JP2002128344A - 紙継ぎ装置及び紙継ぎ方法 - Google Patents

紙継ぎ装置及び紙継ぎ方法

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JP2002128344A
JP2002128344A JP2000318312A JP2000318312A JP2002128344A JP 2002128344 A JP2002128344 A JP 2002128344A JP 2000318312 A JP2000318312 A JP 2000318312A JP 2000318312 A JP2000318312 A JP 2000318312A JP 2002128344 A JP2002128344 A JP 2002128344A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙継ぎ装置及び紙継ぎ方法において、紙継ぎ
を安定して行なえるとともに、紙継ぎ時に後段の機器へ
の紙継ぎの影響を回避できるようにする。 【解決手段】 旧ウェブロール1Cから送り出されたウ
ェブ1を新ウェブロール1Bに押圧して、旧ウェブロー
ル1Cと新ウェブロール1Bとを接合する押圧ロール1
5と、該接合部よりもウェブ搬送方向上流側で旧ウェブ
ロール1Cから送り出されたウェブ1を切断するウェブ
切断手段16と、旧ウェブロール1Cから送り出された
ウェブ1をウェブ切断手段16に近接させるガイドロー
ル31とをそなえて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抄紙機等において
旧ウェブロールと新ウェブロールとの紙継ぎを行なう、
紙継ぎ装置及び紙継ぎ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】抄紙機のリール部でロール状に巻き取ら
れたロール原紙(ウェブ)は、後段のアンワインダに搬
送されて巻き戻され、ワインダへと送給される。そし
て、このワインダにおいてウェブはスリッタにより所定
の幅に裁断されて所定径に巻き取られる。
【0003】このようなアンワインダの一例としては、
特公平2−11493号公報に開示された技術がある。
この技術を用いた例を、図5を参照して説明する。ウェ
ブは、抄紙機のリール部(図示略)においてスプールに
巻き取られ、ウェブロールとしてアンワインダ2へと搬
送される。そして、ウェブロール1Aは、図示しない移
送機構を用いてレール4上を移送されて、図5中に実線
で示すようにウェブロール支持台5に載置される。ウェ
ブロール支持台5は、ウェブロール1Aの両側に設けら
れており、ウェブロール1Aは、スプール3の両端部
を、ウェブロール支持台5によりそれぞれ回転可能に支
持される。
【0004】このウェブロール1Aは矢印A1で示すよ
うに送り出され、ウェブロール1Aから送り出されたウ
ェブ1はガイドロール9を介してワインダ6へと移送さ
れる。ワインダ6では、移送されるウェブ1が、スリッ
タ7により流れ方向(ウェブ1の移送方向)に沿って所
定の幅に裁断された後、巻き取りロール8により所定の
直径になるまで巻き取られ、ウェブロール1Dが形成さ
れる。
【0005】そして、ウェブロール1Aが巻き戻され
て、スプール3に巻回されるウェブ1の量が残り少なく
なってウェブロール1Cの状態になると、アンワインダ
2及びワインダ6による作業が一旦停止され、ウェブロ
ール1Aと新ウェブロール1Bとの入れ替えが行なわれ
た後、アンワインダ2及びワインダ6の作業が再開され
る。
【0006】以下、このようなウェブロールの交換方法
について説明する。図5及び図6に示すように、これら
のウェブロール支持台5の両側にはそれぞれ近接して支
柱11が立設されている。なお、図5において手前側の
支柱11は、中間部から上を破断して示している。これ
らの各支柱11には、昇降フレーム12が上下方向に移
動可能にそれぞれ取り付けられている。
【0007】各昇降フレーム12は、ウェブロール支持
台5に載置されたウェブロール1Aのスプール3の両端
を支持するよう配置され、また、各昇降フレーム12に
は、昇降フレーム12を支柱11に沿って上下方向に駆
動するための図示しない駆動機構がそなえられている。
これにより、昇降フレーム12は、ウェブロール1Aを
そのスプール3の両端で支持しており、この支持状態で
支柱11に沿ってウェブロール1Aを昇降駆動すること
ができる。
