JP2002129085A - 玩具用水消去性マーカー及びそれを用いた形象玩具セット - Google Patents

玩具用水消去性マーカー及びそれを用いた形象玩具セット

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JP2002129085A JP2000329824A JP2000329824A JP2002129085A JP 2002129085 A JP2002129085 A JP 2002129085A JP 2000329824 A JP2000329824 A JP 2000329824A JP 2000329824 A JP2000329824 A JP 2000329824A JP 2002129085 A JP2002129085 A JP 2002129085A
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義明 小野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 水により容易、且つ完全に消去できる筆記像
を形成でき、幼児等が安心して玩具表面に任意の筆記像
を軽便に形成できる玩具用水消去性マーカー及びそれを
用いた形象玩具セットの提供。 【解決手段】 食用色素0.1〜15重量%、水溶性樹
脂0.1〜15重量%、湿潤剤0〜40重量%、及び水
30〜99.0重量%を含有する水消去性インキを内蔵
してなる玩具用水消去性マーカー2、及び前記マーカー
と人形又は動物玩具等の形象玩具3を組み合わせて形象
玩具セット1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玩具用水消去性マ
ーカー及びそれを用いた形象玩具セットに関する。詳細
には、玩具表面に任意の着色像を自在に形成できると共
に、前記着色像自体が水により容易に消去可能であり、
且つ安全性に富む組成よりなるインキを内蔵させた玩具
用水消去性マーカー、及び前記マーカーと人形又は動物
玩具とをセットにした形象玩具セットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メーキャップを意図する人形
玩具に関して、幾つかの提案が開示されている(特開昭
62−53683号公報等)。しかし、前記提案はメー
キャップ像が簡易に消去できないので幼児等が繰返して
メーキャップ遊びを行うことができなかった。前記状況
に鑑み、本出願人は、水溶性染料を水溶性樹脂を含むビ
ヒクルに相溶させた着色液、或いは顔料を前記したビヒ
クルに分散させた着色液の適用による着色像を形成し、
水消去させる提案を既に行っている(実開平4−126
596号公報、特開平2000−34436号公報)。
【0003】前記着色液が顔料系にあっては、梨地状の
微細な凹凸が形成された人形の顔面に着色像を形成する
と、顔料が前記微細な凹部に入り込み、顔料自体が水不
溶性のため、水洗いにより顔料分を流し出すことができ
ず、完全には消去でき難い。この際、顔料の粒子径が大
きい系では、前記凹部への顔料の入り込みはないとして
も、着色液の経時安定性に乏しく、経時により顔料が沈
降して、マーカーのペン体からのインキ流出性不良を来
し、実用性を満足させていなかった。一方、着色液が染
料系にあっては、染料種によっては着色部分が経時によ
り染着して痕跡を残すものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、前記した
不具合を解消し、着色像が水により容易、且つ完全に消
去でき、且つ安全性に富むインキ組成からなる水消去性
インキを開発し、このインキを内蔵させた筆記に便宜な
マーカー形態となし、幼児等が安心して使用でき、簡便
に任意の筆記像を自由に形成して創作性と玩具性を満た
す玩具用水消去性マーカー、更には、前記マーカーと人
形又は動物玩具と組み合わせることにより、玩具性と商
品性を更に高めた形象玩具セットを提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、インキ全量に
対して、食用色素0.1〜15重量%、水溶性樹脂0.
1〜15重量%、湿潤剤0〜40重量%、及び水30〜
99.0重量%を含有する水消去性インキを内蔵してな
る玩具用水消去性マーカーを要件とする。更には、前記
食用色素は、水溶性アナトー、食用赤色2号(C.I.
16185)、食用赤色3号(C.I.45430)、
食用赤色40号(C.I.16035)、食用赤色10
2号(C.I.16255)、食用赤色104号(C.
