JP2002127635A - 冊子の背糊塗布装置 - Google Patents

冊子の背糊塗布装置

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JP2002127635A
JP2002127635A JP2000318721A JP2000318721A JP2002127635A JP 2002127635 A JP2002127635 A JP 2002127635A JP 2000318721 A JP2000318721 A JP 2000318721A JP 2000318721 A JP2000318721 A JP 2000318721A JP 2002127635 A JP2002127635 A JP 2002127635A
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gluing
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慎二 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要に応じた適切な冊子の背面部の糊付け状
態を簡単に得ることのできる冊子の背糊塗布装置を提供
すること。 【解決手段】 製本用の糊を貯留する容器6内の糊を付
着して回転するドラム7と冊子を挟持してドラム7を往
復通過するクランパ4とを備え、クランパ4のドラム7
上の通過によりクランパ4に挟持した冊子の背面部に糊
を塗布してなる冊子の背糊塗布装置において、ドラム7
を回転駆動するモータ8とクランパ4を移動駆動するモ
ータ9とを別々に設け、各モータ8、9の回転速度を任
意に設定可能とし、ドラム7の周速度とクランパ4の通
過速度との相対速度を変更して冊子の背面部の糊付け状
態を適切にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冊子の背糊塗布装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】丁合機などによりページ順に集めて作成
した本身(冊子)の背面を糊により綴じる、いわゆる無
線綴じは良く知られている。この場合の冊子の背面に糊
を塗布する装置として、ホットメルト形の接着剤などの
製本用の糊を加熱貯留する容器と、下部がこの容器内の
糊に浸され、糊を付着して回転する糊付けドラムと冊子
を挟持して糊付けドラム上を通過するクランパとを備
え、冊子を挟持したクランパが糊付けドラム上を通過す
る際、回転する糊付けドラムの表面に付着した糊を冊子
の背面に塗布するように構成した背糊塗布装置がある。
【0003】このような背糊塗布装置では、糊付けドラ
ムを回転する動力とクランパを移動する動力を互いに供
用するか、糊付けドラム用とクランパの移動用に各々一
定速度で回転するモータを用い、クランパの移動すなわ
ち冊子の移動速度と糊付けドラムの周速度の比が一定と
なるように設計されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような背
糊塗布装置では、冊子を構成する紙質や厚みによって冊
子の背面の糊付け状態が図7に示すように、冊子1のほ
ぼ背面1aのみの糊付け2の状態となったり、図8に示
すように、冊子1の背面1aと背面1aの近傍側面1b
にまたがった糊付け2の状態になったり、冊子の背面の
糊付け状態が異なる場合がある。
【0005】特に冊子の背面に表紙を張り付けて製本す
る場合には、冊子1の背面1aのみの糊付けでは、図1
0に示すように表紙3が根本まで開き製本強度が弱く、
また冊子1の背面1aの近傍側面1bの糊付け(以下、
「横糊」という。)が多い場合には、図11に示すよう
に表紙3のふくらみが残り、表紙3を開くと糊2が見え
体裁の悪い製本となるので、図9に示すように適切な横
糊の付着状態にすることが必要であるが、そのための調
整が困難であるという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題を解消すべくな
されたもので、必要に応じた適切な冊子の背面部の糊付
け状態を簡単に得ることのできる冊子の背糊塗布装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、製本用の糊を貯留する容器と前記容器内の糊を付着
して回転する糊付けドラムと冊子を挟持して前記糊付け
ドラム上を往復通過するクランパとを備え、前記クラン
パの前記糊付けドラム上の通過により前記クランパに挟
持した冊子の背面部に前記ドラムに付着した糊を塗布し
てなる冊子の背糊塗布装置において、前記糊付けドラム
を回転駆動するモータと前記クランパを移動駆動するモ
ータとをそれぞれ設けるとともに、前記糊付けドラムの
周速度と前記クランパの通過速度との相対速度を任意に
設定可能としてなることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る本発明は、前記糊付けドラ
ムの軸方向と前記クランパの長手方向とを平行して配置
してなることを、請求項3に係る本発明は、冊子の背面
部への糊塗布後に前記クランパを一時停止してなること
を特徴とする。
【0009】請求項4に係る本発明は、前記容器と隣接
する位置に前記ドラムと平行するスクレープローラを設
けてなることを、請求項4に係る本発明は、冊子の背面
部へ糊を塗布し前記スクレープローラ通過後に前記クラ
ンパを一時停止してなることを特徴とする。
【0010】本発明では、容器内の糊を付着して回転す
る糊付けドラムを駆動するモータと冊子を挟持して移動
するクランパを駆動するモータをそれぞれ別に設け、糊
