JP2002118375A - 箱構成用プレート - Google Patents

箱構成用プレート

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JP2002118375A
JP2002118375A JP2000307449A JP2000307449A JP2002118375A JP 2002118375 A JP2002118375 A JP 2002118375A JP 2000307449 A JP2000307449 A JP 2000307449A JP 2000307449 A JP2000307449 A JP 2000307449A JP 2002118375 A JP2002118375 A JP 2002118375A
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JP
Japan
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box
plate
opening
bending
hole
Prior art date
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Application number
JP2000307449A
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English (en)
Inventor
Shuichi Mizumura
秀一 水村
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手作業で箱を組み立てることができる箱構成
用プレートを提供することを課題とする。 【解決手段】 プレート1には、電装箱外側面から電装
箱内側面1bに向けて打ち抜き加工することにより形成
され且つ各折り曲げ線A,Bに沿って配置された複数の
打ち抜き加工部3が設けられている。打ち抜き加工によ
りプレートに設けられた孔の縁部5aは折り曲げ線に接
する。孔の周囲の立ち上げ部7の基部7aは、折り曲げ
線に沿って配置されている。立ち上げ部の折り曲げ線側
の側部には、開口9が形成されている。開口を画定する
開口画定部は、プレートの折り曲げ角度に合せて立ち上
がっている。また、孔、立ち上げ部及び開口は、一つの
立ち上げ部を形成する打ち抜き加工の際に同時に形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り曲げて箱を構
成する箱構成用プレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内部に何らかの部品・部材を
収容する箱が様々な分野で用いられてきた。かかる箱は
強度や加工性・組立性などの観点より金属プレートから
構成される場合がある。詳細には、まず金属プレートを
平面的な箱の展開状態に形成しておき、それを折り曲げ
て立体的な箱に組み立てていた。さらに、金属プレート
から箱を組み立てる場合、正確に所望の折り曲げ線に沿
って折り曲げる必要が有り、また、金属を折り曲げるた
めの力が必要であるため、機械作業により金属プレート
を折り曲げて箱にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機械作業でプ
レートを折り曲げて箱を組み立てる場合、折り曲げるた
めの専用の機械が必要であり、コストの増加につながる
一因であった。また、例えば電装箱のように箱の内部に
小さい部品を収容するものでは、部品の取り付けや電気
配線の結線は作業者が手作業で行うことが多い。このた
め、箱の組み立ても手作業で行うことができれば、部品
の取り付けや電気配線の結線などの一連の作業の一環と
して箱を組み立てる工程を含ませることができ、作業効
率やコストの面から好適である。本発明は、上述した従
来の問題に鑑みてなされたものであり、手作業で箱を組
み立てることができる箱構成用プレートを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、折り曲げて箱を構成する箱構成用プレー
トであって、折り曲げ線に沿って複数の孔が設けられて
おり、前記各孔の周囲には立ち上げ部が設けられてお
り、前記各立ち上げ部の基部が前記折り曲げ線に沿って
配置されていることを特徴とする。また、前記各立ち上
げ部の前記折り曲げ線側は、折り曲げ角度に合せて立ち
上がっていると好適である。前記各立ち上げ部の側部に
は、開口が設けられていると好適である。前記孔、前記
立ち上げ部及び前記開口は、打ち出し加工により同時に
形成されると好適である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る箱構成用プ
