JP2002126728A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JP2002126728A
JP2002126728A JP2000332181A JP2000332181A JP2002126728A JP 2002126728 A JP2002126728 A JP 2002126728A JP 2000332181 A JP2000332181 A JP 2000332181A JP 2000332181 A JP2000332181 A JP 2000332181A JP 2002126728 A JP2002126728 A JP 2002126728A
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JP
Japan
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water
purified
discharge port
pipe
cleaned
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Application number
JP2000332181A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Karatsu
義明 唐津
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】殺菌効果の低い浄水が通過する浄水送水管にお
ける菌の繁殖を防止できる浄水器を提供する。 【解決手段】流路切換弁を備えた本体部と、除塩素濾材
を備えたろ過部と、除塩素濾材によって浄化された水を
吐出口へ送水する浄水送水管とを有し、浄水送水管には
水抜き手段が設けられている浄水器とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄化された水が滞
留して雑菌が繁殖するのを防ぐ浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】浄水器においては、浄水器の使用を中断
すると、除塩素濾材から浄水出口までの浄水送水管内、
すなわち、塩素が除去された殺菌効果の低い水が通過す
る管内で水が滞留し、滞留したまま長期間放置すると菌
が繁殖しやすいといった問題がある。そのため、菌の繁
殖を抑えることを目的として、浄水送水管を抗菌効果の
ある物質を含む樹脂で形成したり、吐出口に抗菌材を塗
布しているものもあるが、それでも菌の繁殖を抑えるに
は十分ではなく、使用者は水を毎日10秒程度放流する
必要があり、使用上不便であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、殺菌効果の
低い浄水が通過する浄水送水管における菌の繁殖を防止
できる浄水器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明は、流路切換弁を備えた本体部と、除塩素濾材
を備えたろ過部と、除塩素濾材によって浄化された水を
吐出口へ送水する浄水送水管とを有し、浄水送水管には
水抜き手段が設けられている浄水器を特徴とするもので
ある。
【0005】ここで、水抜き手段は、空気導入口とその
空気導入口を閉鎖する弁体とを備えていることが好まし
い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、図面を参照して説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施態様を示す浄水器
の一部分解図、図2は、図1に示す浄水器における浄水
送水管のX−X断面概略図である。図3は、水が流れて
いるときの浄水送水管のX−X断面概略図である。図4
は、水が流れていないときの浄水送水管のX−X断面概
略図である。
【0008】図1に示す本発明の浄水器は、内部に切換
弁1を内蔵するとともに、切換弁1を操作するレバー5
を有する本体部2と、除塩素濾材などの濾材3を収納し
た濾過部4とから構成されており、水道蛇口(図示せ
ず)に対して蛇口取付部7を介して直結される。
【0009】本体部2と濾過部4とは、原水供給管と浄
水送水管6とで連通されており、原水は、本体部2から
原水供給管を通って濾材3に供給され、濾材3による浄
水が、浄水送水管6を通って本体部2の吐出口8から流
れ出るように構成されている。また、図示されていない
が、レバー5の操作により原水をそのまま吐出できるよ
う、原水吐出口も設けられている。
【0010】上記のような浄水器においては、浄水器の
使用を中断すると浄水器内に水が滞留した状態となる。
浄水送水管6や吐水口8付近は、除塩素濾材により浄化
された水、すなわち、殺菌能力の低い水が通過するとこ
ろであるが、水が長時間放置されると、吐出口8から空
気中に浮遊している雑菌が進入して滞留水中で繁殖し、
吐出口8や浄水送水管6が汚染されてしまう。そこで、
本発明の浄水器においては、浄水送水管6に水抜き手段
を設けることを特徴とする。
【0011】水抜き手段は、浄水送水管6に滞留する水
を排出できる構造であればいかなる構造のものでも構わ
ないが、図2に示すように、空気導入口9と、浄水送水
管6から空気導入口9とを連通する空気導入管12と、
その空気導入管12の中に設けた弁体10などから構成
し、浄水器使用中は水圧で弁体10が空気導入口9を閉
鎖し、浄水器を使用しない間は弁体が自重で下がって空
気導入口9を開口するようにすると、使用者が使用の度
に操作しなくても自動的に浄水送水管6から水を抜くこ
とができるので好ましい。また、空気導入口には、浄水
器使用中に水が空気導入口9から漏れないようにoリン
グなどのシール部材を設け、弁体10よりも上流側の空
気導入管9には、浄水器を使用していないときに空気が
通過し易いように、かつ、自重で下がる弁体10を支持
できる、メッシュなどの弁体受け部材11を設けること
が好ましい。そして、滞留浄水をさらに低減して雑菌の
繁殖を抑制するためには、水抜き手段を浄水送水管6の
最上流に設けることが好ましい。
【0012】濾材3としては、塩素を除去する活性炭や
亜硫酸カルシウムの他、水中に含まれる懸濁物質や細菌
類を濾過する中空糸膜を併設することが好ましい。
【0013】次に、上記の構成の浄水器における水の流
れについて説明する。
【0014】蛇口取付部7から流入した水道水(原水)
は、レバー5の操作により「浄水」を選択すると、濾材
3に送られて含有する塩素などが除去される。塩素など
が除去された浄水は、浄水送水管6を通って本体部2の
下部に設けた吐出口8から吐出される。このように「浄
水」を選択している間は、水抜き手段は、図3に示すよ
うに、弁体10が水圧で空気導入口9を押圧し閉鎖して
いる。
【0015】そして、レバー5を操作して切換弁を作動
させて「原水」を選択すると、蛇口取付部7から流入し
た水道水(原水)は、そのまま原水として本体部2の下
部に設けた原水吐出口(図示せず)から吐出される。こ
のとき、レバー5を操作して切換弁を作動することによ
り、ストレートまたはシャワーなど原水吐出形状を選択
できるように構成することも好ましい。このように「原
水」を選択しているとき、または、浄水器を使用してい
ない間は、図4に示すように、弁体10が自重で下がり
空気導入9を開口するので、空気導入口9から吐水口8
までの水が滞留せず排出される。なお、弁体10は、メ
ッシュなど通気性のある弁体受け部材11で保持されて
いる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る浄水器は、
流路切換弁を備えた本体部と、除塩素濾材を備えたろ過
部と、除塩素濾材によって浄化された水を吐出口へ送水
する浄水送水管とを有し、浄水送水管には水抜き手段が
設けられているので、塩素が除去された、殺菌効果の低
い水が通る浄水送水管や浄水吐出口での雑菌の繁殖を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す浄水器の一部分解図
である。
【図2】図1に示す浄水器の水が流れているときの浄水
送水管のX−X断面概略図である。
【図3】図1に示す浄水器の水が流れていないときの浄
水送水管のX−X断面概略図である。
【図4】水が滞留したときの弁体の位置を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1:切換弁 2:本体部 3:濾材 4:濾過部 5:レバー 6:浄水送水管 7:蛇口取付部 8:吐出口 9:空気導入口 10:弁体 11:弁体受け部材 12:空気導入管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流路切換弁を備えた本体部と、除塩素濾材
    を備えたろ過部と、除塩素濾材によって浄化された水を
    吐出口へ送水する浄水送水管とを有し、浄水送水管には
    水抜き手段が設けられていることを特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】水抜き手段が、空気導入口とその空気導入
    口を閉鎖する弁体とを有している、請求項 1に記載の
    浄水器。
JP2000332181A 2000-10-31 2000-10-31 浄水器 Pending JP2002126728A (ja)

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