JP2002128277A - 移動経路解析装置 - Google Patents
移動経路解析装置Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 顧客の店舗内での、個人別の移動経路を監
視してその移動経路に関するデータを収集すると共に、
その移動経路に関するデータをその店舗内における予め
記憶されている多数の商品の配置データと組合わせて解
析する。 【解決手段】 複数の異なる位置に設置された複数の受
信機2によって、移動する物体の保持する送信機1から
の送信機識別情報を含む信号を同時に所定時間毎に受信
して、コンピュータ3によって当該送信機の移動経路を
解析する移動経路解析装置。
視してその移動経路に関するデータを収集すると共に、
その移動経路に関するデータをその店舗内における予め
記憶されている多数の商品の配置データと組合わせて解
析する。 【解決手段】 複数の異なる位置に設置された複数の受
信機2によって、移動する物体の保持する送信機1から
の送信機識別情報を含む信号を同時に所定時間毎に受信
して、コンピュータ3によって当該送信機の移動経路を
解析する移動経路解析装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動物体(特に人
間)がどのような移動経路で移動しているのか(時間的
な位置の情報)を検出して、その移動経路を解析するこ
とに関する。
間)がどのような移動経路で移動しているのか(時間的
な位置の情報)を検出して、その移動経路を解析するこ
とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からスーパーマーケット等の広い面
積の売り場に、多数の商品を配置する場合には、売り場
を陳列棚で平面的なレイアウトを行って、顧客の通路を
形成し、各陳列棚に多数の商品を配置しているが、その
商品の配置が売れ行きに影響を与えることが知られてい
る。
積の売り場に、多数の商品を配置する場合には、売り場
を陳列棚で平面的なレイアウトを行って、顧客の通路を
形成し、各陳列棚に多数の商品を配置しているが、その
商品の配置が売れ行きに影響を与えることが知られてい
る。
【0003】しかし、どのような配置にすれば良いのか
はについては、確立した理論が存在する訳ではないの
で、各店舗毎に、定期的に商品の配置変えを行う場合に
は、各店舗毎に蓄積したノウハウを用いているのが実状
であった。そのノウハウも店舗の立地条件や季節に応じ
て変化するので、最良の商品の配置を行うのは非常に高
度の知識と判断力を必要とするものであった。
はについては、確立した理論が存在する訳ではないの
で、各店舗毎に、定期的に商品の配置変えを行う場合に
は、各店舗毎に蓄積したノウハウを用いているのが実状
であった。そのノウハウも店舗の立地条件や季節に応じ
て変化するので、最良の商品の配置を行うのは非常に高
度の知識と判断力を必要とするものであった。
【0004】そのために、店舗内の顧客の移動経路の把
握には、従来は各店舗毎に、個々の顧客の動きを実際に
追跡して記録したり、店内の複数箇所に設置されたビデ
オで撮影したものを解析することが行われていた。
握には、従来は各店舗毎に、個々の顧客の動きを実際に
追跡して記録したり、店内の複数箇所に設置されたビデ
オで撮影したものを解析することが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、長期間に亘って、営業中の全ての顧客の店舗内にお
ける移動経路を知ることはほとんど不可能でりあり、且
つ、顧客毎の移動経路と購入した商品のデータとを関連
付けて解析することはできなかった。本発明の目的は、
顧客の店舗内での、個人別の移動経路を監視してその移
動経路に関するデータを収集すると共に、その移動経路
に関するデータをその店舗内における予め記憶されてい
る多数の商品の配置データと組合わせて解析することに
よって顧客の店舗内における移動傾向にあった商品の配
置を行うことである。
は、長期間に亘って、営業中の全ての顧客の店舗内にお
ける移動経路を知ることはほとんど不可能でりあり、且
つ、顧客毎の移動経路と購入した商品のデータとを関連
付けて解析することはできなかった。本発明の目的は、
顧客の店舗内での、個人別の移動経路を監視してその移
動経路に関するデータを収集すると共に、その移動経路
に関するデータをその店舗内における予め記憶されてい
る多数の商品の配置データと組合わせて解析することに
よって顧客の店舗内における移動傾向にあった商品の配
置を行うことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、 複数の異なる位置に設置された複数の受信機によ
って、人間と共に移動する物体に装着された送信機から
の送信機識別情報を含む信号を同時に所定時間毎に受信
して、コンピュータによって当該送信機の移動経路を解
析することによって、送信機を所有する人間がどのよう
な移動経路で移動しているかが容易に解析して、表示装
置に表示することができると共に、その解析結果を有効
に利用できる。(請求項1)
に、 複数の異なる位置に設置された複数の受信機によ
って、人間と共に移動する物体に装着された送信機から
の送信機識別情報を含む信号を同時に所定時間毎に受信
して、コンピュータによって当該送信機の移動経路を解
析することによって、送信機を所有する人間がどのよう
な移動経路で移動しているかが容易に解析して、表示装
置に表示することができると共に、その解析結果を有効
に利用できる。(請求項1)
【0007】また、前記送信機の移動経路としては、平
面及び高さ方向の移動を含む三次元的経路であることに
よって、送信機を所持する人間が三次元的に移動した場
合にもその移動経路が容易に解析して表示装置に表示す
ることができる。(請求項2) また、前記複数の受信機は建物の内部に配置されて、建
物内を移動する人間が所有する送信機の移動経路を解析
することによって、種々の用途に合致した移動経路の解
析が可能になる。(請求項3)
面及び高さ方向の移動を含む三次元的経路であることに
よって、送信機を所持する人間が三次元的に移動した場
