JP2002125361A - 渦電流式減速装置 - Google Patents

渦電流式減速装置

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JP2002125361A JP2000316529A JP2000316529A JP2002125361A JP 2002125361 A JP2002125361 A JP 2002125361A JP 2000316529 A JP2000316529 A JP 2000316529A JP 2000316529 A JP2000316529 A JP 2000316529A JP 2002125361 A JP2002125361 A JP 2002125361A
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braking
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power generation
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Makoto Ogawa
誠 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電手段(12、40)を備えると共に発電
手段(12、40)により発生させられた電力の有効活
用を可能にすること。 【解決手段】 制動ドラム4と、制動ドラム4の回転面
に対し隙間をおいてかつ周方向に間隔をおいて静止枠2
0に配設された複数の制動用電磁石30と、制動用電磁
石30の各々に電力を供給しうるよう制動用電磁石30
の各々に接続された蓄電池Bとを備えた渦電流式減速装
置。制動ドラム4の他の回転面と静止枠20との間には
発電手段(12、40)が配設され、発電手段(12、
40)により発生させられた電力を蓄電池Bに供給して
充電しうるよう発電手段(12、40)と蓄電池Bとが
接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、特にトラッ
ク等の大型車両のメインブレーキであるフットブレーキ
を補助するのに適用される渦電流式減速装置、更に詳し
くは、制動ドラム又は制動ディスクからなる回転体と、
回転体の回転面に対し隙間をおいてかつ周方向に間隔を
おいて静止枠に配設された複数の制動用電磁石と、制動
用電磁石の各々に電力を供給しうるよう制動用電磁石の
各々に接続された蓄電池とを備えた渦電流式減速装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記形態の渦電流式減速装置は、例えば
特開平6−327227号公報に開示されている。上記
公報に開示された渦電流式減速装置は、非回転体のブラ
ケットの外周面に複数の電磁石が配置され、複数の電磁
石の外側に隙間をもって強磁性体である回転体が配置さ
れ、回転体にはロータが取り付けられ、非回転体のブラ
ケットにステータが取り付けられ、複数の電磁石に整流
器を介してステータの発生電力が供給されるよう構成さ
れている。電磁石はコアとコイルとから構成されてい
る。ロータは永久磁石から構成され、ステータはステー
タコイルとステータコアとから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記渦電流式減速装置
において、ロータが回転するとステータにおけるステー
タコイルに交流電流が発生する。ステータコイルに発生
した交流電流は上記ブラケットに取り付けられた整流器
を介して直流電流に変換され、スイッチ等を介して電磁
石のコイルのみに供給される。すなわち、スイッチをO
Nとして上記直流電流を電磁石のコイルに供給すること
により、渦電流式減速装置の制動を作動させることがで
きる。この渦電流式減速装置においては、ステータコイ
ルに発生させられた電力は渦電流式減速装置の制動を作
動させる場合にのみ使用され、それ以外の用途としては
利用されないので、制動を作動させない走行時における
発電が無駄となり、十分に有効活用されているとはいえ
ない。
【0004】本発明は上記事実に基づいてなされたもの
