JP2002118252A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002118252A
JP2002118252A JP2000307533A JP2000307533A JP2002118252A JP 2002118252 A JP2002118252 A JP 2002118252A JP 2000307533 A JP2000307533 A JP 2000307533A JP 2000307533 A JP2000307533 A JP 2000307533A JP 2002118252 A JP2002118252 A JP 2002118252A
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gate insulating
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forming
heat treatment
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JP2000307533A
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Kiyoshi Irino
清 入野
Satoru Watanabe
渡邊  悟
Yasuyuki Tamura
泰之 田村
Hirofumi Wataya
宏文 綿谷
Hideaki Ohashi
英明 大橋
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 窒素又は金属を含有するゲート絶縁膜を有す
る半導体装置の製造するにあたって、ゲート絶縁膜の更
なる薄膜化を実現するとともに、ホットキャリア耐性を
向上させる。 【解決手段】 ゲート絶縁膜34を形成し、諸々の上部
多層構造を形成した後、重水素熱処理によりゲート絶縁
膜34の膜内及び界面に重水素分子(D2)又は原子状
重水素(D*)を導入する。この重水素熱処理は、適当
な工程時期に複数回行なうようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒素を含有するゲ
ート絶縁膜、又は金属を含有するゲート絶縁膜を有する
半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の更なる高集積化・高
速動作化の要請に伴い、特に超高速CMOS−LSIに
おいて、トランジスタの微細化・高駆動能力の要求が高
まっており、これに応えるため、ゲート絶縁膜の薄膜化
が進み、酸化膜厚換算で2.5nm程度以下のものが用
いられている。
【0003】このように、ゲート絶縁膜の薄膜化が進む
一方で、チャネルのホットキャリアによる駆動力の低下
や閾値電圧の変化(例えばpチャネルトランジスタであ
れば、ゲート絶縁膜の薄膜化に起因する所謂ボロン抜け
による場合が多い。)が顕著となる問題が生じる。この
問題に対処するため、次世代の技術として、窒素を基板
界面に偏析されてなる酸窒化膜や金属酸化物を含むゲー
ト絶縁膜を形成し、ゲート絶縁膜の更なる薄膜化に対処
する手法が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、酸窒化
膜や金属酸化物を含むゲート絶縁膜を用いる次世代で
は、更なる薄膜化が進み、チャネルのホットキャリアに
よる駆動力劣化の問題がより深刻となることが判ってい
る。この劣化原因としては、当該ゲート絶縁膜中のN−
H結合又はMe(金属)−H結合が、電子トラップとし
て働くためであることが判明している。
【0005】ところで、例えば特開2000−7762
1号公報には、高誘電率膜又は強誘電率膜を容量絶縁膜
として有するキャパシタを備えた半導体記憶素子、所謂
FRAMにおいて、重水素熱処理によりシリコン基板と
ゲート絶縁膜との界面に重水素を導入し、その後、例え
ば酸素中で回復熱処理を行なう旨が開示されている。こ
の手法によれば、シリコンの末結合手が重水素により終
端され、容量絶縁膜のリーク特性を回復させ、ホットキ
ャリア耐性を向上させることができると記載されてい
る。
【0006】この場合、高誘電率膜又は強誘電率膜を容
量絶縁膜として有するFRAMでは、確かに素子の微細
化・高集積化によるリーク特性の回復を図るには前記回
復熱処理が必須であると考えられる。しかしながら、こ
