JP2002129114A - 貼付けパッド及びその製造方法 - Google Patents

貼付けパッド及びその製造方法

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JP2002129114A
JP2002129114A JP2000320690A JP2000320690A JP2002129114A JP 2002129114 A JP2002129114 A JP 2002129114A JP 2000320690 A JP2000320690 A JP 2000320690A JP 2000320690 A JP2000320690 A JP 2000320690A JP 2002129114 A JP2002129114 A JP 2002129114A
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Masanobu Muto
匡伸 武藤
Saburo Miyama
三郎 深山
Masakazu Yamakoshi
正和 山越
Hitoshi Kutsukake
仁 沓掛
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Fukayama KK
TDK Corp
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Fukayama KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種機材に対する着脱が容易であると共に、
手脂や汗を吸収し、汚れたときは繰り返し洗って再使用
することを可能にした貼付けパッド及びその製造方法を
提供するを提供する。 【解決手段】 布帛からなるシート基材1の片面に、シ
リコーンゴムからなる粘着層2を一体に付着させる。そ
の製造方法として、未硬化のシリコーンゴム溶液を離型
シート3上に均一に塗布し、該離型シート3のシリコー
ンゴム塗布面に布帛を貼り合わせた後、シリコーンゴム
を硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種機材の手で触
れる表面に貼り付けるための貼付けパッド及び該貼付け
パッドを製造する方法に関し、更に詳しくは、各種機材
に対する着脱が容易であると共に、繰り返し洗って再使
用することができる貼付けパッド及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータのキーボード等の
操作用機材は、外装ケースや操作キー等がプラスチック
から成形され、その表面が梨地加工されている。しかし
ながら、操作中に手や指先に脂や汗が滲むと、これが操
作のエラーやミスを誘因するばかりでなく、作業効率を
低下させてしまうのである。
【0003】そこで、手脂や汗を吸収するために、操作
用機材の表面にパッドを貼り付けることが考えられる
が、パッドを両面テープで貼り付けた場合、汚れる度に
新しいパッドに交換する必要があり、しかも両面テープ
では剥がした後に機材の表面に粘着糊が残存して見栄え
が悪くなるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、各種
機材に対する着脱が容易であると共に、手脂や汗を吸収
し、汚れたときは繰り返し洗って再使用することを可能
にした貼付けパッド及びその製造方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の貼付けパッドは、布帛からなるシート基材の
片面に、シリコーンゴムからなる粘着層を一体に付着さ
せたことを特徴とするものである。この貼付けパッド
は、粘着層の表面に離型シートを剥離可能に積層した状
態で頒布することが好ましいが、そのような離型シート
を積層しなくとも、例えば、半分に折り畳んで粘着層同
士を貼り合わせた状態で頒布することも可能である。
【0006】本発明の貼付けパッドは、粘着層を介して
各種機材の表面に貼り付けることができ、また粘着層が
シリコーンゴムからなるため機材の表面に粘着糊を残存
させずに引き剥がすことができる。シリコーンゴムから
なる粘着層は良好な粘着性と伸縮性を有するので、曲面
を有する多面体に対しても貼り付けることが可能であ
る。貼着状態においては、布帛からなるシート基材によ
り手脂や汗を吸収したり、指先の感触を保護したり、或
いは機材の汚れや損傷を防ぐことができる。しかも、上
記貼付けパッドは粘着層がシート基材に対して強固に固
