JP2002122170A - 皿ばねの配設方法および皿ばね構造 - Google Patents

皿ばねの配設方法および皿ばね構造

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JP2002122170A JP2000312505A JP2000312505A JP2002122170A JP 2002122170 A JP2002122170 A JP 2002122170A JP 2000312505 A JP2000312505 A JP 2000312505A JP 2000312505 A JP2000312505 A JP 2000312505A JP 2002122170 A JP2002122170 A JP 2002122170A
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disc
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Akira Yamamoto
山本  彰
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Obayashi Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
    • F16F1/32Belleville-type springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F3/00Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic
    • F16F3/02Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of steel or of other material having low internal friction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 皿ばねとこれが配設される被緩衝体との間、
もしくは、複数の皿ばねをその上下を逆向きにして配置
した場合における各皿ばね間に生じる応力を緩和し、皿
ばねをより安定な状態で配設することができる皿ばねの
配設方法等を提供する。 【解決手段】 上下が円形に開口する裁頭円錐状の皿ば
ねを被緩衝体A、Bとの間に配設するに際し、皿ばねD
の前記開口と同心に上下開口径にそれぞれ近似する径の
リング体Ra、Rbを挟んで皿ばねDを配置し、リング
体Ra、Rbの管断面が皿ばねDに印加される荷重Pが
増大するにつれ被緩衝体A、Bと皿ばねDとの間の接触
面積を増大させる形状を呈してなることとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、土木・
建築分野または機械分野において用いられる皿ばねの配
設方法および皿ばね構造に関し、とくに荷重が印加され
た際に皿ばねとこれが配設される被緩衝体との間、もし
くは、複数の皿ばねをその上下を逆向きにして配置した
場合に皿ばね同士の間に生じる応力を緩和し、皿ばねを
より安定な状態で配設するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来から広く用いられている皿ば
ねの典型的な断面形状を示す。この図に示すように、従
来の皿ばねDはその上部周縁端部1もしくは下部周縁端
部2が鋭角な断面形状になっており、皿ばねDは、これ
が配設される被緩衝体A、Bとその鋭角な頂部eにおい
て接触していたため、皿ばねDに鉛直方向に荷重Pが印
加された場合には、皿ばねDとこれが配置される被緩衝
体A、Bとの間に過大な応力を生じることとなる。そし
てこの過大な応力が、皿ばねの加工精度の悪さや振動等
の他の要因と相俟って、荷重印加時に位置ズレなどの問
題を引き起こす要因となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題を回避する方
法としては、例えば、前記鋭角頂部を水平に切り落と
し、上部周縁端部もしくは下部周縁端部をフラットな座
面に形成することが考えられる。
【0004】しかしながら、このような座面に形成した
としても、皿ばねに荷重が印加されると、例えば、図7
に示すように座面Zの外周側端部21が被緩衝体面から
浮き上がり、前記荷重は全て前記座面の内周側角部22
が負担することとなって当該部分に過大な応力を生じ、
結局、前記鋭角頂部eに生じる応力の場合と同様の問題
を生じることとなる。
【0005】また皿ばねは、耐荷重を増大させる等の目
的で、例えば図8に示すように隣り合う皿ばね同士を上
下逆向きに直列に積層して使用されることがあるが、こ
の場合、隣接する皿ばね同士が、鋭角頂部e1、e2、
およびe3、e4において接触することとなるため、両
者の接触面積が非常に小さく、この場合も前述と同様の
問題を生じていた。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たものであり、皿ばねとこれが配設される被緩衝体との