合にもその移動経路が容易に解析して表示装置に表示す
ることができる。(請求項2) また、前記複数の受信機は建物の内部に配置されて、建
物内を移動する人間が所有する送信機の移動経路を解析
することによって、種々の用途に合致した移動経路の解
析が可能になる。(請求項3)
【0008】また、送信機が店舗内で顧客が保持する物
体に装着することによって、スーパーマーケットのよう
な陳列棚でレイアウトされた店舗内の多数の顧客の移動
経路を容易に解析ができる。(請求項4) また、予め入力されている店舗内の陳列棚のレイアウト
情報及び商品の配置情報を基に、別途販売系データ及び
買い物籠を保持する顧客の個人情報とを含めて、当該顧
客の移動経路と共に解析することによって、店舗内を移
動する個々の顧客の移動と当該顧客が購入した商品と
を、顧客の個人情報を含めて解析できる。(請求項5)
体に装着することによって、スーパーマーケットのよう
な陳列棚でレイアウトされた店舗内の多数の顧客の移動
経路を容易に解析ができる。(請求項4) また、予め入力されている店舗内の陳列棚のレイアウト
情報及び商品の配置情報を基に、別途販売系データ及び
買い物籠を保持する顧客の個人情報とを含めて、当該顧
客の移動経路と共に解析することによって、店舗内を移
動する個々の顧客の移動と当該顧客が購入した商品と
を、顧客の個人情報を含めて解析できる。(請求項5)
【0009】また、前記解析された複数の顧客の移動経
路情報を所定の期間に亘って積算することによって、店
舗内の顧客の所定期間における移動の傾向を解析するこ
とによって、店舗内における複数の顧客の移動経路をそ
の期間に販売された商品データとを含めた解析が可能に
なるので、陳列棚の商品の配置の変更等の検討の際の有
効な資料が得られる。(請求項6)
路情報を所定の期間に亘って積算することによって、店
舗内の顧客の所定期間における移動の傾向を解析するこ
とによって、店舗内における複数の顧客の移動経路をそ
の期間に販売された商品データとを含めた解析が可能に
なるので、陳列棚の商品の配置の変更等の検討の際の有
効な資料が得られる。(請求項6)
【0010】また、前記送信機を製造部品等の配置位置
及び製造ラインでの作業に関して作業員の移動が存在す
る工場内の作業員が保持することによって、工場内にお
ける個々の作業員の日常の移動経路を把握することが可
能になるので、個々の作業員の作業能率の評価にも利用
できる。(請求項7)
及び製造ラインでの作業に関して作業員の移動が存在す
る工場内の作業員が保持することによって、工場内にお
ける個々の作業員の日常の移動経路を把握することが可
能になるので、個々の作業員の作業能率の評価にも利用
できる。(請求項7)
【0011】また、予め入力されている工場内のレイア
ウト情報及び製造部品の配置情報を基に、送信機を保持
する作業員の個人情報とを含めて、当該作業員の移動経
路と共に解析することによって、工場内における個々の
作業員の日常の移動経路を個々の作業員が使用する製造
部品の配置場所や製造ラインとの関係において把握する
ことが可能になるので、個々の作業員毎の作業能率の評
価にも利用できる。(請求項8)
ウト情報及び製造部品の配置情報を基に、送信機を保持
する作業員の個人情報とを含めて、当該作業員の移動経
路と共に解析することによって、工場内における個々の
作業員の日常の移動経路を個々の作業員が使用する製造
部品の配置場所や製造ラインとの関係において把握する
ことが可能になるので、個々の作業員毎の作業能率の評
価にも利用できる。(請求項8)
【0012】前記送信機を収納庫内で収納物品の移動を
行う作業員の移動が保持することによって、収納庫内に
おける個々の作業員の日常の移動経路を把握することが
可能になるので、収納庫内の全体として配置の良否や、
個々の作業員の作業能率の評価にも利用できる。(請求
項9)
行う作業員の移動が保持することによって、収納庫内に
おける個々の作業員の日常の移動経路を把握することが
可能になるので、収納庫内の全体として配置の良否や、
個々の作業員の作業能率の評価にも利用できる。(請求
項9)
【0013】予め入力されている収納庫内のレイアウト
情報及び収納物品の配置情報を基に、送信機を保持する
作業員の個人情報とを含めて、当該作業員の移動経路と
共に解析されることによって、収納内における個々の作
業員の日常の移動経路を、当該収納庫ないの収納物品の
配置と、その移動との関係において把握することが可能
になるので、当該収納庫内の収納物品の配置の良否の判
断や個々の作業員毎の作業能率の評価にも利用できる。
(請求項10)
情報及び収納物品の配置情報を基に、送信機を保持する
作業員の個人情報とを含めて、当該作業員の移動経路と
共に解析されることによって、収納内における個々の作
業員の日常の移動経路を、当該収納庫ないの収納物品の
配置と、その移動との関係において把握することが可能
になるので、当該収納庫内の収納物品の配置の良否の判
断や個々の作業員毎の作業能率の評価にも利用できる。
(請求項10)
【0014】また、前記解析された複数の作業員の移動
経路情報を所定の期間に亘って積算することによって、
工場内の作業員の所定期間における移動の傾向を解析す
ることによって、工場又は収納庫内全体の作業員の移動
経路が把握できるので、工場又は収納庫全体としての部
品の配置場所や製造ラインの変更等の検討に際して有効
な資料を提供できる。(請求項11)
経路情報を所定の期間に亘って積算することによって、
工場内の作業員の所定期間における移動の傾向を解析す
ることによって、工場又は収納庫内全体の作業員の移動
経路が把握できるので、工場又は収納庫全体としての部
品の配置場所や製造ラインの変更等の検討に際して有効
な資料を提供できる。(請求項11)
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の基本的なハ
ードウエア構成を示す図である。図1において、1は顧
客の移動と共に店舗内を移動する複数の送信機であり、
2は店舗内の所定の位置に設置された複数の受信機で
る。また、3は前記複数の受信機から受信したデータを
基に、各受信機毎の時間的な位置の変化を解析して記録
するコンピュータである。
