JP2002123689A - 情報配信方法及びそのシステム - Google Patents

情報配信方法及びそのシステム

Info

Publication number
JP2002123689A
JP2002123689A JP2000313059A JP2000313059A JP2002123689A JP 2002123689 A JP2002123689 A JP 2002123689A JP 2000313059 A JP2000313059 A JP 2000313059A JP 2000313059 A JP2000313059 A JP 2000313059A JP 2002123689 A JP2002123689 A JP 2002123689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
communication means
user
distribution system
information terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000313059A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Hirohashi
一俊 広橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HITTSU KENKYUSHO KK
Hits Laboratories Inc
Original Assignee
HITTSU KENKYUSHO KK
Hits Laboratories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HITTSU KENKYUSHO KK, Hits Laboratories Inc filed Critical HITTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP2000313059A priority Critical patent/JP2002123689A/ja
Publication of JP2002123689A publication Critical patent/JP2002123689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配信を希望するコンテンツを落ち着いて選択
することができ、ダウンロードを効率的に行うことがで
きる利便性の高い情報配信方法及びそのシステムを提供
する。 【解決手段】 利用者は、PC34により、プロバイダ
32及びインターネット30を介してサービスセンター
10の音楽配信サーバ12にアクセスし、購入したい音
楽コンテンツを選択する。利用者は、クレジットカード
番号を入力するなどの方法で料金を支払う。その後利用
者は、コンビニエンスストア20に出向き、MDなどの
記録メディア及び購入時に使用したクレジットカードを
オンライン情報端末24にセットする。オンライン情報
端末24は、クレジットカード番号をISDN回線22
を通じて音楽配信サーバ12に照会する。音楽配信サー
バ12は、該当番号で購入された音楽コンテンツを配信
し、オンライン情報端末24で記録メディアにダウンロ
ードされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽,テキスト,
映像などの各種の情報配信方法及びそのシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば音楽コンテンツなどの情報を通信
システムを利用して配信する従来技術としては、例えば
図7に示すものがある。まず、同図(A)に示すシステ
ムでは、音楽コンテンツの配信サービスを受ける人の自
宅にあるPC(パソコン)900によって、プロバイダ
902,インターネット904を介して音楽配信サーバ
906にアクセスする。そして、PC900によって必
要とするコンテンツを選択するとともに、クレジットカ
ードの番号の入力などによって費用を支払い、該当する
コンテンツをダウンロードする。
【0003】同図(B)に示すシステムは、コンビニエ
ンスストア910に設置されているオンライン情報端末
912を利用してサービスセンター914に接続し、オ
ンライン情報端末912を操作して、コンテンツの選
択,クレジットカード番号入力,コンテンツのダウンロ
ード購入という一連の操作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来技術には次のような不都合がある。 (1)同図(A)に示した方法では、PC900によっ
て選択した音楽コンテンツをダウンロードする際に、該
コンテンツのデータ容量が膨大なときは、ダウンロード
に相当の時間を要することになるという不都合がある。 (2)同図(B)に示した方法では、コンビニエンスス
トアでコンテンツの選択からダウンロードによる購入ま
での操作を行わなければならず、落ち着いて操作を行う
ことができない,操作に時間がかかって店側としては端
末の回転率が上がらない,などの不都合がある。
【0005】本発明は、以上の点に着目したもので、配
信を希望するコンテンツを落ち着いて選択することがで
きるとともに、ダウンロードを効率的に行うことができ
