JP2002118231A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2002118231A
JP2002118231A JP2000307381A JP2000307381A JP2002118231A JP 2002118231 A JP2002118231 A JP 2002118231A JP 2000307381 A JP2000307381 A JP 2000307381A JP 2000307381 A JP2000307381 A JP 2000307381A JP 2002118231 A JP2002118231 A JP 2002118231A
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JP
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power supply
wiring
internal circuit
supply voltage
supplying
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Koshi Yamada
耕嗣 山田
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧のサージに対する内部回路の保護機
能を向上させた半導体集積回路を提供する。 【解決手段】 電源電圧VDDを内部回路に供給するため
の配線5−1と、電源電圧VSSを内部回路に供給するた
めの配線5−2とを近接させて平行にした上で、配線5
−1、5−2をそれぞれボンディングパッドP−1、P
−2に接続される部分からチップの外周に沿って略1周
引き回した後に内部回路に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1つの基板上または
基板内に半導体で構成された複数の回路素子を形成する
とともに、これらを接続して成る半導体集積回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路においては、配線の長さ
に応じて配線による抵抗やインダクタンス、及び、配線
に寄生する容量が付与されてしまう。これらの配線抵
抗、配線インダクタンス、及び、配線容量は配線長が長
くなるほど増加し、また、配線容量は配線同士の間隔が
狭くなったり、配線とチップの基板との距離が近いほど
大きくなる。これらの素子の値が大きくなると、信号の
遅延が大きくなり、高速な動作ができなくなるので、従
来の半導体集積回路では、各配線ができるだけ短く、ま
た、配線間ができるだけ広くなるように配線をレイアウ
トしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、電源電圧を内
部回路に供給する配線に関して考えてみる。図7に等価
回路図を示すように、電源電圧VDD、VSSをそれぞれ内
部回路20に供給するための配線3−1、3−2には、
配線抵抗R及び配線インダクタンスLが形成されてしま
うとともに、配線3−1と配線3−2との間、配線3−
1、3−2とチップの基板との間には、それぞれ配線容
量C1、C2が寄生してしまう。そして、従来の半導体
集積回路では、これらの素子の値ができるだけ小さくな
るように配線のレイアウトを行っているので、これらの
素子の値が比較的小さくなっていた。そのため、電源電
圧VDDの外部端子P−1あるいは電源電圧VSSの外部端
子P−2に印加されたサージが殆ど吸収あるいは減衰さ
れることなく内部回路20に直に印加されることによっ
て、内部回路20のソース−ゲート間などが破壊される
ことも多かった。そして、この問題の対策として、電源
電圧VDDの端子P−1と電源電圧VSSの端子P−2との
間に設ける様々な保護素子が提案されているが、まだ充
分なものはない。
【0004】そこで、本発明は、電源電圧のサージに対
する内部回路の保護機能を向上させた半導体集積回路を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体集積回路では、第1の電源電圧を内
部回路に供給するための第1の配線と、第2の電源電圧
を前記内部回路に供給するための第2の配線とをチップ
内で引き回した後に内部回路に接続している。
【0006】この構成により、第1の配線及び第2の配
線に形成される抵抗やインダクタンス、並びに、第1の
配線と第2の配線との間やこれらの配線とチップの基板
との間に寄生する容量の値が大きくなるので、これらの
素子によって電源電圧のサージが吸収あるいは減衰され
る度合いが高まる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。本発明の一実施形態である半
導体集積回路の構造を図1に示す。図1の(イ)は後述
する保護用の絶縁膜6を透視した状態での上面図であ
り、また、図1の(ロ)は図1の(イ)中のA−A’で
の断面図である。
【0008】半導体基板1の領域2にはトランジスタや
ダイオードや抵抗やキャパシタンス等から成る内部回路
が、領域3には外部からの信号を内部回路に入力した
り、内部回路からの信号を外部に出力したりする入出力
回路(以下、「I/O」)がそれぞれ形成されている。
半導体基板1の上面は絶縁膜4で覆われており、絶縁膜
4上には電源電圧VDD(例えば5[V])、VSS(例えば
0[V])をそれぞれ内部回路やI/Oに供給するための
配線(以下、「電源線」)5−1、5−2を含む各種の
配線が形成されている。尚、分かりやすくするために、
電源線5−1及び5−2以外の配線は省略している。こ
れらの配線の表面は、外部電極(ボンディングパッド)
となる部分を除いて保護用の絶縁膜6で覆われている。
P1、P2はそれぞれ電源線5−1、5−2のボンディ
