JP2002119793A - 洗濯機およびその脱水運転制御方法 - Google Patents

洗濯機およびその脱水運転制御方法

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JP2002119793A
JP2002119793A JP2000313615A JP2000313615A JP2002119793A JP 2002119793 A JP2002119793 A JP 2002119793A JP 2000313615 A JP2000313615 A JP 2000313615A JP 2000313615 A JP2000313615 A JP 2000313615A JP 2002119793 A JP2002119793 A JP 2002119793A
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lock
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washing machine
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Hiroshi Hirooka
博 廣岡
Takeshi Saito
猛 斉藤
Katsunori Ishii
克典 石井
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Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋が閉じたことを確認して脱水運転を開始
し、脱水運転中は蓋が開かないようにするための構造と
して、蓋スイッチを不要とし、トップカバーの下方の限
られた空間内に蓋ロック装置を容易に納めることがで
き、また、蓋が閉じればこれに連動して確実に蓋ロック
されて脱水運転が開始し、信頼性および経済性の向上を
図ることのできる洗濯機およびその脱水運転制御方法を
得る。 【解決手段】 外箱内に外槽を揺動自在に吊支し、該外
槽内に、底部に回転翼を備えた洗濯兼脱水槽を回転自在
に配設し、外箱の上部に洗濯兼脱水槽への衣類投入口を
持つトップカバーで覆い、衣類投入口を開閉するように
蓋を設け、脱水運転中は蓋を開放不能にロックする蓋ロ
ック装置を設けた洗濯機において蓋5の開放時に蓋ロッ
ク装置10の作動を阻止する蓋ロック阻止手段としての
蓋のロック阻止板18を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋ロック装置を備
えた洗濯機およびその脱水運転制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】全自動一槽式の洗濯機は、例えば図6、
図7に示すように、外箱1内に外槽を搖動自在に吊支
し、該外槽内に、底部に回転翼2を備えた洗濯兼脱水槽
3を回転自在に配設し、外箱1の上部開口の周囲部分を
トップカバー4で覆い、洗濯兼脱水槽3の上方の開口を
蓋5で開閉自在に閉塞している。図中6は給水弁、7は
トップカバー4の前部に配設され運転内容などを設定す
る設定ボタンなどを配設した操作パネルを示す。
【0003】前記蓋5は、図7にも示すように蓋後5a
と蓋前5bとの前後に2分割し、中央部のヒンジ部によ
り中折れする構造となっており、蓋前5bの後部に開閉
操作を行うための取手25を取り付けてある。
【0004】かかる構造の洗濯機において、給水、洗
い、すすぎ、脱水の全行程は自動的に進行するが、脱水
行程では、洗濯物の水分を遠心力で飛ばすために、洗濯
兼脱水槽3が高速回転する。このため、脱水運転中は、
蓋5を閉じ、しかも蓋5が開かないようにする必要があ
る。
【0005】そのための構造として、蓋5の開閉を検出
する蓋スイッチ24を例えば蓋前5bに設け、また、蓋
ロック装置10をトップカバー4の下方に設けて、蓋ス
イッチ24からの蓋閉信号が周知のマイクロコンピュー
タによる運転制御部に出力され蓋5が閉じたことが確認
されてから、脱水運転を開始し、また、脱水運転中は蓋
ロック装置10を作動して蓋5が開かないようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】蓋5が閉じたことを確
認して脱水運転を開始し、脱水運転中は蓋5が開かない
ようにするには、前記のように蓋スイッチ24と蓋ロッ
ク装置10とをそれぞれ個別に必要とする。しかし、こ
れら蓋スイッチ24と蓋ロック装置10はトップカバー
4の下方の狭い空間内に配設されるものであり、配設の
ためのスペースを確保することが困難である。
【0007】また、蓋スイッチ24と蓋ロック装置10
とはそれぞれ個別に作動するため、両者の連動がスムー
