JP2002116783A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JP2002116783A
JP2002116783A JP2000305329A JP2000305329A JP2002116783A JP 2002116783 A JP2002116783 A JP 2002116783A JP 2000305329 A JP2000305329 A JP 2000305329A JP 2000305329 A JP2000305329 A JP 2000305329A JP 2002116783 A JP2002116783 A JP 2002116783A
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Mayumi Suzuki
まゆみ 鈴木
Takeshi Sekizawa
武史 関澤
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Yamaha Corp
Daiichikosho Co Ltd
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Yamaha Corp
Daiichikosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の供給形態で供給される曲データの管理を
容易にしたカラオケ装置を提供する。 【解決手段】配信センタからオンライン配信される曲デ
ータはオンライン配信曲データ記憶エリアに記憶する。
DVDからコピーされる曲データはメディアコピー曲デ
ータ記憶エリアに記憶する。両方の曲データの多くは、
同じカラオケ曲の曲データが重複して記憶されている。
カラオケ曲のリクエストがあったとき、その曲データが
オンライン配信曲のリクエストインデックスファイルに
登録されているかを検索し、ここに登録されている場合
にはオンライン配信曲データ記憶エリアから曲データを
読み出し、メディアコピー曲のリクエストインデックス
ファイルに登録されている場合にはメディアコピー曲デ
ータ記憶エリアから曲データを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ装置に
対して複数の供給形態で供給される曲データの管理方式
の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】現在普及しているカラオケ装置は、いわ
ゆる音源カラオケ装置と言われるもので、シーケンスデ
ータで音源を駆動してカラオケ曲の楽音を発生するもの
である。1曲の曲データの容量は数百キロバイト程度で
あるため、数万曲のカラオケ曲の曲データの殆どをハー
ドディスクに記憶しておくことができる。
【0003】ところで、カラオケ装置に対する曲データ
の供給は、電話回線を介するオンライン配信による供
給、および、曲データが書き込まれたDVDなどのディ
スクメディアからのコピーによる供給など複数の供給形
態があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、曲データ記憶
エリアを1つ持ち、オンライン配信で供給された曲デー
タとメディアコピーで供給された曲データの両方を一元
的に管理するようにしていた。この方式であると、リク
エストされた曲の曲データの検索が容易になる反面、両
方の供給形態から同じ曲の曲データが供給されたとき何
方の曲データが新しいものであるかを判断しなければな
らないなど曲データファイルの管理が複雑で面倒であっ
た。
【0005】この発明は、複数系統で供給されるカラオ
ケ曲の曲データの管理を容易にしたカラオケ装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、それ
ぞれ異なる供給形態で供給される曲データを入力する複
数の曲データ入力手段と、各供給形態で供給された曲デ
ータを記憶する複数の供給形態別曲データ記憶エリアが
設定された記憶手段と、曲データの演奏要求があったと
き、この演奏要求があった曲データを各供給形態別の曲
データ記憶エリアを所定の順序で順次検索する検索手段
と、を備えたことを特徴とする。請求項2の発明は、請
求項1の発明において、前記記憶手段に、各供給形態別
曲データ記憶エリアに記憶されている曲データのうち演
奏を許可する曲データを登録したリクエストインデック
スファイルを各供給形態別に設け、前記検索手段は、曲
