JP2002126196A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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Abstract
いて、遊技盤のコストを低減する。 【解決手段】 主基板31、ランプ制御基板35、音制
御基板70および図柄制御基板80は遊技盤6に取り付
けられている。なお、可変表示制御ユニット29も遊技
盤6に取り付けられている。また払出制御基板37、発
射制御基板91、電源基板910、枠側ランプ基板35
および枠側音基板70Bは、枠側の例えば機構板や枠体
2Aに取り付けられている。枠側ランプ基板35および
枠側音基板70Bには、出力ドライバ回路等が搭載され
る。機種が変わっても変更される可能性が低い出力ドラ
イバ回路等については、着脱可能な遊技盤6にではなく
枠側に設けられることになり、出力ドライバ回路等の分
だけ遊技盤6のコストを低減することができる。
Description
じて遊技が行われるパチンコ遊技機やスロット機等の遊
技機に関し、特に、遊技機本体に対して交換可能に取り
付けられた交換部品を交換することにより機種交換が可
能な遊技機に関する。
媒体を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に
設けられている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞
すると、所定個の賞球が遊技者に払い出されるものがあ
る。さらに、図柄等の識別情報を可変表示する可変表示
装置が設けられ、可変表示装置による表示結果があらか
じめ定められた特定の表示態様となった場合に所定の遊
技価値を遊技者に与えるように構成されたものがある。
遊技価値とは、遊技機の遊技領域に設けられた可変入賞
球装置の状態が打球が入賞しやすい遊技者にとって有利
な状態になることや、遊技者にとって有利な状態となる
ための権利を発生させたりすることや、景品遊技媒体払
出の条件が成立しやすくなる状態になることである。
た遊技盤が遊技枠に装着される構造になっていることが
多い。また、遊技機における遊技進行はマイクロコンピ
ュータ等による遊技制御手段によって制御される。そし
て、可変表示装置に表示される識別情報は、遊技制御手
段の遊技制御マイクロコンピュータとは別の表示制御用
のマイクロコンピュータを含む表示制御手段によって制
御される。さらに、遊技機において、スピーカ等の音発
生手段が設けられ、遊技効果を増進するために遊技の進
行に伴ってスピーカから種々の効果音や音声が発せられ
る。また、遊技盤や枠側にランプやLED等の発光体が
設けられ、遊技効果を増進するために遊技の進行に伴っ
てそれらの発光体が点灯されたり消灯されたりする。音
発生手段や発光体を制御するために、音制御手段を搭載
した音制御基板を遊技制御手段とは別に設けたり、発光
体制御手段を搭載した発光体制御基板を遊技制御手段と
は別に設けた構成が採用されることがある。
た多数の制御基板が遊技機に搭載されることになる。例
えば、音発生手段としてのスピーカが遊技枠の側(本体
側)に設置され、本体側に発光体としての多数のランプ
等が設置されている場合、スピーカやランプ等を制御す
る制御手段は遊技制御手段からのコマンドに従って制御
を実行するので、音制御基板や発光体制御基板は、遊技
制御手段を搭載した遊技制御基板の近傍に設置される。
る場合、一般に、遊技枠を残し、遊技盤だけを新規なも
のに交換する方式が用いられている。遊技制御基板に搭
載されている遊技制御手段における遊技制御マイクロコ
ンピュータが実行するプログラムは機種毎に異なってい
るので、遊技制御基板は、遊技盤に取り付けられ、遊技
機を入れ替える場合には遊技盤とともに交換される。音
制御基板や発光体制御基板は遊技制御基板の近傍に設置
され機種に応じて音出力パターンや発光パターンが異な
るので、やはり、遊技盤に取り付けられ、遊技機を入れ
替える場合には遊技盤とともに交換される。
遊技盤には遊技制御基板の他に複数の基板が設置されて
いるので、遊技機を入れ替える場合には、遊技盤および
遊技制御基板とともに他の複数の基板も交換される。従
って、遊技盤全体のコストは、遊技盤そのもののコスト
の他に、複数の基板の分のコストが加算されたものとな
る。その結果、遊技盤のコストが高くなってしまうとい
う課題がある。
換部品が交換可能に取り付けられた構造の遊技機におい
て、機種変更に伴って交換が必要となる部品点数を減少
させることを目的とする。
遊技機に設けられた電気部品の制御を行うための電気部
品制御手段を含む所定の交換部品が遊技機本体に対して
交換可能に取り付けられ、所定の交換部品を交換するこ
とにより機種変更が可能な遊技機であって、電気部品制
御手段が電気部品を制御する信号の出力に用いる回路を
含む出力手段を備え、電気部品制御手段を搭載した制御
基板と出力手段の少なくとも一部を搭載した出力基板と
は別の基板として構成されるとともに、制御基板と出力
基板とは別個に配置されていることを特徴とする。
けられた電気部品の制御を行うための電気部品制御手段
を含む所定の交換部品が遊技機本体に対して交換可能に
取り付けられ、所定の交換部品を交換することにより機
種変更が可能な遊技機であって、電気部品制御手段が電
気部品を制御する信号の出力に用いる回路を含む出力手
段を備え、出力手段のうち機種変更に伴って交換される
出力手段および電気部品制御手段を搭載した制御基板
と、出力手段のうち機種変更に伴う交換を必要としない
出力手段を搭載した出力基板とが別の基板として構成さ
れていることを特徴とする。
いることが好ましい。
え、電気部品制御手段が、遊技制御手段から出力される
コマンドにもとづいて電気部品の制御を行うように構成
されていてもよい。
本体側電気部品が含まれ、出力基板は、電気部品制御手
段が本体側電気部品を制御する信号の出力に用いる出力
手段が搭載されているものであってもよい。
る電気部品(交換部品側電気部品)と、遊技機本体の側
に設けられる電気部品(本体側電気部品)との双方の制
御を行うように構成されていてもよい。
に用いる出力手段は、制御基板に搭載されていることが
好ましい。
発射して遊技を行う遊技機であって、交換部品には、遊
技機本体としての遊技枠に着脱可能に取り付けられる遊
技盤が含まれる構成であってもよい。
を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチン
コ遊技機の全体の構成について説明する。図1はパチン
コ遊技機1を正面からみた正面図である。なお、ここで
は、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発
明はパチンコ遊技機に限られず、例えばスロット機であ
ってもよい。
された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取
り付けられた遊技機本体としての遊技枠とで構成され
る。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設
けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有す
る。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面
枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板
と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技
盤を除く。)とを含む構造体である。すなわち、外枠、
遊技盤、およびそれらに取り付けられる種々の部品以外
のものは、遊技枠に含まれている。
面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の下部には、
打球供給皿3からあふれた遊技球を貯留する余剰玉受皿
4と打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が
設けられている。ガラス扉枠2の後方には、交換部品と
しての遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。な
お、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体
に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。ま
た、遊技盤6の前面には遊技領域7が形成されている。
柄を可変表示するための可変表示部(特別図柄表示装
置)9と7セグメントLEDによる普通図柄表示器(普
通図柄表示装置)10とを含む可変表示装置8が設けら
れている。可変表示部9には、例えば「左」、「中」、
「右」の3つの図柄表示エリアがある。可変表示装置8
の側部には、打球を導く通過ゲート11が設けられてい
る。通過ゲート11を通過した打球は、玉出口13を経
て始動入賞口14の方に導かれる。通過ゲート11と玉
出口13との間の通路には、通過ゲート11を通過した
打球を検出するゲートスイッチ12がある。また、始動
入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導か
れ、始動口スイッチ17によって検出される。また、始
動入賞口14の下部には開閉動作を行う可変入賞球装置
15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノ
イド16によって開状態とされる。
状態(大当り状態)においてソレノイド21によって開
状態とされる開閉板20が設けられている。この実施の
形態では、開閉板20が大入賞口を開閉する手段とな
る。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球の
うち一方(Vゾーン)に入った入賞球はV入賞スイッチ
22で検出される。また、開閉板20からの入賞球はカ
ウントスイッチ23で検出される。可変表示装置8の下
部には、始動入賞口14に入った入賞球数を表示する4
個の表示部を有する始動記憶表示器18が設けられてい
る。この例では、4個を上限として、始動入賞がある毎
に、始動記憶表示器18は点灯している表示部を1つず
つ増やす。そして、可変表示部9の可変表示が開始され
る毎に、点灯している表示部を1つ減らす。また、可変
表示装置8の上部および左右部には、可変表示装置飾り
LED(センター飾りLED)60a,60b,60c
が設置されている。
って開放状態になる大入賞口の内部には、大入賞口内飾
りLED61aが設置され、大入賞口の左右には、大入
賞口左飾りLED61bおよび大入賞口右飾りLED6
1cが設置されている。
設けられ、遊技球のそれぞれの入賞口19,24への入
賞は、対応して設けられている入賞口スイッチ19a,
19b,24a,24bによって検出される。遊技領域
7における下部には、入賞しなかった打球を吸収するア
ウト口26がある。
ス扉枠2には、効果音や音声を発する2つのスピーカ2
7が設けられている。遊技領域7の外周のガラス扉枠2
には、天枠ランプ28a、左枠ランプ28bおよび右枠
ランプ28cが設けられている。
の近傍に、賞球の払出残があるときに点灯する賞球ラン
プ51が設けられ、他方のスピーカ27の近傍に、補給
球が切れたときに点灯する球切れランプ52が設けられ
ている。すなわち、ガラス扉枠2に賞球ランプ51およ
び球切れランプ52が設けられている。さらに、図1に
は、パチンコ遊技機1に隣接して設置され、プリペイド
カードが挿入されることによって球貸しを可能にするカ
ードユニット50も示されている。
あるか否かを示す使用可表示ランプ151、カード内に
記録された残額情報に端数(100円未満の数)が存在
する場合にその端数を打球供給皿3の近傍に設けられる
度数表示LEDに表示させるための端数表示スイッチ1
52、カードユニット50がいずれの側のパチンコ遊技
機1に対応しているのかを示す連結台方向表示器15
3、カードユニット50内にカードが投入されているこ
とを示すカード投入表示ランプ154、記録媒体として
のカードが挿入されるカード挿入口155、およびカー
ド挿入口155の裏面に設けられているカードリーダラ