れは飽くまでFRAM独自の構造に起因する事柄であ
り、リーク特性の回復を第一義的に考え、ホットキャリ
ア耐性のある程度の犠牲を厭わない手法である。CMO
Sトランジスタ等では、素子の微細化・高集積化に対処
するため窒素含有又は金属含有のゲート絶縁膜を開発
し、当該ゲート絶縁膜の欠点としてホットキャリア耐性
の劣化抑止が課題とされているのであり、従って、ホッ
トキャリア耐性の向上を重要視するCMOSトランジス
タ等にこれを適用することはできないものと考えられ
る。
【0007】また、特開平11−274489号公報に
は、ゲート絶縁膜とゲート電極との界面に重水素を添加
する技術が開示されているが、当該界面に重水素を導入
するだけでは、ゲート絶縁膜、特に本発明の対象とする
窒素又は金属を含有する次世代のゲート絶縁膜の薄膜化
に対処することは困難である。
【0008】本発明は、前記課題に鑑みてなされたもの
であり、窒素又は金属を含有するゲート絶縁膜を有する
半導体装置の製造するにあたって、ゲート絶縁膜の更な
る薄膜化を実現するとともに、ホットキャリア耐性を向
上させ、半導体素子の微細化・高集積化に対応した信頼
性の高い半導体装置を製造する方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討の
結果、以下に示す発明の態様に想到した。
【0010】本発明は、窒素又は金属を含有するゲート
絶縁膜を有する半導体装置の製造方法を対象とし、前記
ゲート絶縁膜を形成した後に、重水素雰囲気にて熱処理
を施し、前記ゲート絶縁膜の膜中及び少なくとも一方の
界面に含まれるN−H結合(Me(金属)−H結合)と
N−D(重水素)結合(Me−D(重水素)結合)との
比率において、自然界に存在するH:Dの割合に比して
N−D結合の比率が高くなるように制御することを特徴
とするものである。
【0011】また、本発明の他の態様は、窒素又は金属
を含有するゲート絶縁膜を有する半導体装置の製造方法
を対象とし、前記ゲート絶縁膜を形成した後、前記ゲー
ト絶縁膜上に各種層からなる上部多層構造を形成するま
での間に、少なくとも1層の形成工程を介して、重水素
雰囲気にて熱処理を施す工程を複数回行ない、前記各熱
処理工程にて、前記ゲート絶縁膜の膜中及び少なくとも
一方の界面に含まれるN−H結合(Me(金属)−H結
合)とN−D(重水素)結合(Me−D(重水素)結
合)との比率において、自然界に存在するH:Dの割合
に比してN−D結合の比率が高くなるように制御するこ
とを特徴とするものである。
【0012】この場合、具体的に、前記ゲート絶縁膜
は、金属酸化物又は金属酸化物にシリコンを含有する金
属シリケートを含む単層膜、あるいは当該単層膜に酸化
膜又は酸窒化膜を組み合わせた積層膜とすることが好適
である。
【0013】重水素雰囲気の前記熱処理における温度条
件が200℃〜650℃の範囲内の値とすることが好ま
しい。
【0014】また、前記熱処理工程の際に、重水素又は
重水素を含む化合物の気体中でプラズマを励起し、前記
上部多層構造を介して前記ゲート絶縁膜の膜中及び少な
くとも一方の界面に重水素を導入することが好適であ
る。
【0015】本発明は、シリサイド(サリサイド)形成
を行なう場合には、前記金属シリサイドを形成する前
に、前記熱処理工程を行なうようにしたり、前記金属シ
リサイドを形成するときに、当該金属シリサイドの反応
雰囲気に重水素を含ませ、前記金属シリサイドの形成工
程及び前記熱処理工程を同時に行なうことが好ましい。
【0016】
【作用】本発明においては、窒素又は金属を含有するゲ
ート絶縁膜の成膜後に重水素を導入することにより、当
該ゲート絶縁膜で電子トラップとなり易いN−H結合又
はMe−H結合の一部をN−D結合又はMe−D結合に
変更する。重水素は水素に比して質量が大きいため、ホ
ットキャリアの衝突により前記結合に励起が生じても、
結合手が切断され難く、電子トラップの発生が抑止され
る。
【0017】また、重水素の導入時期は、ゲート絶縁膜
内(及び界面)に所定量のN−D結合又はMe−D結合
を確保する必要から、ゲート絶縁膜の成膜直後の工程で
あることが望ましい。しかしながら、その後の上部多層
構造を形成する各種工程において高温の熱処理を要し、
これにより電子トラップが発生してチャネルのホットキ
ャリア耐性が劣化するおそれがある。そこで、ゲート絶
縁膜上に各種層からなる上部多層構造を形成するまでの
