JP2002118582A - メール配信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを利用したダイレクトメール
を的確な対象者を選択して送り、受信者でダイレクトメ
ールを開いて内容の確認を促すようにする。 【解決手段】 メールを配信する配信者端末からメール
と、メールの受信を希望する受信者の受信者情報とをメ
ール配信サーバに送信し、メール配信サーバで配信対象
者を選択して受信者端末に送信する。また、受信端末か
らメールの内容を確認してメール配信サーバに返信する
とポイントがたまり特典があるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
などの商用回線を介してダイレクトメールを配信するた
めのシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ダイレクトメールやチラシは、各
店舗などから発送されることが多かった。また、最近で
は、インターネットなどの商用回線を利用したダイレク
トメールが送られることが多くなってきた。しかし、イ
ンターネットなどの商用回線から送られて来るダイレク
トメールの数は、年々増える傾向にあり、顧客は、到着
するメールがあまりに多いと見ることなくジャンクメー
ルとして消去し内容の確認がされないことが多い。発信
側からは、無作為にダイレクトメールを送ることが多
く、配信する数は多くコストが掛かる割には、効果が上
がらなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はイン
ターネットなどの商用回線を介して送るダイレクトメー
ルを的確な顧客に送り、かつ、内容をユーザに確認して
もらうためのシステムを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係るメール配信システムは、メール配信サ
ーバに受信者端末と配信者端末にインターネットなどの
商用回線を介して接続したシステムで、メールを的確な
相手に送り、メールの内容を確認してもらうためのシス
テムであって次のような手段を採用する。

【０００５】即ち、請求項１では、配信者端末と受信者
端末とが商用回線を介してメール配信サーバに接続され
るメール配信システムにおいて、前記メール配信サーバ
では、配信者が任意に設定したカテゴリーなどの配信条
件を含む配信情報を登録する配信情報登録部と、前記情
報をもとにメールを配信する受信者端末を抽出する配信
対象抽出部とを設けて、該当する受信者端末にメールを
配信するメール配信部を設け、前記受信者端末より、前
記メールの受信をメール配信サーバに通知し、前記メー
ル配信サーバでは、前記通知に基づきメールを集計する
集計部を備えることを特徴とする。

【０００６】上記構成によれば、メール配信サーバに配
信者端末と受信者端末をインターネットなどの商用回線
を介して接続し、配信者が配信したいカテゴリーなどの
条件に基づいて受信者を抽出し、該当する受信者端末に
メールを配信する。また、受信者端末からメールをメー
ル配信サーバに返信するとメールの点数やポイントなど
集計していく。メール配信サーバには、メールの配信に
限らずメールを送信と受信をする機能がある。

【０００７】また、請求項２では、配信者端末と受信者
端末とが商用回線を介してメール配信サーバに接続され
るメール配信システムにおいて、前記メール配信サーバ
では、配信者から任意に設定したカテゴリーなどの配信
条件を含む配信情報を登録する配信情報登録部と、受信
者から受信希望を含む受信者情報を登録する受信者情報
登録部と、前記情報をもとにメールを配信する受信者端
末を抽出しする配信対象抽出部とを設けて、該当する受
信者端末にメールを配信するメール配信部を設け、前記
受信者端末より、前記メールの受信をメール配信サーバ
に通知し、前記メール配信サーバでは、前記通知に基づ
きメールを集計する集計部を備える。

【０００８】上記構成によれば、メール配信サーバに配
信者端末と受信者端末をインターネットなどの商用回線
を介して接続し、配信者が配信したいカテゴリーなどの
条件に受信者が配信を希望する条件を加味して受信者を
抽出し、該当する受信者端末にメールを配信する。ま
た、受信者端末からメールをメール配信サーバに返信す
るとメールの点数やポイントなどを集計していく。

【０００９】また、請求項３では、前記配信者端末で
は、任意に設定したカテゴリーなどの配信条件を含む配
信情報をメール配信サーバに送信する配信情報送信部を
備える。

【００１０】上記構成によれば、カテゴリーなどの配信
条件と配信するメールを含む配信情報を配信者端末から
入力することができる。

【００１１】また、請求項４では、前記配信者端末で
は、任意に設定したカテゴリーなどの配信条件を含む配
信情報をメール配信サーバに送信する配信情報送信部を
備え、前記受信者端末では、受信希望を含む受信者情報
をメール配信サーバに送信する受信者情報送信部を備え
る。

