JP3877846B2 - 浄水器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は浄水器に関し、特に、水道水を逆浸透膜により浄化する浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13はこの発明の背景となる従来の浄水器の図解図である。この従来の浄水器1は、濾過精度の異なる3つの濾過材を収納した浄水槽2,3,4を含む。3つの浄水槽2,3,4は、管路5によって直列に接続され、水道水を段階的に濾過するように構成されている。浄水槽2には、水道水に含まれた比較的粒子の大きい異物を除去するワインドフィルタ2aが設けられている。浄水槽3には、浄水槽2で濾過された水道水に含まれた塩素等を除去する活性炭フィルタ3aと、塩素等が除去された水道水を濾過する中空糸膜フィルタ3bとが設けられている。浄水槽4には、浄水槽3で濾過された水道水に含まれた微粒子をさらに濾過する逆浸透膜フィルタ4aが設けられている。この場合、浄水槽4で濾過された浄水は、貯水タンク6に貯えられ、それを使用するときには、送水ポンプ7を駆動させて貯水タンク6に貯えられた浄水が供給される。
【0003】
この浄水器1では、レバースイッチ(図示せず)が操作されると、マイクロスイッチ7aがオンとなり、制御回路8からの電気信号を受けて分岐管路5aに設けられた電磁弁Vが開弁し、浄水槽2,3により濾過された浄水が管路5および分岐管路5aを通って吐出パイプ9より吐出される。また、レバースイッチ7bが操作されると、制御回路8からの電気信号を受けて送水ポンプ7が起動し、浄水槽4で浄化され、貯水タンク6に貯えられた浄水が吐出パイプ9より吐出される。
すなわち、この浄水器1では、複数の濾過材間を直列に接続する管路5より分岐する分岐管路5aが設けられ、分岐管路5aには電磁弁Vが設けられているので、電磁弁Vより上流側に配置された浄水槽で濾過された浄水は、電磁弁Vの開閉によって、使用目的に合った浄化度の浄水を供給することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図13に示す従来の浄水器1では、中空糸膜フィルタ3bおよび逆浸透膜フィルタ4aで水道水を濾過する前に、活性炭フィルタ3aで水道水中の塩素を除去しなければならない。
つまり、従来の逆浸透膜を用いた浄水器では、逆浸透膜が水道水中の塩素性物質にさらされると、逆浸透膜が劣化するため、水道水を逆浸透膜で浄化する前に、一旦、水道水中に含まれる塩素性物質を除去する前処理がどうしても必要であった。したがって、このような従来の浄水器では、塩素性物質を除去する前処理なしには逆浸透膜フィルタ4aで水道水を濾過して、浄化度の高い浄水、所謂、純水を得ることができなかった。
【0005】
また、図13に示す従来の浄水器1では、活性炭フィルタ3aおよび中空糸膜フィルタ3bで浄化された浄水と、逆浸透膜フィルタ4aで浄化された浄水(純水)とを選択的に供給することができるが、その場合、電磁弁Vを開弁するか閉弁するかにより、前者の浄水と後者の純水のどちらか一方だけ選択して供給するものである。すなわち、この従来の浄水器1では、浄化度の違う浄水、つまり、浄化度の高い純水とそれよりも浄化度の低い浄水とを同時に供給することができない。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、塩素を除去する前処理を必要としないで水道水を浄化し、浄化度の高い純水を供給できる、浄水器を提供することである。また、この発明の他の目的は、浄化度の違う浄水を別個の取出口から同時に供給することができる、浄水器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、所定の圧力で供給される原水としての水道水を耐塩素性を有する逆浸透膜で浄化して純水とする第1の浄化モジュールと、第1の浄化モジュールで造られた純水を供給する手段と、原水を浄化して原水中の塩素を除去し、浄水とする第2の浄化モジュールと、第2の浄化モジュールで造られた浄水を供給する手段とを包含する、浄水器である。逆浸透膜は、三酢酸セルロースないし芳香族系ポリアミドで形成されるとよい。上述の浄水器において、原水を第1の浄化モジュールおよび第2の浄化モジュールの双方へ供給するか、あるいは、原水を第2の浄化モジュールにだけ供給するか、原水の流れの方向を選択的に制御する手段をさらに包含するとよい。また、第1の浄化モジュールで造られる純水および第2の浄化モジュールで造られる浄水の内、少なくとも純水に滅菌処理を施す滅菌モジュールをさらに包含するとよい。さらに、第1の浄化モジュールで造られた純水を貯水する貯水モジュールと、貯水モジュールで貯えられた純水を滅菌モジュールに供給する手段をさらに包含するとよい。また、第2の浄化モジュールで造られた浄水を滅菌モジュールに供給する手段をさらに包含するとよい。さらに、第2の浄化モジュールで造られた浄水を滅菌モジュールへ供給するか、あるいは、別途、配設される供給口へ供給するか、第2のモジュールで造られた浄水を選択的に供給する手段をさらに包含するとよい。逆浸透膜は、三酢酸セルロースないし芳香族系ポリアミドで形成されるとよい。