間、もしくは、複数の皿ばねをその上下を逆向きにして
配置した場合における各皿ばね間に生じる応力を緩和
し、皿ばねをより安定な状態で配設することができる皿
ばねの配設方法および皿ばね構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の請求項1に記載の発明は、上下が円形に開口する裁
頭円錐状の皿ばねの配設方法であって、被緩衝体との間
に前記開口と同心に前記開口径に近似する径のリング体
を挟んで皿ばねを配置し、前記リング体の管断面が前記
皿ばねに印加される荷重が増大するにつれ前記被緩衝体
と前記皿ばねとの間の接触面積を増大させる形状を呈し
てなることとする。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の皿ばねの配設方法であって、前記被緩
衝体の前記リング体が接する部分に、前記皿ばねを前記
被緩衝体に接触させない深さの溝部が形成され、前記リ
ング体を前記溝部に係止するようにしたこととする。
【0009】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1または2のいずれかに記載の皿ばねの配設方法
であって、前記リング体の管断面が楕円形であることと
する。
【0010】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1または2のいずれかに記載の皿ばねの配設方法
であって、前記管断面が円形であることとする。
【0011】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
上下が円形に開口する裁頭円錐状の複数枚の皿ばねを、
その隣り合う皿ばね同士の上下を逆向きに積層する皿ば
ねの配設方法であって、隣接する皿ばね間にこれらの対
面している開口の径に近似する径のリング体を前記開口
と同心に挟み込み、前記リング体の管断面が前記皿ばね
に印加される荷重が増大するにつれ両皿ばねとの間の接
触面積を増大させる形状を呈してなることとする。
【0012】さらに、本発明の請求項6に記載の発明
は、上下が円形に開口する裁頭円錐状の皿ばねの構造で
あって、その上部もしくは下部周縁端部が、皿ばねの内
外周側面に近い部分ほど曲率が小さくなる断面形状に形
成されてなることとする。
【0013】
【発明の実施の形態】<実施例1>図1にこの実施例の
概略構成を示す。被緩衝体Aと被緩衝体Bの間には、こ
れらの間に伝達される衝撃を緩和することを目的として
皿ばねDが配設されている。ここで被緩衝体AおよびB
は、例えば、この構成を土木・建築分野に適用する場合
には基礎上に敷設される平板等であり、機械分野に適用
する場合にはボルトなどの締結具や機械部品等である。
皿ばねDは、平面状の鋼板からの打ち抜き加工等によっ
て製造されたものであり、上下が円形に開口する裁頭円
錐状を呈し、その上部周縁端部1、もしくは、下部周縁
端部2が鋭角な断面形状となっている。
【0014】被緩衝体Aと皿ばねDとの間には、その内
径が皿ばねDの上部開口3の径よりもやや大きな径のリ
ング体Raが、上部開口3と同心に皿ばねの外周側側面
5に接するように介挿されている。一方、被緩衝体Bと
皿ばねDとの間には、その内径が皿ばねの下部開口7の
径よりもやや小さな径のリング体Rbが、上部開口3と
同心に皿ばねDの内周側側面9に接するように介挿され
ている。また、リング体Ra、Rbの管断面は円形であ
り、その径は皿ばねDを被緩衝体A、Bに接触させない
程度の値に設定されている。
【0015】つぎに、以上の構成からなる系の動作につ
いて説明する。被緩衝体A、Bが相対的に変位して皿ば
ねDに鉛直方向の荷重Pが印加されると、リング体Ra
は被緩衝体Aと皿ばねDに、リング体Rbは皿ばねDと
被緩衝体Bによりそれぞれ挾圧されて扁平に弾性変形
し、リング体Raと被緩衝体Aとの間の接触面積、およ
びリング体Rbと被緩衝体Bとの間の接触面積がそれぞ
れ増大する。一方、荷重Pによりリング体Raと皿ばね
D、およびリング体Rbと皿ばねDの間の接触面積も増
大する。すなわち、荷重Pが増大した場合には、被緩衝
体Aとリング体Ra、リング体Raと皿ばねD、皿ばね
Dとリング体Rb、リング体Rbと被緩衝体Bの全ての
接触部位において接触面積が増大し、この系のいずれの
接触部位においても過大な応力を生じることは無い。
【0016】ところで、皿ばねDは耐荷重を増大させる
等の目的で同形同大の皿ばねDをそれぞれの上下方向を
一致させて複数枚積層して用いられる場合も多いが、こ
の場合には、最上段の皿ばねDと被緩衝体Aの間にリン
グ体Raを、一方、最下段の皿ばねDと被緩衝体Bとの
間にリング体Rbを配置するようにすれば、前記と同様
の効果を得ることができる。
【0017】また、被緩衝体AもしくはBのリング体R
aもしくはRbが接触する部分に、リング体Raの形状
に合わせた皿ばねDを、被緩衝体A、Bに接触させない
深さの溝部を形成し、これにリング体Ra、Rbが係止