であり、その目的は、発電手段を備えると共に発電手段
により発生させられた電力を蓄電池の充電に利用すると
共に蓄電池の電力を制動の作動に利用することによっ
て、発電手段により発生させられた電力の有効活用を可
能にする、新規な渦電流式減速装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回転体
と、回転体の回転面に対し隙間をおいてかつ周方向に間
隔をおいて静止枠に配設された複数の制動用電磁石と、
制動用電磁石の各々に電力を供給しうるよう制動用電磁
石の各々に接続された蓄電池とを備えた渦電流式減速装
置において、回転体の他の回転面と静止枠との間には発
電手段が配設され、発電手段により発生させられた電力
を蓄電池に供給して充電しうるよう発電手段と蓄電池と
が接続されている、ことを特徴とする渦電流式減速装
置、が提供される。発電手段は、回転体の他の回転面部
に周方向に間隔をおいて配設された複数の発電用永久磁
石と、発電用永久磁石の各々に隙間をおいて対向しうる
ようかつ周方向に間隔をおいて静止枠に配設された複数
の発電用コイルユニットとから構成され、回転体の回転
による発電用永久磁石の各々の回転により発電用コイル
ユニットの各々に発生させられた電力を蓄電池に供給し
て充電しうるよう発電用コイルユニットの各々と蓄電池
とが接続されている、ことが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明による渦電流式減速
装置の好適実施形態を添付図面を参照して更に詳細に説
明する。図1を参照して、図示しない車両であるトラッ
クにおけるトランスミッションの図示しない出力軸に
は、半径方向外方に延びる環状の支持フランジ2が一体
に回転しうるように取り付けられている。支持フランジ
2には、渦電流式減速装置用の回転体である制動ドラム
4が、複数のボルト6により締結されている。制動ドラ
ム4はアルミニウム等の非磁性材料から形成されてい
る。制動ドラム4の環状の被制動部4aには、鉄等から
なる環状の強磁性体8が埋設されている。強磁性体8の
内周面は被制動部4aの内周面と一致するよう、被制動
部4aの内周面側に露呈させられている。強磁性体8の
内周面は制動ドラム4の被制動部4aの一つの回転面を
規定している。制動ドラム4の被制動部4aには、強磁
性体8に対し軸方向に間隔をおいて環状の他の強磁性体
10が埋設されている。他の強磁性体10の内周面は被
制動部4aの内周面と一致するよう、被制動部4aの内
周面側に露呈させられている。他の強磁性体10には周
方向に間隔をおいて複数の発電用永久磁石12が埋設さ
れている。発電用永久磁石12の各々の半径方向内側面
は、他の強磁性体10の内周面と実質上一致するよう、
他の強磁性体10の内周面側に露呈させられている。発
電用永久磁石12の各々は、各々の磁極が半径方向に向
くよう配置され、また周方向に隣接する発電用永久磁石
12の各々の磁極は相互に異極となるよう配置されてい
る。上記他の強磁性体10の内周面は制動ドラム4の被
制動部4aの他の回転面を規定している。
【0007】制動ドラム4の被制動部4aの半径方向内
側には、静止枠20が配設されている。静止枠20は、
被制動部4aの内周面に対して一定の間隔をおいて延在
する環状の本体部21と、本体部21の軸方向の一端か
ら半径方向内側に延び出す取付フランジ部22とを備
え、取付フランジ部22を介して図示しないトランスミ
ッションケースに装着されている。アルミニウム等の非
磁性材料から形成されている静止枠20の本体部21の
外周部には、鉄等からなる環状の強磁性体23が埋設さ
れている。強磁性体23の外周面は本体部21の外周面
と一致するよう、本体部21の外周面側に露呈させられ
ている。強磁性体23は制動ドラム4の強磁性体8に対
向した位置に配置されている。強磁性体23の外周面に
は周方向に間隔をおいて複数の制動用電磁石30が装着
されている。制動用電磁石30の各々は、半径方向内側
端面が強磁性体23の外周面に当接された鉄心32と、
鉄心32の外周面を囲うよう図示しないボビンを介して
配設されたコイル34と、鉄心32の半径方向外側端面
を覆うよう配置された磁極板36とを備え、ビス38に