間に、少なくとも1層の形成工程を介して、重水素雰囲
気にて熱処理を施す工程を少なくとも2回(複数回)行
う。これにより、ゲート絶縁膜内(及び界面)への重水
素の拡散が助長され、所定量のN−D結合又はMe−D
結合が十分に確保されることになり、ホットキャリア耐
性の向上が実現する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
諸実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0019】−本発明の骨子− 始めに、本発明の骨子について説明する。
【0020】(主要原理の説明)先ず、本発明の主要原
理について説明する。ここでは、ゲート絶縁膜として、
窒素を含有する絶縁膜であるSiO2膜とSiN膜の多
層膜を形成する場合について例示する。図1に示すよう
に、先ずシリコン基板1の表面に熱酸化法によりSiO
2膜2を形成し、続いてCVD法によりSiN膜3を形
成し、SiO2膜2及びSiN膜3からなるゲート絶縁
膜11を構成する。そして、ゲート電極材料である多結
晶シリコン膜4を形成した後、重水素熱処理によりゲー
ト絶縁膜11の膜内及び界面に重水素分子(D2)又は
原子状重水素(D*)を導入する。
【0021】このとき、ゲート絶縁膜11では、図2に
示すように、重水素導入前にSiONであった部分、S
34であった部分に重水素が結合し、N−D結合が形
成される。即ち、Nのダングリングボンドに、軽水素
(H)が結合しているところを重水素(D)に置き換え
る。
【0022】ここで、重水素雰囲気による熱処理の優位
性について調べた実験例について説明する。この実験
は、各種雰囲気において熱処理した際のライフタイム
(寿命)の飽和電流依存性を調べたものであり、D2
囲気、N2雰囲気、H2雰囲気、3%H2/N2雰囲気、熱
処理なしの各場合について調べた。ここでは、ライフタ
イムを飽和電流が10%低下するまでの時間として定義
する。
【0023】実験の結果、図3に示すように、D2雰囲
気、N2雰囲気、H2雰囲気、3%H2/N2雰囲気、熱処
理なしの順にライフタイムの向上がみられ、D2雰囲気
による熱処理の優位性が確認された。
【0024】これは、DがHの2倍の質量を持つため、
N−D結合ではN−H結合に比して電子が衝突した際の
結合手の振動が遅くなり、切断され難くなるためである
と考えられる。従って、D2雰囲気で熱処理を施すこと
により、電子トラップの発生を抑止し、ホットキャリア
耐性を向上させることが可能となる。
【0025】ここでは、窒素含有のゲート絶縁膜につい
て説明したが、金属含有のゲート絶縁膜(例えば、金属
酸化物又は金属シリケートを含むゲート絶縁膜)につい
ても同様に考えられ、Me−H結合の一部をMe−D結
合に置き換え、励起された電子の衝突による結合手の切
断を抑制することが可能となる。
【0026】(重水素の好適な導入時期)続いて、半導
体装置の製造工程において、重水素導入の好適な時期に
ついて考察する。ゲート絶縁膜内(及び界面)に、所定
量のN−D結合又はMe−D結合を所定量確保すること
が必要であることから、ゲート絶縁膜の成膜直後に重水
素導入を行なうことが望ましい。しかしながら、その後
の上部多層構造を形成する各種工程において高温の熱処
理を要し、これにより電子トラップが発生してチャネル
のホットキャリア耐性が劣化するおそれがある。
【0027】ここで、重水素導入後に、各種熱処理を行
なった際のライフタイム(寿命)の飽和電流依存性を調
べた実験例について説明する。各種熱処理としては、D
2熱処理後にN2熱処理を行なった場合、D2熱処理後に
2熱処理を行なった場合について例示する。なお、ラ
イフタイムの定義については上記と同様である。
【0028】実験の結果、図4に示すように、D2熱処
理のみの場合に比して、D2熱処理後にN2熱処理を行な
った場合、D2熱処理後にH2熱処理を行なった場合の順
にライフタイムの低下がみられる。これは、D2熱処理
後の各種熱処理によりホットキャリア耐性が劣化するこ
とを意味する。
【0029】前記実験結果から、重水素導入後には、で
きるだけ熱処理を回避することが望ましいことが判る。
そこで、図5に示すように、ゲート絶縁膜11上の多結
晶シリコン膜4をパターニングしてゲート電極12を形
成し、更にSiO2からなるサイドウォール13や、S
iN膜、SiON膜、及びSiO2膜からなる層間絶縁
膜14等の上層多層構造を形成した後に、重水素導入を