イタの機構を点検する場合にカードユニット50を解放
するためのカードユニット錠156が設けられている。
レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7
を下りてくる。打球が通過ゲート11を通ってゲートス
イッチ12で検出されると、普通図柄表示器10の表示
数字が連続的に変化する状態になる。また、打球が始動
入賞口14に入り始動口スイッチ17で検出されると、
図柄の変動を開始できる状態であれば、可変表示部9内
の図柄が回転を始める。図柄の変動を開始できる状態で
なければ、始動入賞記憶を1増やす。
が経過したときに停止する。停止時の画像の組み合わせ
が大当り図柄の組み合わせであると、大当り遊技状態に
移行する。すなわち、開閉板20が、一定時間経過する
まで、または、所定個数(例えば10個)の打球が入賞
するまで開放する。そして、開閉板20の開放中に打球
が特定入賞領域に入賞しV入賞スイッチ22で検出され
ると、継続権が発生し開閉板20の開放が再度行われ
る。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウンド)
許容される。
せが確率変動を伴う大当り図柄の組み合わせである場合
には、次に大当りとなる確率が高くなる。すなわち、高
確率状態という遊技者にとってさらに有利な状態とな
る。また、普通図柄表示器10における停止図柄が所定
の図柄(当り図柄=小当り図柄)である場合に、可変入
賞球装置15が所定時間だけ開状態になる。さらに、高
確率状態では、普通図柄表示器10における停止図柄が
当り図柄になる確率が高められるとともに、可変入賞球
装置15の開放時間と開放回数が高められる。
ている各基板について説明する。図2に示すように、パ
チンコ遊技機1の裏面では、外枠2A内に設けられる機
構板の上部に球貯留タンク38が設けられ、パチンコ遊
技機1が遊技機設置島に設置された状態でその上方から
遊技球が球貯留タンク38に供給される。球貯留タンク
38内の遊技球は、誘導樋39を通って賞球ケース40
Aで覆われる球払出装置に至る。
る図柄制御基板を含む可変表示制御ユニット29、遊技
制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基
板(主基板)31が設置されている。また、球払出制御
を行う払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された
払出制御基板37、およびモータの回転力を利用して打
球を遊技領域7に発射する打球発射装置が設置されてい
る。さらに、遊技盤6に設けられているセンター飾りL
ED60a,60b,60c、大入賞口内飾りLED6
1a、大入賞口左飾りLED61b、大入賞口右飾りL
ED61c、始動記憶表示器18およびゲート通過記憶
表示器41に信号を送るためのランプ制御基板35、ス
ピーカ27からの音発生を制御するための音制御基板7
0および打球発射装置を制御するための発射制御基板9
1も設けられている。
VおよびDC5Vを作成する電源回路が搭載された電源
基板910が設けられ、上方には、各種情報を遊技機外
部に出力するための各端子を備えたターミナル基板16
0が設置されている。ターミナル基板160には、少な
くとも、球切れ検出スイッチの出力を導入して外部出力
するための球切れ用端子、賞球個数信号を外部出力する
ための賞球用端子および所定個数の球貸し毎に発生する
球貸し信号を外部出力するための球貸し用端子が設けら
れている。また、中央付近には、主基板31からの各種
情報を遊技機外部に出力するための各端子を備えた情報
端子盤34が設置されている。
天枠ランプ60a、左枠ランプ60b、右枠ランプ60
c、賞球ランプ51および球切れランプ52に信号を送
るための枠側ランプ基板35B、および枠側に設けられ
ているスピーカ27に信号を送るための枠側音基板70
Bも設けられている。図3は、遊技機裏面に設置されて
いる各基板の設置状況を示す説明図である。図3(A)
に示すように、主基板31、ランプ制御基板35、音制
御基板70および図柄制御基板80は遊技盤6に取り付
けられている。なお、可変表示制御ユニット29も遊技
盤6に取り付けられている。また、図3(B)に示すよ
うに、払出制御基板37、発射制御基板91、電源基板
910、枠側ランプ基板35および枠側音基板70B
は、遊技枠側の例えば機構板に取り付けられている。
おける回路構成の一例を示すブロック図である。図4に
は、遊技盤6に設けられているランプ制御基板35、音
制御基板70および図柄制御基板80と、枠側に設けら
れている払出制御基板37、発射制御基板91、枠側ラ
ンプ基板35Bおよび枠側音基板70Bも示されてい
る。なお、以下、払出制御基板37、ランプ制御基板3
5、音制御基板70および図柄制御基板80を電気部品
制御基板ということがある。また、電気部品制御基板に
搭載されているマイクロコンピュータを含む制御手段を
電気部品制御手段ということがある。
ンコ遊技機1を制御する基本回路53と、ゲートスイッ
チ12、始動口スイッチ17、V入賞スイッチ22、カ
ウントスイッチ23、入賞口スイッチ19a,19b,
24a,24b、満タンスイッチ48、球切れスイッチ
187および賞球カウントスイッチ301Aからの信号
を基本回路53に与えるスイッチ回路58と、可変入賞
球装置15を開閉するソレノイド16、開閉板20を開
閉するソレノイド21および大入賞口内の経路を切り換
えるための切換ソレノイド21Aを基本回路53からの
指令に従って駆動するソレノイド回路59とが搭載され
ている。
トスイッチ短絡信号もスイッチ回路58を介して基本回
路53に伝達される。
ス信号をデコードしてI/Oポート部57のうちのいず
れかのI/Oポートを選択するための信号を出力するア
ドレスデコード回路67と、電源投入時に基本回路53
をリセットするためのシステムリセット回路65とが搭
載されている。
ム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用さ
れる記憶手段の一例であるRAM55、プログラムに従
って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部5
7を含む。この実施の形態では、ROM54,RAM5
5はCPU56に内蔵されている。すなわち、CPU5
6は、1チップマイクロコンピュータである。なお、1
チップマイクロコンピュータは、少なくともRAM55
が内蔵されていればよく、ROM54およびI/Oポー
ト部57は外付けであっても内蔵されていてもよい。
発射制御基板91上の回路によって制御される駆動モー
タ94で駆動される。そして、駆動モータ94の駆動力
は、操作ノブ5の操作量に従って調整される。すなわ
ち、発射制御基板91上の回路によって、操作ノブ5の
操作量に応じた速度で打球が発射されるように制御され
る。
板35に搭載されているランプ制御用CPUおよびその
周辺回路(ROM、RAM、I/Oポート等)で構成さ
れるランプ制御手段が、遊技盤に設けられているセンタ
ー飾りLED60a,60b,60c、大入賞口内飾り
LED61a、大入賞口左飾りLED61b、大入賞口
右飾りLED61c、始動記憶表示器18およびゲート
通過記憶表示器41の表示制御を行う。枠側に設けられ
ている天枠ランプ60a、左枠ランプ60b、右枠ラン
プ60c、賞球ランプ51および球切れランプ52の表
示制御はランプ制御手段によって行われるが、それらの
ランプ・LEDへの信号は、枠側ランプ基板35Bに搭
載されている出力ドライバ回路(出力手段)を介して出
力される。同様に、スピーカ27から発せられる音の制
御は音制御基板70に搭載されている音声制御用CPU
およびその周辺回路(ROM、RAM、I/Oポート
等)で構成される音制御手段によってなされるが、スピ
ーカ27への信号は、枠側音基板70Bに搭載されてい
る出力ドライバ回路(出力手段)を介して出力される。
9および普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10の
表示制御は、図柄制御基板80に搭載されている表示制
御手段によって行われる。
を示す大当り情報、可変表示部9の画像表示開始に利用
された始動入賞球の個数を外部で特定可能とするために
可変表示の停止時に出力される有効始動情報、確率変動
が生じたことを示す確変情報等の情報出力信号をホール
コンピュータ等の外部機器に対して出力する情報出力回
路64が、主基板31とは異なる枠側主基板31Bに搭
載されている。枠側主基板31Bは、遊技枠側の例えば
機構板に取り付けられる。
および枠側ランプ基板35Bにおける信号送受信部分を
示すブロック図である。この実施の形態では、遊技盤に
設けられているセンター飾りLED60a,60b,6
0c、大入賞口内飾りLED61a、大入賞口左飾りL
ED61b、大入賞口右飾りLED61c、始動記憶表
示器18およびゲート通過記憶表示器41の点灯/消灯
と、枠側に設けられている天枠ランプ60a、左枠ラン
プ60b、右枠ランプ60c、賞球ランプ51および球
切れランプ52の点灯/消灯とを示すランプ制御コマン
ドが主基板31からランプ制御基板35に出力される。
また、始動記憶表示器18およびゲート通過記憶表示器
41の点灯個数を示すランプ制御コマンドも主基板31
からランプ制御基板35に出力される。
ンプ制御コマンドは、基本回路53におけるI/Oポー
ト部57の出力ポート(出力ポート0,3)570,5
73から出力される。出力ポート(出力ポート3)57
3は8ビットのデータ(制御信号)を出力し、出力ポー
ト570は1ビットのINT信号を出力する。ランプ制
御基板35において、主基板31からのランプ制御コマ
ンドは、入力バッファ回路355A,355Bを介して
ランプ制御用CPU351に入力する。なお、ランプ制
御用CPU351がI/Oポートを内蔵していない場合
には、入力バッファ回路355A,355Bとランプ制
御用CPU351との間に、I/Oポートが設けられ
る。
70,573の外側にバッファ回路620,63Aが設
けられている。バッファ回路620,63Aとして、例
えば、汎用のCMOS−ICである74HC250,7
4HC14が用いられる。このような構成によれば、外
部から主基板31の内部に入力される信号が阻止される
ので、ランプ制御基板70から主基板31に信号が与え
られる可能性がある信号ラインをさらに確実になくすこ
とができる。なお、バッファ回路620,63Aの出力
側にノイズフィルタを設けてもよい。
用CPU351は、各制御コマンドに応じて定義されて
いるセンター飾りLED60a,60b,60c、大入
賞口内飾りLED61a、大入賞口左飾りLED61
b、大入賞口右飾りLED61c、天枠ランプ60a、
左枠ランプ60bおよび右枠ランプ60cの点灯/消灯
パターンに従って、それらのランプ・LEDの点灯/消
灯を示す信号を出力する。遊技盤に設けられているセン
ター飾りLED60a,60b,60c、大入賞口内飾
りLED61a、大入賞口左飾りLED61bおよび大
入賞口右飾りLED61cに対する信号は、ランプ制御
基板35に搭載されている出力ドライバ回路356を介
して、それらのLEDに出力される。出力ドライバ回路
356は、各LEDに対する信号を増幅するトランジス
タアレイ等で構成される。また、枠側に設けられている
天枠ランプ60a、左枠ランプ60bおよび右枠ランプ
60cに対する信号は、枠側ランプ基板35Bに出力さ
れる。なお、点灯/消灯パターンは、ランプ制御用CP
U351の内蔵ROMまたは外付けROMに記憶されて
いる。
バ回路357が搭載されている。枠側出力ドライバ回路
357は、天枠ランプ60a、左枠ランプ60bおよび
右枠ランプ60cに対する信号を増幅して、それらのラ
ンプに信号を出力する。従って、枠側出力ドライバ回路
357は、天枠ランプ60a、左枠ランプ60bおよび
右枠ランプ60cに対するそれぞれの信号を増幅するた
めの増幅用トランジスタ等の増幅素子を含む。
M55の記憶内容に未払出の賞球残数があるときに賞球
ランプ51の点灯を指示するランプ制御コマンドを出力
し、遊技盤裏面の払出球通路(図2における誘導樋39
から賞球ケース40A内の払出装置に至る経路)におけ
