JP2002120313A - 防水補強材及びこれを用いた塗膜防水工法 - Google Patents

防水補強材及びこれを用いた塗膜防水工法

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JP2002120313A JP2000318176A JP2000318176A JP2002120313A JP 2002120313 A JP2002120313 A JP 2002120313A JP 2000318176 A JP2000318176 A JP 2000318176A JP 2000318176 A JP2000318176 A JP 2000318176A JP 2002120313 A JP2002120313 A JP 2002120313A
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Hiroshige Imazu
弘重 今津
Hideo Noguchi
秀夫 野口
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Syuu Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水補強材接合部の物性欠陥がなく、防水膜
全面が一体化した強靭な防水層と一体化した遮水層が形
成できる、補強性能抜群の通気緩衝層付き防水補強材
と、それを用いた防水工法を提供する。 【解決手段】 補強布5−1と合成樹脂フィルム4を幅
方向の一方の端部を揃え積層し、他方端部の補強布−フ
ィルム積層を防水工事における防水補強材の突合せ並列
・敷設に際して、防水補強材間を接合するためのオーバ
ーラップ代分だけずらせて積層した、積層一体化構造の
防水補強材とその塗膜防水工法を構成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗膜防水工事におけ
る、通気緩衝工法用防水層補強材と、これを用いた塗膜
防水工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】防水工事における塗膜防水工法におい
て、補修工事などの増大に伴い、下地からの水蒸気発生
などによる塗膜防水層に所謂「フクレ」などのトラブル
発生が見受けられる機会が増し、その対策として、塗膜
防水層下に不織布、連通気泡プラスティック発泡体或い
は、有溝プラスティックフォーム、有溝ゴムアスファル
トシート等よりなる通気緩衝層を設け、発生する水蒸気
などをこの通気緩衝層を通じて系外に排除し、その上に
防水層を設ける、通気緩衝工法が開発され、建築学会に
おいても該通気緩衝工法に対する信頼できる施工基準制
定が行われ、JASS 8において(塗膜防水施工仕様
L−USとして制定され)この工法の構成を (a)片面熱融着有孔不織布 (b)不織布/プラスティック発泡体/不織布 (c)片面連通溝付き発泡体/不織布 を用い防水層施工方法が認定され、これらの工法に基づ
く補強材(不織布、ガラス繊維マット)を積層した防水
工事が実施され、一応安定した工法として発展してき
た。
【0003】しかしながら、通気緩衝工法には、下地よ
り発生する水蒸気等を排出し「フクレ」などのトラブル
発生を抑制し、又下地ムーブメントの防水層にかかる歪
の大部分を通気緩衝層の剪断変形により吸収する緩衝作
用を有する特徴を持つが、反面、もしその上部の防水膜
層にピンホール程度の欠陥ほか如何なる欠陥が生じて
も、そこから侵入する水を通気緩衝層を通じて全面に導
き、全面漏水を発生し兼ねない危険性を内蔵するもので
あって、通気緩衝層上に形成させる防水層の完全度、破
壊抵抗大きさが特に望まれるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明におい
