JP2002119358A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2002119358A
JP2002119358A JP2000315942A JP2000315942A JP2002119358A JP 2002119358 A JP2002119358 A JP 2002119358A JP 2000315942 A JP2000315942 A JP 2000315942A JP 2000315942 A JP2000315942 A JP 2000315942A JP 2002119358 A JP2002119358 A JP 2002119358A
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伸行 上田
Toshiyuki Horiki
敏幸 堀木
Kazuyuki Ito
和幸 伊藤
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Takano Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多機能型の椅子において、その機能を発揮させ
るための操作性を向上する。 【解決手段】背座4、5の高さ調節やロッキングの調節
などを行うための複数の操作部を有する椅子1におい
て、それら操作部の一部又は全部である2以上の操作部
14〜17をそれぞれ所定の回転軸を中心にして回転操
作するようにしたものとするとともに、前記各操作部の
回転軸14〜17を同一軸線上に並べて配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背座の高さ調節や
ロッキングの調節などを行うための複数の操作部を有す
る椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、座り心地や使い勝手を向上させる
目的で、椅子の多機能化が進んでいる。例えば背座の高
さ調節機能やロッキング/固定切替機能、あるいは座の
前後スライド機能等がその代表的なものである。そし
て、これら各機能毎に操作部が設けられており、従来
は、これら各操作部を分散して椅子の各所に適宣配置し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに操作部を分散して配置すると、人によっては操作部
の位置がわからなくなって使い勝手に不満を覚える場合
がある。また、今後さらに椅子の多機能化が進んだ場合
に、従来のように各操作部を分散して配置したのでは、
操作部の数の多さから、操作性に難点が生ずる可能性が
高くなる。
【0004】本発明は上記問題を解決するために、背座
の高さ調節やロッキングの調節などを行うための複数の
操作部を有する椅子において、それら操作部の一部又は
全部を集合配置し、特に多機能型の椅子における操作性
の向上を図ったものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
椅子は、背座の高さ調節やロッキングの調節を機械的に
行うための複数の操作部を有する椅子において、それら
操作部の一部又は全部である2以上の操作部を、それぞ
れ所定の回転軸を中心にして回転操作するものとすると
ともに、各操作部の回転軸を同一軸線上に配置したこと
を特徴とする。
【0006】このようなものであれば、例えば一本の回
転軸に複数の操作部を取り付ける等して、簡単な構成で
操作部を集合配置することができるうえ、各操作部の操
作態様が同一となることから、特に多機能型の椅子にお
ける操作性の向上を図ることができる。さらに、例えば
片手で複数の操作部を同時に操作できるなど、従来にな
かった使い方を提供することもできるようになる。
【0007】また、操作性をより向上させるためには、
前記2以上の操作部を、それらの回転軸が前後に延びる
ようにして座の側縁部下方に配置したものが好ましい。
座った状態で着座者が手を下方に伸ばせば、これら操作
部に自然に触れることができるからである。
【0008】さらに、このように2以上の操作部を集合
配置すると、どの操作部がどの機能に対応しどのように
操作すればよいのかがわからなくなることが生じるおそ
れもあるが、この点を簡単な構造で回避するには、前記
2以上の操作部の表面であって所定の操作方向に操作す
る際に触れ得る部位に、凹凸を設けることが望ましい。
さらに一歩進んで、凹凸形状を操作部毎に異ならせるよ
うにしておけば、使い勝手の点でより好適なものとな
る。
【0009】また、部品の共通化を促進して製造の容易
