JPH11289723A - 回転電機の固定子の製造装置及び製造方法 - Google Patents

回転電機の固定子の製造装置及び製造方法

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JPH11289723A
JPH11289723A JP9157898A JP9157898A JPH11289723A JP H11289723 A JPH11289723 A JP H11289723A JP 9157898 A JP9157898 A JP 9157898A JP 9157898 A JP9157898 A JP 9157898A JP H11289723 A JPH11289723 A JP H11289723A
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coil
stator
manufacturing
bobbin
electric wire
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Yoichiro Asano
洋一郎 浅野
Izumi Shimizu
泉 清水
Koichiro Ohara
光一郎 大原
Yukiro Endo
幸郎 遠藤
Kiyoshi Iwabuchi
清詞 岩渕
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁不良のない信頼性の高い回転電機の固定
子の製造装置及び製造方法を提供する。 【解決手段】 電線を巻枠に成形巻回してコイルとする
巻回手段29と、成形巻回したコイルを巻回した状態に
保持してコイル挿入治具に移載する機構28と、を具備
する回転電機の固定子の製造装置において、電線を巻回
している電線ボビンの回転と同期させて、前記巻枠を回
転駆動させる駆動手段24を備える。また、コイル挿入
治具10に移載したコイルを取出して固定子鉄心に挿入
する取出挿入機構11を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機の固定子
の製造装置及び製造方法に係り、特に絶縁不良のない高
信頼性の固定子の製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】汎用誘導電動機などの回転電機では、そ
の固定子の組立方法として、電線(マグネットワイヤ)
を予め所定のコイル形状に成形巻回したコイルを複数個
用意し、それらを順次、固定子鉄心のスロットに挿入
し、組み合わせて固定子を形成していく方法が従来から
使用されている。
【0003】そこで、このような従来の製造装置による
固定子の製造方法について、図9〜図20を参照して説
明する。図9は、従来のフライヤー方式の巻線挿入機の
外観説明図である。図10は、従来のフライヤー方式の
巻線挿入機の巻枠及びコイル挿入治具の拡大説明図であ
る。図11は、従来のフライヤー方式の巻線挿入機のフ
ライヤーによる1段目のコイル巻回の説明図である。図
12は、図11におけるブレード、ウェッジガイドと巻
枠との関係説明図である。図13は、従来のフライヤー
方式の巻線挿入機のフライヤーによる2段目のコイル巻
回の説明図である。図14は、図13におけるブレー
ド、ウェッジガイドと巻枠との関係の説明図である。図
15は、従来のフライヤー方式の巻線挿入機のフライヤ
ーによる3段目のコイル巻回の説明図である。図16
は、図15におけるブレード、ウェッジガイドと巻枠と
の関係の説明図である。図17は、従来のフライヤー方
式の巻線挿入機のコイル挿入治具にコイルを移載した状
態の説明図である。図18は、従来のフライヤー方式の
巻線挿入機のコイル挿入治具に移載ししたコイルの概略
説明図である。図19は、従来のフライヤー方式の巻線
挿入機において、2極目のコイルの巻回の状態の説明図
である。図20は、従来のフライヤー方式の巻線挿入機
において、複数極の巻回が完了した状態の説明図であ
る。
【0004】従来例の回転電機の固定子の製造装置を図
9に示す。1は回転するフライヤー、2はフライヤーの
先端に取り付けてあるノズル、3は巻枠、4は成形巻回