行なう。
【0030】実際に、上記の構成に加え、CoSi層や
SiN膜、SiON膜等を形成して上層多層構造を形成
し、その後に重水素導入を実行し、D,H,Nのプロフ
ァイルについて調べた。実験の結果、図6に示すよう
に、窒素を含有する絶縁膜(ここでは各SiON膜)に
重水素が偏析することが判った。
【0031】前記実験結果では、図5の層間絶縁膜14
のSiON膜及びその上層に形成されたSiON膜に多
くの重水素が偏析しており、ゲート絶縁膜11中の重水
素はこれに比べると少ない。この場合でも、ホットキャ
リア耐性の許容し得る程度の向上は認められるが、ゲー
ト絶縁膜11中の重水素を更に増加させてホットキャリ
ア耐性を十分に向上させることを考え、ゲート絶縁膜1
1の形成後に、上層多層構造のうちの少なくとも1層の
形成工程を介して、複数回の重水素導入を行なうことが
好適である。これにより、ゲート絶縁膜11内及びその
界面への重水素の拡散が助長され、所定量のN−D結合
が十分に確保されることになり、ホットキャリア耐性の
十分な向上を実現することができる。
【0032】(金属を含有するゲート絶縁膜の一例)次
に、Ti膜をゲート絶縁膜として形成する場合について
説明する。この場合、図7に示すように、スパッタ装置
のチャンバー内にTiターゲット21及びシリコン基板
1を設置し、Arに5%のD2を含むスパッタガスをチ
ャンバー内に導入してスパッタする。これにより、シリ
コン基板1の表面にD2が導入されたTi膜22が成膜
され、これをゲート絶縁膜として用いる。
【0033】ここでは、D2を含む雰囲気中でスパッタ
リングを行なうため、爆発を誘発することなく適当量の
2を導入することができる。Ti膜中に十分多くのD2
を導入できるため、後工程で水素を外側からシリコン基
板の界面に導入する際に、効率良くこれを行なうことが
可能となる。
【0034】−半導体装置の製造方法の具体例− 以下、上述した本発明の主要原理を踏まえ、本実施形態
のMOSトランジスタの製造方法について説明する。図
8及び図9は、本実施形態のCMOSトランジスタの製
造方法を工程順に示す概略断面図である。
【0035】先ず、図8(a)に示すように、P型MO
Sトランジスタを形成するためのNウェル30の形成に
続き、素子形成領域を画定するため、素子分離構造32
を形成する。具体的には、先ず、P型のシリコン基板3
1の所定部位にN型不純物、ここではリン(P)をドー
ズ量2×1012/cm2、加速エネルギー80keVの
条件でイオン注入し、Nウェル30を形成する。
【0036】次に、シリコン基板31の素子分離領域に
溝33をパターニングにより形成し、この溝33を埋め
込むようにCVD法によりSiO2を堆積した後、化学
機械研磨法(CMP法)により研磨し、溝33内にSi
2が埋め込まれてなる素子分離構造32を形成する。
【0037】続いて、図8(b)に示すように、ゲート
絶縁膜34を形成する。具体的には、図1で示した形成
方法と同様に、シリコン基板31の表面に熱酸化法によ
りSiO2膜を形成し、続いてCVD法によりSiN膜
を形成し、SiO2膜及びSiN膜からなるゲート絶縁
膜34を構成する。
【0038】続いて、図8(c)に示すように、ゲート
電極35をパターン形成する。具体的には、ゲート絶縁
膜34上にCVD法によりゲート電極材料である多結晶
シリコン膜を膜厚200nm程度に形成し、パターニン
グすることにより帯状のゲート電極35を形成する。
【0039】続いて、図8(d)に示すように、ソース
/ドレイン36a,36bを形成する。具体的には、先
ず、P型MOSトランジスタの形成部位をマスクし、N
型MOSトランジスタの形成部位のゲート電極35をマ
スクとして、ゲート電極35の両側におけるシリコン基
板31の表層にN型不純物、ここではリン(P)をドー
ズ量2×1015/cm2、加速エネルギー5keVの条
件でイオン注入し、ソース/ドレイン36aを形成す
る。
【0040】次に、N型MOSトランジスタの形成部位
をマスクし、P型MOSトランジスタの形成部位のゲー
ト電極35をマスクとして、ゲート電極35の両側にお
けるシリコン基板31の表層にP型不純物、ここでは硼
素(B)をドーズ量8×10 14/cm2、加速エネルギ
ー1.0keVの条件でイオン注入し、ソース/ドレイ
ン36bを形成する。
【0041】次に、ゲート電極35を覆うように、CV
D法によりSiO2を堆積し、全面を異方性エッチング