の形態について説明する。図1は、本発明の基本的なハ
ードウエア構成を示す図である。図1において、1は顧
客の移動と共に店舗内を移動する複数の送信機であり、
2は店舗内の所定の位置に設置された複数の受信機で
る。また、3は前記複数の受信機から受信したデータを
基に、各受信機毎の時間的な位置の変化を解析して記録
するコンピュータである。
【0016】上記顧客の移動と共に、移動する受信機1
は、各送信機毎に固有の識別信号を含む電波を送信する
ものであり、顧客が店舗内で持ち歩く物体例えば、買い
物籠に取付けられていても良く、他の手段で顧客に保持
させることも可能である。また、買い物籠を用いない、
衣料品や洋服等の売り場では、発信機を装着している物
体(ペン型、カード型、ポケベル型等)を該当売り場の
入口で手渡して、レジ精算時に景品との交換で回収する
等しても良い。また、前記受信機2は店舗内の少なくと
も2個所以上に設置されていて、各々の受信機が受信し
た送信機からの電波に含まれる識別信号を2個所以上の
受信機が同時に受信して、前記コンピュータ3に与えら
れる。
は、各送信機毎に固有の識別信号を含む電波を送信する
ものであり、顧客が店舗内で持ち歩く物体例えば、買い
物籠に取付けられていても良く、他の手段で顧客に保持
させることも可能である。また、買い物籠を用いない、
衣料品や洋服等の売り場では、発信機を装着している物
体(ペン型、カード型、ポケベル型等)を該当売り場の
入口で手渡して、レジ精算時に景品との交換で回収する
等しても良い。また、前記受信機2は店舗内の少なくと
も2個所以上に設置されていて、各々の受信機が受信し
た送信機からの電波に含まれる識別信号を2個所以上の
受信機が同時に受信して、前記コンピュータ3に与えら
れる。
【0017】また、前記コンピュータ3は前記複数の受
信機からの受信データを処理することによって、各送信
機の時間的な位置データを演算して、その処理結果を、
付属する記憶手段に保存する。この場合、2個所以上の
受信機からの同一の送信機からの受信データを処理する
ことによって、平面的な時間的な位置データ、即ち移動
経路を演算することができる。また、受信機を3個所以
上にして、且つ、各受信機の設置される位置を送信機の
存在する高さとは異なる位置に設置することによって店
舗内の三次元的な受信機の時間的な位置データ(移動経
路データ)演算することができる。
信機からの受信データを処理することによって、各送信
機の時間的な位置データを演算して、その処理結果を、
付属する記憶手段に保存する。この場合、2個所以上の
受信機からの同一の送信機からの受信データを処理する
ことによって、平面的な時間的な位置データ、即ち移動
経路を演算することができる。また、受信機を3個所以
上にして、且つ、各受信機の設置される位置を送信機の
存在する高さとは異なる位置に設置することによって店
舗内の三次元的な受信機の時間的な位置データ(移動経
路データ)演算することができる。
【0018】また、前記コンピュータには、図1に示す
ように、前記複数の受信機の物理的な設置情報及び店舗
内のレイアウト情報(二次元でも三次元でも可)が記憶
されている。また、上記受信機の設置位置情報及びレイ
アウト情報は、前記コンピュータに付属する入力装置か
ら適宜変更入力することができる。
ように、前記複数の受信機の物理的な設置情報及び店舗
内のレイアウト情報(二次元でも三次元でも可)が記憶
されている。また、上記受信機の設置位置情報及びレイ
アウト情報は、前記コンピュータに付属する入力装置か
ら適宜変更入力することができる。
【0019】また、複数の送信機1は、個々の送信機に
固有の識別信号を有するのみであるが、顧客がレジで精
算する際に、個々の送信器を保持する顧客の個人的情報
(性別、年齢層等)を時間情報(年月日情報)と共に入
力する等によって、受信機の移動経路と共に関連付けて
処理することが可能である。なお、レジでの精算がPOS
等に用いられるバーコード情報の入力で行われる場合に
は、バーコード情報の入力によって予め入力されている
情報を利用することも可能である。
固有の識別信号を有するのみであるが、顧客がレジで精
算する際に、個々の送信器を保持する顧客の個人的情報
(性別、年齢層等)を時間情報(年月日情報)と共に入
力する等によって、受信機の移動経路と共に関連付けて
処理することが可能である。なお、レジでの精算がPOS
等に用いられるバーコード情報の入力で行われる場合に
は、バーコード情報の入力によって予め入力されている
情報を利用することも可能である。
【0020】また、顧客毎の購入した商品の個別のデー
タをPOSデータを利用することによって、当該商品のデ
ータが前記コンピュータにレジ精算時に入力できると共
に、当該商品毎の所定期間毎の売れ行きまでもが、コン
ピュータに入力できるので、顧客毎の移動経路の解析に
有効に利用することができる。
タをPOSデータを利用することによって、当該商品のデ
ータが前記コンピュータにレジ精算時に入力できると共
に、当該商品毎の所定期間毎の売れ行きまでもが、コン
ピュータに入力できるので、顧客毎の移動経路の解析に
有効に利用することができる。
【0021】図2は、本発明の移動経路解析装置におけ
る信号の流れを示す図である。コンピュータ3には、位
置演算手段3-1、演算・解析手段3-2、記憶手段3-3、入
力手段3-4及び出力手段3-5が設けられている。個々の顧
客が保持する送信機1からの位置データは、複数の受信
機2-1〜2-nに同時に受信されて、コンピュータ3の位置
演算手段3-1に与えられて、各時間毎の位置が演算され
て、個々の顧客の移動経路として処理されて、記憶手段
3-3に記憶される。
る信号の流れを示す図である。コンピュータ3には、位
置演算手段3-1、演算・解析手段3-2、記憶手段3-3、入
力手段3-4及び出力手段3-5が設けられている。個々の顧
客が保持する送信機1からの位置データは、複数の受信
機2-1〜2-nに同時に受信されて、コンピュータ3の位置
演算手段3-1に与えられて、各時間毎の位置が演算され
て、個々の顧客の移動経路として処理されて、記憶手段
3-3に記憶される。
【0022】コンピュータ3には、入力手段を介して店