【００１２】上記構成によれば、カテゴリーなどの配信
条件と配信するメールを含む配信情報を配信者端末から
入力し、受信者が配信を希望する条件と配信先などを含
む受信者情報を受信者端末から入力することができる。

【００１３】また、請求項５では、前記受信者端末は、
前記メールの受信をメール配信サーバに通知する受信通
知部を設ける。

【００１４】受信者端末からＷＷＷなどを経由してメー
ルの受信をメール配信サーバに通知する。

【００１５】また、請求項６では、前記集計部は、メー
ルに割り当てられ点数を集計する。

【００１６】上記構成によれば、メールに点数を割り当
てて集計する。

【００１７】また、請求項７では、前記集計部は、受信
者毎にメールを数量化し集計する。

【００１８】上記構成によれば、受信者毎にメールの点
数などを集計する。

【００１９】また、請求項８では、前記集計部では、メ
ールを数量化し集計したものを受信者端末に送信する。

【００２０】上記構成によれば、メールに割り当てられ
た点数を受信者毎に集計した点数を受信者端末に送信す
る。

【００２１】また、請求項９では、前記メール配信部
は、配信者から前記配信情報を受け取りデータベースに
格納する配信情報登録部と、受信者から前記受信者情報
を受け取りデータベースに格納する受信者情報登録部
と、前記配信情報と前記受信者情報よりメールを配信す
る受信者端末を抽出する配信対象抽出部と、前記抽出し
た受信者端末へのメールの配信を管理する配信管理部と
を備える。

【００２２】上記構成によれば、配信情報と受信者情報
はデータベースに格納され、配信情報データベースに格
納された配信情報と受信者情報より配信する受信者を抽
出し、受信者端末にメールを配信する。

【００２３】また、請求項１０では、前記配信情報登録
部は、配信者端末から前記配信者情報を受信してデータ
ベースに登録する。

【００２４】上記構成によれば、配信情報を配信者端末
から受信する。

【００２５】また、請求項１１では、前記配信情報登録
部は、メール配信サーバの端末から前記配信情報を入力
してデータベースに登録する。

【００２６】上記構成によれば、配信情報をファックス
や電話でオペレータに伝えオペレータはメール配信サー
バの端末より入力する。

【００２７】また、請求項１２では、前記受信者情報登
録部は、受信者端末から前記受信者情報を受信してデー
タベースに登録する。

【００２８】上記構成によれば、受信者情報を受信者端
末から受信する。

【００２９】また、請求項１３では、前記受信者情報登
録部は、メール配信サーバの端末から前記受信者情報を
入力してデータベースに登録する。

【００３０】上記構成によれば、受信者情報をファック
スや電話でオペレータに伝えオペレータはメール配信サ
ーバの端末より入力する。

【００３１】また、請求項１４では、配信情報には、配
信する受信者を抽出するためのカテゴリーなどの配信条
件と配信するメールが含まれる。

【００３２】上記構成によれば、配信情報には、配信す
る受信者を抽出するためのカテゴリーなどの配信条件と
配信するメールが含まれる。

【００３３】また、請求項１５では、前記配信情報に
は、メールの配信日が含まれる。

【００３４】上記構成によれば、配信情報には、メール
の配信日が含まれる。

【００３５】また、請求項１６では、受信者情報には、
配信を希望するカテゴリーなどを示す受信希望とメール
の配信先である受信者端末のアドレスが含まれる。

【００３６】上記構成によれば、受信者情報には、配信
を希望するカテゴリーなどを示す受信希望とメールの配
信先である受信者端末のアドレスが含まれる。

【００３７】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照しながら説明する。図１は、本発明のメール
配信システム１の構成を表す図である。メールの配信を
依頼する配信者端末２とメールの配信を受ける受信者端
末３とが多数インターネット等の商用回線４を介して、
メールの配信を管理するメール配信サーバ５に接続され
ている。

【００３８】この例では、配信者が登録した配信情報１
０１と受信を希望する受信者が登録する受信者情報１０
２とをメール配信サーバ５のデータベース１０に登録
し、メール配信サーバ５では、配信情報１０１に含まれ
る配信条件より対象となる受信者を受信者情報１０２よ
り抽出し、配信情報に含まれるメール１０１−１を該当
する受信者端末３に配信する。メール１０１−１は、電
子メールであり文字テキスト、グラフィック、音、或い
は、動画などがある。

