JP2001237762A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP2001237762A
JP2001237762A JP2000043923A JP2000043923A JP2001237762A JP 2001237762 A JP2001237762 A JP 2001237762A JP 2000043923 A JP2000043923 A JP 2000043923A JP 2000043923 A JP2000043923 A JP 2000043923A JP 2001237762 A JP2001237762 A JP 2001237762A
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JP
Japan
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unit
timing
signal
control channel
transmission
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Application number
JP2000043923A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Sugitani
俊幸 杉谷
Hidekazu Sumiya
英一 角谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時分割多重方式により決められた間隔のスロ
ット毎に制御チャネルを送信する機能を有した親機との
通信、または登録された他の無線電話装置間での直接通
信が可能な無線システムにおいて、子機間直接通話の待
受け中の受信区間を短くすることで、消費電流を削減で
きるようにする。 【解決手段】 子機間直接通話用の信号で他の子機に呼
出しをするとき、発呼側は親機から送信される制御チャ
ネルをもとに決められたタイミングだけずれたスロット
で送信するようにする。また、待受け中の子機は親機か
ら送信される制御チャネルをもとにして、制御チャネル
からあらかじめ決められたタイミングだけずれたスロッ
トで子機間直接通話用の信号を受信するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は親機登録された無線
電話装置に関するもので、特に子機間直接通信に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の無線電話装置は、子機間で
直接通話を行う子機間直接通話機能が設けられており、
親機登録することにより、同一親機に登録された子機間
でのみ子機間直接通話が行えるようになっている。
【0003】たとえば、同一の周波数で送信と受信を行
い、5msecの時間を送信4スロットと受信4スロッ
トに分割して時分割多重(TDMA)するPHSがそう
である。上記PHSで子機間直接通話を行うとき、発呼
側は発呼操作が行われると、キャリアセンスを行い、子
機間直接通話用に割り当てられた周波数の内、ある条件
を満足した周波数で着呼側へ呼出し信号を送信し、着呼
側からの着呼応答信号を受信するか制限時間を過ぎるま
で送信し続ける。制限時間内に着呼応答を受信すると通
話へ移行するが、制限時間を過ぎた場合は着呼側がビジ
ー状態と判断する。待受け中の子機は、子機間直接通話
用に割り当てられた全ての周波数を順番に長い区間で受
信している。そこで、呼出し信号を受信すると着呼応答
信号を発呼側へ送信し通話へ移行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記子機間直
接通話は、発呼操作が行われると、キャリアセンスを行
い、子機間直接通話用に割り当てられた周波数の内、あ
る条件を満足した周波数で呼出し信号を着信側へ送信す
る。このときの送信のタイミングが不定であるため、待
受け中の子機は発呼側からの呼出し信号を受信するため
に子機間直接通話用の信号を長い区間で受信しつづける
必要があり、消費電流が大きくなる。また、送信される
周波数は発呼操作が行われた時点で決まるため、子機間
直接通話用に割り当てられた全ての周波数を順番に長い
区間で受信しつづける必要があり、消費電流が大きくな
る。
【0005】一方、発呼側は、不定のタイミングで呼出
し信号を送信するため、短い間隔で呼出し信号を出しつ
づける必要があり、消費電流が大きくなる。また、送信
している呼出し信号の周波数が着呼側の受信している周
波数と違った場合に、呼出し信号と同一の周波数で受信
が開始されるまでに時間を要する。その間、呼出し信号
を送信しつづける必要があるため、消費電流が大きくな
