JP2002125260A - 無線通信方法及び無線通信端末 - Google Patents
無線通信方法及び無線通信端末Info
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Abstract
て、簡単な構成や処理で形態の異なる複数の通信が同時
に行えるようにする。 【解決手段】 基地局1と無線通信端末5との間で、所
定の無線伝送チャンネルを設定して双方向の無線通信を
行う場合に、基地局1と無線通信端末5との間で設定さ
れる1単位の無線伝送チャンネルを少なくとも第1の分
割チャンネルと第2の分割チャンネルに分割し、第1の
分割チャンネルで、基地局1を介して接続された第1の
相手と無線通信端末との通信を行い、第2の分割チャン
ネルで、基地局1を介して接続された第2の相手と無線
通信端末との通信を行う。
Description
の無線通信端末及びその無線通信端末を使用した無線通
信方法に関する。
は、1台の端末で1回線の通信を行う通信手段を備え
て、その通信手段を使用して、その通信端末用のネット
ワーク内の基地局との間で無線通信を行うことで、各種
通信が行われる。例えば、音声通話用のマイクロホンと
スピーカなどを備えた端末の場合には、無線通信により
接続された相手と音声通話が行える。また、データ通信
用の処理部を端末が内蔵したり、或いはデータ通信用の
端子を備えて何らかのデータ処理装置と接続させた端末
の場合には、インターネットのホームページの閲覧や、
電子メールの送受信などのデータ通信が行える。
末などの無線通信端末は、基地局との間で設定される通
信回線が1回線だけであるため、例えば上述した音声通
話とデータ通信とを1台の端末で同時に行うことはでき
ない。即ち、端末内の通信手段では、そのときに設定さ
れた1回線の無線通信回線を使用して、音声通話用のデ
ータの送受信を行うか、或いはインターネットや電子メ
ール等のデータの送受信を行うかの何れかの処理が選択
的に行えるだけであり、基本的に形態の異なる複数の通
信を同時に行うことは困難である。
台の無線通信端末に、2組の通信回路を内蔵させて、そ
れぞれの通信回路で基地局と個別に通信チャンネルを設
定させて、一方の通信回路で音声通話用の通信を行い、
他方の通信回路でデータ通信用の通信を行う構成とする
ことが考えられる。ところが、このようなことをする
と、それだけ端末装置の構成が複雑化するだけでなく、
端末装置で無線通信に必要な電力が約2倍になり、それ
だけ端末装置に内蔵されたバッテリの持続時間を短くし
てしまう等の問題が発生してしまう。
ものであり、携帯電話端末などの無線通信端末を使用し
て、簡単な構成や処理で形態の異なる複数の通信が同時
に行えるようにすることにある。
に本発明は、基地局と無線通信端末との間で、所定の無
線伝送チャンネルを設定して双方向の無線通信を行う場
合に、基地局と無線通信端末との間で設定される1単位
の無線伝送チャンネルを少なくとも第1の分割チャンネ
ルと第2の分割チャンネルに分割し、第1の分割チャン
ネルで、基地局を介して接続された第1の相手と無線通
信端末との間の通信を行い、第2の分割チャンネルで、
基地局を介して接続された第2の相手と無線通信端末と
の間の通信を行うようにしたものである。
の間で設定された1単位の無線伝送チャンネルを複数に
分割して、複数の相手と同時に通信が行えるようにな
る。
添付図面を参照して説明する。
示した図である。本例においては、無線電話システムに
適用した例であり、無線電話用の基地局1が、この無線
電話システム用の制御局2の制御に基づいて、その基地
局1の周囲の端末局4と無線通信を行う。この場合、基
地局1と無線通信を行う端末局4は、制御局2の制御に
より、有線又は無線の電話回線と接続されて、任意の相
手側と通信が行える。例えば、基地局1から図示しない
交換局を経由して、加入者回線の端末(電話機)と接続
されて、その端末のユーザと音声通話が行える。また、
制御局1からインターネット3に接続されて、端末局4
でホームページの閲覧や電子メールの送受信などのデー
タ通信が行える。なお、以下の説明ではこのような音声
通話以外の用途の通信をデータ通信と述べる。
は、ここでは携帯電話機として構成された端末装置5が
使用される。図1の例では、この端末装置5に、データ
処理装置6が接続してある。このデータ処理装置6は、