る上流の方に設置されている球切れスイッチが遊技球を
検出しなくなると球切れランプ52の点灯を指示するラ
ンプ制御コマンドを出力する。ランプ制御基板35にお
いて、各ランプ制御コマンドは、入力バッファ回路35
5A,355Bを介してランプ制御用CPU351に入
力する。ランプ制御用CPU351は、それらのランプ
制御コマンドに応じて、賞球ランプ51および球切れラ
ンプ52の点灯/消灯を示す信号を枠側ランプ基板35
Bに出力する。なお、点灯/消灯パターンは、ランプ制
御用CPU351の内蔵ROMまたは外付けROMに記
憶されている。
側出力ドライバ回路357は、賞球ランプ51および球
切れランプ52の点灯/消灯を示す信号を増幅して、そ
れらのランプに信号を出力する。従って、枠側出力ドラ
イバ回路357は、賞球ランプ51および球切れランプ
52に対するそれぞれの信号を増幅するための増幅用の
トランジスタ等の増幅素子を含む。
ンプ制御コマンドに応じて始動記憶表示器18およびゲ
ート通過記憶表示器41に対して点灯/消灯信号を出力
する。始動記憶表示器18およびゲート通過記憶表示器
41に対する点灯/消灯信号は、ランプ制御基板35に
搭載されている出力ドライバ回路356で増幅されて、
始動記憶表示器18およびゲート通過記憶表示器41に
出力される。従って、出力ドライバ回路356に含まれ
るトランジスタアレイ等は、始動記憶表示器18および
ゲート通過記憶表示器41に対する信号も増幅する。
る発光体(この例では、天枠ランプ60a、左枠ランプ
60b、右枠ランプ60c、賞球ランプ51および球切
れランプ52)の点灯/消灯を示す信号は、電気部品制
御手段としてのランプ制御手段が搭載されているランプ
制御基板35とは別の枠側ランプ基板35Bに搭載され
ている出力手段としての枠側出力ドライバ回路357か
ら出力される。枠側ランプ基板35Bは、遊技盤6では
なく枠側に取り付けられている。従って、遊技盤6のコ
ストを低減させることができる。なお、遊技盤6に設け
られている発光体および枠側に設けられている発光体を
点灯させるか消灯させるかの制御は、ともに、ランプ制
御基板35に搭載されているランプ制御用CPU351
によってなされている。
b,60c、大入賞口内飾りLED61a、大入賞口左
飾りLED61b、大入賞口右飾りLED61c、始動
記憶表示器18およびゲート通過記憶表示器41と、天
枠ランプ60a、左枠ランプ60b、右枠ランプ60
c、賞球ランプ51および球切れランプ52とは、それ
ぞれ、基板に実装されているのが一般的である。従っ
て、ランプ制御基板35における出力ドライバ回路35
6から、センター飾りLED60a,60b,60c、
大入賞口内飾りLED61a、大入賞口左飾りLED6
1b、大入賞口右飾りLED61c、始動記憶表示器1
8およびゲート通過記憶表示器41を搭載した各基板に
信号線が配線されている。また、枠側ランプ基板35B
における出力ドライバ回路357から、天枠ランプ60
a、左枠ランプ60b、右枠ランプ60c、賞球ランプ
51および球切れランプ52を搭載した各基板に信号線
が配線されている。
構成例を示す回路図である。図6に示す例では、枠側出
力ドライバ回路357は、トランジスタ回路356A〜
356Eを含む。ただし、図6には、トランジスタ回路
356A,356Eのみが示されている。各トランジス
タ回路356A〜356Eは同一構成でよい。また、ト
ランジスタ回路356A〜356Eの出力は、枠側に設
けられている天枠ランプ60a、左枠ランプ60b、右
枠ランプ60c、賞球ランプ51および球切れランプ5
2に接続される。
SFET356aは信号増幅用のトランジスタである
が、さらに、過電流検出用のMOSFET356c,3
56dが設けられている。また、入力側には、過熱検出
回路356bが設けられている。さらに、MOSFET
356aの入力側(ゲート側)と接地ラインとを接続す
るためのスイッチ356g,356hが設けられてい
る。過熱検出回路356bは、例えば、160゜になっ
たことを検知すると、スイッチ356gを閉じてトラン
ジスタ回路356Aの出力をオフ状態にする。
ことを検知すると12V検出回路356eとスイッチ3
56hを制御する論理回路356fが設けられている。
論理回路356fは、IN端子への電圧印加が開始され
ると、所定期間内では(例えば150μs以内の期
間)、ラッシュ電流による大電流(例えば10A)が流
れたことをMOSFET356cによって検知すると、
スイッチ356hを閉じて出力電流を制限する。なお、
所定期間を検知するための回路が設けられているが図6
では記載省略されている。また、所定期間経過後では、
出力電圧が+12V以上であってMOSFET356d
によって所定値以上の電流が流れたことを検知すると、
スイッチ356hを閉じて出力電流を制限する。
56Eを使用すれば、ランプ側で短絡が生じて過電流が
流れ始めても出力電流が制限されるので、基板や素子の
破壊を防止することができる。なお、MOSFET35
6c,356d、12V検出回路356e、論理回路3
56fおよびスイッチ356hは、過電流検出/保護回
路を形成する。
て、枠側出力ドライバ回路356は、各ランプに対する
信号を電流増幅する機能を有していれば、他の構成であ
ってもよい。他の構成を用いる場合でも、過電流検出/
保護機能を有していることが好ましい。
ドの信号送信部分と音制御基板70および枠側音基板7
0Bの構成例を示すブロック図である。この実施の形態
では、遊技進行に応じて、遊技領域7の外側に設けられ
ているスピーカ27の音出力を指示するための音制御コ
マンドが、主基板31から音制御基板70に出力され
る。
本回路53におけるI/Oポート部57の出力ポート
(出力ポート0,4)570,574から出力される。
出力ポート(出力ポート4)574からは8ビットのデ
ータ(制御信号)が出力され、出力ポート570からは
1ビットのINT信号が出力される。音制御基板70に
おいて、主基板31からの各信号は、入力バッファ回路
705A,705Bを介して音声制御用CPU701に
入力する。なお、音声制御用CPU701がI/Oポー
トを内蔵していない場合には、入力バッファ回路705
A,705Bと音声制御用CPU701との間に、I/
Oポートが設けられる。
70,574の外側にバッファ回路620,67Aが設
けられている。バッファ回路620,67Aとして、例
えば、汎用のCMOS−ICである74HC250,7
4HC14が用いられる。このような構成によれば、外
部から主基板31の内部に入力される信号が阻止される
ので、音制御基板70から主基板31に信号が与えられ
る可能性がある信号ラインをさらに確実になくすことが
できる。なお、バッファ回路620,67Aの出力側に
ノイズフィルタを設けてもよい。
ッサによる音声合成回路702は、音声制御用CPU7
01の指示に応じた音声や効果音を発生し、枠側音基板
70Bに出力する。
音量切替回路703および音量増幅回路704が搭載さ
れている。音量切替回路703は、音声合成回路70か
らの信号の出力レベルを、設定されている音量に応じた
レベルにして音量増幅回路704に出力する。音量増幅
回路704は、増幅した音声信号をスピーカ27に出力
する。
れるが、+12V電圧は電源基板910で生成され、主
基板31、音制御基板70および枠側音基板70Bを介
してスピーカ27に供給される。枠側音基板70Bに
は、音制御基板70から入力された+12V電圧のノイ
ズを除去するためのノイズ除去回路706も搭載されて
いる。なお、+12Vを電源基板910から直接供給し
てもよいが、そのようにしたのでは電源基板910から
の配線が増えるので、音制御基板70を介して供給する
方が好ましい。
る音出力手段(この例では、スピーカ27)から出力さ
れる音を示す信号は、電気部品制御手段としての音制御
手段が搭載された音制御基板70とは別の枠側音基板7
0Bに搭載されている出力手段としての音量増幅回路7
04から出力される。枠側音基板70Bは、遊技盤6で
はなく枠側に取り付けられている。従って、遊技盤6の
コストを低減させることができる。
は、主基板31におけるCPU56が実行するメイン処
理すなわち遊技制御手段のメイン処理を示すフローチャ
ートである。遊技機に対する電源が投入されると、メイ
ン処理において、CPU56は、まず、必要な初期設定
を行う。
ず、割込禁止に設定する(ステップS1)。次に、割込
モードを割込モード2に設定し(ステップS2)、スタ
ックポインタにスタックポインタ指定アドレスを設定す
る(ステップS3)。そして、内蔵デバイスレジスタの
初期化を行う(ステップS4)。また、内蔵デバイス
(内蔵周辺回路)であるCTC(カウンタ/タイマ)お
よびPIO(パラレル入出力ポート)の初期化(ステッ
プS5)を行った後、RAMをアクセス可能状態に設定
する(ステップS6)。
6には、マスク可能な割込(INT)のモードとして以
下の3種類のモードが用意されている。なお、マスク可
能な割込が発生すると、CPU56は、自動的に割込禁
止状態に設定するとともに、プログラムカウンタの内容
をスタックにセーブする。
イスがRST命令(1バイト)またはCALL命令(3
バイト)をCPUの内部データバス上に送出する。よっ
て、CPU56は、RST命令に対応したアドレスまた
はCALL命令で指定されるアドレスの命令を実行す
る。リセット時に、CPU56は自動的に割込モード0
になる。よって、割込モード1または割込モード2に設
定したい場合には、初期設定処理において、割込モード
1または割込モード2に設定するための処理を行う必要
がある。
常に0038(h)番地に飛ぶモードである。
(Iレジスタ)の値(1バイト)と内蔵デバイスが出力
する割込ベクタ(1バイト:最下位ビット0)から合成
されるアドレスが、割込番地を示すモードである。すな
わち、割込番地は、上位アドレスが特定レジスタの値と
され下位アドレスが割込ベクタとされた2バイトで示さ
れるアドレスである。従って、任意の(飛び飛びではあ
るが)偶数番地に割込処理を設置することができる。各
内蔵デバイスは割込要求を行うときに割込ベクタを送出
する機能を有している。
内蔵デバイスからの割込要求を容易に処理することが可
能になり、また、プログラムにおける任意の位置に割込
処理を設置することが可能になる。さらに、割込モード
1とは異なり、割込発生要因毎のそれぞれの割込処理を
用意しておくことも容易である。上述したように、この
実施の形態では、初期設定処理のステップS2におい
て、CPU56は割込モード2に設定される。
域のデータ保護処理(例えばパリティデータの付加等の
電力供給停止時処理)が行われたか否か確認する(ステ
ップS7)。この実施の形態では、不測の電源断が生じ
た場合には、バックアップRAM領域のデータを保護す
るための処理が行われる。そのような保護処理が行われ
ていた場合をバックアップありとする。バックアップな
しを確認したら、CPU56は初期化処理を実行する。
6は、バックアップRAM領域のデータチェック(この
例ではパリティチェック)を行う。不測の電源断が生じ
た後に復旧した場合には、バックアップRAM領域のデ
ータは保存されていたはずであるから、チェック結果は
正常になる。チェック結果が正常でない場合には、内部
状態を電源断時の状態に戻すことができないので、停電
復旧時でない電源投入時に実行される初期化処理を実行
する。
8)、CPU56は、遊技制御手段の内部状態と表示制
御手段等の電気部品制御手段の制御状態を電源断時の状
態に戻すための遊技状態復旧処理を行う(ステップS
9)。そして、バックアップRAM領域に保存されてい
たPC(プログラムカウンタ)の退避値がPCに設定さ
れ、そのアドレスに復帰する。
えば、CPU56は、バックアップRAMに保存されて
いた値を各レジスタに復元する。そして、バックアップ
RAMに保存されていたデータにもとづいて電源断時の
遊技状態を確認して復帰させる。すなわち、バックアッ
プRAMに保存されていたデータにもとづいて電源断時
の特別図柄プロセス処理の進行状況を復元する。その結
果、電源断時に図柄の変動中であった場合には内部状態
がその状態になり、電源断時に大当り遊技状態であった
場合には内部状態がその状態になり、電源断時に高確率
状態であった場合には内部状態がその状態になる。そし
て、復元された状態に応じて、必要であれば、ソレノイ
