JPH11104626A - 浄水装置 - Google Patents

浄水装置

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Publication number
JPH11104626A
JPH11104626A JP29151897A JP29151897A JPH11104626A JP H11104626 A JPH11104626 A JP H11104626A JP 29151897 A JP29151897 A JP 29151897A JP 29151897 A JP29151897 A JP 29151897A JP H11104626 A JPH11104626 A JP H11104626A
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JP
Japan
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water
filter
inlet
purification unit
outer cylinder
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Application number
JP29151897A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Hosoda
幸宏 細田
Kanji Inoue
完治 井上
Koichi Negishi
公一 根岸
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は水道水を対象とする浄水装置に関する
ものである。 【解決手段】上水道蛇口に装着され、原水を浄水ユニッ
トへ導く原水出口と、浄水ユニットからの浄水を導く浄
水入口と、原水と浄水の供給口と、原水と浄水とを切り
替える切り替えコックとからなる給水ユニットと、プレ
フィルタ−と浄化濾材とを内蔵し、プレフィルタ−側に
入水部と、浄化濾材側に出水部を備えた浄水ユニットと
からなり、原水出口と入水部間及び浄水入口と出水部間
を夫々ホ−スにて連結した浄水装置であって、浄水ユニ
ットに空気取り入れ弁体を備えると共に、給水ユニット
の原水出口と浄水入口に水抜き弁体を備えた浄水装置。
A‥給水ユニット、B‥浄水ユニット、a‥外筒、b‥
内筒、c‥プレフィルタ−、d‥浄化濾材、e‥入水
部、f‥出水部、g、h‥ホ−ス、i‥水抜き弁体、j
‥外気濾過膜、k‥空気取り入れ弁体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水道水を対象とする
浄水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、飲料水に対する安全性の要求が高
まっており、水道水を浄化して飲料水とする浄水装置が
用いられるようになっている。かかる浄水装置にあっ
て、プレフィルタ−と浄水濾材の両方を用いる浄水装置
が特に効果があり、水質が比較的悪い地域や時期におい
ても広く用いられている。かかる浄水装置にあっては、
水道の蛇口に給水ユニットとこれと別置きにした浄水ユ
ニットとを備え、この間を入水ホ−スと出水ホ−スにて
連結するツ−ウエイタイプの浄水装置が一般的である。
そして、浄水ユニットにはプレフィルタ−を浄水濾材の
前に設け、このプレフィルタ−で水道水中の固形成分を
濾し取り、その後浄水濾材にて浄化する方法が取られて
おり、プレフィルタ−の目が詰まってきたらプレフィル
タ−を新品と交換する方式が取られている。
【0003】このように、優れた浄水機能を有する浄水
装置が多いが、濾過機能が向上するほど水道水中の固形
分が浄水器のフィルタ−効果によって浄水ユニット内部
に留まることになり、浄水ユニット内にこれらの水が留
まった場合には何らかの要因で内部に入り込んだ細菌類
の格好の住み処となってしまう。即ち、水道水は活性炭
等を通過したものであるので、元来殺菌作用のある塩素
等が取り除かれているため、長期間浄水ユニット中に水
が放置されると細菌類が繁殖し易く、浄水機能が優れて
いるものほど細菌の繁殖を増長させるという結果となっ
てしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の浄水装置の欠点に鑑みてなされたもので、特に、浄
水ユニット内部に留まる水を排水する構造としたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたものであって、その要旨は、上水
道蛇口に装着され、原水を浄水ユニットへ導く原水出口
と、この浄水ユニットからの浄水を導く浄水入口と、原
水と浄水の供給口と、原水と浄水とを切り替える切り替
えコックとからなる給水ユニットと、プレフィルタ−と
浄化濾材とを内蔵し、プレフィルタ−側に入水部と、浄
化濾材側に出水部を備えた浄水ユニットとからなり、原
水出口と入水部間及び浄水入口と出水部間を夫々ホ−ス
にて連結した浄水装置であって、浄水ユニットに空気取
り入れ弁体を備えると共に、給水ユニットの原水出口と
浄水入口に水抜き弁体を備えた浄水装置にかかるもので
ある。
【0006】そして、空気取り入れ弁体は、浄水ユニッ
ト内部の水圧が大きい時は閉じて外部と密閉をなし、内
部の水圧が減じた時は開いて外部の空気を浄水ユニット
内に取り入れる構造とし、一方、水抜き弁体は、浄水ユ
ニット内部の水圧が大きい時は閉じて外部との密閉をな
し、内部の水圧が減じた時は開いて浄水ユニット内部の
残水を排水する構造としたものである。
【0007】更に本発明の具体例としては、上水道の蛇
口の装着部と、水供給口と、この間に原水出口と浄水入
口とを備え、更に原水と浄水との切り替えコックを備え
た給水ユニットと、ハウジング外缶と、このハウジング
外缶内に納まり底部に入水口と出水口とを備えた外筒
と、当該外筒内に立設された内筒と、これら外筒と内筒
間に充填された浄化濾材と、外筒の上縁を塞ぐ外筒キャ
ップと、内筒内に上方より挿入された筒状のプレフィル
タ−カ−トリッジと、当該プレフィルタ−カ−トリッジ
内に挿入されたプレフィルタ−と、プレフィルタ−カ−
トリッジの上部を塞ぐプレフィルタ−カ−トリッジキャ
ップと、当該プレフィルタ−カ−トリッジキャップが外
筒キャップに装着された際に外筒キャップの下側に位置
する部位に通水口が形成されており、更にハウジング外
缶の上部に嵌め込まれるハウジングキャップと、ハウジ
ング外缶の下部に嵌込まれて外筒を支持するベ−スと、
このベ−スに外筒の入水口と出水口とに通ずる入水路と
出水路を備えた浄水ユニットとからなり、原水出口と入
水部間及び浄水入口と出水部間を夫々ホ−スにて連結し
た浄水装置であって、プレフィルタ−カ−トリッジキャ
ップに空気取り入れ弁体を備えると共に、給水ユニット
の原水出口と浄水入口に水抜き弁体を備えた浄水装置を
提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、前記した本発明の浄水装置
の具体例に基づいて発明の実施の形態を説明する。先ず
浄水装置における水の流れを説明すれば、水道の蛇口に
連結した給水ユニットの原水出口に連結したホ−スより
浄水ユニットのベ−スの入水路に入り、外筒の入水口を
通って内筒内に入る。そしてカ−トリッジ内に入りここ
でプレフィルタ−にてゴミ等が除かれ、次いでカ−トリ
ッジキャップの通水口より外筒の上端に流れ込み、活性
炭等の浄化濾材内を上から下へと通過して塩素やトリハ
ロメタンや2MIB等の有害物質を取り除かれ、外筒の
底部に形成した出水口より出水路に連結されたホ−スか
ら給水ユニットの浄水入口に流入し供給口より取り出さ
れて飲料等に供される。
【0009】そして、水道の蛇口が解放されて給水ユニ
ットより浄水ユニットへ水が供給されている際には、水
道水の水圧に等しい圧力が浄水ユニットの内部に均一に
作用するため、空気取り入れ弁体及び水抜き弁体は共に
閉じており、浄水ユニットの水の流路の水密性が保証さ
れる。一方、蛇口が閉じられて浄水ユニットに加わる水
道水圧力がなくなると、空気取り入れ弁体が自動的に開
き、外部の空気がカ−トリッジ内に取り込まれる。一
方、水抜き弁体が自動的に開き浄水ユニット内部の滞留
水が放出される。従って、浄水ユニット内は残留水がな
く細菌等の増殖が防げることになるのである。
【0010】特に、ツ−ウエイタイプの浄水装置におい
ては、入水側と出水側の両方から水を抜くことが好まし