例えばPDA(Personal Digital Assistants )などと
称される小型の情報機器であり、例えばこのデータ処理
装置6で受信したホームページの表示や送受信させる電
子メールの表示などが行える。なお、端末装置5にデー
タ処理装置6の機能を内蔵させてあっても良い。
れた無線伝送チャンネルの中の1伝送チャンネルを使用
して無線電話回線を設定させて、双方向の伝送が行われ
る。その伝送チャンネルの具体的な設定例については後
述するが、本例の場合には、基地局1と端末装置5との
間で設定された1単位の伝送チャンネルを使用して、端
末装置5が複数の相手と通信できる構成としてある。即
ち、設定された1単位の伝送チャンネルの中に、複数の
分割チャンネルを設定し、そのときの通信状況に応じて
それぞれの分割チャンネルの使用状況を設定できるよう
にしてある。基地局1では、1伝送チャンネル内の分割
チャンネルに伝送されるデータを個別に処理して、その
とき端末装置5と接続された1つ又は複数の相手側と通
信できるように構成してある。
た図である。まず受信系の構成について説明すると、ア
ンテナ11が接続された無線処理部12では、所定の周
波数帯の特定チャンネルの信号を中間周波信号又はベー
スバンド信号に周波数変換する受信処理を行い、得られ
た中間周波信号又はベースバンド信号をデコーダ/エン
コーダ13に供給して、所定のデコード処理を行って、
受信データを得る。得られた受信データは、データ処理
部14に供給して、音声データなどの実データや各種制
御データなどを抽出する処理を行う。データ処理部14
で音声データが抽出された場合には、その音声データを
音声処理部15に供給して、音声データのデコード処理
を行って圧縮符号化された音声データをアナログ音声信
号とし、アナログ音声信号をスピーカ16に供給して出
力させる。
説明すると、音声通話時には、音声入力用のマイクロホ
ン17が出力する音声信号を音声処理部15に供給し
て、所定の方式に圧縮符号化された音声データとし、そ
の音声データをデータ処理部14に供給する。データ処
理部14では、得られた音声データに制御データなどを
付加して規定された構成の伝送データとし、データ処理
部14が出力する伝送データを、デコーダ/エンコーダ
13に供給して無線伝送用にエンコードする。そして、
エンコードされた信号を無線処理部12に供給して、所
定の伝送チャンネルの周波数に周波数変換し、その周波
数変換された送信信号をアンテナ11から無線送信させ
る。
する際や、符号化された音声データを復号する際の符号
化率は、可変設定できる構成としてある。
データやインターネット用のデータなどが抽出された場
合には、このデータ処理部14と内部バスを介して接続
されたインターフェース部24に抽出されたデータを供
給し、インターフェース部24で出力処理が行われたデ
ータを、端子部25に接続された外部のデータ処理装置
に伝送させる。
部25にデータが伝送される場合には、そのデータをイ
ンターフェース部24で入力処理した後データ処理部1
4に供給し、データ処理部14が出力する伝送データ
に、インターフェース部24から供給されるデータを付
加して無線送信させる。これらのデータ通信用の受信処
理及び送信処理は、本例の端末装置は上述した音声通話
用の通信処理と同時に実行できる構成としてある。
処理は、端末装置5に内蔵されたコントローラ21の制
御で実行される構成としてあり、コントローラ21から
の指令が内部バスを介して無線処理部12,デコーダ/
エンコーダ13,データ処理部14,音声処理部15な
どに届く構成としてある。コントローラ21には、キー
入力部22からのキー操作情報が供給される。また、端
末装置5に配置された液晶表示パネルなどで構成される
表示部23での表示についても、コントローラ21の制
御で実行される。
ャンネルを設定させる際にも、コントローラ21の制御
で実行される。このときコントローラ21は、そのとき
の端末装置5の使用状況や、基地局1側からの指示など
に基づいて、1伝送チャンネル内の分割チャンネルの使
用状態を設定するようにしてある。
分割チャンネルを設定する処理の例について、図3〜図
6を参照して説明する。
DMA(Time Division Multiple Accsess:時分割多元
接続)方式で行われる場合の例である。TDMA方式の