る。
【0006】本発明は前記従来の問題に留意し、子機間
直接通話の呼び出しの送信区間や待受け中の信号の受信
区間を短くすることができ、また、呼び出し側、待ち受
け側ともに消費電流を削減でき、さらに呼び出し開始か
ら呼び出し信号に応答するまでの時間を短縮できる無線
電話装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、あらかじめ決められたフレームを等分割
し、等分割された各々のスロットで送信信号と受信信号
を多重化して通信を行う時分割多重方式を用いて通信を
行う無線システムにおいて、あらかじめ決められた間隔
のスロット毎に制御チャネルを送信する機能を有した親
機に登録された無線電話装置間での直接通信が可能な無
線電話装置であって、発呼操作が行われると、親機から
送信される制御チャネルを元にして、制御チャネルから
あらかじめ決められたタイミングだけずれたスロットで
送信する構成とする。
【0008】また、本発明は、前記無線電話装置におい
て、親機から送信される制御チャネルを基にして、制御
チャネルからあらかじめ決められたタイミングだけずれ
たスロットで子機間直接通話用の信号を受信する構成と
する。
【0009】また、本発明は、前記無線電話装置におい
て、親機から送信される制御チャネルの受信タイミング
後に、複数の周波数を決められた順番で、複数のスロッ
トで受信する構成とする。
【0010】本発明によれば、送信間隔を長くして消費
電流を削減することができ、また、子機間直接通話確立
までの呼出し信号送信時間を短縮して消費電流を削減す
ると共に呼び出しへの応答までの時間を短縮することが
でき、また、受信区間を短くして消費電流を削減でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、時分割多重方式を用いて親機またはその親機に登録
された他の無線電話装置間で通信が可能な無線電話装置
であって、無線信号を送受信するアンテナと、アンテナ
から入力された受信信号を復調し復調データを出力する
受信部と、送信データを変調し変調データをアンテナに
出力する送信部とを有した無線部と、受信部にて親機か
ら送信される制御チャネルを受信すると受信された親機
の制御チャネルのタイミングをもとに決められたタイミ
ングでタイミング信号を生成し出力するタイミング生成
部とを備え、親機に登録された他の無線電話装置の直接
通信の呼び出しを行う場合、親機からの制御チャネルを
受信することによってタイミング生成部より出力される
タイミング信号をもとに直接通信の送受信スロットのタ
イミングを決定し、決定した送受信スロットにて直接通
話の呼び出しを行うように無線部を制御する通信制御部
を備えた無線電話装置であり、決められたタイミングで
送信することにより、送信間隔を長くできるという作用
を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、あらか
じめ決められたフレームを等分割し、等分割された各々
のスロットで送信信号と受信信号を多重化して通信を行
う時分割多重方式を用いて通信を行う無線システムにお
いて、あらかじめ決められた間隔のスロット毎に制御チ
ャネルを送信する機能を有した親機に登録された無線電
話装置間での直接通信が可能な無線電話装置であって、
無線信号を送受信するアンテナと、アンテナから入力さ
れた受信信号を復調し復調データを出力する受信部と、
送信データを変調し変調データをアンテナに出力する送
信部とを有した無線部と、受信部にて親機から送信され
る制御チャネルを受信すると受信された親機の制御チャ
ネルのタイミングをもとにあらかじめ決められたタイミ
ングでタイミング信号を生成し出力するタイミング生成
部と、親機に登録された他の無線電話装置との直接通信
を行う際の送受信周波数を記憶した周波数記憶部と、親
機に登録された他の無線電話装置の直接通信の呼び出し
を行う場合、受信部で親機から送信される制御チャネル
を受信し、タイミング生成部より出力されるタイミング
信号をもとに直接通信の送受信スロットのタイミングを
決定し、周波数記憶部に記憶された周波数を選択し、決
定した送受信スロットにて直接通話の呼び出しを行うよ
うに無線部を制御する通信制御部とを備えた無線電話装
置であり、決められたタイミングで送信することによ
り、送信間隔を長くできるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の無線電話装置において、直接通信の呼出しを
するとき、あらかじめ決められた順番及び間隔で、周波
数記憶部に記憶された複数の周波数で、複数のスロット
で送受信するように制御するようにしたものであり、子
機間直接通話確立までの呼出し信号送信時間を短縮でき