より強磁性体23の外周面に取り付けられている。制動
用電磁石30の各々において、ビス38は、磁極板36
と鉄心32とを強磁性体23に締結している。制動用電
磁石30の各々の磁極板36の半径方向外側面と、制動
ドラム4の被制動部4aにおける強磁性体8の内周面と
の間には所定の隙間が形成されている。
【0008】静止枠20の本体部21には、強磁性体2
3に対し軸方向に間隔をおいて環状の他の強磁性体24
が埋設されている。他の強磁性体24の外周面は本体部
21の外周面と一致するよう、本体部21の外周面側に
露呈させられている。強磁性体24は制動ドラム4の強
磁性体10に対向した位置に配置されている。強磁性体
24の外周面には周方向に間隔をおいて複数の発電用コ
イルユニット40が装着されている。発電用コイルユニ
ット40の各々は、半径方向内側端面が強磁性体24の
外周面に当接された鉄心42と、鉄心42の外周面を囲
うよう図示しないボビンを介して配設されたコイル44
と、鉄心42の半径方向外側端面を覆うよう配置された
磁極板46とを備え、ビス48により強磁性体24の外
周面に取り付けられている。発電用コイルユニット40
の各々において、ビス38は、磁極板46と鉄心42と
を強磁性体24に締結している。発電用コイルユニット
40の各々の磁極板46の半径方向外側面と、制動ドラ
ム4の被制動部4aにおける強磁性体10の内周面との
間には所定の隙間が形成されている。上記発電用永久磁
石12の各々と発電用コイルユニット40の各々とは、
制動ドラム4の上記他の回転面と静止枠20との間に配
設された発電手段を構成している。
【0009】図示しないトラックには蓄電池Bが備えら
れている。制動用電磁石30の各々におけるコイル34
と蓄電池Bとは、蓄電池Bから制動用電磁石30の各々
に電力が供給されるよう、図示しないスイッチ等を含む
電気回路を介して接続されている。発電用コイルユニッ
ト40の各々におけるコイル44と蓄電池Bとは、制動
ドラム4の回転による発電用永久磁石12の各々の回転
により発電用コイルユニット40の各々におけるコイル
44に発生させられた電力を蓄電池Bに供給して充電し
うるよう、それ自体は周知の適宜の充電回路を介して接
続されている。
【0010】トラックが停止しているときには、制動ド
ラム4は回転することなく停止しているので、上記発電
手段による発電作用はなく、したがって発電手段による
蓄電池Bへの充電は行われない。トラックが走行する
と、制動ドラム4が回転し、発電用永久磁石12の各々
も回転するので、発電用コイルユニット40の各々にお
けるコイル44には電力が発生させられる。この電力は
蓄電池Bに供給されて蓄電池Bの充電が行なわれる。渦
電流式減速装置の制動を作動させる場合には、蓄電池B
と制動用電磁石30の各々とを接続する電気回路に配設
された図示しないスイッチがONされる。蓄電池Bから
制動用電磁石30の各々に電力が供給され、制動用電磁
石30の各々が磁化されて制動が作動させられる。なお
制動用電磁石30の各々の磁化の方向は半径方向に規定
され、また周方向に隣接する制動用電磁石30の各々の
磁極は相互に異極となるよう該磁化の方向が規定されて
いる。上記スイッチをOFFすることにより制動用電磁
石30の各々の磁化が解除され、制動の作動が停止され
る。なお、渦電流式減速装置の制動力は、蓄電池Bから
制動用電磁石30の各々に供給される電力を適宜に調整
することにより、所望するとおりに可変制御することも
容易に可能である。上記説明から容易に理解されるよう
に、本発明による渦電流式減速装置によれば、発電手段
が備えられ、この発電手段により発生させられた電力を
蓄電池Bの充電に利用すると共に蓄電池Bの電力を制動
の作動に利用することによって、発電手段により発生さ
せられた電力を有効活用することができる。また渦電流
式減速装置の制動の作動による蓄電池Bの電圧降下も、
実用上問題とならない程度に抑えることが可能になる。
【0011】上記渦電流式減速装置の実施形態において
は、渦電流式減速装置用の回転体として制動ドラム4が
使用されているが、渦電流式減速装置用の回転体として
制動ディスクを使用する他の実施形態もある。以下、図
2を参照して本発明による渦電流式減速装置の他の実施