【0008】そして、図5において、ウェブロール支持
台5上のウェブロール1Aのウェブ量が残り少なくなっ
て図5中に二点鎖線で示すようなウェブロール1Cの状
態になると、昇降フレーム12をスプール3の下方から
上昇させ、昇降フレーム12によりウェブロール1Cを
ウェブロール支持台5から上方に引き上げる。そして、
ウェブロール1Cは、図5中に一点鎖線で示すように、
レール4上で待機状態の新ウェブロール1Bをウェブロ
ール支持台5に搬入可能な所定高さまで持ち上げられ
る。
【0009】そして、空になったウェブロール支持台5
に、図5に示す待機中の新ウェブロール1Bがレール4
上を移送され、図6に示すようにウェブロール支持台5
にセットされる。そして、新ウェブロール1Bは、始端
1aがウェブ押圧装置14よりもウェブロール1Bの回
転方向上流側に位置するように回転位置が設定される。
【0010】ウェブ押圧装置14は、支柱11に対して
一端を傾動可能に取り付けられたアーム14a,アーム
14aに回転可能に軸支されたウェブ継ぎロール15及
びアーム14aを駆動する図示しない駆動装置からな
る。紙継ぎを行なう際には、ウェブ継ぎロール15を、
図6において、ウェブロール1Bから離隔した実線で示
す状態から、アーム14aを駆動して二点鎖線で示すよ
うにウェブロール1Bに押圧した状態とする。この状態
で、巻き取りロール8(図5参照)を低速で回転させる
と、ウェブロール1C側のウェブ1を介し、ウェブロー
ル1Bがウェブロール1Cと一体に回転駆動されること
となる。
【0011】ウェブロール1Bの始端1aには、幅方向
に沿って両面粘着テープ13が貼り付けられており、こ
の両面粘着テープ13がウェブ継ぎロール15のニップ
部を通過すると、その押圧力でウェブロール1B,1C
からそれぞれ送り出されたウェブ1が両面粘着テープ1
3を介して接合されて紙継ぎされる。そして、このよう
に紙継ぎが行なわれると、支柱11に取り付けられたウ
ェブ切断装置16により、ウェブロール1Cから送り出
されたウェブ1が切断されて、ウェブロール1B,1C
の切離しが行なわれ、これによりウェブロールの交換が
完了する。そして、その後、駆動ロール8によるウェブ
の巻き取り速度を徐々に上昇させて、アンワインダ2及
びワインダ6を通常の運転状態に復帰させる。
【0012】なお、ウェブ切断装置16は、刃部16a
と刃部16aをウェブ1に対して進退させる駆動機構1
6bとから構成され、待機中は、刃部16aをウェブ1
のパスラインに対して退避させ、ウェブ切断時は、刃部
16aをウェブ1に向けて移動させてウェブ1に当接さ
せる。また、通常、紙継時には、アンワインダ側のウェ
ブロール1Bは、駆動ロール8により駆動される従動
(連れ回り)側となるが、軽く駆動される場合もある。
【0013】また、図5及び図6に示す例では、ウェブ
ロール1A,1B,1Cは、矢印A1で示すように反時
計回りに回転駆動され、ウェブ1は、ウェブロール1
A,1B,1Cの上方から引き出されることとなる。し
たがって、図5及び図6に示すようにしてウェブ1を引
き出すことを、以下、上引きという。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウェブには
表裏があり、ワインダ6で巻き取る際、ウェブの表を外
側に向ける巻き方と、ウェブの表を内側に向ける巻き方
とがあり、これらの巻き方はウェブの用途によって使い
分けられる。例えば、図5及び図6に示す例において、
ウェブ1が表1bを外側に向けて巻回されてウェブロー
ル1A,1B,1Cが構成されているのであれば、ウェ
ブロール1Dは、ウェブ1が表1bを外側に向けて巻回
されて構成されることとなる。これとは逆に、ウェブ1
の裏1cを外側に向けて巻回してウェブロール1Dを形
成するためには、図7に示すように、ウェブ1を、裏1
cを上方にしてワインダ6に向けて搬送すべく、ウェブ
ロール1A,1B,1Cを矢印A2で示す方向に回転さ
せるとともに、ウェブ1がウェブロール1A,1B,1
Cの下方から繰り出される(これを、以下では下引きと
いう)ようにする必要がある。
【0015】しかしながら、上述した従来技術では、こ
のように下引きを行なう場合に以下のような課題があ
る。つまり、紙継ぎを行なう場合、図5及び図6に示す
ような上引き時には、接合部は、図6及び図9(b)に
示すようにウェブ1と粘着テープ13とが重合される。
これに対し、図7及び図8に示すような下引き時には、
図8及び図9(a)に示すように、ウェブロール1C側