化や低価格化に寄与させるには、前記2以上の操作部
を、互いに同一形状又は略同一形状をなすものとしたも
のが好適である。
【0010】具体的な実施態様としては、前記2以上の
操作部を、それぞれ板状をなし水平姿勢を保ち得るもの
としたものが挙げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施形態について図面を参
照して説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態を示す椅子1
の全体側面図である。この椅子1は、ベース脚2と、こ
のベース脚2に取り付けられた支基3と、この支基3に
支持された座4及び背5とを基本的に備えたもので、機
能的には、図1〜図4等に示すように、背座4、5を連
動してロッキングさせるための背座ロッキング機能と、
座4の前傾角度を調節するための前傾角度調節機能と、
背5のみを傾動させるための背傾動機能と、背座境界部
分を移動又は変形させるための背座境界部分調節機能
と、背座4、5の高さを調節するための背座昇降機能と
を少なくとも有する。
【0014】各部を詳述すると、支基3は、長尺状のも
ので、ベース脚2を構成する支柱2aの上端部にその下
端部を嵌合わされて、斜め前方に延びるように配置され
ている。
【0015】座4は、枠状をなす座受4a上に着座面4
bを装着してなるものである。
【0016】背5は、枠状をなす背支桿5aの表側に張
り部材5bを装着してなるものであり、外観上、座4の
後縁から連続して立ち上がる形状をなす。そして、この
張り部材5bのテンションを利用して、背もたれ面にク
ッション性をもたせている。
【0017】次に、前記各機能を実現するための構成に
ついて説明する。
【0018】背座ロッキング機能は、図1、図2に示す
ように、背座4、5を、通常使用位置(図1)又は後述
する最前傾位置(図4)と、最後傾位置(図2)との間
で、連動させて傾動移動させる機能であって、前記支基
3と、背座4、5との間に介在させた四辺リンク機構K
1を利用してなり、背5を後方へ傾動動作させると、そ
れに連れて座4が後傾しつつ後方へ移動するようにした
ものである。
【0019】この四辺リンク機構K1は、図1等に示す
ように、4つのリンクメンバ6a〜6dの端部同士を支軸
t1〜t4を介してそれぞれ回転可能に結合し、各結合
点により側面視不等辺四角形が形成されるようにしたも
ので、支基3に下リンクメンバ6a、座受4aに上リンク
メンバ6b、背支桿5(後述する下部フレーム5c)に後
リンクメンバ6cとしての機能をそれぞれ兼ねさせ、支
基3と座受4aとの前端部間に専用の前リンクメンバ6d
を配置している。
【0020】そして、図1、図2に示すように本実施形
態では、この背座ロッキング機能を作動可能状態と作動
不能状態とを切り替えるためのロッキング切替機構K2
を設けている。このロッキング切替機構K2は、伸縮自
在なフリー状態と、長さが固定されるロック状態とを切
り替え得る伸縮部材たる第1ガススプリングGS1の一
端部を支基3における前リンクメンバ6dとの結合軸t
3から変位した部位に回動自在に結合するとともに、そ
の他端部を前リンクメンバ6dにおける支基3との結合
軸t3から偏位した部位t6に回動自在に結合したもの
である。このガススプリングGS1をフリーにした状態
では、その伸張力によって前リンクメンバ6dに前傾移
動する力が作用し、背座4、5が前傾方向に付勢される
ようにしてある。
【0021】なお、このガススプリングGS1のフリー
状態/ロック状態の切替は、その第1ガススプリングG
S1の端部に設けた切替ボタンB1を操作することによ
り行われるが、この切替ボタンB1は、後述する第1操
作部14にリンクワイヤW1を介して連結してあり、こ
の第1操作部14の操作によって、ガススプリングGS
1の状態を切り替え、背座4、5をロッキング動作させ
得る状態と、背座4、5を所望の角度で固定する状態と
に切り替えられるようにしてある。
【0022】前傾角度調整機能は、前記四辺リンク機構
K1による背座4、5の前方への移動端を、着座面4b
が略水平となる通常使用位置(図1)と、着座面がやや
前傾する最前傾位置(図4)とのいずれかに切り替える
という機能であり、前傾角度調整機構ST1を利用して
実現される。
【0023】本実施形態では、図14、図15に詳細を
示すように、この前傾角度調整機構ST1は、前リンク
メンバ6dの上端部に設けた突出部6d1と、これに対
応して設けられた規制部材41とを備えている。
【0024】この規制部材41は、図14に示すように
座受4aのリブ43aに跨って設けられた連結軸42に