位置にあるコイル挿入治具、5は電線、6は電線ボビ
ン、7は電線経路、8はフライヤー駆動モータ、9はタ
ーンテーブル、10は挿入位置にあるコイル挿入治具、
11はコイル挿入装置である。図10において、12は
フライヤー駆動モータ8に取り付けられたタイミングプ
ーリ、13はフライヤーに取り付けられたタイミングプ
ーリ、14は回転駆動を伝達するタイミングベルト、1
5は環状に配置されたブレード、16はブレード15に
接して環状に配置されたウェッジガイドである。
【0005】以上のように構成された従来のフライヤー
方式の巻線挿入機について、以下、その成形巻回動作と
コイル挿入治具4へのコイルの移載動作と固定子鉄心ヘ
の挿入動作について説明する。図11において、17は
巻枠3の一部でコイル挿入治具4のブレード15にわず
かな隙間をもって突入可能な構造をもった固定巻枠、1
8はその相手側となる移動巻枠である。まず、図11、
12に示すように、複数段に構成された巻枠3のうち1
段目がコイル挿入治具4のブレード15に突入し、巻枠
3の外周をフライヤー1が回転する。ノズル2から導出
された電線5´を巻枠3の1段目に所定回数成形巻回し
た後、図13、14に示すように、巻枠3が下降し、次
に巻枠3の2段目に所定回数巻回する。図15、16に
示すように、これを複数段分繰り返した後、図17、1
8に示すようにフライヤー1が停止し、かき落とし治具
19により成形巻回したコイルをコイル挿入治具4のブ
レード15に移載し、巻枠3が上昇し、1極目の巻線が
完了する。次に、図19において、コイル挿入治具4が
回転し、1極目と同様に2極目の巻線を行う。図20は
複数極の成形巻回が完了した状態を示す。次に、複数極
成形巻回したコイル20を搭載したコイル挿入治具4を
ターンテーブル9を回転することにより、所定のコイル
挿入位置に移動した後、図示しない固定子鉄心をコイル
挿入治具4のブレード15に介しセットし、コイル挿入
装置11により、コイル20を固定子鉄心に挿入し、1
相分の巻線、挿入が完了となる。以上の動作を必要相分
のみ繰り返し、固定子が完成する。
【0006】上記従来例は、固定子コイルの成形巻回、
挿入に伴う固定子コイル、スロット内絶縁物の損傷発生
について充分な配慮がされているとは言えず、絶縁性能
保持の点に問題があった。特に、近年は、回転電機の小
形化、高効率化が叫ばれ、固定子でのスロット内コイル
占積率(以下、「占積率」という。)を高める傾向にあ
るが、この場合は1個スロット内に挿入すべき電線の本
数が多くなり、この結果、成形巻回したコイルの挿入に
伴う電線の絶縁被膜、スロット内絶縁物の損傷発生頻度
が異常に高くなってしまう。これは、従来技術では、電
線はフライヤーの回転により電線ボビンから巻戻してい
るが、回転するフライヤーに取付けられたノズルから排
出する電線に捻じれが生じる。また、フライヤーの加減
速により電線に過度の張力を付加してしまい硬度が増
し、また、伸びが生じるため、電線の絶縁被膜が損傷し
やすくなるからである。また、コイル挿入治具のブレー
ドにかき落とされたコイルのうち、固定巻枠に対し移動
巻枠側で成形巻回された電線は成形巻回された順番で配
置されないため、固定子鉄心のスロット内に挿入される
過程、また、挿入後において電線同士の交わりが多発
し、結果、本来より高い占積率となり固定子コイル、ス
ロット内絶縁物が損傷しやすくなるからである。そし
て、この結果、絶縁不良が多発し、信頼性の低下と、歩
留まりの低下によるコストの上昇が免れなくなってしま
うという問題が生じてしまう。
【0007】また、回転電機の巻線装置として、巻枠と
電線ボビンとを同期して回転させることは、特開平2−
261037号公報等で提案されており、電線の案内を
巻枠1回転毎に電線の外径寸法分のみ巻枠の回転軸と平
行移動させることも、特開昭63−42109号公報等
で提案されているが、これらは、コイル挿入治具に移載
する機構等について、考慮していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題に鑑みてなされたもので、その目的は、絶縁不
良のない信頼性の高い回転電機の固定子の製造装置及び