【００３９】また、メール配信サーバ５では、対象とな
る受信者端末３にメール１０１−１を送信し、受信者端
末３では、メール１０１−１を受信しメール配信サーバ
５に返信すると、メール配信サーバ５では、メール１０
１−１に割り当てられた点数を受信者毎にポイント計１
０２−７として集計する。

【００４０】図２は、メール配信システム１の機能を表
すブロック図である。配信者端末２では、配信条件入力
部２１で配信する条件を入力し、さらに、配信情報送信
部２２で配信者情報１００及び配信情報１０１を作成し
メール配信サーバ５に送信する。

【００４１】受信者端末３では、受信希望入力部３１で
受信希望を入力し、さらに、受信者情報送信部３２で受
信者情報１０２を作成してメール配信サーバ５に送信す
る。また、配信者端末２でメール配信サーバ５に送信し
た配信情報１０１に含まれるメール１０１−１を受信
後、受信の通知は、メール１０１−１を返信する。或い
は、受信通知部３３では、ＷＷＷサーバ経由でメール１
０１−１の受信通知１０１−１' をメール配信サーバ５
に送信する。

【００４２】メール配信サーバ５は、メールの配信を管
理するメール送信部５１とメール１０１−１に割り当て
られている点数を集計する集計部５２よりなる。また、
メール配信サーバ５にはデータベース１０が接続されて
いる。

【００４３】メール配信部５１には、配信情報登録部５
１−１と、受信者情報登録部５１−２と、配信対象抽出
部５１−３と、配信管理部５１−４とを備える。さら
に、データベース１０には、配信者情報１００、配信情
報１０１、受信者情報１０２、受信希望リスト１０３、
配信対象リスト１０４が格納される。

【００４４】配信情報登録部５１−１では、図４に示す
ように、配信者端末２からブラウザを介して入力された
配信者情報１００と配信情報１０１を受け取りデータベ
ース１０に格納し、さらに、配信情報１０１を配信対象
リスト１０４に登録する。

【００４５】また、配信者情報１００と配信情報１０１
は、配信者端末２からインターネットなどの電子メール
機能を使って送られる場合や、配信者端末２から入力さ
れず配信者から電話やＦＡＸで申込をし、オペレータが
端末５３より入力する場合もある。

【００４６】受信者情報登録部５１−２では、図３に示
すように、受信者端末３からブラウザを介して入力され
た受信者情報１０２を受け取りデータベース１０に格納
し、さらに、配信を希望するカテゴリーにわけて受信者
情報１０２を受信希望リスト１０３に登録する。

【００４７】また、受信者情報１０２は、受信者端末３
からインターネットなどの電子メール機能を使って送ら
れる場合や、受信者端末３から入力されず受信者から電
話やＦＡＸで申込をし、オペレータが端末１３より入力
する場合もある。

【００４８】配信対象抽出部５１−３では、図４に示す
ように、データベース１０に格納されている配信情報１
０１と受信者情報１０２と受信希望リスト１０３より配
信対象となる受信者を抽出し、配信情報１０１と配信対
象となる受信者端末３が対応するように配信対象リスト
１０４を作成する。

【００４９】さらに、配信管理部５１−４では、図４に
示すように、配信対象リスト１０４より配信時刻になる
とメール１０１−１を対象となる受信者端末３のメール
アドレスに送信する。

【００５０】集計部５２では、受信者端末３より返信さ
れてきたメール１０１−１、或いは、ＷＷＷサーバより
メールの受信通知１０１−１' を受け取り、図５に示す
ように、配信対象リスト１０４より返信されたメールの
正当性を確認し、メールに割り当てられた点数（以下、
ポイントとする）を配信情報１０１より取り出し受信者
情報１０２のポイント計１０２−７に加算する。

【００５１】図６から図１０をもとにデータベース１０
に格納されているデータについて説明する。

【００５２】配信者情報１００には、図６に示すよう
に、配信者の法人名１００−１・住所１００−２・法人
ＩＤ１００−３・法人パスワード１００−４・課金情報
１００−５などが含まれる。法人ＩＤ１００−３と法人
パスワード１００−４は、配信者情報１００の更新、或
いは、配信情報１０１の入力を行うとき、認証するため
に必要である。また、課金情報１００−５はメールを配
信する受信者端末３の数とメールに割り当てられたポイ
ントによって課金される。

【００５３】配信情報１０１には、図７に示すように、
配信するメール１０１−１、メールに割り当てた点数で
あるポイント１０１−２、配信条件である選択条件１０
１−４、メールを配信する日付である配信年月日１０１
−５、選択条件１０１−４に基づいて配信された受信者
端末３の数である配信数１０１−６、メールの配信の完
了を表す配信完了コード１０１０−７などがある。選択
条件１０１−４には、受信者の個人情報に対応する地域
・性別・年齢などとカテゴリーがいくつか含まれる。