されるようにすれば、リング体Raと被緩衝体A、リン
グ体Rbと被緩衝体Bとの各接触部分の横ズレ等を防ぐ
ことができる。
【0018】<実施例2>皿ばねは複数枚の皿ばねをそ
の隣り合う皿ばね同士の上下を逆向きに直列に積層して
用いられることがある。図2は同形同大の2枚の皿ばね
D1、D2をこのように配置した様子を示している。こ
こで皿ばねD1、D2は、実施例1に示したものと同等
のものである。隣接する皿ばねD1、D2の間には、こ
れらの対面する開口径よりもやや小さな径のリング体R
aが、皿ばねD1、D2のそれぞれ内周側側面13、1
4に接するように下部開口11、12と同心に挟持され
ている。なお、リング体Raの管断面は円形であり、そ
の径は皿ばねD1、D2を接触させない程度の値よりも
大きな値に設定されている。
【0019】この系において、皿ばねD1、D2に鉛直
方向の荷重Pが印加されると、リング体Raは皿ばねD
1、D2により挾圧されて扁平に弾性変形し、これによ
りリング体Raと皿ばねD1、リング体Raと皿ばねD
2との間の接触面積が増大する。そのためリング体Ra
と皿ばねD1との間、リング体Raと皿ばねD2と間の
いずれの接触部分においても応力が緩和されることにな
る。
【0020】なお、この実施例では積層する皿ばねが2
枚の場合について説明したが、3枚以上の皿ばねを直列
に積層する場合にも適用することができる。また、積層
した皿ばねを被緩衝物等となる被緩衝体間に配設する場
合には、最上段および最下段の皿ばねと被緩衝体との間
に、実施例1のようにしてリング体Ra、Rbを介挿す
ることで、積層された皿ばね全体とこれらが介挿される
被緩衝体とによって構成される系全体の各接触部位にお
いて生じる応力を緩和することができる。
【0021】<実施例3>この実施例は、前述の実施例
1および2のようにリング体を用いるのではなく、皿ば
ね自体の形状を工夫することで前述の課題を解決しよう
とするものである。図3はそのような形状に加工された
皿ばねDを被緩衝体Aに配設した様子を示しており、皿
ばねDは、前記実施例1に示したものと同じ構造の皿ば
ねをベースとし、その下部周縁端部2を、皿ばねの内外
周側面5、9に近い部分ほど曲率が小さくなる凸条の断
面形状に形成してある。
【0022】ここで皿ばねDに所定の荷重Pが印加され
ると、皿ばねDの下部周縁端部2は弾性変形し、下部周
縁端部2と被緩衝体Aとの間の接触面積が増大する。従
って皿ばねDと被緩衝体Aの接触部分に生じる応力が緩
和されることとなる。そしてこの皿ばねDは、下部周縁
端部2が前記の断面形状を呈していることで、皿ばねD
と被緩衝体Aとの間に生じる応力をより確実に緩和する
ことができる。すなわち、荷重Pの変化に対する下部周
縁端部2の変形量は、皿ばねDに印加される荷重Pの増
大につれ減少していくが、下部周縁端部2の断面形状は
前記のように皿ばねの内外周側面5、9に近い部分ほど
その曲率が小さくなるように形成されているため、荷重
Pが増大するほど前記変形量に対する接触面積の増分は
大きくなり、荷重Pの広い変化域に対し確実に応力を緩
和することが可能となる。
【0023】なお、以上では皿ばねの下部周縁端部2の
形状を加工した場合について説明したが、これと同じ形
状を上部周縁端部2についても適用することができる。
【0024】<その他>ところで、前述の実施例1およ
び2では、リング体としてその管断面が円形のものを用
いているが、リング体の管部分の断面形状はとくにこの
形状に限定されるわけではなく、皿ばねに加わる荷重が
増大するにつれ被緩衝体と皿ばねとの間の接触面積を増
大させる形状であるならば、楕円等の他の形状であって
もよい。図4は実施例1のリング体Ra、Rbとしてそ
の断面形状が楕円であるものを用いた場合である。また
図5は、実施例2のリング体Raとして、その断面形状
が楕円であるものを用いた場合である。なお、図4、図
5いずれの場合においても、荷重Pが増大するほど前記
変形量に対する接触面積の増分が大きくなるように、楕
円の長軸が水平方向に一致するような断面形状としてい
る。
【0025】さらに、リング体の断面形状はその材質や
大きさ等を考慮して実験や計算等に基づいてより適切な
ものを追求することで、系に印加される荷重の変化域の
全体にわたってより確実に応力を緩和させるようにする
ことができる。
【0026】また、前記の実施例において、皿ばねの形
状、寸法、材質等は以上の実施例で説明したものに限ら
れず、例えば、特開平2000−193001号公報等
に開示されているようなコンクリート製の皿ばね等にも
適用することができる。
【0027】
【発明の効果】被緩衝体等となる被緩衝体との間に、そ
の上端もしくは下端開口と同心に開口径に近似する径の
リング体を挟んで皿ばねを配置し、前記リング体の管断
面が皿ばねに印加される荷重が増大するにつれ前記被緩
衝体と皿ばねとの間の接触面積を増大させる形状とした
ため、皿ばねに荷重が印加されるとリング体が弾性変形
してリング体と被緩衝体面との間の接触面積が増大し、
これによりリング体と被緩衝体との間に生じる応力を緩
和することができ、皿ばねを安定した状態で配設するこ
