JP2002122560A - ガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ

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JP2002122560A
JP2002122560A JP2000374551A JP2000374551A JP2002122560A JP 2002122560 A JP2002122560 A JP 2002122560A JP 2000374551 A JP2000374551 A JP 2000374551A JP 2000374551 A JP2000374551 A JP 2000374551A JP 2002122560 A JP2002122560 A JP 2002122560A
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gas sensor
semiconductor
gas
ohmic electrode
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JP2000374551A
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English (en)
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Kenjiro Nakajima
堅志郎 中嶋
Yasuo Okuyama
康生 奥山
Hitoshi Yokoi
等 横井
Takafumi Oshima
崇文 大島
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ構成が簡単で、長期使用におけるダイ
オード特性の経時変化が少なく、被検ガスに含まれるH
2、NH3、H2S、炭化水素等の水素原子を有する分子
のガス濃度を検出可能なpn接合ダイオード型ガスセン
サを提供すること 【解決手段】 導電型のそれぞれ異なる第1の半導体層
及び第2の半導体層とが接触したpn接合を形成する。
これらの半導体層の表面にそれぞれオーミック電極を形
成する。これらのオーミック電極のいずれか一方の電極
上に、水素原子を有する分子から水素原子を解離する金
属触媒成分を含有する触媒層を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検ガスに含まれ
るH2、NH3、H2S、炭化水素等の濃度を検出するガ
スセンサに関する。特には、pn接合ダイオードを検出
手段に用いたガスセンサに関する。本発明のセンサは、
燃料電池等の水素漏れ検知、火力発電所やコージェネレ
ーションシステム等で使用されるアンモニア選択還元触
媒の制御やモニタ、または、自動車の三元触媒やNOx
吸蔵触媒のモニタ等に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】H2、炭化水素等の水素原子を有する分
子を含む被検ガスの濃度を測定するために、酸化物半導
体を検出素子に用いたガスセンサが用いられている。測
定原理は、酸化物半導体に吸着したH2等の水素原子を
有する分子からの電子移動に起因する導電率の増加を電
圧の変化として検出するものである。例えば、特開昭5
4−87291号公報には、pn接合型ダイオードの表
面に誘電体薄膜を介して酸化物半導体薄膜を形成したガ
スセンサが開示されている。
【0003】しかし、酸化物半導体を検出素子に用いた
ガスセンサには、酸化物半導体を加熱して活性化するた
めのヒータが設けられている。水素等の可燃性の高いガ
スを用いた場合、ガス漏れした時に可燃性ガスがヒータ
に接触して引火する可能性がある。このため、燃料電池
等のように、水素等の可燃性の高いガスを用いるシステ
ムには、酸化物半導体を検出素子に用いたガスセンサを
用いるのは好ましくない。また、ヒータを加熱する必要
があるため、消費電力が大きくなる問題もある。
【0004】ヒータを必要としない検出素子として、半
導体を微細加工したダイオードを用いたガスセンサが検
討されている。被検ガス成分の吸着による半導体の整流
特性の変化を利用したショットキーダイオード型、MI
S(Metal-Insulator-Semiconductor)型、FET(Fie
ld Effect Transistor)型等のダイオードを用いたガ
スセンサが提案されている。測定原理は、触媒作用を有
する電極層に吸着した被検ガスに起因して発生する双極
子層によるダイオードのポテンシャルの変化を、電圧の