製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電線を巻枠に
成形巻回してコイルとする巻回手段と、成形巻回したコ
イルを巻回した状態に保持してコイル挿入治具に移載す
る機構と、を具備する回転電機の固定子の製造装置にお
いて、前記電線を巻回している電線ボビンの回転と同期
させて、前記巻枠を回転駆動させる駆動手段を備える回
転電機の固定子の製造装置である。
【0010】また、本発明は、上記コイル挿入治具に移
載したコイルを取出して固定子鉄心に挿入する取出挿入
機構を備える回転電機の固定子の製造装置である。
【0011】そして、本発明は、上記巻枠の回転軸は、
上記電線ボビンの回転軸と平行に配置されている回転電
機の固定子の製造装置である。
【0012】更に、本発明は、上記電線を上記巻枠に巻
回する案内は、巻枠1回転毎に電線の外径寸法分のみ巻
枠の回転軸と平行に移動する案内移動手段を備える回転
電機の固定子の製造装置である。
【0013】また、本発明は、上記巻枠の回転速度と上
記電線ボビンの回転速度とを制御して、上記案内と電線
ボビン間の張力を一定とする速度制御手段を備える回転
電機の固定子の製造装置である。
【0014】そして、本発明は、電線を巻枠に成形巻回
してコイルとし、成形巻回したコイルを巻回した状態に
保持してコイル挿入治具に移載する、回転電機の固定子
の製造方法において、前記電線を巻回している電線ボビ
ンの回転と同期させて、前記巻枠を回転させる回転電機
の固定子の製造方法である。
【0015】更に、本発明は、上記コイル挿入治具に移
載したコイルを取出して固定子鉄心に挿入する回転電機
の固定子の製造方法である。
【0016】また、本発明は、上記巻枠の回転軸は、上
記電線ボビンの回転軸と平行にする回転電機の固定子の
製造方法である。
【0017】そして、本発明は、上記巻枠1回転毎に電
線の外径寸法分のみ、電線を巻枠の回転軸と平行移動し
て、上記巻枠に案内する回転電機の固定子の製造方法で
ある。
【0018】更に、本発明は、上記巻枠の回転と電線ボ
ビンの回転とを制御して、上記案内と電線ボビン間の張
力を一定にする回転電機の固定子の製造方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を説明
する。本発明の実施例を図面を用いて、説明する。図1
は、実施例における固定子の製造装置の一例の外観説明
図である。図2は、図1の装置の構成要素の位置関係を
示す説明図である。図3は、実施例における1段目のコ
イル巻回開始の説明図である。図4は、実施例における
2段目のコイル巻回開始の説明図である。図5は、実施
例におけるコイル移載開始の説明図である。図6は、実
施例におけるコイル移載の説明図である。図7は、実施
例におけるコイル移載完了の説明図である。図8は、実
施例における複数極のコイル巻回が完了し、コイル挿入
治具に移載したコイルの概略説明図である。
【0020】本発明の回転電機の固定子の製造装置の実
施例について、説明する。本実施例の回転電機の固定子
の製造装置は、電線を巻枠に成形巻回してコイルとする
巻回手段と、成形巻回したコイルを巻回した状態に保持
してコイル挿入治具に移載する機構と、前記電線を巻回
している電線ボビンの回転と同期させて、前記巻枠を回
転駆動させる駆動手段と、上記コイル挿入治具に移載し
たコイルを取出して固定子鉄心に挿入する取出挿入機構
と、を具備しており、上記巻枠の回転軸は、上記電線ボ
ビンの回転軸と平行に配置され、また、上記電線を上記
巻枠に巻回する案内は、巻枠1回転毎に電線の外径寸法
分のみ巻枠の回転軸と平行に移動する案内移動手段を備
えており、そして、上記巻枠の回転速度と上記電線ボビ
ンの回転速度とを制御して、上記案内と電線ボビン間の
張力を一定とする速度制御手段を備えている。図1、図
2において、21は回転する巻枠、22は巻枠21の回
転軸、23は回転軸22に取付られたタイミングプー
リ、14はタイミングベルト、24は巻枠回転駆動モー
タ、25は巻枠回転駆動モータ24に取付けられたタイ
ミングプーリ、26は電線5を案内するノズル、27は
ノズル移動機構、28はコイル移載機構、6は電線ボビ