る利便性の高い情報配信方法及びそのシステムを提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、利用者が私的に使用可能な第1の通信手
段を利用して、情報を蓄積した情報センタにアクセス
し、配信を希望する情報を選択するとともに、公的な場
所に設置された第2の通信手段に、前記選択された情報
を送信し、前記利用者が第2の通信手段から前記選択し
た情報を受け取ることを特徴とする。本発明の前記及び
他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図
面から明瞭になろう。
【0007】
【発明の実施の形態】<システム構成>……以下、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1には、以
下に示す実施形態のシステム構成が示されている。同図
において、情報配信,チケット予約,宿泊予約などの各
種のサービスを提供するサービスセンター10には、音
楽コンテンツ配信用の音楽配信サーバ12が設けられて
いる。サービスセンター10は、各コンビニエンススト
ア20と通信回線,例えばISDN回線22で接続され
ており、各コンビニエンスストア20にはオンライン情
報端末24がそれぞれ設置されている。このオンライン
情報端末24によってサービスセンター10とオンライ
ンで交信して各種のサービスを受けることができる構成
となっている。本実施形態に関しては、音楽配信サーバ
12から音楽コンテンツがオンライン情報端末24に配
信されるようになっている。
【0008】一方、サービスセンター10は、インター
ネット30にも接続されている。インターネット30に
は、プロバイダ32を介して多数の私的に使用可能なP
C34がアクセス可能となっており、交換センター36
を介して多数の携帯電話,PHS,携帯情報端末などの
携帯端末38がアクセス可能となっている。すなわち、
サービスセンター10は、WWW上でホームページを開
設しており、該ホームページにURLを指定することで
アクセス可能となっている。
【0009】<実施形態1>……次に、図2も参照しな
がら実施形態1の情報配信方法について説明する。図2
は、主要なプロセスを示すフローチャートであり、同図
(A)はコンテンツの購入時,(B)はコンテンツの入
手時のプロセスをそれぞれ示す。音楽コンテンツの配信
を希望するユーザは、自己が所有するPC34によっ
て、プロバイダ32及びインターネット30を介してサ
ービスセンター10の音楽配信サーバ12にアクセスす
る。具体的には、サービスセンター10のホームページ
にアクセスし、更にそのホームページ内の音楽配信ペー
ジにアクセスする(ステップS10)。そして、該ペー
ジ上において、購入したい音楽コンテンツを選択する
(ステップS12)。音楽配信サーバ12は、選択があ
ったコンテンツの料金を計算し、その額をPC34に提
示する。サービスの利用者は、例えばクレジットカード
番号を入力するなどの方法で料金を支払う(ステップS
14)。これにより、選択された音楽コンテンツの購入
が確定する。音楽配信サーバ12は、利用者のクレジッ
トカード番号,購入コンテンツを登録保存する。
【0010】次に、コンテンツ入手時について説明する
と、利用者は、適宜のコンビニエンスストア20に出向
き、オンライン情報端末24で該当するメニューを選択
するとともに、例えばMDなどの記録メディア及び購入
時に使用したクレジットカードをオンライン情報端末2
4にセットする(ステップS16)。あるいは、記録メ
ディアの代わりに、データ記録可能な携帯録音再生機あ
るいは携帯録音機をケーブルなどでオンライン情報端末
24に接続する。すると、オンライン情報端末24は、
セットされたクレジットカードから番号を読み出し、I
SDN回線22を通じて音楽配信サーバ12に照会す
る。音楽配信サーバ12は、前記購入時の登録データを
参照し、該当する場合には、そのカード番号で購入され
た音楽コンテンツを配信する。配信された音楽コンテン
ツは、オンライン情報端末24で記録メディアにダウン
ロードされる(ステップS18)。
【0011】このように、本実施形態によれば、利用者
は、自宅などのPCを利用して、時間を掛けてゆっくり
と好きな曲を探すことができる。また、購入した音楽コ
ンテンツのダウンロードを、通勤経路内あるいは自宅近
くの適当なコンビニエンスストアで行うことができ、利
便性が高い。
【0012】更に、前記説明ではPC34を利用した
が、携帯端末38を利用して購入申込みを行うようにし
てもよい。PC34を使用する場合よりも、より手軽に
音楽コンテンツを選択購入でき、利便性が極めて高い。
以下の実施形態についても同様である。
【0013】なお、前記説明ではクレジットカードを利
用したが、代わりにプリペイドカードを使用するように
してもよい。この場合、プリペイドカードに利用者のI
D番号が付与されているときはそれを使用して利用者を
特定し、残金から購入金額を差し引く。クレジットカー
ドのカード番号を第三者に盗用されるなどの恐れがな
く、セキュリティーに対する不安が低減される。また、
購入料金をプロバイダ32が代行徴収する,携帯端末3
8で購入した場合に通話料金とともに購入代金を徴収す
る,オンライン情報端末24に現金決済機能があるとき
は現金で徴収する,オンライン情報端末24にキャッシ