してゲート電極35の側面のみにSiO2を残し、サイ
ドウォール37を形成する。
【0042】続いて、図9(a)に示すように、サリサ
イド構造を形成する前に、重水素熱処理を施してゲート
絶縁膜34の膜中及びその界面に重水素を導入する。具
体的には、先ず、5%以上、ここでは99%の重水素雰
囲気中で温度200℃〜650℃、ここでは500℃で
アニールし、ゲート絶縁膜34の膜中及びその界面に重
水素を導入してN−D結合を形成する。
【0043】次に、全面にCo膜を膜厚10nm程度に
形成し、400℃〜700℃、ここでは500℃でアニ
ールし、ゲート電極35の表層及びソース/ドレイン3
6a,36bの表層とCo膜を反応させてCo−Si層
38を形成する。その後、未反応部分として残存したC
o膜をウェットエッチングにより除去する。
【0044】なお、Co膜の替わりにTi膜やW膜とT
iN膜の積層膜、W膜とMN膜の積層膜等を形成し、そ
れに応じたシリサイド形成を行なうようにしても好適で
ある。
【0045】また、重水素アニール工程に続いてサリサ
イド工程を行なう替わりに、即ち金属シリサイドの反応
雰囲気に重水素を含ませて、両工程を同時に行なうよう
にしても好適である。
【0046】続いて、図9(b)に示すように、層間絶
縁膜39を形成する。具体的には、先ず、全面を覆うよ
うにプラズマCVD法によりSiO膜40を膜厚20n
m程度に形成し、次いでプラズマCVD法によりSiN
膜41を膜厚80nm程度に、そしてプラズマCVD法
によりSiO2膜42を膜厚950nm程度に形成し、
これらSiN膜40、SiON膜41、及びSiO2
42からなる層間絶縁膜39を形成する。
【0047】続いて、図9(c)に示すように、配線形
成工程を行なう前に、再び重水素熱処理を施してゲート
絶縁膜34の膜中及びその界面に重水素を導入する。
【0048】具体的には、先ず、5%以上、ここでは9
9%の重水素雰囲気中で温度200℃〜650℃、ここ
では500℃でアニールし、ゲート絶縁膜34の膜中及
びその界面に重水素を導入してN−D結合を形成する。
【0049】この場合、通常のアニール処理に替えて、
重水素又は重水素を含む化合物の気体中でプラズマを励
起し、層間絶縁膜39等を介してゲート絶縁膜34の膜
中及び界面に重水素を導入するようにしても良い。この
ように、プラズマ励起を利用することにより、より確実
な重水素の導入が可能となる。
【0050】次に、層間絶縁膜39を貫通してソース/
ドレイン36a,36bの表面の一部を露出させるコン
タクト孔43を形成し、コンタクト孔43を埋め込むよ
うにW膜を形成した後、CMP法により表面研磨して、
コンタクトプラグ(Wプラグ)44を形成する。
【0051】しかる後、重水素雰囲気でシンタリングを
施し、金属配線のパターン形成、層間絶縁膜の形成等を
経て、P型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジ
スタを備えたCMOSトランジスタを完成させる。
【0052】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、窒素(又は金属)を含有するゲート絶縁膜を有する
半導体装置(CMOSトランジスタ)の製造するにあた
って、ゲート絶縁膜34(11)の更なる薄膜化を実現
するとともに、ホットキャリア耐性を向上させ、微細化
・高集積化に対応した信頼性の高い半導体装置を製造す
ることができる。
【0053】以下、本発明の諸態様を付記としてまとめ
て記載する。
【0054】(付記1) 窒素を含有するゲート絶縁膜
を有する半導体装置の製造方法であって、前記ゲート絶
縁膜を形成した後に、重水素雰囲気にて熱処理を施し、
前記ゲート絶縁膜の膜中及び少なくとも一方の界面に含
まれるN−H結合とN−D(重水素)結合との比率にお
いて、自然界に存在するH:Dの割合に比してN−D結
合の比率が高くなるように制御することを特徴とする半
導体装置の製造方法。
【0055】(付記2) 前記ゲート絶縁膜は、酸窒化
膜、窒化膜、酸化膜/窒化膜の積層膜、及び酸窒化膜/
酸化膜の積層膜のうちのいずれか1つであることを特徴
とする付記1に記載の半導体装置の製造方法。
【0056】(付記3) 重水素雰囲気の前記熱処理に
おける温度条件が200℃〜650℃の範囲内の値であ
ることを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置の