【００５４】受信者情報１０２には、図８に示すよう
に、ＩＤ１０２―１、パスワード１０２−２、受信者端
末３のメールアドレス１０２−３、受信者の個人情報１
０２−４、配信を希望するカテゴリーである受信希望１
０２−５、１日当たりの最大受信数１０２−６、受信通
知したメールのポイントを集計したポイント計１０２−
７などがある。ＩＤ１０２―１とパスワード１０２−２
は、登録した受信者情報１０２を変更するときに認証す
るために必要である。

【００５５】受信希望リスト１０３は、図９に示すよう
に、スクール・フード・ショッピング・映画・スポーツ
などのカテゴリー１０３−１の中で、受信者情報１０２
の受信希望１０２−５をもとに、各カテゴリー１０３−
１に受信者情報１０２のポインター１０３−２を登録す
る。配信対象抽出部５１−３で、このカテゴリー１０３
−１にリンクされる受信者情報１０２をたどって対象と
なる受信者を探す。

【００５６】ここでは、受信希望リスト１０３は、カテ
ゴリー１０３−１に対応して、受信者情報１０２のポイ
ンター１０３−２を登録するのを例に取って説明する
が、カテゴリー１０３−１と受信者情報１０２との関連
がつけばよい。

【００５７】配信対象リスト１０４は、図１０に示すよ
うに、配信情報１０１のポインター１０４−１を配信時
間順などで並べ、配信情報１０１の選択条件１０１−４
をもとに受信希望リスト１０３と受信者情報１０２よ
り、該当する受信者端末３のポインターをリンクしてメ
ールアドレスリスト１０４−２を作成する。また、この
メールアドレスリストには、メールアドレス１０２−３
と受信者が受信通知をした年月日１０４−２−１が登録
される。

【００５８】ここでは、配信対象リスト１０４は、配信
情報１０１のポインター１０４−１に対応して、受信者
端末３のポインターを登録するのを例に取って説明する
が、配信対象リスト１０４では、配信情報１０１とメー
ルを配信する受信者端末３と関連がつけばよい。

【００５９】次に、フローチャートを用いて受信者の中
より配信対象者を抽出して受信者端末３にメール１０１
−１を配信し、さらに、受信者毎にポイント１０１−２
を集計する仕組みについて説明する。

【００６０】まず、図１１のフローチャートをもちいて
受信者情報登録部５１−４の処理について説明する。

【００６１】受信者は、ブラウザからメール配信サーバ
５に接続し、メール受信申込みをする。まず、はじめて
の申込む場合は新規を選択し、内容を変更する場合は更
新を選択する（Ｓ１００）。新規の場合は、登録フォー
ムが表示され（Ｓ１０１）、受信者の個人情報１０２−
４として氏名・生年月日・性別・郵便番号・勤務地の郵
便番号・職種を入力し、さらに、メールアドレス１０２
−３と、１日当たりの最大受信数１０２−６とパスワー
ド１０２−２などを入力する（Ｓ１０２）。

【００６２】入力された個別情報１０２−４やメールア
ドレス１０２−３をもとにすでに登録されているかどう
かをチェックし（Ｓ１０３）、登録済みの場合は、始め
からやり直す（Ｓ１００）。登録されていない場合は、
入力されたデータより受信者情報１０２を作成し、さら
に、ＩＤ１０２−１を一意となるように振り当てデータ
ベース１０に格納する（Ｓ１０４）。

【００６３】次に、カテゴリーのフォームが表示され
（Ｓ１０５）、希望するカテゴリーを入力すると（Ｓ１
０６）、受信者情報１０２の受信希望１０２−５に設定
される。さらに、図９に示すように、入力されたカテゴ
リーに基づき受信希望リスト１０３の該当するカテゴリ
ーに受信者情報１０２のポインター１０３−２を登録す
る。

【００６４】更新の場合は、ＩＤ１０２−１とパスワー
ド１０２−２の入力をする入力フォームが表示される
（Ｓ１１０）。受信者端末３からＩＤ１０２−１とパス
ワード１０２−２を入力すると登録済みかをチェックし
（Ｓ１１１）、登録済みでない場合は新規入力となる
（Ｓ１０１）。

