。
を備えた足場用部材を付設した。
を、前記機枠の幅寸法が前部車体の幅寸法よりも小さ
い、前部車体に左右一対の前輪を備えたローラとした。
に基づき説明する。本形態は転圧車両をマカダム型ロー
ラとした場合であり、図1は本発明を実施したマカダム
型ローラの平面図(キャノピー11は省略)、図2は同
側面図、図3は要部を示す側面説明図、図4は要部を示
す背面説明図、図5は渡り部材15(倒した場合)及び
検知手段21を示す平面説明図(ブラケット16は破
断)、図6は渡り部材15及び検知手段21を示す側面
説明図であり、(a)は渡り部材15を起立させた場
合、(b)は倒した場合を示す。また、図7は足場用部
材20における滑り止め手段20aを示す斜視図、図8
はネガティブブレーキ22の油圧回路図(2本線の結線
部位は油圧配管路、1本線の結線部位は電気配線を示
す)、図9はトラックの荷台にマカダム型ローラを積載
した場合を示す平面図である。
は、前部車体(以降、これを単に車体という)1の上部
後方に左右一対として運転席2a,2bを備え、前輪と
して、車体1を挟んで左右一対に前ロール3,3を備え
る。構造物の壁際ぎりぎりまで転圧可能なように、前ロ
ール3,3の各外側面は、車体1の外側部位(本例では
運転席2a,2bに登るためのステップ5の外側部位を
指す)よりも車両幅方向に関し外側に位置している。図
示したタイプは一般にアーティキュレート式と呼ばれ、
車体1と後部車体側は接続部6により接続される。後輪
である後ロール4は、後部車体を構成する上面視コの字
形のヨーク状の機枠(以降、フレームという)7に両側
から支持され軸装された構造となっている。後ロール4
は図1からも判るように、踏み残しのないように前ロー
ル3,3と若干の重なり幅を有するように中央の1輪の
ロールとして配設される。なお、この後ロール4に関し
ては、1輪タイプのものに限られることはなく、カーブ
での転圧走行時の路面材料の引きずりを押さえるため
に、左右に分割させて作動機構を備えた構造のロール等
であっても良い。フレーム7の幅寸法L1は車体1の幅
寸法(本例の場合、前記した左右のステップ5の外側部
位間の寸法)L2よりも小さい寸法である。車両の操向
はステアリングハンドルSを操作することで、油圧シリ
ンダ(図示せず)にて接続部6を支軸として車体1とフ
レーム7を互いに旋回させることにより行う。
後ロール4の前寄りに取り付け支持されている。図1,
図2からも判るように、散水タンク8の上部や後ロール
4の上部が露呈するように、フレーム7の上方の空間は
閉塞されることなく空いた(開放された)構造となって
いる。散水タンク8は合成樹脂で成形され、タンク容量
は本例では650リットル程度である。タンクの上面に
は給水ホース等を挿入可能な蓋付きの給水口8a,8a
が左右一対に設けられている。後ロール4の上端近傍前
寄りには、ホース(図示せず)を介して散水タンク8に
連通する散水配管9がブラケット9bに取り付けられて
後ロール4の表面に沿うように車両幅方向に延設されて
いる。散水配管9には適宜間隔で複数の散水ノズル9a
が取り付けられており、転圧作業時には図示しない散水
用ポンプを作動させることで、散水ノズル9aから水を
後ロール4の表面に向け霧状に散布し、ロール表面への
アスファルト合材等の付着を防止する。なお、散水タン
ク8には単なる水の他に、作業条件、環境条件に合わせ
て、鉱油や、乳化剤を用いて鉱油と水を混合させたアス
ファルト付着防止剤などを入れる場合もあり得る。
席2a,2bのフロアF側と前記散水タンク8側との行
き来を可能とするように散水タンク8に臨む通路10を
形成したことを主な特徴とするものである。マカダム型
ローラRは、前後一対の支柱(以降、ステイという)1
2の上端部に取り付けられた格納式のキャノピー11を
備えており、例えばマカダム型ローラRがトラックの荷
台に積載されて搬送される場合などには、図2,図3に
仮想線で示すように、ステイ12を図示しないレバーの
操作で前側に傾倒することによりキャノピー11を前側