着していると共に、シリコーンゴムの粘着層が洗浄後に
おいても良好な粘着性を維持するので、繰り返し洗って
再使用することができる。
【0007】本発明の貼付けパッドは、コンピュータの
キーボード等の操作用機材に貼り付けた場合に極めて有
益であるが、それ以外に、テーブルクロス、宝石箱の内
装材、鞄の把手の被覆材、各種保護シートとして利用す
ることも可能である。
【0008】一方、本発明の貼付けパッドの製造方法
は、未硬化のシリコーンゴム溶液を離型シート上に均一
塗布し、該離型シートのシリコーンゴム塗布面に布帛を
貼り合わせた後、前記シリコーンゴムを硬化させること
を特徴とするものである。
【0009】このように未硬化のシリコーンゴム溶液を
離型シート上に一旦塗布してから、この離型シート上で
塗布膜に布帛を貼り合わせてシリコーンゴムを硬化させ
ることにより、シリコーンゴムを布帛の反対側に滲み出
させることなく該布帛に対して強固に接合させることが
できる。しかも、離型シートのシリコーンゴム塗布面を
平滑面にすれば、離型シートを剥離した状態で粘着層の
表面が平滑面を形成し、優れた粘着性を発揮するように
なる。
【0010】特に、離型シート上に塗布したシリコーン
ゴム溶液をゲル化処理した後、該離型シートのシリコー
ンゴム塗布面に布帛を貼り合わせるようにすれば、シリ
コーンゴム溶液が必要以上に布帛に含浸してその吸水性
を損なうことを防止すると共に、粘着層から布帛の織毛
が突出してその粘着性を損なうことを防止することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して具体的に説明する。
【0012】図1〜図3は本発明の実施形態からなる貼
付けパッドを示すものである。図において、本実施形態
の貼付けパッドは、布帛からなるシート基材1の片面
に、シリコーンゴムからなる粘着層2を固着し、該粘着
層2の表面を剥離可能な離型シート3で保護した構成に
なっている。貼付けパッドの形状は特に限定されるもの
ではなく、被着すべき機材の手で触れる個所の表面形状
に合わせて任意の形状にすることができる。
【0013】シート基材を構成する布帛としては、ニッ
ト(編み物)、織物、不織布の何れであっても良く、更
に表面を起毛させて手触りをソフト化するようにしたも
のであっても良い。これら布帛の厚さは200〜100
0μm程度にすれば良い。特に、ニットはそれ自体が伸
縮性に富み、粘着層の伸縮に追従して伸縮するので、曲
面を有する多面体に対しても、皺を生ずることなく全体
を滑らかな状態にして簡単に貼り付けることができる。
しかも、ニットに対してシリコーンゴムを固着した場
合、シート基材を任意の部位で裁断しても布端のほつれ
を生じ難いという利点がある。なお、布帛自体の伸縮性
は、織物や不織布の場合であっても、捲縮糸(伸縮糸)
を使用することによって同様の効果を得ることができ
る。
【0014】シート基材の布帛を構成する繊維は、特に
限定されるものではないが、好ましくは単繊維繊度0.
0001〜1.0dtexの超極細フィラメント糸条を使用
すると良い。このような超極細フィラメント糸条から構
成した布帛は、糸条の毛細管現象により水分の吸収能力
が高いため手脂や汗を効率良く吸収することが可能であ
る。単繊維繊度の上限は、より好ましくは0.5dtex以
下、更に好ましくは0.1dtex以下にすると良い。ま
た、超極細フィラメント糸条は無撚糸でも加撚糸でも良
い。
【0015】超極細フィラメント糸条を構成する重合体
は、繊維形成性のものであれば特に限定されるものでは
ない。例えば、ポリエステルやナイロンを挙げることが
できる。フィラメントの形態としては、通常の丸断面を
有するものも用いられるが、中でも異形断面を有するも
のや捲縮を付与したものが好ましく、一層優れた吸水性
を得ることができる。
【0016】粘着層に使用するシリコーンゴムとして
は、低温での硬化を可能にする二液架橋タイプのものを
用いると良い。このような二液架橋タイプのシリコーン
ゴムでは、良好な粘着性を得るために、主剤であるシリ
コーンゴム100重量部に対して、硬化剤を15〜25
重量部加えたものが良い。
【0017】粘着層の厚さは100〜200μmとする
ことが好ましい。この厚さが100μm未満であると十
分な粘着性を確保することが困難になり、逆に200μ
mを超えると伸縮性が低下する。また、シリコーンゴム
からなる粘着層に良好な粘着性を付与するために、離型
シートを剥離した状態で、粘着層の表面が平滑面を形成
するものが良い。但し、平滑面に溝加工やディンプル加
