JP2002117679A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JP2002117679A
JP2002117679A JP2000304333A JP2000304333A JP2002117679A JP 2002117679 A JP2002117679 A JP 2002117679A JP 2000304333 A JP2000304333 A JP 2000304333A JP 2000304333 A JP2000304333 A JP 2000304333A JP 2002117679 A JP2002117679 A JP 2002117679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
data bus
main
bus
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000304333A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhisa Hirano
勝久 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000304333A priority Critical patent/JP2002117679A/ja
Publication of JP2002117679A publication Critical patent/JP2002117679A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を増大させることなく、CAS系を
高速化する。 【解決手段】 データの送受を行なう場合、SW11と
SW21、SW12とSW22、SW13とSW23
は、プリチャージ及びイコライズが終了し、データアン
プ120とのデータ送受が可能なメインデータバス1
(141−1、141−2)またはメインデータバス2
(142−1、142−2)を選択してサブデータバス
151−1と152−1、151−2と152−2、1
51−3と152−3と接続する。選択されたメインデ
ータバス1(141−1、141−2)またはメインデ
ータバス2(142−1、142−2)に接続するデー
タバス補償回路131または132は、データアンプ1
20とのデータ送受を行なう第2の機能を実行する状態
となっている。SW30は、このデータバス補償回路1
31または132とデータアンプ120とを接続し、デ
ータの送受を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特に複数のメモリエレメントにより構成されるメモ
リアレイと前記メモリアレイに接続するデータバスとを
備える半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CPUの高速化に伴って、DRA
M(Dynamic RandomAccess Me
mory)等の半導体記憶装置では、より高い信号周波
数でデータ信号の入出力を行ない、データ転送速度の高
速化を図ることが要求されている。このため、データの
転送速度を高速化するための手法が数多く提案されてい
る。
【0003】半導体記憶装置の構成について、DRAM
で説明する。図4は、DRAM全体の構成図である。D
RAMは、メモリアレイ110、カラムコントロール2
10、カラムアドレスバッファ220、カラムデコーダ
230、センスアンプ310、ロウコントロール41
0、ロウアドレスバッファ420、ロウデコーダ43
0、入出力バッファ510、及び1/2Vcc発生回路
610とから構成される。
【0004】リード動作は、RASB端子からの外部入
力信号によりロウコントロール410で発生する内部信
号が、ロウアドレスバッファ420で入力するアドレス
を保持し、ロウデコーダ430がアドレスに基づき、メ
モリアレイ110上の1本のワード線を選択する。選択
されたワード線に接続する全てのメモリセルは、センス
アンプ310によってVcc、もしくはGNDレベルま
で増幅される。それとほぼ同時に、CASB端子からの
外部入力信号に応じてカラムコントロール210で発生
される内部信号がカラムアドレスバッファ220でアド
レスを保持する。カラムデコーダ230は、複数のセン
スアンプ310から、該当するアドレスのデータを入出
力バッファ510へ送る。入出力バッファ510では、
OEB信号により、読み出しデータを出力する。
【0005】ライト動作は、RASB端子からの外部入
力信号によりリード動作と同様にして、メモリアレイ1
10上の1本のワード線が選択され、選択されたワード
線に接続する全てのメモリセルがVcc、もしくはGN
Dレベルまで増幅される。それとほぼ同時に、カラムコ
ントロール210に接続するWEB端子から外部信号が
入力する。WEB端子からの外部入力信号に応じてカラ
