JP2002118289A - 発光素子の信頼性試験方法 - Google Patents

発光素子の信頼性試験方法

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JP2002118289A JP2000309344A JP2000309344A JP2002118289A JP 2002118289 A JP2002118289 A JP 2002118289A JP 2000309344 A JP2000309344 A JP 2000309344A JP 2000309344 A JP2000309344 A JP 2000309344A JP 2002118289 A JP2002118289 A JP 2002118289A
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清久 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダークラインの発生の有無に従い発光素子の
信頼性を確実に判断することができる発光素子の信頼性
試験方法を提供する。 【解決手段】 発光素子を通電し点灯した状態で発光素
子にダークラインの発生が有るか無いかを確認すること
により発光素子の信頼性を試験する方法であって、発光
素子を通常使用時の電流密度よりも高い電流密度で所定
時間予備通電した後(ステップS3)、発光素子を通常
使用時の電流密度で通電し点灯した状態で発光素子にダ
ークラインの発生が有るか無いかを確認するものである
(ステップS4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子の信頼性
を試験する方法に関するものであり、特に、電流密度の
高い状態で使用される通信用の発光ダイオードの信頼性
試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、発光ダイオード(以下、「LE
D」という)には、表示用に用いるものと高速通信用に
用いるものとがある。表示用に用いる場合には、通電使
用時の電流密度が20A/cm2 (アンペア/平方セン
チメートル)〜30A/cm2(例えば、20mA/□
0.3mm)と低いため、通電により結晶が破壊するこ
とはほとんどなかった。しかしながら、LEDを高速応
答させるためには、通電使用時の電流密度をレーザ並以
上の200A/cm2 〜300A/cm2 以上にして使
用する必要が生じてきた。
【0003】このように、電流密度を高くして使用した
場合には、通電領域に結晶欠陥があると、通電によりそ
の結晶欠陥が増殖し、ダークラインが発生してしまう。
ダークラインが発生すると光出力が急速に低下するとい
う現象が起きる。従って、出荷前にLEDの信頼性を試
験し、このような欠陥のあるLEDを見つけ、取り除い
て出荷する必要がある。
【0004】従来のLEDの信頼性試験方法の一例とし
ては、まず、通電直後のLEDの光出力を測定し、さら
に、所定時間通電後に再度光出力を測定する。そして、
通電直後の光出力と所定時間通電後の光出力とを比較し
て信頼性の合否を確認していた。
【0005】この信頼性の合否確認については、一般的
に、LEDの仕様に光出力の変動許容範囲が定められて
おり、通電前後の光出力値の変動がこの範囲を満足して
いるか否かを基準として実施されている。
【0006】また、高速通信用のLEDの一例としては
電流狭窄型LEDがある。
【0007】電流狭窄型LEDの一例であるVSIS
(V溝基板内部ストラップ型)レーザは、図7に示すよ
うに、p型GaAsからなる基板101と、この基板1
01上に順次積層された、n型GaAsからなる層10
2、p型GaAlAsからなるクラッド層103、p型
GaAlAsからなる発光層104、n型GaAlAs
からなるクラッド層105、およびn型GaAlAsか
らなる電流拡散層106と、この電流拡散層106上に
設けられた電極107とから構成されている。
【0008】一方、電流狭窄型LEDの他の例である4
元LEDは、図8に示すように、n型GaAsからなる
基板201と、この基板201上に順次積層された、n
型AlGaInPからなるクラッド層202、p型Al
GaInPからなる発光層203、n型GaAsからな
る電流(またはn型AlGaInPからなる層)20
