JP2002120992A - 油圧ジャッキ - Google Patents

油圧ジャッキ

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JP2002120992A
JP2002120992A JP2000313030A JP2000313030A JP2002120992A JP 2002120992 A JP2002120992 A JP 2002120992A JP 2000313030 A JP2000313030 A JP 2000313030A JP 2000313030 A JP2000313030 A JP 2000313030A JP 2002120992 A JP2002120992 A JP 2002120992A
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jack
cylinder
jack body
support plate
block
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JP2000313030A
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Yoshitake Sakai
美武 酒井
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被支持物のジャッキポイントに、所定の状態
で支持プレートを簡単にセットすることができ、しかも
作業性のよい油圧ジャッキを提供すること。 【解決手段】 搬送機構には、フレーム43と、このフ
レーム43に設けるとともに、その回転軸を同軸線上に
設けた一対の駆動輪46と、フレーム43に設けるとと
もに、360度全方向に回転可能にした従動輪52とを
備え、上記一対の駆動輪46を結ぶラインの中間に、ジ
ャッキ本体の支持プレート29を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被支持物を支え
ながら、この被支持物を水平移動させることのできる油
圧ジャッキに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の油圧ジャッキは、例えばタンカ
ーなどの大型の船を建造するときに用いられている。す
なわち、タンカーなどの大型の船は、図6に示すよう
に、複数のブロックB1〜B7によって構成されてい
る。このような船を建造する場合には、各ブロックB1
〜B7を順番につなぎ合わせていく。各ブロックB1〜
B7をつなぎ合わせる場合、その位置合わせに高い精度
を必要とする。ただし、各ブロックB1〜B7の重量が
非常に重たいため、クレーンなどでつり下げたまま、そ
の位置合わせをするのが難しい。そこで、各ブロックB
1〜B7を複数の油圧ジャッキで支えつつ、これら油圧
ジャッキを水平移動させることによって、各ブロックB
1〜B7の微妙な位置合わせを行うようにしている。
【0003】図7,8に従来の油圧ジャッキを示す。図
7に示すように、従来の油圧ジャッキは、ジャッキ本体
aとこのジャッキ本体aを搬送する搬送機構bとから構
成されている。上記ジャッキ本体aは、図8に示すよう
に、その架台1の上面1aに、ステンレス製のスライド
プレート2を固定している。このスライドプレート2
は、その表面の摩擦係数を非常に小さくしている。そし
て、このスライドプレート2の表面に、リフトシリンダ
3を載せている。このリフトシリンダ3は、その底面に
テフロンなどの充填材をコーティングしている。このよ
うにリフトシリンダ3の底面にコーティングすることに
よって、その底面の摩擦係数を小さくし、スライドプレ
ート2上を、リフトシリンダ3が滑らかに滑るようにし
ている。
【0004】上記リフトシリンダ3には、図示してない
油圧ホースを接続するとともに、この油圧ホースの他方
を、架台1内に組み込んだ図示していない油圧制御装置
に接続している。このようにしたリフトシリンダ3は、
油圧制御装置からその油室に圧油を導くと、それによっ