とが可能となり、位置ズレなどの問題を生じることが無
く、皿ばねによる被緩衝体面の損傷も防ぐことができ
る。
【0028】また、リング体が被緩衝体と接する部分に
前記皿ばねを前記被緩衝体に接触させない深さの溝部を
形成し、これにリング体を係止するようにすれば、リン
グ体と被緩衝体との接触部分の間の横ズレを防ぐことが
できる。
【0029】また、リング体としてその管断面が円形も
しくは楕円形のものを採用することとすれば、既存のリ
ング体をそのまま本発明の実施に用いることができる。
【0030】また、皿ばね同士の上下を逆向きに直列に
積層する場合において、隣接する皿ばね間にこれらの対
面している開口の径に近似する径のリング体を前記開口
と同心に挟み込み、前記リング体の管断面を前記皿ばね
に印加される荷重が増大するにつれ両皿ばねとの間の接
触面積が増大する形状としたため、皿ばねに荷重が加わ
るとリング体が弾性変形してリング体と被緩衝体面との
間の接触面積が増大し、これにより皿ばね同士の間に生
じる応力が緩和され、皿ばねを安定した状態で積層配置
することができる。
【0031】さらに、皿ばねを、その上部もしくは下部
周縁端部が皿ばねの内外周側面に近い部分ほど曲率が小
さくなる断面形状に形成することで、皿ばねに印加され
る荷重が増大するほど前記周縁端部の弾性変形による変
形量に対する接触面積の増分が大きくなり、前記荷重の
広い変化域に対して確実に応力を緩和することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による皿ばねの配設方法
を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例による皿ばねの配設方法
を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例による皿ばねの構造およ
び配設方法を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例による皿ばねの配設方法に
おいて、リング体としてその断面形状が楕円であるもの
を用いた場合を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例による皿ばねの配設方法に
おいて、リング体としてその断面形状が楕円であるもの
を用いた場合を示す図である。
【図6】従来の皿ばねの配設方法を示す図である。
【図7】従来の皿ばねの配設方法における下部周縁端部
近傍の拡大断面図を示す図である。
【図8】従来における皿ばねを直列に積層して用いる場
合の皿ばねの配設方法を示す図である。
【符号の説明】
1 上部周縁端部 2 下部周縁端部 A 被緩衝体 B 被緩衝体 D 皿ばね Ra リング体 Rb リング体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下が円形に開口する裁頭円錐状の皿ば
    ねの配設方法であって、被緩衝体との間に前記開口と同
    心に前記開口径に近似する径のリング体を挟んで皿ばね
    を配置し、前記リング体の管断面が前記皿ばねに印加さ
    れる荷重が増大するにつれ前記被緩衝体と前記皿ばねと
    の間の接触面積を増大させる形状を呈してなることを特
    徴とする皿ばねの配設方法。
  2. 【請求項2】 前記被緩衝体の前記リング体が接する部
    分に、前記皿ばねを前記被緩衝体に接触させない深さの
    溝部が形成され、前記リング体を前記溝部に係止するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の皿ばねの配
    設方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載の皿
    ばねの配設方法であって、前記リング体の管断面が楕円
    形であることを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1または2のいずれかに記載の皿
    ばねの配設方法であって、前記管断面が円形であること
    を特徴とする。
  5. 【請求項5】 上下が円形に開口する裁頭円錐状の複数
    枚の皿ばねを、その隣り合う皿ばね同士の上下を逆向き
    に積層する皿ばねの配設方法であって、隣接する皿ばね
    間にこれらの対面している開口の径に近似する径のリン
    グ体を前記開口と同心に挟み込み、前記リング体の管断
    面が前記皿ばねに印加される荷重が増大するにつれ両皿
    ばねとの間の接触面積を増大させる形状を呈してなるこ
    とを特徴とする皿ばねの配設方法。
  6. 【請求項6】 上下が円形に開口する裁頭円錐状の皿ば
    ねの構造であって、その上部もしくは下部周縁端部が、
    皿ばねの内外周側面に近い部分ほど曲率が小さくなる断
    面形状に形成されてなることを特徴とする皿ばね構造。
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