のウェブ1と、ウェブロール1B側のウェブ1とが、互
いに同じ面(ここでは表1bと表1b)を向かい合わせ
て貼り合わされる。運転時にはウェブ1に引張力が作用
するが、図9(a)に示す接合は引張力に対して接合強
度が低く、接合部においてウェブ1,1が剥がれ易くな
ったり、或いは、ウェブ1に対する接着テープ13の接
着が不安定なものとなってウェブ1に対して偏って引張
力が作用してウェブ1が破れ易くなったりするという課
題がある。
【0016】また、下引きにて紙継ぎを行なうために
は、先ず、図8に実線で示すように、新ウェブロール1
B側のウェブ1の始端1aを、ウェブ継ぎロール15よ
りも矢印A1方向上流側に位置させる。そして、上述し
たように、ウェブ継ぎロール15により、ウェブロール
1B側のウェブ1と旧ウェブロール1C側のウェブ1と
をウェブロール1Bの周面に対して押圧するとともに、
巻き取りロール8(図5参照)を低速で回転駆動する。
これにより、新ウェブロール1Bは矢印A1に示す方向
に従動し、やがて、新ウェブロール1Bの始端1aと、
旧ウェブロール1C側のウェブ1とがウェブ継ぎロール
15により押圧されて接合される。
【0017】その後、接合部が、ウェブ継ぎロール15
とウェブロール1Bとの間を通過すると、かかる接合部
は、図8中に一点差線で示すようにウェブロール1Bか
ら滑落し、接合部周辺においてウェブ1に弛みが生じ
る。そして、このような状態において、巻き取りロール
8を回転させて、ウェブ1を巻き取りロール8側に引っ
張ると、かかる弛み部に、ウェブ1が弛んだ状態から引
張状態に切り替わる際に強い衝撃が発生してウェブ1が
破れてしまう虞がある。
【0018】また、ウェブ1に弛みがある状態で、アン
ワインダ2及びワインダ6の運転を再開すると、この弛
みが後段の機器に影響し、例えば、ウェブ1の張力が不
十分となってスリッタ7による断裁が不安定になる虞が
ある。さらに、図8において、昇降フレーム12により
持ち上げられたウェブロール1Cからウェブ継ぎロール
15へのウェブパスラインは、上引きでは、二点鎖線で
示すラインとなるのに対し、下引きでは実線で示すライ
ンとなる。紙継ぎ時、ウェブ切断装置16では、ウェブ
1に向けて刃部16aを移動させてウェブ1を切断する
ようになっているが、このような刃部16aの移動量
は、ここでは上引きの場合に対して設定されている。下
引きでは、上引きに比べウェブパスラインがウェブ切断
装置16に対して離隔しているため、刃部16aが届か
ずにウェブ1を切断できなかったり、或いは、刃部16
aが届いてもウェブ1の切断が不安定となったりする虞
がある。
【0019】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、紙継ぎを安定して行なえるとともに、紙継ぎ
時に後段の機器への紙継ぎの影響を回避できるようにし
た、紙継ぎ装置及び紙継ぎ方法を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の紙継ぎ装置は、旧ウェブロールから送り出さ
れたウェブを新ウェブロールに押圧して、該旧ウェブロ
ールと該新ウェブロールとを接合する押圧ロールと、該
接合部よりもウェブ搬送方向上流側で該旧ウェブロール
から送り出されたウェブを切断するウェブ切断手段と、
該旧ウェブロールから送り出されたウェブを該ウェブ切
断手段に近接させるガイドロールとをそなえて構成され
ていることを特徴としている。
【0021】請求項2記載の本発明の紙継ぎ装置は、請
求項1記載の紙継ぎ装置において、紙継ぎ時に該接合部
の周辺で該ウェブに弛みが生じた際に、該弛みの発生部
よりもウェブ搬送方向下流側において該ウェブを押圧す
るためのウェブ押さえロールがそなえられていることを
特徴としている。請求項3記載の本発明の紙継ぎ装置
は、請求項1又は2記載の紙継ぎ装置において、該押圧
ロールを、該新ウェブロールの周面に対して略垂直に直
線上に進退させることを特徴としている。
【0022】請求項4記載の本発明の紙継ぎ装置は、請
求項1〜3の何れかの項に記載の紙継ぎ装置において、
該ガイドロールを移動させる移動機構が設けられている
ことを特徴としている。請求項5記載の本発明の紙継ぎ
方法は、下引きにて旧ウェブロールを新ウェブロールに
接合する紙継ぎ方法において、該新ウェブロールの始端
を外方へ折り返すとともに該折り返し箇所に接着部を設
けるステップと、該旧ウェブロールから送り出されたウ
ェブを該接着部に押圧して該旧ウェブロールと該新ウェ