ては、かかる観点にたち、防水補強層と合成樹脂フィル
ムの遮水層を介して通気緩衝層とを積層一体化した防水
補強材とこれを用いた塗膜防水工法により、防水面全面
にわたり一体の防水層を形成でき、漏水に対し安全措置
を講じられ、トータルコストを削減し、材料代、工程費
を削減できるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題の解消を下記の防水補強材を用い、その施工法を実
施することにより達成した。即ち、 (1)使用する防水補強材として、目付け40〜500
g/m、幅1.05〜1.10mの補強布と合成樹脂
フィルムと通気緩衝層と幅方向片側一端を揃え、もう一
方の側端から合成樹脂フィルムは5〜10mmずらせ、
厚み15〜400μを有し、補強布は5〜10cmずら
せて接合用オーバーラップ代を有する積層一体化して構
成させ、
【0006】(2)塗膜防水工法として、通気緩衝層の
上に合成樹脂フィルムと補強布を積層した防水補強材
を、隣接する防水補強材の接合用オーバーラップ代のな
い方の側端に、隣接・突合せ敷設する防水補強材の接合
用オーバーラップ代を持つ側のオーバーラップ代内側エ
ッジ線に揃えて、オーバーラップ部を重ねるように並列
敷設・貼着し、下地に前記防水補強材を貼着し、その上
から塗膜防水剤を塗布して防水層を形成せしめ、合成樹
脂中塗り層を介してトップコート層を塗布するものであ
る。
【0007】又、上記補強層の特に好ましい例として、
合成長繊維不織布、及びガラス繊維不織布が推奨でき
る。更に、合成長繊維不織布としては熱融着タイプ又は
立体交絡処理+接着剤接着タイプのポリエステルスパン
ボンド不織布、ポリアマイドスパンボンド不織布、ポリ
プロピレンスパンボンド不織布や、トウ開繊法によるポ
リエステルス長繊維不織布やポリビニールアルコール
(ビニロン)長繊維不織布が、代表的例として推奨でき
る。又、ガラス繊維織物の適用も補強層として好適であ
る。
【0008】本発明の防水補強材の構成用合成樹脂フィ
ルムとしては、ポリエステルフィルム、ポリアマイドフ
ィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィル
ムなどポリオレフィンフィルムなどや、それらの共重合
体等ほか、その他汎用の合成樹脂フィルムの多くが使用
出来るが、接着対象の通気緩衝層との接着性と、塗膜防
水材並びにその溶剤との相互作用(耐溶解性など)を考
慮したとき、更には補強布−フィルム積層体製造プロセ
スを考慮したとき、ポリエステルフィルム、ポリアマイ
ドフィルムと、その共重合体フィルムの適用が最適で、
次いでポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム
などのポリオレフィンフィルムの適用が推奨できる。
【0009】最も望ましい補強層−フィルム積層体製造
プロセスとしては、押出しラミネーションプロセスが挙
げられる。即ち、押出しラミネーション設備に供給する
不織布上に、接合用オーバーラップ代を残し積層一体化
する合成樹脂フィルムを押し出し積層し、ロール間で圧
着しフィルムと不織布が接合一体化した構成の防水層補
強材を生産性よく製作することができる。なお、積層一
体化法としては、押出しラミネーション法に限定するも
のではなく、コーティング法、ドライラミ法など汎用の
何れの積層一体化法の適用も可能であるが、押出しラミ
ネーション法の適用は補強層−フィルム積層一体化時に
単に補強層−フィルム間を強固に接着一体化するのみな
らず、不織布−フィルム積層体製造時においては、不織
布−フィルム境界層の不織布交点間が侵入したフィルム
を構成する溶融ポリマーにより接着され、不織布−フィ
ルム積層一体化と共に不織布の引張り強力、引張り弾性
率等物性向上に寄与することができ、特に好ましい。