工が付与されていても粘着性を著しく阻害するものでは
ない。
【0018】粘着層の硬度としては、JIS−A硬度で
10〜40、より好ましくは20〜30とすることが好
ましい。この硬度が10未満であるとゴム表面が脆弱に
なり、逆に40を超えると粘着性が不十分になる。
【0019】離型シートとしては、厚さ30〜200μ
m、より好ましくは60〜80μmのプラスチックフィ
ルムを用いることができる。このフィルムの厚さが30
μm未満であるとシリコーンゴムを印刷、硬化、布帛と
の貼り合わせ等の加工の際に離型シートに皺を生じ易く
なると共に、離型シートと粘着層との間に気泡が入り易
くなり、逆に200μmを超えると裁断等の後加工が困
難になる。
【0020】離型シートとなるプラスチックフィルムは
プラズマ処理やコロナ処理を施していないものが良い。
これらプラズマ処理やコロナ処理等の処理面には微細な
凹凸が形成されるので、シリコーンゴムの馴染みを良く
する作用を生じ、離型シートの剥離が困難になるばかり
でなく、粘着層の表面を平滑面にすることができなくな
る。
【0021】次に、本発明の貼付けパッドの製造方法に
ついて説明する。上記貼付けパッドの製造方法として、
布帛に対してシリコーンゴム溶液を直接塗布する方法も
あるが、この方法では、比重が大きく含浸性を有するシ
リコーンゴム溶液は布帛の裏面に塗布しても表面まで浸
透してしまうので、布帛の吸水性を損なうばかりでな
く、シリコーンゴム塗布面に布帛の織姿が発現し、粘着
層に対してレベリングによる平滑面を形成することがで
きなくなる。
【0022】そこで、本発明では未硬化のシリコーンゴ
ム溶液を予め離型シート上に均一に塗布してから、その
シリコーンゴム塗布膜の上に布帛を貼り合わせてシリコ
ーンゴムを硬化させることにより、シリコーンゴムを布
帛の反対側に滲み出させることなく該布帛に対して強固
に接合させることを可能にしたのである。そして、離型
シートの積層面を平滑面にすることにより、離型シート
を剥離した状態で粘着層の表面が平滑面を形成するよう
にしたのである。より具体的には、以下の手順で貼付け
パッドを製造することができる。
【0023】未硬化のシリコーンゴム溶液としては、二
液架橋タイプのシリコーンゴムの溶液を粘度が8000
〜10000センチポイズとなるように調整し、これを
シルクスクリーンの版を用いてプラスチックフィルムか
らなる離型シートに印刷する。このとき、シリコーンゴ
ム溶液の膜厚は200〜250μmとすれば良い。この
シリコーンゴム溶液が塗布された離型シートをラックで
20分間放置することでレベリングを行う。これはフィ
ルム面の平滑面を粘着層側に正確に写し取ると共に、ス
クリーンメッシュによる表面荒れを平坦化するためであ
る。
【0024】次に、シリコーンゴム溶液が塗布された離
型シートを熱風オーブンに入れて例えば60℃で8分間
加熱することにより、シリコーンゴム溶液のゲル化処理
を行う。このとき、ゲル化が不十分であると、離型シー
トと布帛との貼り合わせ工程においてシリコーンゴム溶
液が布帛の表面まで浸透して吸水性を損なうことにな
り、また粘着層から布帛の織毛が突き出て粘着性を損な
うことになる。一方、ゲル化が過度に行われると、シリ
コーンゴムと布帛との接合強度が不十分になる。ゲル化
処理の条件は、未硬化状態でのシリコーンゴム溶液の粘
度や布帛の材質、厚さ等を考慮して適宜設定すれば良
い。
【0025】離型シートを熱風オーブンから取り出した
後、その離型シートのシリコーンゴム塗布面に、布帛を
弛みや皺が生じないように貼り合わせる。そして、離型
シートと布帛との間の気泡を抜くために、適度の圧力を
均一にかけながらゴムローラを布帛の上に転がす。
【0026】次いで、離型シートとシリコーンゴムと布
帛との積層体を熱風オーブンに挿入し、ゲル状態のシリ
コーンゴムを加硫硬化させることにより目的とする貼付
けパッドを得ることができる。シリコーンゴムの硬化温
度としては60〜65℃の低温範囲を選択すると良い。
このような低温であっても二液架橋タイプのシリコーン
ゴムは40分間程度の加熱で硬化させることができる。
上記温度範囲でシリコーンゴムの硬化を行うことによ
り、布帛の収縮や色焼け等の不都合を回避することがで
きる。
【0027】上述した貼付けパッドは、シリコーンゴム
粘着層を備えているため各種機材の表面に対して簡単に
貼り付けることができ、曲面を有する多面体に対しても
使用することが可能である。貼着状態においては、布帛
のシート基材により手脂や汗を吸収したり、指先の感触