ズに行われないこともあり、衣類等の蓋への挟み込みな
どにより、実際には蓋5が完全に閉じられていないにも
かかわらず、閉じたものと判断して蓋ロック装置10を
作動し脱水運転が開始するおそれもある。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、蓋が閉じたことを確認して脱水運転を開始し、脱水
運転中は蓋が開かないようにするための構造として、蓋
スイッチを不要とし、トップカバーの下方の限られた空
間内に蓋ロック装置を容易に納めることができ、また、
蓋が閉じればこれに連動して確実に蓋ロックされて脱水
運転が開始し、信頼性および経済性の向上を図ることの
できる洗濯機およびその脱水運転制御方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、外箱内に外槽を揺動自在に吊支し、
該外槽内に、底部に回転翼を備えた洗濯兼脱水槽を回転
自在に配設し、外箱の上部に洗濯兼脱水槽への衣類投入
口を持つトップカバーで覆い、衣類投入口を開閉するよ
うに蓋を設け、脱水運転中は蓋を開放不能にロックする
蓋ロック装置を設けた洗濯機において、蓋開放時に蓋ロ
ック装置の作動を阻止する蓋ロック阻止手段を設けたこ
とにより、蓋が開いているときは蓋ロック阻止手段によ
り蓋ロック装置は作動を阻止される。よって、蓋が確実
に閉じてから蓋がロックされ、脱水運転の安全が確保で
きる。
【0010】第2に、蓋ロック阻止手段は、蓋の開閉に
より変位する蓋ロック装置に設けたロック阻止板とする
ことで、蓋ロック装置に蓋の開閉を検出する機能を付与
でき、従来のように蓋の開閉を検知する蓋スイッチを別
個に設ける必要がない。そして、ロック阻止板は蓋の開
閉により機械的に変位するから、蓋の開閉を確実に蓋ロ
ック装置に伝達でき、蓋が閉じれば、蓋ロック阻止が解
除されて確実に蓋ロックできる。
【0011】第3に、蓋ロック阻止手段は、蓋に設けた
第1の磁性体と、該第1の磁性体に反発する第2の磁性
体を有し、該第2の磁性体の反発により変位する蓋ロッ
ク装置に設けたロック阻止板とで構成することにより、
蓋が開閉してこれに設けた第1の磁性体が変位すると、
第2の磁性体が第1の磁性体に反発して変位し、これに
より、第2の磁性体が取り付けられているロック阻止板
が変位し、ロック阻止が解除される。よって、蓋が閉じ
ると、これに連動して確実に蓋がロックされる。
【0012】第4に蓋ロック阻止手段は、蓋に設けた第
1の磁性体と、該第1の磁性体に吸引する第2の磁性体
を有し、該第2の磁性体の吸引により変化する、蓋ロッ
ク装置に設けたロック阻止板とで構成することにより、
蓋が開閉してこれに設けた第1の磁性体が変位すると、
第2の磁性体が第1の磁性体に吸引して変位し、これに
より、第2の磁性体が取り付けられているロック阻止板
が変位し、ロック阻止が解除される。よって、蓋が閉じ
ると、これに連動して確実に蓋がロックされる。
【0013】第5に蓋ロック阻止手段は、蓋あるいはロ
ック阻止板に設けた磁性体と、該磁性体に対向してロッ
ク阻止板あるいは蓋に設けられ、該磁性体に吸引される
金属体を有し、該磁性体と金属体の吸引により変位する
ロック阻止板により蓋ロック装置の作動を阻止するロッ
ク阻止板とで構成することにより、蓋が開閉して蓋に設
けた磁性体あるいはロック阻止板が変位すると、ロック
阻止板に設けた金属体あるいは磁性体が吸引して変位
し、これにより、ロック阻止板が変位し、ロック阻止が
解除される。よって、蓋が閉じると、これに連動して確
実に蓋がロックされる。
【0014】第6に蓋閉鎖後、蓋ロック装置の作動によ
り発する信号を、蓋閉信号およびロック完了信号とし
て、この信号の出力により脱水運転を開始することによ
り、ロックが完了しているときは蓋が必ず閉じており、
この状態で脱水運転が開始するから安全性を向上でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯機の実施
の形態を示す平面図、図2は同上要部である蓋ロック装
置の縦断正面図、図3は同上側面図、図4は同上底面図
で、蓋ロック装置10は従来と同様に一例としてトップ
カバー4の下方位置で蓋5の蓋前5bの後方部の右側部
位置に配設され、取付ネジ23でトップカバー4の下部
に固定される。
【0016】蓋ロック装置10は、電磁コイル11とそ
の周囲に配設するヨーク12、13とで磁気回路を構成
するもので、この磁気回路により動作するプランジャー
14が電磁コイル11の中心部に配設され、該プランジ
ャー14の蓋5側の端部には非磁性体のロック棒15が
固着してある。図中16は、電磁コイル11への通電が
絶たれた時にプランジャー14およびロック棒15を復
位させるためのバネを示す。