データの演奏要求があったとき、前記演奏要求があった
曲データが各供給形態別のリクエストインデックスファ
イルに登録されているかを検索し、登録されているとき
その供給形態の供給形態別曲データ記憶エリアを検索す
ることを特徴とする。
【0007】この発明において、それぞれ異なる供給形
態とは、たとえば電話回線を介したオンラインの配信や
DVDなどのディスクメディアからのコピーなどであ
る。これら複数の供給形態で供給される曲データのなか
には、同じカラオケ曲の曲データが重複している場合が
あるが、この発明ではこの重複を排除するなど、曲デー
タを受信して記憶するときに複数の供給形態間の管理を
することなく供給形態別にそのまま記憶する。そして、
カラオケ曲のリクエストがあって曲データを読み出すと
きに検索する順序を定めておき、その順に検索すること
で重複した曲データを重ねて読み出すことを排除してい
る。また、リクエストインデックスファイルを設けて、
どちらの曲データを読み出すかを決めておくことによ
り、複数の供給形態で曲データが重複して記憶されてい
る場合であっても、そのうちの最新版など最適なものを
読み出すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
カラオケ装置のブロック図である。図2は同カラオケ装
置のシステムハードディスクの記憶内容を説明する図で
ある。このカラオケ装置は、システムハードディスク1
7に曲データを記憶しているが、このシステムハードデ
ィスク17への曲データの供給は、配信センタ9から電
話回線を介したオンライン配信、インタフェース16に
接続された外付けのDVDドライブ7を用いた曲データ
DVD8からのメディアコピーの2つの供給形態で行わ
れる。オンライン配信は、配信センタ9が定期的にこの
カラオケ装置に対して電話を掛けてくることで行われ、
メディアコピーは必要に応じて係員が行う。
【0009】システムハードディスク17には、オンラ
イン配信で供給された曲データを記憶するオンライン配
信曲データ記憶エリア171およびメディアコピーで供
給された曲データを記憶するメディアコピー曲データ記
憶エリア172が別々に設定されている。オンライン配
信で供給される曲データとメディアコピーで供給される
曲データには同じ曲のものが含まれるが、その場合でも
重複を排除せずにそのまま記憶する。オンライン配信曲
データ記憶エリア171に記憶されている全ての曲デー
タはオンライン配信曲台帳173に登録されている。メ
ディアコピー曲データ記憶エリア172に記憶されてい
る全ての曲データはメディアコピー曲台帳174に登録
されている。各台帳の登録内容は、各曲データの曲番号
に対応したファイル名およびファイルの存在するディレ
クトリなどである。
【0010】また、カラオケ装置は、曲データ記憶エリ
ア171,172に記憶されている全ての曲データをリ
クエストに応じて演奏するわけではなく、一部の曲を除
外してリクエストに応じるように設定される。たとえば
特定の地方のみで歌われる曲などはそれ以外の地方では
リクエストを受け付けないように設定される。これは演
奏可能な曲数に応じてカラオケ装置の運用料金が異なる
ことから各カラオケ装置に対して最適な曲数設定をする
ためである。カラオケ装置が、どの曲のリクエストを受
け付けてどの曲のリクエストを受け付けないかは、リク
エストインデックスファイル175,176に登録され
ている。リクエストインデックスファイルもオンライン
配信曲用(175)とメディアコピー曲用(176)が
が別々に設けられている。リクエストに応じて演奏可能
な曲を装置毎に別々に設定する場合、オンライン配信・
メディアコピーで供給する曲を変えるよりも、全てのカ
ラオケ装置に全ての曲を供給しておき、リクエストイン
デックスファイルをカラオケ装置毎に別々にしてリクエ
スト可能な曲を設定したほうが、管理が容易で設定変更
も容易である。
【0011】図1において、カラオケ装置の動作を制御
するCPU10には内部バスを介してROM11、RA
M12、リモコン受信部13、パネル上のディスプレイ
14、パネルスイッチ15、システムハードディスク1
7、背景映像用ハードディスク18,19、通信制御部
20、デコーダ21,22、表示制御部23、楽音発生
部24、オーディオ回路25が接続されている。
【0012】ROM11には、このカラオケ装置を起動
するためのブートプログラムなどが記憶されている。ブ
ートプログラムはハードディスクをアクセスしてシステ
ムプログラムを読み出し、装置を起動するプログラムで