付けドラムの周速度とクランパすなわち冊子の移動速度
との相対速度を任意に設定できるので、たとえば横糊の
付着が多い場合(冊子の移動速度よりも糊付けドラムの
周速が速すぎる場合に発生する。)には、糊付けドラム
の周速を一定としてクランパの移動速度を速く、逆に少
ない場合にはクランパの移動速度を遅くすることによ
り、紙質や厚みに応じた適切な糊付け状態、特に横糊の
適切な付着状態を得ることができる。
【0011】また、冊子の背面部に糊付けし、その糊付
けをスクレープローラで調整した直後にクランパを一時
停止すると、冊子の背面部の糊とスクレープローラとの
間で発生した糊の糸引部が固められ、クランパの再移動
によりその固められた糸引糊は除かれるので、糸引糊に
よる製本品質の低下を抑制することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に係る
冊子の背糊塗布装置について、図を参照して説明する。
図1は実施の形態に係る背糊塗布装置を用いた製本装置
の斜視図、図2は同使用状態を示す斜視図、図3および
図4は動作説明図で、図3は往路の背糊塗布状態、図4
は復路の背糊塗布状態を示す説明図、図5および図6は
スクレープローラを設置した場合の動作説明図で、図5
は側面図、図6は平面図である。
【0013】図1において、4はクランパ、5は製本背
貼部、6は糊容器、7は糊付けドラム、8はドラムの回
転駆動用のモータ、9はクランパ駆動モータ、10はね
じ軸、11はガイド棒、12は移動台である。クランパ
4は一対のクランプ板4a、板4bおよびクランプ板保
持枠4cとを有し、クランプ板保持枠4cは、モータ9
の回転により回転するねじ軸10に螺合し、ガイド棒1
1を挿通した移動台12に連結されている。糊付けドラ
ム8は糊容器6に設置され、糊容器6内に収納されたホ
ットメルト形の接着剤などの製本用の糊(図示なし)に
下部が浸され、上部は糊容器6から突出し、その回転軸
7aは歯車7bを介してモータ8に連結されている。
【0014】製本背貼部5は上下動可能の底板5aおよ
び底板5a上に互いに接近離間する一対のニップ板5b
を備え、一対のニップ板5b上にたとえば表紙を配置
し、糊付け後の冊子の背面に底板5aを上動させて表紙
を押し当てるとともに一対のニップ板5bで挟み付けて
表紙を貼り付ける。
【0015】冊子の背面部に糊を塗布するとき、たとえ
ば製本背貼部5の位置(原点位置)にクランパ4を位置
させて一対のクランプ板4a、4bとの間に冊子を挿入
して挟持し、モータ9を時計方向に回転駆動し、図2に
示すように冊子1を挟持したクランパ4を糊付けドラム
7上を通過させて停止する。モータ9を駆動するときモ
ータ8を回転駆動し、糊付けドラム7を時計方向に回転
させる。
【0016】クランパ4が糊付けドラム7上を通過する
とき、クランパ4に挟持した冊子1の背面部に糊付けド
ラム7の表面に付着した糊が塗布される。このときの塗
布動作を図3に示す。図3において、VA1は冊子1の
移動速度、VB1は糊付けドラム7の周速度であり、こ
の例では冊子1の移動速度VA1は糊付けドラム7の周
速度VB1よりも遅く設定されている。この設定により
冊子1の背面1aと移動方向に対して後端に横糊2aが
塗布される。
【0017】この横糊2aの塗布状態は糊付けドラム7
の周速度VB1と冊子1の移動速度VA1との相対速度
に依存し、たとえば糊付けドラム7の周速度VB1を一
定に設定し、冊子1の移動速度VA1を糊付けドラム7
の速度VB1以上に速く設定すると横糊2aの塗布はほ
とんどなく、また、冊子1の移動速度VA1を糊付けド
ラム7の速度VB1よりもより遅く設定すると横糊2a
が多くなる。
【0018】クランパ4を停止した後、モータ9を反時
計方向に回転駆動し、クランパ4をもとの原点位置に復
帰させるが、この復路で糊付けドラム7上を通過すると
き再度クランパ4に挟持した冊子1の背面部に糊付けド
ラム7の表面に付着した糊が塗布される。モータ9を反
時計方向に回転駆動するときモータ8も反転駆動して糊
付けドラム7を反時計方向に回転させる。
【0019】このときの塗布動作を図4に示す。図4に
おいて、VA2は冊子1の移動速度、VB2は糊付けド
ラム7の周速度であり、この例では往路の場合と同様に
冊子1の移動速度VA2は糊付けドラム7の周速度VB
2よりも遅く設定されている。この設定により冊子1の
背面1aと移動方向に対して後端に横糊2bが塗布され
る。この糊付けドラム7上の往復の通過により冊子1の
背面1aおよびその背面1aの近傍の両側の側面1bに
またがった糊付が完了し、クランパ4を原点位置に復帰
させ、必要に応じて表紙などを張り付けて製本を終了す
る。以上の動作を冊子ごとに繰り返す。
【0020】なお、図示していないが製本装置には各駆
動部を制御する制御装置が設けられており、モータ8お
よびモータ9の駆動制御はこの制御装置に設定すること
により行なう。この場合、モータ8およびモータ9の回
転速度はそれぞれ単独に任意に設定できるように構成し
ているが、モータ8又はモータ9のいずれか一方の回転
速度を一定にし、他方のモータの回転速度を任意に設定
できるように構成してもよい。このモータの回転速度の
設定により冊子1の背面部の横糊の糊塗布状態を変更す
ることができる。
【0021】ところで、背糊塗布装置では冊子の背面部
に塗布した糊の厚み等を整えるために図5および図6に
示すように、糊付けドラム7の近傍位置に糊付けドラム
7と平行してスクレープローラ13を配置する場合があ
る。この場合、冊子1の背面部が糊付けドラム7上を通
過し背面部に糊が塗布されて移動すると、冊子1の背面
部に塗布された糊とスクレープローラ13に付着してい
る糊との間で糊の糸引き2cが発生する場合がある。こ
