JP2786650B2 - 絆創膏 - Google Patents
絆創膏Info
- Publication number
- JP2786650B2 JP2786650B2 JP2089989A JP2089989A JP2786650B2 JP 2786650 B2 JP2786650 B2 JP 2786650B2 JP 2089989 A JP2089989 A JP 2089989A JP 2089989 A JP2089989 A JP 2089989A JP 2786650 B2 JP2786650 B2 JP 2786650B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- bandage
- adhesive
- wound
- pad material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、外傷等の創面を保護するための絆創膏の改
良に関するものである。
良に関するものである。
(従来技術) 従来、指などの小さな傷や、ひじ、ひざなどのすり傷
の保護材として絆創膏なるものが、医療機関はもとよ
り、一般家庭の必需品として広く普及している。この絆
創膏は、適当な大きさ、形の粘剤材層を有するシート片
の中央にガーゼなどのパッド材を粘着したものである。
の保護材として絆創膏なるものが、医療機関はもとよ
り、一般家庭の必需品として広く普及している。この絆
創膏は、適当な大きさ、形の粘剤材層を有するシート片
の中央にガーゼなどのパッド材を粘着したものである。
現在用いられている絆創膏は、シート片に多数の小孔
を設けて通気性を有することにより、むれやかぶれを防
いでいるとか、粘着剤の粘着力強化により水や湯の中に
おいてもはがれにくいなど、多くの点で改良されてきて
いる。また、パッド材の傷口側に特殊ネットをつけるこ
とで、傷口への通気性を向上させ、傷口のパッド材への
癒着を防いでいるものもある。
を設けて通気性を有することにより、むれやかぶれを防
いでいるとか、粘着剤の粘着力強化により水や湯の中に
おいてもはがれにくいなど、多くの点で改良されてきて
いる。また、パッド材の傷口側に特殊ネットをつけるこ
とで、傷口への通気性を向上させ、傷口のパッド材への
癒着を防いでいるものもある。
しかしながら、水滴が付着したり、水の中につけたり
すると、シート片の多数の穴からパッド材へ水が浸透し
ていくので、傷口が傷み、また細菌の流入、繁殖の原因
となる。また、むれやかぶれをひきおこす。従って、手
洗、水仕事、入浴等の度に、新しく絆創膏を取換えねば
ならない。
すると、シート片の多数の穴からパッド材へ水が浸透し
ていくので、傷口が傷み、また細菌の流入、繁殖の原因
となる。また、むれやかぶれをひきおこす。従って、手
洗、水仕事、入浴等の度に、新しく絆創膏を取換えねば
ならない。
また、パッドの粘着剤側に撥水加工を施して水のパッ
ド材への浸入を防く方法はすでに知られている。
ド材への浸入を防く方法はすでに知られている。
例えば、特開昭61−253058号公報には撥水剤を含浸さ
せるかわりに、微多孔性樹脂コーティングや、微多孔性
膜ラミネートを施したいわゆる透湿性防水組織の絆創膏
の開示がある。
せるかわりに、微多孔性樹脂コーティングや、微多孔性
膜ラミネートを施したいわゆる透湿性防水組織の絆創膏
の開示がある。
しかし、高い耐水圧を有するが、通気性がほとんどな
く、むれを感じる。
く、むれを感じる。
更に不織布を撥水加工したものが開示されているが、
通常の繊維直径から得られる不織布では、十分な通気性
を有し、かつ十分な耐水圧を得ることは困難である。
通常の繊維直径から得られる不織布では、十分な通気性
を有し、かつ十分な耐水圧を得ることは困難である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記の欠点を解決するため水分の浸入を防
ぎ、且つ通性性は損なわない新規な絆創膏を提供するも
のである。
ぎ、且つ通性性は損なわない新規な絆創膏を提供するも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明はシート片、粘着剤層、及び傷口保護層を具備
した絆創膏において、通気可能なように多数の小孔を設
けた該シート片の片面に粘着剤が塗布され、該粘着剤塗
布面の中央部に、繊維直径が0.7〜100μm、目付が10〜
100g/m2、繊維充填率が5〜30%で撥水加工を施した不
織布、次いでパッド材が積層されたことを特徴とする絆
創膏である。
した絆創膏において、通気可能なように多数の小孔を設
けた該シート片の片面に粘着剤が塗布され、該粘着剤塗
布面の中央部に、繊維直径が0.7〜100μm、目付が10〜
100g/m2、繊維充填率が5〜30%で撥水加工を施した不