ムコントロール210で発生される内部信号によって、
入出力バッファ510は書き込みデータを保持する。ま
た、カラムデコーダ230によって複数のセンスアンプ
310から該当するアドレスのセンスアンプ310へ書
き込みデータを強制的に転送することで書き込みを行な
う。
【0006】このうち、カラムゲートを制御するCAS
系の高速化を図ることによりデータの読み出し及び書き
込みを高速化する手法がある。CAS系は、(1)カラ
ムアドレスを保持し、(2)カラムアドレスのデコード
を行ない、(3)ビット線を選択し、(4)データ増幅
(リードもしくはライト)を行ない、(5)センスアン
プへ出力し、(6)データバスのイコライズとプリチャ
ージを行なう、という一連の動作を制御している。
【0007】CAS系の高速アクセスを実現する手法と
して、第1に、UpperCASとLowerCASと
を設け、これら2つのCASにより制御する2−CAS
方式がある。第2にキャッシュSRAMを内蔵して高速
化を図る手法がある。第3に、シンクロナスDRAM等
に見られるように、マルチバンク動作を行なう手法があ
る。これらの手法は、上記説明のCAS系の一連の動作
を全て高速化の対象としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の高速化
手法には、高速化のための回路規模やレイアウト面積が
大きくなるという問題がある。
【0009】第1の2−CAS方式、及び第3のマルチ
バンク手法では、CAS系の制御回路をほぼ全て重複さ
せることで高速化を図っているため、回路規模、レイア
ウト面積がほぼ2倍になるという欠点がある。
【0010】また、第2のキャッシュSRAMを内蔵す
る手法では、レイアウト面積の増大は、内蔵するメモリ
ーサイズに依存する。メモリーサイズが小さい場合は、
それによるレイアウト面積増大も小さくなるが、ランダ
ムアクセスの場合、SRAMの保持していないアドレス
にアクセスされた場合に、読み出し時間が遅くなる、い
わゆるミスヒットの危険性が大きくなる。内蔵するSR
AMのサイズを大きくすると、ミスヒットの確率も小さ
くなるが、その分レイアウト面積が増大するという関係
にある。
【0011】以上のように、従来の高速化手法では、回
路規模やレイアウト面積が大きくなってしまっていた。
また、高速化時に生じる問題として、大きな容量の場
合、(4)のデータ増幅時、及び(6)のデータバスの
イコライズとプリチャージ時に、データバスの寄生容量
が高速動作に影響を与えるという問題がある。データバ
ス回路について説明する。図5は、従来の半導体記憶装
置におけるデータバスの回路図である。データを記憶す
るメモリアレイ110−1、110−2、…、110−
n(nは任意の整数とする)がメインデータバス141
−1、141−2を介してデータアンプ120に接続す
る。各メモリアレイは、サブデータバス経由でメインデ
ータバスと接続している。例えばメモリアレイ110−
1は、サブデータバス151−1を介してメインデータ
バス141−1と、サブデータバス152−1を介して
メインデータバス141−2と接続する。メモリアレイ
110−2、110−nも同様である。このように、複
数のサブデータバスが共通のデータバスに物理的に接続
される形であったため、大きな容量の場合、データバス
の寄生容量が高速動作に影響していた。図6は、従来の
半導体記憶装置においてデータバスをイコライズプリチ
ャージした場合のタイミングチャートである。データバ
スがイコライズ(同電位にする)及びプリチャージ(V
ccレベルにする)に要する時間が、寄生抵抗及び寄生
容量によって発生する。この時間は、外部から見ると、
いわゆる「待ち時間」として扱うことができる。図から
わかるように、この「待ち時間」が経過するまで次の周
期の動作は開始することができず、半導体回路の動作に
使用するクロック(CLK)の周期を高速化する際の障
害となる。
【0012】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、回路規模を増大させることなく、CAS系の
高速化を可能にする半導体記憶装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、複数のメモリエレメントにより構成され
るメモリアレイと前記メモリアレイに接続するデータバ
スとを備える半導体記憶装置において、前記メモリアレ
イを構成するメモリエレメントに対応するビット線に接
続するサブデータバスと、前記サブデータバスと接続し
て前記メモリアレイとのデータ送受を行なう複数のメイ
ンデータバスと、前記複数のメインデータバスを構成す
るそれぞれのメインデータバスと前記サブデータバスと
の接続を開閉する第1の切換え手段と、前記それぞれの
メインデータバスに対応して設けられ、前記メインデー
タバスに接続してプリチャージを行ない、かつ電位平衡
をとるとともに、前記プリチャージ及び電位平衡のとれ
た前記メインデータバスとデータの送受を行なうデータ