変化として検出するものである。
【0005】特表平10−505911号公報には、被
検ガスに対する触媒活性を有する電極層に、TaSix
等の中間層を設けて長期安定性と応答性とを改善したM
IS型ダイオードを用いたガスセンサが開示されてい
る。特開平6−222027号公報には、ダイヤモンド
を半導体に用いたショットキーダイオード型のガスセン
サが開示されている。
【0006】最近では、SiC(炭化珪素)を半導体に
用いたガスセンサが種々検討されている。SiCはSi
に比べて耐電圧性、動作速度等に優れる利点がある。ま
た、Siはバンドギャップが1.1eV程度のため15
0℃を越える環境下では使用できないが、SiCはバン
ドギャップが2.2〜3.3eV程度(3C−SiCで
2.23eV、6H−SiCで3.03eV、4H−S
iCで3.26eV。ただし、CはCubic(立方晶)、
HはHexagonal(六方晶)を示す。尚、CやHの前に付
された3、4、6といった数値は、結晶構造の繰り返し
周期を示す。)と大きいため600℃前後の高温下でも
使用できる利点がある。このため、高温においても動作
が可能なガスセンサへの応用が期待されている。
【0007】ショットキーダイオード型のガスセンサが
NASA Lewis Research Centerで検討されている。また、
キャパシタ型やショットキーダイオード型のガスセンサ
がスウェーデンのLinkoping大学で検討されている(電
気学会技術報告 第727号「アドバンストマイクロセン
サ・プロセス技術の動向」pp.18−22,1999)。
【0008】ところで、SiC単結晶ウェハの表面に
は、nmオーダの表面粗度があることが知られている
(第60回応用物理学界学術講演会講演予稿集No.1,3p-R-
1,p335,1999)。また、「マイクロパイプ欠陥」と呼ば
れる中空貫通欠陥が発生しやすいことが知られている
(電子材料、1998年11月、p.57−61)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】SiC単結晶を用いて
ガスセンサを作製するには、SiC単結晶の表面粗度や
マイクロパイプ等の表面欠陥の影響を除去するように厳
密に制御する必要がある。また、ショットキーダイオー
ド型のガスセンサでは、高温下での長期使用において、
電極と半導体のショットキー接触の界面状態の劣化によ
るダイオード特性の経時変化が懸念される。この長期使
用における経時変化は、Si単結晶を用いた場合におい
ても懸念される事項である。
【0010】本発明の目的は、Si単結晶のみならず、
SiC単結晶を用いた場合においても、センサ構成が簡
単で、長期使用におけるダイオード特性の経時変化が少
なく、H2、NH3、H2S、炭化水素等の水素原子を有
する分子を含有するガスの濃度を検出可能なガスセンサ
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のpn接合ダイオ
ード型ガスセンサは、検知電極となるオーミック電極の
上に、水素原子を有する分子から水素原子を解離する金
属触媒成分を含有する触媒層を有する。このようなpn
接合ダイオードを検出素子に用いることで、水素原子を
有する分子を含有するガスの濃度を検出することが可能
となる。一般に、ショットキーダイオード型ガスセンサ
は、半導体と電極の間に1〜10nm程度の薄い均一な
絶縁膜を形成しないと、整流特性が得られない。絶縁膜
に欠陥があると、長期使用による経時変化により絶縁破
壊に至る。しかし、1〜10nm程度の薄い均一な絶縁
膜を工業的に形成するのは非常に難しく、ショットキー
ダイオード型ガスセンサの製造コストが高くなる。特に
は、半導体としてマイクロパイプ等の欠陥を含みやすい
SiCを用いた場合において顕著である。ところが、本
発明のpn接合ダイオード型ガスセンサは、ショットキ
ーダイオード型ガスセンサとは異なり、半導体と電極の
間にはSiO2等の絶縁膜を必ずしも必要としない。そ
のため、pn接合ダイオード型ガスセンサは、SiCの
ようにマイクロパイプ等の欠陥を含みやすい化合物半導
体基板を用いた場合においても、ショットキーダイオー
ド型ガスセンサよりも製造コストを低くできる利点があ
る。更に、高温下における絶縁膜の電気絶縁破壊を回避
することができるため、pn接合型ダイオードを検出素
子に用いたガスセンサは信頼性に優れる。pn接合型ダ
イオードを検出素子に用いることで、長期使用における
ダイオード特性の経時変化を受け難い、耐環境性に優れ
たガスセンサとすることができる。
【0012】ここにいう「検知電極となるオーミック電