舗の建物の図面情報及び店舗内の陳列棚のレイアウト情
報及び当該レイアウト情報に対応する多数の商品毎の配
置情報が予め記憶されている。また、この情報は、陳列
棚のレイアウトや個別の商品の配置を変更した場合には
適宜変更される。
舗の建物の図面情報及び店舗内の陳列棚のレイアウト情
報及び当該レイアウト情報に対応する多数の商品毎の配
置情報が予め記憶されている。また、この情報は、陳列
棚のレイアウトや個別の商品の配置を変更した場合には
適宜変更される。
【0023】また、コンピュータ3には、レジ近傍に配
置された端末装置から、個々の顧客の精算に際して、個
々の顧客が購入した商品の種類数量等をバーコード等の
各商品に対応した情報を利用して入力し、前記顧客の移
動経路情報と共に記憶手段3-3に記憶される。また、コ
ンピュータ3には、レジ近傍に配置された端末装置か
ら、個々の顧客の精算に際して、個々の顧客の個人情報
(性別、年齢層等)を入力して、前記顧客の移動経路情
報と共に記憶手段3-3に記憶しておくことによって、陳
列棚の商品配置の変更や店舗内のレイアウトの変更等を
行う場合の資料に用いるためのデータ解析がより有効に
実行できる。
置された端末装置から、個々の顧客の精算に際して、個
々の顧客が購入した商品の種類数量等をバーコード等の
各商品に対応した情報を利用して入力し、前記顧客の移
動経路情報と共に記憶手段3-3に記憶される。また、コ
ンピュータ3には、レジ近傍に配置された端末装置か
ら、個々の顧客の精算に際して、個々の顧客の個人情報
(性別、年齢層等)を入力して、前記顧客の移動経路情
報と共に記憶手段3-3に記憶しておくことによって、陳
列棚の商品配置の変更や店舗内のレイアウトの変更等を
行う場合の資料に用いるためのデータ解析がより有効に
実行できる。
【0024】前記バーコード等によって入力された商品
識別番号と関連させることのできる販売系情報として
は、各種商品データとして、定価、原価、粗利、在庫個
数、メーカー、仕入先、納期等がある。また、レジ等か
ら入力されるレジ情報としては、品目・数量データ、送
信機の識別番号、購入者データ(性別、年齢層等)等が
ある。
識別番号と関連させることのできる販売系情報として
は、各種商品データとして、定価、原価、粗利、在庫個
数、メーカー、仕入先、納期等がある。また、レジ等か
ら入力されるレジ情報としては、品目・数量データ、送
信機の識別番号、購入者データ(性別、年齢層等)等が
ある。
【0025】なお、図2おいて点線で囲まれた部分に示
す作業現場情報(作業者識別データ、生産実績・各種原
料・製品識別データ、機械装置識別データ、作業時間実
績データ・・・・)及び生産系情報(生産計画データ、
各種製品データ、作業者データ(加工費、原材料。副資
材、作業時間)、機械装置データ(生産能力・・・))
は、移動経路解析装置を後述の如く、工場に適用する場
合に、図2のレジ入力情報及び販売系情報に代えてコン
ピュータ3に入力される情報である。
す作業現場情報(作業者識別データ、生産実績・各種原
料・製品識別データ、機械装置識別データ、作業時間実
績データ・・・・)及び生産系情報(生産計画データ、
各種製品データ、作業者データ(加工費、原材料。副資
材、作業時間)、機械装置データ(生産能力・・・))
は、移動経路解析装置を後述の如く、工場に適用する場
合に、図2のレジ入力情報及び販売系情報に代えてコン
ピュータ3に入力される情報である。
【0026】図3は店舗内における送信機1、受信機2
と店舗内の商品の陳列棚のレイアウトとの配置関係を示
す図であり、(a)は平面図(b)はそのイメージ断面図
を示す図である。図3(a)、(b)はスーパーマーケット
の如き広い場所に多数の陳列棚がレイアウトされ、各陳
列棚に多数の商品が配置されている店舗で、顧客が買い
物籠に設置された送信機1を保持して陳列棚の間を回り
ながら買い物をする場合の顧客の移動経路情報を解析す
る状態を示している。
と店舗内の商品の陳列棚のレイアウトとの配置関係を示
す図であり、(a)は平面図(b)はそのイメージ断面図
を示す図である。図3(a)、(b)はスーパーマーケット
の如き広い場所に多数の陳列棚がレイアウトされ、各陳
列棚に多数の商品が配置されている店舗で、顧客が買い
物籠に設置された送信機1を保持して陳列棚の間を回り
ながら買い物をする場合の顧客の移動経路情報を解析す
る状態を示している。
【0027】図3(a)において、2-1〜2-4は店舗の四隅
に設置された受信機であって、該受信機の受信出力は前
記コンピュータ3に出力されるようになっている。各受
信機では、顧客の保持する買い物籠に設置された送信機
1からの送信機固有の識別信号を同時に複数の受信機で
受信してコンピュータ3に送信して、当該コンピュータ
内の前記位置演算手段3-1において、当該送信機の各時
間毎の位置を演算して求め記憶手段3-3に記憶する。ま
た、図3(b)は図3(a)のイメージ断面図を示すものであ
って、図では受信機2-1〜24が店舗の天井の四隅に設置
されている。このように、送信機1の位置とは異なる高
さに複数の受信機2-1〜2-4を設置することによって、送
信機1の店舗内における水平的位置のみでなく、三次元
的な位置をも、コンピュータ3内の位置演算手段におい
て演算することができる。なお、この図では複数の受信
機2-1〜2-4は天井の同じ高さに設置されているが、天井
のみでなく、壁でも良く、また、複数の受信機は異なっ
た高さの位置に設置されても良いことは明らかでる。
に設置された受信機であって、該受信機の受信出力は前
記コンピュータ3に出力されるようになっている。各受
信機では、顧客の保持する買い物籠に設置された送信機
1からの送信機固有の識別信号を同時に複数の受信機で
受信してコンピュータ3に送信して、当該コンピュータ
内の前記位置演算手段3-1において、当該送信機の各時
間毎の位置を演算して求め記憶手段3-3に記憶する。ま
た、図3(b)は図3(a)のイメージ断面図を示すものであ
って、図では受信機2-1〜24が店舗の天井の四隅に設置
されている。このように、送信機1の位置とは異なる高
さに複数の受信機2-1〜2-4を設置することによって、送
信機1の店舗内における水平的位置のみでなく、三次元