【００６５】登録済みの場合は、ＩＤ１０２−１とパス
ワード１０２−２より認証を確認し（Ｓ１１２）、認証
されない場合は始めに戻る（Ｓ１００）。

【００６６】認証が確認されると、登録されている受信
者情報１０２の更新フォームを表示し（Ｓ１１３）、内
容を更新する（Ｓ１１４）。更新した受信者情報１０２
をデータベース１０に格納し、さらに、受信希望１０２
−５が変更された場合は、変更内容に合わせて受信希望
リスト１０３も合わせて変更する（Ｓ１１５）。

【００６７】ここでは、受信者が受信者端末３より、Ｗ
ＷＷを介して入力する場合について説明したが、電話や
ＦＡＸを利用して、オペレータがメール配信サーバ５の
端末５３から入力することも可能である。

【００６８】また、受信者端末３よりインターネットな
どの電子メール機能を使って送信することも可能であ
る。

【００６９】さらに、受信者情報１０２の個人情報１０
２−４には、登録者の匿名性を高くするために氏名の入
力はしなくても良い。

【００７０】次に、配信者が配信するメール１０１−１
を登録して該当する受信者端末３に配信するまでを説明
する。

【００７１】図１２から図１５のフローチャートにもと
づいて、配信情報登録部５１−１、配信対象抽出部５１
−３、配信管理部５１−４について説明する。

【００７２】まず、配信情報登録部５１−１で、配信者
の情報である配信者情報１００を登録する場合について
図１２のフローチャートに基づいて説明する。

【００７３】配信者が、初めて登録する場合には、新規
を選択する（Ｓ２００）。新規を選択すると、登録フォ
ームが表示され（Ｓ２０１）、法人などの事業所の情報
である法人名１００−１・住所１００−２を入力し、さ
らに、法人パスワード１００−４を入力する（Ｓ２０
２）。

【００７４】ここで、法人名１００−１や住所１００−
２から登録済みかどうかをチェックし（Ｓ２０３）、登
録済みの場合は、始めからやり直す（Ｓ２００）。登録
されていない場合は、配信者に一意に法人ＩＤ１００−
３を割り当て、配信者情報１００を作成しデータベース
１０に格納する（Ｓ２０４）。

【００７５】更新の場合は、法人ＩＤ１００−３と法人
パスワード１００−４の入力フォームが表示される（Ｓ
２１０）。法人ＩＤ１００−３と法人パスワード１００
−４より登録済みかチェックし（Ｓ２１１）、登録済み
でない場合は新規入力となる（Ｓ２０１）。

【００７６】登録済みの場合は、認証を確認し（Ｓ２１
２）、認証されない場合は処理の始めに戻る（Ｓ２０
０）。

【００７７】認証が確認されると、登録されている配信
者情報１００の更新フォームが表示され（Ｓ２１３）、
配信者情報の内容を更新する（Ｓ２１４）。更新された
配信者情報１００はデータベース１０に格納される（Ｓ
２１５）。

【００７８】さらに、配信情報登録部５１−１で配信情
報１０１の登録を図１３のフローチャートに基づいて説
明する。

【００７９】まず、法人ＩＤ１００−３と法人パスワー
ド１００−４の入力フォームを表示する（Ｓ３００）。
法人ＩＤ１００−３と法人パスワード１００−４より認
証をチェックし（Ｓ３０１）、認証できない場合は、法
人ＩＤ１００−３と法人パスワード１００−４の入力フ
ォームを再度表示する（Ｓ３００）。

【００８０】認証が確認されると、配信者情報１００の
内容を確認するフォームが表示される（Ｓ３０２）。配
信者情報１００を確認して、配信するメール１０１−
１、配信するメールに割り当てるポイント１０１−２、
配信する受信者端末３を選択するための選択条件１０１
−４、メール１０１−１を配信する配信年月日などを入
力する。配信情報１０１には、配信者情報１００と対応
を取るために、法人ＩＤ１０１−３が設定される（Ｓ３
０３）。さらに、図１０に示すように、配信対象リスト
１０４に配信年月日の順に配信情報１０１のポインター
１０４−１を設定する（Ｓ３０４）。

【００８１】ここでは、配信者が配信者情報１００や配
信情報１０１を配信者端末２より、ＷＷＷを介して入力
する場合について説明したが、電話やＦＡＸを利用し
て、オペレータがメール配信サーバ５の端末５３から入
力することも可能である。