ン、29は電線ボビン回転駆動装置、30は電線ボビン
回転駆動モータ、31は張力一定制御装置、4は成形巻
回位置にあるコイル挿入治具、10はコイル挿入位置に
あるコイル挿入治具、9はターンテーブル、11はコイ
ル挿入装置である。
【0021】ノズル移動機構27はノズル26が巻枠2
1の回転軸22と平行移動するように配置され、電線ボ
ビン回転駆動装置29は巻枠21の回転軸22と電線ボ
ビン6の回転軸が平行になるように配置され、電線5の
張力は張力一定制御装置31によって巻枠回転駆動モー
タ24と電線ボビン回転駆動モータ30の回転速度を制
御されている。
【0022】以上のように構成された本実施例の回転電
機の固定子の製造装置における、コイル成形巻回動作と
コイル挿入治具ヘのコイル移載動作、固定子鉄心ヘのコ
イル挿入動作について、以下、図3〜図8を参照して説
明する。
【0023】図3において、21aは巻枠21の一部で
コイル挿入治具4のブレード15とウェッジガイド16
にわずかな隙間をもって突入可能な構造を持ち、回転軸
22を中心に回転する固定巻枠、21bはその相手側と
なり、回転軸22を中心に固定巻枠21aと同期して回
転する移動巻枠である。
【0024】先ず、複数段に構成された巻枠21のう
ち、1段目21cの端面位置21c'より僅かに高い位
置に電線5がくるようにノズル26を配置し、電線5の
末端付近5aを図示しない電線保持具で保持した状態
で、巻枠回転駆動モータ24により巻枠21を回転さ
せ、その回転によってノズル26より導出された電線5
を巻枠21の外周形状に沿って巻き取っていく。このと
き、巻枠21が一回転する毎に、ノズル26はノズル移
動機構27により、電線5の仕上外径寸法分のみ巻枠2
1の回転と同期して上方へ移動する。これによって、電
線5同士の交わり、または過度の接触を防ぎ、また、巻
回初めから終りまでの電線5の整列を保つことができ
る。また、巻枠21の回転軸22と電線ボビン6の回転
軸とが平行に配置されているため、電線5を捻ることが
ない。この動作を必要巻回数分繰り返し1段目21cの
巻回が完了し、巻枠21が図4に示す所定の位置で停止
する。次に、ノズル26は、ノズル移動機構27により
複数段に構成された巻枠21の2段目21dの端面位置
21d´に移動し、1段目21cの成形巻回動作と同様
の動作を必要巻回数分繰り返し、図5に示すように巻枠
21が所定の位置で停止して、成形巻回完了となる。以
後、必要に応じ巻枠21に段を設け、同様の動作を繰り
返せばよい。
【0025】ここで、巻枠21の回転によってノズル2
6から導出される電線5は、ノズル26と電線ボビン6
間に配置された張力一定制御装置31により、電線5の
張力を検出し、その張力に応じて巻枠回転駆動モータ2
4の回転速度と電線ボビン回転駆動モータ30の回転速
度を制御し、電線5を巻戻し(送出し)するので、巻回
開始および終了時の巻枠回転駆動モータ24の加減速、
ノズル26から見た巻枠21の一回転中での周速度の変
化に拘らず、常に電線5の張力が一定に保たれる。これ
によって、電線5に過度の張力を付加しないため、電線
5の過度の伸び、また、硬度が増すことを最小限に防止
できる。
【0026】次に、コイル挿入治具4ヘのコイル移載動
作について図5〜図8で説明する。成形巻回が完了した
巻枠21は、成形巻回したコイル32をその状態に保持
したまま、コイル移載機構28により、固定巻枠21a
の隙間21eに、コイル成形巻回位置にあるコイル挿入
治具4のブレード15とウェッジガイド16に沿って下
降させ、成形巻回したコイル32の最上段のコイル32
aがコイル挿入治具4のウェッジガイド16の先端16
aに充分収納される位置まで下降停止し、移動巻枠21
bが固定巻枠21aの方向に平行移動することによっ
て、移動巻枠21bとコイル32間に隙間Lが設けら
れ、この状態で図示しない電線保持具で電線の末端付近
5aより電線切断点5bに持ち替え、図示しない電線切
断具で電線5を切断した後、図7に示すようにコイル移
載機構28により上方の定位置に移動することにより、
巻枠21が上昇定位置に戻り、1極目のコイル32の移
載が完了する。
【0027】次に、一極目のみのコイル32を移載した
