JP2002115597A - 車載電子制御装置の補正システム - Google Patents
車載電子制御装置の補正システムInfo
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Abstract
御データを補正する際に、電子制御装置と制御対象部品
とを対にする必要をなくして物流面での搬送効率を向上
し、車両完成後には、初期状態から制御対象部品の特性
ばらつきを吸収した良好な制御特性を得る。 【解決手段】 エンジン組立工場FCAでエンジン1の
領収運転を行い、その運転結果から補正データ決定装置
7でISCバルブ3の補正量を算出して蓄積し、エンジ
ン識別番号と対応させて車両組立工場FCBに通信回線
或いは記憶媒体を介して送る。車両組立工場FCBで
は、補正装置12によりISCバルブ3の補正データか
らECU50毎のISCバルブ3の補正量を特定し、車
両組立完成後、ラインエンドチェッカ20を介してEC
U50に記憶させる。これにより、制御対象部品とEC
Uとを対にして物流させる必要をなくして搬送効率を向
上させると共に、車両の初期状態から良好な制御特性を
得ることができる。
Description
子制御装置によって制御される制御対象部品の制御デー
タを補正する車載電子制御装置の補正システムに関す
る。
子制御装置(ECU)によって制御されるエンジンや自
動変速機の部品・アッセンブリ品には、仕様上の許容範
囲内であるものの、個体差による若干の特性のばらつき
が生じることは避けられない。従って、従来、このよう
な電子制御装置の制御対象となる製品の特性のばらつき
を吸収し、エンジン出力や自動変速機の変速品質等の制
御品質を安定させるため、学習制御により各種制御量の
補正を行なう技術が採用されているが、製品の初期の段
階では学習が不十分であり、ある程度学習が進むまでは
特性のばらつきを吸収することが困難であるという問題
がある。
22号公報には、出荷段階のエンジンにトルクセンサを
取付け、所定の運転条件下で所定の出力を発生するよう
燃料噴射量を調整し、その修正量をECUのメモリに記
憶させることで、エンジン出力のばらつきを低減する技
術が開示されている。
先行技術では、車両組立前に、エンジンとECUとを必
ず一対一のセットで搬送しなければならず、車両組立工
場、エンジン組立工場、ECU製作工場の所在地が異な
る場合には、ECUを一旦エンジン組立工場に納入し、
その後、調整したエンジンとECUとを一対一の関係を
維持しながら車両組立工場に出荷する必要があり、物流
面での制約から経済性が悪化する。
蔵したり、エンジンにECUを直付けする技術が採用さ
れる傾向があり、このような場合には、自動変速機やエ
ンジンとエンジンとの一対一の関係を維持しやすいもの
の、ECUの環境条件が厳しいことから、信頼性に問題
を生じたり、高価になるという問題がある。
で、車両組立前の段階で制御対象部品に対する制御デー
タを補正する際に、電子制御装置と制御対象部品とを対
にする必要をなくして物流面での搬送効率を向上し、車
両完成後には、初期状態から制御対象部品の特性ばらつ
きを吸収した良好な制御特性を得ることのできる車載電
子制御装置の補正システムを提供することを目的として
いる。
め、請求項1記載の発明は、車両に搭載する電子制御装
置によって制御される制御対象部品の制御データを補正
する車載電子制御装置の補正システムであって、上記制
御対象部品の組立後に行う試運転の結果に基づいて、上
記制御対象部品の基準特性に基づく制御データの補正量
を算出し、補正データとして決定する補正データ決定手
段と、上記制御対象部品と上記電子制御装置とを車両に
組付けた後、上記補正データ決定手段で決定した補正デ
ータを上記電子制御装置に記憶させる補正手段とを備え
たことを特徴とする。
子制御装置によって制御される制御対象部品の制御デー
タを補正する車載電子制御装置の補正システムであっ
て、上記制御対象部品の組立後に行う試運転の結果に基
づいて、上記制御対象部品の基準特性に基づく制御デー
タの補正量を算出し、算出した補正量に基づいて複数の
補正パターンの中から近似するパターンを選択して補正
データとして決定する補正データ決定手段と、上記制御
対象部品と上記電子制御装置とを車両に組付けた後、上
記補正データ決定手段で決定した補正データにより上記
電子制御装置内に記憶された上記複数の補正パターンの
中から対応するパターンを指定する補正手段とを備えた
ことを特徴とする。
項2記載の発明において、上記補正データ決定手段は、
上記補正データを上記制御対象部品の識別コードと対応
させて蓄積し、上記補正手段は、上記補正データ決定手
段で蓄積した補正データの中から、上記識別コードによ
り車両に組付けた上記制御対象部品の補正データを特定
することを特徴とする。
明において、上記補正手段は、上記制御対象部品の識別
コードを車両を識別する識別コードで置換え、置換えた