バス補償回路と、前記それぞれのメインデータバスに対
応して設けられたデータバス補償回路の1つに接続して
データの送受を行なうデータアンプと、前記それぞれの
メインデータバスに対応して設けられたデータバス補償
回路と前記データアンプとの接続を開閉する第2の切換
え手段と、を有することを特徴とする半導体記憶装置、
が提供される。
【0014】このような構成の半導体記憶装置では、デ
ータを保持するメモリアレイは、複数のメモリエレメン
トにより構成されており、各メモリエレメントに対応す
るビット線には、サブデータバスが接続される。サブデ
ータバスは、第1の切換え手段を介して、データの送受
が行なわれる複数のメインデータバスに接続している。
サブデータバスは、複数のメインデータバスを構成する
それぞれのメインデータバスと、第1の切換え手段を介
して接続しており、第1の切換え手段の開閉により接続
するメインデータバスが選択される。各メインデータバ
スは、各メインデータバスに対応して設けられたデータ
バス補償回路と接続している。さらに、データバス補償
回路は、第2の切換え手段を介してデータアンプと接続
する。データバス補償回路は、メインデータバスに接続
してプリチャージを行ない、かつ電位平衡をとるととも
に、プリチャージ及び電位平衡のとれたメインデータバ
スとデータアンプ間のデータの送受を行なう。第2の切
換え手段は、各データバス補償回路とデータアンプとの
接続の開閉を行ない、データアンプと接続するデータバ
ス補償回路を選択する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。最初に、半導体記憶装置のCAS
系の構成について説明する。図1は、本発明の一実施の
形態である半導体記憶装置のCAS系の構成図である。
【0016】本発明に係る半導体記憶装置のCAS系回
路は、メモリアレイ110−1、110−2、…110
−n、カラムコントロール210、カラムアドレスバッ
ファ220、カラムデコーダ230、センスアンプアレ
イ310−1、310−2、…、310−m(mは任意
の整数)、ライトアンプとリードアンプとから構成され
るデータアンプ120、及び入出力バッファ510とか
ら構成される。また、各部はサブデータバス151−
1、…、151−m、152−1、…、152−m、及
びメインデータバス141により接続されている。
【0017】メモリアレイ110−1、110−2、
…、110−nは、複数のメモリエレメントより構成さ
れる記憶素子であり、データを保持する。カラムコント
ロール210は、CAS系全体の制御を行なう。カラム
アドレスバッファ220は、カラムコントロール210
の制御により、所定のアドレスを保持する。カラムデコ
ーダ230は、カラムアドレスバッファに220に保持
されたアドレスをデコードし、センスアンプアレイ31
0−1、310−2、…、310−mの選択信号を出力
する。センスアンプアレイ310−1、310−2、
…、310−mは、選択されたメモリアレイ110−
1、110−2、…、110−nのワード線をVccも
しくはGNDレベルまで増幅する。データアンプ120
は、入出力データの増幅等の処理を行なう。入出力バッ
ファ510は、I/Oブロックを介して外部とのインタ
フェースを行なう。
【0018】読み出し動作について説明する。ここで、
RAS系回路の動作により、すでにセンスアンプアレイ
310−1、310−2、…、310−mは活性化され
ており、いずれかのメモリアレイ110−1、110−
2、…、110−n中の複数のビット線は、VCCもし
くはGNDレベルに増幅されているものとする。
【0019】カラムコントロール210からの信号によ
り、カラムアドレスバッファ220に保持されたアドレ
ス入力は、カラムデコーダ230により複数のビット線
から該当するアドレスを選択する信号であるカラムスイ
ッチ信号(図中のYCL0〜YCLn)を出力する。各
々のセンスアンプアレイ310−1、310−2、…、
310−mの隣には、サブデータバス151−1、…、
151−m、152−1、…、152−mがあり、カラ
ムスイッチ信号によってビット線と接続される。サブデ
ータバス151−1、…、151−m、152−1、
…、152−mは、さらにメインデータバス141に接
続されており、それぞれリード用とライト用(もしくは
共通の場合もある)のデータアンプ120によって出力
データの増幅が行なわれる。次に、OEB制御の入出力
バッファ510のI/Oブロックを通して外部にデータ
が出力される。
【0020】次に、書き込み動作について説明する。読
み出し動作の場合と同様、センスアンプアレイ310−
1、310−2、…、310−mにより、ビット線は、
VCCもしくはGNDレベルに増幅されているものとす
る。
【0021】カラムコントロール210からの信号によ
り、カラムアドレスバッファ220に保持されたアドレ
ス入力は、カラムデコーダ230により複数のビット線
から該当するアドレスを選択する信号であるカラムスイ