場合には、それぞれの伝送周波数に、所定のフレーム周
期を規定し、そのフレーム周期内に、時間で分割して設
定した複数のスロットを配置する。図3の例では、1フ
レーム内に、スロット1,スロット2‥‥スロットn
(nは2以上の任意の整数:以下同じ)のn個のスロッ
トを配置した例としてある。基地局と端末装置との間で
1単位の無線伝送チャンネルを設定する際には、基地局
の制御で1フレーム内の規定された数のスロット(ここ
では1スロット)を割当てて、その割当てられたスロッ
トを通信に使用する。
への上り回線とで異なる伝送周波数を使用する場合に
は、下り回線の周波数と上り回線の周波数に1スロット
ずつ割当てる。また例えば、基地局からの下り回線と基
地局への上り回線とで同じ伝送周波数を使用する場合に
は、1フレーム内で下り用のスロットと上り用のスロッ
トの2スロットを1フレームに割当てる。
間での1伝送チャンネルで、1フレームに1スロットを
割当てた例としてある。ここで、その割当てられた1ス
ロットを、さらに一定の時間間隔で分割して、複数の分
割チャンネル(チャンネルS1,S2‥‥Sn−1,S
n)を設定し、各分割チャンネル毎に個別の通信データ
(通信1,通信2‥‥)が割当てられるようにする。
波数ホッピングが行われるチャンネルとして設定される
場合の例である。この周波数ホッピングの場合には、周
波数を変化させる1ホッピング周期を規定し、その規定
された1周期内で、所定時間毎に送信又は受信を行う周
波数を変化させるものである。図4の例では、1ホッピ
ング周期内で、スロットF1,F2,‥‥Fn−1,F
nを設定させて、そのスロット毎に送受信を行う周波数
を予め決められた順序で変化させてある。このように周
波数ホッピングが行われる伝送方式とした場合に、周波
数が変化する単位である1スロットF1,F2,‥‥F
n−1,Fnで、1伝送チャンネルを分割して、複数の
分割チャンネルF1〜Fnを設定し、各分割チャンネル
毎に個別の通信データ(通信1,通信2‥‥)が割当て
られるようにする。
DMA(Code Division Multiple Accsess:符号分割多
元接続)方式で行われる場合の例である。CDMA方式
の場合には、1伝送チャンネルのデータを、複数の拡散
符号C1,C2‥‥Cn−1,Cnで拡散させた信号と
して、無線伝送させる。1伝送チャンネルで使用する拡
散符号C1〜Cnの数は、そのチャンネルで伝送可能な
データレートにより設定される。この方式で分割チャン
ネルを設定する場合には、拡散符号で拡散される前の信
号で、複数の分割チャンネルの通信データ(通信1,通
信2‥‥)を多重化して、その多重化した1伝送チャン
ネル分の信号を拡散符号で拡散された信号として無線伝
送させる。なお、このような拡散符号を用いる場合に
は、1伝送チャンネル内で伝送するデータレートに応じ
て、1伝送チャンネルで使用する拡散符号の数を変化さ
せても良い。
ルチキャリア信号による方式の場合の例である。マルチ
キャリア信号の場合には、1伝送チャンネルを構成する
周波数帯域内に、比較的短い周波数間隔で多数のサブキ
ャリア信号f1 ,f2 ,‥‥fn-1 ,fn を配置して、
各サブキャリア信号で分散させて変調された信号とし
て、無線伝送させる。この方式で分割チャンネルを設定
する場合には、所定数のキャリア信号を単位として分割
チャンネルを設定する。例えば図6の例では、2本のサ
ブキャリア信号(例えばf1 ,f2 )を1つの分割チャ
ンネルとし、その2本のサブキャリア信号による分割チ
ャンネル毎に個別の通信データ(通信1,通信2‥‥)
を割当てるようにしてある。このマルチキャリア信号の
場合には、1伝送チャンネル内で伝送するデータレート
に応じて、1伝送チャンネルで使用するサブキャリア信
号の数を変化させても良い。
ンネルを設定する場合には、例えば各分割チャンネルで
の通信(通信1,通信2‥‥)のデータレートは、音声
通話用データを最低限の音声品質で伝送できるレートと
する。例えば、1伝送チャンネルでのデータレートが6
4kbpsであるとき、最低限の音声品質の音声データ
のレートとして9.6kbpsあれば良いので、1分割
チャンネルのデータレートを約10kbpsとして、1
伝送チャンネル内に6分割チャンネルを設定できるよう
にする。このようにすることで、1つの分割チャンネル
