JP2001308878A - データ配信システム、データ配信方法及びデータ配信装置 - Google Patents
データ配信システム、データ配信方法及びデータ配信装置Info
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- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/60—Network streaming of media packets
- H04L65/61—Network streaming of media packets for supporting one-way streaming services, e.g. Internet radio
- H04L65/612—Network streaming of media packets for supporting one-way streaming services, e.g. Internet radio for unicast
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- Multimedia (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、データの配信を受ける側の一般のユー
ザにとっては、コンビニエンスストアやＣＤショップま
で出向かなければならず、不便であり、データ配信側の
事業者にとっては、運営コストがかなりかかる。インタ
ーネットを利用した場合は、大容量のビデオデータのダ
ウンロードに時間がかかる。 【解決手段】 ユーザはドライブスルー設備１０に自動
車を停止させ、自動車内の携帯端末からデータ配信要求
を小電力電波もしくは微弱電波で無線送信する。無線通
信装置２０はこのデータ配信要求を受信してデータ配信
装置３０へ通知する。データ配信装置３０は入力された
データ配信要求中の情報データを内部の記憶装置から読
み出して無線通信装置２０へ転送する。無線通信装置２
０はＩＥＥＥ１３９４規格などに従って、データ配信装
置３０から転送された情報データを上記の停車中の自動
車内の携帯端末へ高速伝送する。課金処理も自動的に行
われる。
ザにとっては、コンビニエンスストアやＣＤショップま
で出向かなければならず、不便であり、データ配信側の
事業者にとっては、運営コストがかなりかかる。インタ
ーネットを利用した場合は、大容量のビデオデータのダ
ウンロードに時間がかかる。 【解決手段】 ユーザはドライブスルー設備１０に自動
車を停止させ、自動車内の携帯端末からデータ配信要求
を小電力電波もしくは微弱電波で無線送信する。無線通
信装置２０はこのデータ配信要求を受信してデータ配信
装置３０へ通知する。データ配信装置３０は入力された
データ配信要求中の情報データを内部の記憶装置から読
み出して無線通信装置２０へ転送する。無線通信装置２
０はＩＥＥＥ１３９４規格などに従って、データ配信装
置３０から転送された情報データを上記の停車中の自動
車内の携帯端末へ高速伝送する。課金処理も自動的に行
われる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ配信システ
ム、データ配信方法及びデータ配信装置に係り、特に無
線通信端末に所望の情報データをダウンロードするデー
タ配信システム、データ配信方法及びデータ配信装置に
関する。
ム、データ配信方法及びデータ配信装置に係り、特に無
線通信端末に所望の情報データをダウンロードするデー
タ配信システム、データ配信方法及びデータ配信装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、記憶媒体に記憶されている音
楽データやビデオデータをユーザが新たに入手する方法
には、販売されている音楽データやビデオデータが記憶
済みのプリレコーデッド媒体の中からユーザが希望する
音楽データやビデオデータのプリレコーデッド媒体を購
入する方法の他に、近年ではユーザが所有している記憶
媒体そのものに、ユーザが希望する音楽データやビデオ
データを新たにダウンロードする方法が増えてきた。
楽データやビデオデータをユーザが新たに入手する方法
には、販売されている音楽データやビデオデータが記憶
済みのプリレコーデッド媒体の中からユーザが希望する
音楽データやビデオデータのプリレコーデッド媒体を購
入する方法の他に、近年ではユーザが所有している記憶
媒体そのものに、ユーザが希望する音楽データやビデオ
データを新たにダウンロードする方法が増えてきた。
【０００３】後者のダウンロード方法は、例えばコンビ
ニエンスストアやＣＤショップなどに設置されている端
末装置に記憶媒体をセットして、ユーザが希望する音楽
データあるいはビデオデータのタイトルを決定して所定
の操作をすることにより、配信サーバから所望の音楽デ
ータやビデオデータを上記の記憶媒体にダウンロードす
るものである。また、インターネットを利用して、所望