い。これはプレフィルタ−部の内筒と外筒とが分離され
ているため一つの水抜き弁体から排水することが難し
く、ホ−スの両方に水抜き弁体を備えるのが良い。従っ
て、給水ユニットの原水出口と浄水入口に水抜き弁体を
備えるものである。尚、空気取り入れ弁体及び水抜き弁
体より空気中の細菌の侵入を防ぐために抗菌性の外気濾
過膜を備えるのが良く、例えば、酸化チタン等を担持し
た抗菌金網を使用するのが良い。
【0011】前記の浄水装置にあってはプレフィルタ−
と浄化濾材とを分離して用いるが、一つのハウシング内
に効率よく納めることによって浄水器が小型化されたも
のである。そして、プレフィルタ−が目詰まりしてき
て、浄水の流量が小さくなってきたらカ−トリッジキャ
ップの上部に備えたつまみを回転し、これを引き抜くこ
とでカ−トリッジがプレフィルタ−と共に取り出せる。
【0012】又、外筒の下端を支えるベ−スにあって
は、外筒の底部に備えた入水口と出水口に対応して入水
路と出水路を形成しておくものであって、この入水路と
出水路は同一方向に向けて並設しておくのがよい。こう
することによってホ−ス配管やメンテナンスの面で有利
となるものである。
【0013】尚、浄化濾材は水中の不純物や有害イオ
ン、塩素臭、トリハロメタン、黴臭、雑菌等を濾過する
ため、活性炭、麦飯石等が充填されているものであり、
一方、プレフィルタ−としては中空糸膜やポリウレタン
フォ−ム等が用いられる。
【0014】
【実施例】以下、実施例をもって本発明を更に説明す
る。図1は本発明の浄水装置の概念を示す水の流れを中
心とした図である。Aは給水ユニットであり、aは上水
道の蛇口への装着部、bは原水と浄水の供給口であり、
この間に原水を浄水ユニットへ導く原水出口cと、浄水
ユニットからの浄水を導く浄水入口dが配置され、原水
と浄水とを切り替える切り替えコックeとからなってい
る。
【0015】一方、Bは浄水ユニットで、fは外筒であ
り、外筒f内に立設された内筒gと、内筒g内にプレフ
ィルタ−hと外筒fと内筒g間に充填された浄化濾材i
と、内筒gの底部に入水部jを、外筒fの底部に出水部
kを設けたものである。そして、給水ユニットAの原水
出口cと浄水ユニットBの入水部jに連結されたホ−ス
lより水が内筒g内へ流入し、プレフィルタ−hにてゴ
ミ等が濾過され、内筒gの上部より外筒fの上部に流れ
込み、外筒f内の浄化濾材iにて浄化された水が出水部
kに連結されたホ−スmより浄水ユニットBの浄水入口
dに導かれ、供給口bより取り出される浄水装置であ
る。
【0016】そして、浄水ユニットBに取り付けられた
空気取り入れ弁体nは、浄水ユニットBの内部水圧が大
きい時、即ち水道の蛇口が解放されて水の圧力がかかっ
ている時には、この弁体nが閉じて外部との密閉をな
し、一方、水道の蛇口が閉められて浄水ユニットの内部
水圧が減じた時は弁体nが開いて浄水ユニット内部に空
気を導入するものである。そして、給水ユニットAに備
えられた水抜き弁体oは蛇口が解放されている際には閉
じて外部との密閉をなし、水圧が減じた時は開いて外部
との機密が解放されるものである。
【0017】このため、水道水が浄水ユニットB内に供
給されている際には、空気取り入れ弁体n及び水抜き弁
体oが外気と遮断され、入水ホ−スlより供給された水
道水は浄化されて出水ホ−スmより給水ユニットAに戻
り供給口bより取り出されることになる。しかるに、浄
水ユニットBに水道水が供給されない場合には空気取り
入れ弁体n及び水抜き弁体oが夫々解放され、浄水ユニ
ットBの上部に置かれた空気取り入れ弁体nより空気が
入り込み、一方、入水ホ−スl及び出水ホ−スmの両方
より浄水ユニットB内の水が排出されるもので、浄水ユ
ニットB及び夫々のホ−スや配管内での細菌の増殖が防
止されることになる。
【0018】図2は本発明の浄水装置の給水ユニットA
の一例を示す斜視図であり、11は水道蛇口への装着部
であり、この装着部11の直下に切り替えコック12を
内蔵したバルブ部13を介して原水と浄水の供給口14
が備えられている。そして、バルブ部13内の弁体の上
部に原水を浄水ユニットBへ導く原水出口15と、下部
に浄水ユニットBからの浄水を導く浄水入口16が形成
されるものであって、原水出口15と浄水入口16には