【0017】図中17は、プランジャー14の移動動作
を検出するための、発光素子(LED)と受光素子(フ
ォトトランジスタ)で構成するフォトインタラプターを
示す。
【0018】かかる蓋ロック装置10の蓋5側に樹脂成
形した取付台21を固定する。該取付台21には前記ロ
ック棒15が挿通する孔21aが形成してある。
【0019】図中18は上端を蓋5の方向に水平に折り
曲げ、断面L字形の蓋5のロック阻止板を示し、下方の
折り曲げ部の先端上部には、第1実施形態として後述の
第1の磁性体に反発するように第2の磁性体19として
の磁石を取り付ける。この場合、トップカバー4は内側
の下方を水平に折り曲げて水平段部4aに形成し、この
水平段部4aの下面に第2の磁性体19の上面が当接す
るようにロック阻止板18の配設位置を決定する。
【0020】ロック阻止板18の上方の折り曲げ部の上
部には復位用のバネ20が取り付けてあり、該バネ20
を介して前記取付台21の蓋5側に位置させ、該取付台
21に形成した溝に上下に移動自在にロック阻止板18
を配設する。
【0021】ロック阻止板18にはロック棒15が挿通
する孔22を形成する。この孔22は図2、図3に示す
ように蓋5が閉じられずロック阻止板18が引き下げら
れていない状態ではロック棒15の先端面の少なくとも
一部が孔22から外れるような位置、大きさに形成す
る。
【0022】また、トップカバー4の内側の垂直面で、
ロック棒15に対応する位置に該ロック棒15の挿通孔
4bを設ける。
【0023】さらに、蓋5の側面に蓋ロック用のロック
孔8を設け、その下方に第1の磁性体9である磁石を取
り付けた。
【0024】また、第2実施形態として図5に示すよう
にロック阻止板18の下方の折り曲げ部の先端上部に第
1の磁性体9に吸引するように第2の磁性体19を取り
付ける。そしてロック阻止板18はトップカバー4に設
けた水平段部4aの下面と第2の磁性体19の上面が吸
引されたときに当接するように移動距離を設けた状態で
取付台21に形成した溝に上下に移動自在に配設する。
【0025】ロック阻止板18は、その自重と第2の磁
性体19の重さにより下方へと復位するが、その補助と
してバネ等をとりつけても良い。ロック阻止板18には
ロック棒15が挿通する孔22は、ロック阻止板18が
引き下げられている状態ではロック棒15の先端面の少
なくとも一部が孔22から外れるような位置、大きさに
形成する。
【0026】図示は省略するが、第3実施形態として、
吸引によりロック阻止板18を変位させる場合、第1、
第2の磁性体のどちらか一方を金属体とすることもでき
る。
【0027】次に、脱水運転について本発明の洗濯機
の、特に蓋の開閉、ロック動作を説明する。洗濯行程が
進行し、脱水行程に移行すると、運転制御部からの出力
により、蓋ロック装置10の電磁コイル11に通電さ
れ、ヨーク12,13で構成された磁気回路により、プ
ランジャー14とロック棒15が図2、図5において矢
印方向(左方向)、すなわち蓋5の方向に移動する。
【0028】この状態のとき、蓋5が閉じられていない
と、図2、図5に示すように蓋5の下端はトップカバー
4の水平段部4aと離間し、第1の磁性体9の磁界が第
2の磁性体19に作用しないので、第2の磁性体19は
第1の磁性体9に反発(第1実施形態の場合)または吸
引(第2実施形態の場合)することなく、ロック阻止板
18は図2、図5の状態にあり上方あるいは下方に移動
しない。
【0029】よって、ロック棒15の先端面は、ロック
阻止板18に設けた孔22から外れた位置にあり、ロッ
ク棒15がロック阻止板18の方向に移動してもロック
阻止板18にぶつかって孔22内に挿入することを阻止
され、蓋5方向への移動を阻止される。
【0030】また、この状態でロック棒15と一体のプ
ランジャー14も蓋5の方向に移動できないから、フォ
トインタラプター17はプランジャー14によって遮光
状態にある。運転制御部ではこのフォトインタラプター
17が遮光状態にあることを検出して、蓋5が開かれて
いるものと判断し、電磁コイル11への通電を絶つ。
【0031】かかる動作を複数回繰り返した後も、蓋5
が開かれていれば、運転制御部から、例えば、報知器や
表示器に出力して使用者に蓋5が閉じられていないこと
を知らせ、脱水運転は開始しない。
【0032】これに対して、電磁コイル11に通電され
たとき、蓋5が閉じられていれば、蓋5に固着された第
1の磁性体9がトップカバー4の水平段部4aに当接
し、第1の磁性体9の磁界が水平段部4aを介してその
下方の第2の磁性体19に作用する。よって、第2の磁
性体19が第1の磁性体9に反発(第1実施形態の場
合)または吸引(第2実施形態の場合)し、ロック阻止
板18がバネ20の弾力に抗して下方(第1実施形態の