【0009】
【作用】
第1の浄化モジュールは、耐塩素性を有する逆浸透膜で、所定の圧力で供給された原水としての水道水を浄化して浄化度の高い純水を造る。第2の浄化モジュールは、水道水を浄化し、水道水中に含まれる塩素を除去する。逆浸透膜は、耐塩素性を有する膜材料で形成されているため、この逆浸透膜で塩素が含まれている原水を直接浄化しても、逆浸透膜が原水中に含まれる塩素に侵されることがない。そのため、逆浸透膜の劣化が防止される。したがって、この浄水器では、たとえば図13に示す従来の浄水器のように、水道水中の塩素を除去する前処理の必要がない。
原水の流れの方向を選択的に制御する手段は、原水を第1の浄化モジュールおよび第2の浄化モジュールの双方へ供給するのか、あるいは、水道水を第2の浄化モジュールにだけ供給するのかを選択的に制御する。
【0010】
貯水モジュールは、第1の浄化モジュールで浄化された浄化度の高い純水を貯える。滅菌モジュールは、少なくとも、第1の浄化モジュールで得られた純水を滅菌する。
第2の浄化モジュールで浄化された浄水は、その供給を選択的に制御する手段によって、滅菌モジュールへ供給されるか、あるいは、別途、配設される供給口へ供給される。
なお、逆浸透膜の膜材料は、三酢酸セルロースおよび芳香族系ポリアミドで形成されているとよい。
【0011】
【発明の効果】
この発明によれば、耐塩素性を有する逆浸透膜により塩素を含む原水としての水道水を直接浄化することができるので、塩素を除去する前処理を必要としないで、浄化度の高い純水を供給することができる、浄水器が得られる。
この場合、第1の浄化モジュールで浄化度の高い純水が得られ、第2の浄化モジュールで原水中に含まれる塩素性物質が除去された浄水が得られる。また、この発明によれば、原水の流れの方向を選択的に制御する手段および第2の浄化モジュールで造られた浄水の流れの方向を選択的に制御する手段によって、第1の浄化モジュールおよび第2の浄化モジュールの双方へ原水を供給することができる。さらに、この発明によれば、第2の浄化モジュールで浄化された浄水を、別途、配設された供給口にだけ供給するように制御することができる。そのため、この発明にかかる浄水器によれば、浄化度の違う浄水、この場合、第1の浄化モジュールで得られる純水と、第2の浄化モジュールで得られる浄水とを別個の供給口から同時に供給することができる。
【0012】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
【実施例】
図1はこの発明の一実施例を示す斜視図であり、図2はその分解斜視図である。図3は図1および図2に示す浄水器の背面側を示す斜視図である。また、図4は図1,図2および図3に示す浄水器の構成および給排水フローを示す図解図である。
この浄水器10は、概略的に言えば、主として、水道水等の塩素性物質を含む原水を浄化して純度の高い浄水(本実施例では、以下、特に、「純水」という。)を得るための第1の浄化モジュール12と、第1の浄化モジュール12で得られる純水を貯水する貯水モジュール14と、水道水等の塩素性物質を含んだ原水を浄化して塩素性物質が除去された浄水(本実施例では、以下、単に、「浄水」という。)を得るための第2の浄化モジュール16と、第1の浄化モジュール12で得られた純水ないし第2の浄化モジュール16で得られた浄水を給水する前に滅菌する滅菌モジュール18と、第1の浄化モジュール12ないし第2の浄化モジュール16に水道水等の塩素性物質を含む原水を供給するための原水供給部20と、滅菌モジュール18で滅菌処理された「純水」ないし「浄水」のいずれかを給水する給水自在ノズル22と、第2の浄化モジュール16で得られた浄水を別途、単独で供給するための供給口24とを具備するものである。
【0014】
すなわち、この浄水器10は、たとえば図2に示すように、矩形箱状の台座26を含む。台座26の上面には、その正面側に、たとえば平面視円形の3つの凹み部26a,26b,26cが間隔を隔てて形成される。凹み部26aには、たとえば円筒状の容器からなる第1の浄化モジュール12が起立した状態で形成される。同様に、凹み部26bには第2の浄化モジュール16が、凹み部26cには滅菌モジュール18が、それぞれ形成される。3つのモジュール12,16,18は、それぞれ、その軸方向の底面部が、たとえばボルト等の固着手段28で、台座26に固着される。
【0015】
一方、台座26の背面下部には、第1の浄化モジュール12ないし第2の浄化モジュール16に水道水等の原水を供給するための原水供給部20が形成される。この原水供給部20には、隔壁ユニオン21a,エルボ21bなどの管継手21が適宜装着される。エルボ21bは、ホースあるいは管等の配管を介して、たとえば水道管の蛇口と接続され、隔壁ユニオン21aは管40と接続される。
なお、供給される原水の圧力が1.0(Kg/cm2)よりも小さい場合、第1浄化モジュール12内の逆浸透膜は正常に機能しないため、原水供給部20に供給される水道水等の原水の供給水圧は、1.0〜5.0(Kg/cm2)の圧力範囲に設定される。