極」とは、pn接合を形成した半導体の電流−電圧特性
において、電流が一定の時に生ずる電圧のシフトを電気
的信号として検出できるオーミック電極をいう。すなわ
ち、被検ガスに含まれる水素原子を有する分子の濃度を
検出することのできるオーミック電極を示す。半導体と
電極の間には、水素原子を有する分子の接触に起因する
仕事関数差に基づく接触電位差が生ずる。n型半導体の
仕事関数値よりも小さい仕事関数値を有する電極を選択
するか、または、p型半導体の仕事関数値よりも大きい
仕事関数値を有する電極を選択すれば、オーム性の接合
を有するオーミック電極が得られる。尚、本発明のガス
センサは、請求項にいう第1の半導体層及び第2の半導
体層とが接触したpn接合を形成している。
【0013】本発明のガスセンサが被検ガスに含まれる
水素原子を有する分子の濃度を検出するメカニズムは以
下のようである。水素原子を有する分子の接触および続
いて起こる水素原子の解離によって、半導体とオーミッ
ク電極の間に仕事関数差に基づく接触電位差が生ずる。
言い換えれば、解離した水素原子の影響によって、解離
水素濃度に比例する接触電位差が生ずる。この変化に対
して、同じ一定量の電流を流すために必要な電圧が変わ
る。この電圧のシフトを被検ガスに含まれる水素原子を
有する分子の濃度に対応する電気的信号として検出す
る。
【0014】導電型がp型の半導体上に形成したn型の
層の表面に水素原子を有する分子を含有するガスの濃度
を検出可能なオーミック電極を形成した場合には、図3
に示すように、電圧値は増加する方向にシフトする。図
3は、300℃における電圧シフトを示す一例である。
図中、(13)はN2ガスのみの場合の電流−電圧特性
を示す。図中、(12)は、H2ガスを1000ppm
添加した際の電流−電圧特性の電圧シフトΔV(11)
を示す。
【0015】一方、導電型がn型の半導体上に形成した
p型の層の表面に水素原子を有する分子を含有するガス
の濃度を検出可能なオーミック電極を形成した場合に
は、図4に示すように、電圧値は減少する方向にシフト
する。図4は、500℃における電圧シフトを示す一例
である。図中、(15)はN2ガスのみの場合の電流−
電圧特性を示す。図中、(16)は、H2ガスを50p
pm添加した際の電流−電圧特性の電圧シフトΔV(1
4)を示す。
【0016】pn接合を形成する半導体としては、Si
のみならず、SiC、GaAs等の化合物半導体等の公
知のものが使用できる。尚、本発明にいう「半導体」と
は、Si半導体のみならず、化合物半導体をも含む概念
である。半導体ウェハとしては、単結晶のものを使用す
るのがよいが、ダイオード特性が得られれば、化学気相
析出法(CVD)等の手法により生成した多結晶体を用
いることができる。
【0017】150〜600℃の高温下での使用におい
ても安定したセンサ出力を得るには、極力バンドギャッ
プの大きい半導体を用いるのがよい。特には、Siに比
べて耐電圧性、動作速度等に優れるSiCを用いるのが
よい。SiCウェハは、高純度で、マイクロパイプや転
位等の欠陥のできるだけ少ない単結晶ウェハを用いるの
がよい。現状では一般に、n型SiCウェハの方がp型
SiCウェハよりも安価であるため、n型SiCウェハ
を用いた方がガスセンサの製造コストを下げることがで
きる。半導体としてSiCウェハを選択した場合、ウェ
ハの少なくとも一方の面上にエピタキシャル層を形成し
ておくとよい。予めエピタキシャル層を形成してウェハ
のマイクロパイプや研磨傷等の欠陥を埋めてしまうこと
で、pn接合におけるリーク電流の発生を防止した、信
頼性の高いガスセンサが得られる。本発明のpn接合ダ
イオード型ガスセンサは、積層型、プレナー型、メサ型
等の構造を用いて形成することができる。図1及び図2
に積層型の例を示す。図11及び図12にメサ型の例を
示す。メサ型の場合、プレナー型をベースにメサエッチ
ング技術を用いて電極間に凹み(例えば、図11の92
0、図12の921)を設けるのがよい。表面を流れる
リーク電流の発生を効果的に防止できるからである。
尚、これらの図面はあくまで説明図であるため、本発明
のガスセンサは、これらの図面に示される各構成部分の
寸法比率や大小関係に限定されない。
【0018】エピタキシャル層の厚みの下限値は、1μ
m以上、好ましくは3μm以上、更には5μm以上の厚
みにするとよい。リーク電流の発生を効果的に防止する
ことができる。エピタキシャル層の厚みの上限値につい
ては理論上制限はないが、生産効率を考えれば、20μ
m以下、好ましくは15μm以下、更には10μm以下
の厚みにするとよい。