ングパッドである。
【0009】そして、本実施形態では、電源線5−1及
び5−2を近接させて平行にした上で、電源線5−1、
5−2をそれぞれボンディングパッドP−1、P−2の
部分からチップの外周に沿って略1周引き回すように形
成している。電源線5−1、5−2は、それぞれボンデ
ィングパッドP−1、P−2の部分から引き回された終
端付近で絶縁膜4に設けられたコンタクトホールH−
1、H−2を介して内部回路の拡散層や他の配線層等に
接続されている。尚、I/Oは、サージに対する保護回
路が別途設けられるので、配線5−1、5−2とどの部
分で接続されていてもよい。
【0010】以上の構成により、電源線5−1及び5−
2が内部回路に接続されるまでの距離を従来の10倍以
上に稼ぐようにしたので、図7に示す等価回路図におい
て、電源線5−1及び5−2に形成される抵抗Rやイン
ダクタンスLの値、並びに、電源線5−1と5−2との
間や電源線5−1、5−2と半導体基板1との間に寄生
する容量Cの値が大幅に大きくなる。これにより、電源
電圧のサージがこれらの素子によって吸収あるいは減衰
される度合いが高まり、内部回路20や電源電圧の端子
間に設けられた保護素子(不図示)等に電源電圧のサー
ジがそのまま印加されることがなくなるので、内部回路
20が破壊されにくくなり、電源電圧のサージに対する
内部回路20の保護機能が向上する。
【0011】尚、電源線5−1、5−2については、そ
れぞれボンディングパッドP−1、P−2の部分から内
部回路に接続される部分までの長さが少なくともチップ
の一辺以上になるようにするのが良い。また、電源線5
−1及び5−2の引き回し方は上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば、図2、図3、図4、図5、ま
たは、図6に示すように引き回されていてもよい。
【0012】図3では、電源線5−1、5−2がそれぞ
れボンディングパッドP−1、P−2から引き回された
終端付近以外の部分で内部回路に接続されている。図4
では、電源線5−1と5−2とを別々の配線層にほぼ重
なる位置に形成しており、残りの領域に電源線5−1及
び5−2と同じ配線層を用いて内部回路11を形成して
いる。図5では、例えば電源線5−1及び5−2を最上
層に形成し、電源線以外の配線を下層に形成して、電源
線5−1及び5−2の下部にも電源線以外の配線層を用
いた内部回路12を形成している。図4や図5の構成に
よれば、電源線を引き回すことに起因して電源線以外の
配線を形成する領域が縮小され過ぎるという問題を解消
することができる。
【0013】図6では、I/O用の電源線7−1及び7
−2とは別に形成される内部回路専用の電源線8−1及
び8−2を上述したようにそれぞれボンディングパッド
P−1、P−2の部分から引き回している。一般的に、
内部回路の消費電流は少なく、内部回路専用の電源線は
I/O用の電源線に比べて細くできることから、内部回
路の保護機能を同じ程度得るための抵抗値やインダクタ
ンス値を形成するのであれば、I/O用の太い電源線を
用いて内部回路に電源を供給する場合よりも、電源線に
よる配線層の占有度を低減することができる。一方、電
源線による配線層の占有度を同じ程度にするのであれ
ば、電源電圧が印加される外部電極(ボンディングパッ
ド)から内部回路につながる電源線を長くして抵抗値や
インダクタンス値を増大させることができるので、内部
回路の保護機能をより向上させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路によれば、第1の電源電圧を内部回路に供給する
ための第1の配線、及び、第2の電源電圧を内部回路に
供給するための第2の配線に形成される抵抗やインダク
タンス、並びに、第1の配線と第2の配線との間やこれ
らの配線とチップの基板との間に寄生する容量の値が大
きくなるので、これらの素子によって電源電圧のサージ
が吸収あるいは減衰される度合いが高まり、電源電圧の
サージに対する内部回路の保護機能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である半導体集積回路の
構造を示す図である。
【図2】 内部回路に電源電圧を供給するための配線の
他の引き回し方の例を示す図である。
【図3】 内部回路に電源電圧を供給するための配線の
さらに他の引き回し方の例を示す図である。
【図4】 内部回路に電源電圧を供給するための配線の
さらに他の引き回し方の例を示す図である。
【図5】 内部回路に電源電圧を供給するための配線の
さらに他の引き回し方の例を示す図である。
【図6】 内部回路に電源電圧を供給するための配線の
さらに他の引き回し方の例を示す図である。
【図7】 内部回路に電源電圧を供給するための配線に
係わる部分の等価回路図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 内部回路領域 3 I/O領域 4 絶縁膜 5−1、5−2 電源電圧を内部回路に供給するため
の配線 6 保護用の絶縁膜 7−1、7−2 I/O用の電源線 8−1、8−2 内部回路専用の電源線 P−1、P−2 ボンディングパッド H−1、H−2 コンタクトホール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧を内部回路に供給するた
    めの第1の配線と、第2の電源電圧を前記内部回路に供
    給するための第2の配線とをチップ内で引き回した後に
    内部回路に接続したことを特徴とする半導体集積回路。
JP2000307381A 2000-10-06 2000-10-06 半導体集積回路 Pending JP2002118231A (ja)

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