4、p型AlGaInPからなるクラッド層205、お
よびp型AlGaInPからなる電流拡散層206と、
この電流拡散層206上に設けられた電極207とから
構成されている。
【0009】これらの電流狭窄用LEDのうち、VSI
Sレーザは、p型GaAlAsからなる発光層104の
下で電流狭窄するタイプのものであり、4元LEDは、
p型AlGaInPからなる発光層203上で電流狭窄
するタイプのものある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LEDの信頼性試験方法では、光出力の変動が、ダーク
ラインの発生、LEDの劣化、および光出力を測定する
測定機のバラツキのうちのいずれの要因によるものであ
るかが特定できないといった問題があった。
【0011】本発明はこのような問題を解決すべく創案
されたもので、ダークラインの発生の有無に従い発光素
子の信頼性を確実に判断することができる発光素子の信
頼性試験方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の発光素子の信頼
性試験方法は、発光素子を通電し点灯した状態で発光素
子にダークラインの発生が有るか無いかを確認すること
により発光素子の信頼性を試験する方法であって、前記
発光素子を通常使用時の電流密度よりも高い電流密度で
所定時間予備通電した後、発光素子を通常使用時の電流
密度で通電し点灯した状態で発光素子にダークラインの
発生が有るか無いかを確認するものである。
【0013】この発明によれば、発光素子の信頼性評価
を効率良く実施できるとともに、ダークラインの発生を
確認する際に使用される測定機のバラツキに影響される
ことなく、精度良く試験を実施できる。
【0014】また、前記発光素子が電流狭窄型発光ダイ
オードチップであってもよい。
【0015】この場合には、発光素子を高速通信に使用
することができる。
【0016】また、前記予備通電での電流密度が220
A/cm2 〜1700A/cm2 の範囲であり、かつ、
発光素子を室温通電することが好ましい。
【0017】また、前記予備通電での通電時間が6時間
〜100時間であることが好ましい。
【0018】また、前記発光素子にダークラインの発生
が有るか無いかを確認する手順が、発光素子を電流密度
5A/cm2 〜60A/cm2 の間で点灯し、発光素子
の発光部にダークラインの発生が有るか無いかを確認す
るステップからなるものであってもよい。
【0019】この場合には、発光素子の信頼性試験を効
率良く実施できる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の発光素子の信頼性
試験方法の一実施の形態について図面を参照しつつ説明
する。
【0021】図1は、本発明の発光素子の信頼性試験方
法の一実施の形態を示すフローチャートである。
【0022】まず、同一のロットからダイシング等によ
り分割されて得られた複数の発光素子の中から、3%〜
4%程度の発光素子を偏りなく抜き取る(ステップS
1)。
【0023】そして、抜き取った発光素子を完成品にア
センブリする(ステップS2)。このとき、簡便に信頼
性試験を行う目的で、単体の金属ステムを用いてもよ
い。本実施の形態においては、発光素子を、金属フレー
ム上に銀ペースト(住友金属鉱山株式会社製のT−30
07)を用いてダイボンドし、150℃で2時間熱硬化
後、金ワイヤにてワイヤーボンドした。続いて、発光素
子を含む所定の部分を、透明エポキシ樹脂にてモールド
し、熱硬化して覆い、最終的にランプを得た。
【0024】このランプを、通常使用時の電流密度より
も高い、電流密度約280A/cm 2 の条件で、約40
時間予備通電した(ステップS3)。
【0025】通電後、各ランプを電流密度約5A/cm
2 〜約60A/cm2 の条件で通電し点灯させ、顕微鏡
を用いて発光素子の発光部にダークラインの発生が有る
か無いかを確認し(ステップS4)、発光素子の信頼性
確認試験を終了した。
【0026】本実施の形態においては、予備通電時の電
流密度を約280A/cm2 、通電時間を約40時間と
しているが、予備通電時の電流密度および通電時間の条
件はこれに限定されるものではない。この条件は、任意
の電流密度における通電時間とダークライン発生率との
関係に基づき適宜選択されるものである。