場合)、または上方(第2実施形態の場合)に移動す
る。
【0033】この状態で取付台21に形成してある孔2
1aと、ロック阻止板18に形成してある孔22と、ト
ップカバー4に形成してある挿通孔4bと、蓋5に形成
してあるロック孔8とが合致し、電磁コイル11の吸引
力によってバネ16の弾力に抗してプランジャー14と
一体のロック棒15の先端がこれら孔21a、孔22、
挿通孔4b、ロック孔8を貫通して蓋5の内側に突出す
る。これにより、蓋5はトップカバー4にロックされ開
くことを阻止される。
【0034】また、プランジャー14の移動によってフ
ォトインタラプター17の遮光が解放されて発光素子
(LED)から発した光線が受光素子(フォトトランジ
スタ)で受光され、ここからの受光を検知したことの信
号が蓋閉信号およびロック完了信号として制御部に入力
され、この信号により制御部では蓋5が閉じたものと判
断する。
【0035】これにより、制御部からの制御信号で洗濯
兼脱水槽3および回転翼2が高速回転する脱水運転が開
始する。そして、所定時間経過後、脱水運転が終了する
と、制御部からの制御信号により電磁コイル11への通
電が遮断し、プランジャー14およびこれと一体のロッ
ク棒15がバネ16の弾力により図2、図5において右
方向に移動し復位する。
【0036】その結果、ロック棒15が孔21a、孔2
2、挿通孔4b、ロック孔8から抜け出て、蓋ロックが
解除され、蓋5の開閉が可能となる。よって、蓋5を開
いて洗濯兼脱水槽3内の洗濯物を取り出すことができ
る。
【0037】以上のようにして蓋5が確実に閉じ、か
つ、蓋ロック装置10によって蓋ロックが確実になさ
れ、これらが確認された後に脱水運転が開始する。
【0038】なお、前記実施形態では、磁性体9,19
の反発力または、吸引力を利用してロック阻止板18を
変位させたが、これに限定されるものではなく、蓋5で
ロック阻止板18を押圧するなどして、蓋5でロック阻
止板18を直接変位させることもできる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯機および
その脱水運転制御方法は、第1に、外箱内に外槽を揺動
自在に吊支し、該外槽内に、底部に回転翼を備えた洗濯
兼脱水槽を回転自在に配設し、外箱の上部に洗濯兼脱水
槽への衣類投入口を持つトップカバーで覆い、衣類投入
口を開閉するように蓋を設け、脱水運転中は蓋を開放不
能にロックする蓋ロック装置を設けた洗濯機において、
蓋開放時に蓋ロック装置の作動を阻止する蓋ロック阻止
手段を設けたことにより、蓋が開いているときは蓋ロッ
ク阻止手段により蓋ロック装置は作動を阻止される。よ
って、蓋が確実に閉じてから蓋がロックされ、脱水運転
の安全が確保できる。
【0040】第2に、蓋ロック阻止手段は、蓋の開閉に
より変位し、蓋ロック装置に設けたロック阻止板とする
ことで、蓋ロック装置に蓋の開閉を検出する機能を付与
でき、従来のように蓋の開閉を検知する蓋スイッチを別
個に設ける必要がない。そして、ロック阻止板は蓋の開
閉により機械的に変位するから、蓋の開閉を確実に蓋ロ
ック装置に伝達でき、蓋が閉じれば、蓋ロック阻止が解
除されて確実に蓋ロックできる。
【0041】第3に、蓋ロック阻止手段は、蓋に設けた
第1の磁性体と、該第1の磁性体に反発する第2の磁性
体を有し、該第2の磁性体の反発により変位する、蓋ロ
ック装置に設けたロック阻止板とで構成することによ
り、蓋が開閉してこれに設けた第1の磁性体が変位する
と、第2の磁性体が第1の磁性体に反発して変位し、こ
れにより、第2の磁性体が取り付けられているロック阻
止板が変位し、ロック阻止が解除される。よって、蓋が
閉じると、これに連動して確実に蓋がロックされる。
【0042】第4に、蓋ロック阻止手段は、蓋に設けた
第1の磁性体と、該第1の磁性体に吸引する第2の磁性
体を有し、該第2の磁性体の吸引により変位する、蓋ロ
ック装置に設けたロック阻止板とで構成することによ
り、蓋が開閉してこれに設けた第1の磁性体が変位する
と、第2の磁性体が第1の磁性体に吸引して変位し、こ
れにより、第2の磁性体が取り付けられているロック阻
止板が変位し、ロック阻止が解除される。よって、蓋が
閉じると、これに連動して確実に蓋がロックされる。
【0043】第5に蓋ロック阻止手段は、蓋あるいはロ
ック阻止板に設けた磁性体と、該磁性体に対向してロッ
ク阻止板あるいは蓋に設けられ、該磁性体に吸引される
金属体を有し、該磁性体と金属体の吸引により変位する
ロック阻止板により蓋ロック装置の作動を阻止するロッ
ク阻止板とで構成することにより、蓋が開閉して蓋に設
けた磁性体あるいはロック阻止板が変位すると、ロック
阻止板に設けた金属体あるいは磁性体が吸引して変位
し、これにより、ロック阻止板が変位し、ロック阻止が