ある。CPU10は、このブートプログラムに基づき、
システムプログラム・カラオケ演奏実行プログラムが記
憶されているシステムハードディスク17にアクセスす
る。システムハードディスク17には、システムプログ
ラム・カラオケ演奏実行プログラムが記憶されているほ
か、図2に示すようにオンライン配信曲データ、メディ
アコピー曲データ、オンライン配信曲台帳、メディアコ
ピー曲台帳、オンライン配信曲リクエストインデックス
ファイル、メディアコピー曲リクエストインデックスフ
ァイル、配信履歴ファイル、コピー履歴ファイルおよび
BGVインデックスファイルが記憶されている。曲デー
タには、楽音を発生するための演奏データ、バックコー
ラスをPCM化したバックコーラスデータ、歌詞テロッ
プを表示するための歌詞データなどが含まれている。ま
た、背景映像用ハードディスク18,19には、背景映
像用の映像データが記憶されている。
【0013】通信制御部20はモデムやターミナルアダ
プタを有し電話回線を介して配信センタ9と通信する装
置である。配信センタ9は、定期的にカラオケ装置に対
して電話を掛け、新曲の楽曲データなどを配信する。配
信されてきた新曲の楽曲データはシステムハードディス
ク17のオンライン配信曲データ記憶エリア171に書
き込まれる。このほか配信センタ9からは、図2に示す
オンライン配信曲リクエストインデックスファイル、メ
ディアコピー曲リクエストインデックスファイル、配信
履歴ファイルおよびBGVインデックスファイルがダウ
ンロードされてくる。
【0014】リモコン装置5は、テンキーなどのキース
イッチを備えており、利用者のスイッチ操作に応じた曲
番号などの信号を赤外線信号として出力する。リモコン
受信部13は、リモコン装置5から送られてくる赤外線
信号を受信して曲番号などのデータを復元してCPU1
0に入力する。CPU10は、リモコン装置5から入力
された曲番号でリクエストインデックスファイルおよび
台帳を検索して曲データを読み出しカラオケ曲の演奏を
実行する。
【0015】ディスプレイ14は、リモコン装置5から
入力された曲番号や予約曲数などを表示する。パネルス
イッチ15は上記リモコン装置5と同様のキースイッチ
を備えており、曲の予約やキーコントロール、テンポコ
ントロールなどをすることができる。
【0016】楽音発生部24は、曲データの演奏データ
に基づいて電子的に楽音信号を合成する音源装置および
バックコーラスの波形データをデコードして音声信号を
復調するデコーダを備え、楽器の楽音やバックコーラス
などのカラオケ演奏音を発生する。発生したカラオケ演
奏音はオーディオ回路25に入力される。オーディオ回
路は、マイク4から入力された歌唱者の歌唱音声信号と
このカラオケ演奏音とをミキシングしてスピーカ2から
出力する。表示制御部23は、CPU10から入力され
る歌詞テロップなどの内部映像およびデコーダ21,2
2から入力される背景映像を合成してモニタ3に出力す
る。
【0017】図2を参照してシステムハードディスク1
7への曲データの供給と管理について説明する。配信セ
ンタ9から通信制御部20を介して配信された曲データ
はオンライン配信曲データ記憶エリア171に書き込ま
れる。配信は、1か月に2程度の頻度で定期的に行われ
る。配信による曲データの供給は、追記の形式で行わ
れ、オンライン配信曲データ記憶エリア171には、配
信毎に新たな曲データが書き加えられてゆく。配信セン
タ9が配信した有効な曲のリストは、配信履歴ファイル
177として保存される。この配信履歴ファイル177
も配信センタ9からダウンロードされてくるものであ
り、現在まで配信した曲データのファイル名が記録され
ている。ただし、過去に配信した曲データのなかで、そ
の後同じ曲の新版の曲データが配信されたものなど不要
になったものは配信履歴から外されていわゆるゴミデー
タとして扱われる。オンライン配信曲データ記憶エリア
171に新たな曲データが記録されると、必ずその曲デ
ータのファイル名やディレクトリがオンライン配信曲台
帳173に書き込まれる。したがって、オンライン配信
曲台帳173には、オンライン配信曲データ記憶エリア
171に記憶されている全ての曲データのファイル名、
ディレクトリ等が登録されている。
【0018】また、オンライン配信曲リクエストインデ
ックスファイル175は、オンライン配信曲データ記憶
エリア171に記憶されている曲データのうちリクエス
トを受け付ける曲データの曲番号(ファイル名)を登録
したインデックスファイルである。上述したように、配