の音楽データやビデオデータを記憶媒体にダウンロード
する方法も知られている。
ニエンスストアやＣＤショップなどに設置されている端
末装置に記憶媒体をセットして、ユーザが希望する音楽
データあるいはビデオデータのタイトルを決定して所定
の操作をすることにより、配信サーバから所望の音楽デ
ータやビデオデータを上記の記憶媒体にダウンロードす
るものである。また、インターネットを利用して、所望
の音楽データやビデオデータを記憶媒体にダウンロード
する方法も知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のダウ
ンロードを行う従来のデータ配信システムでは、データ
の配信を受ける側の一般のユーザにとっては、所望の音
楽データやビデオデータをダウンロードするには、上記
のようにコンビニエンスストアやＣＤショップまで出向
かなければならず、不便である。他方、データ配信側の
事業者にとっては、ダウンロード設備や料金の支払いに
おいて店舗や店員の確保が必要で、運営コストがかか
る。
ンロードを行う従来のデータ配信システムでは、データ
の配信を受ける側の一般のユーザにとっては、所望の音
楽データやビデオデータをダウンロードするには、上記
のようにコンビニエンスストアやＣＤショップまで出向
かなければならず、不便である。他方、データ配信側の
事業者にとっては、ダウンロード設備や料金の支払いに
おいて店舗や店員の確保が必要で、運営コストがかか
る。
【０００５】また、インターネットを利用したデータ配
信システムでは、ユーザは自宅で所望の音楽データやビ
デオデータを入手でき、またデータのメニュー選択まで
は十分なサービスが可能であるが、十分な回線速度が得
られないのでデータをダウンロードする段階で回線速度
が問題となり、特に音楽データよりもかなりデータ量が
多いビデオデータのダウンロードには長時間を要し、ま
だ利用しにくい環境にある。
信システムでは、ユーザは自宅で所望の音楽データやビ
デオデータを入手でき、またデータのメニュー選択まで
は十分なサービスが可能であるが、十分な回線速度が得
られないのでデータをダウンロードする段階で回線速度
が問題となり、特に音楽データよりもかなりデータ量が
多いビデオデータのダウンロードには長時間を要し、ま
だ利用しにくい環境にある。
【０００６】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
手軽に所望の情報データを入手し得るデータ配信システ
ム、データ配信方法及びデータ配信装置を提供すること
を目的とする。
手軽に所望の情報データを入手し得るデータ配信システ
ム、データ配信方法及びデータ配信装置を提供すること
を目的とする。
【０００７】また、本発明の他の目的は、ユーザ及び事
業者の双方共に安価に情報データの配信及び受信が可能
なデータ配信システム、データ配信方法及びデータ配信
装置を提供することにある。
業者の双方共に安価に情報データの配信及び受信が可能
なデータ配信システム、データ配信方法及びデータ配信
装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のデータ配信システムは、通信機能を有する
携帯端末が搭載された自動車が停車するドライブスルー
設備と、ドライブスルー設備に停車した自動車内の携帯
端末との間で、至近距離通信を行う通信装置と、携帯端
末から通信装置を介して入力されるデータ配信要求に基
づき、指定された情報データを取り出して通信装置を介
して携帯端末へ送信させるデータ配信装置とよりなるこ
とを特徴とする。
め、本発明のデータ配信システムは、通信機能を有する
携帯端末が搭載された自動車が停車するドライブスルー
設備と、ドライブスルー設備に停車した自動車内の携帯
端末との間で、至近距離通信を行う通信装置と、携帯端
末から通信装置を介して入力されるデータ配信要求に基
づき、指定された情報データを取り出して通信装置を介
して携帯端末へ送信させるデータ配信装置とよりなるこ
とを特徴とする。
【０００９】また、上記の目的を達成するため、本発明
のデータ配信方法は、停車中の自動車内の通信機能を有
する携帯端末が、所望の情報データのデータ配信要求を
送信する第１のステップと、データ配信要求を通信装置
が至近距離で受信して記憶装置に予め記憶されている各
種情報データの中から、データ配信要求で要求された情
報データを取り出す第２のステップと、第２のステップ
で取り出された情報データを通信装置を介して至近距離
の携帯端末へ送信する第３のステップと、第３のステッ
プで送信された情報データを携帯端末内の記憶装置にダ
ウンロードする第４のステップとを含むことを特徴とす
る。
のデータ配信方法は、停車中の自動車内の通信機能を有
する携帯端末が、所望の情報データのデータ配信要求を
送信する第１のステップと、データ配信要求を通信装置
が至近距離で受信して記憶装置に予め記憶されている各
種情報データの中から、データ配信要求で要求された情