夫々水抜き弁体30が備えられた水抜きパイプ300
装着されていて、浄水ユニットB内の水圧が下がった場
合には水抜きパイプ300 の分岐部3001、3002に装
着された弁体30が開いて外部との機密が解放され、浄
水ユニットB内の水が排出されるものである。符号1
7、18は給水ユニットAと浄水ユニットBとを連結す
るホ−スである。尚、水抜きパイプ300 の先端には抗
菌金網が備えらているのがよい。
【0019】図3は本発明の浄水装置の浄水ユニットB
の具体例を示す縦断面図である。図中、符号21は円筒
状のハウジング缶体であり、これに浄化濾材が納められ
る外筒22が嵌合されるものである。この外筒22の底
部には中央に入水口221 とその外周に出水口222
が形成されており、カ−トリッジ23を納める内筒24
が前記入水口221 を囲んで立設されるものである。そ
して、内筒24と外筒22との間に繊維状活性炭25
1 、粒状活性炭252 等の浄化濾材25がつめ込まれ
る。
【0020】カ−トリッジ23に内蔵されたプレフィル
タ−231 は、例えばウレタンフォ−ム製の円筒状プレ
フィルタ−であって、爪232 にて係止されためくら栓
233 に最下端が嵌められて固定される。図中、234
は逆止弁であり、カ−トリッジ23が取り出される際に
内部の水が逆流することを防止するものである。
【0021】カ−トリッジキャップ26はその先端がプ
レフィルタ−231 の内面に嵌め込まれて取り付けら
れ、この中間部に横方向に通水口261 を形成したもの
で、プレフィルタ−231 を通過した水はカ−トリッジ
キャップ26に至り、更にこの通水口261 を通って浄
化濾材25上に至り、この浄化濾材25を通過すること
によって浄化される。かかるカ−トリッジキャップ26
は外筒キャップ223 の間で着脱可能とされるものであ
って、プレフィルタ−231 を交換するために定期的に
取り外すことになるが、この作業に便ならしめるため上
部に摘み262 が取り付けられており、これを摘んで回
転し、更に指を引っ掛けてカ−トリッジ23を内筒24
より容易に引き抜くことができる。
【0022】そして、特徴的にはカ−トリッジキャップ
26の中央に空気取り入れ弁体40を備えるものであっ
て、かかる空気取り入れ弁40は、カ−トリッジ23の
内部水圧が大きい時は閉じて外部との間で密閉をなし、
内部水圧が減じた時はこれが開いて外部の空気をカ−ト
リッジ23内に取り入れる構造としたものである。
【0023】ハウジング缶体21の下端にはベ−ス27
が嵌め込まれており、このベ−ス27には外筒22の底
面に備えられた入水口221 と出水口222 に合致させ
た入水路271 と出水路272 が形成されており、これ
らを水密に嵌め込むものである。そして、入水路271
と出水路272 は同一方向に向けて並設されるのがよ
く、この先端に配管用のニップル281 、282 が螺合
され、前記したホ−ス17、18が連結される。尚、図
3において、ベ−ス27の入水路271 と出水路272
は分りやすいように略記した。
【0024】図4はここで用いられる水抜き弁体30の
断面図であり、水抜きパイプ300の分岐部3001、3
02に収納されるものである。そして、円筒状ハウジン
グ301 に水抜き口302 が備えられ、更に遊動ボ−ル
303 、遮断口304 、更に、水抜きパイプ300 の先
端出口には抗菌金網305 を備えたものである。そし
て、遊動ボ−ル303 は、カ−トリッジの内部水圧が大
きい時は遮断口304 側に移動して遮断口304 を閉じ
て外部との密閉をなし、内部水圧が減じた時はこの遮断
口304 より離れて外部との連絡ができる構造としたも
ので、この場合、浄水ユニット内部の水が排出されるこ
ととなる。
【0025】図5はカ−トリッジキャップ26の中央部
に備えられた空気取り入れ弁体40の断面図であり、基
本的には水抜き弁体30と同様の構成である。即ち、カ
−トリッジキャップ26との取り合いのためのフランジ
401 を備えた円筒状ハウジング402 内に、遮断口4
3 及び遊動ボ−ル404 を備えたものである。そし
て、遊動ボ−ル404 は、カ−トリッジの内部水圧が大
きい時は遮断口403 側に移動して遮断口403 を閉じ
て外部との密閉をなし、内部水圧が減じた時はこの遮断