I.45410)、食用赤色105号(C.I.454
40)、食用赤色106号(C.I.45100)、食
用黄色4号(C.I.19140)、食用黄色5号
(C.I.15985)、食用緑色3号(C.I.42
053)、食用青色1号(C.I.42090)、食用
青色2号(C.I.73015)、鉄クロロフィリンナ
トリウム、及び銅クロロフィリンナトリウムから選ばれ
ること、水溶性樹脂は、当該樹脂の2重量%水溶液の粘
度が1.1〜5mPa・s(20℃)の範囲にある樹脂
から選ばれること、水溶性樹脂は、ポリビニルピロリド
ン及びその誘導体から選ばれること、インキ中に香料を
ブレンドしてなること、等を要件とする。更には、マー
カーは、軸胴内に収容の繊維質吸蔵体に前記水消去性イ
ンキを含浸させ、軸胴先端の繊維加工ペン体にインキを
導出可能に構成されてなること、更には、前記玩具用水
消去性マーカーと、人形又は動物玩具とからなる形象玩
具セットを要件とする。
【0006】前記における食用色素としては、食用色素
として品質保証された食品添加物グレードのものが安全
性の面で、より好ましいが、一般工業品グレードのもの
であってもよい。
【0007】水溶性樹脂は、粘度を調整し、クリヤーな
筆記像の形成に寄与することは勿論であるが、前記した
食用色素の水消去性の助長効果と染着性の抑制効果を共
に満足させるために特定量を配合する。ここで、水溶性
樹脂は添加量が大きくなるにつれ、染着性の抑制効果に
有意に機能させることができる反面、増粘化によるペン
体からのインキ流出性低下を生じることになり、食用色
素の染着性に応じて水溶性樹脂の種類、添加量を調整し
て使用することが肝要である。
【0008】水溶性樹脂としては、アラビアゴム、トラ
ガントガム、グァーガム、キサンタンガム、デキストリ
ン等の水溶性多糖類、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸
及びその塩類、アルギン酸プロピレングリコールエステ
ル、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン及びその誘導体、ポリア
クリル酸ナトリウム、アクリル酸共重合体、ポリエチレ
ンオキシド、等が挙げられ、中でもポリビニルピロリド
ン及びその誘導体は食用色素の被筆記体への染着抑制効
果が大であり、極めて効果的である。前記水溶性樹脂
は、室温で固体状であれば中分子量、低分子量のもので
あってもよい。
【0009】前記水溶性樹脂は、インキ全量に対して、
0.1〜15重量%の範囲(より好ましくは、1〜10
重量%の範囲)で用いられる。0.1重量%未満の添加
量では十分な水消去性を得ることが困難であり、15重
量%を越える添加量では、マーカーのペン体からのイン
キ流出性の低下を生じ、筆跡がかすれる等、所期の鮮明
な筆記像を形成し難い。
【0010】前記水溶性樹脂の配合により、食用色素成
分が当該樹脂を介して、基材表面に筆跡像を形成してお
り、樹脂分の水に対する溶解性に依存して、樹脂分の溶
解と同時に前記色素分が一体となって水消去されること
になり、効果的に水消去され、色素分の染着が抑制され
るものと推察される。
【0011】ペン体からの良好なインキ流出性を保持さ
せるためには、水消去性インキの粘度を1.1〜30m
Pa・s(20℃)に調整する必要があり、そのために
は、前記水溶性樹脂は2重量%水溶液の粘度が1.1〜
5mPa・s(好ましくは、3mPa・s、20℃)で
あることが望ましく、前記粘度特性が筆記機能を効果的
に果たすための水溶性樹脂の選択の指標となる。水溶性
樹脂の添加量が大である程、より良好な水消去性が得ら
れ、添加量が大であれば、マーカー用インキとしてのペ
ン体からのインキ流出性低下を生じることになり、前記
粘度範囲を満たす水溶性樹脂の選択が、インキを低粘度
に抑え、水消去性付与に必要な充分な量の添加を可能と
なす。
【0012】湿潤剤としては、主に水溶性有機溶剤が有
効であり、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、グリセリン、ポリグリセリ
ン、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、N−メチル−2
−ピロリドン、トリエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、等があげられるが、湿潤効果を有するものであれ
ば尿素等、室温で固体のものでも良い。
【0013】その他、必要に応じて各種の添加剤を加え