報データを取り出す第２のステップと、第２のステップ
で取り出された情報データを通信装置を介して至近距離
の携帯端末へ送信する第３のステップと、第３のステッ
プで送信された情報データを携帯端末内の記憶装置にダ
ウンロードする第４のステップとを含むことを特徴とす
る。
【００１０】上記の本発明のデータ配信システム及び配
信方法では、自動車内の携帯端末から送信されたデータ
配信要求に基づいて、データ配信装置（記憶装置）に予
め記憶されている各種情報データの中から指定された情
報データを取り出して、通信装置を介して携帯端末へ送
信するようにしたため、自動車内のユーザは車内に居な
がらにして、所望の情報データを携帯端末内の記憶装置
にダウンロードすることができる。本発明では、メニュ
ー選択とダウンロードを切り分けて、メニュー選択は時
間と場所を選ばずに可能とし、上記のデータ配信要求に
はメニュー選択した情報データが含まれる。
信方法では、自動車内の携帯端末から送信されたデータ
配信要求に基づいて、データ配信装置（記憶装置）に予
め記憶されている各種情報データの中から指定された情
報データを取り出して、通信装置を介して携帯端末へ送
信するようにしたため、自動車内のユーザは車内に居な
がらにして、所望の情報データを携帯端末内の記憶装置
にダウンロードすることができる。本発明では、メニュ
ー選択とダウンロードを切り分けて、メニュー選択は時
間と場所を選ばずに可能とし、上記のデータ配信要求に
はメニュー選択した情報データが含まれる。
【００１１】ここで、本発明では、通信装置と携帯端末
は、小電力電波もしくは微弱電波による無線通信を行う
ことを特徴とする。これにより、インターネットを利用
した場合よりも、ＩＥＥＥ１３９４規格によるデータ伝
送などの高速データ伝送が可能となる。
は、小電力電波もしくは微弱電波による無線通信を行う
ことを特徴とする。これにより、インターネットを利用
した場合よりも、ＩＥＥＥ１３９４規格によるデータ伝
送などの高速データ伝送が可能となる。
【００１２】また、本発明のデータ配信装置は、上記の
目的を達成するため、予め各種の情報データを格納して
いる記憶装置と、ドライブスルー設備に停車した自動車
内の通信機能を有する携帯端末との間で至近距離通信を
行う通信装置により受信された、携帯端末からのデータ
配信要求中の配信希望の情報データを記憶装置から読み
出して通信装置へ出力する制御装置とを有し、記憶装置
から読み出した情報データを通信装置を介して携帯端末
へ配信することを特徴とする。ここで、制御装置は、通
信装置へ情報データを読み出した後、携帯端末からのＩ
Ｄに基づき課金処理を行うことを特徴とする。
目的を達成するため、予め各種の情報データを格納して
いる記憶装置と、ドライブスルー設備に停車した自動車
内の通信機能を有する携帯端末との間で至近距離通信を
行う通信装置により受信された、携帯端末からのデータ
配信要求中の配信希望の情報データを記憶装置から読み
出して通信装置へ出力する制御装置とを有し、記憶装置
から読み出した情報データを通信装置を介して携帯端末
へ配信することを特徴とする。ここで、制御装置は、通
信装置へ情報データを読み出した後、携帯端末からのＩ
Ｄに基づき課金処理を行うことを特徴とする。
【００１３】この発明では、携帯端末からのデータ配信
要求が通信装置を介して入力されたときには、配信指定
された情報データを記憶装置から読み出して通信装置へ
出力するので、携帯端末から配信要求された情報データ
の送信を人手を介することなく自動的に行え、また、課
金処理も無人で行うことができる。
要求が通信装置を介して入力されたときには、配信指定
された情報データを記憶装置から読み出して通信装置へ
出力するので、携帯端末から配信要求された情報データ
の送信を人手を介することなく自動的に行え、また、課
金処理も無人で行うことができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図１は本発明になるデータ配信
システム一実施の形態の構成図を示す。同図に示すよう
に、この実施の形態は、ドライブスルー設備１０、無線
通信装置２０及びデータ配信装置３０からなる。ドライ
ブスルー設備１０は、自動車を駐車できるスペースであ
る。無線通信装置２０は、ドライブスルー設備１０に駐
車した自動車に搭載された携帯端末との間の２ｍ〜３ｍ
程度の距離で、小電力電波もしくは微弱電波で通信可能
な装置で、上記の携帯端末から発信された情報を受信し
てデータ配信装置３０へ送ると共に、携帯端末宛の情報
データをデータ配信装置３０から受け取り、自動車内の
ユーザの持つ無線通信機能を有する携帯端末へ送信す
る。上記の携帯端末としては、携帯型パーソナルコンピ
ュータ、携帯電話などがある。
て図面と共に説明する。図１は本発明になるデータ配信
システム一実施の形態の構成図を示す。同図に示すよう
に、この実施の形態は、ドライブスルー設備１０、無線
通信装置２０及びデータ配信装置３０からなる。ドライ