ド回路59を介してソレノイド16やソレノイド21を
駆動し、始動入賞口14や開閉板20の開閉状態の復旧
を行う。また、電源断中でも保存されていた特別図柄プ
ロセスフラグおよび普通図柄プロセスフラグの値に応じ
て、電源断時の特別図柄プロセス処理の進行状況および
普通図柄プロセス処理の進行状況に対応した制御コマン
ドを、図柄制御基板80、ランプ制御基板35および音
制御基板70に送出する。
元された内部状態に応じて、各種電気部品の状態復元が
行われるとともに、図柄制御基板80、ランプ制御基板
35および音制御基板70に対して、制御状態を電源断
時の状態に戻すための制御コマンド(電源断時の制御状
態を生じさせるための制御コマンド)が送出される。そ
のような制御コマンドは、一般に、電源断前に最後に送
出された1つまたは複数の制御コマンドである。例え
ば、電源断時に可変表示装置9において図柄の変動中で
あった場合には、その変動における停止図柄がバックア
ップRAMの記憶内容から復元され、停止図柄(可変表
示結果)を示す制御コマンドや図柄の確定を示す制御コ
マンドを表示制御手段に送出したりする。
AMクリア処理を行う(ステップS11)。また、所定
の作業領域(例えば、普通図柄判定用乱数カウンタ、普
通図柄判定用バッファ、特別図柄左中右図柄バッファ、
払出コマンド格納ポインタなど)に初期値を設定する初
期値設定処理も行われる。さらに、サブ基板(ランプ制
御基板35、払出制御基板37、音制御基板70、図柄
制御基板80)を初期化するための処理を実行する(ス
テップS13)。サブ基板を初期化する処理とは、例え
ば初期設定コマンドを送出する処理である。初期設定コ
マンドとして、例えば、払出制御基板37に出力される
払出可能状態指定コマンド(払出可能状態の場合)また
は払出停止状態指定コマンド(払出不能状態の場合)が
ある。払出不能状態として、例えば、球切れスイッチま
たは下皿満タンを示す満タンスイッチがオンしていた状
態がある。すなわち、CPU56は、球切れスイッチま
たは満タンスイッチがオンしていたら払出制御基板37
に払出停止状態指定コマンドを送出し、そうでなけれ
ば、払出可能状態指定コマンドを送出する。なお、払出
可能状態指定コマンド(払出可能状態の場合)または払
出停止状態指定コマンド(払出不能状態の場合)は、ス
テップS9の遊技状態復旧処理においても実行されるよ
うに構成してもよい。
かかるようにCPU56に設けられているCTCのレジ
スタの設定が行われる(ステップS14)。すなわち、
初期値として2msに相当する値が所定のレジスタ(時
間定数レジスタ)に設定される。そして、初期設定処理
のステップS1において割込禁止とされているので、初
期化処理を終える前に割込が許可される(ステップS1
5)。
TCが繰り返しタイマ割込を発生するように設定され
る。この実施の形態では、繰り返し周期は2msに設定
される。そして、タイマ割込が発生すると、図9に示す
ように、CPU56は、例えばタイマ割込が発生したこ
とを示すタイマ割込フラグをセットする(ステップS1
2)。
5)が完了すると、メイン処理で、タイマ割込が発生し
たか否かの監視(ステップS17)の確認が行われるル
ープ処理に移行する。なお、ループ内では、表示用乱数
更新処理(ステップS16)も実行される。
タイマ割込が発生したことを認識すると、ステップS2
1〜S31の遊技制御処理を実行する。遊技制御処理に
おいて、CPU56は、まず、スイッチ回路58を介し
て、ゲートセンサ12、始動口センサ17、カウントセ
ンサ23および入賞口スイッチ19a,19b,24
a,24b等のスイッチの状態を入力し、それらの状態
判定を行う(スイッチ処理:ステップS21)。
れている自己診断機能によって種々の異常診断処理が行
われ、その結果に応じて必要ならば警報が発せられる
(エラー処理:ステップS22)。
の乱数等の各判定用乱数を示す各カウンタを更新する処
理を行う(ステップS23)。CPU56は、さらに、
停止図柄の種類を決定する乱数等の表示用乱数を更新す
る処理を行う(ステップS24)。
処理を行う(ステップS25)。特別図柄プロセス制御
では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所定の順序
で制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当
する処理が選び出されて実行される。そして、特別図柄
プロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更
新される。また、普通図柄プロセス処理を行う(ステッ
プS26)。普通図柄プロセス処理では、7セグメント
LEDによる普通図柄表示器10を所定の順序で制御す
るための普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理
が選び出されて実行される。そして、普通図柄プロセス
フラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新され
る。
表示制御コマンドをRAM55の所定の領域に設定して
表示制御コマンドを送出する処理を行う(特別図柄コマ
ンド制御処理:ステップS27)。また、普通図柄に関
する表示制御コマンドをRAM55の所定の領域に設定
して表示制御コマンドを送出する処理を行う(普通図柄
コマンド制御処理:ステップS28)。
用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確
率変動情報などのデータを出力する情報出力処理を行う
(ステップS29)。
たときにソレノイド回路59に駆動指令を行う(ステッ
プS30)。ソレノイド回路59は、駆動指令に応じて
ソレノイド16,21を駆動し、可変入賞球装置15ま
たは開閉板20を開状態または閉状態とする。
を検出するためのスイッチ17,23,19a,19
b,24a,24bの検出出力にもとづく賞球数の設定
などを行う賞球処理を実行する(ステップS31)。具
体的には、入賞検出に応じて払出制御基板37に払出制
御コマンドを出力する。払出制御基板37に搭載されて
いる払出制御用CPU371は、払出制御コマンドに応
じて球払出装置97を駆動する。
は、遊技制御処理は2ms毎に起動されることになる。
なお、この実施の形態では、タイマ割込処理では例えば
割込が発生したことを示すフラグのセットのみがなさ
れ、遊技制御処理はメイン処理において実行されるが、
タイマ割込処理で遊技制御処理を実行してもよい。
プロセス処理のプログラムの一例を示すフローチャート
である。図10に示す特別図柄プロセス処理は、図8の
フローチャートにおけるステップS25の具体的な処理
である。CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う際
に、変動短縮タイマ減算処理(ステップS310)を行
った後に、内部状態に応じて、ステップS300〜S3
09のうちのいずれかの処理を行う。変動短縮タイマ
は、特別図柄の変動時間が短縮される場合に、変動時間
を設定するためのタイマである。
0):始動入賞口14に打球入賞して始動口スイッチ1
7がオンするのを待つ。始動口スイッチ17がオンする
と、始動入賞記憶数が最大値になっていなければ、始動
入賞記憶数を+1するとともに大当り決定用乱数等を抽
出する。
特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、始動入
賞記憶数を確認する。始動入賞記憶数が0でなければ、
抽出されている大当り決定用乱数の値に応じて大当りと
するかはずれとするか決定する。
左右中図柄の停止図柄を決定する。
3):左右中の停止図柄の組み合わせにもとづいてリー
チ動作するか否か決定するとともに、リーチとすること
に決定した場合には、変動パターン決定用乱数の値に応
じてリーチ時の変動期間を決定する。
4):可変表示部8において全図柄が変動開始されるよ
うに制御する。このとき、図柄制御基板80に対して、
左右中最終停止図柄と変動態様を指令する情報とが送信
される。処理を終えると、内部状態(プロセスフラグ)
をステップS305に移行するように更新する。
5):所定時間(ステップS310の変動短縮タイマで
示された時間)が経過すると、可変表示部8において表
示される全図柄が停止される。そして、停止図柄が大当
り図柄の組み合わせである場合には、内部状態(プロセ
スフラグ)をステップS306に移行するように更新す
る。そうでない場合には、内部状態をステップS300
に移行するように更新する。
6):大入賞口を開放する制御を開始する。具体的に
は、カウンタやフラグを初期化するとともに、ソレノイ
ド21を駆動して大入賞口を開放する。また、大当りフ
ラグ(大当り中であることを示すフラグ)のセットを行
う。処理を終えると、内部状態(プロセスフラグ)をス
テップS307に移行するように更新する。
7):大入賞口ラウンド表示の表示制御コマンドデータ
をランプ制御基板35に送出する制御や大入賞口の閉成
条件の成立を確認する処理等を行う。最終的な大入賞口
の閉成条件が成立したら、内部状態をステップS308
に移行するように更新する。
8):V入賞スイッチ22の通過の有無を監視して、大
当り遊技状態継続条件の成立を確認する処理を行う。大
当り遊技状態継続の条件が成立し、かつ、まだ残りラウ
ンドがある場合には、内部状態をステップS306に移
行するように更新する。また、所定の有効時間内に大当
り遊技状態継続条件が成立しなかった場合、または、全
てのラウンドを終えた場合には、内部状態をステップS
309に移行するように更新する。
当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知するための
表示を行う。その表示が終了したら、内部状態をステッ
プS300に移行するように更新する。
されているときに、遊技盤6および枠側に設けられてい
るランプ・LEDの点灯パターンを変更する必要があっ
たり、スピーカ27からの音出力パターンを変更する必
要がある場合には、ランプ制御コマンドや音制御コマン
ドが、ランプ制御基板35や音制御基板70に出力され
る。
部品制御基板の電気部品制御手段に送出される制御コマ
ンド(例えば、ランプ制御コマンドや音制御コマンド)
のコマンド形態の一例を示す説明図である。この実施の
形態では、制御コマンドは2バイト構成であり、1バイ
ト目はMODE(コマンドの分類)を表し、2バイト目
はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの
先頭ビット(ビット7)は必ず「1」とされ、EXTデ
ータの先頭ビット(ビット7)は必ず「0」とされる。
このように、電気部品制御手段への制御指令となる制御
コマンドは、複数のデータで構成され、先頭ビットによ
ってそれぞれを区別可能な態様になっている。
する制御コマンドを構成する8ビットの制御信号CD0
〜CD7とINT信号との関係を示すタイミング図であ
る。図11(B)に示すように、MODEまたはEXT
のデータが出力ポートに出力されてから、所定の期間が
経過すると、CPU56は、データ出力を示す信号であ
るINT信号(取込信号)をハイレベルにする。また、
そこから所定の期間が経過するとINT信号をローレベ
ルにする。さらに、次に送出すべきデータがある場合に
は、すなわち、MODEデータ送出後では、所定の期間
をおいてから2バイト目のデータを出力ポートに送出す
る。このように、取込信号はMODEおよびEXTのデ
ータのそれぞれについて出力される。
電気部品制御基板に制御コマンドを出力しようとすると
きに、ROM55に設定されているコマンド送信テーブ
ルの先頭アドレスの設定が行われる。図11(C)は、
コマンド送信テーブルの一構成例を示す説明図である。
1つのコマンド送信テーブルは3バイトで構成され、1
バイト目にはINTデータが設定される。また、2バイ
ト目のコマンドデータ1には、制御コマンドの1バイト
目のMODEデータが設定される。そして、3バイト目
のコマンドデータ2には、制御コマンドの2バイト目の
EXTデータが設定される。
ータ2の領域に設定されてもよいが、コマンドデータ2
には、EXTデータが格納されているテーブルのアドレ
スを指定するためのデータが設定されるようにしてもよ