ることもでき、例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、燐酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等の塩類、水溶
性アミン化合物等の有機塩基性化合物、等のpH調整
剤、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、パラオ
キシ安息香酸プロピル等のパラオキシ安息香酸エステル
類、デヒドロ酢酸ナトリウム、石炭酸、1,2−ベンズ
チアゾリン−3−オンのナトリウム塩、等の防腐剤或い
は防黴剤、界面活性剤等の浸透性向上剤、消泡剤等を配
合することができる。
【0014】更には、前記インキ組成に加えて、従来よ
り公知の香料を添加することにより筆記像の形成時に芳
香を発し、特異性と玩具性を高めることができる。香料
はその用途から食品香料(フレーバー)、香粧品香料
(フレグランス)に分けられるが、より安全性の高い食
品香料の使用が好ましい。また、食品香料の形態には、
水溶性フレーバー、油溶性フレーバー、乳化香料、粉末
香料があるが、油溶性フレーバーのように香料が油溶性
である場合には、界面活性剤等の可溶化剤との併用、或
いはマイクロカプセルに内包させて顔料形態として適用
することができる。
【0015】次にマーカーについて記載する。本発明の
水消去性インキは、従来より汎用の各種構造のマーカー
に充填して玩具用水消去性マーカーを構成できる。具体
的には、軸胴内に繊維質のインキ吸蔵体が収容され、前
記吸蔵体にインキを内蔵させたもの、軸胴に直接的にイ
ンキを内蔵させ、ペン体に導出可能に構成されたもの等
を適用できる。前記ペン体は、繊維の樹脂加工又は熱融
着体、連続気孔の多孔質体、内部軸線方向にインキ通路
を設けたプラスチック加工体等の汎用のペン体を目的に
応じて適用できる。中でも、繊維の樹脂加工又は熱融着
体をペン体とし、繊維質のインキ吸蔵体を適用した系
が、筆記角度や方向に左右されず、所期の筆記像を幼児
等が簡便に形成でき、更には、繊維ペン体によるソフト
タッチにより、人形の顔面等への筆記に際しても、筆記
面に微細なキズを生じさせることもなく、繰り返しの実
用性を満たす。
【0016】前記玩具用水消去性マーカーは、プラスチ
ック製乗物玩具、ハウス玩具等、各種のプラスチック造
形玩具に適用できるが、人形又は動物玩具とセットにす
ることにより、幼児等が人形の顔面に任意のメーキャッ
プを形成し、これを水消去し、更に別の像を繰り返し筆
記して水消去できる。更には、人形頭髪の擬毛や、人形
用衣裳、ぬいぐるみ表面に筆記像を気楽に形成でき、玩
具性と商品性をより高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明インキは、食用色素、水溶
性樹脂、湿潤剤、水、及び必要に応じて各種添加剤を配
合し、常法により混合攪拌することにより得られ、この
インキを所定構造のマーカーに充填して、玩具用水消去
性マーカーを構成する。前記マーカー単体での商品化も
可能であるが、人形又は動物玩具と組み合わせて形象玩
具セットとして商品化することにより、玩具性、商品
性、実用性を更に高めることができる。
【0018】
【実施例】以下に実施例を示す。尚、実施例及び表中の
部は重量部である。
【0019】実施例1(NO.1〜NO.5インキ) (1)水消去性インキの調製及び筆記具の作製 食用色素(食用赤色3号)2.5部、湿潤剤(グリセリ
ン)10部、水溶性樹脂(ルビスコールK−17)5
部、防腐・防黴剤(安息香酸ナトリウム)0.5部、及
び水82.0部を常法により混合攪拌して水消去性イン
キ(NO.1)を調製した。又、食用色素の種類と添加
量を変更して、前記と同様にして水消去性インキ(N
O.2〜NO.5)を調製した。表1に水消去性インキ
NO.1〜NO.5の組成、色調及びインキ粘度を示
す。
【0020】
【表1】
【0021】前記水消去性各インキを、軸胴内に収容の
繊維束インキ吸蔵体に含浸させ、軸胴先端に備えた繊維
ペン体に導出可能に構成して玩具用水消去性マーカーを
作成した。尚、表4に、実施例1〜2、比較例2に適用
した各水溶性樹脂の2重量%水溶液の粘度を示す。 (2)人形玩具及び動物玩具の構成 頭部にポリプロピレンフィラメントを頭髪用擬毛として
植毛した軟質塩化ビニル樹脂成形体からなる人形本体
に、ポリエステル繊維製のサテン生地により縫製された
人形用衣装(ドレス)を装着して人形玩具を構成した。
又、ポリエステル繊維製の起毛布(ベロア生地、起毛長
2mm)により熊の形状のぬいぐるみを縫製して表皮と
なし、ぬいぐるみ動物玩具を構成した。 (3)筆跡の消去性 前記人形玩具の顔面(梨地)、頭髪、衣装、及び前記動
物玩具の表皮に実施例1(NO.1〜NO.5)の各イ