【0019】pn接合の形成方法としては、公知の技術
を用いることができる。イオン注入法、エキシマレ−ザ
によるドーピング法を用いて、用いる半導体ウェハと異
なる導電型の層を形成すればよい。例えば、n型の半導
体基板を用いた場合、ドーピングにより導電型がp型に
なった領域が得られる。この領域を「第1の半導体層」
とみなした場合は、領域外のn型の半導体基板が占める
領域を「第2の半導体層」とする。一方、p型の半導体
基板を用いた場合は、ドーピングにより導電型がn型に
なった領域が得られる。この領域を「第1の半導体層」
とみなした場合は、領域外のn型の半導体基板が占める
領域を「第2の半導体層」とする。尚、p型とn型の組
合わせを交換することでガス濃度に対応して得られる電
圧シフトの方向が変わることは前述した。
【0020】本発明のガスセンサに用いるオーミック電
極は、オーミック性のコンタクトが取れるものであれ
ば、原則として材質には特に制限はないが、耐熱性に優
れた電極を選択することがガスセンサとしての実用上望
ましい。p型半導体に対するオーミック電極の例として
は、Al、Ti/Al(ここで、「Ti/Al」とは、
半導体表面側からTi→Alの順番に積層した電極であ
ることを示す。以下、同様。)、Al/Ni、PtSi
x(ケイ化白金)、TaSix(ケイ化タンタル)等の
金属単体、混合物、化合物、合金、積層物等を挙げるこ
とができる。本発明のガスセンサを500℃以上の高温
に曝される雰囲気下で使用する場合には、PtSix
(ケイ化白金)、TaSix(ケイ化タンタル)等のケ
イ化物を用いることが耐熱性の点で特に望ましい。一
方、n型半導体に対するオーミック電極の例としては、
Ta、Ni、Ti/W、Ni/Ti/W、NiSix
(ケイ化ニッケル)、TaSix(ケイ化タンタル)、
WSix(ケイ化タングステン)等の金属単体、化合
物、混合物、合金、積層物等を挙げることができる。こ
れらのn型半導体に対するオーミック電極は、いずれも
耐熱性に優れており、500℃以上の高温に曝される雰
囲気下で使用することができる。尚、ケイ化物は一般に
不定比化合物であるため、金属とケイ素の比はxで示さ
れる。また、ケイ化物をオーミック電極に用いる場合、
電極の形成条件によっては、ケイ化物の一部が分解し、
ケイ化物と、金属と、ケイ素との混合物になることがあ
るが、このような混合物であっても、電流−電圧特性の
測定によりオーミック性が確認できれば、本発明のガス
センサのオーミック電極として使用することができる。
これらの電極は、真空蒸着法、スパッタ法、レーザーア
ブレーション法等で半導体表面に形成することができる
が、特に、ケイ化物電極を形成する場合には、組成ずれ
を防止し、良好なオーミック性を確保する観点から、レ
ーザーアブレーション法で目的のケイ化物を堆積し、そ
の後レーザー照射を行って半導体表面との密着性を高め
ることが望ましい。
【0021】第1のオーミック電極および第2のオーミ
ック電極のいずれか一方の電極上には、水素原子を有す
る分子から該水素原子を解離する金属触媒成分を含有す
る触媒層を形成する。金属触媒成分は、基本的には水素
原子を有する分子から水素原子を解離するものであれば
制限はないが、白金族元素成分を必須成分として含むと
よい。具体的には、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、P
tを含む成分である。水素原子の解離が効率的に行える
ためよい。特には、Pt、Pd、Ir、Rhがよい。触
媒層は、これらの白金族元素成分の金属単体、合金、酸
化物、化合物により形成するが、これらの白金族元素成
分を多孔質の誘電体薄膜に担持したもの等の形態で用い
ることができる。多孔質体を用いることで、表面積が増
加して触媒活性がより高められるからである。多孔質の
誘電体薄膜としては、γ−アルミナ、コランダム、スピ
ネル、ペロブスカイト等の耐熱性に優れるセラミック製
を用いるとよい。水素原子の解離を促進する触媒作用が
失われない形態であればよい。
【0022】触媒層の厚みは10〜200nm(好まし
くは30〜150nm、更には50〜100nm)の範
囲にするとよい。触媒層の厚みが10nmよりも薄い
と、水素原子による分極層が形成されにくくなってセン
サ感度が低下し、触媒層の厚みが200nmよりも厚い
と、解離した水素原子が半導体との界面に到達するのに
時間がかかってガスセンサの応答性が低下するからであ
る。
【0023】
【実施例】本発明のガスセンサを以下に実施例を用いて
説明する。実施例1は、p型SiC半導体ウェハを用い
た実施例である。実施例1で用いたガスセンサ(9)の