い。例えば、コマンドデータ2のビット7(ワークエリ
ア参照ビット)が0であれば、コマンドデータ2にEX
Tデータそのものが設定されていることを示す。そのよ
うなEXTデータはビット7が0であるデータである。
例えば、ワークエリア参照ビットが1であれば、EXT
データとして、コマンド拡張データテーブルの内容を使
用することを示す。
す説明図である。INTデータにおけるビット0は、払
出制御基板37に払出制御コマンドを送出すべきか否か
を示す。ビット0が「1」であるならば、払出制御コマ
ンドを送出すべきことを示す。また、INTデータにお
けるビット1は、図柄出制御基板80に表示制御コマン
ドを送出すべきか否かを示す。ビット1が「1」である
ならば、表示制御コマンドを送出すべきことを示す。I
NTデータのビット2,3は、それぞれ、ランプ制御コ
マンド、音制御コマンドを送出すべきか否かを示すビッ
トである。コマンド送信テーブルは、払出制御コマン
ド、表示制御コマンド、ランプ制御コマンドおよび音制
御コマンドの各制御コマンドのそれぞれについて用意さ
れている。
35に送出されるランプ制御コマンドの内容の一例を示
す説明図である。ランプ制御コマンドは、図11に示さ
れたようにMODEとEXTの2バイト構成である。図
12に示す例において、コマンド8000(H)〜80
22(H)、8100(H)〜8122(H)は、可変
表示部9における特別図柄の変動パターンに対応したラ
ンプ・LED表示制御パターン(点灯パターン)を指定
するランプ制御コマンドである。例えば、コマンド80
00(H)〜8022(H)は変動時間短縮のない変動
パターンに対応したコマンドであり、コマンド8100
(H)〜8122(H)は変動時間短縮のある変動パタ
ーンに対応したコマンドである。また、コマンドA0X
X(X=4ビットの任意の値)は、特別図柄の可変表示
の停止時のランプ・LED表示制御パターンを指示する
ランプ制御コマンドである。コマンドBXXXは、大当
り遊技開始から大当り遊技終了までの間のランプ・LE
D表示制御パターンを指示するランプ制御コマンドであ
る。そして、コマンドC000は、客待ちデモンストレ
ーション時のランプ・LED表示制御パターンを指示す
るランプ制御コマンドである。
XXおよびCXXXは、遊技進行状況に応じて遊技制御
手段から送出されるランプ制御コマンドである。ランプ
制御手段は、主基板31の遊技制御手段から上述したラ
ンプ制御コマンドを受信すると図12に示された内容に
応じてランプ・LEDの表示状態を変更する。なお、表
示状態が変更されるランプ・LEDには、遊技盤に設け
られているセンター飾りLED60a,60b,60
c、大入賞口内飾りLED61a、大入賞口左飾りLE
D61bおよび大入賞口右飾りLED61cと、枠側に
設けられている天枠ランプ60a、左枠ランプ60bお
よび右枠ランプ60cとが含まれる。
灯)を示す信号が出力ポートから出力され、遊技盤に設
けられているセンター飾りLED60a,60b,60
c、大入賞口内飾りLED61a、大入賞口左飾りLE
D61bおよび大入賞口右飾りLED61cについて
は、ランプ制御基板35に搭載されている出力ドライバ
回路356から各ランプ・LEDに供給される。また、
枠側に設けられている天枠ランプ60a、左枠ランプ6
0bおよび右枠ランプ60cについては、枠側ランプ基
板35Bに搭載されている枠側出力ドライバ回路357
から、表示状態変更後の状態(点灯/消灯)を示す信号
が各ランプに供給される。
の点灯個数を示すランプ制御コマンドである。例えば、
ランプ制御手段は、始動記憶表示器18における「X
X」で指定される個数の表示器を点灯状態とする。ま
た、コマンドE1XXは、ゲート通過記憶表示器41の
点灯個数を示すランプ制御コマンドである。例えば、ラ
ンプ制御手段は、ゲート通過記憶表示器41における
「XX」で指定される個数の表示器を点灯状態とする。
すなわち、それらのコマンドは、保留個数という情報を
報知するために設けられている発光体の制御を指示する
コマンドである。なお、始動記憶表示器18およびゲー
ト通過記憶表示器41の点灯個数に関するコマンドが点
灯個数の増減を示すように構成されていてもよい。
ランプ51の表示状態に関するランプ制御コマンドであ
り、コマンドE300およびE301は、球切れランプ
52の表示状態に関するランプ制御コマンドである。ラ
ンプ制御手段は、主基板31の遊技制御手段から「E2
01」のランプ制御コマンドを受信すると賞球ランプ5
1の表示状態を賞球残がある場合としてあらかじめ定め
られた表示状態とし、「E200」のランプ制御コマン
ドを受信すると賞球ランプ51の表示状態を賞球残がな
い場合としてあらかじめ定められた表示状態とする。
信号は、ランプ制御基板35から枠側ランプ基板35B
に出力され、枠側ランプ基板35Bに搭載されている枠
側出力ドライバ回路357から賞球ランプ51に供給さ
れる。
300」のランプ制御コマンドを受信すると球切れラン
プ52の表示状態を球あり中の表示状態とし、「E30
1」のランプ制御コマンドを受信すると球切れランプ5
2の表示状態を球切れ中の表示状態とする。すなわち、
コマンドE200およびE201は、未賞球の遊技球が
あることを遊技者等に報知するために設けられている発
光体を制御することを示すコマンドであり、コマンドE
300およびE301は、補給球が切れていることを遊
技者や遊技店員に報知するために設けられている発光体
を制御することを示すコマンドである。
す信号は、ランプ制御基板35から枠側ランプ基板35
Bに出力され、枠側ランプ基板35Bに搭載されている
枠側出力ドライバ回路357から球切れランプ52に供
給される。
時、または特定遊技状態(高確率状態や時短状態、この
例では高確率状態)から通常状態(低確率状態や非時短
状態、この例では低確率状態)に移行したときのランプ
・LED表示制御パターンを指示するランプ制御コマン
ドである。コマンドE401は、通常状態(低確率状態
や非時短状態、この例では低確率状態)から特定遊技状
態(高確率状態や時短状態、この例では高確率状態)に
移行したときのランプ・LED表示制御パターンを指示
するランプ制御コマンドである。
したエラーが解除されたときのランプ・LED表示制御
パターンを指示するランプ制御コマンドである。そし
て、コマンドE403は、カウントスイッチ23のエラ
ーが発生したときのランプ・LED表示制御パターンを
指示するランプ制御コマンドである。すなわち、それら
のコマンドは、発光体によって遊技状態を報知すること
を指示するコマンドである。
行するメイン処理を示すフローチャートである。ランプ
制御用CPU351は、メイン処理において、まず、レ
ジスタ、ワークエリアを含むRAMおよび出力ポート等
を初期化する初期化処理を実行する(ステップS44
1)。次いで、主基板31からランプ制御コマンドを受
信したか否かの確認を行う(ステップS442:コマン
ド確認処理)。また、受信したランプ制御コマンドに応
じて、使用するランプデータを変更する等の処理である
コマンド実行処理を行う(ステップS443)。なお、
主基板31からのランプ制御コマンドは、INT信号の
入力に応じて起動される割込処理で取り込まれ、RAM
に形成されている入力バッファに格納される。
用CPU351は、タイマ割込フラグの監視(ステップ
S444)を行うループ処理に移行する。そして、図1
4に示すように、タイマ割込が発生すると、ランプ制御
用CPU351は、タイマ割込フラグをセットする(ス
テップS450)。メイン処理において、タイマ割込フ
ラグがセットされていたら、ランプ制御用CPU351
は、そのフラグをクリアするとともに(ステップS44
5)、ランププロセス更新処理およびポート出力処理を
行う(ステップS446,S447)。
点滅制御されるランプ・LEDの点灯パターンは、RO
Mに格納されているランプデータに応じて制御される。
ランプデータは、制御パターンの種類毎(図12に示さ
れた変動パターン指定の種類を示す制御コマンドおよび
遊技進行状況に応じて遊技制御手段から送出されるその
他の遊技演出に関する制御コマンド毎)に用意されてい
る。各ランプデータには、ランプ・LEDを点灯または
消灯することを示すデータ、および点灯または消灯の期
間(プロセスタイマ値)を示すデータが設定されてい
る。すなわち、ROMの制御用データ領域には、発光体
の点灯パターンを示すデータが格納されている。
イマ値に応じた値が初期設定されたタイマの値の減算処
理が行われ、そのタイマがタイムアウトすると、ランプ
データにおける次のアドレスに設定されているデータに
応じてランプ・LEDを消灯または点灯させることに決
定されるとともに、その決定結果に応じたプロセスタイ
マ値がタイマに設定される。また、プロセスタイマ値が
タイマに設定されたときには点灯/消灯の切替がなされ
たときであるから、ポート出力処理において、ランプ・
LEDを点灯または消灯のためのデータが該当する出力
ポートに出力される。
2ms毎にかかるとする。すなわち、ランププロセス更
新処理およびポート出力処理は、2ms毎に起動され
る。
たROMのアドレスマップを示す説明図である。ROM
領域には制御用データ領域と制御プログラム領域とがあ
るが、制御用データ領域において、最前部に初期化デー
タテーブルが格納されている。ランプ制御用CPU35
1は、初期化に際して、制御用データ領域に格納されて
いる初期化データを用いて、レジスタ、RAMおよび出
力ポート等の初期化を行う。
示LED表示テーブルが格納されている。記憶表示LE
D表示テーブルには、例えば、「1」、「2」、「3」
および「4」のデータが設定されている。そして、例え
ば、メイン処理におけるコマンド実行処理(ステップS
443)において、始動入賞記憶数ランプ指定コマンド
を受信したことを確認したら、記憶表示LED表示テー
ブルにおける該当データを参照して、始動記憶表示器1
8の点灯/消灯制御を行う。具体的には、例えば、点灯
個数に応じた所定のフラグがセットされ、ポート出力処
理において、そのフラグを参照して、始動記憶表示器1
8に対して信号を出力するための出力ポートに「1」ま
たは「0」が出力される。
納されている。コマンド上位バイトテーブルには、ラン
プ制御コマンドの上位バイト(MODEデータ)に応じ
た処理が格納されているプログラムのアドレスと、MO
DEデータに応じたアドレステーブルとが設定されてい
る。例えば、コマンド実行処理(ステップS443)に
おいて、受信したランプ制御コマンドのMODEデータ
に従ってコマンド上位バイトテーブルの内容が参照さ
れ、対応する処理(プログラム)が実行される。その処
理では、アドレステーブルと受信したランプ制御コマン
ドの下位バイト(EXTデータ)とに応じて、制御用デ
ータ領域においてコマンド上位バイトテーブルの次に格
納されているランプデータ選択テーブルにおけるデータ
が特定される。そして、特定されたデータが指すランプ
データが選択される。
御コマンドが8000(変動ランプ指定#1)であった
場合には、コマンド上位バイトテーブルにおける80
(H)に対応したデータ(4バイト)が参照される。そ
のデータの上位2バイトは、上位バイトが80(H)で
あるランプ制御コマンドを受信したときの処理が格納さ
れているアドレスである。そして、その処理において、
コマンド上位バイトテーブルのデータにおける下位の2
バイトの内容と受信したランプ制御コマンドのEXTデ
ータとの和の値が示すランプデータ選択テーブルのデー
タが特定される。従って、受信したランプ制御コマンド
の上位バイトが80(H)である場合に参照されるコマ
ンド上位バイトテーブルにおける下位2バイトは、変動
ランプ指定に関するランプデータ選択テーブルの先頭ア
ドレスに相当する。
灯のパターンを示すデータが制御用データ領域における
ランプデータに格納されている。そして、メイン処理に
おけるランププロセス更新処理(ステップS446)に
おいて、ランプデータを参照してランプ・LEDの点灯
/消灯が制御される。従って、ランプ・LEDの点灯の
パターンを変更したい場合には、ランプデータを変更す
るだけでよく、メイン処理のプログラムを変更する必要
はない。
に送出される音制御コマンドの内容の一例を示す説明図
である。音制御コマンドもMODEとEXTの2バイト
構成である。図16に示す例において、コマンド8XX