ブスルー設備１０は、自動車を駐車できるスペースであ
る。無線通信装置２０は、ドライブスルー設備１０に駐
車した自動車に搭載された携帯端末との間の２ｍ〜３ｍ
程度の距離で、小電力電波もしくは微弱電波で通信可能
な装置で、上記の携帯端末から発信された情報を受信し
てデータ配信装置３０へ送ると共に、携帯端末宛の情報
データをデータ配信装置３０から受け取り、自動車内の
ユーザの持つ無線通信機能を有する携帯端末へ送信す
る。上記の携帯端末としては、携帯型パーソナルコンピ
ュータ、携帯電話などがある。
【００１５】データ配信装置３０は、図２の一実施の形
態のブロック図に示すように、多量のデータを格納する
大容量の記憶装置３１と、無線通信装置２０から送られ
てくる配信要求に応じた情報データを記憶装置３１から
選択して読み出して無線通信装置２０へ出力する制御装
置３２とから構成されており、ドライブスルー設備１０
に配置された無線通信端末２０を通して自動車内のユー
ザの持つ携帯端末へ情報データを送信する。
態のブロック図に示すように、多量のデータを格納する
大容量の記憶装置３１と、無線通信装置２０から送られ
てくる配信要求に応じた情報データを記憶装置３１から
選択して読み出して無線通信装置２０へ出力する制御装
置３２とから構成されており、ドライブスルー設備１０
に配置された無線通信端末２０を通して自動車内のユー
ザの持つ携帯端末へ情報データを送信する。
【００１６】記憶装置３１には、ハードディスクを用い
ることにより、転送速度数百Ｍｂｐｓを確保できると共
に、記憶容量やコストの面でも充分な実用性を得ること
ができる。また、インターネット４０を介して遠隔操作
により記憶装置３１の記憶情報データの内容の書き換え
が可能とされており、無人化された設備でもユーザに対
して最新のビデオデータや音楽データを提供することが
できる。また、インターネット４０を介してインターネ
ット利用者に記憶装置３１の記憶情報データの提供する
こともできる。
ることにより、転送速度数百Ｍｂｐｓを確保できると共
に、記憶容量やコストの面でも充分な実用性を得ること
ができる。また、インターネット４０を介して遠隔操作
により記憶装置３１の記憶情報データの内容の書き換え
が可能とされており、無人化された設備でもユーザに対
して最新のビデオデータや音楽データを提供することが
できる。また、インターネット４０を介してインターネ
ット利用者に記憶装置３１の記憶情報データの提供する
こともできる。
【００１７】ユーザは、ドライブスルー設備１０でダウ
ンロードしたい情報データのメニュー選択を行う方法の
他に、予め他の場所でインターネット回線を用いてメニ
ュー選択を行っておくことにより、ドライブスルー設備
１０に停車しているときの手続を簡素化できる方法を持
っている。
ンロードしたい情報データのメニュー選択を行う方法の
他に、予め他の場所でインターネット回線を用いてメニ
ュー選択を行っておくことにより、ドライブスルー設備
１０に停車しているときの手続を簡素化できる方法を持
っている。
【００１８】次に、この実施の形態の動作について説明
する。まず、自動車に乗ったユーザは、ドライブスルー
設備１０に自動車を停車し、車内の携帯端末を使用して
小電力電波もしくは微弱電波でデータ配信装置３０へ情
報データの配信要求を無線送信する。この情報データの
配信要求には、データ配信事業者により予め割り当てら
れているユーザ固有の識別情報（ＩＤ）及び登録されて
いるパスワードが含まれている。
する。まず、自動車に乗ったユーザは、ドライブスルー
設備１０に自動車を停車し、車内の携帯端末を使用して
小電力電波もしくは微弱電波でデータ配信装置３０へ情
報データの配信要求を無線送信する。この情報データの
配信要求には、データ配信事業者により予め割り当てら
れているユーザ固有の識別情報（ＩＤ）及び登録されて
いるパスワードが含まれている。
【００１９】上記のデータ配信要求は、自動車から２ｍ
〜３ｍ程度の近距離に設置されている無線通信装置２０
で受信されてデータ配信装置３０に入力される。データ
配信装置３０は、受信データ配信要求が入力されると、
制御装置３２により受信データ配信要求中の上記のＩＤ
及びパスワードを解読してユーザの正当性を認証する。
ユーザの正当性が認証できなければ、無線通信装置２０
を介して情報データ配信拒否を上記の携帯端末へ送信す
るが、ユーザの正当性が認証できた場合は、記憶装置３
１に記憶されている情報データのメニュー選択情報を無
線通信装置２０を介して上記の携帯端末へ送信する。
〜３ｍ程度の近距離に設置されている無線通信装置２０
で受信されてデータ配信装置３０に入力される。データ
配信装置３０は、受信データ配信要求が入力されると、
制御装置３２により受信データ配信要求中の上記のＩＤ
及びパスワードを解読してユーザの正当性を認証する。
ユーザの正当性が認証できなければ、無線通信装置２０
を介して情報データ配信拒否を上記の携帯端末へ送信す
るが、ユーザの正当性が認証できた場合は、記憶装置３