取り付けられたものであり、一定の厚みを有する円盤形
状を有するとともに、その外周から突出した挟込部41
aを設けて構成したものである。また、この連結軸42
の一端側については、座受4aのリブ43aの外側に誘
導カム44を取り付けており、これに対向して設けられ
た傾斜カム45の作用によって、規制部材41の回転方
向をx方向/y方向に切り替えできるようにしている。
この誘導カム44は、円盤状に構成されたものであり、
その表面から起立する山部44mを設けて、対向する傾
斜カム45の谷部45vに位置させるようにしている。
【0025】一方、傾斜カム45は、誘導カム44と対
向する面側に谷部45vおよび山部45mを有する傾斜
面を設けたものであり、またこれと反対側についても誘
導カム44の山部44mが傾斜カム45の谷部45vに
誘導させるようにスプリング46で軸方向に押圧するよ
うにしている。なおこのスプリング46は、傾斜カム4
5と座受4aの側壁43bとの間に設けられており、レ
バー47を設けた軸Jに巻き付けることによって傾斜カ
ム45を誘導カム44側に押圧するように取り付けるよ
うにしている。
【0026】次に、このように構成した椅子1につい
て、座4を通常使用位置(図1)から最前傾位置(図
4)にする場合について説明する。
【0027】まず、通常使用位置(図1)の状態では、
前リンクメンバ6dと規制部材41および誘導カム44
と傾斜カム45は、図15(a)に示すような位置関
係、すなわち、規制部材41の挟込部41aが前リンク
メンバ6dの突出部6d1と座受の頂板との間に挟み込
まれた位置関係になっている。この状態で回転軸Jを図
示しない回転規制位置に至るまでY方向に90度以上回
転させて停止させる。すると図15(b)に示すよう
に、傾斜カム45の山部45mが誘導カム44の山部4
4mを超えた位置まで軸J上を誘導カム44から離れる
方向にスライドしながら回転させられる。傾斜カム45
はスプリング46によって誘導カム44の方向に押圧さ
れているので、この状態では、誘導カム44の山部44
mが傾斜カム45の山部45mを滑り降りてX方向に回
転しようとするが、規制部材41の挟込部41aが前リ
ンクメンバ6dの突出部6d1と座受4aの天板43c
との間に挟まれているので、規制部材41や誘導カム4
4は回転できない状態となっている。
【0028】この状態で、着座者が座4および背5を後
傾させると、座受4a・前リンクメンバ6d・下部フレ
ーム5c・支基3とによって構成された四辺リンク機構
K1が変形し、前リンクメンバ6dが軸t3を中心とし
てx方向に回転するようになる。これに伴って、図15
(c)に示すように、前リンクメンバ6dの突出部6d
1が下向きになり、突出部6d1と天板43cとの空間
が開放されることに基づいて、誘導カム44も先の傾斜
カム45の操作方向とは逆方向であるx方向に回転し、
誘導カム44の山部44mが傾斜カム45の谷部45v
に位置するようになる。また、これに伴って、傾斜カム
45もx方向に戻るように回転し、通常使用位置の状態
(図15(a))の状態から略90度回転させた状態で
停止する。
【0029】そして、この状態で座4や背5を元に戻す
と、四辺リンク機構K1が変形し、前リンクメンバ6d
が前方に傾斜した状態となって座4を取り付けた座受4
aが前方に沈んだ状態となる。また、これに伴って背5
も軸t2を中心として前傾した状態となる(図15
(d))。
【0030】また、前傾ポジション状態(図15
(d))から通常使用位置(前リンクメンバ6dが起立
する位置)の状態に戻す場合は、回転軸Jを図示しない
回転規制位置に至るまでx方向に略90度以上回転させ
て停止させる。これに伴って、傾斜カム45の山部45
mが誘導カム44の山部44mを超え、スプリング46
の押圧力によって誘導カム44の山部44mが傾斜カム
の山部45mを滑り降りるようにy方向に回転する。そ
して、この回転に基づいて規制部材41の山部41aが
前リンクメンバ6dの突出部6d1に接触した所で回転
が停止され、通常使用位置(前リンクメンバ6dが起立
する位置)のセット状態に保たれる。
【0031】そして、この状態で再び座4や背5を後傾
させると、四辺リンク機構K1が変形し、前リンクメン
バ6dが軸t3を中心としてx方向に回転する。そし
て、これに伴って図15(f)に示すように、前リンク
メンバ6dの突出部6d1が下向きになり、規制部材4
1の挟込部62と座受4aの天板43cとの間に設けら
れた空間が開放されて、規制部材41の挟込部41aが
この空間内に挟み込まれるように回転する。
【0032】そして、この状態で座4や背5を元に戻す