信されたきた曲データの全てが全てのカラオケ装置で演
奏可能なわけではなく、地域や設置場所または契約内容
に応じて各カラオケ装置で演奏可能であるか、すなわち
リクエストに応じて演奏するか否かが異なっており、リ
クエストに応じて演奏が可能な曲のリストがこのリクエ
ストインデックスファイルに記載されている。このオン
ライン配信曲リクエストインデックスファイルも配信セ
ンタ9からダウンロードされる。
【0019】一方、カラオケ装置の出荷時および出荷さ
れたのち新たな版のカラオケ曲DVDがリリースされた
ときなど必要に応じてDVDから曲データがコピーされ
る。曲データのコピーは、カラオケ装置のインタフェー
ス16にDVDドライブ7を接続し、ここにカラオケ曲
の曲データが記録されたDVD8をセットして行う。D
VD8からコピーされた曲データはメディアコピー曲デ
ータ記憶エリア172に記憶される。この曲データのコ
ピーは書き換えの形式で行われる。したがって、DVD
8からのコピーが行われる毎にメディアコピー曲データ
記憶エリア172の曲データは全てまたは一部が書き換
えられる。コピー履歴ファイル178は、コピーされた
DVDのバージョンに対応するものに置き換えられる。
このコピー履歴ファイル178は、DVD8に持ってい
るようにすればよい。
【0020】メディアコピー曲データ記憶エリア172
が新たに書き換えられると、必ずその曲データのファイ
ル名やディレクトリがメディアコピー曲台帳174に書
き込まれる。したがって、メディアコピー曲台帳174
には、メディアコピー曲データ記憶エリア172に記憶
されている全ての曲データのファイル名、ディレクトリ
等が登録されている。
【0021】また、メディアコピー曲リクエストインデ
ックスファイル176は、メディアコピー曲データ記憶
エリア172に記憶されている曲データのうちリクエス
トを受け付ける曲データの曲番号(ファイル名)を登録
したインデックスファイルである。メディアコピー曲も
オンライン配信曲と同様に全ての曲データが全てのカラ
オケ装置で演奏可能なわけではなく、地域や設置場所ま
たは契約内容に応じて各カラオケ装置で演奏可能である
か、すなわちリクエストに応じて演奏するか否かが異な
っており、メディアコピー曲リクエストインデックスフ
ァイル176にリクエストに応じて演奏が可能な曲が登
録されている。このメディアコピー曲リクエストインデ
ックスファイルも配信センタ9からダウンロードされ
る。
【0022】また、BGVインデックスファイル181
は、曲データの演奏に合わせて再生する背景映像のイン
デックスファイルである。曲番号が入力されて曲が選択
されたとき同時にこのBGVインデックスファイルも検
索され、再生する背景映像が選択される。
【0023】図3のフローチャートを参照してこのカラ
オケ装置におけるリクエスト時の処理について説明す
る。この動作ではリクエストがあったときまずメディア
コピー曲データを検索し、メディアコピー曲データで演
奏できないときオンライン配信曲データを検索するよう
に順序付けている。リモコン装置5などから曲番号が入
力されると(s1)、まず、メディアコピー曲のリクエ
ストインデックスファイル176を検索する(s2)。
この曲番号がメディアコピー曲のリクエストインデック
スファイル176に登録されている場合は、その曲はリ
クエストに応じて演奏可能であるとしてその曲がどのデ
ィレクトリに記憶されているかをメディアコピー曲台帳
174から検索する(s4)。メディアコピー曲台帳に
その曲のディレクトリが登録されていたときは(s
5)、メディアコピー曲記憶エリア172のそのディレ
クトリからリクエストされた曲データを読み出す(s
6)。読み出しが正常に行われた場合には(s7)、そ
の曲を用いてカラオケ曲の演奏を実行する(s8)。
【0024】リクエストされた曲の曲番号がメディアコ
ピー曲リクエストインデックスファイル176に登録さ
れていなかった場合には、その曲がリクエストに応じて
演奏許可されていないかオンライン配信曲の曲データが
演奏許可されているかであるとしてオンライン配信曲リ
クエストインデックスファイルの検索(s10)に進
む。また、メディアコピー曲のリクエストインデックス
ファイル176には登録されているが台帳174に登録
がなかった場合には、メディアコピー曲として登録され
ていない曲に演奏の許可がされているとしてオンライン
配信曲リクエストインデックスファイルの検索(s1
0)に進む。さらに、メディアコピー曲台帳に登録され
ているが、その曲データを正常に読み出すことができな