【0016】
また、台座26の上面には、3つのモジュール12,16,18の背面側に、貯水モジュール14が形成される。貯水モジュール14は、たとえば角筒状の本体タンク30aと上蓋30bとで形成される。本体タンク30aには、本体タンク30a内に貯えられる純水の貯水量を制御するフロートスイッチ32およびオーバーフローパイプ34が配設されている。
【0017】
さらに、台座26には、本体タンク30a内に貯水される純水を滅菌モジュール18へ供給するホンプ36(図4参照)が内蔵される。本体タンク30aの上蓋30bには、滅菌モジュール18で滅菌された純水ないし浄水を給水するための給水自在ノズル22が取り付けられる。この場合、本体タンク30aの上蓋30bは孔30cを有し、その孔30cを通して、給水自在ノズル22が滅菌モジュール18の上面に設けられたノズルニップル38に取り付けられる。
【0018】
次に、この浄水器10の各モジュールの構成および給排水経路における各部材の作用について、特に、たとえば図4と図1,図2,図3とを参照しながら説明する。
第1の浄化モジュール12には、耐塩素性を有する多数の中空糸型逆浸透膜が内蔵されている。この実施例の逆浸透膜は、0.00005μほどの微細孔によって形成される。また、逆浸透膜の膜素材としては、殺菌剤として幅広く使用されている塩素に対して優れた耐性を持つ、たとえば三酢酸セルロースおよび芳香族系ポリアミドなどが用いられている。
したがって、この第1の浄化モジュール12は、塩素処理した水道水等の原水でも、直接、耐塩素性を有する逆浸透膜で原水を浄化することができ、塩素化合物、有機物、無機物、菌類、ウイルスに至まで、原水に含まれる成分を高度に分離、除去し、極めて浄化度の高い浄水、所謂、純水を精製することができる。
【0019】
また、第2の浄化モジュール16には、抗菌活性炭フィルタが内蔵されている。この抗菌活性炭フィルタは、塩素やトリハロメタン等の塩素化合物やかび臭などを除去し、ミルラル分を残したおいしい、浄水、所謂ミネラル水を造るものである。しかも、この抗菌活性炭は、銀の微粉を活性炭に介在させ、銀の細菌繁栄を防止する作用を有するので、活性炭内での菌の繁殖を抑制することができる。
【0020】
第1の浄化モジュール12と原水供給部20とは、管40によって接続される。この場合、第1の浄化モジュール12の底面部には、図4に示すように、給水口12aおよび排水口12bが形成される。給水口12aには管継手42aが取着され、排水口12bには管継手42bが取着される。そして、原水供給部20の管継手21と第1の浄化モジュール12の管継手42aとの間に、管40が接続される。
【0021】
また、管40の経路途中には、供給される原水の流れの方向を制御する弁として、たとえば2つのポート44a,44bを有する電磁弁44が配設される。電磁弁44の一方のポート44aには、たとえばT型管継手46が取着され、電磁弁44の他方のポート44bには、たとえばエルボなどの管継手48が取着される。
【0022】
さらに、第1の浄化モジュール12の管継手42bには、第1の浄化モジュール12で分離、除去された原水の不純物(ドレン水)を排出するためのドレンチューブ50が接続される。ドレンチューブ50の経路途中には、流量を調整する弁として、たとえばスロットルバルブ52が配設される。すなわち、このスロットルバルブ52は、第1の浄化モジュール12内の逆浸透膜に加わる圧力を調整するための圧力調整弁としての機能を有するものである。
【0023】
この浄水器10では、手動によりスロットルバルブ52のニードルを緩めてドレンチューブ50からのドレン水の流量を多くすることによって、第1の浄化モジュール12内の逆浸透膜を洗浄(フラッシング)することができる。なお、第1の浄化モジュール12内の逆浸透膜の洗浄作業が終わった後は、スロットルバルブ52のニードルを締めて、ドレンチューブ50からのドレン水の排水量が1分間に約180ミリリットル程度になるように調整する。
【0024】
この第1の浄化モジュール12は、管54によって、第1の浄化モジュール12で造られた純水を貯えるための貯水モジュール14と接続される。この場合、第1の浄化モジュール12はその本体タンク30aの胴部に出水口56を有し、出水口56には管継手58が設けられる。そして、本体タンク30aの胴部を貫通して、管54が貯水モジュール14と接続される。
【0025】
貯水モジュール14は、その底部に出水口60を有する。この出水口60には、貯水モジュール14と滅菌モジュール18とを接続する管62が接続される。この場合、滅菌モジュール18は、その底面部に、貯水モジュール14から送水されてくる純水が入水される第1の入水口18aを有し、第1の入水口18aには、管継手64が設けられる。管62は、貯水モジュール14の出水口60および滅菌モジュール18の管継手64間に接続される。なお、貯水モジュール14に設けられたオーバーフローパイプ34には、管継手66を介して、ドレンチューブ68が接続されている。
【0026】