と、前リンクメンバ6dが元に戻る方向に変位し、規制
部材41の挟込部41aを挟んだ位置で前リンクメンバ
6dの回転が規制される。これによって、座4を取り付
けた座受4aの傾斜角度が略水平状態に設定され、通常
使用位置(前リンクメンバ6dが起立する位置)の状態
に保たれるようになる。
【0033】背傾動機能は、背5上部のみを傾動させ得
る機能であり、背傾動機構K3により実現される。図
1、図3に示すようにこの背傾動機構K3は、背支桿5
aを、座受4aの下方に位置する下部フレーム5cと、
この下部フレーム5cに水平左右に延びる支軸t5を介
して回動可能に結合された、主として背もたれ面に対応
する部分である上部フレーム5dとからなるものとし、
この上部フレーム5dを下部フレーム5cに対し、立位姿
勢(図1に示す)と最傾斜姿勢(図3に示す)との間で
傾動可能に構成したものである。上部フレーム5dは、
常に立位姿勢となる方向に向かって弾性部材たるスプリ
ングS1から力を受けており、このスプリングS1は、
その伸縮方向を下部フレーム5cの長手方向に一致させ
て、下部フレーム5c内に配置してある。なお、支軸t
5の設定部位は、前記四辺リンク機構K1を構成する支
軸t1とt2の間であり、この背傾動機能により背5を
後傾させた場合の背5の傾動中心と、前記背座ロッキン
グ機能により背5を後傾させた場合の背5の傾動中心と
が異なるようにしてある。なお図2、図4においては前
記スプリングS1は省略している。
【0034】さらに本実施形態では、背傾動機能の作動
可能状態と、作動不能状態とを切り替えるための背傾動
切替機構K4を設けている。この背傾動切替機構K4
は、図11〜図13に詳細を示すように上部フレーム5
dの下部フレーム5cに対する回動が禁止される状態と許
容される状態とを切り替えるようにしたものである。具
体的には、上部フレーム5d及び下部フレーム5cにおけ
る前記支軸t5から偏位した部位であって、立位姿勢に
おいて側面視重合する部位にそれぞれ凹部5d1,5c
1を設けておき、これら各凹部5d1,5c1に跨って
左右にピン7が挿入されることにより作動不能状態とな
り、ピン7が抜脱されることにより作動可能状態となる
ようにしたものである。
【0035】ピン7は、内側から下部フレーム5c側の
凹部である貫通孔5c1を貫通して上部フレーム5d側の
凹部である貫通孔5d1に挿入されるが、このピン7の
反挿入端側には鍔部7aが設けてあり、この鍔部7aと
上部フレーム5dの内側面との間にコイルスプリングS
2を介在させることによって、図13に示すように外力
が加わらない状態では、ピン7は少なくとも上部フレー
ム5dの貫通孔5d1から抜け出た状態となるように設
定してある。
【0036】一方、これら上部フレーム5d及び下部フ
レーム5cより内方に位置づけてある座受4aには、そ
の外側面4a2に開口し、前記ピン7を挿入させ得るピ
ン挿脱穴4a1が設けてあり、このピン挿脱穴4a1に
は、その内部を進退する押圧部材8が装着してあって、
この押圧部材8によって、前記ピン7が外方に押され、
上部フレーム5dの凹部5d1に嵌合するようにしてい
る。この押圧部材8は、ピン7に対する押圧面8aを、
外側面4a2に面一にする押圧位置(図11に示す)
と、前記押圧面8aを外側面4a2から内方へ引き込ま
せた非押圧位置(図12に示す)との間で進退可能に設
定してあり、この進退動作は、前記第1操作部14の操
作が動作変換機構D1(図6,図13に示す)を介して
伝達されることにより営まれる。動作変換機構D1は、
押圧部材8に一端部を回動可能に結合したリンクフレー
ム9と、座受4aに回動可能に支持され、前記リンクフ
レーム9の他端部に回動端部を回動可能に結合された回
動アーム10と、この回動アーム10の回動端部に一端
部を結合され、前記第1操作部14の操作を伝達して回
動アーム10を回動動作させるリンクワイヤW1aとか
らなる。
【0037】そして、この上部フレーム5dが下部フレ
ーム5cに対し立位姿勢(図1に示す)である際に、第
1操作部14を操作して押圧部材8を押圧位置に駆動す
ると、ピン7が各貫通孔5d1,5c1に跨って挿入さ
れて、背5を傾動させることができない回動禁止状態と
なる。また、その逆の操作を行うと、ピン7がコイルス
プリングS2により上部フレーム5dの凹部5d1から
抜け出て、背5を傾動させることができる回動許容状態
となる。
【0038】なお、ピン7が上部フレーム5dの貫通孔
5d1から抜け出た状態となるには、ピン7の反挿入端
面が、座受4aの外側面より内側に位置するように、ピ
ン7の長さを設定している。すなわち、ピン7が上部フ