的な位置をも、コンピュータ3内の位置演算手段におい
て演算することができる。なお、この図では複数の受信
機2-1〜2-4は天井の同じ高さに設置されているが、天井
のみでなく、壁でも良く、また、複数の受信機は異なっ
た高さの位置に設置されても良いことは明らかでる。
【0028】4図(a)、(b)及び(c)は本発明の移動経路
解析装置によって解析されたデータの一例を示すもので
ある。図4(a)は特定の顧客の店舗内における所定時間
毎(例えば5秒毎)の位置を示す図であり、図4(b)は
前記特定の顧客の入店してから出店するまでの移動経路
として示した図である。また、図4(c)は複数の顧客の
所定時間(1時間、午前、午後、週、月、年等)の前記
図4(a)又は(b)のデータを積算したものを示している。
解析装置によって解析されたデータの一例を示すもので
ある。図4(a)は特定の顧客の店舗内における所定時間
毎(例えば5秒毎)の位置を示す図であり、図4(b)は
前記特定の顧客の入店してから出店するまでの移動経路
として示した図である。また、図4(c)は複数の顧客の
所定時間(1時間、午前、午後、週、月、年等)の前記
図4(a)又は(b)のデータを積算したものを示している。
【0029】図4(a)では、特定の顧客の入店してから
出店するまでの例えば5秒毎の位置が△内に示す番号と
共に示されている。番号が近接して表れる場所は顧客が
買い物をしているか、興味を示す商品が配置されている
ことを示している。このデータに、前記示したように別
途入力されている、顧客が購入した商品のデータや、顧
客の個人データを加味してコンピュータで解析すること
によって、顧客の性別や年齢層からみた個人別の嗜好傾
向を解析できるので、商品の仕入れや店舗内の配置の変
更に役立てることができる。
出店するまでの例えば5秒毎の位置が△内に示す番号と
共に示されている。番号が近接して表れる場所は顧客が
買い物をしているか、興味を示す商品が配置されている
ことを示している。このデータに、前記示したように別
途入力されている、顧客が購入した商品のデータや、顧
客の個人データを加味してコンピュータで解析すること
によって、顧客の性別や年齢層からみた個人別の嗜好傾
向を解析できるので、商品の仕入れや店舗内の配置の変
更に役立てることができる。
【0030】図4(b)では、図4(a)のデータを特定の顧
客の入店してから出店するまでの移動経路が容易に判別
できるように連続した流れとして示した図であって、図
4(b)において、斜線又は濃淡で示した影の部分は、顧客
が留まっていた場所を示している。
客の入店してから出店するまでの移動経路が容易に判別
できるように連続した流れとして示した図であって、図
4(b)において、斜線又は濃淡で示した影の部分は、顧客
が留まっていた場所を示している。
【0031】図4(c)は、所定時間(1時間、午前、午
後、週、月、年等)の前記図4(a)又は(b)のデータを積
算したものであって、多数の顧客の店舗内における留ま
っていた位置情報の積算を濃淡によって示している。な
お、この図では、濃淡によって、表示しているが、色の
種類や複数の記号等によって、表示することも可能であ
る。このデータと対応する所定時間における購入された
商品のデータ等を組合わせることによって、売れ筋商品
の判断や陳列棚のレイアウトの善し悪しを判断するのに
も利用でき、取り扱い商品の見直し、売り場の改善、特
売企画の検討に利用できる。
後、週、月、年等)の前記図4(a)又は(b)のデータを積
算したものであって、多数の顧客の店舗内における留ま
っていた位置情報の積算を濃淡によって示している。な
お、この図では、濃淡によって、表示しているが、色の
種類や複数の記号等によって、表示することも可能であ
る。このデータと対応する所定時間における購入された
商品のデータ等を組合わせることによって、売れ筋商品
の判断や陳列棚のレイアウトの善し悪しを判断するのに
も利用でき、取り扱い商品の見直し、売り場の改善、特
売企画の検討に利用できる。
【0032】上記の解析結果において、多数の顧客の滞
留時間が長いのに、その陳列棚の商品の販売数が少ない
場合は、その陳列棚の顧客の興味は引くが、購入にまで
至らない何等かの原因があると判断できる。そのような
場合には、購入し易い商品へのアイテム見直しが必要と
なることもある。
留時間が長いのに、その陳列棚の商品の販売数が少ない
場合は、その陳列棚の顧客の興味は引くが、購入にまで
至らない何等かの原因があると判断できる。そのような
場合には、購入し易い商品へのアイテム見直しが必要と
なることもある。
【0033】図5は、本発明の移動経路解析装置を複数
の部品を組み立てるような工場内に設置して、工場内の
製造部品の流れ、及び当該製造部品を移動させる作業員
の移動経路を最適化するためのデータの収集を行う別の
実施の形態を示した図である。
の部品を組み立てるような工場内に設置して、工場内の
製造部品の流れ、及び当該製造部品を移動させる作業員
の移動経路を最適化するためのデータの収集を行う別の
実施の形態を示した図である。
【0034】図5は工場内における送信機1、受信機2
と工場内の製造部品の保管棚のレイアウトとの配置関係
を示す図であり、(a)は平面図(b)はそのイメージ断
面図を示す図である。図5(a)、(b)は組み立てのライ
ンを有する工場内に多数の製造部品の保管棚がレイアウ
トされ、各保管棚に多数の製造部品が保管されている工
場で、作業員が送信機1を保持して保管棚や組み立てラ
インの間を回りながら作業をする場合の作業員の移動経
路情報を解析する状態を示している。
と工場内の製造部品の保管棚のレイアウトとの配置関係
を示す図であり、(a)は平面図(b)はそのイメージ断
面図を示す図である。図5(a)、(b)は組み立てのライ
ンを有する工場内に多数の製造部品の保管棚がレイアウ
トされ、各保管棚に多数の製造部品が保管されている工
場で、作業員が送信機1を保持して保管棚や組み立てラ
インの間を回りながら作業をする場合の作業員の移動経
路情報を解析する状態を示している。
【0035】図5(a)では、工場の2-1〜2-4は店舗の四
隅に設置された受信機であって、該受信機の受信出力は