【0027】次に、通電時間とダークライン発生率との
関係について図面を参照しつつ説明する。
【0028】図2は、本発明の発光素子の信頼性確認試
験方法において、予備通電の条件を選択する際に参照さ
れる任意の電流密度における通電時間とダークライン発
生率との相関の一例を示すグラフであり、図3は、任意
の電流密度における通電時間とダークライン発生率との
相関の他の例を示すグラフであり、図4は、任意の電流
密度における通電時間とダークライン発生率との相関の
さらに他の例を示すグラフである。なお、図2〜図4に
おいて、横軸は通電時間(h)を示し、縦軸はダークラ
イン発生率(%)を示している。
【0029】まず、図2は、電流密度280A/cm2
で発光素子を室温通電した場合における、通電時間とダ
ークライン発生率との相関を示している。この相関か
ら、通電によりダークライン発生の可能性がある発光素
子がダークラインを示し始める事(以下、「ダークライ
ン抽出」という)が約40時間の通電によって終了して
おり、それ以上通電を続けても残りの発光素子について
はダークラインが発生しないということが確認できる。
即ち、電流密度280A/cm2 で発光素子を室温通電
した場合には、40時間予備通電を行えばよい。
【0030】また、図3は、電流密度1700A/cm
2 で発光素子を室温通電した場合における、通電時間と
ダークライン発生率との相関を示している。この相関か
ら、ダークライン抽出が約6時間の通電によって終了し
ており、それ以上通電を続けても残りの発光素子につい
てはダークラインが発生しないということが確認でき
る。即ち、電流密度1700A/cm2 で発光素子を室
温通電した場合には、6時間予備通電を行えばよい。従
って、電流密度280A/cm2 で室温通電した場合と
比べて早期にダークライン抽出を促すことができ、試験
の精度を低下させることなく、発光素子の信頼性試験に
要する時間を短くすることができる。
【0031】このように、電流密度を高くすると信頼性
試験に要する時間を短くすることができるが、電流密度
が1700A/cm2 より高いと発光素子自体が正常な
特性を示さなくなるため、電流密度の上限値を1700
A/cm2 とする。
【0032】さらに、図4は、電流密度220A/cm
2 で発光素子を室温通電した場合における、通電時間と
ダークライン発生率との相関を示している。この相関か
ら、ダークライン抽出が約100時間の通電によって終
了しており、それ以上通電を続けても残りの発光素子に
ついてはダークラインが発生しないということが確認で
きる。即ち、電流密度220A/cm2 で発光素子を室
温通電した場合には、100時間予備通電を行えばよ
い。
【0033】なお、電流密度を220A/cm2 よりも
低くした場合には、200時間通電を行ってもダークラ
インの発生が確認できなかったため、電流密度の下限値
を220A/cm2 とする。
【0034】図2〜図4から分かるように、ダークライ
ン発生率は、発行素子に加える電流密度によって、飽和
するまでの時間が異なっている。このことは、逆から見
れば、ダークライン抽出が終了する時間は電流密度に基
づき予測可能であることを示している。その結果、予備
通電時の電流密度および通電時間の条件のうち、電流密
度については、220A/cm2 〜1700A/cm2
の範囲内で適宜選択され、通電時間については、選択さ
れた電流密度に基づき最適な長さに設定することができ
る。
【0035】次に、本実施の形態において用いられた発
光素子の一例であるInAlGaP電流狭窄型LEDチ
ップの構造について、図5に示す製造工程を参照しつつ
説明する。
【0036】まず、図5(a)に示すように、n型Ga
Asからなる基板1上に、n型(Alx Ga1-x 0.51
In0.49P(0≦x≦1)からなる下部クラッド層2
(例えばx=1.0、Siキャリア濃度5×1017cm
-3、厚さ1.0μm)、(Al x Ga1-x 0.51In
0.49P(0≦x≦1)からなる活性層3(例えばx=
0.3、厚さ0.5μm)、p型(Alx Ga1-x
0.51In0.49P(0≦x≦1)からなる上部クラッド層
4(例えばx=1.0、Znキャリア濃度5×1017
-3、厚さ1.0μm)、p型(Alx Ga1-x y
1-y P(0≦x≦1、0≦y≦1)からなる第1電流