を使用すれば、最小限の音声品質で音声通話が行えるよ
うになる。
要求があるとき、その通信要求に応じて、1伝送チャン
ネル内の分割チャンネルの使用状態を設定する。例え
ば、あるデータレートのデータ通信の要求があるとき、
その要求に応じた分割チャンネルの使用数を決めて、通
信を開始させる。このとき、複数の異なる通信の要求が
あるとき、それぞれの通信に別の分割チャンネルを割当
てて同時通信を実現させる。
行う際には、例えばその通信種類別に優先順位を決め
て、通信要求のあるデータの合計のデータレートが、1
伝送チャンネル全体のデータレートを越えるとき、優先
順位に基づいて各分割チャンネルで伝送させるデータを
設定させるようにすれば良い。例えば、リアルタイム通
信を必要とするデータ(通話,音声・映像のストリーミ
ング再生等)に対しては高い優先順位を設定し、その他
のデータ通信に対しては低い優先順位を設定し、リアル
タイム通信を必要とするデータに対して優先的に分割チ
ャンネルが割当てられて伝送されるようにしても良い。
を設定するようにしても良い。即ち、先に始めた通信の
優先順位を高くし、後から開始された通信の優先順位を
低くして、1伝送チャンネルで伝送できる最大のデータ
レートを越えたとき、優先順位の低い通信から伝送を一
時的に停止させて、その通信が行える状況になるまで待
機させても良い。
順位を決めた場合において、複数の通信の優先順位が同
じ場合に、上述したような通信の開始順番に基づいた優
先順位の設定を行うようにしても良い。
チャンネルを設定して通信を行う例を、図7を参照して
説明する。この例では、端末装置と基地局との間で無線
伝送チャンネルが設定されて、既に何らかのデータ通信
中であるとする(ステップST10)。この状態で、こ
のとき通信中の端末装置への、音声通話用の信号の着信
があることを制御局が検出したとき、基地局から端末装
置に対して、端末装置の呼び出し信号を伝送する(ステ
ップST11)。この呼び出し信号の伝送には、例えば
通信中の無線伝送チャンネルを使用して伝送するが、用
意された何らかの制御信号の伝送区間を使用して伝送す
る。
端末の状態が基地局からの呼び出しに応答できるコール
可能な状態か否か判断し(ステップST12)、コール
可能であると判断したとき、基地局を経由して制御局側
にコール可能であることの信号を伝送する(ステップS
T13)。このコール可能信号の伝送についても、用意
された何らかの制御信号の伝送区間を使用して伝送す
る。
基地局では、その信号を制御局に伝送し、制御局で通話
相手(端末装置の呼び出し元)に呼び出し中であること
を通知し(ステップST14)、端末装置に対してコー
ル呼び出し信号を伝送する(ステップST15)。この
コール呼び出し信号を端末装置が受信すると、端末装置
は呼び出し音を鳴らす等のコール処理を行い(但しこの
端末装置はデータ通信中であるので通常と異なるコール
処理が行われる場合もある)、その呼び出しに応答する
処理があるとき(いわゆるフック操作などの操作)、通
話開始を承諾する信号を端末装置から基地局を経由して
制御局に送る(ステップST16)。
き、制御局は通話を開始させる処理を行い、基地局と端
末装置との間で、設定された無線伝送チャンネル内の一
部の分割チャンネルを使用して、音声通話信号の双方向
の無線伝送を開始させて、相手側と端末装置を使用する
ユーザとの間での音声通話を開始させる(ステップST
17)。
ンネルの使用状況としては、例えばステップST10の
データ通信だけが行われている状況のとき、用意された
1伝送チャンネル内の全ての分割チャンネルが使用中で
あるとすると、ステップST17での音声通話を開始さ
せる際には、少なくとも1分割チャンネルでのデータ通
信を止めて、その分割チャンネルを使用して、音声通話
用の音声データを伝送さる。従って、この場合には音声
通話中にはデータ通信の伝送レートが若干低くなる。音
声通話が終了したときには、元の伝送レートでデータ通
信を行うようにすれば良い。
のデータ伝送レートが、1伝送チャンネル内の一部の分
割チャンネルだけで伝送できるレートである場合には、
そのとき使用されてない分割チャンネルを使用して、音
声通話用の音声データを伝送さる。この場合、複数の分
割チャンネルが音声通話用に使用できるときには、その
分割チャンネルのチャンネル数に応じて、通話用音声デ