構造を図1に示す。図1中、(1)はp型SiC半導体
ウェハ、(2)は予め形成されたp型エピタキシャル
層、(3)はn型ドープ領域層、(4)はn型用オーミ
ック電極、(5)は触媒層、(6)はp型用オーミック
電極、(7)及び(8)は取り出し線の模式図である。
実施例2は、n型SiC半導体ウェハを用いた実施例で
ある。実施例2で用いたガスセンサ(90)の構造を図
2に示す。図2中、(10)はn型SiC半導体ウェ
ハ、(20)は予め形成されたn型エピタキシャル層、
(30)はp型ドープ領域層、(40)はp型用オーミ
ック電極、(50)は触媒層、(60)はn型用オーミ
ック電極、(70)及び(80)は取り出し線の模式図
である。
【0024】(実施例1)p型4H−SiCウェハ(A
lドープ量:1×1018/cm3、エピタキシャル層
は、膜厚10μmで、Alドープ量は1.5×1016
cm3)の一面に、所定の部位にイオン注入機によりN+
イオンを30keVで1×1015/cm2注入する。次
いで、ウェハをAr気流中、1500℃×30分の条件
下で活性化アニール処理を行い、pn接合SiC半導体
を作製する。
【0025】イオン注入を行っていない他方のp型面に
は、Alを蒸着した後、KrFエキシマレーザを1.0
J/cm2×100Shotsの条件で照射してAlオーミッ
ク電極を形成する。一方、イオン注入を行ったn型面に
は、Tiを用いてAlと同様の方法によりTiオーミッ
ク電極を形成する。
【0026】n型面に形成したTiオーミック電極上に
は、触媒層としてPtを真空蒸着装置を用いて蒸着し
て、Ti/Ptの多層型とする。各電極にPtワイヤー
を溶接して、電極からの信号取り出しとする。もって、
目的とするガスセンサを完成する。
【0027】得られたガスセンサを用いて、以下に示す
各種の被検ガス種に対するセンサ感度を測定する。測定
条件は以下のようである。
【0028】(測定条件) ・印加電流:1mA ・素子の温度:300℃ ・被検ガスの流量:15slm(標準状態における1分
間あたりの流量が15l) ・被検ガス種:H2、NH3、C36 ・被検ガス濃度:100〜5000ppm ・ベースガス:N2
【0029】図3に1000ppmのH2を含む被検ガ
スの電流−電圧特性の測定結果を示す。電圧が高電圧側
にシフト(図3中、(13)→(12)へのシフト、Δ
V)し、H2を検知できることがわかる。また、図5に
NH3を含む被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示
す。図中、向かって左側のピーク(100)は、NH3
濃度500ppmの時のピークで、向かって右側のピー
ク(101)は、NH3濃度1000ppmの時のピー
クである。NH3濃度に応じた出力電圧が得られてい
る。図6にC36を含む被検ガスの電流−電圧特性の測
定結果を示す。図中、向かって左側のピーク(200)
は、C36濃度100ppmの時のピークで、向かって
右側のピーク(201)は、C36濃度150ppmの
時のピークである。C36濃度に応じた出力電圧が得ら
れている。図7にH2を含む被検ガスの電流−電圧特性
の測定結果を示す。図中、向かって左側のピーク(30
0)は、H2濃度1000ppmの時のピークで、向か
って右側のピーク(101)は、H2濃度5000pp
mの時のピークである。H2濃度に応じた出力電圧が得
られている。結果より、本発明のガスセンサは、水素原
子を有する分子を含むガスに対して、ガス濃度に対応す
る感度を有することがわかる。
【0030】(実施例2)n型6H−SiCウェハ(N
ドープ量:1.9×1018/cm3、エピタキシャル層
は、膜厚10μmで、Nドープ量は1.5×1016/c
3)の一面に、エキシマレーザドーピング法によりA
lイオンを注入し、pn接合SiC半導体を作製する。
ここで、ウェハの表面部におけるAlイオン注入量は、
1×1021/cm3で、表面部から60nmの深さにお
けるAlイオン注入量は、1×101 6/cm3になるよ
うにAlイオン濃度に傾斜が設けてある。
【0031】イオン注入を行っていない他方のn型面に
は、Niを真空蒸着した後、H2気流中1000℃×5
分の条件で熱処理を行い、Niオーミック電極を形成す
る。一方、イオン注入を行ったp型面には、Alを真空
蒸着してAlオーミック電極を形成する。更に、Alオ
ーミック電極上に触媒層としてPtをDCマグネトロン
スパッタ装置を用いてスパッタして、Al/Ptの多層
型とする。各電極にPtワイヤーを溶接して、電極から
の信号取り出しとする。もって、目的とするガスセンサ