識別コードにより、車両に組付けた制御対象部品の補正
データを特定することを特徴とする。
3,4の何れか一つに記載の発明において、上記補正デ
ータ決定手段から通信回線或いは記憶媒体を介して上記
補正データを上記補正手段へ送ることを特徴とする。
御装置によって制御される制御対象部品の組立後に行う
試運転の結果に基づいて、制御対象部品の基準特性に基
づく制御データの補正量を算出し、補正データとして決
定する。そして、この補正データを、制御対象部品と電
子制御装置とを車両に組付けた後に、電子制御装置に記
憶させることで、車両組立前の段階で制御対象部品に対
する制御データを補正する際に、電子制御装置と制御対
象部品とを対にする必要をなくして物流面での搬送効率
を向上すると共に、車両組立完成後には、初期状態から
制御対象部品の特性ばらつきを吸収した良好な制御特性
を得ることを可能とする。
って制御される制御対象部品の組立後に行う試運転の結
果に基づいて、制御対象部品の基準特性に基づく制御デ
ータの補正量を算出し、算出した補正量に基づいて複数
の補正パターンの中から近似するパターンを選択して補
正データとして決定する。そして、この補正データによ
り、制御対象部品と電子制御装置とを車両に組付けた
後、電子制御装置内に記憶された複数の補正パターンの
中から対応するパターンを指定することで、車両組立前
の段階で制御対象部品に対する制御データを補正する際
に、電子制御装置と制御対象部品とを対にする必要をな
くして物流面での搬送効率を向上すると共に、車両組立
完成後には、初期状態から制御対象部品の特性ばらつき
を吸収した良好な制御特性を得ることを可能とする。
タを制御対象部品の識別コードと対応させて蓄積し、蓄
積した補正データの中から、識別コードにより車両に組
付けた制御対象部品の補正データを特定する。また、請
求項4記載の発明は、制御対象部品の識別コードを車両
を識別する識別コードで置換え、置換えた識別コードに
より、車両に組付けた制御対象部品の補正データを特定
する。更に、請求項5記載の発明は、車両組立に際し、
制御対象部品や電子制御装置の搬送とは別に、制御対象
部品の組立後に行う試運転の結果に基づいて得た補正デ
ータを通信回線或いは記憶媒体を介して送ることで、物
流の改善効果をより促進する。
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の実施の第1
形態に係わり、図1は補正システムの説明図、図2は補
正量算出処理のフローチャート、図3は領収運転パター
ンを示す説明図である。
弁2をバイパスする通路に介装されたアイドルスピード
コントロールバルブ(ISCバルブ)3に適用する例を
示し、符号FCAは、エンジン組立工場、符号FCB
は、エンジン組立工場FCAから搬送されたエンジン1
を電子制御装置(ECU)50と共に車体100に組付
け、艤装を行う車両組立工場である。
後のエンジン1の領収運転(試運転)を行うための領収
運転台4が備えられ、領収運転実行装置5によってIS
Cバルブ3の開度が制御され、所定のパターンのエンジ
ン1の領収運転が実行される。尚、ISCバルブ3は、
本形態においては、駆動信号のデューティ比により弁開
度が可変される形式のものであり、駆動信号のデューテ
ィ比が大きくなる程、弁開度が大きくなるものとする。
書のバーコード等によりエンジン1の識別番号を読み取
る識別番号読取装置6と、エンジン部品(本形態におい
てはISCバルブ3)の基準特性に対するばらつきを吸
収するための補正データを決定する補正データ決定装置
7とが接続されている。識別番号読取装置6で読み取っ
たエンジン識別番号は、ISCバルブ3を識別する識別
コードとして用いられる。
算出部8及び補正量蓄積部9を備えて構成される。補正
量算出部8は、領収運転実行装置5における領収運転パ
ターンに応じたISCバルブ3の基準特性に基づく基準
デューティ比と、この基準デューティ比に対応する目標
エンジン回転数に収束する駆動デューティ比との差分を
求め、この差分をISCバルブ3の補正量として補正量
蓄積部9に出力する。補正量蓄積部9では、各目標エン
ジン回転数毎のISCバルブ3の補正量を個々のエンジ
ン毎にエンジン識別番号と対応させ、補正データとして
蓄積する。補正量蓄積部9に蓄積された補正データは、
車両組立工場FCBに通信回線或いは記憶媒体を介して
送られる。
車体100を識別する車体番号(車両識別コード)を、
バーコード等により読み取る車体番号読取装置10、組
立前のエンジン1の識別番号を読み取る識別番号読取装
置11、エンジン組立工場FCAから送られたISCバ
ルブ3の補正データを蓄積し、ECU50毎のISCバ
ルブ3の補正量を特定してECU50に記憶させる補正
装置12が備えられている。ECU50には、ISCバ
ルブ3を含む制御対象部品に対する制御プログラム及び
基準特性に従った制御データが予め記憶され、ECU製
作工場等から車両組立工場FCBに搬入される。