X(X=4ビットの任意の値)は、特別図柄の変動期間
における音発生パターンを指定する音制御コマンドであ
る。コマンドBXXX(X=4ビットの任意の値)は、
大当り遊技開始から大当り遊技終了までの間における音
発生パターンを指定する音制御コマンドである。その他
のコマンドは、特別図柄の変動および大当り遊技に関わ
らない音制御コマンドである。音制御基板70に搭載さ
れている音制御手段は、主基板31の遊技制御手段から
上述した音制御コマンドを受信すると図16に示された
内容に応じて音出力状態を変更する制御を行う。
するメイン処理を示すフローチャートである。音声制御
用CPU701は、メイン処理において、まず、レジス
タ、ワークエリアを含むRAMおよび出力ポート等を初
期化する初期化処理を実行する(ステップS461)。
次いで、主基板31から音制御コマンドを受信したか否
かの確認を行う(ステップS462:コマンド確認処
理)。また、受信した音制御コマンドに応じて、使用す
る音声データを変更する等の処理であるコマンド実行処
理を行う(ステップS463)。なお、主基板31から
の音制御コマンドは、INT信号の入力に応じて起動さ
れる割込処理で取り込まれ、RAMに形成されている入
力バッファに格納される。
CPU701は、タイマ割込フラグの監視(ステップS
464)を行うループ処理に移行する。そして、図18
に示すように、タイマ割込が発生すると、音声制御用C
PU701は、タイマ割込フラグをセットする(ステッ
プS470)。メイン処理において、タイマ割込フラグ
がセットされていたら、音声制御用CPU701は、そ
のフラグをクリアするとともに(ステップS465)、
音声プロセス更新処理およびポート出力処理を行う(ス
テップS466,S467)。
スピーカ27から出力される音パターンは、ROMに格
納されている音声データに応じて制御される。音声デー
タは、制御パターンの種類毎(図16に示された制御コ
マンド毎)に用意されている。
スト信号(SIRQ)、シリアルクロック信号(SIC
K)、シリアルデータ信号(SI)および転送終了信号
(SRDY)によって制御される。音声合成回路702
は、SIRQがローレベルになると、SICKに同期し
てSIを1ビットずつ取り込み、SRDYがローレベル
になるとそれまでに受信した各SIからなるデータを1
つの音声再生用データと解釈する。
出力されるシリアルデータ信号に応じたデータ、および
そのデータに応じて発生される音声の継続期間(プロセ
スタイマ値)を示すデータが設定されている。すなわ
ち、制御用データには、音発生手段(この例ではスピー
カ27)からの出力パターンを示すデータが格納されて
いる。
マ値に応じた値が初期設定されたタイマの値の減算処理
が行われ、そのタイマがタイムアウトすると、音声デー
タにおける次のアドレスに設定されているデータに応じ
て出力音声に変更することが決定されるとともに、その
決定結果に応じたプロセスタイマ値がタイマに設定され
る。また、プロセスタイマ値がタイマに設定されたとき
には出力音声の切替がなされたときであるから、ポート
出力処理(ステップS467)において、音声合成回路
702にデータを出力するための出力ポートを介して、
音声合成回路702に、新たな出力音声に対応したデー
タが出力される。
ポート出力処理において、SIRQをオン(ローレベ
ル)にして、ROM(音声コマンドデータ領域)から読
み出したデータ(音声コマンド)をSICKに同期して
SIとして出力し、出力が完了したらSRDYをローレ
ベルにする。音声合成回路702は、SIによってデー
タを受信すると、受信したデータに応じた音声を発生す
る。
2ms毎にかかるとする。すなわち、音声プロセス更新
処理およびポート出力処理は、2ms毎に起動される。
OMのアドレスマップを示す説明図である。ROM領域
には制御用データ領域と制御プログラム領域とがある
が、制御用データ領域において、最前部に初期化データ
テーブルが格納されている。音声制御用CPU701
も、初期化に際して、制御用データ領域に格納されてい
る初期化データを用いて、レジスタ、RAMおよび出力
ポート等の初期化を行う。
ド上位バイトテーブルが格納されている。コマンド上位
バイトテーブルには、音制御コマンドの上位バイト(M
ODEデータ)に応じた処理が格納されているプログラ
ムのアドレスと、MODEデータに応じたアドレステー
ブルとが設定されている。例えば、コマンド実行処理
(ステップS463)において、受信した音制御コマン
ドのMODEデータに従ってコマンド上位バイトテーブ
ルの内容が参照され、対応する処理(プログラム)が実
行される。その処理では、アドレステーブルと受信した
音制御コマンドの下位バイト(EXTデータ)とに応じ
て、制御用データ領域においてコマンド上位バイトテー
ブルの次に格納されている音声データ選択テーブルにお
けるデータが特定される。そして、特定されたデータが
指す音声データが選択される。
マンドが8000(変動中音指定#1)であった場合に
は、コマンド上位バイトテーブルにおける80(H)に
対応したデータ(4バイト)が参照される。そのデータ
の上位2バイトは、上位バイトが80(H)である音制
御コマンドを受信したときの処理すなわち音声アドレス
選択処理が格納されているアドレスである。そして、そ
の処理において、コマンド上位バイトテーブルのデータ
における下位の2バイトの内容と受信した音制御コマン
ドのEXTデータとの和の値が示す音声データ選択テー
ブルのデータが特定される。従って、受信した音制御コ
マンドの上位バイトが80(H)である場合に参照され
るコマンド上位バイトテーブルにおける下位2バイト
は、変動中音指定に関する音声データ選択テーブルの先
頭アドレスに相当する。
に与えられるデータすなわち出力音声を示すデータが制
御用データ領域における音声コマンドデータに格納され
ている。そして、メイン処理における音声プロセス更新
処理(ステップS466)において、音声データが参照
され、さらに音声コマンドデータを参照して出力音声が
制御される。従って、出力音声のパターンを変更したい
場合には、音声データまたは音声コマンドデータを変更
するだけでよく、メイン処理のプログラムを変更する必
要はない。
に設置されているランプ制御基板35と枠側に設置され
ている枠側ランプ基板35Bとの双方に出力ドライバ回
路が搭載されていたが、出力ドライバ回路を一つの基板
に搭載してもよい。図20は、枠側に設置される枠側出
力ドライバ基板35Cに、遊技機に設けられている全て
の発光体(ランプやLED)の出力ドライバ回路を搭載
した例を示すブロック図である。
に搭載されているランプ制御用CPU351が、センタ
ー飾りLED60a,60b,60c、大入賞口内飾り
LED61a、大入賞口左飾りLED61b、大入賞口
右飾りLED61c、始動記憶表示器18、ゲート通過
記憶表示器41、天枠ランプ60a、左枠ランプ60
b、右枠ランプ60c、賞球ランプ51および球切れラ
ンプ52の点灯/消灯を示す信号を枠側出力ドライバ基
板35Cに対して出力する。そして、枠側出力ドライバ
基板35Cに搭載されている出力ドライバ回路358
は、枠側に設けられている天枠ランプ60a、左枠ラン
プ60b、右枠ランプ60c、賞球ランプ51および球
切れランプ52に対して点灯/消灯を示す信号を出力す
る。また、出力ドライバ回路358は、遊技盤6に設け
られているセンター飾りLED60a,60b,60
c、大入賞口内飾りLED61a、大入賞口左飾りLE
D61b、大入賞口右飾りLED61c、始動記憶表示
器18およびゲート通過記憶表示器41に対して点灯/
消灯を示す信号を出力する。従って、出力ドライバ回路
358は、枠側に設けられている天枠ランプ60a、左
枠ランプ60b、右枠ランプ60c、賞球ランプ51お
よび球切れランプ52に対するそれぞれの信号を増幅す
るための増幅用のトランジスタ等の増幅素子を含み、さ
らに、遊技盤6に設けられているセンター飾りLED6
0a,60b,60c、大入賞口内飾りLED61a、
大入賞口左飾りLED61b、大入賞口右飾りLED6
1c、始動記憶表示器18およびゲート通過記憶表示器
41に対する信号を増幅するためのトランジスタアレイ
等を含む。
られている全てのランプ・LEDに信号を出力する出力
手段としての出力ドライバ回路358が、遊技盤6にで
はなく枠側に設けられている。従って、図20に示され
た構成でも、遊技盤6のコストを低減することができ
る。また、ランプ制御基板35を枠側に設けてもよい。
主基板31からランプ制御手段に対する制御コマンドの
形態を、複数の機種間で共通化しておけば、機種が異な
ってもランプ制御手段の構成を共通に用いることができ
る。従って、遊技盤6を変更する際に、ランプ制御基板
35を変更しなくてもよい。よって、ランプ制御基板3
5を枠側に設けることができる。その場合には、遊技盤
6のコストをさらに低減することができる。
を含む遊技制御手段が、遊技機に設けられている発光体
その他の電気部品を駆動するための信号を作成し、それ
らの信号を、枠側に設置されれている枠側出力ドライバ
基板150に出力するよう構成されている例を示すブロ
ック図である。なお、電気部品が発光体である場合に
は、電気部品を駆動するための信号は、発光体の点灯ま
たは消灯を示す信号である。
56は、出力ポート57a〜57mおよび出力バッファ
回路63a〜63mを介して電気部品を駆動するための
信号を枠側出力ドライバ基板150に出力する。枠側出
力ドライバ基板150において、出力ドライバ回路15
1は、電気部品を駆動するためのそれぞれの信号を増幅
するための増幅用トランジスタ等の増幅素子を含み、電
気部品が搭載された基板または電気部品に信号を供給す
るための信号出力中継基板に、増幅された信号を出力す
る。
ライバ基板150は、遊技盤6にではなく枠側に設けら
れているので、遊技盤6のコストを低減することができ
る。また、可変表示部9の表示、音出力パターン、ラン
プ・LEDの配置や発光パターンのみを変更したいわゆ
る兄弟機においては、主基板31を枠側に設けてもよ
い。その場合には、遊技盤6のコストをさらに低減する
ことができる。
斜視図である。図22に示す構造では、前面枠2Bの後
方に遊技盤6が交換可能に取り付けられる。遊技盤6の
後方には機構板36が取り付けられる。前面枠2B、遊
技盤6および機構板36は、外枠2A内に取り付けられ
る。また、前面枠2Bの前面にはガラス扉枠2が開閉可
能に取り付けられている。
の構造と同じであるが、図22に示す構造では、可変表
示部8を有する可変表示制御ユニット29が、遊技盤6
にではなく、枠側に構成される装置として機構板36に
取り付けられている。可変表示部8において可変表示さ
れる図柄等の識別情報は、遊技盤6に設けられている遊
技盤開口部123および機構板36に設けられている表
示用開口部124を介して遊技者に視認される。このよ
うな構造では、遊技盤6を交換するときに可変表示装置
9は交換されない。従って、遊技盤6のコストを低減す
ることができる。
ための表示制御手段を構成する回路の基板実装例を示す
ブロック図である。主基板31の出力ポート(出力ポー
ト2)572から、表示制御コマンドとして8ビットの
データ(制御信号)が出力され、出力ポート570から
は1ビットのストローブ信号(INT信号)が出力され
る。
OM102に格納されたプログラムに従って動作し、主
基板31からノイズフィルタ107および入力バッファ
回路105Bを介してINT信号が入力されると、入力
バッファ回路105Aを介して表示制御コマンドを受信
する。入力バッファ回路105A,105Bとして、例
えば汎用ICである74HC540,74HC14を使
用することができる。なお、表示制御用CPU101が
I/Oポートを内蔵していない場合には、入力バッファ
回路105A,105Bと表示制御用CPU101との
間に、I/Oポートが設けられる。
主基板31から図柄制御基板80へ向かう方向にのみ信
号を通過させることができる。従って、図柄制御基板8
0側から主基板31側に信号が伝わる余地はない。な
お、出力ポート570,572の出力をそのまま図柄制
御基板80に出力してもよいが、単方向にのみ信号伝達
可能な出力バッファ回路620,62Aを設けることに
よって、主基板31から図柄制御基板80への一方向性