に下降させ格納するようになっている。
2a,2bの間に配設されており、その下端部におい
て、運転席2a,2bのフロアFに固設した支持ブラケ
ット13に回動可能に軸支されている。本形態では、ス
テイ12(及び支持ブラケット13)を運転席2a,2
b間の中心位置よりも左右いずれかの方向に偏らせて配
設することにより通路10を形成している。図4ではス
テイ12(及び支持ブラケット13)を左方向(左側の
運転席2b寄り)に偏らせることにより右の運転席2a
側寄りに通路10を形成した場合を示しており、本態様
はステイ12を逆側にずらした場合に比べて次に示す点
で有利である。 (1)我が国では車両は左側通行ということもあり、例
えば車両左側の縁石ぎりぎりの転圧施工といった場合を
除き、運転者は左側の運転席2bよりも右側の運転席2
aをメイン運転席として多用する。そのため、通路10
が使用頻度の高い運転席2a側に形成された方が運転者
にとって散水タンク8への行き来の便宜性に優れる。特
に、トラックの荷台に車両を積載した際など、キャノピ
ー11を格納した後に通路10を使用する場合、傾倒し
たステイ12が障害とならずに作業者は楽に運転席2a
から通路10に移動できることとなり、有効である。 (2)ステイ12は運転席から離れて設置された方が運
転者にとって視界性が優れることから、使用頻度の高い
運転席2aからの左方向の視界性が良好となる。
は、支持ブラケット13の右側面と運転席2aを載せる
台座14の左側面とによって、上部においては、ステイ
12の右側面と運転席2aの左側部とによって挟まれた
空間として形成され、通路後端はそのまま散水タンク8
の上面部へと臨む。通路10の床部としては、安全性、
便宜性の観点から運転席2a,2bのフロアFに対し段
差を設けることなく面一として延設させる態様が望まし
い。しかし、例えば、作業者が足を大きく跨ぐことなく
容易に通過できる程度に通路10の床部をフロアFより
も若干上方に位置させたり、また下方に位置させること
も勿論可能であり、これらの場合であっても本発明でい
う「通路」に含まれるものである。
ピーのステイが運転席間ではなく、例えば両運転席のそ
れぞれ外側に一組として配設されるタイプもあり、この
場合には通路間に障害物がなくなるため通路の幅を大き
くとれるという利点がある。しかし、このタイプは、 (1)ステイが両運転席の左右方向の外側にそれぞれ間
近に配設されるため、運転席に着座した作業者にとって
この左右方向外側の視界性が若干劣る。 (2)部材点数が多くなり、キャノピーの格納機構が複
雑になる。などの問題があり、これらの点においてステ
イが運転席間に配設された転圧車両の方が有利となって
いる。
運転席2a,2bのフロアF側と散水タンク8側との行
き来を可能とする通路10を形成すれば、また、キャノ
ピー11のステイ12が運転席2a,2bの間に配設さ
れた車両においては、ステイ12を運転席2a,2b間
の中心位置より左右いずれかの方向に偏らせて通路10
を形成することにより、次のような効果が奏される。す
なわち、タイヤローラ等他車からの給水の際や散水配管
9における散水ノズル9aのメンテナンスの際、運転席
にいる作業者は従来のように車体1からステップ5を使
用して地上に一旦降り、再びフレーム7に足を掛けて散
水タンク8側に登るという面倒な手順を採ることなく、
運転席2a,2b側と散水タンク8側とをダイレクトに
行き来できるようになるため、給水の際(通常、施工現
場には地上に複数の作業員がおり、給水ホースはこの地
上の作業員から受け取ればよい)の作業効率や散水ノズ
ル等のメンテナンスの作業効率が向上することとなる。
に、フレーム7の幅寸法L1が車体1の幅寸法L2より
も小さい場合には、例えば図9に示すように、トラック
Tの荷台Cに車両を積載し終えて運転席2a(又は2
b)から降りる際には、通路10を通って(渡り部材1
5については後に詳述する)散水タンク8を経由し、フ
レーム7の左右の空間(仮想線にて示す)において荷台