ブロールとを接合するステップとをそなえていることを
特徴としている。
【0023】請求項6記載の本発明の紙継ぎ方法は、下
引きにて旧ウェブロールを新ウェブロールに接合する紙
継ぎ方法において、紙継ぎによって接合部の周辺でウェ
ブに生じた弛みが後段の機器側へ影響しないように該弛
みの発生部よりもウェブ搬送方向下流側で該ウェブを押
圧する第1のステップと、該押圧するステップによる該
押圧状態を保持しながら該新ウェブロールを反転させて
該弛みを除去するステップとをそなえていることを特徴
としている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。まず、本発明の第1実施形
態としての紙継ぎ装置及び紙継ぎ方法について説明する
と、図1〜図3は本発明の第1実施形態としての紙継ぎ
装置及び紙継ぎ方法について示す図であり、図1はその
構成を示す模式的な側面図、図2はその紙継ぎ方法を説
明するための新ウェブロールの折り返し部の構成を示す
模式的な斜視図、図3はそのウェブロールの駆動機構の
構成を示す模式的な平面図である。
【0025】なお、従来技術として上述した部材につい
ては同一の符号を付しその説明を省略する。本発明の第
1実施形態としての紙継ぎ装置50が装備されるアンワ
インダ2は、上述した従来装置と同様に構成されてい
る。つまり、アンワインダ2は、図1に示すように、ウ
ェブロールを回転可能に支持するウェブロール支持台5
と、ウェブロール支持台5の上流側に略水平に設けられ
た1対のレール4と、レール4の上流端にセットされた
新ウェブロール(図示略)をウェブロール支持台5に搬
送すべくレール4上に走行可能に取り付けられた台車
(図示略)と、支柱11に昇降可能に支持され旧ウェブ
ロール1Cを回転可能に支持する1対の支持アーム12
とをそなえて構成されている。
【0026】そして、紙継ぎ装置50は、ウェブ継ぎロ
ール(押圧ロール)15を有するウェブ押圧装置14
と、ウェブ切断装置(ウェブ切断手段)16と、支柱1
1に突設されるサポートフレーム30に取り付けられた
ガイドロール31と、新ウェブロール1Bと旧ウェブロ
ール1Cとの接合部よりも下流側においてウェブ1を押
圧すべくガイドロール9に対向して設けられる押さえロ
ール10とをそなえて構成されている。
【0027】従来技術として上述したが、ウェブ押圧装
置14には図示しない駆動装置が設けられており、この
駆動装置により、先端のウェブ継ぎロール15を、新ウ
ェブロール1Bに対して離接できるようになっている。
また、ガイドロール31は、サポートフレーム30に設
置されたアクチュエータ(移動機構、ここでは油圧シリ
ンダ,エアシリンダ等の流体圧シリンダ)32の駆動軸
32aに取り付けられている。アクチュエータ32は、
旧ウェブロール1Cから送り出されたウェブ1を挟んで
ウェブ切断装置16に対向して設けられており、駆動軸
32aを伸縮させることで、ガイドロール31によりウ
ェブ1のパスラインをウェブ切断装置16に近接させる
ことができるようになっている。
【0028】また、押さえロール10には、図示しない
移動機構がそなえられており、この移動機構により、図
1において、通常運転時には実線で示すようにガイドロ
ール9から離隔させ、紙継ぎ時には破線で示すようにガ
イドロール9に押圧させるようになっている。従来技術
の課題として説明したが、下引き時においては、紙継ぎ
時に、破線で示すように接合部の周辺においてウェブ1
に弛みが発生するため、ロール9,10によりウェブ1
を押圧することで、この弛みが、巻き取りロール8側
(ワインダ6側)に影響を及ぼさないようにしている。
また、押さえロール10の軸端には、図示しないブレー
キ機構が設けられており、このブレーキ機構により押さ
えロール10の回転を調整できるようになっている。
【0029】また、図1では省略しているが、図3に示
すように、ウェブロール支持台5上のウェブロール1
A,1B,1Cを駆動するためのモータ22が、ウェブ
ロール支持台5の側方においてモータ台21に載置され
ている。モータ22の駆動軸22aは接手25を介して
移動台23上の回転軸24の一端に接続されており、接
手25は例えばスプラインが設けられる等して軸方向に
摺動可能になっている。回転軸24の他端には外歯歯車
状の接手26が取り付けられており、この接手26を、
スプール3の端部の内歯歯車状の接手部と噛み合わせる
ことにより、ウェブロール1A,1B,1Cがモータ2