かった場合には曲データが誤って消去されているかまた
は曲データが壊れて登録から削除されたかであるとし、
同じ曲の曲データがオンライン配信曲のなかにある可能
性があるためオンライン配信曲リクエストインデックス
ファイルの検索(s10)に進む。
【0025】s10では、オンライン配信曲のリクエス
トインデックスファイル175を検索し、リクエストさ
れた曲の曲番号がオンライン配信曲リクエストインデッ
クスファイル175に登録されている場合(s11)
は、その曲はリクエストに応じて演奏可能であるとして
その曲がどのディレクトリに記憶されているかをオンラ
イン配信曲台帳173から検索する(s12)。オンラ
イン配信曲台帳173にその曲のディレクトリが登録さ
れていたときは(s13)、オンライン配信曲記憶エリ
ア171のそのディレクトリからリクエストされた曲デ
ータを読み出す(s14)。読み出しが正常に行われた
場合には(s15)、その曲を用いてカラオケ曲の演奏
を実行する(s8)。
【0026】リクエストされた曲の曲番号がオンライン
配信曲リクエストインデックスファイル175に登録さ
れていなかった場合には、その曲がリクエストに応じて
演奏許可されていない曲であるとして演奏できない旨の
表示を行う(s16)。また、オンライン配信曲のリク
エストインデックスファイル175には登録されている
が台帳173に登録がなかった場合には、オンライン配
信曲として登録されていない曲に演奏の許可がされてい
るとして演奏ができない旨の表示を行って(s16)動
作を終了する。さらに、オンライン配信曲台帳に登録さ
れているが、その曲データを正常に読み出すことができ
なかった場合には曲データが誤って消去されているかま
たは曲データが壊れて登録から削除されたかであるとし
て演奏できない旨の表示を行ったのち(s16)動作を
終了する。このときログにこの曲データが不足している
旨を記録する。
【0027】図4(A)は配信センタ9からの曲データ
ダウンロード時の動作を示すフローチャートである。配
信センタ9から電話が掛かってくると(s20)、この
カラオケ装置に対して既に配信されているオンライン配
信曲データのバージョンを送信する(s21)。オンラ
イン配信曲データは、複数の曲データをセットにして1
つのバージョンを付して配信されるため、最後に配信さ
れてきた曲データのバージョンを返信すれば、配信セン
タ9はどこまで配信しているがが分かりそれ以後のバー
ジョンの曲データを配信してくる。配信されてきた新曲
の曲データを受信して(s22)、オンライン配信曲デ
ータ記憶エリア171に記憶する(s23)。次に今回
の配信分を含めた配信履歴ファイルを受信する(s2
4)。そして、必要に応じて(リクエストに応じて演奏
可能なカラオケ曲の設定が変更される場合)、オンライ
ン配信曲リクエストインデックスファイルおよびメディ
アコピー曲リクエストインデックスファイルを受信する
(s25)。次にログを配信センタ9にアップロードす
る(s26)。このログの中にオンライン配信曲の不足
情報が含まれていた場合には、その不足曲を配信センタ
9が再度配信してくるため、これを受信し(s27)、
オンライン配信曲データ記憶エリアにこれを記憶する
(s28)。ここで不足曲とは配信履歴ファイル177
に登録されているが、オンライン配信曲データ記憶エリ
ア171に記憶されていない曲データである(台帳に登
録があっても無くても同じである)。そして最後にオン
ライン配信曲台帳173を今回配信された曲を登録して
更新して(s29)、処理を終了する。
【0028】同図(B)はメディアコピー動作を示すフ
ローチャートである。この処理は必要に応じて係員によ
って実行される。DVDドライブ7がインタフェース1
6に接続され、DVDドライブ7に曲データが書き込ま
れたDVD8がセットされてこの動作がスタートする。
まず、DVD8に記憶されている曲データを全てメディ
アコピー曲データ記憶エリア172にコピーする(s3
1)。この曲データのコピーは記憶エリアに上書きで行
われる。そして、DVD8のバージョンに合わせてコピ
ー履歴ファイルを作成する(s32)。そして、台帳を
更新して(s33)、処理を終了する。
【0029】同図(C)はメンテナンス動作を示すフロ
ーチャートである。この動作はメディアコピー曲データ
記憶エリアに記憶されている曲データの内容をメンテナ
ンスするために係員によって行われ、上記メディアコピ
ー動作と一緒にまたは別に実行される。動作がスタート
するとまず、不足しているメディアコピー曲データ(不