て垂直方向に伸縮する。また、このリフトシリンダ3の
ロッド3aの先端には、支持プレート4を回転自在に設
けている。この支持プレート4によって、ブロックなど
の被支持物を支えるようにしている。
【0005】さらに、上記リフトシリンダ3の側面に
は、第1横押しシリンダ5と第2横押しシリンダ6とを
連結している。すなわち、架台1の上面1aに保持部材
7,8を固定するとともに、第1横押しシリンダ6のボ
トム側をピン9によって保持部材7に回転自在に連結
し、第2横押しシリンダ6のボトム側をピン10によっ
て保持部材8に回転自在に連結している。そして、リフ
トシリンダ3に固定したブラケット11に、ピン12に
よって第1横押しシリンダ5のロッド5aを回転自在に
連結している。また、リフトシリンダ3に固定したブラ
ケット13に、ピン14によって第2横押しシリンダ6
のロッド6aを連結している。なお、このロッド6aを
連結するピン14の軸線を水平にして、ロッド6aとブ
ラケット13とが水平面内で相対回転しないようにして
いる。このように相対回転を規正することによって、リ
フトシリンダ3の自転を規制している。
【0006】上記リフトシリンダ3に連結した第1,2
横押しシリンダ5,6には、図示していない油圧ホース
を接続し、この油圧ホースの他端を架台1内に組み込ん
だ上記油圧制御装置に接続している。そして、この油圧
制御装置から油室に圧油を導くことによって、第1,2
横押しシリンダ5,6を伸縮するようにしている。上記
第1,2横押しシリンダ5,6が伸縮すると、リフトシ
リンダ3がスライドプレート2の上を滑りながら移動す
る。例えば、第2横押しシリンダ6のロッド6aを固定
しておいて、第1横押しシリンダ5を伸縮させると、リ
フトシリンダ3が図8中Y軸方向に移動する。ただし、
リフトシリンダ3には第2横押しシリンダ6を連結して
いるので、厳密にいうと、このリフトシリンダ3の動き
は、ピン10を支点とした円弧運動になっている。
【0007】上記と反対に、第1横押しシリンダ5のロ
ッド5aを固定しておいて、第2横押しシリンダ6を伸
縮させると、リフトシリンダ3がX軸方向に移動する。
ただし、このリフトシリンダ3の運動も、ピン9を支点
とした円弧運動になっている。また、第2横押しシリン
ダ6を図8に示した状態から伸ばして、第1横押しシリ
ンダ5を伸縮させると、リフトシリンダ3の円弧運動が
大きくなる。逆に、第2横押しシリンダ6を縮めた状態
で第1横押しシリンダ5を伸縮させると、リフトシリン
ダ3の円弧運動が小さくなる。つまり、スライドプレー
ト2上のリフトシリンダ3の位置を、その円弧運動によ
って特定するようにしている。
【0008】なお、このリフトシリンダ3を設けた架台
1の下部には、図7に示すように車輪取付部材15を設
け、この車輪取付部材15に車輪16を取り付けてい
る。上記車輪取付部材16は、その一端側を、ピン17
によって架台1に回転自在に連結し、その他端側を、昇
降シリンダ18のロッド18aに連結している。そし
て、図示するように、昇降シリンダ18を伸ばした状態
では、架台1の設置プレート1bが地面から浮き上が
り、車輪16によって架台1が支えられている。また、
昇降シリンダ18を縮めると、車輪16に対して架台1
が相対的に下がり、設置プレート1bが地面に接するよ
うにしている。なお、上記車輪16や昇降シリンダ18
などは、架台1の反対側にも設け、一対の車輪16,1
6によって架台1を支えるようにしている。
【0009】上記のようにしたジャッキ本体aには、搬
送機構bのアーム19の一端を連結している。このアー
ム19は、その他端を昇降シリンダ20のシリンダチュ
ーブ20bに固定している。そして、この昇降シリンダ
20のロッド20aに架台21を固定し、この架台21
に一対の駆動輪22、22(図8参照)を設けている。
また、上記架台21には、電動モータMを設けるととも
に、この電動モータMの回転力を、図示していないチェ
ーンを介して駆動輪22,22に伝達するようにしてい
る。
【0010】さらに、上記架台21には、ハンドル23
を取り付けるとともに、このハンドル23によって、ジ