るという作用を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、あらか
じめ決められたフレームを等分割し、等分割された各々
のスロットで送信信号と受信信号を多重化して通信を行
う時分割多重方式を用いて通信を行う無線システムにお
いて、あらかじめ決められた間隔のスロット毎に制御チ
ャネルを送信する機能を有した親機に登録された無線電
話装置間での直接通信が可能な無線電話装置であって、
無線信号を送受信するアンテナと、アンテナから入力さ
れた受信信号を復調し復調データを出力する受信部と、
送信データを変調し変調データをアンテナに出力する送
信部を有した無線部と、受信部にて親機から送信される
制御チャネルを受信すると受信された親機の制御チャネ
ルのタイミングをもとにあらかじめ決められたタイミン
グでタイミング信号を生成し出力するタイミング生成部
と、親機に登録された他の無線電話装置との直接通信を
行う際の送受信周波数を記憶した周波数記憶部と、親機
に登録された他の無線電話装置の直接通信の呼び出しを
待受ける場合、受信部で親機から送信される制御チャネ
ルを受信し、タイミング生成部より出力されるタイミン
グ信号をもとに直接通信の送受信スロットのタイミング
を決定し、周波数記憶部に記憶された周波数を選択し、
決定した受信スロットにて直接通話の呼び出し信号を受
信するように無線部を制御する通信制御部とを備えた無
線電話装置であり、待受け中の受信区間を短くすること
ができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の無線電話装置において、親機から送信される
制御チャネルの受信タイミング後に、複数の周波数を決
められた順番で、複数のスロットで受信するようにした
であり、待受け中の受信区間を短くすることができると
いう作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4に記載の本発明の実施の形態
の無線電話装置のブロック図である。
【0018】この無線電話装置における構成と動作を図
1を参照して説明する。
【0019】アンテナ11は、あらかじめ決められた間
隔のスロット毎に制御チャネルを送信する機能を有した
親機から送信される制御チャネルや、子機間直接通話用
の信号を送受信する。アンテナ11より受信された信号
は、無線部12へ供給される。
【0020】無線部12は、アンテナ11より供給され
た受信信号を増幅し周波数変換回路に供給する受信信号
増幅回路と、周波数変換回路より供給された信号から受
信データを復調処理し通信制御部13に供給する復調回
路とを有する受信部と、通信制御部13より供給された
送信データを変調処理し、信号を周波数変換回路に供給
する変調回路と、周波数変換回路より供給された送信信
号を増幅しアンテナ11へ供給する送信信号増幅回路を
有する送信部と、受信信号増幅回路や送信信号増幅回路
より供給された送受信信号を所定の周波数へ変換する周
波数変換回路を有している。
【0021】無線部12で増幅、周波数変換、QPSK
により復調されたデータは、通信制御部13を介して音
声制御部16へ供給される。音声制御部16で音声デー
タがデコードされ、アナログ音声信号に変換される。こ
のアナログ音声データは、スピーカ17に供給され、ス
ピーカ17から音声信号が出力される。
【0022】また、マイク18で拾われた音声信号は、
音声制御部16に供給され、音声制御部16で音声信号
がデジタル化され、エンコードされる。音声制御部16
の出力は通信制御部13を介して、無線部12に供給さ
れ、無線部12で、送信信号が例えばQPSK変調され
る。変調されたデータは、所定の送信周波数に変換さ
れ、電力増幅されて、アンテナ11に供給される。アン
テナ11から、親機または他の子機に向けて、信号が出
力される。
【0023】また、キー入力部19が、マンマシンイン
ターフェース部20を介して、通信制御部13に接続さ
れており、キー入力部19の操作情報が通信制御部13
に供給される。さらに、マンマシンインターフェース部
20に表示部24が接続され、動作状態などの表示がな
される。
【0024】通信制御部13は、通話データおよび制御
データの送受信処理を行っている。また、TDMA方式
による送受信処理を行うため、親機からあらかじめ決め
られた間隔のスロット毎に送信される制御チャネルの受
信タイミングからあらかじめ決められたタイミングを生
成するタイミング生成部14から供給されるタイミング
をもとに送受信のタイミングを制御するとともに、周波
数記憶部15から供給される周波数記憶部15に記憶さ
れた周波数データにより、送受信の周波数を制御してい
る。