2によりの回転駆動されるようになっている。
【0030】また、下引き時は、新ウェブロール1Bを
ウェブロール支持台5に設置する前に、図2において、
一点鎖線で示す新ウェブロール1Bの始端1aを所定の
幅Lで外方に折り返して、実線で示すように予め折り返
し部1aとして形成しておく。そして、折り返し部1a
の外側(旧ウェブロール1Cから送り出されるウェブ1
に面する側)には、折り返し部1aの幅よりも小さい幅
で両面粘着テープ13が貼り付けられており、折り返し
部1aが接着部として機能するようになっている。
【0031】なお、折り返し幅Lは両面粘着テープ13
の幅以上であればよく、設計条件に応じて適宜に設定さ
れる。また、両面粘着テープ13を用いる代わりに折り
返し部1aに接着剤を塗布して接着部を形成しても良
い。なお、折り返し部1aの両側端は粘着テープ34
(図2参照、図1では省略)等で軽く仮止めされる。
【0032】そして、図1に示すように、折り返し部1
aを、ウェブ継ぎロール15のニップ部よりも紙継ぎ時
における新ウェブロール1Bの回転方向(矢印A1で示
す方向)上流側に位置させた後、ウェブ継ぎロール15
を新ウェブロール1Bに押圧する。次いで、巻き取りロ
ール8を時計回りに回転させることにより、旧ウェブロ
ール1Cから送り出されたウェブ1が巻き取りロール8
側へと搬送されるとともに、ウェブ継ぎロール15によ
りかかるウェブ1に圧接される新ウェブロール1Bのウ
ェブ1が巻き取りロール8側へと搬送されるようになっ
ている。
【0033】そして、新ウェブロール1Bの折り返し部
1aがウェブ継ぎロール15を通過する際に押圧され、
これにより、折り返し部1aに設けられた両面粘着テー
プ13を介して新ウェブロール1Bと旧ウェブロール1
Cとが接合されるようになっている。この時、新ウェブ
ロール1Bに折り返し部1aを設けることにより、旧ウ
ェブロール1C側のウェブ1の面1bと、新ウェブロー
ル1B側のウェブ1の面1cとが向き合って貼り付けら
れる(旧ウェブロール1C側のウェブ1と新ウェブロー
ル1B側のウェブ1とが、互いに表裏反対で向き合うよ
うに貼り付けられる)。即ち、図9(b)に示すように
接合されるようにして、かかる接合部(接合部)におけ
る引っ張り強度を向上させるようにしているのである。
【0034】本発明の第1実施形態としての紙継ぎ装置
50は上述したように構成されるので、下引き時、以下
の方法(本発明の第1実施形態としての紙継ぎ方法)に
より新ウェブロールと旧ウェブロール1Cとの紙継ぎが
行なわれる。つまり、巻き取りロール8及び旧ウェブロ
ール1Cの回転が停止された後、旧ウェブロール1Cが
昇降フレーム12によりウェブロール支持台5から上方
に持ち上げられ、その後、ウェブロール支持台5に新ウ
ェブロール1Bが設置される。そして、新ウェブロール
1Bの回転位置を調整して、新ウェブロール1Bの始端
(折り返し部)1aを、図1に示すように、ウェブ継ぎ
ロール15のニップ部よりも上流側に位置させる(この
時点では、ウェブ継ぎロール15はウェブロール1Bか
ら離隔している)。
【0035】そして、ウェブ継ぎロール15を新ウェブ
ロール1Bに押圧させた後、駆動ロール8を作動させ
て、旧ウェブロール1C側のウェブ1及び新ウェブロー
ル1B側のウェブ1を、図中に矢印B1で示す方向へ送
る。そして、ウェブ継ぎロール15のニップ部におい
て、新ウェブロール1Bの折り返し部1aが旧ウェブロ
ール1C側のウェブ1に押圧され、折り返し部1aに貼
り付けられた両面粘着テープ13を介して、新ウェブロ
ール1Bと旧ウェブロール1Cとが接合される。
【0036】この際、上述したように、新ウェブロール
1Bと旧ウェブロール1Cとの接合部は、上引き時と同
様に、図9(b)に示すように貼り付けられるようにな
る。したがって、図9(a)に示す従来装置における下
引き時の接合部に比べ接合部の引っ張り強度を向上させ
て、接合部が剥がれてしまったり破れてしまったりする
ことを防止できるという利点がある。
【0037】そして、旧ウェブロール1Cからウェブ継
ぎロール15へのウェブパスラインが、図1中に二点差
線で示す上引き時のウェブパスラインと重なるように、
アクチュエータ32の駆動軸32aを伸長させてガイド
ロール31によりウェブ1をウェブ切断装置16側に押
し込む。これにより、下引き時においてもウェブ切断装
置16により安定してウェブ1を切断できるという利点
がある。
【0038】そして、ウェブ切断装置16により旧ウェ
ブロール1C側のウェブ1が切断されて紙継ぎが完了し