ャッキ本体aに対する駆動輪22,22の向きを変える
ことができるようにしている。すなわち、上記昇降シリ
ンダ20は、そのシリンダチューブ20bとロッド20
aとが相対回転するようにしている。したがって、ハン
ドル23を操作して、シリンダチューブ20bとロッド
20aとを相対回転させると、ジャッキ本体aに対する
架台21の向きが変わる。このようにジャッキ本体aに
対する架台21の向きが変われば、この架台21に設け
た駆動輪22、22の向きを変えることができる。そし
て、上記搬送機構bの駆動力によって、ジャッキ本体a
を所望の位置に搬送するようにしている。なお、上記ジ
ャッキ本体aの架台1を、地面や床などに接地させる場
合には、搬送機構bの昇降シリンダ20も縮めるように
している。
【0011】次に、この従来の油圧ジャッキを用いて、
船を構成するブロックをつなぎ合わせるときの作用を説
明する。図9は、建造中の船体24と、それにつなぎ合
わせるブロックBaとを示した模式図である。まず、図
示するように、建造中の船体24の側面24a付近に、
ブロックBaをクレーンによって搬送する。次に、搬送
機構bによって、各油圧ジャッキのジャッキ本体aを、
ブロックBaのジャッキポイントの真下にそれぞれ移動
させる。なお、このとき、各油圧ジャッキA〜Dは、そ
の第1横押しシリンダ5の軸線と第2横押しシリンダ6
の軸線とを直交させて、リフトシリンダ3に設けた支持
プレート4を、スライドプレート2のセンターの位置に
保っておく。
【0012】上記のようにして、各油圧ジャッキA〜D
の支持プレート4をブロックBaのジャッキポイントの
真下にセットしたら、第1横押しシリンダ5の軸線をブ
ロックBaのY軸に一致させ、第2横押しシリンダ6の
軸線をブロックBaのX軸に一致させる。このように第
1,2横押しシリンダ5,6の軸線を、ブロックBaの
X、Y軸に一致させる理由については後で説明する。
【0013】第1,2横押しシリンダ5,6の軸線をブ
ロックBaのX、Y軸に一致させたら、昇降シリンダ1
8,20を縮めて、ジャッキ本体aの設置プレート1b
を地面に接地する。ジャッキ本体aの設置プレート1b
を地面に接地させたら、油圧ジャッキA〜Dのリフトシ
リンダ3を伸張させて、これら油圧ジャッキA〜Dによ
ってブロックBaを支える。なお、図10に示すよう
に、ブロックBaの底が曲面になっている場合には、支
持プレート4とブロックBaとの間にブラケットkを介
在させておく。
【0014】上記のようにブロックBaを油圧ジャッキ
A〜Dで支えたら、次のようにして建造中の船体24に
ブロックBaをつなぎ合わせる。まず、ブロックBaを
X軸方向プラス側に動かして、このX軸方向のずれを修
正する。すなわち、油圧ジャッキA,Cの第2横押しシ
リンダ6をフリーの状態にしておいて、油圧ジャッキ
B,Dの第2横押しシリンダ6を収縮させる。このよう
にすると、ブロックBaがX軸方向プラス側に水平移動
するので、この水平移動によって、船体24とブロック
BaとのX軸方向の位置のずれを修正する。
【0015】上記のようにして、ブロックBaのX軸方
向のずれを修正したら、今度はブロックBaをY軸方向
プラス側に動かして、ブロックBaを船体24につなぎ
合わせる。すなわち、油圧ジャッキC,Dの第1横押し
シリンダ5をフリーの状態にしておいて、油圧ジャッキ
A、Bの第1横押しシリンダ5のみを伸張させる。この
ようにすれば、ブロックBaがY軸方向プラス側に水平
移動するので、建造中の船体24にブロックBaを正確
につなぎ合わせることができる。
【0016】以上のように、この従来例では、ブロック
BaのX、Y軸方向の移動によって、建造中の船体24
にブロックBaをつなぎ合わせるようにしている。その
ため、第1,2横押しシリンダ5,6の軸線を、ブロッ
クBaのX,Y軸に予め一致させている。もし、第1,
2横押しシリンダ5,6の軸線が、ブロックBaのX,
Y軸にからずれていると、上記のように横押しシリンダ
5,6を作動させても、船体24の側面24aにブロッ
クBaをなかなかつなぎ合わせることができない。しか