製造方法。
【0057】(付記4) 金属を含有するゲート絶縁膜
を有する半導体装置の製造方法であって、前記ゲート絶
縁膜を形成した後に、重水素雰囲気にて熱処理を施し、
前記ゲート絶縁膜の膜中及び少なくとも一方の界面に含
まれるMe(金属)−H結合とMe−D(重水素)結合
との比率において、自然界に存在するH:Dの割合に比
してMe−D結合の比率が高くなるように制御すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。
【0058】(付記5) 前記ゲート絶縁膜は、金属酸
化物又は金属酸化物にシリコンを含有する金属シリケー
トを含む単層膜、あるいは当該単層膜に酸化膜又は酸窒
化膜を組み合わせた積層膜であることを特徴とする付記
4に記載の半導体装置の製造方法。
【0059】(付記6) 前記ゲート絶縁膜は、成膜し
た後に重水素雰囲気にて熱処理をしてその膜中に重水素
を蓄え、その膜がTi又はTiを含有する膜であること
を特徴とする付記4に記載の半導体装置の製造方法。
【0060】(付記7) 重水素雰囲気の前記熱処理に
おける温度条件が200℃〜650℃の範囲内の値であ
ることを特徴とする付記4〜6のいずれか1項に記載の
半導体装置の製造方法。
【0061】(付記8) 窒素を含有するゲート絶縁膜
を有する半導体装置の製造方法であって、前記ゲート絶
縁膜を形成した後、前記ゲート絶縁膜上に各種層からな
る上部多層構造を形成するまでの間に、少なくとも1層
の形成工程を介して、重水素雰囲気にて熱処理を施す工
程を複数回行ない、前記各熱処理工程にて、前記ゲート
絶縁膜の膜中及び少なくとも一方の界面に含まれるN−
H結合とN−D(重水素)結合との比率において、自然
界に存在するH:Dの割合に比してN−D結合の比率が
高くなるように制御することを特徴とする半導体装置の
製造方法。
【0062】(付記9) 前記上部多層構造は、窒素を
含有する絶縁膜を含むことを特徴とする付記8に記載の
半導体装置の製造方法。
【0063】(付記10) 前記ゲート絶縁膜は、酸窒
化膜、窒化膜、酸化膜/窒化膜の積層膜、及び酸窒化膜
/酸化膜の積層膜のうちのいずれか1つであることを特
徴とする付記8又は9に記載の半導体装置の製造方法。
【0064】(付記11) 重水素雰囲気の前記熱処理
における温度条件が200℃〜650℃の範囲内の値で
あることを特徴とする付記8〜10のいずれか1項に記
載の半導体装置の製造方法。
【0065】(付記12) 前記熱処理工程の際に、重
水素又は重水素を含む化合物の気体中でプラズマを励起
し、前記上部多層構造を介して前記ゲート絶縁膜の膜中
及び少なくとも一方の界面に重水素を導入することを特
徴とする付記8〜11のいずれか1項に記載の半導体装
置の製造方法。
【0066】(付記13) 前記ゲート電極及び/又は
その上層の配線層に金属シリサイドを形成するに際し
て、前記金属シリサイドを形成する前に、前記熱処理工
程を行なうことを特徴とする付記8〜12のいずれか1
項に記載の半導体装置の製造方法。
【0067】(付記14) 前記ゲート電極及び/又は
その上層の配線層に金属シリサイドを形成するに際し
て、前記金属シリサイドを形成するときに、当該金属シ
リサイドの反応雰囲気に重水素を含ませ、前記金属シリ
サイドの形成工程及び前記熱処理工程を同時に行なうこ
とを特徴とする付記8〜12のいずれか1項に記載の半
導体装置の製造方法。
【0068】(付記15) 金属を含有するゲート絶縁
膜を有する半導体装置の製造方法であって、前記ゲート
絶縁膜を形成した後、前記ゲート絶縁膜上に各種層から
なる上部多層構造を形成するまでの間に、少なくとも1
層の形成工程を介して、重水素雰囲気にて熱処理を施す
工程を少なくとも2回行ない、前記各熱処理工程にて、
前記ゲート絶縁膜の膜中及び少なくとも一方の界面に含
まれるMe(金属)−H結合とMe−D(重水素)結合
との比率において、自然界に存在するH:Dの割合に比
してMe−D結合の比率が高くなるように制御すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。
【0069】(付記16) 前記ゲート絶縁膜は、金属
酸化物又は金属酸化物にシリコンを含有する金属シリケ
ートを含む単層膜、あるいは当該単層膜に酸化膜又は酸
窒化膜を組み合わせた積層膜であることを特徴とする付
記15に記載の半導体装置の製造方法。
【0070】(付記17) 前記ゲート絶縁膜は、成膜