ュカードによる決済機能があるときはキャッシュカード
を利用して該当口座から引き落とす,などとしてもよ
い。以下の実施形態についても同様である。
【0014】<実施形態2>……次に、図3を参照して
実施形態2の情報配信方法を説明する。図3中、上述し
た実施形態1と同様のプロセスについては同一の符号を
示す。本実施形態では、利用者は、ストアリストなどを
参照してダウンロード先のコンビニエンスストアを購入
時に指定する(ステップS30)。購入が成立すると、
音楽配信サーバ12は、指定されたコンビニエンススト
アのオンライン情報端末24に該当する音楽コンテンツ
を配信する。配信を受けたオンライン情報端末24で
は、ダウンロードしたコンテンツをハードディスク内に
格納する(ステップS32)。
【0015】利用者は、都合のよいときに指定したコン
ビニエンスストアに出向き、MDなどの記録メディア及
び購入時に使用したクレジットカードをオンライン情報
端末24にセットする(ステップS34)。あるいは、
記録メディアの代わりに、データ記録可能な携帯録音再
生機をケーブルなどでオンライン情報端末24に接続す
る。すると、オンライン情報端末24は、セットされた
クレジットカードから番号を読み出し、ダウンロードデ
ータを参照する。その結果、該当する場合には、該当す
るダウンロードデータをハードディスクから読み出して
記録メディアに格納する(ステップS36)。
【0016】なお、MDなどの記録メディアは、予め利
用者が用意してオンライン情報端末24にセットしても
よいが、各種容量のMDをオンライン情報端末24に予
め用意して格納しておいてもよい。この場合、利用者が
例えば携帯端末38によるサーバアクセス時に必要容量
のMDを選択するか、ダウンロードデータ容量に相当す
る容量のMDが選択され、これにダウンロードデータが
格納される。このようにすることで、利用者はMDを用
意してオンライン情報端末24にセットする必要がな
い。
【0017】このように、本実施形態によれば、利用者
が購入した時点で、指定されたコンビニエンスストア2
0のオンライン情報端末24に該当するコンテンツがダ
ウンロードされる。従って、通勤・通学などの適当な時
期に利用者が指定したコンビニエンスストア20に出向
いたときには、既に購入したコンテンツのダウンロード
が終了している。このため、オンライン情報端末24の
前でダウンロードが終了するまで待つなどの必要がな
く、極めて短時間でコンテンツを入手することができ
る。例えば、データ圧縮方式がMP3であって100M
bpsの伝送速度で伝送する場合、数秒で一般的なCD
アルバム1枚分のコンテンツを伝送することができる。
【0018】<実施形態3>……次に、図4を参照して
実施形態3の情報配信方法を説明する。本実施形態で
は、利用者が指定したコンビニエンスストア20のオン
ライン情報端末24にMD録音機が設けられる。そし
て、音楽配信サーバ12からダウンロードしたコンテン
ツは、該MD録音機によってMDに格納される(ステッ
プS40)。利用者は、都合の良い時に指定したコンビ
ニエンスストア20に出向き、クレジットカード番号に
よる照会を行って、該当するコンテンツを格納したMD
を受け取る(ステップS42)。MDを受領する方法と
しては、クレジットカードをオンライン情報端末24に
セットし、端末側で確認して該当するMDを装置内から
取出口に送出するようにしてもよいし、ストアの店員が
クレジットカード番号を照会して該当するMDを手渡し
するようにしてもよい。この実施形態によれば、前記実
施形態2よりも更に速やかに購入したコンテンツを入手
することができる。
【0019】<オンライン情報端末>……次に、オンラ
イン情報端末24の構成例と、ダウンロード手順の一例
を説明する。図5には、主要構成が示されている。同図
において、オンライン情報端末24には、CPU20
0,ROM202,RAM204,ハードディスク20
6,ターミナルアダプタ208,入力部210,表示部
212,音声出力部213,プリント部214,MD記
録部216,カード読取装置218がそれぞれ設けられ
ている。また、I/F(インターフェース)220を介
して、送受光器222及びケーブル端子224が設けら
れている。このように、基本的には一般的なコンピュー
タシステムに従った構成となっている。
【0020】ROM202には、例えば起動時にCPU
200で実行されるBIOSプログラムなどが格納され
ている。RAM204は、所定の動作を行うプログラム
がロードされたり、演算処理の際に利用される。ハード
ディスク206には、情報端末としての各種の機能に相
当するプログラムやデータが格納されている。ターミナ
ルアダプタ208は、上述したISDN回線22を介し
てサービスセンター10に接続されている。入力部21
0は、キーボードやタッチパネルによって構成されてお
り、表示部212はCRTや液晶パネルによって構成さ
れている。音声出力部213は、音声によって各種の通
知を行うためのものである。プリント部214は、熱転
写プリンタなどによって構成されている。
【0021】MD記録部216は、予め端末内に用意さ
れたMDに、音楽配信サーバ12からダウンロードした
音楽コンテンツを格納するためのものである。カード読
取装置218は、クレジットカードあるいはプリペイド
カードのカード番号を読み取るためのものである。送受