し、第1,2横押しシリンダ5,6の軸線をブロックの
X,Y軸に一致させておけば、第1,2横押しシリンダ
5,6を作動させることによって、ブロックBaのX、
Y軸方向のずれを修正しつつ、それを船体24につなぎ
あわせることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、搬送
機構bによる押し引きによって、ジャッキ本体aを動か
す構成にしているため、ジャッキ本体aを小回りさせる
ことができない。そのため、支持プレート4をジャッキ
ポイントの真下にセットした後で、ジャッキ本体aを動
かし、第1,2横押しシリンダ5,6の軸線をブロック
BaのX、Y軸に一致させようとすると、支持プレート
4がジャッキポイントからずれてしまう。このように支
持プレート4の位置がジャッキポイントからずれてしま
うと、再度支持プレート4の位置をジャッキポイントに
セットしなおさなければならない。その結果、支持プレ
ート4の位置あわせに非常に手間と時間がかかり、作業
コストが高くなるという問題があった。
【0018】また、上記搬送機構bは、作業員がハンド
ル23を握って操作しているが、地面からブロックBa
の底までの高さが十分にない場合には、作業員が中腰に
ならなければならない。このように中腰の無理な姿勢で
は、ジャッキ本体aの位置合わせ作業がやりにくく、さ
らに作業効率が悪くなるという問題もあった。この発明
の目的は、被支持物のジャッキポイントに、所定の状態
で支持プレート4を簡単にセットすることができ、しか
も作業性のよい油圧ジャッキを提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、ジャッキ本
体と、このジャッキ本体を搬送する搬送機構とからな
り、上記ジャッキ本体は、スライドプレートと、このス
ライドプレート上に摺動自在に載せるとともに、被支持
物を支持する支持プレートと、この支持プレートを水平
かつX軸方向に動かすX軸用移動機構と、支持プレート
を水平かつY軸方向に動かすY軸用移動機構と、支持プ
レートを垂直方向に昇降させる昇降機構とを備えた油圧
ジャッキを前提とする。
【0020】第1の発明は、上記油圧ジャッキを前提に
しつつ、搬送機構には、フレームと、このフレームに設
けるとともに、その回転軸を同軸線上に設けた一対の駆
動輪と、フレームに設けるとともに、360度全方向に
回転可能にした従動輪とを備え、上記一対の駆動輪を結
ぶラインの中間に、上記ジャッキ本体の支持プレートを
設けたことを特徴とする。
【0021】第2の発明は、上記第1の発明において、
ジャッキ本体または搬送機構のいずれか一方に、ジャッ
キ本体を昇降させるリフト機構を備えたことを特徴とす
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜4この発明の実施例を示
す。図1に示すように、油圧ジャッキは、被支持物を支
持するジャッキ本体Jと、このジャッキ本体Jを搬送す
る搬送機構Bとから構成されている。上記ジャッキ本体
Jは、架台26の上面26aにステンレス製のスライド
プレート27を固定している。このスライドプレート2
7は、その表面の摩擦係数を非常に小さくしている。そ
して、このスライドプレート27の表面に、この発明の
リフト機構を構成するリフトシリンダ28を載せてい
る。このリフトシリンダ28の底部には、テフロンなど
の充填材をコーティングしている。そして、このリフト
シリンダ28の底面の摩擦係数も小さくすることによっ
て、スライドプレート27上を、リフトシリンダ28が
滑らかに滑るようにしている。
【0023】上記リフトシリンダ28には、図示してな
い油圧ホースを接続するとともに、この油圧ホースの他
方を、架台26内に組み込んだ図示してない油圧制御装
置に接続している。そして、この油圧制御装置からリフ
トシリンダ28内の油室に圧油を導くと、それによって
このリフトシリンダ28が垂直方向に伸縮する。また、
図2に示すように、リフトシリンダ28のロッド28a
の先端には、支持プレート29を回転自在に設けてい
る。そして、この支持プレート29によって、ブロック