の糊の糸引きをそのままにすると製本に悪影響、たとえ
ば表紙を汚したり必要でないところで張り付いたり製本
の品質を低下させる恐れがある。
【0022】この糊の糸引き2cを除くために、この実
施の形態では背面に糊を塗布した冊子1がスクレープロ
ーラ13を通過した直後一端クランパ4を停止し、つづ
いてクランパ4を移動させるようにしている。この停止
により糊の糸引き部2cは硬化し、クランパ4の再移動
によって硬化した糸引き部2cが効果的に低減すること
ができる。なお、スクレープローラ13を設けない場合
には糊付けドラム7を通過した直後一端クランパ4を停
止し、つづいてクランパ4を移動させるようにしてもよ
い。
【0023】以上の実施の形態では、クランパ4、製本
背貼部5、糊容器6および糊付けドラム7の長手方向を
クランパ4の移動方向に対してほぼ直角方向に並べて配
置し、クランパの移動距離を短く、かつ装置の小型化を
図っているが、これらの長手方向をクランパ4の移動方
向と同一の方向に配列するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば糊
付けドラムの周速度とクランパの移動速度との相対速度
を設定する簡単な操作によって適切な冊子の背面部の糊
付け状態を得ることができ、また、背面に糊を塗布した
後、冊子の移動を一時停止するようにした場合には、糊
の糸引きが低減されるので、クランパの移動距離を短く
し小型の糊付け装置で品質の高い製本を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る背糊塗布装置を用い
た製本装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る背糊塗布装置を用い
た製本装置の使用状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る背糊塗布装置の往路
における動作説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る背糊塗布装置の復路
における動作説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る背糊塗布装置にスク
レープローラを設置した場合の動作説明用側面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係る背糊塗布装置にスク
レープローラを設置した場合の動作説明用平面図であ
る。
【図7】背糊塗布状態の一例の説明図である。
【図8】背糊塗布状態の他の例の説明図である。
【図9】背糊塗布状態と表紙の貼り付けの関係を示す説
明図である。
【図10】背糊塗布状態と表紙の貼り付けの関係を示す
説明図である。
【図11】背糊塗布状態と表紙の貼り付けの関係を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 冊子 1a 冊子の背面 1b 冊子の背面近傍の側面 2 糊 2a、2b 横糊 3 表紙 4 クランパ 4a 固定クランプ板 4b 可動クランプ板 4c クランプ板保持枠 5 製本背貼部 6 糊容器 7 糊付けドラム 8 ドラムの回転駆動用のモータ 9 クランパ駆動モータ 10 ねじ軸 11 ガイド棒 12 移動台 13 スクレープローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製本用の糊を貯留する容器と前記容器内
    の糊を付着して回転する糊付けドラムと冊子を挟持して
    前記糊付けドラム上を往復通過するクランパとを備え、
    前記クランパの前記糊付けドラム上の通過により前記ク
    ランパに挟持した冊子の背面部に前記ドラムに付着した
    糊を塗布してなる冊子の背糊塗布装置において、前記糊
    付けドラムを回転駆動するモータと前記クランパを移動
    駆動するモータとをそれぞれ設けるとともに、前記糊付
    けドラムの周速度と前記クランパの通過速度との相対速
    度を任意に設定可能としてなることを特徴とする冊子の
    背糊塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記糊付けドラムの軸方向と前記クラン
    パの長手方向とを平行して配置してなる請求項1記載の
    冊子の背糊塗布装置。
  3. 【請求項3】 冊子の背面部への糊塗布後に前記クラン
    パを一時停止してなることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の冊子の背糊塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記容器と隣接する位置に前記糊付けド
    ラムと平行するスクレープローラを設けてなることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の冊子の背糊塗布装
    置。
  5. 【請求項5】 冊子の背面部へ糊を塗布し前記スクレー
    プローラ通過後に前記クランパを一時停止してなること
    を特徴とする請求項4に記載の冊子の背糊塗布装置。
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JP2009000967A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Horizon International Inc 表紙貼付機
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