ータの符号化率を変化させて、音声データの伝送レート
を高くして、品質の高い音声データを伝送するようにし
ても良い。
声通話を開始させる場合の処理としたが、音声通話中に
データ通信の要求があったとき、同時に行うようにして
も良い。また、何らかのデータ通信中であるときに、そ
のデータ通信とは別の形態のデータ通信の開始要求があ
るとき、2種類のデータ通信を同時に行うようにしても
良い。
を、複数の分割チャンネルを個別に使用して同時伝送す
るようにして、複数の相手と同時通話(いわゆる三者通
話などの他者通話)を行うようにしても良い。
との間で設定された1単位の無線伝送チャンネルを複数
に分割して、複数の相手と同時に通信が行えるようにな
る。従って、無線通信端末が備える1回線用の無線通信
手段を使用して、複数の相手との同時通信が可能にな
り、無線通信端末の通信処理構成を複雑化することな
く、簡単に複数の相手との同時通信が可能になる。ま
た、複数の伝送チャンネルを設定する必要がないので、
用意された無線伝送チャンネルが有効に活用されること
になる。
通話用の信号を配置し、第2の分割チャンネルには所定
のデータ通信用の信号を配置することで、音声通話とデ
ータ通信との同時使用が、1台の無線通信端末を使用し
て簡単に実現できるようになる。
ネルは、所定のフレーム周期を時間で分割して設定され
る1スロットを使用して設定されるチャンネルであり、
各分割チャンネルは、1スロットをさらに時間で分割し
て設定されることで、フレーム内にスロットを時分割多
重させたチャンネル構成の場合に、良好に分割チャンネ
ルを設定できるようになる。
ネルは、周波数が周期的に変化する周波数ホッピングが
行われるチャンネルであり、各分割チャンネルは、周波
数ホッピングによる周波数変化を単位として分割して設
定されることで、周波数ホッピングが行われるチャンネ
ル構成の場合に、良好に分割チャンネルを設定できるよ
うになる。
ネルは、所定の拡散符号により拡散されて伝送されるチ
ャンネルであり、各分割チャンネルの信号を1単位の伝
送チャンネルの信号に合成した後に、拡散符号により拡
散することで、符号拡散が行われるチャンネル構成の場
合に、良好に分割チャンネルを設定できるようになる。
ネルは、複数のキャリアによるマルチキャリア信号が伝
送されるチャンネルであり、各分割チャンネルは、複数
のキャリアの内の所定数のキャリアを単位として分割し
て設定されることで、マルチキャリア信号によるチャン
ネル構成の場合に、良好に分割チャンネルを設定できる
ようになる。
示す構成図である。
を示すブロック図である。
分割により1つのチャンネルを分割設定する例を示す説
明図である。
ッピングを行う場合に1つのチャンネルを分割設定する
例を示す説明図である。
により設定される1つのチャンネルを分割設定した例を
示す説明図である。
ャリア信号により設定される1つのチャンネルを分割設
定した例を示す説明図である。
信中に音声通話着信があった場合の例)を示すフローチ
ャートである。
末局、5…端末装置、6…データ処理装置、11…アン
テナ、12…無線処理部、13…デコーダ/エンコー
ダ、14…データ処理部、15…音声処理部、16…ス
ピーカ、17…マイクロホン、21…コントローラ、2
2…キー入力部、23…表示部、24…インターフェー
ス部、25…端子部
Claims (12)
- 【請求項1】 基地局と無線通信端末との間で、所定の
無線伝送チャンネルを設定して双方向の無線通信を行う
無線通信方法において、 上記基地局と無線通信端末との間で設定される1単位の
無線伝送チャンネルを少なくとも第1の分割チャンネル
と第2の分割チャンネルに分割し、 上記第1の分割チャンネルで、基地局を介して接続され
た第1の相手と上記無線通信端末との間の通信を行い、 上記第2の分割チャンネルで、基地局を介して接続され
た第2の相手と上記無線通信端末との間の通信を行う無
線通信方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線通信方法において、 上記第1の分割チャンネルで第1の相手との音声通話用
の通信を行い、 上記第2の分割チャンネルで第2の相手との所定のデー
タ通信を行う無線通信方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の無線通信方法において、 上記1単位の無線伝送チャンネルは、所定のフレーム周