コイル成形巻回位置にあるコイル挿入治具4を二極目の
位置に回転し、以上の成形巻回、移載の動作を必要極数
繰り返し成形巻回、移載が完了となる。図8は複数極の
コイル32の成形巻回が完了し、コイル挿入治具に移載
した状態を示す。
【0028】その後、ターンテーブル9を回転させコイ
ル成形巻回位置にあるコイル挿入治具4をコイル挿入位
置に移動し、コイル挿入装置11によりコイル32を図
示しない固定子鉄心のスロットに挿入し、一相分のコイ
ル32を収納する。以上の成形巻回、移載、挿入、収納
の動作を必要相分のみ繰り返し、固定子コイルを備えた
固定子が完成する。
【0029】このように、本実施例では、従来技術のよ
うに、電線を捻りながら、また、伸びや硬度を増すよう
にしながら成形巻回を行うのではないから、固定子コイ
ル挿入治具のブレードに整列を保持したまま移載でき
る。従って、固定子鉄心のスロット内にコイルを挿入収
納してもスロット内の電線同士の交わりを減少できるた
め、電線およびスロット内絶縁物に損傷を与えることが
ない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、電線の捻り、伸びを最
小限で成形巻回し、コイル挿入治具に整列に保持してい
るので、スロット内での電線の交わりを減少するように
挿入でき、この結果、絶縁不良のない高信頼性の固定子
を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における固定子の製造装置の一例の外観
説明図。
【図2】図1の装置の構成要素の位置関係を示す説明
図。
【図3】実施例における1段目のコイル巻回開始の説明
図。
【図4】実施例における2段目のコイル巻回開始の説明
図。
【図5】実施例におけるコイル移載開始の説明図。
【図6】実施例におけるコイル移載の説明図。
【図7】実施例におけるコイル移載完了の説明図。
【図8】実施例における複数極のコイル巻回が完了し、
コイル挿入治具に移載したコイルの概略説明図。
【図9】従来のフライヤー方式の巻線挿入機の外観説明
図。
【図10】従来のフライヤー方式の巻線挿入機の巻枠及
びコイル挿入治具の拡大説明図。
【図11】従来のフライヤー方式の巻線挿入機のフライ
ヤーによる1段目のコイル巻回の説明図。
【図12】図11におけるブレード、ウェッジガイドと
巻枠との関係説明図。
【図13】従来のフライヤー方式の巻線挿入機のフライ
ヤーによる2段目のコイル巻回の説明図。
【図14】図13におけるブレード、ウェッジガイドと
巻枠との関係の説明図。
【図15】従来のフライヤー方式の巻線挿入機のフライ
ヤーによる3段目のコイル巻回の説明図。
【図16】図15におけるブレード、ウェッジガイドと
巻枠との関係の説明図。
【図17】従来のフライヤー方式の巻線挿入機のコイル
挿入治具にコイルを移載した状態の説明図。
【図18】従来のフライヤー方式の巻線挿入機のコイル
挿入治具に移載ししたコイルの概略説明図。
【図19】従来のフライヤー方式の巻線挿入機におい
て、2極目のコイルの巻回の状態の説明図。
【図20】従来のフライヤー方式の巻線挿入機におい
て、複数極の巻回が完了した状態の説明図。
【符号の説明】
1 フライヤー 2 ノズル 3 巻枠 4 コイル挿入治具 5 電線 5a 末端付近 6 電線ボビン 7 電線経路 8 フライヤー駆動モータ 9 ターンテーブル 10 コイル挿入治具 11 コイル挿入装置 12 タイミングプーリ 13 タイミングプーリ 14 タイミングベルト 15 ブレード 16 ウェッジガイド 16a 先端 17 固定巻枠 18 移動巻枠 19 かき落とし治具 20 コイル 21 巻枠 21a 固定巻枠 21b 移動巻枠 21c 1段目 21c´ 端面位置 21d 2段目 21d´ 端面位置 21e 隙間 22 回転軸 23 タイミングプーリ 24 巻枠回転駆動モータ 25 タイミングプーリ 26 ノズル 27 ノズル移動機構 28 コイル移載機構 29 電線ボビン回転駆動装置 30 電線ボビン回転駆動モータ 31 張力一定制御装置 32 コイル 32a 最上段のコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 幸郎 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 岩渕 清詞 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 習和産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を巻枠に成形巻回してコイルとする