した後に重水素雰囲気にて熱処理をしてその膜中に重水
素を蓄え、その膜がTi又はTiを含有する膜であるこ
とを特徴とする付記15に記載の半導体装置の製造方
法。
【0071】(付記18) 重水素雰囲気の前記熱処理
における温度条件が200℃〜650℃の範囲内の値で
あることを特徴とする付記15〜17のいずれか1項に
記載の半導体装置の製造方法。
【0072】(付記19) 前記熱処理工程の際に、重
水素又は重水素を含む化合物の気体中でプラズマを励起
し、前記上部多層構造を介して前記ゲート絶縁膜の膜中
及び少なくとも一方の界面に重水素を導入することを特
徴とする付記15〜18のいずれか1項に記載の半導体
装置の製造方法。
【0073】(付記20) 前記ゲート電極及び/又は
その上層の配線層に金属シリサイドを形成するに際し
て、前記金属シリサイドを形成する前に、前記熱処理工
程を行なうことを特徴とする付記15〜19のいずれか
1項に記載の半導体装置の製造方法。
【0074】(付記21) 前記ゲート電極及び/又は
その上層の配線層に金属シリサイドを形成するに際し
て、前記金属シリサイドを形成するときに、当該金属シ
リサイドの反応雰囲気に重水素を含ませ、前記金属シリ
サイドの形成工程及び前記熱処理工程を同時に行なうこ
とを特徴とする付記15〜19のいずれか1項に記載の
半導体装置の製造方法。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、窒素又は金属を含有す
るゲート絶縁膜を有する半導体装置の製造するにあたっ
て、ゲート絶縁膜の更なる薄膜化を実現するとともに、
ホットキャリア耐性を向上させ、半導体素子の微細化・
高集積化に対応した信頼性の高い半導体装置を製造する
方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による半導体装置の製造方法におい
て、ゲート絶縁膜の形成工程を示す概略断面図である。
【図2】ゲート絶縁膜内(及び界面)の化学的結合状態
を示す分子構造図である。
【図3】各種雰囲気において熱処理した際のライフタイ
ム(寿命)の飽和電流依存性を示す特性図である。
【図4】重水素熱処理後、各種熱処理を行なった際のラ
イフタイム(寿命)の飽和電流依存性を示す特性図であ
る。
【図5】ゲート電極の上層に各種絶縁膜を形成した後
に、重水素を導入する様子を示す概略断面図である。
【図6】D,H,Nの深さ方向のプロファイルを示す概
略断面図である。
【図7】Ti膜をゲート絶縁膜として形成する一例を示
す概略断面図である。
【図8】本実施形態のCMOSトランジスタの製造方法
を工程順に示す概略断面図である。
【図9】図8に引き続き、本実施形態のCMOSトラン
ジスタの製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【符号の説明】
1,31 シリコン基板 2 SiO2膜 3 SiN膜 4 多結晶シリコン膜 11,34 ゲート絶縁膜 12,35 ゲート電極 13 サイドウォール 14,39 層間絶縁膜 21 Tiターゲット 22 Ti膜 30 Nウェル 32 素子分離構造 33 溝 36a,36b ソース/ドレイン 38 Co−Si層 43 コンタクト孔 44 コンタクトプラグ(Wプラグ)
フロントページの続き (72)発明者 渡邊 悟 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田村 泰之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 綿谷 宏文 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 大橋 英明 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 Fターム(参考) 5F040 DA17 DC01 EC01 EC07 EC13 ED01 ED03 ED05 ED06 EH02 EJ03 EK01 EK05 EL01 EL02 EL06 FA05 FC15 FC19 FC21 5F048 AA01 AA07 AC03 BA01 BB05 BB08 BB11 BB12 BG01 BG13 DA25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒素を含有するゲート絶縁膜を有する半