光器222は、携帯録音再生機300が送受光器302
を備えているような場合のダウンロード手段である。な
お、携帯録音再生機300の送受光器302は比較的小
規模でもよいが、オンライン情報端末24側の送受光器
222は携帯録音再生機300の伝送性能を補うべく大
規模のものを設けるようにする。ケーブル端子224
は、SCSIやUSBなどのケーブル226によって接
続可能な携帯録音再生機304に対するダウンロード手
段である。
【0022】次に、図6を参照しながら、上述した実施
形態2の配信方法の場合の動作を説明する。また、携帯
録音再生機300が送受光器302を有する場合を例と
する。この場合、購入処理が行われた時点で、音楽配信
サーバ12から該当するコンテンツがオンライン情報端
末24のハードディスク206にダウンロードされて格
納される(図3,ステップS32参照)。
【0023】指定したコンビニエンスストア20に出向
いた利用者は、表示部212を見ながら入力部210を
操作し、該当するコンテンツ取得のメニューを選択す
る。そして、購入時に使用したクレジットカードあるい
はプリペイドカードを、カード読取装置218に掛けて
番号の読み込みを行う(図6矢印FA)。読み込まれた
カード番号はRAM204に一時的に保存されるととも
に、CPU200で参照される。CPU200は、該当
する番号のコンテンツをハードディスク206内の格納
データから探し出し、RAM204に用意する(矢印F
B)。そして、データ転送の準備が完了した旨の通知信
号を送受光器222から出力する(矢印FC)。
【0024】一方、利用者は、自己の携帯録音再生機3
00の送受光器302を、オンライン情報端末24側に
向ける(矢印FD)。そして、オンライン情報端末24
からの信号を認識すると(矢印FE)、準備完了の通知
信号を出力する(矢印FF)。これがオンライン情報端
末24の送受光器222で受信されると、CPU200
によってRAM204に用意したデータの送信が実行さ
れる(矢印FG)。携帯録音再生機300は、受信した
データを取り込んでMDなどに記録する(矢印FH)。
なお、矢印FG,FHの処理は連続してリアルタイムで
行われる。
【0025】すべてのコンテンツのデータ送信が終了す
ると、携帯録音再生機300は取り込み終了を通知する
(矢印FI)。これを受領するとオンライン情報端末2
4のCPU200は、その旨を携帯録音再生機300に
通知する(矢印FJ)。すると携帯録音再生機300
は、受領したコンテンツを再生可能にセットする(矢印
FK)。なお、この時点で、カードからの代金引き落と
しを行ってもよい(矢印FL)。その後、携帯録音再生
機300は、終了を通知する(矢印FM)。オンライン
情報端末24のCPU200は、該終了通知を受けて、
配信終了を表示部212に表示する(矢印FN)。ある
いは、音声出力部213から音声で知らせる。
【0026】なお、点線矢印FPで示すように、終了通
知が所定の時間内で受領できない場合、オンライン情報
端末24のCPU200は、例えば、「恐れ入ります
が、再度クレジットカード読み込みから始めてくださ
い」などのメッセージを表示あるいは音声で利用者に知
らせる(矢印FQ)。この場合は、矢印FAからの手順
を繰り返し行う。あるいは、「携帯機器を端末に向けて
ください」などのメッセージを表示あるいは音声で利用
者に知らせ、矢印FDからの手順を繰り返し行う。な
お、この場合、矢印FLで示したカード引き落としは撤
回する必要があるので、その旨をターミナルアダプタ2
08を通じて音楽配信サーバ12に送信する。
【0027】このように、ワイヤレスでデータを携帯機
器に送信することで、ケーブルを接続する必要がない,
ケーブルの機械的強度や耐久性に対する問題も生じない
という利点がある。また、光を利用することで、送受光
器を小規模とすることができ、携帯機器への搭載に好都
合となる。また、光を利用することで高速のデータ伝送
が可能となり、伝送時間が短縮される。
【0028】携帯録音再生機304がケーブル接続対応
の場合には、ケーブル端子224とケーブル226で接
続して上述した処理を実行すればよい。また、上述した
実施形態3の場合は、ダウンロードしたコンテンツがM
D記録部216でMDに記録される。この場合は、カー
ド読取装置218によって読み取ったカード番号に対応
するコンテンツが記録されたMDを出力する。
【0029】なお、携帯端末38にデータのメモリ機能
とデータ送受信機能があるときは、次のような手法も可
能である。まず、携帯端末38でサービスセンター10
にアクセスしてコンテンツの購入を行ったときに、選択
したコンテンツ,コンビニエンスストア20でコンテン
ツを受け取る際のメディアの種類(MDか携帯端末内蔵
のメモリーチップかなど),使用したクレジットカード
やプリペイドカードなどのカード番号,指定したコンビ
ニエンスストア名の各データを携帯端末38に格納して
おく。そして、利用者は、その携帯端末38を指定した
コンビニエンスストア20に持参し、光接続の場合はオ
ンライン情報端末24の送受光器222にかざす。ケー
ブル接続の場合はケーブル端子224にコネクタ接続す
る。
【0030】すると、オンライン情報端末24は、接続
された携帯端末38から、前記購入時のデータを読み取
り、この購入データを参照して該当するコンテンツを該
当するメディアに格納する。例えば、携帯端末38の内