レーム5dの貫通孔5d1から抜け出るためには、前記
ピン挿脱穴4a1に挿入される必要があるが、このピン
挿脱穴4a1は、図1、図2に示すように、背座4、5
が背座ロッキング機能における通常使用位置にある場合
にのみ、前記下部フレーム5c側の貫通孔5c1に、側
面視重合し、背座4、5が通常使用位置以外にある状態
では、前記凹部5d1,5c1とは側面視重合しない。
したがって、背座4、5が通常使用位置以外にある状態
で、背傾動機能を発揮させるべく、ピン7を上部フレー
ム5dの凹部5d1から抜こうとしても、ピン7の反挿
入端面が座受4aの外側面4a2に当たって抜けず、こ
の状態では背傾動機能は発揮されない。
【0039】また、第1操作部14は、第1ガススプリ
ングGS1のフリー/ロック状態の切替と、押圧部材8
の押圧位置/非押圧位置の切替との二つの機能操作を担
うが、本実施形態では第1操作部14を一定方向に操作
した場合に、第1ガススプリングGS1をフリー状態に
するとともに押圧部材を押圧位置に位置させ、第1操作
部14を反対方向に操作した場合に、第1ガススプリン
グGS1をロック状態にするとともに押圧部材8を非押
圧位置に位置させるようにしている。
【0040】次に背座境界部分移動機能は、図1に示す
ように着座面の後部傾斜角度及び背もたれ面下部の前後
突出寸法を変更させ得る機能であり、座受4aの後方に
傾動可能に配置した傾動体12及びこの傾動体12の後
端部に一体に設けたランバーサポートアーム13を利用
する。
【0041】傾動体12は、着座面4bを構成するクッ
ション等の後端部下方に配置された、前後に延びる左右
一対のフレーム状のもので、その前端部を支軸t1を介
して背支桿5(下部フレーム5c)に回動自在に結合し
てある。そして、着座面後部4b1を、着座面前部4b
2と略面一とする下位置L(図1の実線で示す)と、前
記着座面後部4b1をその後端部が前端部より高くなる
ようにする上位置U(図1の2点鎖線で示す)との間
で、傾動可能に支持する。
【0042】ランバーサポートアーム13は、側面視、
傾動体12の後端から略直角に屈曲して一体に延びてな
るフレーム状のもので、背もたれ面下部を形成する張り
部材5bを左右から支持する。そして、傾動体12が下
位置Lから上位置Uに移動するにつれて前方に突出し、
背もたれ面下部を、その部分の張り部材5bの張力を増
加させつつ前方に突出させる。このランバーサポートア
ーム13の先端部分には、後方に向けて円弧状に屈曲し
た屈曲部13aを設けており、腰骨の当たり感覚を良く
している。
【0043】そして、本実施形態では、この背座境界部
分移動機能の作動/非作動を切り替えるための切替機構
K5を設けている。この切替機構K5は、第2ガススプ
リングGS2の端部に設けた切替ボタンB5を操作する
ことにより、伸縮自在なフリー状態と、長さが固定され
るロック状態とに切り替えられる伸縮部材たる第2ガス
スプリングGS2を利用して構成したものである。そし
てその第2ガススプリングGS2の一端を背支桿5a
(より具体的には下部フレーム5c)と座受4aとの結
合軸t1に回動自在に結合するとともに、その他端を傾
動体12における背支桿5aとの結合軸t5から偏位し
た部位に回動自在に結合したものである。本実施形態で
は、この第2ガススプリングGS2をフリーにした状態
では、その伸張力によって傾動体12に前傾移動する力
が作用するようにしてある。また、切替ボタンB5は、
後述する第2操作部15にリンクワイヤW2を介して連
結してあり、この第2操作部15の操作によって、第2
ガススプリングGS2の状態を切り替え、背座境界部分
を移動又は変形させ得る状態と、背座境界部分を所望の
形態で固定する状態とに切り替えられるようにしてあ
る。
【0044】座昇降機能は、背座4、5を昇降させる機
能であり、ベース脚2を構成する支柱2aを第3ガスス
プリングGS3(図7に示す)を用いて構成し、この第
3ガススプリングGS3の伸縮により支柱2aの長さを
変更し、背座4、5を昇降させる。第3ガススプリング
GS3の切替操作は後述する第4操作部17により行
う。
【0045】しかして、本実施例では、図7に示すよう
に前記第1操作部14〜第4操作部17を、この順で後
から前に向かって前後一列に並べて座の右側縁部下方に
集合配置している。
【0046】各操作部14〜17は、図5〜10に示す
ように、それぞれ矩形薄板状をなし、基端部を除いて互
いに同一形状のものである。そして、座受4aに固定し
た操作部支持フレーム18によって、その基端部を前後
に延びる水平軸周りに回動可能に支持されており、水平
姿勢では先端部たる操作端部が外側方に突出するように