ンキを充填したマーカーにより、筆記像を形成又は彩色
を施し、室温下で7日間放置した後、顔面の前記彩色部
分を水を湿らした布で擦過したところ、筆記像を容易且
つ完全に消去することができ、頭髪の擬毛への彩色は、
水洗いにより完全に消去でき、衣装及びぬいぐるみ表皮
への筆記像は、洗濯により完全に消去できた。
【0022】実施例2(NO.6〜NO.8インキ) 実施例1の水溶性樹脂の種類及び添加量を変更し、水消
去性インキ(NO.6〜NO.8)を調製した。表2に
インキ組成、色調及びインキ粘度を示す。
【0023】
【表2】
【0024】前記インキを使用し、実施例1と同様にし
て、玩具用水消去性マーカーを構成し、前記人形玩具の
顔面に筆記像を形成し、室温下で7日間放置した後、水
を湿らした布で筆記像を擦過したところ、完全に消去す
ることができた。
【0025】実施例3(NO.9インキ) 実施例1の水消去性インキ(NO.1)の各100部に
対して、香料(品番:SX−7049、高砂工業株式会
社製、ストロベリーの香り)0.5部、及び香料の可溶
化剤としてノニオン系界面活性剤(商品名:ソルゲンT
W20、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト、第一工業製薬株式会社製)2部を添加し、混合攪拌
して水消去性インキ(NO.9)を調製した。前記イン
キを実施例1と同様にしてマーカーに充填して、前記人
形玩具の顔面(梨地表面)に筆記したところ、鮮明な筆
記像を形成できると共に、筆記時にストロベリーの香り
を発生し、玩具性と商品性を更に高めることができ、室
温下で7日間放置した後、水を湿らした布で筆記部分を
擦過したところ、完全に消去することができた。
【0026】比較例1(NO.10インキ) 実施例1の水消去性インキ(NO.1)のインキ組成
中、水溶性樹脂を水に置き換えた以外は、前記水消去性
インキ(NO.1)と同一の組成で比較例インキ(N
O.10インキ)を調製した〔インキ粘度、1.5mP
a・s(20℃)〕前記比較例1インキ(NO.10イ
ンキ)を実施例1インキの系と同様にして組み立て、マ
ーカーを構成し、人形玩具の顔面(梨地表面)に筆記像
を形成し、室温下で7日間放置した後、水を湿らした布
で筆記部分を擦過し、水消去しようと試みたが、筆記像
を形成した部分にピンク色の染着が認められた。
【0027】比較例2(NO.11〜NO.14イン
キ) 実施例1の水消去性インキ(NO.1インキ)の組成
中、ルビスコールK−17をルビスコールK−90に置
き換えた以外は実施例1のインキと同一の組成により、
比較例インキ(NO.11インキ)を調製した。同様に
して、実施例2のインキ(NO.6〜NO.8)のゴー
セノールGL−03)をゴーセノールGH−17に、H
PC−SSLをHPC−Lに、セロゲン5Aをセロゲン
PRにそれぞれ変更し、比較例2インキ(NO.12〜
NO.14)を調製した。表3にインキ組成、色調及び
インキ粘度を示す。
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】前記比較例2インキを実施例1インキの系
と同様にして、マーカーにそれぞれ充填し、筆記したと
ころ、いずれのインキもインキ粘度が高いため、インキ
の流出性が悪く、マーカー適性を満たしていなかった。
【0031】次に、表1乃至4に記載の食用色素、水溶
性樹脂について補足説明する。尚、粘度測定は、株式会
社東京計器製、B型粘度計を使用し、BL型アダプター
により、インキ温度20℃で測定した。 〔食用色素〕 1)食用赤色3号:〔別名:エリスロシン:C.I.N
O.45430、アイゼン保土谷株式会社製〕 2)食用赤色102号〔別名:ニューコクシン、コチニー
ルレッド、ポンソー4R):C.I.NO.1625
5、アイゼン保土谷株式会社製〕 3)食用青色1号〔別名:ブリリアントブルーFCF:
C.I.NO.42090、アイゼン保土谷株式会社
製〕 4)食用黄色4号:〔別名:タートラジン:C.I.N
O.19140、アイゼン保土谷株式会社製〕 〔水溶性樹脂〕 5)ルビスコール K−17(商品名):BASF社製、
ポリビニルピロリドン 6)ゴーセノール GL−03(商品名):日本合成化学
工業株式会社製、ポリビニルアルコール(部分ケン化
型) 7)HPC−SSL(商品名):日本曹達株式会社製、ヒ
ドロキシプロピルセルロース 8)セロゲン5A(商品名):第一工業薬品株式会社製、
カルボキシメチルセルローナトリウム 9)ルビスコール K−90(商品名): BASF社
製、ポリビニルピロリドン 10)ゴーセノール GH−17(商品名):日本合成化