【００８２】また、配信者端末２よりインターネットな
どの電子メール機能などを使って送信することも可能で
ある。

【００８３】次に、配信対象抽出部５１−３について、
図１４のフローチャートに基づいて説明する。

【００８４】まず、配信情報１０１の選択条件１０１−
４にカテゴリーが設定されている場合は（Ｓ４００）、
選択条件１０１−４よりカテゴリーを取り出す（Ｓ４０
１）。取り出したカテゴリーと一致する受信希望リスト
１０３のカテゴリー１０３−１を検索し、検索したカテ
ゴリーに登録されている受信者情報のポインター１０３
−２を取り出す（Ｓ４０２）。

【００８５】カテゴリー１０３−１に登録されている受
信者情報のポインター１０３−２から受信者情報１０２
を取り出し、さらに、配信者情報１０１の選択条件１０
１−４である地域・年齢・性別が一致する受信者情報１
０２を配信対象リスト１０４のメールアドレスリスト１
０４−２に登録する（Ｓ４０３）。選択条件１０１−４
に設定されている全てのカテゴリーについて（Ｓ４０
４）、カテゴリーに登録されている受信者情報１０２の
検索を繰り返す（Ｓ４０１からＳ４０４）。

【００８６】選択条件１０１−４にカテゴリーが設定さ
れていない場合は、受信者情報１０２先頭より取り出し
て（Ｓ４１０）、受信者情報１０２が終了するまで（Ｓ
４１２）、選択条件１０１−４の地域・年齢・性別の一
致する受信者情報１０２を検索し、受信者情報１０２を
メールアドレスリスト１０４−２に登録する（Ｓ４１
１）。

【００８７】さらに、配信情報の配信数１０１−６にメ
ール１０１−１を配信する受信者端末３の数（受信者情
報１０２の数）を配信数１０１−６に登録する。この配
信数１０１−６に応じて配信者情報の課金情報１００−
５を算出する。

【００８８】例えば、大学入試に関する紹介をメールで
配信したい場合について考える。まず、配信者はブラウ
ザより、配信情報１０１の選択条件１０１−４のカテゴ
リーに「スクール」を設定し、年齢を１８歳、さらに、
中国地方を中心に配信したい場合は、地域に「中国地
方」と設定する。すると、受信希望リスト１０３のスク
ールにつながれている受信者情報１０２より年齢１８歳
で郵便番号より中国地方に該当するものを検索する。

【００８９】ここでは、配信者情報１０１の選択条件１
０１−４をもとにカテゴリー１０３−１を検索し、検索
したカテゴリーに登録されている受信者情報１０２を検
索し、さらに、受信者情報１０２の内容について検索す
る方法について説明したが、これに限定するものではな
い。配信情報選択条件１０１−４と受信者情報１０２の
内容を加味して検索できればよい。

【００９０】次に、配信管理部５１−４について、図１
５のフローチャートに基づいて説明する。

【００９１】図１０に示す配信対象リスト１０４より、
配信情報１０１を調べ配信完了コード１０１−７が完了
を示していないもので、配信年月日１０１−５に当たる
ものを定期的に監視する（Ｓ５００）。

【００９２】配信年月日１０１−５に該当する配信情報
１０１よりメール１０１−１を取り出し配信対象リスト
１０４より該当する配信情報のポインター１０４−１に
リンクするメールアドレスリスト１０４−２をもとに配
信する（Ｓ５０１）。メール１０１−１の配信を完了す
ると、配信情報１０１の配信完了コード１０１−７を完
了にする（Ｓ５０２）。

【００９３】次に、受信者がメール１０１−１の受信通
知をメール配信サーバ５に送りポイント１０１−２が加
算されるまでを説明する。

【００９４】図１６のフローチャートに基づいて、集計
部部５２について説明する。

【００９５】まず、受信者端末３から受信したメール１
０１−１を返信する。或いは、受信通知部３３でＷＷＷ
を経由してメール１０１−１の受信を通知しても良い
（Ｓ６００）。

【００９６】返信されたメール１０１−１をもとに、配
信対象リスト１０４の該当する配信情報の１０４−１に
登録されているアドレスリスト１０４−２より返信元の
受信者端末３を検索する（Ｓ６０１）。

【００９７】アドレスリスト１０４−２に該当する受信
者端末３がない場合は（Ｓ６０２）、ポイント集計の対
象外である通知をする（Ｓ６０７）。或いは、該当する
アドレスがある場合でも、アドレスリスト１０４−２の
ポイント集計の年月日１０４−２−１がすでに記録され
ている場合も（Ｓ６０３）、ポイント集計の対象外であ
る通知をする（Ｓ６０７）。

