JP2002122286A - エアチャンバ - Google Patents
エアチャンバInfo
- Publication number
- JP2002122286A JP2002122286A JP2000311540A JP2000311540A JP2002122286A JP 2002122286 A JP2002122286 A JP 2002122286A JP 2000311540 A JP2000311540 A JP 2000311540A JP 2000311540 A JP2000311540 A JP 2000311540A JP 2002122286 A JP2002122286 A JP 2002122286A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air chamber
- water
- air
- pressure
- water pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】水配管に水流が生じるとエアチャンバ内の空気
が吸い出され、水流が止まると吸い出された空気分の水
がエアチャンバ内に侵入する。これを何度も繰り返すと
エアチャンバ内は水で満たされ、衝撃圧力が加わった場
合、エアチャンバがないのと同じであり水配管の振動や
破損の原因となる。 【解決手段】水配管に接続されると共に、内部に空気を
貯留するエアチャンバにおいて、前記エアチャンバに外
気を導入可能な圧力調整弁を配設する。
が吸い出され、水流が止まると吸い出された空気分の水
がエアチャンバ内に侵入する。これを何度も繰り返すと
エアチャンバ内は水で満たされ、衝撃圧力が加わった場
合、エアチャンバがないのと同じであり水配管の振動や
破損の原因となる。 【解決手段】水配管に接続されると共に、内部に空気を
貯留するエアチャンバにおいて、前記エアチャンバに外
気を導入可能な圧力調整弁を配設する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、ウォータハンマや
脈動などによって水配管内に生じた衝撃圧力を吸収する
エアチャンバに関するものである。
脈動などによって水配管内に生じた衝撃圧力を吸収する
エアチャンバに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、水配管５２内の水５４によって衝
撃圧力が生じると、配管が振動したり破壊したりするた
め、図３に示す如くエアチャンバ５０を水配管５２に連
通接続していた。このエアチャンバ５０はその内部に空
気を貯留し、この空気によってウォータハンマや脈動な
どによって水配管５２に生じた衝撃圧力を吸収する構造
となっている。
撃圧力が生じると、配管が振動したり破壊したりするた
め、図３に示す如くエアチャンバ５０を水配管５２に連
通接続していた。このエアチャンバ５０はその内部に空
気を貯留し、この空気によってウォータハンマや脈動な
どによって水配管５２に生じた衝撃圧力を吸収する構造
となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記エアチャ
ンバ５０は密閉構造であるため、水配管５２に水流が生
じるとエアチャンバ５０内の空気５６が吸い出され、水
流が止まると吸い出された空気５６分の水５４がエアチ
ャンバ５０内に侵入する。これを何度も繰り返すとエア
チャンバ５０内は図４に示すように水５４で満たされ、
衝撃圧力が加わった場合、エアチャンバ５０がないのと
同じであり水配管５２の振動や破損の原因となる。ま
た、冬季の低水温時はエアチャンバ５０内の空気５６が
水に溶解し気圧が下がるので、水５４がエアチャンバ５
０内に侵入しエアチャンバ５０内を水が満たしてしまう
と、水配管５２にウォータハンマや脈動によって衝撃圧
力が生じ、水配管５２の振動や破壊の原因となってしま
う。
ンバ５０は密閉構造であるため、水配管５２に水流が生
じるとエアチャンバ５０内の空気５６が吸い出され、水
流が止まると吸い出された空気５６分の水５４がエアチ
ャンバ５０内に侵入する。これを何度も繰り返すとエア
チャンバ５０内は図４に示すように水５４で満たされ、
衝撃圧力が加わった場合、エアチャンバ５０がないのと
同じであり水配管５２の振動や破損の原因となる。ま
た、冬季の低水温時はエアチャンバ５０内の空気５６が
水に溶解し気圧が下がるので、水５４がエアチャンバ５
０内に侵入しエアチャンバ５０内を水が満たしてしまう
と、水配管５２にウォータハンマや脈動によって衝撃圧
力が生じ、水配管５２の振動や破壊の原因となってしま
う。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、水配管と連通接続されるエアチャ
ンバ内が水で満たされることがなく、ウォータハンマや
脈動によって生じる衝撃圧力で配管の振動や破壊されな
いエアチャンバを提供することを目的とする。
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、水配管と連通接続されるエアチャ
ンバ内が水で満たされることがなく、ウォータハンマや
脈動によって生じる衝撃圧力で配管の振動や破壊されな
いエアチャンバを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、初期
の目的を好適に達成するため、本発明に係るエアチャン
バは、水配管に接続されると共に、内部に空気を貯留す
るエアチャンバにおいて、前記エアチャンバに外気を導
入可能な圧力調整弁を配設することを特徴としている。
の目的を好適に達成するため、本発明に係るエアチャン
バは、水配管に接続されると共に、内部に空気を貯留す
るエアチャンバにおいて、前記エアチャンバに外気を導
入可能な圧力調整弁を配設することを特徴としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るエアチャンバ
につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら
以下説明する。図１に示すように、エアチャンバ１０は
水配管１２に連通接続されている。前記エアチャンバ１
０は硬質塩化ビニルなどの硬質樹脂材料にて形成される
外槽１４と、この外槽１４の上部に設けられる空気取り
込み口１６と、エアチャンバ１０内が負圧になったとき
に前記空気取り込み口１６を開放する圧力調整弁１８と
を有している。なお、前記圧力調整弁１８に代えて逆止
弁を採用してもよい。前記エアチャンバ１０と連通され
る水配管１２は、管径を絞った絞り部２２と、この絞り