を完成する。
【0032】得られたガスセンサを用いて、以下に示す
各種の被検ガス種に対するセンサ感度を測定する。測定
条件は以下のようである。
【0033】(測定条件) ・印加電流:20mA ・素子の温度:500℃ ・被検ガスの流量:15slm(標準状態における1分
間あたりの流量が15l) ・被検ガス種:H2、NH3、C36 ・被検ガス濃度:2〜100ppm ・ベースガス:N2
【0034】図4に50ppmのH2を含む被検ガスの
電流−電圧特性の測定結果を示す。電圧が低電圧側にシ
フト(図4中、(15)→(16)へのシフト)し、H
2を検知できることがわかる。また、図8にNH3を含む
被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示す。図中、向
かって左側のピーク(400)は、NH3濃度20pp
mの時のピークで、向かって右側のピーク(401)
は、NH3濃度100ppmの時のピークである。NH3
濃度に応じた出力電圧が得られている。図9にC36
含む被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示す。図
中、向かって左側のピーク(500)は、C36濃度2
ppmの時のピークで、向かって右側のピーク(50
1)は、C36濃度10ppmの時のピークである。C
36濃度に応じた出力電圧が得られている。図10にH
2を含む被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示す。
図中、向かって左側のピーク(600)は、H2濃度5
0ppmの時のピークで、向かって右側のピーク(60
1)は、H2濃度100ppmの時のピークである。H2
濃度に応じた出力電圧が得られている。尚、実施例2は
実施例1とpn型の関係が逆になっているため、出力の
出る方向が実施例1とは逆になっていることがわかる。
結果より、本発明のガスセンサは、水素原子を有する分
子を含むガスに対して、ガス濃度に対応する感度を有す
ることがわかる。
【0035】(実施例3)n型またはp型6H−SiC
ウェハの一面に、レーザーアブレーション法によりTa
Six(x=2)を約30nm堆積した。次に、エキシ
マレーザー(KrF 248nm、τp=20ns)を
エネルギー照射密度1.0J/cm2で100パルス照
射した。その後、さらにTaSixを約70nm堆積し
て電極作製を行った。図13、14にそれぞれn型、p
型6H−SiCウェハに対して作製した電極の電流
(I)−電圧(V)特性を示す。これらの図から、Ta
Sixは、n型、p型いずれの型に対してもオーミック
電極として使用できることが確認された。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、Si単結晶のみなら
ず、SiC単結晶を用いた場合においても、センサ構成
が簡単で、長期使用におけるダイオード特性の経時変化
の少ない、H2、NH3、H2S、炭化水素等の水素原子
を有する分子に対して感度を有するガスセンサを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】p型半導体を用いた本発明の積層型のpn接合
ダイオード型ガスセンサの一態様を示す説明図。
【図2】n型半導体を用いた本発明の積層型のpn接合
ダイオード型ガスセンサの一態様を示す説明図。
【図3】p型の半導体上に形成したn型の層の表面にオ
ーミック電極を形成した場合の電圧シフトを示す説明
図。
【図4】n型の半導体上に形成したp型の層の表面にオ
ーミック電極を形成した場合の電圧シフトを示す説明
図。
【図5】p型半導体を用いた実施例1のガスセンサのN
3を含む被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示す
説明図。
【図6】p型半導体を用いた実施例1のガスセンサのC
36を含む被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示す
説明図。
【図7】p型半導体を用いた実施例1のガスセンサのH
2を含む被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示す説
明図。
【図8】n型半導体を用いた実施例2のガスセンサのN
3を含む被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示す
説明図。
【図9】n型半導体を用いた実施例2のガスセンサのC
36を含む被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示す