織布、次いでパッド材が積層されたことを特徴とする絆
創膏である。
本発明における不織布とは、繊維直径が0.7〜100μ
m、目付が10〜100g/m2好ましくは15〜50g/cm2繊維充填
率が5〜30%のものである。
m、目付が10〜100g/m2好ましくは15〜50g/cm2繊維充填
率が5〜30%のものである。
本発明の不織布の形状はパッド材より大きくすること
が好ましい。不織布を用いることにより、耐水圧400mmH
2O以上の防水性と通気性10cc/cm2・sec以上となり、む
れ感がなく、通常の水仕事に十分耐えられるものが得ら
れる。
が好ましい。不織布を用いることにより、耐水圧400mmH
2O以上の防水性と通気性10cc/cm2・sec以上となり、む
れ感がなく、通常の水仕事に十分耐えられるものが得ら
れる。
本発明の不織布の素材としてはポリエステル、ポリア
ミド、ポリプロピレン等があげられる。
ミド、ポリプロピレン等があげられる。
本発明の不織布は公知のメルトブロー等の方法で製造
することが出来る。
することが出来る。
本発明における撥水剤としては、溶剤型、エマルジョ
ン型等通常用いられているものでよき、具体的には、フ
ッ素系樹脂、シリコン系樹脂、パラフィン系樹脂、脂肪
酸アミド系樹脂等があげられる。これらの撥水剤は単独
又は組合せ使用することができる。
ン型等通常用いられているものでよき、具体的には、フ
ッ素系樹脂、シリコン系樹脂、パラフィン系樹脂、脂肪
酸アミド系樹脂等があげられる。これらの撥水剤は単独
又は組合せ使用することができる。
撥水剤の付与法は、パディング法、スプレー法、浸漬
法等の通常の方法でよい。撥水剤の浸透斑、及び付着斑
が生じる場合には、予め浸透剤により前処理を施してか
ら撥水剤を付与する方法をとってもよい。
法等の通常の方法でよい。撥水剤の浸透斑、及び付着斑
が生じる場合には、予め浸透剤により前処理を施してか
ら撥水剤を付与する方法をとってもよい。
さらに、撥水剤を付与した後、撥水剤の繊維との固着
を促進させる為に高温熱処理される。熱処理の温度およ
び時間は撥水剤に応じて適宜選定することが出来る。
を促進させる為に高温熱処理される。熱処理の温度およ
び時間は撥水剤に応じて適宜選定することが出来る。
不織布の風合が硬い場合には、撥水加工剤に機械的揉
布処理や液体揉布処理により柔軟化させてから撥水加工
を行ない、指先へのフィット性を向上させることもでき
る。
布処理や液体揉布処理により柔軟化させてから撥水加工
を行ない、指先へのフィット性を向上させることもでき
る。
本発明におけるシート片としては、絆創膏の基材とし
ての役割を果たすものであればよい。
ての役割を果たすものであればよい。
具体的にはポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリエス
テル、ポリプロピレン、アセテートなどのフィルム等が
用いられる。
テル、ポリプロピレン、アセテートなどのフィルム等が
用いられる。
本発明のシート片には、適当な大きさ及び数の穴がシ
ート片全体にわたってあけられている。これにより、絆
創膏を粘着した部分のむれ、かぶれ等を防ぐことが出来
る。
ート片全体にわたってあけられている。これにより、絆
創膏を粘着した部分のむれ、かぶれ等を防ぐことが出来
る。
シート片の形状は特にこだわるものではないが、用途
によって長方形、正方形等があげられる。
によって長方形、正方形等があげられる。
本発明の絆創膏における粘着剤層は、上記シート状物
の片面に粘着剤が前面一様、又は不存部が点在する様、
あるいは線状にうすく塗布された層である。粘着剤とし
ては、例えばゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、
ウレタン系などが挙げられる。
の片面に粘着剤が前面一様、又は不存部が点在する様、
あるいは線状にうすく塗布された層である。粘着剤とし
ては、例えばゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、
ウレタン系などが挙げられる。
本発明のパッド材は通常の絆創膏に使用されているも
のが用いられている。ガーゼ、脱脂綿などが肌触りがよ
く、傷口からの血液などの液体を吸収し、傷口を保護す
る役目を果たすものである。傷口への通気性をもたらす
ため、特殊ネットを積層してもよい。
のが用いられている。ガーゼ、脱脂綿などが肌触りがよ
く、傷口からの血液などの液体を吸収し、傷口を保護す
る役目を果たすものである。傷口への通気性をもたらす
ため、特殊ネットを積層してもよい。
また、消毒等の目的で薬品を含浸させたガーゼ等をパ
ッド材として用いてもよい。
ッド材として用いてもよい。
本発明の不織布の粘着層ではない片面にパッド材を積
層一体化させる方法としては、不織布又はパッド材のど
ちらかにホットメルト樹脂を点在させ、加熱接着させる