前記コンピュータ3に出力されるようになっている。各
受信機では、作業員の保持する送信機1からの送信機固
有の識別信号を同時に複数の受信機で受信してコンピュ
ータ3に送信して、当該コンピュータ内の前記位置演算
手段3-1において、当該送信機の各時間毎の位置を演算
して求め記憶手段3-3に記憶する。また、図5(b)は図5
(a)のイメージ断面図を示すものであって、図では受信
機2-1〜24が工場の天井の四隅に設置されている。この
ように、送信機1の位置とは異なる高さに複数の受信機
2-1〜2-4を設置することによって、送信機1の店舗内に
おける水平的位置のみでなく、三次元的な位置をも、コ
ンピュータ3内の位置演算手段において演算することが
できる。
隅に設置された受信機であって、該受信機の受信出力は
前記コンピュータ3に出力されるようになっている。各
受信機では、作業員の保持する送信機1からの送信機固
有の識別信号を同時に複数の受信機で受信してコンピュ
ータ3に送信して、当該コンピュータ内の前記位置演算
手段3-1において、当該送信機の各時間毎の位置を演算
して求め記憶手段3-3に記憶する。また、図5(b)は図5
(a)のイメージ断面図を示すものであって、図では受信
機2-1〜24が工場の天井の四隅に設置されている。この
ように、送信機1の位置とは異なる高さに複数の受信機
2-1〜2-4を設置することによって、送信機1の店舗内に
おける水平的位置のみでなく、三次元的な位置をも、コ
ンピュータ3内の位置演算手段において演算することが
できる。
【0036】特に、この場合のように、工場内の製造ラ
インと部品の保管位置の高さが異なっている場合には、
作業員の三次元的な移動経路の解析が有効になる。な
お、この図では複数の受信機2-1〜2-4は天井の同じ高さ
に設置されているが、天井のみでなく、壁でも良く、ま
た、複数の受信機は異なった高さの位置に設置されても
良いことは明らかでる。
インと部品の保管位置の高さが異なっている場合には、
作業員の三次元的な移動経路の解析が有効になる。な
お、この図では複数の受信機2-1〜2-4は天井の同じ高さ
に設置されているが、天井のみでなく、壁でも良く、ま
た、複数の受信機は異なった高さの位置に設置されても
良いことは明らかでる。
【0037】5図(a)及び(b)は本発明の移動経路解析装
置が工場に設置された場合の、その解析されたデータの
一例を示すものであるり、前記図4の解析例に対応する
ものである。
置が工場に設置された場合の、その解析されたデータの
一例を示すものであるり、前記図4の解析例に対応する
ものである。
【0038】図5(a)では、特定の作業員がと工程の作
業を行っている場合の、例えば10秒毎の位置が△内に
示す番号と共に示されている。番号が近接して表れる場
所は作業員が組み立て等の作業をしていることを示して
いる。このデータに、別途入力されている、製造ライン
において作業に必要な別途入力される製造部品等のデー
タ加味してコンピュータで解析して、前記図4(c)で
示したような個々の作業員の所定期間(日、週、月、年
等)のデータを積算して表示することによって、個々の
作業員の作業能率を判断することができる。
業を行っている場合の、例えば10秒毎の位置が△内に
示す番号と共に示されている。番号が近接して表れる場
所は作業員が組み立て等の作業をしていることを示して
いる。このデータに、別途入力されている、製造ライン
において作業に必要な別途入力される製造部品等のデー
タ加味してコンピュータで解析して、前記図4(c)で
示したような個々の作業員の所定期間(日、週、月、年
等)のデータを積算して表示することによって、個々の
作業員の作業能率を判断することができる。
【0039】製造ラインにおいて作業において必要な別
途入力されるデータとしては、作業現場情報として、作
業者識別データ、精算実績、各種原料、製品識別デー
タ、機械装置識別データ、作業時間実績データ等があ
る。
途入力されるデータとしては、作業現場情報として、作
業者識別データ、精算実績、各種原料、製品識別デー
タ、機械装置識別データ、作業時間実績データ等があ
る。
【0040】また、生産系情報としては、生産計画デー
タ、各種製品データ、作業者データ、原価計算データ
(加工費、原材料、副材料、作業時間)、機械装置デー
タ(生産能力等)等がある。
タ、各種製品データ、作業者データ、原価計算データ
(加工費、原材料、副材料、作業時間)、機械装置デー
タ(生産能力等)等がある。
【0041】また、同一の作業を行う複数の作業員の上
記データの積算を解析することによって、製造部品の保
管場所の変更や製造ラインの変更の際に有効な判断材料
を提供することができる。
記データの積算を解析することによって、製造部品の保
管場所の変更や製造ラインの変更の際に有効な判断材料
を提供することができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、複数の異な
る位置に設置された複数の受信機によって、人間と共に
移動する物体に装着された送信機からの送信機識別情報
を含む信号を同時に所定時間毎に受信して、コンピュー
タによって当該送信機の移動経路を解析することによっ
て、送信機を所有する人間がどのような移動経路で移動
しているかが容易に解析して、表示装置に表示すること
ができると共に、その解析結果を有効に利用できる。
る位置に設置された複数の受信機によって、人間と共に
移動する物体に装着された送信機からの送信機識別情報
を含む信号を同時に所定時間毎に受信して、コンピュー
タによって当該送信機の移動経路を解析することによっ
て、送信機を所有する人間がどのような移動経路で移動
しているかが容易に解析して、表示装置に表示すること
ができると共に、その解析結果を有効に利用できる。
【0043】また、請求項2に記載の発明では、前記送
信機の移動経路としては、平面及び高さ方向の移動を含
む三次元的経路であることによって、送信機を所持する
人間が三次元的に移動した場合にもその移動経路が容易
に解析して表示装置に表示することができる。また、請
求項3に記載の発明では、前記複数の受信機は建物の内
部に配置されて、建物内を移動する人間が所有する送信
機の移動経路を解析することによって、種々の用途に合