拡散層5(例えばx=0、y=1.0、Znキャリア濃
度3×1018cm-3、厚さ1.5μm)、n型(Alx
Ga1-x y In 1-y P(0≦x≦1、0≦y≦1)か
らなる電流阻止膜6(例えばx=0、y=1.0、Si
キャリア濃度1×1018cm-3、厚さ0.3μm)を順
次成長させる。
【0037】このとき、第1電流拡散層5の成長速度を
0.8μm/hとする。
【0038】続いて、図5(b)に示すように、通常用
いられるリソグラフィー技術により、電流阻止膜6を、
例えば中央部のみ円形状にエッチングして、n型(Al
x Ga1-x y In1-y P(0≦x≦1、0≦y≦1)
からなる電流阻止層6aを得る。
【0039】続いて、図5(c)に示すように、さら
に、p型(Alx Ga1-x y In1- y P(0≦x≦
1、0≦y≦1)からなる第2電流拡散層7(例えばx
=0、y=1.0、Znキャリア濃度3×1018
-3、厚さ7μm)を成長させた後、第2電流拡散層7
表面にp型電極膜(例えばAu−Znが用いられる)を
蒸着により形成し、基板1表面にn型電極9を蒸着によ
り形成し、p型電極膜を、例えば中央部のみ円形状にエ
ッチングしてp型電極8を形成してInAlGaP電流
狭窄型LEDウエハを得る。なお、p型電極8のエッチ
ング部位は電流阻止層6aのエッチング部位の真上に位
置しており、p型電極8のエッチング部位の直径は電流
阻止層6aのエッチング部位の直径と同一か少し大きめ
にする。
【0040】最後に、ダイシング等によりInAlGa
P電流狭窄型LEDウエハを分割して複数のInAlG
aP電流狭窄型LEDチップを得る。
【0041】次に、本実施の形態において用いられた発
光素子の他の例であるGaAlAs電流狭窄型LEDチ
ップの構造について、図6に示す製造工程を参照しつつ
説明する。
【0042】まず、図6(a)に示すように、p型Ga
Asからなる基板11上に、n型GaAsからなる阻止
膜12(厚さ1.5μm)を成長させる。
【0043】そして、図6(b)に示すように、通常用
いられるリソグラフィー技術により、阻止膜12を、例
えば中央部のみ円形状にエッチングして、n型GaAs
からなる阻止層12aを得る。
【0044】続いて、図6(c)に示すように、さら
に、p型Ga1-x Alx Asからなるクラッド層13
(例えばx=0.25、厚さ1.5μm)、p型Ga
1-x AlxAsからなる活性層14(例えばx=0.1
0、厚さ0.7μm)、n型Ga1- x Alx Asからな
るクラッド層15(例えばx=0.25、厚さ2.0μ
m)、n型Ga1-x Alx Asからなるウインドウ層1
6(例えばx=0.3、厚さ15μm)を順次成長させ
る。
【0045】最後に、基板11表面にp型電極17(例
えばAu−Znが用いられる)を蒸着により形成し、ウ
インドウ層16表面にn型電極膜を蒸着により形成し、
n型電極膜を、例えば中央部のみ円形状にエッチングし
てn型電極18を形成してGaAlAs電流狭窄型LE
Dウエハを得る。なお、n型電極18のエッチング部位
は阻止層12aのエッチング部位の真上に位置してお
り、n型電極18のエッチング部位の直径は阻止層12
aのエッチング部位の直径と同一か少し大きめにする。
【0046】最後に、ダイシング等によりGaAlAs
電流狭窄型LEDウエハを分割して複数のGaAlAs
電流狭窄型LEDチップを得る。
【0047】
【発明の効果】本発明の発光素子の信頼性試験方法は、
発光素子を通電し点灯した状態で発光素子にダークライ
ンの発生が有るか無いかを確認することにより発光素子
の信頼性を試験する方法であって、前記発光素子を通常
使用時の電流密度よりも高い電流密度で所定時間予備通
電した後、発光素子を通常使用時の電流密度で通電し点
灯した状態で発光素子にダークラインの発生が有るか無
いかを確認するものであり、この発明により、発光素子
の信頼性を確実に判断することができる。
【0048】また、前記発光素子が電流狭窄型発光ダイ
オードチップである場合は、信頼性の高い高速通信用の
発光素子を得ることができる。
【0049】また、前記予備通電での電流密度が220
A/cm2 〜1700A/cm2 の範囲であり、かつ、
発光素子を室温通電する場合は、発光素子自体の特性に
異常をきたすことなく信頼性試験を行うことができる。
【0050】また、前記予備通電での通電時間が6時間