部２２に向けて先細に形成した噴出部２４とからなる水
流ポンプ２０構造を形成しており、水配管１２に水流Ａ
が生じたとき、エアチャンバ１０内に侵入している水を
勢いよく水路内に吸い出すことができ、エアチャンバ１
０内は負圧状態となる。前記エアチャンバ１０内の圧力
が所定圧以下になると、前記圧力調整弁１８が開放し外
気を取り入れ、常にエアチャンバ１０内には空気が存在
するようになっている。図２は本発明に係るエアチャン
バの第２の実施形態で、上記実施形態の水流ポンプに代
えてＹ型ジョイント２６を採用し、水流Ａが生じたと
き、エアチャンバ１０内に侵入している水を勢いよく水
路内に吸い出すことができ、エアチャンバ１０内は負圧
状態となる。前記エアチャンバ１０内の圧力が所定圧以
下になると、前記圧力調整弁１８が開放し外気を取り入
れ、常にエアチャンバ１０内には空気が存在するように
なっている。
につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら
以下説明する。図１に示すように、エアチャンバ１０は
水配管１２に連通接続されている。前記エアチャンバ１
０は硬質塩化ビニルなどの硬質樹脂材料にて形成される
外槽１４と、この外槽１４の上部に設けられる空気取り
込み口１６と、エアチャンバ１０内が負圧になったとき
に前記空気取り込み口１６を開放する圧力調整弁１８と
を有している。なお、前記圧力調整弁１８に代えて逆止
弁を採用してもよい。前記エアチャンバ１０と連通され
る水配管１２は、管径を絞った絞り部２２と、この絞り
部２２に向けて先細に形成した噴出部２４とからなる水
流ポンプ２０構造を形成しており、水配管１２に水流Ａ
が生じたとき、エアチャンバ１０内に侵入している水を
勢いよく水路内に吸い出すことができ、エアチャンバ１
０内は負圧状態となる。前記エアチャンバ１０内の圧力
が所定圧以下になると、前記圧力調整弁１８が開放し外
気を取り入れ、常にエアチャンバ１０内には空気が存在
するようになっている。図２は本発明に係るエアチャン
バの第２の実施形態で、上記実施形態の水流ポンプに代
えてＹ型ジョイント２６を採用し、水流Ａが生じたと
き、エアチャンバ１０内に侵入している水を勢いよく水
路内に吸い出すことができ、エアチャンバ１０内は負圧
状態となる。前記エアチャンバ１０内の圧力が所定圧以
下になると、前記圧力調整弁１８が開放し外気を取り入
れ、常にエアチャンバ１０内には空気が存在するように
なっている。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように本発明のエアチャン
バによれば、水配管と連通接続されるエアチャンバ内が
水で満たされることがないので、ウォータハンマや脈動
などによってエアチャンバの破損や水配管の破損が生じ
ない。
バによれば、水配管と連通接続されるエアチャンバ内が
水で満たされることがないので、ウォータハンマや脈動
などによってエアチャンバの破損や水配管の破損が生じ
ない。
【図１】本発明の実施の形態に係るエアチャンバを示す
概略図である。
概略図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態に係るエアチャンバ
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図３】従来の技術に係るエアチャンバを示す概略図で
ある。
ある。
【図４】従来の技術に係る水で満たされたエアチャンバ
を示す概略図である。
を示す概略図である。
１０ エアチャンバ １２ 水配管 １４ 外槽 １６ 空気取り込み口 １８ 圧力調整弁
Claims (1)
- 【請求項１】 水配管に接続されると共に、内部に空気
を貯留するエアチャンバにおいて、前記エアチャンバに
外気を導入可能な圧力調整弁を配設することを特徴とす
るエアチャンバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000311540A JP2002122286A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | エアチャンバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000311540A JP2002122286A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | エアチャンバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002122286A true JP2002122286A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18791281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000311540A Pending JP2002122286A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | エアチャンバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002122286A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009058015A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Asahi Breweries Ltd | 液体制御設備 |
| CN108842867A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-11-20 | 浙江省水利水电勘测设计院 | 一种多功能调压塔 |
-
2000
- 2000-10-12 JP JP2000311540A patent/JP2002122286A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009058015A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Asahi Breweries Ltd | 液体制御設備 |
| CN108842867A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-11-20 | 浙江省水利水电勘测设计院 | 一种多功能调压塔 |
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