【0025】つぎに、上記構成の無線電話装置をPHS
に応用した場合の動作の例を示す。上記構成の無線電話
装置は、待受けモードを設定することにより、公衆待受
け、自営待受け、子機間直接通話待受けの3つの待受け
状態を選択することができる。ただし、自営待受け、子
機間直接通話待受けにおいては、親機登録された子機に
限られる。
【0026】図2は、本発明による無線電話装置におい
て、自営待受け中に子機間で子機間直接通話を行う状態
を示す説明図であり、本発明の実施の形態である図1に
示したブロックで構成された実施の形態のタイミング例
を示している。
【0027】図2において、21は親機、22は子機
A、23は子機Bの送受信の状態を表している。親機2
1は、あらかじめ決められた間隔のスロット毎に制御チ
ャネルCCHを送信している。子機A22および子機B
23は、親機からあらかじめ決められた間隔のスロット
毎に送信される制御チャネルCCHを受信し、呼出しを
待機している。また、同時にタイミング生成部14で作
られた、親機からあらかじめ決められた間隔のスロット
毎に送信される制御チャネルCCHを基にして、制御チ
ャネルCCHからあらかじめ決められたタイミングtだ
けずれたスロットで、子機間直接通話用の信号を受信
し、子機間直接通話の呼出しも待機している。
【0028】ここで、子機A22から子機B23を子機
間直接通話モードで呼び出す発呼操作が行われると、子
機A22は親機21からあらかじめ決められた間隔のス
ロット毎に送信される制御チャネルCCHの受信と、タ
イミング生成部14で作られた制御チャネルCCHを基
にして、制御チャネルCCHからあらかじめ決められた
タイミングtだけずれたスロットで、子機間直接通話の
呼出しを待機する受信を停止し、タイミング生成部14
で作られた、親機からあらかじめ決められた間隔のスロ
ット毎に送信される制御チャネルCCHを基にして、制
御チャネルCCHからあらかじめ決められたタイミング
tだけずれたスロットで、子機間直接通話の呼出し信号
を子機B23へ送信する。また、予め決められた子機間
直接通話に用いられる送受信間隔に基づき、呼び出した
子機が着呼応答信号を送信するスロットで受信しする。
【0029】呼出し信号は子機B23からの着呼応答信
号を受信するか、制限時間を過ぎるまで送信し続ける。
制限時間内に着呼応答を受信すると通話へ移行するが、
制限時間を過ぎた場合は着呼側がビジー状態と判断す
る。このとき使用されるチャネルはシステムごとに複数
のチャネルが設定されているが、ここでは周波数記憶部
15に記憶されたチャネルの内、f1チャネルが選択さ
れ送信された例を示す。
【0030】つぎに、図2の子機B23の動作について
説明を行う。子機B23は上記説明のように親機の制御
チャネルをもとに決められた子機間直接通話の呼び出し
タイミングに合わせて、自己への呼び出し信号を受信す
る動作をするが、この際の受信周波数のチャネルは、周
波数記憶部15に記憶されたチャネルが順次選択され受
信する。
【0031】なお、図2の例では、周波数記憶部15に
f1、f2の2つのチャネルが記憶された例を示す。ま
た、図2は、子機A22のf1のチャネルを使用した呼
び出し信号を受信し、通話にいたる動作の例を示してお
り、子機B23はタイミング生成部14で作られた、親
機からあらかじめ決められた間隔のスロット毎に送信さ
れる制御チャネルCCHをもとにして、制御チャネルC
CHからあらかじめ決められたタイミングtだけはずれ
たスロットで子機A22からの子機間直接通話の呼び出
し信号を受信すると、親機からあらかじめ決められた間
隔のスロット毎に送信される制御チャネルCCHの受信
を停止し、あらかじめ決められた子機間直接通話に用い
られる送受信間隔に基づき、呼び出し信号を受信したス
ロット毎に対応したスロットで着呼応答信号を子機A2
2へ送信を開始する。以後、子機A22と子機B23
は、あらかじめ決められた子機間直接通話に用いられる
送受信かんんくに基づき送受信を繰り返し、通信を行
う。
【0032】(実施の形態2)図3は、本発明による無
線電話装置において、自営待受け中に子機間で子機間直
接通話を行う状態を示す説明図である。
【0033】図中の31は親機、32は子機Aである。
33は子機Bの送受信の状態を表している。子機A32
および子機B33は、親機31からあらかじめ決められ
た間隔のスロット毎に送信される制御チャネルCCHを
受信し、呼出しを待機している。また、同時に親機31
からあらかじめ決められた間隔のスロット毎に送信され
る制御チャネルCCHの受信タイミング後に、周波数記
憶部15に記憶された複数の周波数を決められた順番
で、複数のスロットで、子機間直接通話用の信号を受信
し、子機間直接通話の呼出しも待機している。ここで、