貯水モジュール14から滅菌モジュール18に送水された純水は、滅菌処理され、給水自在ノズル22から適宜給水される。この実施例の浄水器10では、滅菌モジュール18内にたとえば流線型紫外線灯(図示せず)が内蔵されていて、流線型紫外線灯によって、滅菌モジュール18内に送水される純水ないし浄水に滅菌処理が施される。
【0027】
また、管62の経路には、貯水モジュール14に貯えた純水を後述の滅菌モジュール18の給水自在ノズルへ送水するためのポンプ36が配設される。また、ポンプ36の下流側には、チェックバルブ70が配設される。このチェックバルブ70は、滅菌モジュール18から、滅菌された純水が逆流するのを防止するためのものである。
【0028】
一方、原水供給部20および第1の浄化モジュール12間に接続される管40の経路中には、電磁弁44の上流側に向くポート44aに、T型管継手46が取着されているため、原水供給部20から送水されてくる原水は、その流れの方向が分岐される。すなわち、この実施例では、電磁弁44およびT型管継手46の協働作用により、管40の経路途中で、原水の流れの方向が2方向に選択的に制御される。この場合、電磁弁44が開弁されると、原水は、T型管継手46,電磁弁44および管継手48を通って、第1の浄化モジュール12および第2の浄化モジュール16へと送水されていく。また、電磁弁44が閉弁されると、原水は、T型管継手46を通って、第2の浄化モジュール16ヘと送水されていく。
【0029】
特に、電磁弁44およびT型管継手46の協働作用により、原水の流れの方向が切り換えられると、原水は、管72を通って第2の浄化モジュール16へ送水される。一方、第2の浄化モジュール16は、その底面部に入水口16aを有し、入水口16aには、管継手74aが設けられる。管72は、T型管継手46および管継手74a間に接続される。
【0030】
また、第2の浄化モジュール16の底面部には、第2の浄化モジュール16で塩素性物質が除去され浄化された浄水を出水する出水口16bが設けられる。この出水口16bには管継手74aが取着され、管継手74aには、管76が接続される。管76は、第2の浄化モジュール16で得られた浄水を別途、単独で供給するための供給口24と接続される。
【0031】
さらに、管76の経路途中には、たとえばユニオンティー型管継手78が設けられる。ユニオンティー型管継手78により、第2の浄化モジュール16から出水される浄水の流れの方向が、滅菌モジュール18へと送水される方向と、供給口24へと送水する方向とに分岐される。
ユニオンティー型管継手78は、管84を介して、滅菌モジュール18と接続される。この場合、滅菌モジュール18の底面部には、第2の浄化モジュール16から出水された浄水が入水される第2の入水口18bが設けられている。第2の入水口18bには管継手82が取着され、ユニオンティー型管継手78および管継手82間に管84が接続される。また、管84の経路途中には、ユニオンティー型管継手78の下流側に、流路の開閉機能を有する手段として、たとえばボールバルブ80などの弁が配設される。このボールバルブ80は、そのつまみが浄水器10の正面側に露出するように配設される。
【0032】
この実施例では、ユニオンティー型管継手78とボールバルブ80とが協働して、第2の浄化モジュール16から出水される浄水の流れの方向を選択的に制御している。すなわち、ボールバルブ80は、この浄水器10において、純水および浄水を選択的に給水自在ノズル22から供給するときの切替えバルブとしての機能を有するものである。
【0033】
ボールバルブ80を閉弁すると、第2の浄化モジュール16から出水される浄水は、ユニオンティー型管継手78を介して管76を通り、浄水を別途、単独で供給するための供給口24へと供給される。この場合、供給口24には、たとえばコック86などの流路の開閉機能を有する弁が配設されている。
コック86が取着された供給口24には、適宜、管路88が接続され、所望する位置に浄水(ミネラル水)専用の先止水栓90などが設けられる。したがって、第2の浄化モジュール16から出水される浄水は、コック86の開閉操作により、浄水器10から離れた場所で、別途、自在に供給することが可能となる。
なお、別個に浄水(ミネラル水)専用の先止水栓90を設ける必要がない場合、供給口24には、適宜、先止プラグ等が装着される。
【0034】
また、コック86ないし先止水栓90を閉弁すると共にボールバルブ80を開弁すると、第2の浄化モジュール16から出水される浄水は、管76および管84を通って、滅菌モジュール18へと送水される。滅菌モジュール18に送水された純水は、滅菌モジュール18内で流線型紫外線灯により紫外線が照射されて滅菌処理された後、給水自在ノズル22から適宜給水される。
なお、コック86を開弁し、かつ、ボールバルブ80を開弁すると、第2の浄化モジュール16から出水される浄水は、管76およびユニオンティー型管継手78を介して、滅菌モジュール18および供給口24の両方に送水される。
【0035】
この浄水器10には、たとえば図3に示すように、たとえばAC,DCアダプター電源98が接続される。この場合、アダプター電源98のプラグコード98aが浄水器10の背面側のDC−INジャック96に接続され、コンセント98b側が外部電源としてのたとえば家庭用電源AC100VC用(図示せず)に差し込まれる。