を保護したり、或いは機材の汚れや損傷を防ぐことがで
き、更には機材の外観を損ねることなく手触りを良くす
ることが可能である。しかも、上記貼付けパッドは、粘
着糊を残存させることなく着脱自在であるから、汚れた
ときには機材表面から剥がし、洗って繰り返し使用する
ことができる。勿論、シリコーンゴムの粘着層は布帛の
シート基材に対して強固に固着しているので、洗浄によ
る両者の剥離を生じることはない。
【0028】
【実施例】離型シートとして厚さ60μmで透明なプラ
スチックフィルムを用い、シリコーンゴムとしてJIS
−A硬度25で粘度8000センチポイズである二液架
橋タイプのシリコーンゴム溶液をシリコーンゴム100
重量部に対して硬化剤20重量部の割合で用いた。この
シリコーンゴム溶液のポットライフは約4時間であっ
た。
【0029】上記シリコーンゴム溶液をシルクスクリー
ン80#を使用してスキージーで離型シート上に印刷
し、その膜厚を200〜250μmとした。このシリコ
ーンゴム溶液を印刷した離型シートを乾燥ラックに移
し、シート面を水平にして常温で20分間静かに放置し
た。
【0030】次に、上記離型シートを熱風オーブンに入
れてシリコーンゴム溶液のゲル化処理を行った。ゲル化
処理の条件として、60℃で8分間の加熱を行った。ゲ
ル化処理後、離型シートのシリコーンゴム塗布面に、シ
ート基材としてニットを貼り合わせ、これをゴムローラ
で圧着した。上記ニットとしては、高収縮ポリエステル
フィラメント糸33dtex−6フィラメントと海島型ポリ
エステルフィラメント糸66dtex−9フィラメント(海
成分:テレフタル酸と5−ナトリウムスルホイソフタル
酸の共重合体であるアルカリ熱水可溶型ポリエステル、
島成分:ポリエチレンテレフタレート,70本、海成分
/島成分の重量比=20/80)をエアー交絡させた糸
条を、ウェール41、コース54の密度で丸編みした
後、130℃で、20分間熱処理の後、更に80℃で、
30分間水酸化ナトリウム1%の水溶液で処理すること
で海成分を溶解除去して単糸繊度0.08dtexの極細繊
維からなる丸編み物とし得られたものを染色し、仕上げ
たものを用いた。仕上げ密度はウェール61、コース6
4であった。
【0031】次いで、離型シートとシリコーンゴムと布
帛との貼り合わせ品を熱風オーブンに挿入し、ゲル化し
たシリコーンゴムを最終硬化させた。シリコーンゴムの
硬化条件として、65℃で30分間の加熱を行った。
【0032】以上の工程を経てオーブンから取り出した
貼付けパッドにおいては、シリコーンゴムからなる粘着
層が布帛の織毛に絡みながら布帛の厚さ方向の略中央ま
で浸透した状態で硬化し、これら粘着層と布帛とが強固
に一体化していた。また、離型シートであるフィルムを
剥がすと、粘着層の表面には離型シートと同等の平滑面
が現れ、良好な粘着性を示した。貼付けパッドを任意の
形状に裁断したところ、布端のほつれが生じることはな
かった。
【0033】上記貼付けパッドをコンピュータのキーボ
ードの表面に貼り付けて見ると、手触り良くフィット
し、その操作性を改善することができた。勿論、布帛を
構成する超極細フィラメント糸条に起因して、手脂や汗
を吸収する作用も良好であった。また、着脱を繰り返し
行ったが、特に粘着性が低下することはなく、キーボー
ドの表面にシリコーンゴムが移行する等の不都合はなか
った。
【0034】更に、洗濯機による洗浄を行ったところ、
乾燥後において粘着層と布帛とが剥離することはなく、
粘着性が低下することもなく、キーボードの表面に再び
貼り付けることが可能であった。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の貼付けパッ
ドは、布帛からなるシート基材の片面に、シリコーンゴ
ムからなる粘着層を一体に付着させた構成を備えている
ので、各種機材の表面に貼り付けることで下記の効果を
奏するものである。
【0036】(1)手の脂や汗を吸収する。 (2)汚れたら洗浄して繰り返し使用できるため清潔で
ある。 (3)着脱による糊や粘着剤の機材表面への移行がな
い。 (4)着脱が簡単で何度でも使用できる。 (5)外観を損なわず、手触りが良い。
【0037】従って、上記貼付けパッドをコンピュータ
のキーボード等の操作用機材の表面に貼り付けるように
すれば、手脂や汗による誤動作を防ぎ、指先の感触を確
保しながら正確な操作を行うことが可能になる。
【0038】また、本発明の貼付けパッドの製造方法に
よれば、上記の如く優れた粘着性と吸水性を兼ね備えた