Cの床に安全に降りれることとなり、作業者の安全性が
向上する。
において作業者の足場を確保する目的で設けられた足場
用部材を示し、滑り止め手段20aを備えている。この
足場用部材20は作業者が乗ったときの散水タンク8の
補強部材としての機能も兼ねる。散水タンク8は防錆性
の観点から金属製よりも前記したように合成樹脂製が好
ましく、この場合、タンク成形時に例えばタンク上面に
凹凸などの滑り止めを一体的に形成させることも考えら
れる。しかし、樹脂材からなる滑り止めでは摩耗度が激
しいことから、長期使用の場合には滑り止めとしての機
能を維持できないおそれがある。そのため、足場用部材
20は鋼板など金属製とすることが望ましい。取り付け
態様は、例えば散水タンク8に一体的に成型したインサ
ートナット(図示せず)にボルト(図示せず)によりタ
ンク上面に締結固定する。滑り止め手段20aとして
は、板面に複数の貫通孔を穿設し、図7に示すように、
貫通孔の縁部に複数の切れ込みを入れ、縁部を上方側に
屈曲加工させて突起部を形成させる構成などである。こ
のように、散水タンク8の上面に足場用部材20を付設
することで、タンク上での作業者の安全性がさらに向上
することになる。
間においては、車両を旋回させた際に車体1と散水タン
ク8が干渉しないように隙間が形成されているため、通
路10と散水タンク8との行き来の際には作業者がこの
隙間に誤って足を落とすおそれがある。そのため、通路
10と散水タンク8との間には、作業者が安全に通路1
0と散水タンク8との行き来ができるように渡り部材1
5を設けることが望ましい。渡り部材15としては、例
えば、通路10側に固定的に設けることもできる。しか
し、後ロール4を軸支するフレーム7は、左右方向にう
ねりのある路面に対応させるべく接続部6の部位にて車
体1に対し、前後方向の軸回りに所定角度の範囲内で揺
動自在に接続した構造であり、したがって固定的に設け
る場合には、この揺動分を考慮して渡り部材15を散水
タンク8に対し動的接触をしないように所定距離だけ離
して設ける必要が生じ、若干行き来の便宜性に欠けると
いう問題がある。また、車両の走行時等において通路1
0が開放されたままであると、作業者がその端に来たと
きに足を滑らせて転落したり、通路10に物を置いたま
ま車両を発進させた際、その物が滑り落ちる等の恐れが
ある。
を、倒したときに通路10と散水タンク8(好ましくは
その上面部)とにわたって懸け渡された状態となり、起
立させたときに通路10,又は通路10の後方の作業者
が足を通過させるべき空間を遮断するように可動式とし
て構成しており、車体1側に取り付けている。渡り部材
15としては、例えば図5に示すように、鋼管等を通路
10の幅よりも若干小さい幅となるように略U字形状に
折り曲げ加工した枠材15aと、その対向する鋼管部位
間にステップとして懸け渡される複数の板材15bを備
える構成とする。各板材15bの上縁部には滑り止めと
して凹凸部15cを形成すればより安全である。そし
て、枠材15aの両端部には、左右方向を軸とする鋼管
片15dを固着する。一方、通路10の床部には、作業
者の通過の邪魔にならない程度の高さを有する有蓋無底
の箱形状のブラケット16(図3も参照)をボルト17
により締結固定する。前記渡り部材15は、このブラケ
ット16に、鋼管片15dの部位にて車両幅方向の軸回
りに回動自在に取り付けられる。
は図3に仮想線で示すように、枠材15aの先端部が散
水タンク8の上面前縁部に当接することによりなされ
る。また、起立させたときには図5に示すように、前記
鋼管片15dの周面に穿設した孔15eに、ブラケット
16に取り付けたプランジャ18の係合部18aが係合
することにより位置決めされ、この状態において渡り部
材15は図3に示すように、若干後方寄りに傾斜状に起
立し、通路10及び通路10の後方の足を通過させるべ
き空間を遮断した状態となる。前記プランジャ18にお
いて、係合部18aは常時、鋼管片15dの周面側に移