方法、不織布又はパッド材のどちらかに接着剤を不在部
を有して塗布し、加圧接着させる方法など通気性を損な
わないようにすればいずれの方法でもよい。
層一体化させる方法としては、不織布又はパッド材のど
ちらかにホットメルト樹脂を点在させ、加熱接着させる
方法、不織布又はパッド材のどちらかに接着剤を不在部
を有して塗布し、加圧接着させる方法など通気性を損な
わないようにすればいずれの方法でもよい。
(発明の効果) 本発明の絆創膏は高い通気性と防水性を同時に満足す
るため、入浴や仕事などにおいても傷口への水の浸入は
なく、またパッド材が血液、汗等を吸収してくれるの
で、長時間の着用が可能であり、傷口の治癒を促すもの
である。
るため、入浴や仕事などにおいても傷口への水の浸入は
なく、またパッド材が血液、汗等を吸収してくれるの
で、長時間の着用が可能であり、傷口の治癒を促すもの
である。
以下実施例によって、さらに具体的に本発明を説明す
る。
る。
実施例1および比較例1、2 メルトブロー方式により得られた単繊維直径1.7μ
m、目付30g/cm2のポリエチレンテレフタレート繊維不
織布を得た。風合いを柔軟化させる目的で、常圧液流ウ
ィンス染色機を用い、浴比1:50で、60℃の温度で20分間
液流による揉布処理を行ない、脱水後ショートループド
ライヤーにて120℃で5分間乾燥した。乾燥後、アサヒ
ガードAG−730(旭硝子製)5重量%の撥水剤とエレタ
ット930(一方社製)帯電防止剤1重量%とイソプロパ
ノール2重量%(浸透剤)を含む浴に浸漬し、マングル
にて絞り率100%で均一に絞った後120℃で3分間乾燥
し、ヒートセッターにて180℃で45秒の熱処理を行なっ
た。この不織布の繊維充填率は18%であり、非常にソフ
トな風合であった。
m、目付30g/cm2のポリエチレンテレフタレート繊維不
織布を得た。風合いを柔軟化させる目的で、常圧液流ウ
ィンス染色機を用い、浴比1:50で、60℃の温度で20分間
液流による揉布処理を行ない、脱水後ショートループド
ライヤーにて120℃で5分間乾燥した。乾燥後、アサヒ
ガードAG−730(旭硝子製)5重量%の撥水剤とエレタ
ット930(一方社製)帯電防止剤1重量%とイソプロパ
ノール2重量%(浸透剤)を含む浴に浸漬し、マングル
にて絞り率100%で均一に絞った後120℃で3分間乾燥
し、ヒートセッターにて180℃で45秒の熱処理を行なっ
た。この不織布の繊維充填率は18%であり、非常にソフ
トな風合であった。
一方、比較例としてポリエチレンテレフタレート繊維
の75デニール/36フィラメント(単糸直径約14μm)か
らなる目付90g/cm2、繊維充填率28%の平織生地、ま
た、同繊維の110デニール/1100フィラメント(単糸直径
約3.2μm)からなる目付125g/cm2、繊維充填率43%の
平織生地を、通常の方法にて精練し、上記と同様に撥水
加工を行なった。
の75デニール/36フィラメント(単糸直径約14μm)か
らなる目付90g/cm2、繊維充填率28%の平織生地、ま
た、同繊維の110デニール/1100フィラメント(単糸直径
約3.2μm)からなる目付125g/cm2、繊維充填率43%の
平織生地を、通常の方法にて精練し、上記と同様に撥水
加工を行なった。
このようにして得られた撥水布の片面にポリアミド系
ホットメルト接着剤(日本リルサン製プラタミド H/02
P)を10ポイント/1平方インチの間隔で2g/m2になるよう
にドット散布した。
ホットメルト接着剤(日本リルサン製プラタミド H/02
P)を10ポイント/1平方インチの間隔で2g/m2になるよう
にドット散布した。
次に、加熱プレス機を用いてこれらの撥水布とガーゼ
を重ね、3kg/cm2の加圧下に120℃で10秒間接着加工を行
なって、絆創膏の傷口保護層を得た。
を重ね、3kg/cm2の加圧下に120℃で10秒間接着加工を行
なって、絆創膏の傷口保護層を得た。
第1表にこれらの性量を示す。
市販の絆創膏(塩野義製薬(株)アデップA、大きさ
72mm×19mm)からガーゼを取除き、シートと粘着剤のみ
にした。シートには、約1mmの穴が多数あけられてい
る。
72mm×19mm)からガーゼを取除き、シートと粘着剤のみ
にした。シートには、約1mmの穴が多数あけられてい
る。
前述のようにして得られた傷口保護層を12mm×25mmの
大きさでシート中央部粘着剤層の上に貼付け、それぞれ
薬指の第一関節と第二関節の間にまきつけた。この際絆
創膏と指の間から水が浸入しないように傷口保護層の周
辺は充分押えた。
大きさでシート中央部粘着剤層の上に貼付け、それぞれ
薬指の第一関節と第二関節の間にまきつけた。この際絆
創膏と指の間から水が浸入しないように傷口保護層の周
辺は充分押えた。
この状態で入浴し、指を浴槽の底深く(水深50cm)30
秒間おいた。
秒間おいた。
浴槽からあがり、絆創膏をはずしたが、実施例1は患