レートを、電装箱を構成するためのプレートとして適用
した場合の実施の形態について説明する。図1〜図5を
参照すると、本実施の形態に係る箱構成用プレート1
は、薄い金属板からなり、それぞれ点線で仮想的に示さ
れる二つの折り曲げ線A,Bを有している。プレート1
には、複数の打ち抜き加工部3が設けられている。複数
の打ち抜き加工部3は、各折り曲げ線A,Bに沿って配
置されている。各打ち抜き加工部3は、プレート1の電
装箱外側面1aから電装箱内側面1bに向けて打ち抜き
加工することにより形成されている。打ち抜き加工によ
り、プレート1にはほぼ台形状の孔5が穿設される。複
数の孔5は、孔5の縁部5aが対応する折り曲げ線A,
Bに接するように、折り曲げ線A,Bに沿って設けられ
る。各孔5の周囲には、打ち抜き加工によりプレート1
の電装箱内側面1b側に突出した立ち上げ部7が形成さ
れている。また、各立ち上げ部7の基部7aは、対応す
る折り曲げ線A,Bに沿って配置されている。かかる複
数の打ち抜き加工部3により、プレート1を折り曲げる
際には、従来よりも小さな力で所望の折り曲げ線A,B
に沿って正確に折り曲げることができる。各立ち上げ部
7の対応する折り曲げ線A,B側の側部には、開口9が
形成されている。各立ち上げ部7の開口9を画定する開
口画定部7bは、プレートの折り曲げ角度C(本実施の
形態では90度)に合せて立ち上がっている。また、上
述した孔5、立ち上げ部7及び開口9は、対応する一つ
の立ち上げ部3を形成する打ち抜き加工の際に同時に形
成される。
【0006】次に、かかる箱構成用プレート1を用いた
電装箱の組み立てについて説明する。上記の複数の打ち
抜き部3が形成された箱構成用プレート1を、展開され
た平板状態で電装箱内側面1bを上向きにして置く。そ
して、電装箱内側面1b上に、各種電気部品を取り付け
る。具体的には、リレー21,22、コンデンサ23,
24、コネクタ25及びブレーカ26などを取り付け
る。さらにこれらの各種部品に必要な配線を施す。この
とき、従来のようにプレートを予め機械作業により所望
の形状に折り曲げた後、電気部品の取り付け・配線作業
を行う場合には、狭いスペース内で小さい部品に大きな
力を加えなければならないため作業者の指先に負担がか
かり易く、また、作業がしにくいため時間が掛ったり配
線不良が生じる恐れも有り、作業効率や作業結果が良好
ではないという問題もあった。しかし、本実施の形態の
箱構成用プレート1によれば、平らな状態のプレート1
に部品の取り付け・配線を行うことができる。すなわ
ち、一方向(本実施の形態では電装箱内側面に対し上
方)から部品の取り付けや配線といった全ての作業を行
うことができ、効率よく作業を行うことができる。ま
た、箱状のものの内側に部品を取り付けるのと異なり、
平らなものに部品を取り付けるので、取り付け作業がし
やすく短時間で完了し、また、配線作業についても全て
の結線が真上から直視して確認できるので、短時間で配
線することができ、なお且つ結線ミスを大幅に減少させ
ることができる。また、正しく結線されているか否かの
確認も容易である。
【0007】次に、以上のように平らな箱構成用プレー
ト1に部品の取り付け・配線が完了した後、図6及び図
7に示されるように箱構成用プレート1を所定の形状に
折り曲げる。このとき、プレート1には折り曲げ線A,
Bに沿って上述したような構造を有する複数の打ち抜き
部3が設けられているため、作業者がプレート1の端部
を持って折り曲げ方向に持ち上げていくと自然に折り曲
げ線に沿ってプレート1が折り曲がっていく。すなわ
ち、複数の打ち抜き部3を備えることにより、従来より
も小さい力で折り曲げ線A,Bに沿って正確に折り曲が
るため、機械作業によらず作業者が手作業で容易に電装
箱の形状にプレートを折り曲げることができる。よっ
て、機械作業に伴うコスト増加を避けることができ、ま
た、作業者が行う手作業として、部品の取り付けや電気
配線の結線に引き続いて折り曲げ作業を行うことがで
き、作業効率上好適である。なお、図6は配線の図示を
全て省略しており、また、図1は配線の一部のみ図示し
ている。
【0008】また、各立ち上げ部7の開口9を画定する
開口画定部7bは、プレートの折り曲げ角度Cに合せて
立ち上がっているため、プレート1を適当な程度折り曲
げると、折り曲げられた部分の内側面1cが開口画定部
7bと当接するようになっている。したがって、手作業
で折り曲げてもプレートの曲げの位置決めがなされ、ほ
ぼ直角の適正な箱体が得られる。また、折り曲げられた
部分の内側面1cと開口画定部7bとは当接しているも
のの気密に接合されてはいないので、電装箱内の電気部
品から発生する熱を内側面1cと開口画定部7bとの間