【0010】本発明の防水補強材は、遮水層を補強材内
に内蔵する防水膜層補強材であり、該遮水層は同時に又
塗布する塗膜防水剤の下部通気緩衝層へ向けての透過侵
入を防止するものであり、如何なる低粘度の塗膜防水剤
を塗布しても、該補強材下部に透過侵入することはな
く、補強材構成不織布層内に塗布した防水剤が均等に含
浸・包含された均等・強靭な繊維補強樹脂層を形成で
き、防水層の補強効果が大きいのみならず、塗布防水剤
による下部通気緩衝層の目詰め、通気緩衝層構成成分
と、塗膜防水剤構成成分、或いは、その溶剤間の相互作
用による障害発生が完全に防止できる特徴を有してい
る。従って、2液性ウレタン塗膜防水剤や、不飽和ポリ
エステル塗膜防水剤のような、初期粘度が低く且つ粘度
の経時変化が大きい反応性塗膜防水剤への適用は、特に
効果的である。
【0011】
【発明の実施の態様】以下の実施例において、本発明の
内容を更に具体的に説明する。 [実施例1]補強布として、幅2.11m、目付け12
0g/mのガラス繊維不織布5−1を、押出しラミネ
ーション装置に供給し、その上にメルトインデックス7
の低密度ポリエチエン4をフィルム厚み80μとなるよ
うに2.01m幅で押し出し不織布5−1上に積層し、
ロール間で圧着し、その中央部でセンターカットし、同
時に両端にフィルムが積層されていない不織布単層のみ
からなる耳部(接合用オーバーラップ代)を0.05m
づつ残してトリミングし、フィルム4の下に下面に連通
亀甲溝を有する通気緩衝用ゴムアスファルトシート3を
貼着して積層一体化し、図1に示す防水補強材Aを製作
した。
【0012】この防水補強材Aを用い、コンクリート層
等からなる下地1に1液ウレタン樹脂(三井化学(株)
製、商品名サンPC−F)よりなるプライマー層2を
0.2kg/m塗布し、次いでプライマー層2の上に
1液ウレタン樹脂よりなる接着剤(三井化学(株)製、
商品名ダブルボンド)を0.3kg/m塗布し、次い
で先に製作した防水補強材Aを貼り付け、隣接する防水
補強材Bの接合用オーバーラップ代のない方の側端に、
隣接・敷設する防水補強材の他側端側の接合用オーバー
ラップ代の内側エッジ線Cを揃えてオーバーラップ部D
を重ねて並列敷設貼着し、その上からポリエステル中塗
り用塗膜防水剤6(三井化学(株)製、商品名リマスタ
ーM)1.5kg/mを塗布し、次いで着色ポリエス
テル中塗り用塗膜防水剤6(三井化学(株)製、商品名
リマスターM)0.3kg/mを塗布し、更にトップ
コート用ポリエステル塗膜防水剤7(三井化学(株)
製、商品名リマスタートップFL)0.3kg/m
塗布し、図2に示す防水層を形成させた。又、該防水層
の物性性能評価を実施するために、下地の代わりに離型
処理したポリエチレンシート上に、上記と同様に防水層
を形成させ、物性測定時に該防水層を剥離して物性評価
を行った。防水補強材、防水層の物性と性能は、表1に
示す通りで、何れも優秀な性能を示し、強靭で破断抵抗
の大きな防水層を形成していることが判った。
【表1】
【0013】[実施例2]実施例1の補強層を、4デー
ニルの目付け180g/m、幅2.11mの立体交差
を施し、アクリル接着剤で接着したポリエステルスパン
ボンド不織布5−1に、又遮水層形成用フィルムの材質
をポリエチレンから、ナイロン6/66共重合体5−2
(共重合比87/13)に変更した以外は、他は全く同
様にして作製した。その上に下面に連通亀甲溝を有する
通気緩衝用プラスティックフォーム3を貼着して積層一
体化して防水補強材Aを製作した。この防水補強材Aを
用い、コンクリート層の下地1に1液ウレタン樹脂より
なる(三井化学(株)製、商品名サンPC−F)プライ
マー0.2kg/mを塗布し、次いでプライマー層2
の上に1液ウレタン樹脂よりなる接着剤(三井化学
(株)製、商品名ダブルボンド)を塗布し、その上に先