ッチ信号(YCL0〜YCLn)を出力する。各々のセ
ンスアンプアレイ310−1、310−2、…、310
−mの隣には、サブデータバス151−1、…、151
−m、152−1、…、152−mがあり、カラムスイ
ッチ信号によってビット線と接続される。サブデータバ
ス151−1、…、151−m、152−1、…、15
2−mは、さらにメインデータバス141に接続されて
おり、それぞれにライト用(もしくは共通の場合もあ
る)のデータアンプ120によって入力データが強制的
にビット線に転送される。OEB制御の入出力バッファ
510のI/Oブロックでは、予め書き込むデータを入
力し、WE制御によってライト用のデータアンプに保持
している。
【0022】次に、本発明に係るCAS系のデータバス
回路について説明する。図2は、本発明の一実施の形態
である半導体記憶装置のデータバス回路図である。図1
と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。ま
た、ここでは、便宜上メモリアレイは3個として説明す
る。
【0023】本発明に係るCAS系のデータバス回路
は、記憶素子であるメモリアレイ110−1、110−
2、110−3、メモリアレイ110−1、110−
2、110−3のビット線に接続するサブデータバス1
51−1、151−2、151−3と152−1、15
2−2、152−3、共通のバスであるメインデータバ
ス1(141−1、141−2)とメインデータバス2
(142−1、142−2)、サブデータバス151−
1、151−2、151−3と152−1、152−
2、152−3とメインデータバス1(141−1、1
41−2)とメインデータバス2(142−1、142
−2)間の接続を制御する第1の切換え手段であるSW
11、SW12、SW13、SW21、SW22、SW
23、イコライズ及びプリチャージを行なうデータバス
補償回路131、132、入出力データを処理するデー
タアンプ120、及びデータバス補償回路131、13
2とデータアンプ120間の接続を制御する第2の切換
え手段であるSW30とから構成される。
【0024】データアンプ120は、読み出し動作時に
は、SW30により接続されたデータバス補償回路13
1または132経由で入力するデータを増幅し、外部の
入出力バッファ510へ出力する。書き込み動作時に
は、保持している書き込みデータをSW30により接続
されたデータバス補償回路131または132、メイン
データバス1(141−1、141−2)またはメイン
データバス2(142−1、142−2)経由で、該当
するメモリアレイ110−1、110−2、または11
0−3に強制的に書き込む。
【0025】データバス補償回路131、132は、デ
ータアンプ120と接続してデータの送受を行なうため
に設けられた複数のメインデータバス1(141−1、
141−2)とメインデータバス2(142−1、14
2−2)に対応して設けられている。データバス補償回
路131は、メインデータバス1(141−1、141
−2)のデータバスのプリチャージを行ない電位平衡を
とる(以下、電位平衡をとることをイコライズとす
る)。また、プリチャージ及びイコライズされたメイン
データバス1(141−1、141−2)とデータアン
プ120がSW30により接続された場合に、メインデ
ータバス1(141−1、141−2)とデータアンプ
120間のデータ送受を行なう。以下、メインデータバ
ス1(141−1、141−2)のプリチャージ及びイ
コライズを行なう機能を第1の機能、メインデータバス
1(141−1、141−2)とデータアンプ120間
のデータ送受を行なう機能を第2の機能と呼ぶ。第1の
機能と第2の機能の切換えは、データアンプ120によ
り制御される。データバス補償回路132は、メインデ
ータバス2(142−1、142−2)に対して同様の
処理を行なう。
【0026】メインデータバス1(141−1、141
−2)及びメインデータバス2(142−1、142−
2)は、第1の切換え手段であるSW11、SW12、
SW21、SW22、SW23を介してサブデータバス
151−1、151−2、151−3と152−1、1
52−2、152−3と接続する。メインデータバス1
(141−1、141−2)とメインデータバス2(1
42−1、142−2)は、同等の機能を有しており、
それぞれのサブデータバスに対して、いずれかが選択さ
れて接続する。例えば、メモリアレイ110−1のビッ
ト線に接続するサブデータバス151−1、152−1
に対しては、SW11及びSW21の開閉制御により、
メインデータバス1(141−1、141−2)または
メインデータバス2(142−1、142−2)のいず
れかが選択されて、接続する。
【0027】サブデータバス151−1、151−2、
151−3と152−1、152−2、152−3は、
メモリアレイ110−1、110−2、110−3のカ
ラムデコーダ230のカラムスイッチ信号により選択さ