貼付けパッドを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる貼付けパッドを示す
平面図である。
【図2】図1のX−X矢視断面図である。
【図3】図2のY部拡大図である。
【符号の説明】
1 シート基材 2 粘着層 3 離型シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598147927 有限会社 アグリ 東京都足立区宮城1丁目15番1号 (72)発明者 武藤 匡伸 東京都足立区宮城1丁目15番1号 有限会 社アグリ内 (72)発明者 深山 三郎 東京都台東区元浅草1−1−3 株式会社 深山内 (72)発明者 山越 正和 東京都中央区日本橋室町2丁目2番1号 東レ株式会社東京事業場内 (72)発明者 沓掛 仁 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 4J004 AA11 AB01 CB01 CC02 DB02 EA06 FA08 GA01 5B020 DD51

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布帛からなるシート基材の片面に、シリ
    コーンゴムからなる粘着層を一体に付着させたことを特
    徴とする貼付けパッド。
  2. 【請求項2】 前記粘着層の表面に離型シートを剥離可
    能に積層した請求項1に記載の貼付けパッド。
  3. 【請求項3】 前記粘着層の厚さが100〜200μm
    である請求項1又は請求項2に記載の貼付けパッド。
  4. 【請求項4】 前記粘着層の硬度がJIS−A硬度10
    〜40である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    貼付けパッド。
  5. 【請求項5】 前記粘着層の表面を平滑面にした請求項
    1乃至請求項4のいずれかに記載の貼付けパッド。
  6. 【請求項6】 前記布帛がニットである請求項1乃至請
    求項5のいずれかに記載の貼付けパッド。
  7. 【請求項7】 前記布帛を単繊維繊度0.0001〜
    1.0dtexの超極細フィラメント糸条から構成した請求
    項1乃至請求項6のいずれかに記載の貼付けパッド。
  8. 【請求項8】 未硬化のシリコーンゴム溶液を離型シー
    ト上に均一に塗布し、該離型シートのシリコーンゴム塗
    布面に布帛を貼り合わせた後、前記シリコーンゴムを硬
    化させることを特徴とする貼付けパッドの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記離型シートに対する未硬化シリコー
    ンゴム溶液の塗布を印刷スクリーンメッシュを用いて行
    うようにした請求項8に記載の貼付けパッドの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記離型シート上に塗布したシリコー
    ンゴム溶液をゲル化処理した後、該離型シートのシリコ
    ーンゴム塗布面に布帛を貼り合わせるようにした請求項
    8又は請求項9に記載の貼付けパッドの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記シリコーンゴムの硬化温度を60
    〜65℃とした請求項8乃至請求項10のいずれかに記
    載の貼付けパッドの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記離型シートとして、厚さ30〜2
    00μmのプラスチックフィルムを用いた請求項8乃至
    請求項11のいずれかに記載の貼付けパッドの製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018517000A (ja) * 2015-04-08 2018-06-28 日東電工株式会社 シート、該シートを用いた被着体の防湿方法および該シートを用いた金属板の腐食防止方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018517000A (ja) * 2015-04-08 2018-06-28 日東電工株式会社 シート、該シートを用いた被着体の防湿方法および該シートを用いた金属板の腐食防止方法

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