１に記憶されている情報データのメニュー選択情報を無
線通信装置２０を介して上記の携帯端末へ送信する。
【００２０】ユーザは、携帯端末の画面に表示される上
記のメニュー選択情報の中から、自分がダウンロードし
たいタイトルの情報データを選択して、情報データ選択
信号を無線送信する。なお、ダウンロードしたい情報デ
ータを上記のように携帯端末の画面から選択させるよう
にメニュー選択情報を送受信するようにしてもよいが、
ユーザが予めインターネット回線を用いてメニュー画面
を見ながら選択しておくことも可能であり、その場合
は、上記のデータ配信要求の中に選択した情報データの
タイトルなどの選択情報を含めて送信できるようにして
おく。
記のメニュー選択情報の中から、自分がダウンロードし
たいタイトルの情報データを選択して、情報データ選択
信号を無線送信する。なお、ダウンロードしたい情報デ
ータを上記のように携帯端末の画面から選択させるよう
にメニュー選択情報を送受信するようにしてもよいが、
ユーザが予めインターネット回線を用いてメニュー画面
を見ながら選択しておくことも可能であり、その場合
は、上記のデータ配信要求の中に選択した情報データの
タイトルなどの選択情報を含めて送信できるようにして
おく。
【００２１】上記の情報データ選択信号は無線通信装置
２０で受信された後、データ配信装置３０へ転送され
る。データ配信装置３０内の制御装置３２は、情報デー
タ選択信号が示すタイトルの情報データを記憶装置３１
から読み出して、無線通信装置２０へ伝送する。
２０で受信された後、データ配信装置３０へ転送され
る。データ配信装置３０内の制御装置３２は、情報デー
タ選択信号が示すタイトルの情報データを記憶装置３１
から読み出して、無線通信装置２０へ伝送する。
【００２２】無線通信装置２０は入力された上記の情報
データをドライブスルー設備１０に停車している自動車
内の携帯端末へ無線送信する。これにより、上記の携帯
端末は、無線通信装置２０から送信された上記の情報デ
ータを受信して、内部の記憶装置にダウンロードする。
データをドライブスルー設備１０に停車している自動車
内の携帯端末へ無線送信する。これにより、上記の携帯
端末は、無線通信装置２０から送信された上記の情報デ
ータを受信して、内部の記憶装置にダウンロードする。
【００２３】ここで、情報データのデータ量はＤＶＤ
（Digital Versatile Disk）などに記録されている代表
的なビデオデータでは、数Ｇバイト以上になるため、従
来のインターネットの伝送速度に比べて格段に高速のデ
ータ転送が必要になる。例えば、ＤＶＤでの１２０分の
ビデオデータは、５Ｇバイト程度であり、これを１〜２
分程度でデータ転送を行うためには、転送速度として３
００〜６００Ｍｂｐｓの速度が必要となる。
（Digital Versatile Disk）などに記録されている代表
的なビデオデータでは、数Ｇバイト以上になるため、従
来のインターネットの伝送速度に比べて格段に高速のデ
ータ転送が必要になる。例えば、ＤＶＤでの１２０分の
ビデオデータは、５Ｇバイト程度であり、これを１〜２
分程度でデータ転送を行うためには、転送速度として３
００〜６００Ｍｂｐｓの速度が必要となる。
【００２４】この転送速度は、ＩＥＥＥ１３９４規格に
基づいたミリ波等の無線周波数を使った無線インタフェ
ースを用いて、小電力電波もしくは微弱電波による至近
距離通信を行うようにすることにより、十分に実現可能
である。従って、この実施の形態では、インターネット
を利用した場合に比べてビデオデータなどの大量のデー
タも短時間でダウンロードができる。また、通信距離と
しては、前述したように、ドライブスルー環境を考える
と、２ｍ〜３ｍ程度の見通し内通信となるため、ホーム
マルチメディアシステムで使うような小規模な無線設備
で安定したデータ転送を確保することができる。
基づいたミリ波等の無線周波数を使った無線インタフェ
ースを用いて、小電力電波もしくは微弱電波による至近
距離通信を行うようにすることにより、十分に実現可能
である。従って、この実施の形態では、インターネット
を利用した場合に比べてビデオデータなどの大量のデー
タも短時間でダウンロードができる。また、通信距離と
しては、前述したように、ドライブスルー環境を考える
と、２ｍ〜３ｍ程度の見通し内通信となるため、ホーム
マルチメディアシステムで使うような小規模な無線設備
で安定したデータ転送を確保することができる。
【００２５】上記の携帯端末への情報データの配信が終
了すると、データ配信装置３０と携帯端末との間で無線
回線を用いて電子決済による課金処理が行われて、配信
処理が終了する。上記の課金処理は、ユーザが予めデー
タ配信業者に届け出ている金融機関の口座から自動引き
落としされる。従って、ドライブスルー設備１０の付近
に料金収受のための人員を配置する必要は無く、すべて
無人でユーザ所望の情報データの配信ができる。
了すると、データ配信装置３０と携帯端末との間で無線
回線を用いて電子決済による課金処理が行われて、配信