足曲)およびメディアコピー曲データ、オンライン配信
曲データ中のゴミ曲を検出する(s35)。不足曲とは
コピー履歴ファイル178に登録されているが、メディ
アコピー曲データ記憶エリア172に記憶されていない
曲データである(台帳に登録があっても無くても同じで
ある)。また、ゴミ曲とは、曲データ記憶エリア17
1,172に記憶されており台帳に登録されているが、
履歴ファイル177,178に登録がない曲データであ
り、配信センタ9が不要と判断したものである。ゴミ曲
が発見されればこれを曲データ記憶エリア171,17
2から消去する(s36)。不足しているメディアコピ
ー曲が発見された場合にはこれをDVD8からコピーし
てメディアコピー曲データ記憶エリア172に記憶する
(s37)。こののちメディアコピー曲データ台帳17
4(およびオンライン配信曲台帳173)を更新して
(s38)動作を終了する。
【0030】なお、上記実施形態では、オンライン配
信、メディアコピーの2つの供給形態で曲データを供給
する例を示したが、供給形態はこれに限定されず、供給
形態の数も3以上であってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
供給形態で供給される曲データをそのまま別々に記憶す
ることにより、記憶手段に記憶している曲データの管理
が容易になるうえ、各供給形態の曲データの読み出し順
序を定めておく、または、インデックスファイルを設け
ることにより、重複して記憶されている曲データであっ
てもそのうちの適当な1つを読み出すことができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロ
ック図
【図2】同カラオケ装置のシステムハードディスクの記
憶内容を説明する図
【図3】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図4】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…カラオケ装置本体、7…DVDドライブ、8…(曲
データを記憶した)DVD、10…CPU、16…イン
タフェース、17…システムハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関澤 武史 東京都品川区北品川5丁目5番26号 株式 会社第一興商内 Fターム(参考) 5D077 AA22 BA26 BB03 CA11 CB03 CB16 DC12 HA07 HB02 HC05 5D108 BA04 BC02 BC12 BG06 BG10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる供給形態で供給される曲
    データを入力する複数の曲データ入力手段と、 各供給形態で供給された曲データを記憶する複数の供給
    形態別曲データ記憶エリアが設定された記憶手段と、 曲データの演奏要求があったとき、この演奏要求があっ
    た曲データを各供給形態別の曲データ記憶エリアを所定
    の順序で順次検索する検索手段と、 を備えたカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に、各供給形態別曲データ
    記憶エリアに記憶されている曲データのうち演奏を許可
    する曲データを登録したリクエストインデックスファイ
    ルを各供給形態別に設け、 前記検索手段は、曲データの演奏要求があったとき、前
    記演奏要求があった曲データが各供給形態別のリクエス
    トインデックスファイルに登録されているかを検索し、
    登録されているときその供給形態の供給形態別曲データ
    記憶エリアを検索する請求項1に記載のカラオケ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034253A (ja) * 2005-07-21 2007-02-08 Touchtunes Music Corp 中央およびローカル音楽サーバを有する、デジタルダウンローディングジュークボックスシステム
JP2009134013A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Daiichikosho Co Ltd パーソナルメディアの楽曲作品集合に基づいてカラオケ選曲予約を行えるカラオケ装置

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