形態について説明する。なお、図2に示す渦電流式減速
装置において、図1に示されている渦電流式減速装置と
実質上同一の部分は同一符号で示し、説明は省略する。
図示しない車両であるトラックにおけるトランスミッシ
ョンの図示しない出力軸には、制動ディスク50が一体
に回転しうるように取り付けられている。制動ディスク
50はアルミニウム等の非磁性材料から形成されてい
る。制動ディスク50の環状の被制動部50aには、鉄
等からなる環状の強磁性体51が埋設されている。強磁
性体51の軸方向の片側表面は被制動部50aの軸方向
の片側表面と一致するよう、被制動部50aの該片側表
面側に露呈させられている。強磁性体51の該片側表面
は制動ディスク50の被制動部50aの一つの回転面を
規定している。制動ディスク50の被制動部50aに
は、強磁性体51に対し半径方向外側に間隔をおいて環
状の他の強磁性体52が埋設されている。他の強磁性体
52の軸方向の片側表面は被制動部50aの軸方向の片
側表面と一致するよう、被制動部50aの該片側表面側
に露呈させられている。他の強磁性体52には周方向に
間隔をおいて複数の発電用永久磁石12が埋設されてい
る。発電用永久磁石12の各々の軸方向の片側表面は、
他の強磁性体52の該片側表面と実質上一致するよう、
他の強磁性体52の該片側表面側に露呈させられてい
る。発電用永久磁石12の各々は、各々の磁極が軸方向
に向くよう配置され、また周方向に隣接する発電用永久
磁石12の各々の磁極が相互に異極となるよう配置され
ている。上記他の強磁性体52の該片側表面は制動ディ
スク50の被制動部50aの他の回転面を規定してい
る。
【0012】制動ディスク50に対し軸方向の該片側表
面側に隣接して、静止枠60が配設されている。静止枠
60は、被制動部50aの該片側表面に対して一定の間
隔をおいて延在する環状の本体部61と、本体部61の
周縁部から半径方向外側に延び出す取付フランジ部62
とを備え、取付フランジ部62を介して図示しないトラ
ンスミッションケースに装着されている。アルミニウム
等の非磁性材料から形成されている静止枠60の本体部
61の、被制動部50aの該片側表面に対向する軸方向
の片側表面側には、鉄等からなる環状の強磁性体63が
埋設されている。強磁性体63の軸方向の片側表面は本
体部61の該片側表面と一致するよう、本体部61の該
片側表面側に露呈させられている。強磁性体63は制動
ディスク50の強磁性体51に対向した位置に配置され
ている。強磁性体63の該片側表面には周方向に間隔を
おいて複数の制動用電磁石30が装着されている。制動
用電磁石30の各々の磁極板36の軸方向の片側面と、
制動ディスク50の被制動部50aにおける強磁性体5
1の該片側表面との間には所定の隙間が形成されてい
る。
【0013】静止枠60の本体部61には、強磁性体6
3に対し半径方向外側に間隔をおいて環状の他の強磁性
体64が埋設されている。他の強磁性体64の軸方向の
片側表面は本体部61の該片側表面と一致するよう、本
体部61の該片側表面側に露呈させられている。強磁性
体64は制動ディスク50の被制動部50aにおける強
磁性体52に対向した位置に配置されている。強磁性体
64の該片側表面には周方向に間隔をおいて複数の発電
用コイルユニット40が装着されている。発電用コイル
ユニット40の各々の磁極板46の軸方向の片側面と、
制動ディスク50の被制動部50aにおける強磁性体5
2の該片側表面との間には所定の隙間が形成されてい
る。上記発電用永久磁石12の各々と発電用コイルユニ
ット40の各々とは、制動ディスク50の上記他の回転
面と静止枠60との間に配設された発電手段を構成して
いる。
【0014】図示しないトラックには蓄電池Bが備えら
れている。制動用電磁石30の各々におけるコイル34
と蓄電池Bとは、蓄電池Bから制動用電磁石30の各々
に電力が供給されるよう、図示しないスイッチ等を含む
電気回路を介して接続されている。発電用コイルユニッ
ト40の各々におけるコイル44と蓄電池Bとは、制動
ディスク50の回転による発電用永久磁石12の各々の
回転により発電用コイルユニット40の各々におけるコ
イル44に発生させられた電力を蓄電池Bに供給して充