学工業株式会社製、ポリビニルアルコール(部分ケン化
型) 11)HPC−L(商品名):日本曹達株式会社製、ヒド
ロキシプロピルセルロース 12)セロゲンPR(商品名):第一工業薬品株式会社
製、カルボキシメチルセルロースナトリウム
【0032】
【発明の効果】本発明の玩具用水消去性マーカーの適用
により、幼児等が任意の筆記像を玩具基材の表面に簡易
に形成できると共に、水により容易、且つ完全に前記筆
記像を消去でき、而も、食用色素等を用いた安全性に富
むインキ組成が適用されており、幼児向け玩具用マーカ
ーとして好適である。更には、前記玩具用水消去性マー
カーと人形又は動物玩具とを組み合わせた、形象玩具セ
ットは、実用上も便宜であり、玩具商品性を満たす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の玩具セットの一実施形態の外観図であ
る。
【符号の説明】
1 形象玩具セット 2 玩具用水消去性マーカー 3 人形玩具 4 筆記像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 AA12 BA43 BC02 CA01 CA02 DC20 ED06 EF28 4J039 AB02 AB07 AB11 AD06 AD09 AD19 AE07 BC09 BC10 BC11 BC14 BC15 BC27 BC28 BC35 BC37 BC50 BE01 BE02 BE12 BE15 BE16 BE19 BE21 BE22 BE30 CA06 DA05 EA48 GA21 GA26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキ全量に対して、食用色素0.1〜
    15重量%、水溶性樹脂0.1〜15重量%、湿潤剤0
    〜40重量%、及び水30〜99.0重量%を含有する
    水消去性インキを内蔵してなる玩具用水消去性マーカ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記食用色素は、水溶性アナトー、食用
    赤色2号(C.I.16185)、食用赤色3号(C.
    I.45430)、食用赤色40号(C.I.1603
    5)、食用赤色102号(C.I.16255)、食用
    赤色104号(C.I.45410)、食用赤色105
    号(C.I.45440)、食用赤色106号(C.
    I.45100)、食用黄色4号(C.I.1914
    0)、食用黄色5号(C.I.15985)、食用緑色
    3号(C.I.42053)、食用青色1号(C.I.
    42090)、食用青色2号(C.I.73015)、
    鉄クロロフィリンナトリウム、及び銅クロロフィリンナ
    トリウムから選ばれる請求項1記載の玩具用水消去性マ
    ーカー。
  3. 【請求項3】 水溶性樹脂は、当該樹脂の2重量%水溶
    液の粘度が1.1〜5mPa・s(20℃)の範囲にあ
    る樹脂から選ばれる請求項1又は2記載の玩具用水消去
    性マーカー。
  4. 【請求項4】 水溶性樹脂は、ポリビニルピロリドン及
    びその誘導体から選ばれる請求項1乃至3のいずれか一
    項に記載の玩具用水消去性マーカー。
  5. 【請求項5】 インキ中に香料をブレンドしてなる請求
    項1乃至4のいずれか一項に記載の玩具用水消去性マー
    カー。
  6. 【請求項6】 マーカーは、軸胴内に収容の繊維質吸蔵
    体に前記水消去性インキを含浸させ、軸胴先端の繊維加
    工ペン体にインキを導出可能に構成されてなる請求項1
    乃至5のいずれか一項に記載の玩具用水消去性マーカ
    ー。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    玩具用水消去性マーカーと、人形又は動物玩具とからな
    る形象玩具セット。
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Cited By (7)

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JP2018159040A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 シヤチハタ株式会社 皮膚用水性インキ
CN114605868A (zh) * 2022-03-03 2022-06-10 李翌琦 一种环保香味墨水及其制备方法

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