JP2002124429A - 巻線機構造 - Google Patents
巻線機構造Info
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- JP2002124429A JP2002124429A JP2000316393A JP2000316393A JP2002124429A JP 2002124429 A JP2002124429 A JP 2002124429A JP 2000316393 A JP2000316393 A JP 2000316393A JP 2000316393 A JP2000316393 A JP 2000316393A JP 2002124429 A JP2002124429 A JP 2002124429A
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Abstract
極の周囲の周回のみとし、1巻き毎に線径分だけ直動テ
ーブルを直動させて整列巻きを行うことを目的とする。 【解決手段】 本発明による巻線機構造は、鉄心(10)を
取付ける鉄心取付台(7)を回転自在に有する直動テーブ
ル(5)を、鉄心(10)の突極(11)に1巻きする毎に線径分
ずつシフトすることにより整列巻きを行うようにした構
成である。
Description
し、特に、鉄心の突極に電線を1巻きする毎に、鉄心を
往復直動駆動部によって、線径分ずつシフトさせて整列
巻きさせるための新規な改良に関する。
造としては、第1従来例として、ロボットなどによって
巻線ニードルをX、Y、Zの座標で管理し、鉄心の突極
に電線を整列巻きしていた。また、第2従来例として、
巻線ニードルを巻回動作中に前後にシフトさせて整列巻
きしていた。
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、前述の第1従来例においては、
複雑なロボットによって巻線ニードルをX、Y、Zの座
標で管理して回転と直動動作を達成するため、巻線の仕
様が変更になったような場合には、プログラムの変更に
多大の労力を要し、各種のセッティング変更を要してい
た。また、前述の第2従来例においては、巻線ニードル
を巻線動作中に前後方向に往復動させなければならず、
この往復道動に要する機構が極めて複雑となっており、
この種の巻線機の製作において大きい障害となってい
た。
めになされたもので、特に、鉄心の突極に電線を1巻き
する毎に、鉄心を往復直動駆動部によって、線径分ずつ
シフトさせて整列巻きさせるようにした巻線機構造を提
供することを目的とする。
は、ボビンに巻回された電線をニードルを介して鉄心の
突極の周囲を周回させ、前記突極に前記電線を整列巻き
するようにした巻線機構造において、前記鉄心を載置し
所定角度毎に間欠回転可能な鉄心取付台と、前記鉄心取
付台を支持する直動テーブルと、前記直動テーブルを往
復直動させるための往復直動駆動部とを備え、前記突極
に前記電線を1巻きする毎に前記往復直動駆動部により
前記直動テーブルを前記電線の線径分ずつシフトさせる
ようにした構成であり、また、前記往復直動駆動部は、
前記直動テーブルに設けられたナット部と、前記ナット
部に螺合するボールねじと、前記ボールねじを回転する
テーブル可動用モータとからなる構成である。
線機構造の好適な実施の形態について説明する。図1に
おいて符号1で示されるものは、基台であり、この基台
1上にはボールねじ2が軸受3を介して回転自在に設け
られ、このボールねじ2の端部にはこのボールねじ2を
回転するためのテーブル可動用モータ3が設けられてい
る。
され、このナット部4には1対のリニアガイドで案内さ
れた直動テーブル5が取付けられている。前記ボールね
じ2、テーブル可動用モータ3及びナット部4により往
復直動駆動部6を構成している。
ブル5に設けられた周知の間欠回転機構(図示しない)
によって間欠回転自在なインデックステーブルとしての
鉄心取付台7が設けられている。前記鉄心取付台7上に
は、一点鎖線で示されているように、回転機等に用いら
れる鉄心10が載置して取付けられている。なお、この
鉄心10の各スロット間に形成された突極11にマグネ
ットワイヤからなる電線12を保持する周知のコイルボ
ビン(図示せず)及びニードル(図示せず)は、前記鉄
心取付台7及び直動テーブル5とは独立した状態で設け
られている。
心取付台7上に鉄心10を載置し、この状態で起動スイ
ッチ20を押すと、前記ニードルを介して電線12が図
3で示されるように突極11の周囲を周回する。この電
線12が前述のように突極11の周囲を1回転すなわち
1巻きする毎に、テーブル可動モータ3が間欠作動して
ボールねじ2を回転させ、ナット部4を移動させること
により、直動テーブル5は、前述の1巻き毎に電線12
の線径分ずつシフトし、この動作を繰返すことによって
図4で示されるように突極11の径方向に沿って整列巻
きが行われる。
する電線12の整列巻きが達成された後は、図示しない
前記間欠駆動機構によって1スロット分間欠回転され、
隣接の突極11がニードル対応して前述の整列巻きが行
われる、前述の鉄心10の各突極11に対する電線12
の整列巻きが達成された後は、自動的に一連の整列巻き
動作が完了し、巻線済みの鉄心10を鉄心取付台7から
取り出すことができる。
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、ニードルによる突極への電線の巻付け
は、突極の周囲を周回するのみで、鉄心側を線径分ずつ
シフトさせることにより整列巻きが達成されるため、巻
線機の構造が従来よりも大幅に簡略化され、コストダウ
ンと共に信頼性の向上も得られた。
Claims (2)
- 【請求項1】 ボビンに巻回された電線(12)をニードル
を介して鉄心(10)の突極(11)の周囲を周回させ、前記突
極(11)に前記電線(12)を整列巻きするようにした巻線機
構造において、前記鉄心(10)を載置し所定角度毎に間欠
回転可能な鉄心取付台(7)と、前記鉄心取付台(7)を支持
する直動テーブル(5)と、前記直動テーブル(5)を往復直
動させるための往復直動駆動部(6)とを備え、前記突極
(11)に前記電線(12)を1巻きする毎に前記往復直動駆動
部(6)により前記直動テーブル(5)を前記電線(12)の線径
分ずつシフトさせるように構成したことを特徴とする巻
線機構造。 - 【請求項2】 前記往復直動駆動部(6)は、前記直動テ
ーブル(5)に設けられたナット部(4)と、前記ナット部
(4)に螺合するボールねじ(2)と、前記ボールねじ(2)を
回転するテーブル可動用モータ(3)とからなることを特
徴とする請求項1記載の巻線機構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000316393A JP2002124429A (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 巻線機構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000316393A JP2002124429A (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 巻線機構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002124429A true JP2002124429A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18795349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000316393A Pending JP2002124429A (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 巻線機構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002124429A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109850703A (zh) * | 2019-02-27 | 2019-06-07 | 大连萌羽机械有限公司 | 一种飞机发动机卡箍减震垫的绕线加工工装 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11289723A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-19 | Hitachi Ltd | 回転電機の固定子の製造装置及び製造方法 |
JPH11299189A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-29 | Odawara Engineering Co Ltd | ノズル直巻き巻線機におけるノズル揺動装置 |
-
2000
- 2000-10-17 JP JP2000316393A patent/JP2002124429A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109850703A (zh) * | 2019-02-27 | 2019-06-07 | 大连萌羽机械有限公司 | 一种飞机发动机卡箍减震垫的绕线加工工装 |
CN109850703B (zh) * | 2019-02-27 | 2023-12-01 | 大连萌羽机械有限公司 | 一种飞机发动机卡箍减震垫的绕线加工工装 |
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