動するように付勢されている部材であり、その付勢力に
抗して作業者がプランジャ18のレバー18bを引くこ
とにより、係合部18aが孔15eから引き抜かれ、渡
り部材15が倒れる側に回動可能な状態になる。
ときには通路10と散水タンク8とにわたって懸け渡さ
れ、起立させたときには通路、又は通路後方の、作業者
が足を通過させるべき空間を遮断するように可動式とし
て構成すれば、例えば車両の停車中において作業者が渡
り部材15を倒すと、渡り部材15は隙間なく通路10
と散水タンク8の上面側に懸け渡されることになり、安
全に通路10と散水タンク8との行き来ができるように
なる。また車両の転圧走行時等においては渡り部材15
を起立させておくことで、散水タンク8との動的接触が
防止され、さらに作業者が不用意に散水タンク8側に近
づくといった事態も確実に回避され、作業者や物の転落
のおそれもなくなり、安全性が向上する。
工した部材等からなる手摺り19を付設すれば、作業者
はこの手摺り19に手をかけながらより安全に渡り部材
15上を渡れるようになる。この手摺り19は、渡り部
材15を起立させた際には運転席2a,2b間の空間に
位置するので、作業者にとってはフロアF上での移動の
際にも手かけとして利用でき、有効である。
せる目的で、渡り部材15が通路10と散水タンク8と
にわたって懸け渡された状態を検知する検知手段21を
設け、この検知手段21の検知信号に基づき、渡り部材
15が通路10と散水タンク8とにわたって懸け渡され
た状態にあるときに車輪(前ロール3,後ロール4)に
ブレーキをかける構成としてある。
イッチ31を利用している。リミットスイッチ31は、
先端にローラ31cを取り付けたロッド31aが軸31
d回りに所定角度傾倒することで作動する2回路型のリ
ミットスイッチであり、その本体部31bは前記ブラケ
ット16内において、通路10の床部にボルト32にて
締結固定したブラケット33に取り付けられている。一
方、前記渡り部材15の前寄りの板材15bにはリミッ
トスイッチ31のローラ31cに対応するように板状の
被検知部34(図5,図6)が形成されている。図6
(a)は渡り部材15が起立した状態を示し、被検知部
34とローラ31cは非接触の状態にある。そして図6
(b)に示すように、渡り部材15が倒れて通路10と
散水タンク8とにわたって懸け渡された状態になると、
被検知部34がローラ31cに当接してロッド31aを
傾倒させ、リミットスイッチ31が作動して検知信号が
発せられる。
3,後ロール4にブレーキをかける具体的構成について
以下に説明する。図8を参照して、本例のマカダム型ロ
ーラRは原動機Eによって駆動される走行用油圧ポンプ
Pを有しており、前ロール3,3、後ロール4にはそれ
ぞれこの走行用油圧ポンプPに接続する走行用油圧モー
タMが内蔵されている。各走行用油圧モータMは走行用
油圧ポンプPからの圧油の供給を受けて作動する可変容
量型の油圧モータであり、運転席回りの前後進レバー
(図示せず)によりコントロールケーブル等を介して走
行用油圧ポンプPからの圧油の吐出量及び流れ方向を制
御することで、回転数及び回転方向が変わり、車両の走
行速度の調整や前後進の切り替えが行われるようになっ
ている。走行用油圧ポンプPと各走行用油圧モータMは
油圧ホース等により接続され、図示しない閉回路(HS
T「ハイドロスタティックトランスミッション」回路)
をなす。
ーキ22が内蔵されている。ネガティブブレーキ22
は、油圧がストップしたときに制動体が作動して走行用
油圧モータMの出力部に常に制動力をかける構成のブレ
ーキである。その構造としては特に限定されるものでは
ないが、本例では機構が簡単で経済的な湿式多板型とし
てある。このネガティブブレーキは、油圧が加えられて
いるときには、油圧がネガティブブレーキ22内のばね
(図示せず)の付勢力に抗して制動体たる各ディスク2
3同士を密着させないように作用することで制動力が解
除された状態となっているが、油圧がストップしたとき