〜100時間である場合は、電流密度に基づき適切な通
電時間を選択することができる。
【0051】また、前記発光素子にダークラインの発生
が有るか無いかを確認する手順が、発光素子を電流密度
5A/cm2 〜60A/cm2 の間で点灯し、発光素子
の発光部にダークラインの発生が有るか無いかを確認す
るステップからなるものである場合には、発光素子の信
頼性試験をより容易にかつ確実に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光素子の信頼性試験方法の一実施の
形態を示すフローチャートである。
【図2】本発明の発光素子の信頼性確認試験方法におい
て、予備通電の条件を選択する際に参照される任意の電
流密度における通電時間とダークライン発生率との相関
の一例を示すグラフである。
【図3】本発明の発光素子の信頼性確認試験方法におい
て、予備通電の条件を選択する際に参照される任意の電
流密度における通電時間とダークライン発生率との相関
の他の例を示すグラフである。
【図4】本発明の発光素子の信頼性確認試験方法におい
て、予備通電の条件を選択する際に参照される任意の電
流密度における通電時間とダークライン発生率との相関
のさらに他の例を示すグラフである。
【図5】本実施の形態において用いられた発光素子の一
例であるInAlGaP電流狭窄型LEDチップの製造
工程を示す断面図である。
【図6】本実施の形態において用いられた発光素子の他
の例であるGaAlAs電流狭窄型LEDチップの製造
工程を示す断面図である。
【図7】従来の電流狭窄型LEDの一例であるVSIS
レーザを示す断面図である。
【図8】従来の電流狭窄型LEDの一例である4元LE
Dを示す断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 下部クラッド層 3 活性層 4 上部クラッド層 5 第1電流拡散層 6a 電流阻止層 7 第2電流拡散層 8 p型電極 9 n型電極 11 基板 12a 阻止層 13 クラッド層 14 活性層 15 クラッド層 16 ウインドウ層 17 p型電極 18 n型電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子を通電し点灯した状態で発光素
    子にダークラインの発生が有るか無いかを確認すること
    により発光素子の信頼性を試験する方法であって、 前記発光素子を通常使用時の電流密度よりも高い電流密
    度で所定時間予備通電した後、発光素子を通常使用時の
    電流密度で通電し点灯した状態で発光素子にダークライ
    ンの発生が有るか無いかを確認することを特徴とする発
    光素子の信頼性試験方法。
  2. 【請求項2】 前記発光素子が電流狭窄型発光ダイオー
    ドチップである請求項1記載の発光素子の信頼性試験方
    法。
  3. 【請求項3】 前記予備通電での電流密度が220アン
    ペア/平方センチメートル〜1700アンペア/平方セ
    ンチメートルの範囲であり、かつ、発光素子を室温通電
    する請求項1記載の発光素子の信頼性試験方法。
  4. 【請求項4】 前記予備通電での通電時間が6時間〜1
    00時間である請求項3記載の発光素子の信頼性試験方
    法。
  5. 【請求項5】 前記発光素子にダークラインの発生が有
    るか無いかを確認する手順が、発光素子を電流密度5ア
    ンペア/平方センチメートル〜60アンペア/平方セン
    チメートルの間で点灯し、発光素子の発光部にダークラ
    インの発生が有るか無いかを確認するステップからなる
    請求項1記載の発光素子の信頼性試験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US8114689B2 (en) 2006-10-31 2012-02-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for manufacturing light emitting diode chip and light emitting diode light source module

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