    巻回手段と、成形巻回したコイルを巻回した状態に保持
    してコイル挿入治具に移載する機構と、を具備する回転
    電機の固定子の製造装置において、 前記電線を巻回している電線ボビンの回転と同期させ
    て、前記巻枠を回転駆動させる駆動手段を備えることを
    特徴とする回転電機の固定子の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転電機の固定子の製造
    装置において、 上記コイル挿入治具に移載したコイルを取出して固定子
    鉄心に挿入する取出挿入機構を備えることを特徴とする
    回転電機の固定子の製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の回転電機の固定
    子の製造装置において、 上記巻枠の回転軸は、上記電線ボビンの回転軸と平行に
    配置されていることを特徴とする回転電機の固定子の製
    造装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回
    転電機の固定子の製造装置において、 上記電線を上記巻枠に巻回する案内は、巻枠1回転毎に
    電線の外径寸法分のみ巻枠の回転軸と平行に移動する案
    内移動手段を備えることを特徴とする回転電機の固定子
    の製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回
    転電機の固定子の製造装置において、 上記巻枠の回転速度と上記電線ボビンの回転速度とを制
    御して、上記案内と電線ボビン間の張力を一定とする速
    度制御手段を備えることを特徴とする回転電機の固定子
    の製造装置。
  6. 【請求項6】 電線を巻枠に成形巻回してコイルとし、
    成形巻回したコイルを巻回した状態に保持してコイル挿
    入治具に移載する、回転電機の固定子の製造方法におい
    て、 前記電線を巻回している電線ボビンの回転と同期させ
    て、前記巻枠を回転させることを特徴とする回転電機の
    固定子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の回転電機の固定子の製造
    方法において、 上記コイル挿入治具に移載したコイルを取出して固定子
    鉄心に挿入することを特徴とする回転電機の固定子の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の回転電機の固定
    子の製造方法において、 上記巻枠の回転軸は、上記電線ボビンの回転軸と平行に
    することを特徴とする回転電機の固定子の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれか1項に記載の回
    転電機の固定子の製造方法において、 上記巻枠1回転毎に電線の外径寸法分のみ、電線を巻枠
    の回転軸と平行移動して上記巻枠に案内することを特徴
    とする回転電機の固定子の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか1項に記載の
    回転電機の固定子の製造方法において、 上記巻枠の回転と電線ボビンの回転とを制御して、上記
    案内と電線ボビン間の張力を一定にすることを特徴とす
    る回転電機の固定子の製造方法。
JP9157898A 1998-04-03 1998-04-03 回転電機の固定子の製造装置及び製造方法 Pending JPH11289723A (ja)

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