子機A32から子機B33を子機間直接通話モードで呼
び出す発呼操作が行われると、子機A32は親機31か
らあらかじめ決められた間隔のスロット毎に送信される
制御チャネルCCHの受信と、制御チャネルCCH受信
後に周波数記憶部15に記憶された複数の周波数を決め
られた順番で、複数のスロットで子機間直接通話の呼出
しを待機する受信を停止し、親機31からあらかじめ決
められた間隔のスロット毎に送信される制御チャネルC
CHの受信タイミング後に、周波数記憶部15に記憶さ
れた複数の周波数を決められた順番で、複数のスロット
で、子機間直接通話の呼出し信号を子機B33へ送信す
る。呼出し信号は子機B33からの着呼応答信号を受信
するか、制限時間を過ぎるまで送信し続ける。制限時間
内に着呼応答を受信すると通話へ移行するが、制限時間
を過ぎた場合は着呼側がビジー状態と判断する。このと
き使用されるチャネルはシステムごとに複数のチャネル
が設定されており、ここではf1〜f3チャネルとし、
f1、f2、f3の順番とする。また、送信のときに、
キャリアセンスを行い使用中のスロットがあれば、その
スロットでの送信はやめる。
【0034】つぎに、子機B33は親機から送信される
制御チャネルの受信タイミング後に、複数の周波数を決
められた順番で、複数のスロットで子機A32から送信
された子機間直接通話の呼出し信号を受信すると、親機
31からあらかじめ決められた間隔のスロット毎に送信
される制御チャネルCCHの受信を停止し、受信した複
数のスロットの内、1つのスロットを選択して、そのス
ロットに対応した送信スロットで着呼応答信号を子機A
32へ送信すると同時にそれ以後、子機A32からの子
機間直接通話の呼び出し信号の受信タイミングに合わせ
て、子機A32との子機間直接通話に使用する周波数記
憶部15に記憶されたf3チャネルで無線信号の受信を
行うように、間欠的に受信を行う。
【0035】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
による無線電話装置は、子機間直接通話において相互の
子機が待ち受ける同一の親機から送信されている制御チ
ャネルの受信タイミングをもとに子機間直接通話の呼び
出しの送信タイミングを決定し、また、待ち受け側で
は、同様に相互の子機が待ち受ける同一の親機から送信
されている制御チャネルの受信タイミングをもとに子機
間直接通話の呼び出しの受信タイミングを決定すること
により、子機間直接通話の呼び出しの送信区間や待受け
中の信号の受信区間を短くすることが可能となり、呼び
出し側、待ち受け側ともに消費電流を削減できるととも
に、呼び出し開始から呼び出し信号に応答するまでの時
間を短縮できるものであり、本発明の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の無線電話装置のブロック
【図2】同無線電話装置における親機と子機の送受信の
説明図
【図3】同無線電話装置における親機と子機の送受信の
説明図
【符号の説明】
11 アンテナ 12 無線部 13 通信制御部 14 タイミング生成部 15 周波数記憶部 16 音声制御部 17 スピーカ 18 マイク 19 キー入力部 20 マンマシンインターフェース部 24 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 H04B 7/26 X 109F Fターム(参考) 5K011 BA01 BA10 CA01 DA02 DA15 FA01 GA04 JA01 KA03 KA15 5K027 AA12 BB17 CC08 GG03 JJ03 KK03 5K028 AA06 AA11 BB06 DD01 DD02 HH02 LL02 MM12 NN43 RR01 SS24 5K067 AA43 BB02 CC04 CC06 EE02 EE10 EE25 EE72 GG01 GG11 HH21 JJ13 5K101 KK20 LL14 MM04 MM05 NN34 NN45 SS01 TT03 TT05 UU08 VV01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信信号と受信信号を多重化する時分割多
    重方式を用いて親機またはその親機に登録された他の無
    線電話装置間で通信が可能な無線電話装置であって、無
    線信号を送受信するアンテナと、前記アンテナから入力
    された受信信号を復調し復調データを出力する受信部
    と、送信データを変調し変調データを前記アンテナに出
    力する送信部とを有した無線部と、前記受信部にて親機
    から送信される制御チャネルを受信すると受信された前
    記親機の制御チャネルのタイミングをもとに決められた