期を時間で分割して設定される1スロットを使用して設
定され、 上記各分割チャンネルは、上記1スロットをさらに時間
で分割して設定した無線通信方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の無線通信方法において、 上記1単位の無線伝送チャンネルは、周波数が周期的に
変化する周波数ホッピングが行われるチャンネルであ
り、 上記各分割チャンネルは、上記周波数ホッピングによる
周波数変化を単位として分割して設定した無線通信方
法。 - 【請求項5】 請求項1記載の無線通信方法において、 上記1単位の無線伝送チャンネルは、所定の拡散符号に
より拡散されて伝送されるチャンネルであり、 上記各分割チャンネルの信号を1伝送チャンネルの信号
に合成した後に、上記拡散符号により拡散するようにし
た無線通信方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の無線通信方法において、 上記1単位の無線伝送チャンネルは、複数のキャリアに
よるマルチキャリア信号が伝送されるチャンネルであ
り、 上記各分割チャンネルは、上記複数のキャリアの内の所
定数のキャリアを単位として分割して設定した無線通信
方法。 - 【請求項7】 基地局との間で、所定の無線伝送チャン
ネルを設定して双方向の無線通信を行う無線通信端末に
おいて、 上記無線通信のための送信処理及び受信処理を行う通信
処理手段と、 上記通信処理手段で送信させる信号の処理及び受信した
信号の処理を行う信号処理手段と、 上記通信処理手段で無線通信を行う無線伝送チャンネル
を設定し、その設定された1単位の無線伝送チャンネル
を、少なくとも第1の分割チャンネルと第2の分割チャ
ンネルに分割して、上記信号処理手段が信号処理した個
別の信号を上記それぞれの分割チャンネルに配置して伝
送させる制御手段とを備えた無線通信端末。 - 【請求項8】 請求項7記載の無線通信端末において、 上記制御手段の制御により設定される上記第1の分割チ
ャンネルには、上記信号処理手段が処理した音声通話用
の信号を配置し、 上記第2の分割チャンネルには、上記信号処理手段が処
理した所定のデータ通信用の信号を配置する無線通信端
末。 - 【請求項9】 請求項7記載の無線通信端末において、 上記制御手段の制御で上記通信処理手段が設定する1単
位の無線伝送チャンネルは、所定のフレーム周期を時間
で分割して設定される1スロットを使用して設定される
チャンネルであり、 上記制御手段の制御で設定される各分割チャンネルは、
上記1スロットをさらに時間で分割して設定される無線
通信端末。 - 【請求項10】 請求項7記載の無線通信端末におい
て、 上記制御手段の制御で上記通信処理手段が設定する1単
位の無線伝送チャンネルは、周波数が周期的に変化する
周波数ホッピングが行われるチャンネルであり、 上記制御手段の制御で設定される上記各分割チャンネル
は、上記周波数ホッピングによる周波数変化を単位とし
て分割して設定される無線通信端末。 - 【請求項11】 請求項7記載の無線通信端末におい
て、 上記制御手段の制御で上記通信処理手段が設定する1単
位の無線伝送チャンネルは、所定の拡散符号により拡散
されて伝送されるチャンネルであり、 上記各分割チャンネルの信号を上記信号処理手段で1伝
送チャンネルの信号に合成した後に、上記通信処理手段
で上記拡散符号により拡散する無線通信端末。 - 【請求項12】 請求項7記載の無線通信端末におい
て、 上記制御手段の制御で上記通信処理手段が設定する上記
1単位の無線伝送チャンネルは、複数のキャリアによる
マルチキャリア信号が伝送されるチャンネルであり、 上記制御手段の制御で設定される上記各分割チャンネル
は、上記複数のキャリアの内の所定数のキャリアを単位
として分割して設定される無線通信端末。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000312308A JP2002125260A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | 無線通信方法及び無線通信端末 |
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