に製作した防水補強材Aを貼り付け、隣接する防水補強
材Bの接合用オーバーラップ代のない方の側端に隣接・
敷設する接合用オーバーラップ代の内側エッジ線Cを揃
えてオーバーラップ部を重ねて並列敷設・貼着し、その
上からポリエステル塗膜防水剤5−2(三井化学(株)
製、商品名リマスターM)1.5kg/mを含浸さ
せ、次いで着色ポリエステル中塗り用塗膜防水剤6(三
井化学(株)製商品名リマスターM)0.3kg/m
を塗布し、更にトップコート用ポリエステル防水剤7
(三井化学(株)製、商品名リマスタートップFL)
0.3kg/mを塗布し、図2に示す防水層を形成さ
せた。防水膜及び防水層の性能評価結果は、表1に示す
通りで、実施例1と同様に何れも優秀な性能を示し、強
靭で破断抵抗の大きな防水層を形成していることが判っ
た。
【0014】[比較例1]実施例1の防水補強材におけ
る遮水層形成用フィルム層を用いないで、積層しないガ
ラス繊維不織布補強布層のみよりなる防水層補強材を用
い、他は実施例1と全く同様にして防水層を形成させ、
同様に防水補強材、防水膜の物性と防水層の性能を評価
した。評価結果は表1に示す通りで、防水膜及び防水層
として施工した物の性能は、ゴムアスファルト中に包含
されるビニール重合抑制物質のためか、不飽和ポリエス
テルよりなる塗膜防水剤の硬化が不充分で、特にゴムア
スファルト層に近い部位では硬化抑制が大きく、防水
膜、防水層とも力学的物性が低く且つ、部所により不均
一で、剥離強力は低く、疲労試験耐久性も低く何れも評
価できる範疇になかった。
【0015】[比較例2]実施例2の防水補強材におい
て、接合用オーバーラップ代を設けない塗膜防水膜層補
強材を作製し、この防水膜層補強材を用い、実施例2に
おける防水補強材の敷設・接合法のみを、単に接合用オ
ーバーラップ代がない並列突合せ敷設して80g/m
の裏面に粘着剤を塗布した幅5cmのポリエステルスパ
ンボンド不織布よりなる汎用目地テープを用いた敷設・
接合法に変更する以外は、他は、全く同様に防水層の施
工を行い防水層を形成させ、同様に防水補強材、防水膜
の物性と防水層の性能を評価した。防水膜及び防水層の
性能評価結果は表1に示す通りで、防水膜及び防水層は
接合部分以外は、実施例2と全く同様の優秀な性能を示
し、強靭で破断抵抗の大きな防水層を形成していること
が判ったが、防水補強材の目地テープによる接合部分の
物性は著しく低く、防水層の欠陥となることが解った。
これは、単に目地テープの力学的物性が劣ることだけに
基づくものでなく、目地テープ裏面の粘着剤が、塗膜防
水剤の目地テープ不織布から補強布間への流入を妨げる
ため、両者間の接着一体化を妨げ、目地テープ下部は単
に粘着剤の粘着力で粘着しているに過ぎず、剪断ズレを
受け易くなっているためと考えられる。
【0016】なお、性能評価試験は次ように行った。 (1)防水層補強材の目付け、厚み、引張り強さ及び破
断伸度と、5%伸張時応力、引き裂き強さ(ペンジュラ
ム法)100℃熱収縮率は、日本化学繊維協会制定の
「合成長繊維不織布試験法」により試験評価し、遮水能
は、「屋根防水システムの性能評価に関する一般基準」
(訳、東工大・工材研・小池研究室、工文社)5.1.
4耐圧試験(p.8〜9)に於けるDIN−16935
による試験法に従い試験評価した。 (2)防水層膜の性能評価は、JIS A 6022の
試験法に従い、3%伸張時応力、引張り強さ、引き裂き
強力を測定評価した。なお、ジョイント部の引張り強さ
は、ジョイント部が引張り試験片の中央に来る様に試験
片を作製し、引張り試験機のジョースパン中央にジョイ
ント部が来る様セットし試験評価を行った。
【0017】(3)防水層の性能評価は、JASS−8
(1986)参考試験1.メンブレン防水層の性能評価
試験法に基づき、通気性試験は、8.「下地との間の通
気抵抗試験」(p.340〜342)疲労試験は、6.