れたビット線に接続し、SW11、SW12、SW1
3、SW21、SW22、SW23を介してメインデー
タバス1(141−1、141−2)またはメインデー
タバス2(142−1、142−2)に接続する。
【0028】第1の切換え手段であるSW11、SW1
2、SW13、SW21、SW22、SW23は、サブ
データバス151−1、151−2、151−3と15
2−1、152−2、152−3とメインデータバス1
(141−1、141−2)とメインデータバス2(1
42−1、142−2)とを電気的に接続、あるいは切
り離しを行なう。SW11は、サブデータバス151−
1と152−1と、メインデータバス1(141−1、
141−2)との間の接続の開閉を制御する。また、S
W21は、サブデータバス151−1と151−2と、
メインデータバス2(142−1、142−2)との間
の接続の開閉を制御する。同様に、SW12はサブデー
タバス151−2と152−2とメインデータバス1
(141−1、141−2)、SW13はサブデータバ
ス151−3と152−3とメインデータバス1(14
1−1、141−2)、SW22はサブデータバス15
1−2と152−2とメインデータバス2(142−
1、142−2)、SW23はサブデータバス151−
3と152−3とメインデータバス2(142−1、1
42−2)、の間の接続の開閉を制御する。開閉制御
は、データのアドレスで指定されるメモリアレイ110
−1、110−2または110−3に対応するサブデー
タバス151−1と152−1、151−2と152−
2、または151−3と152−3を、データバス補償
回路131または132によりプリチャージ及びイコラ
イズが終了したメインデータバス1(141−1、14
1−2)またはメインデータバス2(142−1、14
2−2)のいずれか一方と接続する。そして、プリチャ
ージ及びイコライズが行なわれている途中のメインデー
タバスとの接続を遮断する。これと同時に、データアド
レスで指定されていないメモリアレイ110−1、11
0−2または110−3に対応するサブデータバス15
1−1と152−1、151−2と152−2、または
151−3と152−3を、データバス補償回路131
または132によりプリチャージ及びイコライズが行な
われているメインデータバス1(141−1、141−
2)またはメインデータバス2(142−1、142−
2)のいずれか一方と接続する。そして、プリチャージ
及びイコライズが終了したもう一方のメインデータバス
との接続を遮断する。スイッチには、例えば、NMOS
Trを用い、動作するメモリアレイを選択する信号で制
御する。
【0029】SW30は、データバス補償回路131、
132とデータアンプ120との間を電気的に接続、あ
るいは切り離す。データバス補償回路131、132に
接続するメインデータバス1(141−1、141−
2)またはメインデータバス2(142−1、142−
2)のプリチャージ及びイコライズが終了し、かつデー
タバス補償回路131、132とデータアンプ120と
の間でデータ送受が行なわれる場合、接続するメインデ
ータバスのプリチャージ及びイコライズが終了したデー
タバス補償回路131または132のいずれか一方とデ
ータアンプ120を接続する。また、データバス補償回
路131、132とデータアンプ120との間でデータ
送受が行なわれない場合、データバス補償回路131ま
たは132とデータアンプ120との接続を遮断する。
【0030】このような構成のデータバス回路の動作に
ついて説明する。データアンプ120との間でデータの
送受を行なう場合、データのアドレスで指定されるメモ
リエレメントに対応するサブデータバス151−1と1
52−1、151−2と152−2、151−3と15
2−3と、メインデータバス1(141−1、141−
2)またはメインデータバス2(142−1、142−
2)のいずれか一方とが、SW11とSW21、SW1
2とSW22、SW13とSW23とによって接続され
る。SW11とSW21、SW12とSW22、SW1
3とSW23は、データバス補償回路131、132に
よりプリチャージ及びイコライズが終了し、データアン
プ120とのデータ送受が可能なメインデータバス1
(141−1、141−2)またはメインデータバス2
(142−1、142−2)を選択して接続する。もう
一方との接続は遮断する。接続された側のメインデータ
バス1(141−1、141−2)またはメインデータ
バス2(142−1、142−2)は、プリチャージ及
びイコライズが終了しており、これに接続するデータバ
ス補償回路131または132は、データアンプ120
とのデータ送受を行なう第2の機能を実行する状態とな
っている。SW30は、選択されたメインデータバス1
(141−1、141−2)またはメインデータバス2
(142−1、142−2)に接続するデータバス補償
回路131または132とデータアンプ120とを接続