【0036】
次に、この浄水器10の作動状況および給排水のフローについて、特に、たとえば図1,図2および図4を参照しながら説明する。
まず、浄水器10の正面側の電源スイッチ92が入れられると電源ランプ100,LEDランプ102が点灯する。この場合、電磁弁44が作動し、電磁弁44が開弁される。また、ボールバルブ80およびコック86は、予め、閉弁されている。したがって、原水供給部20から供給されてくる水道水等の塩素性物質を含む原水(以下、この実施例では水道水という。)は、管40を通って、第1の浄化モジュール12へと送水される。第1の浄化モジュール12では、耐塩素性を有する逆浸透膜で水道水が浄化され、浄化度の高い純水が造られる。LEDランプ102の点灯は、第1の浄化モジュール12で純水が製造されていることを示すものである。そして、第1の浄化モジュール12で造られた純水は、管54を介して、貯水モジュール14に送水され、貯えられる。
【0037】
貯水モジュール14内に純水が満水状態となると、浄水器10の正面側のLEDランプ102が消灯されるので、このとき、浄水器10の正面側の給水スイッチ94をONにする。給水スイッチ94がONになると、給水ランプ104が点灯し、電磁弁44が閉弁状態となり、ポンプ36が作動する。そのため、第1の浄化モジュール12への水道水の送水が遮断され、貯水モジュール14に貯えられ純水がポンプ36によって、滅菌モジュール18へと送水される。そして、滅菌モジュール18内で滅菌され、給水自在ノズル22から純水が、適宜、供給される。
【0038】
一方、浄水器10正面のボールバルブ80が開弁状態となると、第2の浄化モジュール16で造られた浄水は、滅菌モジュール18へと送水される。そして、浄水は、滅菌モジュール18内で滅菌され、給水自在ノズル22から適宜供給される。
【0039】
また、この浄水器10では、ボールバルブ80を閉弁した状態で、コック86を開くと、給水自在ノズル22から純水を供給すると同時に、先止水栓90を開くことにより、第2の浄化モジュール16で造られた浄水を適宜、浄水器10から離れた所望の場所でも供給することができる。
【0040】
なお、上述の実施例の浄水器10では、塩素を含む水道水を直接、耐塩素生を有する逆浸透膜で浄化することができるため、第1の浄化モジュール12,貯水モジュール14およびそれらを接続する配管等で、純水だけを製造する浄水器を構成することも可能となる。
【0041】
図5(A)はこの発明の他の実施例を示す図であって、図5(A)はその平面図であり、図5(B)はその正面図であり、図6(A)はその右側面図であり、図6(B)はその背面図である。また、図7は図5および図6に示す浄水器の正面側を示す斜視図であり、図8は図5,図6および図7に示す浄水器の背面側を示す斜視図であり、図9は図5,図6,図7および図8に示す浄水器の本体とスイッチボックスとの接続関係を示す図解図である。さらに、図10は図5,図6,図7,図8および図9に示す浄水器の構成および給排水フローを示す図解図であり、図11は図5,図6,図7,図8,図9および図10に示す浄水器の電気回路を示す図解図である。
【0042】
図5〜図11に示す実施例の浄水器10は、図1〜図4に示した先の実施例の浄水器10と比べて、主として、以下に示す3つの付加価値を具備するものである。
(1)図1〜図4に示す実施例の浄水器10では、第1の浄化モジュール12内の逆浸透膜の洗浄をする場合、逆浸透膜の圧力を調整するスロットルバルブ52(圧力調整弁)を手動によりゆるめて、第1の浄化モジュール12からのドレン水、つまり、第1の浄化モジュール12で逆浸透膜により分離された濃縮水の流量を調整していたが、図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、電磁弁114を含むバイパス流路113を付設することにより、逆浸透膜の洗浄を自動的に行っている。また、図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、予め、スロットルバルブ52(圧力調整弁)の調整を行ってあるので、基本的には浄水器10の使用者側で圧力調整をする必要がない。
【0043】
(2)図1〜図4に示す実施例の浄水器10では、ボールバルブ80を手動で切り替えることにより、純水ないし浄水の給水を選択的に行っていたが、図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、図4に示す先の実施例の給排水フローにおけるユニオンティー型管継手78およびボールバルブ80に換えて、電磁弁120を構成することにより、純水ないし浄水の給水の切替えを自動的に行っている。
【0044】