た後、新ウェブロール1Bの回転にともない、かかる接
合部は、ウェブ継ぎロール15のニップ部を通過して新
ウェブロール1Bの胴部から滑落し、これにより、接合
部付近が図1中に破線で示すように弛んだ状態となる。
【0039】このとき、押さえロール10は、図示しな
い駆動装置により、図1中に破線で示すようにガイドロ
ール9に押圧される。これにより、かかる弛みが、ガイ
ドロール9の下流側(ワインダ6)に悪影響を及ぼすこ
とを防止できるという利点がある。また、従来技術の課
題として上述したが、このようにウェブ1が弛んだ状態
で駆動ロール8を作動させて矢印B1で示す方向へのウ
ェブ1の搬送を再開すると、このウェブ1が弛んだ状態
から引っ張り状態へと切り替わった瞬間に、ウェブ1に
大きな衝撃が発生し、ウェブ1が破れてしまう虞があ
る。
【0040】そこで、本紙継ぎ方法では、旧ウェブロー
ルの切断後、通常運転を再開する前に、モータ22(図
3参照)を作動させて新ウェブロール1Bを図中に矢印
A1で示す方向に低速度で反転させて、かかる弛みを取
り除く。その後、駆動ロール8を低回転速度から通常回
転速度に復帰させて、新ウェブロール1Bを矢印A2で
示す方向に正転させて、ワインダ6による通常の巻き取
り作業を再開する。したがって、紙継ぎにより発生する
ウェブ1の弛みに起因してウェブ1が破れてしまうこと
を防止できるという利点がある。
【0041】なお、図2に示す粘着テープ34は、折り
返し部1aがワインダ6側に送り出されて旧ウェブロー
ル1Bから離隔するのに応じてはがれるか、或いは、紙
継ぎ終了後、所定のタイミングで作業者によりはがされ
る。次に、本発明の第2実施形態としての紙継ぎ装置及
び紙継ぎ方法について説明する。図4は本発明の第2実
施形態としての紙継ぎ装置の構成を示す模式的な側面図
である。なお、従来技術及び第1実施形態で上述した部
材については同一の符号を付しその説明を省略する。
【0042】上述の第1実施形態では、図1に示すよう
に、ウェブ継ぎロール15は、支柱11に揺動可能に支
持されたアーム14aの揺動端に取り付けられている
が、このような構成では、ウェブ継ぎロール15により
押圧しうる新ウェブロール1Bの直径は、アーム14a
の長さに応じた極僅かな範囲に限定されてしまう。即
ち、比較的直径の大きな新ウェブロールに対して適用で
きるようにアーム14aを短めに設定すると、新ウェブ
ロールの径が比較的小さい場合には、ウェブ継ぎロール
15が新ウェブロールに届かず、一方、比較的直径の小
さな新ウェブロールに対して適用できるようにアーム1
4aを長めに設定すると、新ウェブロールの径が比較的
大きい場合には、アーム14aが新ウェブロールに当接
してしまいウェブ継ぎロール15を新ウェブロールに押
圧できないのである。
【0043】そこで、本発明の第2実施形態としての紙
継ぎ装置60は、広い範囲において異なる直径のウェブ
ロールに対して紙継ぎを行なえるよう、図1に示す第1
実施形態の紙継ぎ装置50に対し、図4に示すように、
ウェブ継ぎロール15を新ウェブロール1Bの周面に対
して略垂直に直線上に進退可能に構成されている。つま
り、本実施形態の紙継ぎ装置60は、各支柱11に固定
された1対のガイドレール40と、各ガイドレール40
に摺動可能に設けられる移動台41と、移動台41,4
1に掛け渡されるウェブ継ぎロール(押圧ロール)1
5,ウェブ切断装置16及びガイドロール45と、下引
き時に旧ウェブロール1Cから送り出されるウェブ1を
ウェブ切断装置16側に押し込むためのガイドロール3
1とをそなえて構成されている。
【0044】ガイドレール40は、新ウェブロール1B
の両側方において新ウェブロール1Bの軸心に向かう姿
勢で各支柱11に固定されており、また、移動台41に
は図示しない駆動機構がそなえられている。したがっ
て、駆動機構を用いて移動台41をガイドレール40上
で移動させることにより、移動台41に取り付けられた
ウェブ継ぎロール15,ウェブ切断装置16及びガイド
ロール45を、新ウェブロール1Bの周面に対して略垂
直に且つ直線上に進退させることが可能になっているの
である。
【0045】なお、ガイドロール45は、ガイドロール
31によりウェブ切断装置16側に押し込まれたウェブ
1のパスラインを安定させるためのものである。また、
上述の第1実施形態では、ガイドロール31をウェブ切
断装置16側に移動させる移動機構が、流体圧シリンダ
により構成されているが、本実施形態では、かかる移動