設定している。また、同水平姿勢では、操作端部が、同
一高さとなるようにもしてある。そして、各操作部14
〜17の回転軸19は同一線上に並ぶように設定してい
る。
【0047】第1操作部14は、前述したように、ロッ
キング機能の作動、非作動を切り替えるとともに、所望
のロッキング角度で背座4、5を固定するためのもので
ある一方、背傾動機能の作動、非作動を切り替えるため
のものでもある。そして、図8に示すように操作端部を
外側に突き出した水平姿勢(図8の実線)と、この水平
姿勢から操作端部を下方に回動させた鉛直姿勢(図8の
破線)との2つの姿勢で安定するトグル動作を行うよう
にしてある。具体的には、第1操作部14に対するリン
クワイヤW1の結合点14aを、第1操作部14の回転
軸19から偏位した部位であって、第1操作部14が水
平姿勢と鉛直姿勢との間で回動することに伴って、操作
部支持フレーム18に設けたチューブ固定点18a1と
第1操作部14の回転軸19とを結んだ仮想線を跨ぐ部
位に設定している。そしてリンクワイヤW1には、図示
しない弾性部材等により、常に第1操作部14を内方へ
引っ張る向きに力が作用するように構成しておくことに
より、前記トグル動作を営むようにしている。なお、水
平姿勢では、ロッキング機能は非作動状態となり、鉛直
姿勢ではロッキング機能は作動状態となるようにしてい
る。なお、リンクワイヤW1は途中分岐してW1a、W
1bとなり、それぞれ回動アーム10、第1ガススプリ
ングGS1に連結される。また先端部上面には指で認識
できるように部分的に凹凸Qが設けてある。
【0048】第2操作部15は、前述したように、背座
境界部分移動機能の作動、非作動を切り替えるととも
に、所望の形態で背座境界部分を固定するためのもの
で、第2ガススプリングGS2の操作ボタンにリンクワ
イヤW2を介して接続してある。このものは外力の加わ
らない自然状態では、水平姿勢となるように図示しない
バネ等の弾性部材により付勢してあり、モーメンタリス
イッチ的な動作を行う。しかして、この水平姿勢で、第
2ガススプリングGS2を固定状態にする。そして、図
9に示すように操作者が前記付勢力に逆らって第2操作
部15端部を上方に回動操作すると、第2ガススプリン
グGS2がフリー状態になって傾動体12及びランバー
サポートアーム13を傾動動作させ得るように構成して
ある。そして、先端部下面には、指で認識できるように
部分的に凹凸Qが設けてある。
【0049】図10に示す第3操作部16は、前述した
ように、前記四辺リンク機構K1による背座4、5の前
方への移動端を、着座面4bが略水平となる通常使用位
置と、着座面4bがやや前傾する最前傾位置とのいずれ
かに切り替えるためのものである。具体的には水平姿勢
にすると、着座面4bを通常使用位置にすることが可能
となり、鉛直姿勢にすると、最前傾位置にすることが可
能となるように設定している。
【0050】第4操作部17は、前述したように、背座
4、5の高さを調節するためのものであって、第3ガス
スプリングGS3の操作ボタンにリンクワイヤW4を介
して接続してある。このものは外力の加わらない自然状
態では、水平姿勢となるように図示しないバネ等の弾性
部材により付勢してあり、モーメンタリスイッチ的な動
作を行う。しかして、この水平姿勢で、第3ガススプリ
ングGS3を固定状態にする。そして、操作者が前記付
勢力に逆らって第4操作部17端部を上方に回動操作す
ると、第3ガススプリングGS3がフリー状態になって
背座4、5を昇降させ得るように構成してある。さら
に、第4操作部17端部下面には、指で認識できるよう
に部分的に凹凸が設けてある。
【0051】なお本発明は、上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、操作部は上記四つのものに限られな
い。例えば着座面が前後にスライドするような機能が付
加された場合には、この機能の操作部を既存の操作部と
同一の高さに設ければ操作性の向上を図れる。その際、
新たな操作部の取付位置によっては、スライド等の動作
により、操作部間の相対距離は変動することはもちろん
である。
【0052】さらに、各操作部の形状は同一である必要
はなく、幅を変えたりしてもよいし、配置間隔も等間隔
に限らないのはいうまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
例えば一本の回転軸に複数の操作部を取り付ける等し
て、簡単な構成で操作部を集合配置することができるう
え、各操作部の操作態様が同一となることから、特に多
機能型の椅子における操作性の向上を図ることができ