(3)図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、浄水器10と純水ないし浄水(ミネラル水)の取出口である給水自在ノズル22とを離れた場所に別個に配設することによって、たとえば家庭で浄水器10を使用する場合に、浄水器10の設置スペースの有効利用を図ることができる。この場合、浄水器10は、たとえば図12に示すように、流し台200の下側に配置され、純水ないし浄水を適宜供給する水栓器具134および浄水器10を作動させるためのスイッチボックス150が流し台200の上側に配置されている。
【0045】
そこで、この発明にかかる他の実施例である図5〜図11に示す浄水器10について、特に、図1〜図4に示す先の実施例の浄水器10との構成の違いを中心に具体的に説明する。
図1〜図4に示す実施例の浄水器10では、原水供給部20が隔壁ユニオン21a,エルボ21bなどを接続した管継手21により構成されたが、図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、原水供給部20がストレート型管継手106およびレデューサ108などを接続した管継手109により構成されている。ストレート型管継手106は、ホース(図示せず)および配管(図示せず)等を介して、たとえば水道管の蛇口(先止水栓)に接続され、レデューサ108は、管40と接続される。
【0046】
図1〜図4に示す実施例の浄水器10では、滅菌モジュール18で滅菌された純水ないし浄水(ミネラル水)を取り出すための取出口としての機能を有する給水自在ノズル22が滅菌モジュール18に直接接続されているため、給水自在ノズル22の長さの範囲内でしか、つまり、浄水器10の近傍にしか純水ないし浄水(ミネラル水)を給水することができなかった。それに対して、図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、滅菌モジュール18で滅菌された純水ないし浄水(ミネラル水)が浄水器10から離れた場所に別個に配設された水栓器具134により給水することができる。
【0047】
水栓器具134は、たとえばT型管継手136およびコック138を有する器具本体140を含む。器具本体140には、その直線軸の一方に蛇口142が設けられ、その他方にねじ部を有する接続軸部144が設けられている。接続軸部144の下端には、その軸方向の両端にニップルなどの接続金具132a,132bが設けられたフレキシブルパイプ132が接続される。さらに、フレキシブルパイプ132の下端には、ストレート型管継手130を介して、ナイロンチューブ等の管128が接続される。管128は、モジュール18の上面に設けられたノズルニップル38に接続される。
【0048】
図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、ドレンチューブ50の経路において、スロットルバルブ52(圧力調整弁)の上流側および下流側に、ユニオンワイ型管継手110および112が配設される。一方のユニオンワイ型管継手110は、二股に分岐した2つのポート110a,110bが上流側に向いて配置され、他方のユニオンワイ型管継手112は、二股に分岐した2つのポート112a,112bが下流側に向いて配置される。ドレンチューブ50は、ユニオンワイ型管継手110の二股に分岐する一方のポート110a、スロットルバルブ52およびユニオンワイ型管継手112の二股に分岐する一方のポート112aを通るように接続される。
【0049】
さらに、両方のユニオンワイ型管継手110および112の二股に分岐する他方のポート110bおよび112b間には、別のバイパス流路113が付設されている。バイパス流路113には、たとえば2つのポート114a,114bを有する電磁弁114が配設される。電磁弁114の一方のポート114aには、ストレート型管継手116が接続され、同様に、他方のポート114bにも、ストレート型管継手118が接続される。この場合、ユニオンワイ型管継手110のポート110bとストレート型管継手116とが接続され、ユニオンワイ型管継手112のポート112bとストレート型管継手118とが接続される。
【0050】
図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、電磁弁120を介して、第2の浄化モジュール16と滅菌モジュール18とが接続される。電磁弁120は、たとえば2つのポート120aおよび120bを有し、それらのポート120aおよび120bには、それぞれ、ストレート型管継手122および124が接続される。ストレート型管継手122と第2の浄化モジュール16の出水口16bに設けられた管継手74bとの間に管76が接続され、ストレート型管継手124と滅菌モジュール18の入水口18bに設けられた管継手82との間に管84が接続される。
【0051】
図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、逆浸透膜の洗浄(フラッシング)、純粋ないし浄水(ミネラル水)の選択的給水を制御手段としてのスイッチボックス150により、ワンタッチで自動的に作動,制御することが可能となる。スイッチボックス150は、第1の浄化モジュール12を作動・制御するための純水供給スイッチ152と、第2の浄化モジュール16を作動・制御するための浄水供給スイッチ154と、第1の浄化モジュール12内の逆浸透膜の洗浄を作動・制御するための洗浄スイッチ156とを含む。