【００９８】該当するアドレスがあり、アドレスリスト
１０４−２のポイント集計の年月日１０４−２−１が記
録されていない場合は、該当する受信者情報１０２のポ
イント計１０２−７に配信情報１０１のポイント１０１
−２を加算する（Ｓ６０４）。さらに、ポイント集計の
日付をポイント集計の年月日１０４−２−１として記録
する（Ｓ６０５）。

【００９９】さらに、定期的に、或いは、必要に応じて
ポイント計１０２−７を受信者端末３にインターネット
の電子メールなどで通知することができる。

【０１００】メールにポイントを割り当て集計する方法
について述べたが、メールの返信、或いは、受信通知を
カウントし集計することもできる。

【０１０１】また、受信者毎に集計するとしたが、登録
したメールアドレスなどをまとめてグループ毎に集計す
ることもできる。

【０１０２】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、メール
を配信する側はどんな相手に送りたいのか条件を入れ、
条件に合った受信者を選択して配信するので、的確な相
手にメールが送られる。

【０１０３】また、受信者側からも、受信を希望するカ
テゴリーを選択することが出来るので、不必要なメール
が少なくなる。

【０１０４】さらに、受信者はメールの受け取りを通知
すると、メールに対応してポイントを貯めることが出来
る。また、貯めたポイントに対応して賞品などを設定す
ることによって、今までジャンクメールとして開封され
なかったメールの開封を受信者に促すことが出来る。

【０１０５】また、ポイントを貯めることを目的に、メ
ール配信サーバに登録する受信者が増え、配信者側では
メールを配信する相手をたくさん獲得することができ
る。

【０１０６】受信者側にとっても、多くの相手にメール
アドレスを知らせる必要がないので安全でかつ多くの情
報を収集することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 メール配信システムの構成を表す図である。

【図２】 メール配信システムの機能を表すブロック図
である。

【図３】 受信者情報登録部とデータベースの関係を表
す図である。

【図４】 配信情報登録部、配信対象抽出部及び配信管
理部とデータベースの関係を表す図である。

【図５】 集計部とデータベースの関係を表す図であ
る。

【図６】 配信者情報の構成をあらわす図である。

【図７】 配信情報の構成を表す図である。

【図８】 受信者情報の構成を表す図である。

【図９】 受信希望リストの構成を表す図である。

【図１０】 配信対象リストの構成を表す図である。

【図１１】 受信者情報登録部のフローチャートであ
る。

【図１２】 配信情報登録部の配信者情報の登録を表す
フローチャートである。

【図１３】 配信情報登録部の配信情報の登録を表すフ
ローチャートである。

【図１４】 配信対象者抽出部のフローチャートであ
る。

【図１５】 配信管理部部のフローチャートである。

【図１６】 集計部のフローチャートである。

【符号の説明】

１ メール配信システム ２ 配信者端末 ３ 受信者端末 ４ 商用回線 ５ メール配信サーバ １０ データベース ２１ 配信条件入力部 ２２ 配信情報送信部 ３１ 受信希望入力部 ３２ 受信情報送信部 ３３ 受信通知部 ５１ メール配信部 ５１−１ 配信情報登録部 ５１−２ 受信者情報登録部 ５１−３ 配信者抽出部 ５１−４ 配信管理部 ５２ 集計部 ５３ 端末 １００ 配信者情報 １０１ 配信情報 １０１−１ メール １０２ 受信者情報 １０２−７ ポイント計 １０３ 受信希望リスト １０４ 配信対象リスト

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B049 BB11 BB49 CC02 CC08 DD01 DD05 EE02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 GG09 5K030 GA19 HA06 HC01 KA06 KA07