「疲労試験」(p.335〜338)により試験評価
し、剥離抵抗試験は、「屋根防水システムの性能評価に
関する一般基準」(訳、東工大・工材研・小池研究室、
工文社)5.1.3剥離抵抗試験(p.8)に従い試験
評価した。
【0018】
【発明の効果】本発明の、防水補強材及びそれを用いた
防水工法により施工された防水層は、 (1)接合用オーバーラップ代を有する構造の防水層補
強材であるため、防水施工実施時に、防水膜層全面が一
体化された遮水・バリアー層を持ち、又防水層全面が一
体化繊維強化プラスティック状に補強された防水膜を形
成出来る。 (2)従って強靭で耐久性の高い防水層を形成できる。 (3)防水補強材が、遮水・バリアー層をもつ構造であ
るため、低粘度の塗膜防水材使用時にも下部通気緩衝層
等へも塗膜防水剤が侵出流入する恐れがなく、2液性反
応型防水剤のように粘度の経時変化が大きい塗膜防水剤
でも調合直後の極低粘度時から安心して使用でき、又低
粘度塗布実施は補強材への不含浸部発生抑止にも有効で
ある。 (4)又、バリアー層をもつ構造は、不飽和ポリエステ
ル塗膜防水剤のような他の構成素材との相互作用を受け
易く、硬化反応が阻害され安い材料に適用時において
も、その影響を受けずに安心して使用出来る。 (5)通気緩衝層と補強布と合成樹脂フィルムとを積層
一体化して構成させた防水補強材により、現場で下地に
防水補強材を貼着し、その上から塗膜防水剤を塗布して
防水層を形成せしめ、合成樹脂中塗り層を介してトップ
コート層を塗布することで、防水面全面にわたり一体の
防水層を形成でき、漏水に対し安全措置を講じられ、ト
ータルコストを削減し、材料代、工程費を削減できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水補強材の組織構成断面図である。
【図2】同塗膜防水材の構成組織断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート層等の下地 2 プライマー&接着剤塗布層 3 通気緩衝材層 4 ポリエチレンフィルム層 5 補強層 5−1 補強布 5−2 不飽和ポリエステル樹脂 6 ポリエステル樹脂中塗り層 7 トップコート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/66 E04B 1/66 A E04D 7/00 E04D 7/00 K // D06N 5/00 D06N 5/00 (72)発明者 野口 秀夫 東京都文京区湯島4−12−12−506 株式 会社秀カンパニー内 Fターム(参考) 2E001 DA01 FA09 FA16 GA23 GA24 GA28 GA82 HA33 HD01 HD11 HD13 HE01 HE03 4F055 AA07 BA12 EA03 EA08 EA24 EA38 FA06 FA15 GA20 4F100 AG00B AK01A AK01B AK01C AK04C AK41D AM00A AN00A AR00A AR00B BA03 BA04 BA07 BA10A BA10B BA10D CC00D DB01C DD05A DG01B DG04B DG12B DG15A DG15B DJ01A GB01 JD02A JD05 JD05D JK11A 4L047 AA05 AA21 AB03 BA08 CA06 CB10 CC10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気緩衝層と補強層と合成樹脂フィルム
    とを積層一体化して構成させた防水補強材。
  2. 【請求項2】 通気緩衝層が不織布、連通気泡プラステ
    ィック発泡体、有溝プラスティックフォーム、有溝ゴム
    アスファルトシート等よりなる請求項1に記載の防水補
    強材。
  3. 【請求項3】 補強布が、合成長繊維不織布、ガラス繊
    維織物或いはガラス繊維不織布である請求項1又は請求
    項2に記載の防水補強材。
  4. 【請求項4】 合成樹脂フィルムは幅方向片側側端を揃
    え、もう一方の側端は側端からずらせたものからなる請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載の防水補強材。
  5. 【請求項5】 合成樹脂フィルムは一方の側端は側端か
    ら5〜10mmずらせ、厚み15〜400μを有し、補
    強布は幅方向側端に5〜10cmの接合用オーバーラッ
    プ代を有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    防水補強材。
  6. 【請求項6】 通気緩衝層に、幅方向片側側端を揃え、
    もう一方の側端は側端からずらせた合成樹脂フィルムを
    介して防水補強層を、隣接する該防水補強層の接合用オ
    ーバーラップ代のない方の側端に、隣接・突合せ敷設す
    る防水膜層補強材の接合用オーバーラップ代を持つ側の
    オーバーラップ代内側エッジ線に揃えて、オーバーラッ
    プ部を重ねて並列敷設・貼着することを特徴とする塗膜
    防水工法。
  7. 【請求項7】 通気緩衝層の上に合成樹脂フィルムと補
    強布を積層した防水補強材を、隣接する防水補強材の接
    合用オーバーラップ代のない方の側端に、隣接・突合せ
    敷設する防水補強材の接合用オーバーラップ代を持つ側
    のオーバーラップ代内側エッジ線に揃えて、オーバーラ
    ップ部を重ねるように並列敷設・貼着し、下地に前記防
    水補強材を貼着し、その上から塗膜防水剤を塗布して防
    水層を形成せしめ、合成樹脂中塗り層を介してトップコ
    ート層を塗布することを特徴とする塗膜防水工法。
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