【0052】
また、純水供給スイッチ152および浄水供給スイッチ154には、それぞれ、発光ダイオード152aおよび154aが内蔵されているため、電流が印加されると、発光ダイオード152aおよび154aがそれぞれ発光し、純水供給スイッチ152および浄水供給スイッチ154自体がそれぞれ点灯する。この実施例では、純水供給スイッチ152および浄水供給スイッチ154が押されてONの状態になると、それぞれ、橙色および緑色に点灯し、それらのスイッチ152および154がさらにもう一度押されるてOFFの状態になると、発光ダイオード152aおよび154aの発光が停止するようになっている。
【0053】
スイッチボックス150の裏面には、その軸方向の上下端にねじ部を有する軸で形成されたスペーサ158が設けられる。スペーサ158の下端には、その先端に接続コネクタ162を有する接続ケーブル160が設けられる。この接続ケーブル160の接続コネクタ162は、浄水器10本体側下部から延び設けられる接続ケーブル166の接続コネクタ164と接続される。
スイッチボックス150は、図12に示すように、浄水器10とは離れた場所に別個に、たとえば流し台200の上側に適宜設置される。
【0054】
次に、図5〜図11に示す浄水器10の作動状況および給排水のフローについて、主として、図10および図11などを参照しながら、特に、図1〜図4に示す先の実施例の浄水器10と比較して説明する。
図5〜図11に示す浄水器10では、浄水器10の正面側の電源スイッチ92が入れられるとLED1が発光し、電源ランプ(緑色)L1が点灯する。このとき、貯水モジュール14内は満水状態ではないため、フロートスイッチ(FLTSW)32はON状態となっている。つまり、リレーRLのコイルに電流が流れ、リレーRLが励磁されるので、可動接点が吸引され接点NCがONとなる。そのため、電磁弁44が作動し、電磁弁44が開弁される。
【0055】
したがって、原水供給部20から供給されてくる塩素性物質を含む原水、この実施例では水道水は、管40を通って、第1の浄化モジュール12へと送水される。第1の浄化モジュール12では、耐塩素性を有する逆浸透膜で水道水が浄化され、浄化度の高い純水が造られる。そして、第1の浄化モジュール12で造られた純水は、管54を介して貯水モジュール14に送水されて貯えられる。
【0056】
貯水モジュール14内に純水が満水状態となると、フロートスイッチ(FLTSW)32はON状態となり、リレーRLのコイルに流れていた電流が切られて、リレーRLが消磁される。そのため、電磁弁44が停止し閉弁状態となり、第1の浄化モジュール12への水道水の送水が遮断される。このとき、満水ランプL2が点灯し、貯水モジュール14内に純水が満水状態になったことを示す。
【0057】
そこで、スイッチボックス150の純水供給スイッチ152を押すと、発光ダイオード152aが発光し、純水供給スイッチ152自体が点灯するとともに、ポンプ36が作動する。ポンプ36の作動によって、貯水モジュール14に貯えられ純水が管62を通って滅菌モジュール18へと送水される。送水された純水は、滅菌モジュール18内で滅菌された後、管128を介して水栓器具134に送水され、水栓器具134のコック138を開くことにより、適宜供給される。そして、純水の供給を停止したい場合は、もう一度、純水供給スイッチ152を押せばよく、このとき、発光ダイオード152aの発光が停止する。
【0058】
また、図5〜図11に示す浄水器10では、スイッチボックス150の浄水供給スイッチ154を押すと、発光ダイオード154aが発光して浄水供給スイッチ154自体が点灯するとともに、電磁弁120が作動する。したがって、第2の浄化モジュール16で造られた浄水は、管76、電磁弁120および管84を通って、滅菌モジュール18へと送水される。送水された浄水は、滅菌モジュール18内で滅菌された後、管128を介して水栓器具134に送水され、水栓器具134のコック138を開くことにより、適宜供給される。
【0059】
なお、図5〜図11に示す浄水器10でも、図1〜図4に示す先の実施例と同様に、滅菌モジュール18内において、たとえば流水型紫外線灯148により、純水ないし浄水が滅菌される。すなわち、スイッチボックス150の純水供給スイッチ152ないし浄水供給スイッチ154が押されてON状態になると、UV基盤146に電流が印加され、流水型紫外線灯148が点灯し、滅菌モジュール18に送水される純水ないし浄水を滅菌する。
さらに、図5〜図11に示す実施例の浄水器10では、滅菌モジュール18内での滅菌処理がされている間、浄水器10の正面側の紫外線検知ランプL3が点灯し、流水型紫外線灯148の作動を確認することができる。
【0060】