機構が、ガイドレール43と、ガイドロール31が取り
付けられガイドレール43上を摺動する移動台44とを
そなえて構成されている。
【0046】ガイドレール43は、ウェブ1を挟んでウ
ェブ切断装置16に対向して且つ略水平に支柱42に支
持されている。そして、移動台44にそなえられた図示
しない駆動機構により移動台44をガイドレール43上
で移動させることで、ガイドロール31により旧ウェブ
ロール1Cから送り出されたウェブ1のパスラインをウ
ェブ切断装置16側に移行させるようになっている。
【0047】本発明の第2実施形態としての紙継ぎ装置
60は上述のように構成されており、第1実施形態と略
同様に紙継ぎが行なわれる。この際、ウェブ継ぎロール
15を、新ウェブロール1Bの周面に対して略垂直に移
動させることができるので、大きなストロークで新ウェ
ブロール1Bに対して移動させることができる。したが
って、図4中において、実線で示す新ウェブロール1B
と一点鎖線で示す新ウェブロール1Bのように大きく直
径の異なる新ウェブロールに対して、旧ウェブロール1
Cから送り出されたウェブ1を押圧して紙継ぎを行なう
ことができるという利点がある。
【0048】なお、本発明の紙継ぎ装置及び紙継ぎ方法
は、上述の各実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々の変形を行なうことが可能である。例
えば、上述の各実施形態ではガイドロール31を旧ウェ
ブロール1Cから送り出されたウェブ1に対して直線的
に進退するよう構成しているが、ガイドロール31は、
かかるウェブをウェブ切断装置16に近接させる構成で
有れば良く、アームの揺動端にガイドロール31を取り
付け、アームを揺動させてウェブをウェブ切断装置16
に近接させるようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の紙継ぎ装置によれば、下引き時において、ガイド
ロールにより、旧ウェブロールから送り出されたウェブ
をウェブ切断手段に近接させることができるので、ウェ
ブ切断手段により該ウェブを安定して切断することがで
き、紙継ぎを安定して行なえるという利点がある。
【0050】請求項2記載の本発明の紙継ぎ装置によれ
ば、紙継ぎ時において接合部の周辺に弛みが生じた際
に、ウェブ押さえロールにより、弛みの発生部よりもウ
ェブ搬送方向下流側においてウェブが押圧されるので、
紙継ぎ時に後段の機器への紙継ぎの影響を回避できると
いう利点がある。請求項3記載の本発明の紙継ぎ装置に
よれば、押圧ロールを、新ウェブロールの周面に対して
略垂直な直線上に進退させることができるので、広い範
囲で径の異なるウェブロールに対して紙継ぎを行なえる
という利点がある。
【0051】請求項4記載の本発明の紙継ぎ装置によれ
ば、移動機構によりガイドロールを移動させることで、
ガイドロールにより、旧ウェブロールから送り出された
ウェブを該ウェブ切断手段に安定して近接させることが
できるという利点がある。請求項5の本発明の紙継ぎ方
法によれば、下引き時には、新ウェブロールの始端を外
方へ折り返すとともに折り返し箇所に接着部を設けた
後、この接着部を旧ウェブロールに押圧して旧ウェブロ
ールと新ウェブロールとを接合するので、新ウェブロー
ルと旧ウェブロールとが表裏反対の面を向かい合わせて
接合され、したがって、下引き時においても接合部の引
っ張り強度を保持して、新ウェブロールと旧ウェブロー
ルとが剥離してしまうことを防止できるという利点があ
る。
【0052】請求項6の本発明の紙継ぎ方法によれば、
弛みの発生部よりもウェブ搬送方向下流側でウェブが押
圧されるので、紙継ぎ時に後段の機器への紙継ぎの影響
を回避できるという利点がある。また、ウェブが弛んだ
状態において、新ウェブロールを正転させて通常運転を
再開すると、ウェブは弛んだ状態から引っ張り状態に変
化する際に大きな力が作用して破れてしまう虞がある
が、ウェブの押圧状態を保持しながら新ウェブロールを
反転させて弛みを除去するので、ウェブが破れてしまう
ことが防止され、紙継ぎを安定して行なえるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての紙継ぎ装置,ア
ンワインダ及びワインダの構成を示す模式的な側面図で
ある。
【図2】本発明の第1実施形態としての紙継ぎ方法を説
明するための新ウェブロールの折り返し部の構成を示す