部、ガーゼ共全く水にはぬれていなかった。比較例1、
2は共にガーゼまで水が浸透しており、患部の皮膚もぬ
れていた。
部、ガーゼ共全く水にはぬれていなかった。比較例1、
2は共にガーゼまで水が浸透しており、患部の皮膚もぬ
れていた。
市販の絆創膏を同様にして薬指にまきつけ、同じ実験
を行なったが、この場合浴槽につけるとすぐぬれてしま
い、傷口保護層部をシートの上から指でおすとガーゼに
浸透した水がでてきた。
を行なったが、この場合浴槽につけるとすぐぬれてしま
い、傷口保護層部をシートの上から指でおすとガーゼに
浸透した水がでてきた。
実施例2〜4、および比較例3〜5 メルトブロー法により製造した単繊維直径が、0.5、
0.7、1.7、3.2、7、14、20μmの繊維を主体とする、
目付35g/m2のポリエステル繊維不織布を1と同様にして
ガーゼと接着して傷口保護層を作成し、実施例1と同様
にして絆創膏を得た。尚、傷口保護層のガーゼ部に水性
インキで線を1本書き込んでおいた。これらをそれぞれ
薬指の第1関節と第2関節の間にまきつけ傷口保護層の
周辺を充分押えた後、水道の蛇口から水を出しこの薬指
を水流の中においた。1分後水をとめ、絆創膏をはずし
た。
0.7、1.7、3.2、7、14、20μmの繊維を主体とする、
目付35g/m2のポリエステル繊維不織布を1と同様にして
ガーゼと接着して傷口保護層を作成し、実施例1と同様
にして絆創膏を得た。尚、傷口保護層のガーゼ部に水性
インキで線を1本書き込んでおいた。これらをそれぞれ
薬指の第1関節と第2関節の間にまきつけ傷口保護層の
周辺を充分押えた後、水道の蛇口から水を出しこの薬指
を水流の中においた。1分後水をとめ、絆創膏をはずし
た。
傷口保護層のガーゼ部に書き込んだ水性インキがにじ
んだものを×、にじまず変化しなかったものを14とし
た。また、同様の絆創膏を別途3時間着用した。結果を
第2表にまとめた。
んだものを×、にじまず変化しなかったものを14とし
た。また、同様の絆創膏を別途3時間着用した。結果を
第2表にまとめた。
実施例5〜6、および比較例6〜7 繊維直径2.8μmの極細ナイロン繊維が15本配列して
繊維束をなしている特殊繊維の3次元絡合不織布、目付
45g/m2を用いて、繊維充填率が3、5、10、30及び40%
となるように加圧加工を施し、実施例1と同様の撥水加
工を行なった。通気度と防水性(インキのにじみ)を実
施例2と同様の方法で評価した。結果を第3表に示す。
繊維束をなしている特殊繊維の3次元絡合不織布、目付
45g/m2を用いて、繊維充填率が3、5、10、30及び40%
となるように加圧加工を施し、実施例1と同様の撥水加
工を行なった。通気度と防水性(インキのにじみ)を実
施例2と同様の方法で評価した。結果を第3表に示す。
実施例8〜11及び比較例8〜9 メルトブロー法により製造した単繊維直径が2μmの
繊維を主体とする目付10、20、30、45、80g/m2のポリエ
ステル繊維不織布を、実施例1と同様に、柔軟、撥水加
工を行ない、通気性と防水性及び絆創膏としての評価を
実施例2と同様の方法で評価した。結果を第4表に示
す。
繊維を主体とする目付10、20、30、45、80g/m2のポリエ
ステル繊維不織布を、実施例1と同様に、柔軟、撥水加
工を行ない、通気性と防水性及び絆創膏としての評価を
実施例2と同様の方法で評価した。結果を第4表に示
す。
【図面の簡単な説明】 図1は本発明の絆創膏の分解組織図である。 図2は本発明の絆創膏の断面である。 1……シート片 2……粘着剤層 3……撥水加工された極細繊維からなる不織布 4……パッド材 5……通気孔 6……剥離紙 7……ホットメルト樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】シート片、粘着剤層、及び傷口保護層を具
備した絆創膏において、通気可能なように多数の小孔を
設けた該シート片の片面に粘着剤が塗布され、該粘着剤
塗布面の中央部に,繊維直径が0.7〜10μm、目付が10
〜100g/m2、繊維充填率が5〜30%で撥水加工を施した
不織布、次いでパッド材が積層されたことを特徴とする
絆創膏
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089989A JP2786650B2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 絆創膏 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089989A JP2786650B2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 絆創膏 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02203856A JPH02203856A (ja) | 1990-08-13 |