し、もう一方のデータバス補償回路131または132
との接続を遮断する。このようにして、メモリアレイ1
10−1、110−2、110−3、サブデータバス1
51−1と152−1、151−2と152−2、15
1−3と152−3と、メインデータバス1(141−
1、141−2)またはメインデータバス2(142−
1、142−2)、データバス補償回路131または1
32、及びデータアンプ120間が接続し、データの送
受が行なわれる。
【0031】また、選択されなかったメインデータバス
1(141−1、141−2)またはメインデータバス
2(142−1、142−2)に接続するデータ補償回
路131または132は、第1の機能を実行する状態に
あり、メインデータバス1(141−1、141−2)
またはメインデータバス2(142−1、142−2)
のプリチャージ及びイコライズを行なう。データのアド
レスで選択されなかったサブデータバス151−1と1
52−1、151−2と152−2、151−3と15
2−3も、このメインデータバス1(141−1、14
1−2)またはメインデータバス2(142−1、14
2−2)と接続する。
【0032】このように、本発明では、第1にサブデー
タバスとメインデータバスを電気的に接続、及び切り離
しが可能になっていることで、メインデータバスの寄生
抵抗を及び寄生容量が削減できる。第2に、メインデー
タバスが1つのデータアンプに対して複数(ここでは、
メインデータバス1(141−1、141−2)とメイ
ンデータバス2(142−1、142−2))用意され
ていることで、メインデータバス1(141−1、14
1−2)と、メインデータバス2(142−1、142
−2)とを交互に使用することができる。図3は、メイ
ンデータバスを交互に使用した場合のタイミングチャー
トである。波形810はメインデータバス1を、波形8
20はメインデータバス2をそれぞれ示している。上記
説明のように、メインデータバス1が第2の機能を実行
している状態では、メインデータバス2は第1の機能を
実行している。また、メインデータバス2が第2の機能
を実行している状態では、メインデータバス1は第1の
機能を実行している。このように、プリチャージ及びイ
コライズの実行は、交互に行なわれることになる。第1
の切換え手段及び第2の切換え手段により、プリチャー
ジ及びイコライズが終了したバスを交互に選択すること
によって、寄生容量により生じる待ち時間を削減するこ
とができる。例えば、メインデータバス1、メインデー
タバス2、・・・・と、交互に選択することにより、外
部から見ると、待ち時間を見かけ上バックグラウンドで
動作させることができる。これにより、単一のバスを用
いた場合に比べて、同じ回路の性能で2倍早い周期の動
作クロックとすることができる。すなわち、同じ回路の
性能で2倍早く動作させることが可能になる。
【0033】また、データ増幅とイコライズ、プリチャ
ージ時間を対象としているので、2−CAS方式やマル
チバンク方式、あるいはキャッシュSRAM内蔵の場合
と異なり、回路規模の増大はほとんどない。
【0034】他に具体的な適用例としては、シンクロナ
スDRAMのバースト転送等の決まった順番にアドレス
をインクリメントする場合がある。バースト転送はイン
クリメントされるアドレスが決まっているので、そのア
ドレスでバスを制御すればよいので容易に適用できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、メモリ
アレイの各メモリエレメントに対応するビット線には、
サブデータバスが接続し、サブデータバスは、第1の切
換え手段を介して、複数のメインデータバスに接続して
いる。第1の切換え手段の開閉によりサブデータバスに
接続するメインデータバスが選択される。各メインデー
タバスは、データバス補償回路と接続し、データバス補
償回路は、第2の切換え手段を介してデータアンプと接
続する。データバス補償回路は、メインデータバスに接
続してプリチャージを行ない、かつ電位平衡をとるとと
もに、第2の切換え手段によりデータアンプと接続され
るとプリチャージ及び電位平衡のとれたメインデータバ
スとデータアンプ間のデータの送受を行なう。
【0036】このように、サブデータバス経由で接続す
るメインデータバスとそのデータバス補償回路を複数設
け、第1の切換え手段と第2の切換え手段とを適宜切換
えることにより、寄生容量の大きなデータバスのイコラ
イズ、プリチャージ時間をバックグラウンドで処理する
ことができる。これにより、半導体記憶装置の高速動作
が可能になる。また、データ増幅とイコライズ、プリチ
ャージ時間を対象としているので回路規模の増大は、ほ
とんどない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体記憶装置の
CAS系の構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態である半導体記憶装置の
データバス回路図である。