説明図。
【図10】n型半導体を用いた実施例2のガスセンサの
2を含む被検ガスの電流−電圧特性の測定結果を示す
説明図。
【図11】p型半導体を用いた本発明のメサ型のpn接
合ダイオード型ガスセンサの一態様を示す説明図。
【図12】n型半導体を用いた本発明のメサ型のpn接
合ダイオード型ガスセンサの一態様を示す説明図。
【図13】n型6H−SiCウェハの一面に形成された
TaSix電極(x=2)の電流(I)−電圧(V)特
【図14】p型6H−SiCウェハの一面に形成された
TaSix電極(x=2)の電流(I)−電圧(V)特
【符号の説明】
1、110 p型半導体ウェハ 10、111 n型半導体ウェハ 2、210 p型エピタキシャル層 20、211 n型エピタキシャル層 3、310 n型ドープ領域層 30、311 p型ドープ領域層 4、410 n型用オーミック電極 40、411 p型用オーミック電極 5、50、510、511 触媒層 6、610 p型用オーミック電極 60、611 n型用オーミック電極 7、70、8、80、710、810、711、811
取り出し線 9 実施例1で用いた積層型のpn接合ダイオード
型ガスセンサ 90 実施例2で用いた積層型のpn接合ダイオード
型ガスセンサ 910 p型半導体を用いたメサ型のpn接合ダイオー
ド型ガスセンサ 911 n型半導体を用いたメサ型のpn接合ダイオー
ド型ガスセンサ 920、921 メサエッチングによる凹み 11 実施例1で用いたガスセンサの高電圧側への電
圧シフトΔV。 12 実施例1で用いたガスセンサの高電圧側にシフ
トした電流−電圧特性のプロット。 13 実施例1で用いたガスセンサのN2ガスに対す
る電流−電圧特性のプロット。 14 実施例2で用いたガスセンサの低電圧側への電
圧シフトΔV。 15 実施例2で用いたガスセンサのN2ガスに対す
る電流−電圧特性のプロット。 16 実施例2で用いたガスセンサの低電圧側にシフ
トした電流−電圧特性のプロット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 崇文 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内 Fターム(参考) 2G046 AA05 AA10 BA01 BA04 BA06 BB02 BB04 BC05 EA02 EA04 EA07 FE16 FE26 FE29 FE31 FE34 FE35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型またはn型のいずれか一方の型から
    なる第1の半導体層と、 該第1の半導体層とは異なる型からなる第2の半導体層
    と、 該第1の半導体層と該第2の半導体層とを含む半導体基
    板と、 該第1の半導体層とコンタクトした第1のオーミック電
    極と、 該第2の半導体層とコンタクトした第2のオーミック電
    極と、を有するpn接合ダイオード型ガスセンサであっ
    て、 該第1のオーミック電極および該第2のオーミック電極
    のいずれか一方の電極上に、水素原子を有する分子から
    該水素原子を解離する金属触媒成分を含有する触媒層を
    有することを特徴とするpn接合ダイオード型ガスセン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記金属触媒成分が、白金族元素成分を
    含むことを特徴とする請求項1に記載のpn接合ダイオ
    ード型ガスセンサ。
  3. 【請求項3】 前記第1または第2の半導体層の少なく
    とも一方の半導体層の表面上にエピタキシャル層が形成
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載のpn接合ダイオード型ガスセンサ。
  4. 【請求項4】 前記第1または第2の半導体層が化合物
    半導体からなることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載のpn接合ダイオード型ガスセンサ。
  5. 【請求項5】 前記第1のオーミック電極および第2の
    オーミック電極の少なくとも一方の電極が、ケイ化物か
    らなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載のpn接合ダイオード型ガスセンサ。
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