口403 より離れて外部の空気をカ−トリッジ23内に
取り入れる構造としたものである。尚、符号405 は抗
菌金網であって、大気中からの細菌の侵入を防ぐもので
ある。
【0026】ここで水の流れを更に具体的に説明する
と、水道水は蛇口より給水ユニットA内に入り、切り替
えコック12をもって原水を原水出口15側へ導き、ホ
−ス17にて浄水ユニットBへ導く。このホ−ス17は
ニップル281 に連結されており、これより入水路27
1 を経て外筒22の底面に備えられた入水口221 に達
し、内筒24内に入る。そして、カ−トリッジ23に内
蔵されたプレフィルタ−231 の外周より内側に向かっ
て流れることによって水道水中のゴミ等の固形物が取り
除かれる。プレフィルタ−231 を通過した水はカ−ト
リッジキャップ26に至り、更にカ−トリッジキャップ
26に設けられた横方向に通水口261 を介して浄化濾
材25上より外筒22内に入り、この浄化濾材25を通
過することによって水道水が浄化される。そして、外筒
22の底部に形成した出水口222より出水路272
びニップル282 を通ってホ−ス18より給水ユニット
Aの浄水入口16へ導き、浄水供給口14より浄水が取
り出されることになる。
【0027】この際、即ち水道水が浄水ユニットB内に
導かれている際には、カ−トリッジキャップ26の中央
に備えられた空気取り入れ弁体40は、カ−トリッジ2
3の内部水圧が大きいために弁が閉じて外部との間で密
閉をなし、更に、給水ユニットAに備えられた水抜き弁
体30も同様に外部と密閉を保持し、水はそのまま流路
中を流れる。
【0028】一方、水道の蛇口が閉められると、浄水ユ
ニットB内の水圧は下がり、従ってカ−トリッジキャッ
プ26の中央に備えられた空気取り入れ弁体40は、弁
が開いて外部の大気と通じることになる。このため、カ
−トリッジ23内に空気が入り込む。そして、水抜き弁
体30にあっても水圧が下がることによって弁は開いて
大気との機密が解除される。このように、両者の弁3
0、40が開くことによって浄水ユニットB及びホ−ス
17、18内の水は水抜きパイプ300 より外部に排出
されることになる。このため、浄水ユニットB及びホ−
ス17、18内には水が残らず、従って、浄水装置内で
の細菌等の増殖の発生が見られなくなるものである。
【0029】尚、浄水ユニットBは給水ユニットAより
も高い位置に置かれるのが一般的であり、更に空気取り
入れ弁体40は浄水ユニットB内の流路の最高位置に配
置されるのが好ましく、浄水ユニットB内への空気の侵
入が容易となり、更に内部の排水が容易となる。
【0030】
【発明の効果】本発明の浄水装置にあっては、浄水ユニ
ット内部に留まる水を自動排水する構造としたものであ
り衛生上の点からも極めて優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の浄水器の概念を示す水の流れを
中心とした図である。
【図2】図2は本発明の給水ユニットの一例を示す斜視
図である。
【図3】図3は本発明の浄水ユニットの一例を示す縦断
面図である。
【図4】図4は水抜き弁体の断面図である。
【図5】図5は空気取り入れ弁体の断面図である。
【符号の説明】
A‥‥給水ユニット、 B‥‥浄水ユニット、 a‥‥外筒、 b‥‥内筒、 c‥‥プレフィルタ−、 d‥‥浄化濾材、 e‥‥入水部、 f‥‥出水部、 g‥‥入水部に連結されたホ−ス、 h‥‥出水部に連結されたホ−ス、 i‥‥水抜き弁体、 j‥‥外気濾過膜、 k‥‥空気取り入れ弁体、 11‥‥蛇口への装着部、 12‥‥切り替えコック、 13‥‥バルブ、 14‥‥原水・浄水供給口、 15‥‥原水出口、 16‥‥浄水入口、 17‥‥入水ホ−ス、 18‥‥出水ホ−ス、 21‥‥ハウジング缶体、 22‥‥外筒、 221 ‥‥外筒の底部の中央に形成した入水口、 222 ‥‥外筒の底部に形成した出水口、 223 ‥‥外筒キャップ、 23‥‥カ−トリッジ、 231 ‥‥プレフィルタ−、 24‥‥内筒、 25‥‥浄化濾材、 26‥‥カ−トリッジキャップ、 261 ‥‥通水口、 27‥‥ベ−ス、 271 ‥‥入水路、 272 ‥‥出水路、 281 、282 ‥‥ニップル、 30‥‥水抜き弁体、 300 ‥‥水抜きパイプ、 3001、3002‥‥水抜きパイプの分岐部、 301 ‥‥入水側のホ−ス連結口、 302 ‥‥出水側のホ−ス連結口、 303 ‥‥円筒状ハウジング、 304 ‥‥水抜き口、 305 ‥‥遊動ボ−ル、 306 ‥‥遮断口、 307 ‥‥抗菌金網、 40‥‥空気取り入れ弁、 401 ‥‥フランジ、 402 ‥‥円筒状ハウジング、 403 ‥‥遮断口、 404 ‥‥遊動ボ−ル、 405 ‥‥抗菌金網。