蔵メモリが指定されているときは、送受光器222もし
くはケーブル端子224を介してコンテンツデータを携
帯端末38に送信する。携帯端末38には、例えばMP
3方式でCDアルバム1枚分のデータが入る程度のメモ
リが用意されており、これに受信したコンテンツデータ
を格納する。携帯端末38に取り込まれたコンテンツ
は、もちろん携帯端末38自体に再生機能があればその
場で再生してもよいし、利用者が自宅に帰って光もしく
はケーブルでPC34に接続してPC34に転送し、ハ
ードディスク(図示せず)に格納して保存することもで
きる。
【0031】このように、購入データを携帯端末38に
格納し、これをコンビニエンスストア20のオンライン
情報端末24で読み取るようにすることで、利用者はオ
ンライン情報端末24に対して格別の操作を行うことな
く、自動的に希望のコンテンツを受け取ることができ
る。特に、携帯端末24の内蔵メモリにコンテンツデー
タを格納する場合は、携帯録音再生機300を必要とし
ないという利点があり、購入時にクレジットカードを使
用したときは更に料金の支払のための操作も必要とされ
ないという利点がある。すなわち、利用者は、携帯端末
24によるサービスセンター10に対するアクセス時に
購入のための操作を行うのみで、実際にコンテンツを受
け取るコンビニエンスストア20では格別の操作を行う
ことなく、瞬時にコンテンツを受け取ることが可能とな
る。
【0032】このように、購入データを保存することで
短時間でコンテンツの受信が可能になると、コンビニエ
ンスストア20におけるオンライン情報端末24の利用
回転率が大幅に向上する。また、ETC(Electronic T
oll Collection,有料道路自動料金収受システム)を利
用して情報の配信を行うことも可能となる。ETCの料
金ゲートに車両が進入する際に、自動的に交通情報等の
配信を受けるという具合である。この場合において、料
金の支払いについては、ETCにおいて設定される道路
通行料金の支払方法に準じるようにすれば、クレジット
カード番号などのデータは不要である。その他、例えば
駅の改札口を通り抜けるだけでコンテンツを受け取ると
いうようなことも可能となり、極めて利便性が高い。
【0033】<他の実施形態>……なお、本発明は、何
ら上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次の
ようなものも含まれる。 (1)コンビニエンスストア20で購入料金を現金で支
払うようにしてもよい。しかし、上述したようにクレジ
ットカードなどで購入料金を支払うようにすると、購入
の意思もなくコンテンツのダウンロードが行われてしま
うなどの不都合が回避できる。 (2)前記実施形態では、主として音楽ソースを配信す
る場合を例として説明したが、映画などの映像・音声デ
ータ,新聞などのテキストデータなど、各種の多様なソ
ースに対して適用可能である。また、コンテンツ選択の
際に、コンテンツの視聴を行ったり、該当する説明を表
示するようにしてもよい。
【0034】(3)携帯録音再生機としては、いわゆる
録音機能つきのMDプレーヤ,MP3プレーヤなどが好
適な例であるが、データを記録可能であれば各種のもの
に適用してよい。また、使用する記録媒体としても、M
Dやメモリカードなどの他、MOやDVD−RAMなど
各種の記録媒体を使用してよい。 (4)前記実施形態では、光もしくはケーブルを利用し
てコンビニエンスストアのオンライン情報端末と携帯機
器を接続したが、電波などを用いてもよい。 (5)前記実施形態では、端末設置の公的な場所として
コンビニエンスストアを例として説明したが、駅構内,
ホテル,レコードCDショップ,スーバー,ガソリンス
タンドなど、必要に応じて適宜設置してよい。例えば、
通勤経路中の駅構内で新聞記事をダウンロードする,ガ
ソリンスタンドでカーナビゲーション用の更新情報や音
楽データの配信を受けるという具合である。
【0035】(6)前記実施形態では、利用者を特定す
るために、クレジットカードやプリペイドカードのカー
ド番号を使用したが、利用者を特定できれば、どのよう
な方法を用いてもよい。例えば、氏名及び住所で特定す
る,電話番号で特定する,予め登録した会員番号で特定
する,メールアドレスで特定する,IDとパスワードで
特定するなどである。 (7)上述したオンライン情報端末の構成も一例であ
り、同様の作用を奏するように各種設計変更が可能であ
る。また、前記実施形態では、PCや携帯電話を使用す
る場合を説明したが、PHSや携帯情報端末,ナビゲー
ション装置など、各種の装置に対して適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者が私的に使用可能な通信手段を利用して情報を選
択するとともに、コンビニエンスストアなどの公的な場
所に設けられた通信手段で選択した情報を受け取ること
としたので、情報の選択を落ち着いて行うことができ、
コンテンツデータの送信も効率的に行うことができる利
便性の高い情報配信システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報配信システムの構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】実施形態1の配信方法を示すフローチャートで
ある。
【図3】実施形態2の配信方法を示すフローチャートで