などの被支持物を支えるようにしている。
【0024】図1に示すように、上記リフトシリンダ2
8のシリンダチューブ外周には、ブラケット34を固定
するとともに、このブラケット34に4台の横押しシリ
ンダ30〜33を固定している。すなわち、このブラケ
ット34の前面に第1横押しシリンダ30を固定し、ブ
ラケット34の右側面に第2横押しシリンダ31を固定
し、ブラケット34の後面に第3横押しシリンダ32を
固定し、ブラケット34の左側面に第4横押しシリンダ
33を固定している。
【0025】これら第1〜4横押しシリンダ30〜33
は単動式であり、各シリンダ30〜33のボトム側室
に、図示していない油圧ホースを接続している。また、
この油圧ホースの他方を架台26内に組み込んだ図示し
ていない油圧制御装置に接続している。したがって、油
圧制御装置から各横押しシリンダ30〜33のボトム側
室に圧油を導くと、第1横押しシリンダ30のロッド3
0aがY軸方向プラス側に移動し、第3横押しシリンダ
32のロッド32aがY軸方向マイナス側に移動する。
また、第2横押しシリンダ31のロッド31aがX軸方
向プラス側に移動し、第4横押しシリンダ33のロッド
33aがX軸方向マイナス側に移動する。なお、上記第
1〜4横押しシリンダ30〜33のロッド30a〜33
aの先端には、摩擦係数を小さくした平面30b〜33
bを形成している。
【0026】一方、架台26上には、滑りプレート35
〜38を設けるとともに、これら滑りプレート35〜3
8の滑り面35a〜38aを、上記平面30b〜30b
と平行に配置している。そして、上記ロッド30a〜3
3a先端の平面30b〜33bを、滑り面35a〜38
aに当接させている。また、上記滑りプレート35〜3
8は、第1〜4支持部材39〜42によって架台26に
固定されている。したがって、上記第1〜4横押しシリ
ンダ30〜33のロッド30a〜33aは、滑りプレー
ト35〜38によってその軸線方向の移動を規制される
が、軸線と直交する方向の動きを許容されている。な
お、図2は、第3支持部材41を省略した側面図であ
る。
【0027】上記のようにしたジャッキ本体Jは、例え
ば第2,4横押しシリンダ31,33を固定し、第1横
押しシリンダ30をフリーの状態にして、第3横押しシ
リンダ32を伸張させると、リフトシリンダ28が、第
1横押しシリンダ30を収縮させながら、スライドテー
ブル27上をY軸方向プラス側に移動する。上記と反対
に、第3横押しシリンダ32をフリーの状態にし、第1
横押しシリンダ30を伸張させると、リフトシリンダ2
8が、第3横押しシリンダ32を収縮させながら、スラ
イドテーブル27上をY軸方向マイナス側に移動する。
そして、上記のようにリフトシリンダ28がY軸方向に
動くときに、第2,4横押しシリンダ31,33のロッ
ド31a,33a先端は、それぞれ滑りプレート36,
38の滑り面36a,38aに接しながら移動してい
る。したがって、リフトシリンダ28がY軸方向に動く
ときに、そのX軸方向の移動は規制されている。
【0028】また、第1,3横押しシリンダ30,32
を固定し、第2横押しシリンダ31をフリーの状態にし
て、第4横押しシリンダ33を伸張させると、リフトシ
リンダ28が、第2横押しシリンダを収縮させながら、
スライドテーブル27上をX軸方向プラス側に移動す
る。上記と反対に、第4横押しシリンダ33をフリーの
状態にして、第2横押しシリンダ31を伸張させると、
リフトシリンダ28が、第4横押しシリンダ33を収縮
させながら、スライドテーブル27上をX軸方向マイナ
ス側に移動する。そして、上記のようにリフトシリンダ
28がX軸方向に動くときに、第1,3横押しシリンダ
30,32のロッド30a,32a先端は、それぞれ滑
りプレート35,37の滑り面35a,37aに接しな
がら移動している。したがって、リフトシリンダ28が
X軸方向に動くときに、そのY軸方向の移動は規制され
ている。
【0029】以上のように、リフトシリンダ28の位置
は、第1〜4横押しシリンダ30〜33の伸縮によって
調節するようにしている。そして、リフトシリンダ33