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上水道蛇口に装着され、原水を浄水ユニ
    ットへ導く原水出口と、浄水ユニットからの浄水を導く
    浄水入口と、原水と浄水の供給口と、原水と浄水とを切
    り替える切り替えコックとからなる給水ユニットと、プ
    レフィルタ−と浄化濾材とを内蔵し、プレフィルタ−側
    に入水部と、浄化濾材側に出水部を備えた浄水ユニット
    とからなり、原水出口と入水部間及び浄水入口と出水部
    間を夫々ホ−スにて連結した浄水装置であって、浄水ユ
    ニットに空気取り入れ弁体を備えると共に、給水ユニッ
    トの原水出口と浄水入口に水抜き弁体を備えたことを特
    徴とする浄水装置。
  2. 【請求項2】 空気取り入れ弁体は、浄水ユニット内部
    の水圧が大きい時は閉じて外部と密閉をなし、内部の水
    圧が減じた時は開いて外部の空気を浄水ユニット内に取
    り入れる構造とした請求項第1項記載の浄水器。
  3. 【請求項3】 水抜き弁体は、浄水ユニット内部の水圧
    が大きい時は閉じて外部との密閉をなし、内部の水圧が
    減じた時は開いて浄水ユニット内部の残水を排水する構
    造とした請求項第1項記載の浄水器。
  4. 【請求項4】 上水道の蛇口の装着部と水供給口とこの
    間に原水出口と浄水入口とを備え、更に原水と浄水との
    切り替えコックを備えた給水ユニットと、ハウジング外
    缶とこのハウジング外缶内に納まり底部に入水口と出水
    口とを備えた外筒と当該外筒内に立設された内筒と、こ
    れら外筒と内筒間に充填された浄化濾材と、外筒の上縁
    を塞ぐ外筒キャップと、内筒内に上方より挿入された筒
    状のプレフィルタ−カ−トリッジと、当該プレフィルタ
    −カ−トリッジ内に挿入されたプレフィルタ−と、プレ
    フィルタ−カ−トリッジの上部を塞ぐプレフィルタ−カ
    −トリッジキャップと、当該プレフィルタ−カ−トリッ
    ジキャップが外筒キャップに装着された際に外筒キャッ
    プの下側に位置する部位に通水口が形成されており、更
    にハウジング外缶の上部に嵌め込まれるハウジングキャ
    ップと、ハウジング外缶の下部に嵌込まれて外筒を支持
    するベ−スと、このベ−スに外筒の入水口と出水口とに
    通ずる入水路と出水路を備えた浄水ユニットとからな
    り、原水出口と入水部間及び浄水入口と出水部間を夫々
    ホ−スにて連結した浄水装置であって、プレフィルタ−
    カ−トリッジキャップに空気取り入れ弁体を備えると共
    に、給水ユニットの原水出口と浄水入口に水抜き弁体を
    備えた浄水装置。
JP29151897A 1997-10-07 1997-10-07 浄水装置 Pending JPH11104626A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245128A (ja) * 2006-02-17 2007-09-27 Nihon Technical Development Center Co Ltd カートリッジ型浄水器及びこれに用いるカートリッジフィルタ体
WO2010055848A1 (ja) * 2008-11-14 2010-05-20 パナソニック電工株式会社 浄水カートリッジおよび浄水器
CN117618999A (zh) * 2024-01-25 2024-03-01 四川贝克森云灌溉科技有限公司 一种蓄水池自动反冲洗砂石式及叠片式组合过滤系统

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