処理が終了する。上記の課金処理は、ユーザが予めデー
タ配信業者に届け出ている金融機関の口座から自動引き
落としされる。従って、ドライブスルー設備１０の付近
に料金収受のための人員を配置する必要は無く、すべて
無人でユーザ所望の情報データの配信ができる。
【００２６】なお、無線回線の通信距離は前述したよう
に、２ｍ〜３ｍ程度の至近距離であり、かつ、公衆回線
とは切り離されているので、無線通信装置２０とドライ
ブスルー設備１０に停車している自動車内の携帯端末と
の間でのみ通信が可能であり、第三者が情報データ及び
決済データを不正に入手することは困難である。
に、２ｍ〜３ｍ程度の至近距離であり、かつ、公衆回線
とは切り離されているので、無線通信装置２０とドライ
ブスルー設備１０に停車している自動車内の携帯端末と
の間でのみ通信が可能であり、第三者が情報データ及び
決済データを不正に入手することは困難である。
【００２７】このように、この実施の形態では、ドライ
ブスルー設備１０に自動車を停車したままで、ビデオデ
ータや音楽データのダウンロードがユーザ所有の携帯端
末にできるので、あたかもファーストフード店に車で乗
り付け、店内を訪れずに車内から必要な商品を発注して
商品を受け取る場合の利便性と同様の利便性でダウンロ
ードができる。
ブスルー設備１０に自動車を停車したままで、ビデオデ
ータや音楽データのダウンロードがユーザ所有の携帯端
末にできるので、あたかもファーストフード店に車で乗
り付け、店内を訪れずに車内から必要な商品を発注して
商品を受け取る場合の利便性と同様の利便性でダウンロ
ードができる。
【００２８】この利便性は、ユーザ自身がコンビニエン
スストアやＣＤショップに出向いて情報端末に記憶媒体
をセットしてダウンロードする場合に比べても優れてい
る。ユーザ自身の歩行時間が、本実施の形態の方がはる
かに少ないからである。また、ダウンロードに要する時
間は、インターネットを利用した場合に比べて短時間に
できる。
スストアやＣＤショップに出向いて情報端末に記憶媒体
をセットしてダウンロードする場合に比べても優れてい
る。ユーザ自身の歩行時間が、本実施の形態の方がはる
かに少ないからである。また、ダウンロードに要する時
間は、インターネットを利用した場合に比べて短時間に
できる。
【００２９】また、本実施の形態では、情報データのダ
ウンロードから課金処理まですべてコンピュータによる
無人化が可能であるので、人員を配置した店舗を構える
必要が無く、運営コストの低減化や休日無しの２４時間
営業が可能である。更に、本実施の形態では、ＩＥＥＥ１
３９４規格などで数百Ｍｂｐｓの高速なデータ伝送が一
般ユーザが利用できる環境になりつつあるので、このハ
ードウェアを既に持っているユーザは新たに専用のハー
ドウェアを準備しなくて済む。
ウンロードから課金処理まですべてコンピュータによる
無人化が可能であるので、人員を配置した店舗を構える
必要が無く、運営コストの低減化や休日無しの２４時間
営業が可能である。更に、本実施の形態では、ＩＥＥＥ１
３９４規格などで数百Ｍｂｐｓの高速なデータ伝送が一
般ユーザが利用できる環境になりつつあるので、このハ
ードウェアを既に持っているユーザは新たに専用のハー
ドウェアを準備しなくて済む。
【００３０】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、携帯端末は無線通信以外の例えば光
通信も可能であり、更にはドライブスルー設備１０に自
動車を停車させたときに車内から手を伸ばせる位置に通
信ケーブル用コネクタなどを設けておき、そのコネクタ
に車内の携帯端末とケーブル接続することで、ケーブル
を介在させた有線通信を行うようにすることも可能であ
る。
れるものではなく、携帯端末は無線通信以外の例えば光
通信も可能であり、更にはドライブスルー設備１０に自
動車を停車させたときに車内から手を伸ばせる位置に通
信ケーブル用コネクタなどを設けておき、そのコネクタ
に車内の携帯端末とケーブル接続することで、ケーブル
を介在させた有線通信を行うようにすることも可能であ
る。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
停車中の自動車内の携帯端末から送信されたデータ配信
要求で要求された情報データをデータ配信装置から読み
出して、通信装置を介して携帯端末へ送信することによ
り、自動車内のユーザは車内に居ながらにして、所望の
情報データを携帯端末内の記憶装置にダウンロードでき
るようにしたため、コンビニエンスストアやＣＤショッ
プに出かけてダウンロードするよりも所望の情報データ
のダウンロードを手軽にできる。
停車中の自動車内の携帯端末から送信されたデータ配信
要求で要求された情報データをデータ配信装置から読み
出して、通信装置を介して携帯端末へ送信することによ
り、自動車内のユーザは車内に居ながらにして、所望の
情報データを携帯端末内の記憶装置にダウンロードでき
るようにしたため、コンビニエンスストアやＣＤショッ