とともに支持プレート4をY軸方向に動かす第1,3横
押しシリンダ30,32、滑りプレート35,37およ
び第1,3支持部材39,41によってこの発明のY軸
用移動機構を構成している。また、リフトシリンダ33
とともに支持プレート4をX軸方向に動かす第2,4横
押しシリンダ31,33、滑りプレート36,38およ
び第2,4支持部材40,42によってこの発明のY軸
用移動機構を構成している。
【0030】次に、図3,4を用いてジャッキ本体Jを
搬送する搬送機構Bについて説明する。なお、図3は、
図1に示したジャッキ本体Jを取り外して、搬送機構B
のみを示した平面図であり、図4は、図2に示したジャ
ッキ本体Jを取り外して、搬送機構Bのみを示した側面
図である。
【0031】図3に示すように、搬送機構Bは、そのフ
レーム43に、ジャッキ本体Jを組み付けるための貫通
孔43aを形成している。上記フレーム43の下面に
は、取付プレート44,44を固定するとともに、これ
ら取付プレート44,44の下側に、図4に示すように
車輪保持部材45,45を固定している。これら車輪保
持部材45,45には、駆動輪46,46を回転自在に
それぞれ取り付けている。ただし、これら駆動輪46,
46は、その回転軸を同軸線上に設けることによって、
平行に並べている。
【0032】また、上記フレーム43には、取付プレー
ト47,47を固定するとともに、これら取付プレート
47,47の下側に、電動モータM、Mを固定してい
る。そして、これら電動モータM、Mの出力軸48,4
8を、ベルト49,49によって駆動輪46,46の回
転軸に連係している。したがって、上記電動モータM、
Mを作動させると、その回転方向に応じて駆動輪46,
46が回転する。
【0033】さらに、上記フレーム43には、取付プレ
ート50,50を固定するとともに、これら取付プレー
ト50,50の下側に、車輪保持部材51,51を36
0度回転自在に取り付けている。そして、これら車輪保
持部材51,51に、従動輪52,52を回転自在に取
り付けている。上記のように車輪保持部材51,51に
取り付けた従動輪52,52は、フレーム43に対して
その向きを360度自在に変えることができる。
【0034】上記電動モータMの両側であって、フレー
ム43の側面には、昇降シリンダ53a〜53dを固定
している。これら昇降シリンダ53a〜53dのうち、
昇降シリンダ53a、53bのロッドには昇降棒54を
固定し、また、昇降シリンダ53b、53cのロッドに
は昇降棒55を固定している。そして、昇降シリンダ5
3a、53dを伸縮させると昇降棒54が昇降し、昇降
シリンダ53b、53cを伸縮させると昇降棒55が昇
降するようにしている。なお、上記昇降シリンダ53a
〜53dおよび昇降棒54,55によって、この発明の
昇降機構を構成している。
【0035】上記昇降棒54,55には、図1、2に示
すように、ジャッキ本体Jを載せるようにしている。す
なわち、ジャッキ本体Jの架台26には、図示してない
棒受けを形成し、これら棒受けを、上記昇降棒49,5
0の上に載せるようにしている。したがって、昇降棒4
9,50を昇降させると、ジャッキ本体Jも昇降し、そ
の架台26の下部に設けた設置プレート26bが、地面
に接地したり地面から浮き上がったりする。
【0036】上記のようにした搬送機構Bは、作業員が
遠隔操作するようにしている。例えば、駆動輪46,4
6を同じ速度で同じ方向に回転させると、Y軸方向に直
進走行する。また、一方の駆動輪46の速度を変えて同
方向に回転させると、回転速度の遅い方に搬送機構Bが
旋回する。そして、駆動輪46,46を同じ速度で、し
かも逆方向に回転させると、これら駆動輪46,46を
結ぶラインLの中間点Pを中心にして、搬送機構Bが回
転する。つまり、P点を中心に搬送機構Bがピボットタ
ーンする。
【0037】このようにピボットターンする搬送機構B
には、図1,2に示したように、ジャッキ本体Jを載せ
ているが、このジャッキ本体Jは、その支持プレート2
9の中心が、上記P点に一致するように搬送機構Bに載