JP2786650B2 true JP2786650B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=12040078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2089989A Expired - Lifetime JP2786650B2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 絆創膏 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2786650B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008043421A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Koyo Sangyo Co Ltd | 救急絆創膏 |
FR2974005B1 (fr) * | 2011-04-15 | 2014-05-02 | Urgo Lab | Pansement adhesif mince tres absorbant, ses utilisations pour le traitement des plaies chroniques |
FR2974004B1 (fr) * | 2011-04-15 | 2014-05-02 | Urgo Lab | Pansement absorbant hydrocellulaire, ses utilisations pour le traitement des plaies chroniques et aigues |
-
1989
- 1989-02-01 JP JP2089989A patent/JP2786650B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02203856A (ja) | 1990-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4360015A (en) | Multilayer absorbent structure | |
US4630603A (en) | Wound dressing | |
US5277954A (en) | Adhesive-backed breathable layered materials | |
US4663780A (en) | Pad for absorption of body odor | |
JPH0638815B2 (ja) | 生理用ナプキン | |
JPH02500819A (ja) | 蒸気を透過させるドレツシング | |
WO2002012617A1 (fr) | Tissu impermeabilise et vetement impermeable | |
JP2786650B2 (ja) | 絆創膏 | |
JPH0833673A (ja) | 救急絆創膏用粘着フィルムおよび該粘着フィルムを用いた救急絆創膏 | |
JP3724351B2 (ja) | 防水衣料 | |
JP2786654B2 (ja) | 絆創膏 | |
JP3785315B2 (ja) | 建築用内装材とその製造方法 | |
JPH0343210Y2 (ja) | ||
JP2002061077A (ja) | 防水加工布帛およびその製造方法 | |
JP2592481B2 (ja) | 手術用に適したシート材料 | |
JP2613908B2 (ja) | 手術用シート材料 | |
JPS6027530A (ja) | 通気性防水布 | |
JP2934271B2 (ja) | 貼布材 | |
JPH0641193B2 (ja) | 通気性防水布帛 | |
JP3742563B2 (ja) | 防水加工布帛用目止めテープ | |
JPH03193047A (ja) | 創傷被覆材 | |
JP3375381B2 (ja) | 多層ラミネート加工布およびその製造方法 | |
JPH0230407Y2 (ja) | ||
JPH0630442Y2 (ja) | 透湿性防水布帛 | |
JPS61253063A (ja) | 包帯 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080529 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090529 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090529 Year of fee payment: 11 |