また、図5〜図11に示す浄水器10では、電源スイッチ92がONの状態で、スイッチボックス150の洗浄スイッチ156を押している間、洗浄スイッチ156がON状態となり、電磁弁114が作動する。この場合、電源スイッチ92がONの状態なので、電磁弁44は作動している。そのため、原水供給部20から供給されてくる水道水は、電磁弁44の作動により第1の浄化モジュール12へと送水され、電磁弁114の作動によってドレンチューブ50、ユニオンワイ型管継手110、バイパス流路113、電磁弁114、バイパス流路113、ユニオンワイ型管継手112およびドレンチューブ50を順に通って排水される。そのため、第1の浄化モジュール12に内蔵された逆浸透膜をワンタッチで自動的に洗浄することができる。そして、洗浄スイッチ156から指を離して、洗浄スイッチ156をOFF状態にすると、電磁弁114の作動が停止し、洗浄が終了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】図1および図2に示す浄水器の背面側を示す斜視図である。
【図4】この発明の一実施例の浄水器の構成および給排水フローを示す図解図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す図であって、図5(A)はその平面図であり、図5(B)はその正面図である。
【図6】図6(A)は図5に示す浄水器の右側面図であり、図6(B)はその背面図である。
【図7】図5および図6に示す浄水器の正面側を示す斜視図である。
【図8】図5,図6および図7に示す浄水器の背面側を示す斜視図である。
【図9】図5,図6,図7および図8に示す浄水器の本体とスイッチボックスとの接続関係を示す図解図である。
【図10】図5,図6,図7,図8および図9に示す浄水器の構成および給排水フローを示す図解図である。
【図11】図5,図6,図7,図8,図9および図10に示す浄水器の電気回路を示す図解図である。
【図12】図5,図6,図7,図8,図9,図10および図11に示す浄水器の使用方法の一例を示す斜視図である。
【図13】この発明の背景となる従来の浄水器の一例を示す図解図である。
【符号の説明】
10 浄水器
12 第1の浄化モジュール
12a 給水口
12b 排水口
14 貯水モジュール
16 第2の浄化モジュール
16a 入水口
16b 出水口
18 滅菌モジュール
18a 第1の入水口
18b 第2の入水口
20 原水供給部
21 管継手
22 給水自在ノズル
24 第2の浄化モジュールで造られた浄水を別途供給する供給口
26 台座
26a,26b,26c 凹み部
28 固着手段
30a 本体タンク
30b 上蓋
30c 孔
32 フロートスイッチ
34 オーバーフローパイプ
36 ポンプ
38 ノズルニップル
40,54,62,72,76,84 管
42a,42b,64,66,74a,74b,82 管継手
44 電磁弁
46 T型管継手
50,68 ドレンチューブ
52 スロットルバルブ
56,60 出水口
70 チェックバルブ
78 ユニオンティー型管継手
80 ボールバルブ
86 コック
88 管路
90 先止水栓
92 電源スイッチ
94 給水スイッチ
96 DC−INジャック
98 AC,DCアダプター電源
100 電源ランプ
102 LEDランプ
104 給水ランプ
106,116,118,130 ストレート型管継手
108 レデューサ
110,112 ユニオンワイ型管継手
113 バイパス流路
114,120 電磁弁
126 管継手
128 流路
134 水栓器具
150 スイッチボックス
152 純水供給スイッチ
154 浄水供給スイッチ
156 洗浄スイッチ

Claims (7)

  1. 所定の圧力で供給される原水としての水道水を耐塩素性を有する逆浸透膜で浄化して純水とする第1の浄化モジュール、
    前記第1の浄化モジュールから前記純水を供給する手段、
    前記原水を浄化して前記原水中の塩素を除去し、浄水とする第2の浄化モジュール、および
    前記第2の浄化モジュールから前記浄水を供給する手段を包含する、浄水器。
  2. 前記原水を前記第1の浄化モジュールおよび前記第2の浄化モジュールの双方へ供給するか、あるいは、前記原水を前記第2の浄化モジュールにだけ供給するか、前記原水の流れの方向を選択的に制御する手段をさらに包含する、請求項に記載の浄水器。
  3. 前記純水および前記浄水の内の少なくとも前記純水に滅菌処理を施す滅菌モジュールをさらに包含する、請求項または請求項に記載の浄水器。
  4. 前記純水を貯水する貯水モジュール、および前記貯水モジュールで貯えられた前記純水を前記滅菌モジュールに供給する手段をさらに包含する、請求項に記載の浄水器。
  5. 前記第2の浄化モジュールで造られた前記浄水を前記滅菌モジュールに供給する手段をさらに包含する、請求項に記載の浄水器。
  6. 前記第2の浄化モジュールから供給される前記浄水を前記滅菌モジュールへ供給するか、あるいは、別途、配設される供給口へ供給するか、前記浄水を選択的に供給する手段をさらに包含する、請求項に記載の浄水器。
  7. 前記逆浸透膜は、三酢酸セルロースないし芳香族系ポリアミドで形成される、請求項1ないし請求項に記載の浄水器。
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