    タイミングでタイミング信号を生成し出力するタイミン
    グ生成部とを備え、親機に登録された他の無線電話装置
    の直接通信の呼び出しを行う場合、親機からの制御チャ
    ネルを受信することによって前記タイミング生成部より
    出力されるタイミング信号をもとに直接通信の送受信ス
    ロットのタイミングを決定し、前記決定した送受信スロ
    ットにて直接通話の呼び出しを行うように前記無線部を
    制御する通信制御部を備えたことを特徴とする無線電話
    装置。
  2. 【請求項2】あらかじめ決められた一定時間のフレーム
    を等分割し、等分割された各々のスロットで送信信号と
    受信信号を多重化して通信を行う時分割多重方式を用い
    て通信を行う無線システムにおいて、あらかじめ決めら
    れた間隔のスロット毎に制御チャネルを送信する機能を
    有した親機に登録された無線電話装置間での直接通信が
    可能な無線電話装置であって、無線信号を送受信するア
    ンテナと、前記アンテナから入力された受信信号を復調
    し復調データを出力する受信部と、送信データを変調し
    変調データを前記アンテナに出力する送信部とを有した
    無線部と、前記受信部にて親機から送信される制御チャ
    ネルを受信すると受信された前記親機の制御チャネルの
    タイミングをもとにあらかじめ決められたタイミングで
    タイミング信号を生成し出力するタイミング生成部と、
    親機に登録された他の無線電話装置との直接通信を行う
    際の送受信周波数を記憶する周波数記憶部と、親機に登
    録された他の無線電話装置の直接通信の呼び出しを行う
    場合、前記受信部で親機から送信される制御チャネルを
    受信し、前記タイミング生成部より出力されるタイミン
    グ信号をもとに直接通信の送受信スロットのタイミング
    を決定し、前記周波数記憶部に記憶された周波数を選択
    し、前記決定した送受信スロットにて直接通話の呼び出
    しを行うように前記無線部を制御する通信制御部とを備
    えたことを特徴とする無線電話装置。
  3. 【請求項3】直接通信の呼出しをするとき、あらかじめ
    決められた順番および間隔で、前記周波数記憶部に記憶
    された複数の周波数で、複数のスロットで送受信するよ
    うに制御することを特徴とする請求項2記載の無線電話
    装置。
  4. 【請求項4】あらかじめ決められたフレームを等分割
    し、等分割された各々のスロットで送信信号と受信信号
    を多重化して通信を行う時分割多重方式を用いて通信を
    行う無線システムにおいて、あらかじめ決められた間隔
    のスロット毎に制御チャネルを送信する機能を有した親
    機に登録された無線電話装置間での直接通信が可能な無
    線電話装置であって、無線信号を送受信するアンテナ
    と、前記アンテナから入力された受信信号を復調し復調
    データを出力する受信部と、送信データを変調し変調デ
    ータを前記アンテナに出力する送信部を有した無線部
    と、前記受信部にて親機から送信される制御チャネルを
    受信すると受信された前記親機の制御チャネルのタイミ
    ングをもとにあらかじめ決められたタイミングでタイミ
    ング信号を生成し出力するタイミング生成部と、親機に
    登録された他の無線電話装置との直接通信を行う際の送
    受信周波数を記憶した周波数記憶部と、親機に登録され
    た他の無線電話装置の直接通信の呼び出しを待受ける場
    合、前記受信部で親機から送信される制御チャネルを受
    信し、前記タイミング生成部より出力されるタイミング
    信号をもとに直接通信の送受信スロットのタイミングを
    決定し、前記周波数記憶部に記憶された周波数を選択
    し、前記決定した受信スロットにて直接通話の呼び出し
    信号を受信するように前記無線部を制御する通信制御部
    とを備えたことを特徴とする無線電話装置。
  5. 【請求項5】親機から送信される制御チャネルの受信タ
    イミング後に、複数の周波数を決められた順番で、複数
    のスロットで受信するようにしたことを特徴とする請求
    項4記載の無線電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016538750A (ja) * 2013-10-25 2016-12-08 ホアウェイ・デバイス・カンパニー・リミテッド デバイスツーデバイスd2d通信の方法及び装置
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