プに出かけてダウンロードするよりも所望の情報データ
のダウンロードを手軽にできる。
【００３２】また、本発明によれば、通信装置と携帯端
末は、インターネットを利用した場合よりも、ＩＥＥＥ
１３９４規格によるデータ伝送などの高速データ伝送が
できるため、インターネットを利用した場合よりもビデ
オデータなどの大容量データを短時間で携帯端末にダウ
ンロードできる。
末は、インターネットを利用した場合よりも、ＩＥＥＥ
１３９４規格によるデータ伝送などの高速データ伝送が
できるため、インターネットを利用した場合よりもビデ
オデータなどの大容量データを短時間で携帯端末にダウ
ンロードできる。
【００３３】更に、本発明によれば、ＩＥＥＥ１３９４
規格などの高速データ伝送用のハードウェアを備えた携
帯端末を有することにより、ダウンロード専用のハード
ウェアを持たずともダウンロードサービスを受けること
ができる。
規格などの高速データ伝送用のハードウェアを備えた携
帯端末を有することにより、ダウンロード専用のハード
ウェアを持たずともダウンロードサービスを受けること
ができる。
【００３４】更に、本発明によれば、携帯端末から配信
要求された情報データの送信を人手を介することなく自
動的に行え、また、課金処理も無人で行えるので、必ず
しも人員を配した店舗を構える必要が無く、運営コスト
を安価にすることができ、ユーザへのサービス強化がで
きる。
要求された情報データの送信を人手を介することなく自
動的に行え、また、課金処理も無人で行えるので、必ず
しも人員を配した店舗を構える必要が無く、運営コスト
を安価にすることができ、ユーザへのサービス強化がで
きる。
【図１】本発明システムの一実施の形態の構成図であ
る。
る。
【図２】図１中のデータ配信装置及びその周辺装置の一
実施の形態のブロック図である。
実施の形態のブロック図である。
１０ ドライブスルー設備 ２０ 無線通信装置 ３０ データ配信装置 ３１ 記憶装置 ３２ 制御装置 ４０ インターネット
Claims (8)
- 【請求項１】 通信機能を有する携帯端末が搭載された
自動車が停車するドライブスルー設備と、 前記ドライブスルー設備に停車した自動車内の前記携帯
端末との間で、至近距離通信を行う通信装置と、 前記携帯端末から前記通信装置を介して入力されるデー
タ配信要求に基づき、指定された情報データを取り出し
て前記通信装置を介して前記携帯端末へ送信させるデー
タ配信装置とよりなることを特徴とするデータ配信シス
テム。 - 【請求項２】 前記通信装置は、前記携帯端末との間で
小電力電波もしくは微弱電波による無線通信を行うこと
を特徴とする請求項１記載のデータ配信システム。 - 【請求項３】 前記データ配信装置は、インターネット
を介した遠隔操作により、記憶情報データが更新される
ことを特徴とする請求項１記載のデータ配信システム。 - 【請求項４】 停車中の自動車内の通信機能を有する携
帯端末が、所望の情報データのデータ配信要求を送信す
る第１のステップと、 前記データ配信要求を通信装置が至近距離で受信して記
憶装置に予め記憶されている各種情報データの中から、
前記データ配信要求で要求された情報データを取り出す
第２のステップと、 前記第２のステップで取り出された情報データを前記通
信装置を介して至近距離の前記携帯端末へ送信する第３
のステップと、 前記第３のステップで送信された前記情報データを前記
携帯端末内の記憶装置にダウンロードする第４のステッ
プとを含むことを特徴とするデータ配信方法。 - 【請求項５】 前記通信装置と前記携帯端末は、小電力
電波もしくは微弱電波による無線通信を行うことを特徴
とする請求項４記載のデータ配信方法。 - 【請求項６】 予め各種の情報データを格納している記
憶装置と、 ドライブスルー設備に停車した自動車内の通信機能を有
する携帯端末との間で至近距離通信を行う通信装置によ
り受信された、前記携帯端末からのデータ配信要求中の
配信希望の情報データを前記記憶装置から読み出して前
記通信装置へ出力する制御装置とを有し、前記記憶装置
から読み出した情報データを前記通信装置を介して前記
携帯端末へ配信することを特徴とするデータ配信装置。 - 【請求項７】 前記制御装置は、インターネットを介し
て入力された情報データを前記記憶装置に格納すること
を特徴とする請求項６記載のデータ配信装置。 - 【請求項８】 前記制御装置は、前記通信装置へ前記情
報データを読み出した後、前記携帯端末からのＩＤに基
づき課金処理を行うことを特徴とする請求項６記載のデ
ータ配信装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000124028A JP2001308878A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | データ配信システム、データ配信方法及びデータ配信装置 |