る。さらに、例えば片手で複数の操作部を同時に操作で
きるなど、従来になかった使い方を提供することもでき
るようになる。
【0054】また、前記2以上の操作部を、それらの回
転軸が前後に延びるようにして座の側縁部下方に配置し
たものであれば、座った状態で着座者が手を下方に伸ば
せば、これら操作部に自然に触れることができるように
なり、操作性をより向上させることができる。
【0055】特に前記2以上の操作部を、それぞれ板状
をなし水平姿勢を保ち得るものとしておけば、使い勝手
や操作性により優れたものとなる。
【0056】さらに、このように2以上の操作部を集合
配置すると、どの操作部がどの機能に対応しどのように
操作すればよいのかがわからなくなることが生じるおそ
れもある。しかしながら、前記2以上の操作部の表面で
あって所定の操作方向に操作する際に触れる部位に、凹
凸を設けておけば、このようなおそれを簡単な構造で回
避することができる。
【0057】また、前記2以上の操作部を、互いに同一
形状又は略同一形状をなすものとしたものであれば、部
品の共通化を促進して製造の容易化や低価格化に寄与し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における椅子の通常使用位
置及びその位置において背もたれ面下部を前方に突出さ
せた状態を示す概略全体側面図。
【図2】同実施形態における椅子の最後傾位置を示す概
略全体側面図。
【図3】同実施形態における椅子の背のみが後傾した状
態を示す概略全体側面図。
【図4】同実施形態における椅子の最前傾位置を示す概
略全体側面図。
【図5】同実施形態における操作部を示す後方からみた
部分斜視図。
【図6】同実施形態における操作部を下方からみた部分
平面図。
【図7】同実施形態における操作部を下方から見た部分
斜視図。
【図8】同実施形態における操作部を前方からみた部分
平面図。
【図9】同実施形態における操作部を前方からみた部分
平面図。
【図10】同実施形態における操作部を下方からみた部
分平面図。
【図11】同実施形態における背傾動機構の断面図。
【図12】同実施形態における背傾動機構の断面図。
【図13】同実施形態における背傾動機構の分解斜視
図。
【図14】同実施形態における前傾角度調整機構の概略
斜視図。
【図15】同実施形態における前傾角度調整機構の動作
態様を示す図。
【符号の説明】
1・・・椅子 4・・・座 5・・・背 14・・・第1操作部 15・・・第2操作部 16・・・第3操作部 17・・・第4操作部 19・・・回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 伸行 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 堀木 敏幸 長野県伊那市西春近下河原5331 タカノ株 式会社家具開発部内 (72)発明者 伊藤 和幸 長野県伊那市西春近下河原5331 タカノ株 式会社家具開発部内 Fターム(参考) 3B084 GA01 JA07 JC00 3B091 AA03 AB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背座の高さ調節やロッキングの調節を機械
    的に行うための複数の操作部を有する椅子において、そ
    れら操作部の一部又は全部である2以上の操作部を、そ
    れぞれ所定の回転軸を中心にして回転操作するようにし
    たものとするとともに、前記各操作部の回転軸を同一軸
    線上に並べて配置したことを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】前記2以上の操作部を、それらの回転軸が
    前後に延びるようにして座の側縁部下方に配置したこと
    を特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 【請求項3】前記2以上の操作部の表面であって所定の
    操作方向に操作する際に触れ得る部位に、凹凸を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の椅子。
  4. 【請求項4】前記2以上の操作部を、互いに同一形状又
    は略同一形状をなすものとした請求項1、2又は3記載
    の椅子。
  5. 【請求項5】前記2以上の操作部を、それぞれ板状をな
    し水平姿勢を保ち得るものとした請求項1、2、3又は
    4記載の椅子。
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