解除される。よって、蓋が閉じると、これに連動して確
実に蓋がロックされる。
【0044】第6に、蓋閉鎖後、蓋ロック装置の作動に
より発する信号を、蓋閉信号およびロック完了信号とし
て、この信号の出力により脱水運転を開始することによ
り、ロックが完了しているときは蓋が必ず閉じており、
この状態で脱水運転が開始するから安全性を向上できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機の第1実施形態を示す平面図で
ある。
【図2】本発明の洗濯機の第1実施形態を示す要部であ
る蓋ロック装置の縦断正面図である。
【図3】本発明の洗濯機の第1実施形態を示す要部であ
る蓋ロック装置の側面図である。
【図4】本発明の洗濯機の第1実施形態を示す要部であ
る蓋ロック装置の底面図である。
【図5】本発明の洗濯機の第2実施形態を示す要部であ
る蓋ロック装置の縦断正面図である。
【図6】洗濯機の全体斜視図である。
【図7】従来の洗濯機の平面図である。
【符号の説明】
1…外箱 2…回転翼 3…洗濯
兼脱水槽 4…トップカバー 4a…水平断部 4b…挿
通孔 5…蓋 5a…蓋後 5b…蓋
前 6…給水弁 7…操作パネル 8…ロッ
ク孔 9…第1の磁性体 10…蓋ロック装置 11…電
磁コイル 12…ヨーク 13…ヨーク 14…プ
ランジャー 15…ロック棒 16…バネ 17…フ
ォトインタラプター 18…ロック阻止板 19…第2の磁性体 20…バ
ネ 21…取付台 21a…孔 22…孔 23…取付ネジ 24…蓋スイッチ 25…取
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 猛 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 石井 克典 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 Fターム(参考) 3B155 BA01 BB02 DA09 MA01 MA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に外槽を揺動自在に吊支し、該外
    槽内に、底部に回転翼を備えた洗濯兼脱水槽を回転自在
    に配設し、外箱の上部に洗濯兼脱水槽への衣類投入口を
    持つトップカバーで覆い、衣類投入口を開閉するように
    蓋を設け、脱水運転中は蓋を開放不能にロックする蓋ロ
    ック装置を設けた洗濯機において、蓋開放時に蓋ロック
    装置の作動を阻止する蓋ロック阻止手段を設けたことを
    特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 蓋ロック阻止手段は、蓋の開閉により変
    位する蓋ロック装置に設けたロック阻止板であることを
    特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 蓋ロック阻止手段は、蓋に設けた第1の
    磁性体と、該第1の磁性体に反発する第2の磁性体を有
    し、該第2の磁性体の反発により変位する、蓋ロック装
    置に設けたロック阻止板とで構成することを特徴とする
    請求項1記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 蓋ロック阻止手段は、蓋に設けた第1の
    磁性体と、該第1の磁性体に吸引する第2の磁性体を有
    し、該第2の磁性体の吸引により変位する、蓋ロック装
    置に設けたロック阻止板とで構成することを特徴とする
    請求項1記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 蓋ロック阻止手段は、蓋あるいはロック
    阻止板に設けた磁性体と、該磁性体に対向してロック阻
    止板あるいは蓋に設けられ、該磁性体に吸引される金属
    体を有し、該磁性体と金属体の吸引により変位するロッ
    ク阻止板により蓋ロック装置の作動を阻止することを特
    徴とする請求項1記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 蓋閉鎖後、蓋ロック装置の作動により発
    する信号を、蓋閉鎖信号およびロック完了信号として、
    この信号の出力により脱水運転を開始することを特徴と
    する洗濯機の脱水運転制御方法。
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Cited By (7)

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