致した移動経路の解析が可能になる。
信機の移動経路としては、平面及び高さ方向の移動を含
む三次元的経路であることによって、送信機を所持する
人間が三次元的に移動した場合にもその移動経路が容易
に解析して表示装置に表示することができる。また、請
求項3に記載の発明では、前記複数の受信機は建物の内
部に配置されて、建物内を移動する人間が所有する送信
機の移動経路を解析することによって、種々の用途に合
致した移動経路の解析が可能になる。
【0044】また、請求項4に記載の発明では、送信機
が店舗内で顧客が保持する物体に装着することによっ
て、スーパーマーケットのような陳列棚でレイアウトさ
れた店舗内の多数の顧客の移動経路を容易に解析ができ
る。また、請求項5に記載の発明では、予め入力されて
いる店舗内の陳列棚のレイアウト情報及び商品の配置情
報を基に、別途販売系データ及び買い物籠を保持する顧
客の個人情報とを含めて、当該顧客の移動経路と共に解
析することによって、店舗内を移動する個々の顧客の移
動と当該顧客が購入した商品とを、顧客の個人情報を含
めて解析できる。
が店舗内で顧客が保持する物体に装着することによっ
て、スーパーマーケットのような陳列棚でレイアウトさ
れた店舗内の多数の顧客の移動経路を容易に解析ができ
る。また、請求項5に記載の発明では、予め入力されて
いる店舗内の陳列棚のレイアウト情報及び商品の配置情
報を基に、別途販売系データ及び買い物籠を保持する顧
客の個人情報とを含めて、当該顧客の移動経路と共に解
析することによって、店舗内を移動する個々の顧客の移
動と当該顧客が購入した商品とを、顧客の個人情報を含
めて解析できる。
【0045】また、請求項6に記載の発明では、前記解
析された複数の顧客の移動経路情報を所定の期間に亘っ
て積算することによって、店舗内の顧客の所定期間にお
ける移動の傾向を解析することによって、店舗内におけ
る複数の顧客の移動経路をその期間に販売された商品デ
ータとを含めた解析が可能になるので、陳列棚の商品の
配置の変更等の検討の際の有効な資料が得られる。
析された複数の顧客の移動経路情報を所定の期間に亘っ
て積算することによって、店舗内の顧客の所定期間にお
ける移動の傾向を解析することによって、店舗内におけ
る複数の顧客の移動経路をその期間に販売された商品デ
ータとを含めた解析が可能になるので、陳列棚の商品の
配置の変更等の検討の際の有効な資料が得られる。
【0046】また、請求項7に記載の発明では、前記送
信機を製造部品等の配置位置及び製造ラインでの作業に
関して作業員の移動が存在する工場内の作業員が保持す
ることによって、工場内における個々の作業員の日常の
移動経路を把握することが可能になるので、個々の作業
員の作業能率の評価にも利用できる。
信機を製造部品等の配置位置及び製造ラインでの作業に
関して作業員の移動が存在する工場内の作業員が保持す
ることによって、工場内における個々の作業員の日常の
移動経路を把握することが可能になるので、個々の作業
員の作業能率の評価にも利用できる。
【0047】また、請求項8に記載の発明では、予め入
力されている工場内のレイアウト情報及び製造部品の配
置情報を基に、送信機を保持する作業員の個人情報とを
含めて、当該作業員の移動経路と共に解析することによ
って、工場内における個々の作業員の日常の移動経路を
個々の作業員が使用する製造部品の配置場所や製造ライ
ンとの関係において把握することが可能になるので、個
々の作業員毎の作業能率の評価にも利用できる。
力されている工場内のレイアウト情報及び製造部品の配
置情報を基に、送信機を保持する作業員の個人情報とを
含めて、当該作業員の移動経路と共に解析することによ
って、工場内における個々の作業員の日常の移動経路を
個々の作業員が使用する製造部品の配置場所や製造ライ
ンとの関係において把握することが可能になるので、個
々の作業員毎の作業能率の評価にも利用できる。
【0048】また、前記請求項9に記載の発明では、送
信機を収納庫内で収納物品の移動を行う作業員の移動が
保持することによって、収納庫内における個々の作業員
の日常の移動経路を把握することが可能になるので、収
納庫(倉庫や物流センター)内の全体として配置の良否
や、個々の作業員の作業能率の評価にも利用できる。
信機を収納庫内で収納物品の移動を行う作業員の移動が
保持することによって、収納庫内における個々の作業員
の日常の移動経路を把握することが可能になるので、収
納庫(倉庫や物流センター)内の全体として配置の良否
や、個々の作業員の作業能率の評価にも利用できる。
【0049】また、請求項10に記載の発明では、予め
入力されている収納庫内のレイアウト情報及び収納物品
の配置情報を基に、送信機を保持する作業員の個人情報
とを含めて、当該作業員の移動経路と共に解析されるこ
とによって、収納庫内における個々の作業員の日常の移
動経路を、当該収納庫内の収納物品の配置と、その移動
時間との関係において把握することが可能になるので、
当該収納庫(倉庫や物流センター)内の収納物品の配置
の良否の判断や個々の作業員毎の作業能率の評価にも利
用できる。
入力されている収納庫内のレイアウト情報及び収納物品
の配置情報を基に、送信機を保持する作業員の個人情報
とを含めて、当該作業員の移動経路と共に解析されるこ
とによって、収納庫内における個々の作業員の日常の移
動経路を、当該収納庫内の収納物品の配置と、その移動
時間との関係において把握することが可能になるので、
当該収納庫(倉庫や物流センター)内の収納物品の配置
の良否の判断や個々の作業員毎の作業能率の評価にも利
用できる。
【0050】また、請求11に記載の発明では、前記解
析された複数の作業員の移動経路情報を所定の期間に亘
って積算することによって、工場又は収納庫内の作業員
の所定期間における移動の傾向を解析することによっ
て、工場又は収納庫内全体の作業員の移動経路が把握で
きるので、工場又は収納庫全体としての部品の配置場所
や製造ラインの変更等の検討に際して有効な資料を提供
できる。
析された複数の作業員の移動経路情報を所定の期間に亘
って積算することによって、工場又は収納庫内の作業員
の所定期間における移動の傾向を解析することによっ