ある。
【図4】実施形態3の配信方法を示すフローチャートで
ある。
【図5】オンライン端末の一例を示すブロック図であ
る。
【図6】オンライン情報端末と携帯機器との間における
データ授受手順の一例を示す図である。
【図7】従来の情報配信方法の例を示す図である。
【符号の説明】
10…サービスセンター 12…音楽配信サーバ 20…コンビニエンスストア 22…ISDN回線 24…オンライン情報端末 30…インターネット 32…プロバイダ 34…PC(パソコン) 36…交換センター 38…携帯端末 200…CPU 202…ROM 204…RAM 206…ハードディスク 208…ターミナルアダプタ 210…入力部 212…表示部 213…音声出力部 214…プリント部 216…記録部 218…カード読取装置 220…I/F(インターフェース) 222…送受光器 224…ケーブル端子 226…ケーブル 300…携帯録音再生機 302…送受光器 304…携帯録音再生機

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が私的に使用可能な第1の通信手
    段を利用して、情報を蓄積した情報センタにアクセス
    し、配信を希望する情報を選択するステップ;公的な場
    所に設置された第2の通信手段に、前記選択された情報
    を送信するステップ;前記利用者が第2の通信手段から
    前記選択した情報を受け取るステップ;を含むことを特
    徴とする情報配信方法。
  2. 【請求項2】 情報を蓄積した情報センタ;利用者が私
    的に使用可能であって、前記情報センタにアクセスして
    配信を希望する情報を選択する第1の通信手段;公的な
    場所に設置されており、前記情報センタから前記利用者
    が選択した情報を受信する第2の通信手段;前記利用者
    が前記第2の通信手段から選択した情報を受け取る情報
    受取手段;を備えたことを特徴とする情報配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記第1の通信手段によって、利用者が
    選択した情報を受け取る第2の通信手段を指定すること
    を特徴とする請求項2記載の情報配信システム。
  4. 【請求項4】 前記第2の通信手段は、前記利用者が情
    報を受け取る際に、前記第1の通信手段から情報を受信
    することを特徴とする請求項2記載の情報配信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記第2の通信手段は、前記第1の通信
    手段で情報が選択された時点で、該選択された情報を前
    記情報センタから受信し、外部出力可能なメモリ手段に
    保存することを特徴とする請求項3記載の情報配信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記情報受取手段は、前記第2の通信手
    段からワイヤレスで情報を受け取ることを特徴とする請
    求項2〜5のいずれかに記載の情報配信システム。
  7. 【請求項7】 クレジットカード,プリペイドカード,
    キャッシュカードのいずれかを利用して、配信される情
    報に対する料金支払を行うことを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の情報配信システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の通信手段がPCもしくは携帯
    端末であり、インターネットを通じて前記情報センタに
    アクセスすることを特徴とする請求項2〜7のいずれか
    に記載の情報配信システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の通信手段は、情報を選択する
    際に、希望する情報を視聴し、もしくは希望する情報の
    説明を受けることを特徴とする請求項2〜8のいずれか
    に記載の情報配信システム。
  10. 【請求項10】 前記第1の通信手段は、情報を購入し
    たときの購入データを保存するとともに、前記情報受取
    手段による第2の通信手段からの情報受取時に、前記購
    入データを第2の通信手段に送信することを特徴とする
    請求項2〜9のいずれかに記載の情報配信システム。
  11. 【請求項11】 前記第1の通信手段が前記情報受取手
    段を兼用したことを特徴とする請求項2〜10のいずれ
    かに記載の情報配信システム。
JP2000313059A 2000-10-13 2000-10-13 情報配信方法及びそのシステム Pending JP2002123689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313059A JP2002123689A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 情報配信方法及びそのシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313059A JP2002123689A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 情報配信方法及びそのシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002123689A true JP2002123689A (ja) 2002-04-26