の信号伝達をより確実にすることができる。すなわち、
出力バッファ回路620,62Aは、出力ポートともに
不可逆性情報出力手段を構成する。不可逆性情報出力手
段によって、図柄制御基板80への信号伝達線を介する
不正信号の入力が確実に防止される。
ら+12V電圧が入力され、図柄制御基板80から枠側
表示基板80Bおよび可変表示制御ユニット29に、基
板上の各回路が使用する電源電圧であるVDDおよびLC
D82等が使用する電源電圧であるビデオ用VDDが供給
される。図柄制御基板80にはノイズ除去回路108が
搭載され、主基板31からの+12V電圧はノイズ除去
回路108を介して枠側制御基板80Bに出力される。
また、ノイズ除去回路108の出力はレギュレータIC
109に入力され、レギュレータIC109によってビ
デオ用VDDが生成される。なお、+12V電圧は電源基
板910で生成され、主基板31に入力されている。
制御コマンドに従って、可変表示部9としてのLCD8
2に表示される画面の表示制御を行う。具体的には、表
示制御コマンドに応じた指令を、枠側表示基板80Bに
搭載されているVDP103に与える。
3は、キャラクタROM86から必要なデータを読み出
す。VDP103は、入力したデータに従ってLCD8
2に表示するための画像データを生成し、R,G,B信
号および同期信号を、LCD82が搭載されている可変
表示制御ユニット29に出力する。
トするためのリセット回路83、VDP103に動作ク
ロックを与えるための発振回路85、および使用頻度の
高い画像データを格納するキャラクタROM86も示さ
れている。キャラクタROM86に格納される使用頻度
の高い画像データとは、例えば、LCD82に表示され
る人物、動物、または、文字、図形もしくは記号等から
なる画像などである。
イバ87が搭載されている。LCDドライバ87は、枠
側表示基板80BからR,G,B信号および同期信号を
入力し、表示用のデータおよび制御信号を作成してLC
D82に対して出力する。
1および表示制御用CPU101が搭載された図柄制御
基板80は遊技盤6に取り付けられるが、VDP103
を搭載した枠側表示基板80Bは枠側に取り付けられ
る。可変表示制御ユニット29も枠側(機構板36)に
取り付けられている。従って、遊技盤6には表示制御手
段を構成する回路のうちのVDP103や可変表示制御
ユニット29は設置されず、遊技盤6のコストを低減す
ることができる。なお、キャラクタROM86の交換等
が不要である場合には、図柄制御基板80と枠側表示基
板80Bとを一体として遊技盤6とともに交換してもよ
い。その場合でも、少なくとも可変表示ユニット29が
枠側に設置されているので、遊技盤6のコストダウンを
図ることができる。
技機の機種が異なると表示制御用CPU101が実行さ
れるプログラムを変更する必要があるが、VDP103
およびその周辺回路を変更しなくてよい場合がある。そ
の場合、遊技店における機種交換(遊技盤6の変更)の
際に、VDP103およびその周辺回路を交換するのは
無駄である。しかし、図23に示された形態では、VD
P103およびその周辺回路は枠側に設置されているの
で、遊技盤6を交換する際に、交換不要な部分をそのま
ま残すことができる。
示基板80Bと可変表示制御ユニット29とを別構成に
したが、枠側表示基板80Bに搭載されている回路を可
変表示制御ユニット29に組み込んでもよい。
態では、出力手段としての各ドライバ回路等を搭載した
枠側ランプ基板35B、枠側音基板70B、枠側表示基
板80Bおよび可変表示制御ユニット29等が枠側に取
り付けられているので、遊技盤6のコストを低減するこ
とができる。
機1は、主として、始動入賞にもとづいて可変表示部9
に可変表示される特別図柄の停止図柄が所定の図柄の組
み合わせになると所定の遊技価値が遊技者に付与可能に
なる第1種パチンコ遊技機であったが、始動入賞にもと
づいて開放する電動役物の所定領域への入賞があると所
定の遊技価値が遊技者に付与可能になる第2種パチンコ
遊技機や、始動入賞にもとづいて可変表示される図柄の
停止図柄が所定の図柄の組み合わせになると開放する所
定の電動役物への入賞があると所定の権利が発生または
継続する第3種パチンコ遊技機であっても、本発明を適
用できる。
技機に限られず、スロット機等においても本発明を適用
することができる。例えば、遊技者の操作によって可変
表示を開始し、遊技者の操作によって可変表示を停止さ
せ、その表示結果に応じてコイン等が払い出されたりビ
ッグボーナスなどの遊技価値が付与されるスロット機に
おいては、ビッグボーナス,レギュラーボーナスなどの
当り判定等を行う遊技制御手段と、遊技制御手段からの
コマンドにもとづいて、遊技者の操作によって停止され
る可変表示部以外のリール、画像表示、ランプ、音等を
制御する演出制御手段を設けたものにあっては、演出制
御手段において本発明を適用できる。
からみた正面図である。図24に示すように、スロット
機500において、中央付近に、パチンコ遊技機1の遊
技盤に相当する遊技パネル501が着脱可能に取り付け
られている。また、遊技パネル501の中央付近には、
複数種類の図柄が可変表示される可変表示領域502が
設けられている。可変表示領域502の左側には、1枚
賭けランプ503、2枚賭けランプ504および3枚賭
けランプ505が設けられている。また、可変表示領域
502の右側には、ゲームオーバーランプ506、リプ
レイランプ507、ウェイトランプ508、スタートラ
ンプ509およびメダル投入指示ランプ510が設けら
れている。
ントLEDによるクレジット表示器511、7セグメン
トLEDによるゲーム回数表示器512および7セグメ
ントLEDによるペイアウト表示器513が設けられて
いる。この実施の形態では、可変表示領域502には、
「左」、「中」、「右」の3つの図柄表示エリアがあ
り、各図柄表示エリアに対応してそれぞれ図柄表示リー
ル514a,514b,514cが設けられている。
種の操作を行うための各種入力スイッチなどが配される
操作テーブル520が設けられている。操作テーブル5
20の奥側には、コインを1枚ずつBETする(賭け
る)ためのBETスイッチ521、1ゲームで賭けるこ
とのできる最高枚数(例えば3枚)ずつコインをBET
するためのMAXBETスイッチ522、精算スイッチ
523、およびコイン投入口524が設けられている。
コイン投入口524に投入されたコインは、投入コイン
センサ(図示せず)によって検知される。この例では、
コイン投入口524からコインが投入される毎に、例え
ば50枚を上限として、クレジット表示器511に表示
される数値を1つずつ増やす。そして、BETスイッチ
521が押下されてコインが1枚BETされる毎にクレ
ジット表示器511に表示される数値を1減らす。ま
た、MAXBETスイッチ522が押下されてコインが
3枚BETされる毎にクレジット表示器511に表示さ
れる数値を3減らす。
トスイッチ525、左リールストップスイッチ526
a、中リールストップスイッチ526b、右リールスト
ップスイッチ526cおよびコイン詰まり解消スイッチ
527が設けられている。操作テーブル520の手前左
右には、それぞれランプ528a,528bが設けられ
ている。操作テーブル520の下部には、着脱可能に取
付けられているタイトルパネル530が設けられてい
る。タイトルパネル530には、スロット機の機種名称
などが描かれる。タイトルパネル530の下部には、効
果音などを出力するスピーカ531が設けられている。
また、タイトルパネル530の下部には、内部記憶可能
な数量(例えば50個)を越えたコインを貯留するコイ
ン貯留皿532が設けられている。
取付けられているパネル540が設けられている。パネ
ル540の中央付近には、遊技者に遊技方法や遊技状態
などを報知するLCD(液晶表示装置)541が設けら
れている。例えば、入賞発生時に、キャラクタが所定動
作を行う画像をLCD541に表示することで、後述す
る当選フラグが設定されていることを遊技者に報知す
る。パネル540の上部には、各種情報を報知するため
のランプ542,543,544が設けられている。ま
た、パネル540の外側の左右には、効果音を発する2
つのスピーカ545a,545bが設けられている。さ
らに、遊技パネル501の外側周辺には、遊技効果ラン
プ550,551,552,553が設けられている。
正面から見た正面図である。また、図26は、スロット
機の前面扉を裏面から見た裏面図である。図25に示す
ように、筐体の上部には、主基板600および主基板用
出力基板600Bが設置され、筐体の側部には、演出制
御基板用出力基板630Bが設置されている。そして、
筐体の下部には、コイン払出口581にコインを払い出
すコイン払出装置580が設置されている。また、図2
6に示すように、前面扉の上部には演出制御基板630
が設置されている。なお、前面扉の中央部には、透視パ
ネル501Aが設置されている。また、透視パネル50
1Aよりもやや下部にコイン払出装置580に至る投入
コイン出口582が設けられ、コイン貯留皿532に至
るコイン通路583の中途に、コイン払出装置580か
らのコインが流入する払出コイン入り口584が設けら
れている。
てスロット機500を制御する基本回路と、スタートス
イッチ525からの信号および各ストップスイッチ52
6a〜526cからのストップスイッチ信号を基本回路
に与えるスイッチ回路と、図柄表示リール514a〜5
14cを回転させるリールモータ等を基本回路501か
らの指令に従って駆動するモータ回路607とが搭載さ
れている。主基板用出力基板600Bは、遊技パネル5
01に設置されている各種ランプに対する出力信号を出
力するための出力ドライバ回路が搭載されている基板で
ある。
制御手段は、スロット機500に設けられている各種の
遊技効果ランプ550等、蛍光灯631およびLCD5
41の表示制御を行う。また、演出制御基板630に搭
載されている演出制御手段は、スロット機500に設け
られているスピーカ531,545a,545bの音出
力制御、およびリールランプ652の点灯制御を行う。
演出制御基板用出力基板630Bには、遊技パネル50
1やパネル540以外の部分に設けられている各種ラン
プやスピーカに出力される出力信号の出力ドライバ回路
が搭載されている。
30、主基板用出力基板600Bおよび演出制御基板用
出力基板630Bの関係を示すブロック図である。主基
板600には、上述した各回路の他に、例えば8ビット
のデータと1ビットのストローブ信号(INT信号)が
出力される出力バッファ回路611と、大当り乱数(こ
の場合、ボーナスゲームの発生を許容する乱数)などの
各乱数を発生させる乱数発生回路612、スタートスイ
ッチ信号の受信に応じて乱数発生回路612から乱数を
取得して基本回路601に出力するサンプリング回路6
13とが設けられている。基本回路601は、プログラ
ムに従って制御動作を行うCPU602、ワークメモリ
として使用される記憶手段の一例であるRAM603、
ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM604お
よびI/Oポート部605を含む。
651と、リールランプ652と、リールセンサ653
とが格納されている。リールモータ651は、各リール
514a〜514cを回転させるためのモータである。
リールランプ652は、各リール514a〜514cの
内部に設けられ、各リール514a〜514cに描かれ
た図柄のうち、可変表示領域501において視認される
図柄をリールの内側から照らすためのランプである。リ
ールセンサ653は、各リール514a〜514cの回
転状態や回転数などを感知するためのセンサである。
イッチ回路606を介して基本回路601に入力すると
ともに、サンプリング回路613に入力する。基本回路
601は、スタートスイッチ525の検出信号が入力す
ると、モータ回路607を介してリール制御信号を出力
する。リール制御信号によってリールモータ651が駆
動して、各リール514a〜514cが回転を開始す
る。サンプリング回路613は、スタートスイッチ52
5の検出信号が入力したタイミングで、乱数発生回路6
12から1個の乱数を抽出して基本回路601に出力す
る。CPU602は、サンプリング回路613から受け
た乱数と、ROM604内に格納されている入賞役別の