【図3】メインデータバスを交互に使用した場合のタイ
ミングチャートである。
【図4】DRAM全体の構成図である。
【図5】従来の半導体記憶装置におけるデータバスの回
路図である。
【図6】従来の半導体記憶装置においてデータバスをイ
コライズプリチャージした場合のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
110−1、110−2、…、110−n…メモリアレ
イ、120…データアンプ、131、132…データバ
ス補償回路、141−1、141−2…メインデータバ
ス1、142−1、142−2…メインデータバス2、
151−1、151−2、151−3、152−1、1
52−2、152−3…サブデータバス、310−1、
310−2、…、310−m…センスアンプ、210…
カラムコントロール、220…カラムアドレスバッフ
ァ、230…カラムデコーダ、510…入出力バッフ
ァ、SW11、SW12、SW13、SW21、SW2
2、SW23…第1の切換え手段、SW30…第2の切
換え手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリエレメントにより構成され
    るメモリアレイと前記メモリアレイに接続するデータバ
    スとを備える半導体記憶装置において、 前記メモリアレイを構成するメモリエレメントに対応す
    るビット線に接続するサブデータバスと、 前記サブデータバスと接続して前記メモリアレイとのデ
    ータ送受を行なう複数のメインデータバスと、 前記複数のメインデータバスを構成するそれぞれのメイ
    ンデータバスと前記サブデータバスとの接続を開閉する
    第1の切換え手段と、 前記それぞれのメインデータバスに対応して設けられ、
    前記メインデータバスに接続してプリチャージを行な
    い、かつ電位平衡をとるとともに、前記プリチャージ及
    び電位平衡のとれた前記メインデータバスとデータの送
    受を行なうデータバス補償回路と、 前記それぞれのメインデータバスに対応して設けられた
    データバス補償回路の1つに接続してデータの送受を行
    なうデータアンプと、 前記それぞれのメインデータバスに対応して設けられた
    データバス補償回路と前記データアンプとの接続を開閉
    する第2の切換え手段と、 を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記データバス補償回路は、 前記データアンプと切り離されている場合に前記メイン
    データバスのプリチャージを行ない、かつ電位平衡をと
    り、 前記データアンプと接続されている場合に前記メインデ
    ータバスと前記データアンプ間のデータ送受を行なうこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の切換え手段は、 前記データバス補償回路に接続する前記メインデータバ
    スのプリチャージ及び電位平衡がとれ、かつ前記データ
    バス補償回路と前記データアンプとの間でデータ送受が
    行なわれる場合に前記データバス補償回路と前記データ
    アンプを接続し、 前記データバス補償回路と前記データアンプとの間でデ
    ータ送受が行なわれない場合に前記データバス補償回路
    と前記データアンプとの接続を遮断することを特徴とす
    る請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の切換え手段は、 データのアドレスで指定される前記メモリアレイの中の
    1つに対応する前記サブデータバスと、プリチャージが
    行なわれ電位平衡がとれた前記データバス補償回路と接
    続する前記メインデータバスとを接続し、それ以外のメ
    インデータバスとの接続を遮断し、 同時に、前記データのアドレスで指定される前記メモリ
    アレイの中の1つに対応する前記サブデータバスを除く
    サブデータバスと、前記プリチャージを行ない電位平衡
    をとろうとしている前記データバス補償回路と接続する
    前記メインデータバスとを接続し、それ以外のメインデ
    ータバスとの接続を遮断することを特徴とする請求項1
    記載の半導体記憶装置。
JP2000304333A 2000-10-04 2000-10-04 半導体記憶装置 Pending JP2002117679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000304333A JP2002117679A (ja) 2000-10-04 2000-10-04 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000304333A JP2002117679A (ja) 2000-10-04 2000-10-04 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002117679A true JP2002117679A (ja) 2002-04-19