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 配信者端末と受信者端末とが商用回線を
   介してメール配信サーバに接続されるメール配信システ
   ムにおいて、 前記メール配信サーバでは、配信者が任意に設定したカ
   テゴリーなどの配信条件を含む配信情報を登録する配信
   情報登録部と、前記情報をもとにメールを配信する受信
   者端末を抽出する配信対象抽出部とを設けて、該当する
   受信者端末にメールを配信するメール配信部を設け、 前記受信者端末より、前記メールの受信をメール配信サ
   ーバに通知し、 前記メール配信サーバでは、前記通知に基づきメールを
   集計する集計部を備えることを特徴とするメール配信シ
   ステム。
2. 【請求項２】 配信者端末と受信者端末とが商用回線を
   介してメール配信サーバに接続されるメール配信システ
   ムにおいて、 前記メール配信サーバでは、配信者から任意に設定した
   カテゴリーなどの配信条件を含む配信情報を登録する配
   信情報登録部と、受信者から受信希望を含む受信者情報
   を登録する受信者情報登録部と、前記情報をもとにメー
   ルを配信する受信者端末を抽出しする配信対象抽出部と
   を設けて、該当する受信者端末にメールを配信するメー
   ル配信部を設け、 前記受信者端末より、前記メールの受信をメール配信サ
   ーバに通知し、 前記メール配信サーバでは、前記通知に基づきメールを
   集計する集計部を備えることを特徴とするメール配信シ
   ステム。
3. 【請求項３】 請求項１記載のメール配信システムにお
   いて、 前記配信者端末では、任意に設定したカテゴリーなどの
   配信条件を含む配信情報をメール配信サーバに送信する
   配信情報送信部を備えることを特徴とするメール配信シ
   ステム。
4. 【請求項４】 請求項２記載のメール配信システムにお
   いて、 前記配信者端末では、任意に設定したカテゴリーなどの
   配信条件を含む配信情報をメール配信サーバに送信する
   配信情報送信部を備え、 前記受信者端末では、受信希望を含む受信者情報をメー
   ル配信サーバに送信する受信者情報送信部を備えること
   を特徴とするメール配信システム。
5. 【請求項５】 請求項１〜４いずれか記載のメール配信
   システムにおいて、 前記受信者端末は、前記メールの受信をメール配信サー
   バに通知する受信通知部を設けることを特徴とするメー
   ル配信システム。
6. 【請求項６】 請求項１〜５いずれか記載のメール配信
   システムにおいて、 前記集計部は、メールに割り当てられ点数を集計するこ
   とを特徴とするメール配信システム。
7. 【請求項７】 請求項１〜５いずれか記載のメール配信
   システムにおいて、 前記集計部は、受信者毎にメールを数量化し集計するこ
   とを特徴とするメール配信システム。
8. 【請求項８】 請求項１〜７いずれか記載のメール配信
   システムにおいて、 前記集計部では、メールを数量化し集計したものを受信
   者端末に送信することを特徴とするメール配信システ
   ム。
9. 【請求項９】 請求項１〜５いずれか記載のメール配信
   システムにおいて、 前記メール配信部は、配信者から前記配信情報を受け取
   りデータベースに格納する配信情報登録部と、受信者か
   ら前記受信者情報を受け取りデータベースに格納する受
   信者情報登録部と、前記配信情報と前記受信者情報より
   メールを配信する受信者端末を抽出する配信対象抽出部
   と、前記抽出した受信者端末へのメールの配信を管理す
   る配信管理部と、を備えることを特徴とするメール配信
   システム。
10. 【請求項１０】 請求項９記載のメール配信システムに
    おいて、 前記配信情報登録部は、配信者端末から前記配信者情報
    を受信してデータベースに登録することを特徴とするメ
    ール配信システム。
11. 【請求項１１】 請求項９記載のメール配信システムに
    おいて、 前記配信情報登録部は、メール配信サーバの端末から前
    記配信情報を入力してデータベースに登録することを特
    徴とするメール配信システム。
12. 【請求項１２】 請求項９記載のメール配信システムに
    おいて、 前記受信者情報登録部は、受信者端末から前記受信者情
    報を受信してデータベースに登録することを特徴とする
    メール配信システム。
13. 【請求項１３】 請求項９記載のメール配信システムに
    おいて、 前記受信者情報登録部は、メール配信サーバの端末から
    前記受信者情報を入力してデータベースに登録すること
    を特徴とするメール配信システム。
14. 【請求項１４】 請求項１〜５、９〜１１いずれか記載
    のメール配信システムにおいて、前記配信情報には、配
    信する受信者を抽出するためのカテゴリーなどの配信条
    件と配信するメールが含まれることを特徴とするメール
    配信システム。
15. 【請求項１５】 請求項１〜５、８〜１１、１４いずれ
    か記載のメール配信システムにおいて、前記配信情報に
    は、メールの配信日が含まれることを特徴とするメール
    配信システム。
16. 【請求項１６】 請求項１〜５、９、１２、１３いずれ
    か記載のメール配信システムにおいて、前記受信者情報
    には、配信を希望するカテゴリーなどを示す受信希望と
    メールの配信先である受信者端末のアドレスが含まれる
    ことを特徴とするメール配信システム。