て、工場又は収納庫内全体の作業員の移動経路が把握で
きるので、工場又は収納庫全体としての部品の配置場所
や製造ラインの変更等の検討に際して有効な資料を提供
できる。
【図1】本発明のハードウエア構成を示す図である。
【図2】本発明の信号の流れを説明する図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を説明するための図
である。
である。
【図4】第1の実施の形態における解析結果を示す図で
ある。
ある。
【図5】第2の実施の形態を説明するための図である。
1, 送信機 2, 受信機 3, コンピュータ 3-1, 位置演算手段 3-2, 演算・解析手段 3-3, 記憶手段 3-4, 入力手段 3-5, 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 170 G06F 17/60 170E 506 506 H04Q 7/34 H04B 7/26 106B
Claims (11)
- 【請求項1】複数の異なる位置に設置された複数の受信
機によって、移動する物体の保持する送信機からの送信
機識別情報を含む信号を同時に所定時間毎に受信して、
コンピュータによって当該送信機の移動経路を解析する
移動経路解析装置。 - 【請求項2】前記送信機の移動経路としては、平面及び
高さ方向の移動を含む三次元的経路であることを特徴と
する請求項1に記載の移動経路解析装置。 - 【請求項3】前記複数の受信機は建物の内部に配置され
て、建物内を移動する人間が所有する送信機の移動経路
を解析することを特徴とする請求項1又は2に記載の移
動経路解析装置。 - 【請求項4】前記送信機が店舗内で顧客が保持する物体
に装着されていることを特徴とする請求項1〜3のいず
れか1項に記載の移動経路解析装置。 - 【請求項5】予め入力されている店舗内の陳列棚のレイ
アウト情報及び商品の配置情報を基に、別途販売系デー
タ及び買い物籠を保持する顧客の個人情報とを含めて、
当該顧客の移動経路と共に解析されることを特徴とする
請求項4記載の移動経路解析装置。 - 【請求項6】前記解析された複数の顧客の移動経路情報
を所定の期間に亘って積算することによって、店舗内の
顧客の所定期間における移動の傾向を解析することを特
徴とする請求項5に記載の移動経路解析装置。 - 【請求項7】前記送信機を製造部品等の配置位置変更及
び製造ラインでの作業に関して作業員の移動が存在する
工場内の作業員が保持することを特徴とする請求項1〜
3のいずれか1項に記載の移動経路解析装置。 - 【請求項8】予め入力されている工場内のレイアウト情
報及び製造部品の配置情報を基に、送信機を保持する作
業員の個人情報とを含めて、当該作業員の移動経路と共
に解析されることを特徴とする請求項7記載の移動経路
解析装置。 - 【請求項9】前記送信機を収納庫内で収納物品の移動を
行う作業員の移動が保持することを特徴とする請求項1
〜3のいずれか1項に記載の移動経路解析装置。 - 【請求項10】予め入力されている収納庫内のレイアウ
ト情報及び収納物品の配置情報を基に、送信機を保持す
る作業員の個人情報とを含めて、当該作業員の移動経路
と共に解析されることを特徴とする請求項9記載の移動
経路解析装置。 - 【請求項11】前記解析された複数の作業員の移動経路
情報を所定の期間に亘って積算することによって、工場
又は収納庫内の作業員の所定期間における移動の傾向を
解析することを特徴とする請求項8又は10に記載の移
動経路解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000329740A JP2002128277A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 移動経路解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000329740A JP2002128277A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 移動経路解析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002128277A true JP2002128277A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18806364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000329740A Pending JP2002128277A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 移動経路解析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002128277A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117824647A (zh) * | 2023-12-20 | 2024-04-05 | 深圳市腾进达信息技术有限公司 | 一种可穿戴设备地图数据处理方法和地图显示方法 |
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JPH11203362A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-30 | Maeda Corp | 無線式労務管理システム |
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JP2002073749A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 作業工程分析支援システム |
-
2000
- 2000-10-30 JP JP2000329740A patent/JP2002128277A/ja active Pending
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