Family

ID=18792535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000313059A Pending JP2002123689A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 情報配信方法及びそのシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002123689A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005006199A1 (ja) * 2003-07-14 2005-01-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツ配信装置及びコンテンツ再生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005006199A1 (ja) * 2003-07-14 2005-01-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツ配信装置及びコンテンツ再生装置
US7860376B2 (en) 2003-07-14 2010-12-28 Panasonic Corporation Content delivery apparatus and content reproduction apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8239484B2 (en) Information terminal
US7756467B2 (en) Multimedia distribution using a near field communication capable wireless communication device
US7058388B2 (en) Method and system for presentation of content from one cellular phone to another through a computer network
US7209893B2 (en) Method of and a system for distributing electronic content
US20060080232A1 (en) Cellular telephone based payment apparatus and method for use in purchase of good and services
JP2007503648A (ja) コンピュータにて読み取り可能なコンテンツへのアクセスを、ダウンロード可能な証明書により制御するためのシステムおよび方法
JP2002259773A (ja) 電子取引方法
US20020069127A1 (en) Electronic content providing method
US20090210517A1 (en) Information management device and method, information processing device and method recording medium, and program
JP5307415B2 (ja) 決済端末、決済処理システム、及び決済処理方法
JP2003067662A (ja) 携帯通信端末機での費用決済文字メッセージ管理装置及びその方法
JP2002183160A (ja) 情報提供システムおよび方法並びに情報提供プログラムを記録した記録媒体
JP2002123689A (ja) 情報配信方法及びそのシステム
JP2001022845A (ja) 電子取引システム及びその決済処理方法とこれに用いる電子店舗及び端末
JP2002007750A (ja) 商品販売システム
JP2002133100A (ja) カード利用状況通知方法
JP4447573B2 (ja) 楽曲情報送受システムおよび楽曲情報送受方法
JP2001308878A (ja) データ配信システム、データ配信方法及びデータ配信装置
JP2006178906A (ja) パッケージメディア販売システム及びパッケージメディア販売方法
US20050240587A1 (en) Information processing system
JP2000250839A (ja) データ配信システム及びユーザ携帯端末
JP2002007742A (ja) インターネットを利用するショッピングシステム
KR100727089B1 (ko) 모바일 카드 수집 서비스 방법 및 시스템, 그리고 이를위한 이동 단말기
JP2002245186A (ja) 予め登録した日に関連した情報を提供可能なサーバ及び情報の提供方法
JP2002366821A (ja) ポイントサービスシステムと携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080603