せている。したがって、上記のように搬送機構Bをピボ
ットターンさせたとしても、支持プレート29の位置が
ずれたりしない。なお、図1に示すように、ジャッキ本
体Jの支持プレート29が、スライドプレート27のセ
ンターに位置する状態で、第2,4横押しシリンダ3
1,33の軸線と、上記搬送機構Bの駆動輪46,46
を結ぶラインLとが一致するようにしている。
【0038】次に、この実施例の油圧ジャッキを用い
て、ブロックBaを船体24につなぎ合わせる作業につ
いて説明する。まず、図に示すように、クレーンによっ
てブロックBaを建造中の船体24の側面24a付近ま
で搬送する。次に、油圧ジャッキAの搬送機構Bを遠隔
操作によって作動させて、ブロックBaのジャッキポイ
ントの下方に、それぞれジャッキ本体Jを搬送する。そ
して、このジャッキ本体Jの支持プレート29を、ジャ
ッキポイントの真下に位置させる。ただし、上記のよう
に搬送機構Bによってジャッキ本体Jを搬送するときに
は、昇降シリンダ53a〜53dによって昇降棒54,
55を上げておき、ジャッキ本体Jの設置プレート26
bを地面から離しておく。また、ジャッキ本体Jの支持
プレート29は、スライドプレート27のセンターの位
置に保っておく。
【0039】上記のようにジャッキポイントの真下に支
持プレート29を位置させたら、搬送機構Bをピボット
ターンさせて、第1,3横押しシリンダ30,32の軸
線とブロックBaのY軸とを一致させ、第2,4横押し
シリンダ31,33の軸線とブロックBaのX軸とを一
致させる。このとき、ピボットターンの回転中心Pが、
支持プレート29の中心に一致しているので、搬送機構
Bをピボットターンさせても、支持プレート29の位置
がジャッキポイントからずれたりしない。そのため、油
圧ジャッキAの支持プレート29を、所定の状態で素早
くジャッキポイントの真下にセットすることができる。
したがって、油圧ジャッキをジャッキポイントに短時間
にセットすることができ、その分、作業効率を向上させ
ることができる。
【0040】上記と同様にして、他の油圧ジャッキB〜
Dの支持ブロック29も各ジャッキポイントの真下にセ
ットしたら、昇降棒54,55を下げて、ジャッキ本体
Jの設置プレート26bを地面に接地させる。このよう
にしてジャッキ本体Jを接地したら、リフトシリンダ2
8を伸張させて、支持プレート29によってブロックB
aを支持する。なお、このようにしてブロックBaを支
持すると、ジャッキ本体Jには大きな力が作用するが、
その設置プレート26bを地面に接地させているので、
搬送機構Bには大きな力が作用しない。そのため、この
搬送機構BがブロックBaの重さによって壊れたりしな
い。
【0041】ただし、搬送機構Bが、上記ブロックBa
の重量も支える強度を備えていれば、ジャッキ本体Jを
わざわざ接地させなくてもよい。なお、ジャッキ本体J
を接地させない場合には、搬送機構Bの駆動輪46や従
動輪52をロックして、この搬送機構Bの動きを規制し
ておく。また、この実施例では、搬送機構Bに昇降シリ
ンダ53a〜53dを設けているが、ジャッキ本体J
に、昇降シリンダを設けてもよい。
【0042】上記のように支持プレート29によってブ
ロックBaを支えたら、この状態で、ブロックBaをX
軸方向プラス側に移動させる。すなわち、第1〜4油圧
ジャッキA〜Dの第1,3横押しシリンダ30,32を
ロックするとともに、第2横押しシリンダ31をフリー
の状態にする。このようにしたら、油圧ジャッキB,D
の第4横押しシリンダ33を伸張させて、ブロックBa
をX軸方向プラス側に平行移動させる。ブロックBaを
X軸方向プラス側に平行移動させれば、ブロックBaと
船体24とのX軸方向のずれを修正することができる。
【0043】ブロックBaと船体24とのX軸方向のず
れを修正したら、次に、このブロックBaをY軸方向プ
ラス側に移動させる。すなわち、油圧ジャッキA〜Dの
第2,4横押しシリンダ31,33をロックするととも
に、第1横押しシリンダ30をフリーの状態にする。こ
のようにしたら、油圧ジャッキA,Bの第3横押しシリ