| US09/841,198 US20010034207A1 (en) | 2000-04-25 | 2001-04-24 | Data delivery system, method of delivering data, and apparatus for delivering data |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000124028A JP2001308878A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | データ配信システム、データ配信方法及びデータ配信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001308878A true JP2001308878A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18634223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000124028A Pending JP2001308878A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | データ配信システム、データ配信方法及びデータ配信装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20010034207A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001308878A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003009234A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-10 | Hideji Ogawa | ダウンロード再生システム、車載再生装置、ダウンロード局、車載再生方法、ダウンロード方法、ならびに、プログラム |
| JP2005051589A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 車両無線データ収集システム |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP3601712B2 (ja) * | 2001-01-19 | 2004-12-15 | 松下電器産業株式会社 | 移動通信装置およびこれを用いたデータ通信方法 |
| US20160096399A1 (en) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | Michael Lewis Moravitz | Store Downloader |
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| JPH11120487A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-04-30 | Toyota Motor Corp | 移動体端末装置、情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及び移動体端末装置のためのプログラムを記録した媒体 |
| JPH11328051A (ja) * | 1998-05-11 | 1999-11-30 | Sony Corp | 情報提供方法、情報提供システム、情報通信端末およびサーバ装置 |
Family Cites Families (2)
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| US6385693B1 (en) * | 1997-12-31 | 2002-05-07 | At&T Corp. | Network server platform/facilities management platform caching server |
| US6526335B1 (en) * | 2000-01-24 | 2003-02-25 | G. Victor Treyz | Automobile personal computer systems |
-
2000
- 2000-04-25 JP JP2000124028A patent/JP2001308878A/ja active Pending
-
2001
- 2001-04-24 US US09/841,198 patent/US20010034207A1/en not_active Abandoned
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20010034207A1 (en) | 2001-10-25 |
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