Family

ID=18785396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000304333A Pending JP2002117679A (ja) 2000-10-04 2000-10-04 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002117679A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532140A (ja) * 2005-02-23 2008-08-14 マイクロン テクノロジー, インク. 複数内部データバス及びメモリバンクインターリービングを有するメモリデバイス及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532140A (ja) * 2005-02-23 2008-08-14 マイクロン テクノロジー, インク. 複数内部データバス及びメモリバンクインターリービングを有するメモリデバイス及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11024365B1 (en) Time interleaved sampling of sense amplifier circuits, memory devices and methods of operating memory devices
US5831924A (en) Synchronous semiconductor memory device having a plurality of banks distributed in a plurality of memory arrays
KR100228454B1 (ko) 다수의 뱅크를 갖는 반도체 메모리 장치
JP2002093159A (ja) 半導体記憶装置
US5894448A (en) Semiconductor memory device having hierarchy control circuit architecture of master/local control circuits permitting high speed accessing
US6078542A (en) Semiconductor memory device implementing multi-bank configuration with reduced number of signal lines
US6678198B2 (en) Pseudo differential sensing method and apparatus for DRAM cell
US6717879B2 (en) Semiconductor memory device requiring refresh operation
TWI253083B (en) Multi-port memory device
JP2001243777A (ja) スタティックランダムアクセスメモリ(sram)の密度を向上させるための分散型復号化システムおよび方法
KR100537199B1 (ko) 동기식 메모리 소자
US5715209A (en) Integrated circuit memory devices including a dual transistor column selection switch and related methods
JP2795074B2 (ja) ダイナミックram
KR20010059017A (ko) 반도체 메모리 장치의 입출력 구조
US20070019486A1 (en) High speed array pipeline architecture
US7817491B2 (en) Bank control device and semiconductor device including the same
KR100263574B1 (ko) 반도체 메모리 장치
JP2001143470A (ja) 半導体記憶装置
JP2000132969A (ja) ダイナミックメモリ装置
KR100442225B1 (ko) 고속 판독이 가능한 반도체 기억 장치
JP2002117679A (ja) 半導体記憶装置
KR102409969B1 (ko) 다른 메모리 셀들을 포함하는 하이브리드 dram 어레이
JP2013041657A (ja) 共通の列マルチプレクサ及びセンスアンプハードウェアを有するランダムアクセスメモリコントローラ
JP3248468B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2002016238A (ja) 半導体装置