模式的な斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての紙継ぎ装置及び
紙継ぎ方法にかかるウェブロール支持台上のウェブロー
ルの駆動機構の構成を示す模式的な平面図である。
【図4】本発明の第2実施形態としての紙継ぎ装置の構
成を示す模式的な側面図である。
【図5】従来の紙継ぎ装置,アンワインダ及びワインダ
の全体構成を示す模式的な側面図である。
【図6】従来の紙継ぎ装置における紙継ぎ方法を説明す
るための図であって紙継ぎ装置及びアンワインダの構成
を示す模式的な側面図である。
【図7】従来の紙継ぎ装置における下引き時の紙継ぎを
説明するための図であって、紙継ぎ装置及びアンワイン
ダの構成を示す模式的な側面図である(支柱11,昇降
フレーム12,ウェブ押圧装置14及びウェブ切断装置
16は図示略)。
【図8】従来の紙継ぎ装置の課題を説明するための図で
あって、下引き持における紙継ぎ装置及びアンワインダ
の構造を示す模式的な側面図である。
【図9】従来の紙継ぎ装置による接合部の接合状態を拡
大して示す模式的な側面図であって、(a)は下引き時
を示す図、(b)は上引き時を示す図である。
【符号の説明】
1 ウェブ 1A ウェブロール支持台上で巻出中のウェブロール 1B 新ウェブロール 1C 旧ウェブロール 1a 折り返し部 2 アンワインダ 3 スプール 4 レール 5 ウェブロール支持台 6 ワインダ 7 スリッタ 8 巻き取りロール 9 ガイドロール 10 ウェブ押さえロール 11 支柱 12 昇降フレーム 13 両面粘着テープ 14 ウェブ押圧装置 14a アーム 15 ウェブ継ぎロール(押圧ロール) 16 ウェブ切断装置(ウェブ切断手段) 16a 刃部 16b 駆動機構 20 駆動装置 21 モータ台 22 モータ 22a 駆動軸 23 移動台 24 軸 25 接手 26 接手 30 サポートフレーム 31 ガイドロール 32 流体圧シリンダ(移動機構) 32a 駆動軸 34 粘着テープ 40 ガイドレール 41 移動台 42 支柱 43 ガイドレール 44 移動台 45 ガイドロール 50,60 紙継ぎ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旧ウェブロールから送り出されたウェブ
    を新ウェブロールに押圧して、該旧ウェブロールと該新
    ウェブロールとを接合する押圧ロールと、 該接合部よりもウェブ搬送方向上流側で該旧ウェブロー
    ルから送り出されたウェブを切断するウェブ切断手段
    と、 該旧ウェブロールから送り出されたウェブを該ウェブ切
    断手段に近接させるガイドロールとをそなえて構成され
    ていることを特徴とする、紙継ぎ装置。
  2. 【請求項2】 紙継ぎ時に該接合部の周辺において該ウ
    ェブに弛みが生じた際に、該弛みの発生部よりもウェブ
    搬送方向下流側において該ウェブを押圧するためのウェ
    ブ押さえロールがそなえられていることを特徴とする、
    請求項1記載の紙継ぎ装置。
  3. 【請求項3】 該押圧ロールを、該新ウェブロールの周
    面に対して略垂直に直線上に進退させることを特徴とす
    る、請求項1又は2記載の紙継ぎ装置。
  4. 【請求項4】 該ガイドロールを移動させる移動機構が
    設けられていることを特徴とする、請求項1〜3の何れ
    かの項に記載の紙継ぎ装置。
  5. 【請求項5】 下引きにて旧ウェブロールを新ウェブロ
    ールに接合する紙継ぎ方法において、 該新ウェブロールの始端を外方へ折り返すとともに該折
    り返し箇所に接着部を設けるステップと、 該旧ウェブロールから送り出されたウェブを該接着部に
    押圧して該旧ウェブロールと該新ウェブロールとを接合
    するステップとをそなえていることを特徴とする、紙継
    ぎ方法。
  6. 【請求項6】 下引きにて旧ウェブロールを新ウェブロ
    ールに接合する紙継ぎ方法において、 紙継ぎによって接合部の周辺において該ウェブに生じた
    弛みが後段の機器側へ影響しないように該弛みの発生部
    よりもウェブ搬送方向下流側で該ウェブを押圧する第1
    のステップと、 該押圧するステップによる該押圧状態を保持しながら該
    新ウェブロールを反転させて該弛みを除去するステップ
    とをそなえていることを特徴とする、紙継ぎ方法。
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