電しうるよう、それ自体は周知の適宜の充電回路を介し
て接続されている。
【0015】トラックが停止しているときには、制動デ
ィスク50は回転することなく停止しているので、上記
発電手段による発電作用はなく、したがって発電手段に
よる蓄電池Bへの充電は行われない。トラックが走行す
ると、制動ディスク50が回転し、発電用永久磁石12
の各々も回転するので、発電用コイルユニット40の各
々におけるコイル44には電力が発生させられる。この
電力は蓄電池Bに供給されて蓄電池Bの充電が行なわれ
る。渦電流式減速装置の制動を作動させる場合には、蓄
電池Bと制動用電磁石30の各々とを接続する電気回路
に配設された図示しないスイッチがONされる。蓄電池
Bから制動用電磁石30の各々に電力が供給され、制動
用電磁石30の各々が磁化されて制動が作動させられ
る。なお、制動用電磁石30の各々の磁化の方向は軸方
向に規定され、また周方向に隣接する制動用電磁石30
の各々の磁極は相互に異極となるように該磁化の方向が
規定されている。上記スイッチをOFFすることにより
制動用電磁石30の各々の磁化が解除され、制動の作動
が停止される。なお、渦電流式減速装置の制動力は、蓄
電池Bから制動用電磁石30の各々に供給される電力を
適宜に調整することにより、所望するとおりに可変制御
することも容易に可能である。上記説明から容易に理解
されるように、図2に示されている渦電流式減速装置の
他の実施形態は、図1に示されている渦電流式減速装置
の実施形態と実質上同じ基本的構成を有しているので、
実質上同じ作用効果を達成することができる。
【0016】以上、本発明を実施形態に基づいて添付図
面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は上記実施
形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱す
ることなく、更に他の種々の変形あるいは修正が可能で
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明による渦電流式減速装置によれ
ば、発電手段を備えると共に発電手段により発生させら
れた電力を蓄電池の充電に利用すると共に蓄電池の電力
を制動の作動に利用することによって、発電手段により
発生させられた電力の有効活用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による渦電流式減速装置の実施形態の要
部を示す縦断面図。
【図2】本発明による渦電流式減速装置の他の実施形態
の要部を示す縦断面図。
【符号の説明】
4 制動ドラム 12 発電用永久磁石 20、60 静止枠 30 制動用電磁石 40 発電用コイルユニット 50 制動ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体と、回転体の回転面に対し隙間を
    おいてかつ周方向に間隔をおいて静止枠に配設された複
    数の制動用電磁石と、制動用電磁石の各々に電力を供給
    しうるよう制動用電磁石の各々に接続された蓄電池とを
    備えた渦電流式減速装置において、 回転体の他の回転面と静止枠との間には発電手段が配設
    され、発電手段により発生させられた起電力を蓄電池に
    供給して充電しうるよう発電手段と蓄電池とが接続され
    ている、ことを特徴とする渦電流式減速装置。
  2. 【請求項2】 発電手段は、回転体の他の回転面の部分
    に周方向に間隔をおいて配設された複数の発電用永久磁
    石と、発電用永久磁石の各々に隙間をおいて対向しうる
    ようかつ周方向に間隔をおいて静止枠に配設された複数
    の発電用コイルユニットとから構成され、回転体の回転
    による発電用永久磁石の各々の回転により発電用コイル
    ユニットの各々に発生させられた電力を蓄電池に供給し
    て充電しうるよう発電用コイルユニットの各々と蓄電池
    とが接続されている、請求項1記載の渦電流式減速装
    置。
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