ンダ32を伸張させて、ブロックBaをY軸方向プラス
側に平行移動させる。このようにブロックBaをY軸方
向プラス側に平行移動させれば、このブロックBaの側
面25と、船体24の側面24aとを正確につなぎ合わ
せることができる。
【0044】なお、上記油圧ジャッキの一連の操作は、
遠隔操作によって行うことができるので、地面からブロ
ックBaの底までの高さが十分にない場合でも、作業員
が中腰にならなくても済む。つまり、作業員が無理な体
勢になるために、作業効率が悪くなるといった不都合も
生じない。
【0045】
【発明の効果】第1の発明によれば、搬送機構をピボッ
トターンさせることができる。しかも、このピポットタ
ーンの回転中心に、ジャッキ本体の支持プレートを設け
ているので、ジャッキ本体をピボットターンさせたとし
ても、支持プレートの位置がずれたりしない。したがっ
て、被支持物のジャッキポイントに、支持プレートを所
定の状態で素早くセットすることができ、その分、作業
効率を高めることができる。
【0046】第2の発明によれば、リフト機構によっ
て、ジャッキ本体を接地させることができるので、被支
持物を支持したときに、搬送機構に大きな力が作用する
のを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図である。
【図2】実施例の側面図である。
【図3】搬送機構Bの平面図である。
【図4】搬送機構Bの側面図である。
【図5】建造中の船体24にブロックBaをつなぎ合わ
せる状態を示す模式図である。
【図6】複数のブロックから構成される大型の船を示す
模式図である。
【図7】従来例の側面図である。
【図8】従来例の平面図である。
【図9】建造中の船体24にブロックBaをつなぎ合わ
せる状態を示す模式図である。
【図10】従来の油圧ジャッキでブロックBaを支えた
状態を示す図である。
【符号の説明】
J ジャッキ本体 B 搬送機構 27 スライドプレート 28 この発明のリフト機構を構成するリフトシリン
ダ 29 支持プレート 30,32 この発明のY軸用移動機構を構成する第
1、3横押しシリンダ 31,33 この発明のX軸用移動機構を構成する第
2、4横押しシリンダ 35,37 この発明のY軸用移動機構を構成する滑
りプレート 36,38 この発明のX軸用移動機構を構成する滑
りプレート 39,41 この発明のY軸用移動機構を構成する第
1,3支持部材 40,42 この発明のX軸用移動機構を構成する第
2,4支持部材 43 フレーム 46 駆動輪 52 従動輪 L 駆動輪を結ぶライン P ラインLの中間点 53a〜53d この発明の昇降機構を構成する昇降シ
リンダ 54,55 この発明の昇降機構を構成する昇降棒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャッキ本体と、このジャッキ本体を搬
    送する搬送機構とからなり、上記ジャッキ本体は、スラ
    イドプレートと、このスライドプレート上に摺動自在に
    載せるとともに、被支持物を支持する支持プレートと、
    この支持プレートを水平かつX軸方向に動かすX軸用移
    動機構と、支持プレートを水平かつY軸方向に動かすY
    軸用移動機構と、支持プレートを垂直方向に昇降させる
    リフト機構とを備えた油圧ジャッキにおいて、上記搬送
    機構は、フレームと、このフレームに設けるとともに、
    その回転軸を同軸線上に設けた一対の駆動輪と、フレー
    ムに設けるとともに、360度全方向に回転可能にした
    従動輪とを備え、上記一対の駆動輪を結ぶラインの中間
    に、上記ジャッキ本体の支持プレートを設けたことを特
    徴とする油圧ジャッキ。
  2. 【請求項2】 ジャッキ本体または搬送機構のいずれか
    一方に、ジャッキ本体を昇降させる昇降機構を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の油圧ジャッキ。
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