入賞判定テーブルとを参照して、入賞の発生を許容する
か否かを入賞役別に決定し、その決定結果をRAM60
3に記憶させる。このようにして、スタートスイッチ5
25が操作されたタイミングで、入賞役の当選の有無が
決定される。CPU602は、その後、入賞役別の当選
結果に応じてリール514a〜514cを制御する。
チ525の検出信号が入力されたことに対応して、バッ
ファ回路611を介して演出制御基板630にゲームの
開始を特定可能な制御コマンドを出力する。演出制御基
板630は、受信した制御コマンドにもとづいて、ゲー
ム開始時に対応して定められた演出パターンに従って、
遊技効果ランプ550等や、LCD541などを制御す
る。
制御用CPU等による演出制御手段は、スロット機50
0に設けられている各種の遊技効果ランプ550等、蛍
光灯631およびLCD541の表示制御を行う。ま
た、演出制御手段は、スロット機500に設けられてい
るスピーカ531,545a,545bの音出力制御を
行う。さらに、演出制御手段は、リールランプ652の
点灯制御を行う。なお、LCD541には、演出制御手
段の制御によって、遊技状態や遊技方法を報知するため
の表示などの様々な情報が表示される。また、演出制御
基板630には、LCD541を駆動する駆動回路が搭
載されている。
40に設置されているランプ以外の発光体および音発生
手段(この例では、遊技効果ランプ550、蛍光灯63
1およびスピーカ531,545a,545b)をON
/OFFする信号は、演出制御手段から演出制御基板用
出力基板630Bに出力される。演出制御用出力基板に
搭載されている出力ドライバ回路は、それらの信号を増
幅して、発光体および音発生手段に出力する。なお、出
力ドライバ回路の構成は、図6に示されたトランジスタ
回路や図7に示された枠側音基板に搭載されている回路
の構成と同様である。
る出力ドライバ回路は、例えば、遊技パネル501に設
置されている各ランプをON/OFFさせる信号を主基
板600から入力し、それらの信号を増幅して各ランプ
に供給する。スロット機の機種交換に際して、例えば、
デザイン上の理由および図柄配列の変更等のために、リ
ール514a〜514cを含むリールユニット650、
遊技パネル501、タイトルパネル530およびパネル
540が交換され、それに伴って、主基板600および
演出制御基板630が交換されるのであるが、機種が違
っても、前面扉に設置されるランプの種類や数は共通す
ることが多い。従って、主基板600とは別個に主基板
用出力基板600Bを設置しておけば、機種が違っても
主基板用出力基板600Bを共通使用できる。
1等の交換とともに交換され遊技機に設けられる電気部
品の制御を行う電気部品制御手段を搭載した制御基板と
しての主基板600と、電気部品制御手段が電気部品を
制御する信号の出力に用いる回路が構成された出力ドラ
イバ回路の少なくとも一部を搭載した主基板用出力基板
600Bとが別の基板として構成されているので、機種
変更に際して出力ドライバ回路の少なくとも一部を交換
しなくて済み、出力手段を構成する回路の分だけ遊技機
のコストを低減することができる。
換されるパネル540に設置されているLCD541を
駆動する駆動回路は演出制御基板630に搭載され、遊
技パネル501およびパネル540に設置されているラ
ンプ以外の発光体および音発生手段をON/OFFする
信号は演出制御基板用出力基板630Bにおいて増幅さ
れる。
制御基板630も交換されるが、交換されない発光体お
よび音発生手段を駆動するための出力手段が搭載された
演出制御基板用出力基板630Bを交換する必要はな
い。よって、機種変更に際して出力ドライバ回路の少な
くとも一部を交換しなくて済み、出力手段を構成する回
路の分だけ遊技機のコストを低減することができる。
手段を搭載した制御基板と出力手段の少なくとも一部を
搭載した出力基板とは別の基板として構成されるととも
に、制御基板と出力基板とは別個に配置されているの
で、機種が変わっても変更される可能性が低い出力手段
については交換が不要になり、その結果、機種変更に伴
って交換が必要となる部品点数を減少させることができ
る。
機種変更に伴って交換される出力手段および電気部品制
御手段を搭載した制御基板と、出力手段のうち機種変更
に伴う交換を必要としない出力手段を搭載した出力基板
とが別の基板として構成されているので、出力手段から
の信号の出力先の電気部品の設置位置に応じて出力手段
を設置するような方式を用いることができる。すなわ
ち、機種変更時に交換が必要な出力手段は制御基板に設
けられるので、機種変更に伴って交換が必要となる部品
点数を減少させることができるとともに、交換作業を容
易にすることができる。
機本体の側に設けられているので、機種変更時の出力基
板の取り外しが不要になり、機種変更に伴う作業を簡略
化することができる。
段が、遊技制御手段から出力されるコマンドにもとづい
て電気部品の制御を行うように構成されているので、電
気部品の種類に対応した電気部品制御手段を構成するこ
とができる。
体側電気部品を制御する信号の出力のための出力手段が
搭載されているので、交換部品の部品点数を削減するこ
とができ、遊技機のコスト低減を図ることができる。
段が、交換部品側電気部品と本体側電気部品との双方の
制御を行う構成されているので、出力手段を電気部品制
御手段とは別基板に形成した場合でも、電気部品制御の
効率化を図ることができる。
部品を制御する信号の出力に用いる出力手段が制御基板
に搭載されているので、交換部品側の基板の組み付け工
程が簡略化される。
体であって、遊技機において多数設けられているもので
あるから出力手段の数も多く、その結果、機種変更に伴
って変更不要な出力手段も多くなり、遊技機のコスト低
減の効果は大きい。
技領域に遊技媒体を発射して遊技を行う遊技機の遊技機
本体としての遊技枠に着脱可能に取り付けられる遊技盤
であるから、遊技領域に遊技媒体を発射して遊技を行う
遊技機において、機種が変わっても変更される可能性が
低い出力手段については、機種変更に応じて交換される
遊技盤の側にではなく本体側に設けることが可能にな
る。
る。
板を示す説明図である。
況を示す説明図である。
の一例を示すブロック図である。
板における信号送受信部分を示すブロック図である。
図である。
る信号送受信部分を示すブロック図である。
を示すフローチャートである。
である。
トである。
品制御手段に送出される制御コマンドの制御を説明する
ための説明図である。
明図である。
を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
レスマップを示す説明図である。
図である。
示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
マップを示す説明図である。
ライバ基板における信号送受信部分を示すブロック図で
ある。
る信号送受信部分を示すブロック図である。
視図である。
び可変表示制御ユニットにおける信号送受信部分を示す
ブロック図である。
である。
である。
ク図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 遊技機に設けられた電気部品の制御を行
うための電気部品制御手段を含む所定の交換部品が遊技
機本体に対して交換可能に取り付けられ、前記所定の交
換部品を交換することにより機種変更が可能な遊技機で
あって、 前記遊技機は前記電気部品制御手段が前記電気部品を制
御する信号の出力に用いる回路を含む出力手段を備え、 前記電気部品制御手段を搭載した制御基板と、前記出力
手段の少なくとも一部を搭載した出力基板とは別の基板
として構成されるとともに、前記制御基板と前記出力基
板とは別個に配置されていることを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 遊技機に設けられた電気部品の制御を行
うための電気部品制御手段を含む所定の交換部品が遊技
機本体に対して交換可能に取り付けられ、前記所定の交
換部品を交換することにより機種変更が可能な遊技機で
あって、 前記遊技機は前記電気部品制御手段が前記電気部品を制
御する信号の出力に用いる回路を含む出力手段を備え、 前記出力手段のうち機種変更に伴って交換される出力手
段および前記電気部品制御手段を搭載した制御基板と、
前記出力手段のうち機種変更に伴う交換を必要としない
出力手段を搭載した出力基板とを別の基板として構成し
たことを特徴とする遊技機。 - 【請求項3】 出力基板は、遊技機本体の側に設けられ
ている請求項1または請求項2記載の遊技機。 - 【請求項4】 遊技の進行を制御する遊技制御手段を備
え、 電気部品制御手段は、前記遊技制御手段から出力される
コマンドにもとづいて電気部品の制御を行う請求項1な
いし請求項3記載の遊技機。 - 【請求項5】 電気部品は遊技機本体の側に設けられる
本体側電気部品を含み、 出力基板には、電気部品制御手段が前記本体側電気部品
を制御する信号の出力に用いる出力手段が搭載されてい
る請求項1ないし請求項4記載の遊技機。 - 【請求項6】 電気部品制御手段は、前記交換部品に設
けられた電気部品である交換部品側電気部品と、遊技機
本体の側に設けられる電気部品である本体側電気部品と
の双方の制御を行う請求項1ないし請求項5記載の遊技
機。 - 【請求項7】 前記交換部品に設けられた電気部品であ
る交換部品側電気部品を制御する信号の出力に用いる出
力手段は制御基板に搭載されている請求項1ないし請求
項6記載の遊技機。 - 【請求項8】 電気部品は発光体である請求項1ないし
請求項7記載の遊技機。 - 【請求項9】 遊技機は、遊技領域に遊技媒体を発射し
て遊技を行う遊技機であって、 前記交換部品は、遊技機本体としての遊技枠に着脱可能
に取り付けられる遊技盤を含む請求項1ないし請求項8
記載の遊技機。
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JP2004016323A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-01-22 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2004147766A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Fuji Shoji:Kk | 弾球遊技機 |
JP2006150050A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-06-15 | Heiwa Corp | パチンコ遊技機 |
JP2013013755A (ja) * | 2012-09-14 | 2013-01-24 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2021171468A (ja) * | 2020-04-28 | 2021-11-01 | 株式会社平和 | 遊技機 |
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JP2000005420A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-11 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2000126413A (ja) * | 1998-10-23 | 2000-05-09 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機 |
JP2001162001A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-06-19 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
-
2000
- 2000-10-26 JP JP2000327859A patent/JP4619516B2/ja not_active Expired - Fee Related
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