には、前記ばねの付勢力により各ディスク23同士が密
着して走行用油圧モータMの出力部、すなわち前ロール
3,後ロール4に制動力がかかる構造となっている。
状に原動機Eの出力軸に配列され、走行用油圧ポンプP
の回転とともに回転して前記した閉回路(HST回路)
にリーク分の圧油を補給するチャージポンプを示す。こ
のチャージポンプPcが前記ネガティブブレーキ22に
油圧を加える機能を兼ね備え、チャージポンプPcの吐
出ポートが管路T1,T2を介し各ネガティブブレーキ
22の圧油ポートに接続している。チャージポンプPc
は原動機Eに連動して作動するため、原動機Eの停止時
にはチャージポンプPcからの油圧が停止し、自動的に
ネガティブブレーキ22に制動力がかかる。
においては、管路T1に電磁式の切換え弁24が介設さ
れる。切換え弁24には、制御装置25を介して、フッ
トブレーキペダルのスイッチ26や駐車ブレーキのスイ
ッチ27からの電気信号線が接続されている。切換え弁
24は通常、車両走行時など原動機Eが駆動している通
常の状態のときには管路T1から各管路T2へ圧油を導
く位置にあり、したがってこのときには前記チャージポ
ンプPcから油圧を受けて各ネガティブブレーキ22は
制動力が解除の状態にある。そして前記各スイッチから
の車両停止の信号が発生したときには、切換え弁24
が、管路T1から管路T2への圧油を遮断して、ネガテ
ィブブレーキ22内の圧油が管路T2から管路T3を通
って作動油タンク28に流れ出すように切り換わるの
で、ネガティブブレーキ22が常用ブレーキや駐車ブレ
ーキとして作動するようになっている。
制御装置25を接続し、リミットスイッチ31から発せ
られた検知信号を制御装置25に送信することで、常用
ブレーキや駐車ブレーキとしての作動時と同様に、切換
え弁24を、管路T1を遮断して、ネガティブブレーキ
22内の圧油を管路T2から管路T3を介し作動油タン
ク28に逃がすように切り換えて、前ロール3,後ロー
ル4に制動力がかかるようにしている。
基づき、渡り部材15が通路10と散水タンク8とにわ
たって懸け渡された状態にあるときに車輪(前ロール
3,後ロール4)にブレーキをかける構成とすれば、次
のような効果が奏される。 (1)坂道等の傾斜路面の施工現場において、作業者が
不注意に駐車ブレーキをかけずに車両をアイドリング状
態で停止させて散水タンク8側に移動しようとした場合
であっても、渡り部材15の使用と連動して自動的に車
輪にブレーキがかかるので、不意に車両が動き出すとい
う事故が確実に防止され、散水タンク8上での作業者の
安全性が向上する。 (2)作業者が不注意で渡り部材15を倒したまま車両
を発進させようとしても、車輪にはブレーキがかかった
状態であるため車両は発進せず、したがって、散水タン
ク8との動的接触による渡り部材15の損傷或いは散水
タンク8側の破損等が確実に回避される。
22を備え、その油圧回路にネガティブブレーキ22へ
の圧油の供給、供給停止を切り換える切換え弁24を有
したマカダム型ローラRにおいて、検知手段21の検知
信号でこの切換え弁24を切り換えてネガティブブレー
キ22を作動させる構成とすれば、簡易なブレーキ構成
を構築でき、経済的な車両となる。
明したが、本発明はこれらの形態に限られることなく、
各構成要素の形状やレイアウト等についてその趣旨を逸
脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
る。 (1)両運転席の間に、運転席のフロア側と散水タンク
側との行き来を可能とするように散水タンクに臨む通路
を形成すれば、タイヤローラ等他車からの給水の際や散
水ノズルのメンテナンスの際、作業者は運転席側と散水
タンク側とをダイレクトに行き来できるようになり、給
水の作業効率や散水ノズルのメンテナンスの作業効率等
が向上する。 (2)キャノピーの支柱が両運転席の間に配設された転
圧車両においては、支柱を運転席間の中心位置より左右
いずれかの方向に偏らせて通路を形成させることで、