    導体装置の製造方法であって、 前記ゲート絶縁膜を形成した後に、重水素雰囲気にて熱
    処理を施し、前記ゲート絶縁膜の膜中及び少なくとも一
    方の界面に含まれるN−H結合とN−D(重水素)結合
    との比率において、自然界に存在するH:Dの割合に比
    してN−D結合の比率が高くなるように制御することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 金属を含有するゲート絶縁膜を有する半
    導体装置の製造方法であって、 前記ゲート絶縁膜を形成した後に、重水素雰囲気にて熱
    処理を施し、前記ゲート絶縁膜の膜中及び少なくとも一
    方の界面に含まれるMe(金属)−H結合ととの比率に
    おいて、自然界に存在するH:Dの割合に比してMe−
    D結合の比率が高くなるように制御することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 窒素を含有するゲート絶縁膜を有する半
    導体装置の製造方法であって、 前記ゲート絶縁膜を形成した後、前記ゲート絶縁膜上に
    各種層からなる上部多層構造を形成するまでの間に、少
    なくとも1層の形成工程を介して、重水素雰囲気にて熱
    処理を施す工程を複数回行ない、 前記各熱処理工程にて、前記ゲート絶縁膜の膜中及び少
    なくとも一方の界面に含まれるN−H結合とN−D(重
    水素)結合との比率において、自然界に存在するH:D
    の割合に比してN−D結合の比率が高くなるように制御
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ゲート電極及び/又はその上層の配
    線層に金属シリサイドを形成するに際して、 前記金属シリサイドを形成する前に、前記熱処理工程を
    行なうことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ゲート電極及び/又はその上層の配
    線層に金属シリサイドを形成するに際して、 前記金属シリサイドを形成するときに、当該金属シリサ
    イドの反応雰囲気に重水素を含ませ、前記金属シリサイ
    ドの形成工程及び前記熱処理工程を同時に行なうことを
    特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 金属を含有するゲート絶縁膜を有する半
    導体装置の製造方法であって、 前記ゲート絶縁膜を形成した後、前記ゲート絶縁膜上に
    各種層からなる上部多層構造を形成するまでの間に、少
    なくとも1層の形成工程を介して、重水素雰囲気にて熱
    処理を施す工程を少なくとも2回行ない、 前記各熱処理工程にて、前記ゲート絶縁膜の膜中及び少
    なくとも一方の界面に含まれるMe(金属)−H結合と
    Me−D(重水素)結合との比率において、自然界に存
    在するH:Dの割合に比してMe−D結合の比率が高く
    なるように制御することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記熱処理工程の際に、重水素又は重水
    素を含む化合物の気体中でプラズマを励起し、前記上部
    多層構造を介して前記ゲート絶縁膜の膜中及び少なくと
    も一方の界面に重水素を導入することを特徴とする請求
    項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ゲート電極及び/又はその上層の配
    線層に金属シリサイドを形成するに際して、 前記金属シリサイドを形成する前に、前記熱処理工程を
    行なうことを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ゲート電極及び/又はその上層の配
    線層に金属シリサイドを形成するに際して、 前記金属シリサイドを形成するときに、当該金属シリサ
    イドの反応雰囲気に重水素を含ませ、前記金属シリサイ
    ドの形成工程及び前記熱処理工程を同時に行なうことを
    特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置の製造方
    法。
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