から開口9及び孔5を介して電装箱の外に排出すること
ができる。よって、打ち抜き加工部3を有することによ
り、上述した手作業の曲げを可能とするなどの効果を得
ながら、放熱用のファンや放熱のみを目的とした放熱孔
を設けることなく、電装箱内の温度上昇を抑制すること
ができる。
【0009】上記実施の形態の箱構成用プレートは箱の
3面分を備えているが、本発明の箱構成用プレートは、
それ自体で6面からなる箱を構成するものに限定される
ものではなく、例えば、実施の形態の3面分の箱構成用
プレートを2つ組み合わせて6面の箱を構成するように
してもよい。さらに、本発明でいうところの箱は、限定
的に6面からなる立体物を意味するものではなく、1面
以上が開口した多面体や4面以上の多面体をも広く含む
ものとする。よって、本発明の箱構成用プレートは3面
分に限定されるものではなく、2面分あるいは4面以上
の部分を備えるものでもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
箱構成用プレートによれば、比較的に小さい力でプレー
トを折り曲げることができ、機械作業ではなく手作業で
箱を組み立てることが可能となる。自然に折り曲げ線に
沿って正確に折り曲げることができる。請求項2に記載
の箱構成用プレートによれば、手作業で折り曲げてもプ
レートの曲げの位置決めがなされ、所望の角度で折り曲
げられた箱が容易に完成できる。請求項3に記載の箱構
成用プレートによれば、専用の通気孔を設けなくても箱
内外の換気を行うことができる。請求項4に記載の箱構
成用プレートによれば、請求項2又は3に記載の発明の
効果を奏することに加えて、一度の加工で孔、立ち上げ
部及び開口を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る箱構成用プレート
を用いた電装箱に関し、電装箱内側方向から見た展開状
態の平面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る箱構成用プレート
における打ち抜き加工部の斜視図である。
【図3】 図1のIII−III線に沿う断面図であ
る。
【図4】 図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る箱構成用プレート
における打ち抜き加工部に関し、電装箱外側方向から見
た平面図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る箱構成用プレート
を用いた電装箱に関し、折り曲げられた状態の斜視図で
ある。
【図7】 折り曲げられた状態を図3に対応して示す図
である。
【符号の説明】
1…箱構成用プレート、5…孔、7…立ち上げ部、7a
…基部、9…開口、A,B…折り曲げ線、C…折り曲げ
角度。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り曲げて箱を構成する箱構成用プレー
    トであって、 折り曲げ線に沿って複数の孔が設けられており、 前記各孔の周囲には立ち上げ部が設けられており、 前記各立ち上げ部の基部が前記折り曲げ線に沿って配置
    されていることを特徴とする箱構成用プレート。
  2. 【請求項2】 前記各立ち上げ部の前記折り曲げ線側
    は、折り曲げ角度に合せて立ち上がっていることを特徴
    とする請求項1に記載の箱構成用プレート。
  3. 【請求項3】 前記各立ち上げ部の側部には、開口が設
    けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    箱構成用プレート。
  4. 【請求項4】 前記孔、前記立ち上げ部及び前記開口
    は、打ち出し加工により同時に形成されていることを特
    徴とする請求項2又は3に記載の箱構成用プレート。
JP2000307449A 2000-10-06 2000-10-06 箱構成用プレート Pending JP2002118375A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5268126U (ja) * 1975-11-14 1977-05-20
JPH03106796U (ja) * 1990-02-19 1991-11-05
JPH1065353A (ja) * 1996-08-14 1998-03-06 Fuji Kogyo Kk 配線ボックス及びその組立方法
JPH10303572A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Nec Corp 電子機器用筐体のカバー取付構造

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