(1)の効果と同様に給水の作業効率や散水ノズルのメ
ンテナンスの作業効率等を向上させることができる。 (3)通路と散水タンクとにわたって渡り部材を設けれ
ば安全に行き来できるようになる。 (4)渡り部材を、倒したときに通路と散水タンクとに
わたって懸け渡された状態となり、起立させたときに通
路、又は通路後方の、作業者が足を通過させるべき空間
を遮断するように可動式に構成すれば、車両の走行時等
において渡り部材を起立させておくことで、散水タンク
との動的接触が防止され、さらに作業者が足を滑らせて
転落するといった事態も確実に回避され、安全性が向上
する。 (5)渡り部材が通路と散水タンクとにわたって懸け渡
された状態を検知する検知手段を設け、この検知手段の
検知信号に基づいて車輪にブレーキをかける構成とすれ
ば、渡り部材や散水タンクの損傷が確実に回避され、作
業者の安全性がより向上する。 (6)散水タンクの上面に、滑り止め手段を備えた足場
用部材を付設すれば、作業者の安全性が向上する。 (7)転圧車両が、その機枠の幅寸法が前部車体の幅寸
法よりも小さい、前部車体に左右一対の前輪を備えたロ
ーラである場合には、トラックの荷台に車両を積載し終
えて運転席から降りる際には、通路を通って散水タンク
を経由し、機枠の左右の空間において荷台の床に安全に
降りれることとなり作業者の安全性が向上する。
(キャノピーは省略)である。
ある。
面説明図である。
り、(a)は渡り部材を起立させた場合、(b)は倒し
た場合を示す。
である。
線部位は油圧配管路、1本線の結線部位は電気配線を示
す)である。
ローラを積載した場合を示す平面図である。
図である。
明図である。
積載した場合を示す平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 前部車体において上部に左右一対に配設
される運転席と、後部車体において散水タンクを挟んで
前記運転席の後方に配設される後輪とを備え、散水タン
ク及び後輪を支持する機枠の上方の空間を空けたアーテ
ィキュレート式の転圧車両において、 両運転席の間に、運転席のフロア側と散水タンク側との
行き来を可能とするように散水タンクに臨む通路を形成
したことを特徴とする転圧車両。 - 【請求項2】 キャノピーを備え、キャノピーの支柱が
両運転席の間に配設された転圧車両であって、キャノピ
ーの支柱を運転席間の中心位置より左右いずれかの方向
に偏らせて配設することにより前記通路を形成したこと
を特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 【請求項3】 通路と散水タンクとにわたって渡り部材
を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
の転圧車両。 - 【請求項4】 渡り部材を、倒したときに通路と散水タ
ンクとにわたって懸け渡された状態となり、起立させた
ときに通路、又は通路後方の、作業者が足を通過させる
べき空間を遮断するように可動式に構成したことを特徴
とする請求項3に記載の転圧車両。 - 【請求項5】 渡り部材が通路と散水タンクとにわたっ
て懸け渡された状態を検知する検知手段を設け、該検知
手段の検知信号に基づき、渡り部材が通路と散水タンク
とにわたって懸け渡された状態にあるときに車輪にブレ
ーキをかける構成としたことを特徴とする請求項4に記
載の転圧車両。 - 【請求項6】 散水タンクの上面に、滑り止め手段を備
えた足場用部材を付設したことを特徴とする請求項1な
いし請求項5のいずれかに記載の転圧車両。 - 【請求項7】 前記機枠の幅寸法が前部車体の幅寸法よ
りも小さい、前部車体に左右一対の前輪を備えたローラ
であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
れかに記載の転圧車両。
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