部13、補正量蓄積部14、及び補正量出力部15を備
えて構成され、ECU50の最終確認を実施するための
ラインエンドチェッカ20を介して、ISCバルブ3の
補正量を、対応するECU50の不揮発性メモリに書き
込む。
100に搭載される段階で、識別番号読取装置11で読
み取ったエンジン1の識別番号を、車体番号読取装置1
0で読み取った車体番号に置き換える。これは、エンジ
ン1が車体100に搭載された後は、エンジン1の識別
番号を読み取ることが困難であるためであり、車体番号
とエンジン識別番号との対応関係は、車体番号設定部1
3内に保存される。
工場FCAから送られたISCバルブ3の補正量及び対
応するエンジン識別番号を蓄積する。補正量出力部15
は、車体番号設定部13で置き換えた車体番号に含まれ
るエンジン識別情報に基づいて、補正量蓄積部14に蓄
積されたISCバルブ3の補正データの中から、対応す
る補正量を特定し、ラインエンドチェッカ20に出力す
る。
テムでは、エンジン組立工場FCAにおけるエンジン1
の領収運転時、領収運転実行装置5及び補正データ決定
装置7により、ISCバルブ3の個体毎のばらつきを吸
収する補正量を算出する。次に、この補正量算出処理に
ついて、図2のフローチャートを用いて説明する。
行装置5及び補正データ決定装置7による補正量算出に
係わる動作を示すものであり、先ず、ステップS1で、
エンジン識別番号によるエンジン排気量やISCバルブ
3の形式・容量による基準特性と、領収運転パターンと
に基づいてISCバルブ3のデューティ比Dutyに基
準デューティ比を設定し、ISCバルブ3を駆動する。
ように、ISCバルブ3を低開度側の一定開度とするア
イドル運転からISCバルブ3を全開付近の開度とする
運転のパターンを繰り返すものであり、予め設定された
ISCバルブ3のデューティ比Dutyに基準特性から
各運転状態に対応する基準デューティ比DutyRを設
定し、この基準デューティ比DutyRの信号をISC
バルブ3へ出力して駆動する。
からの信号によりエンジン回転数Neを検出する。そし
て、ステップS3で、ISCバルブ3の基準デューティ
比に対応する目標エンジン回転数Nesを設定し。ステ
ップS4で目標エンジン回転数Nesと現在のエンジン
回転数Neとを比較する。
ップS4からステップS8へジャンプし、Nes>Ne
の場合、ステップS4からステップS5へ進んで、IS
Cバルブ3の駆動デューティ比Dutyを所定量αだけ
増加させ、ステップS7へ進む。また、ステップS4に
おいてNes<Neの場合には、ステップS6へ進んで
ISCバルブ3の駆動デューティ比Dutyを所定量α
だけ減少させ、ステップS7へ進む。
デューティ比Dutyを増加或いは減少させた後のエン
ジン回転数Neが目標エンジン回転数Nesに収束した
か否かを調べる。そして、Nes≠Neの場合には、ス
テップS7からステップS4へ戻って上述の処理を繰り
返し、Nes=Neになると、ステップS7からステッ
プS8へ進む。
デューティ比DutyRと駆動デューティ比Dutyと
の差分(DutyR−Duty)を求め、この差分(D
utyR−Duty)をISCバルブ3の補正量とす
る。そして、ステップS9で、補正量を保存し、ステッ
プS10で領収運転が終了したか否かを調べる。領収運
転が終了していない場合には、最初のステップS1へ戻
り、目標エンジン回転数を変化させて以上の処理を繰り
返す。そして、領収運転が終了した場合、蓄積した補正
量のデータにエンジン識別番号を付加して処理を終了す
る。
応するISCバルブ3の特性が把握され、所定のロット
数のエンジンがエンジン組立工場FCAから車両組立工
場FCBへ搬送されると共に、エンジン組立工場FCA
から車両組立工場FCBへ通信回線或いは記憶媒体を介
してエンジン識別番号と対応したISCバルブ3の補正
データが送られる。
場FCAから搬送されたエンジン1の識別番号を識別番
号読取装置11で読み取り、車体番号読取装置10で読
み取った車体100の車体番号で置き換えた後、エンジ
ン1を車体100に組み込む。また、部品工場等から搬
入されたECU50やその他の部品を組み込み、最終的
に車両組立が終了した段階で、車両の完成検査を行な
う。
0にラインエンドチェッカ20を接続し、車体番号に含
まれるエンジン識別情報に基づいて、補正装置12の補
正量蓄積部14に蓄積されているデータの中から、対応
するISCバルブ3の補正量を補正装置12からライン
エンドチェッカ20に出力することで、ECU50内の
不揮発性メモリにISCバルブ3の補正量を書き込む。
特性を、ラインオフするまでにECU50に転送するこ
とができ、学習制御による効果を待つまでもなく車両の
初期状態から良好な制御特性を得ることができる。しか
も、領収運転時に得たISCバルブ3の補正量を、車両
完成状態でECU50に記憶させるため、制御対象部品
とECUとを対にして物流させる必要がなく、搬送効率
を向上して経済性を向上することができる。
係わり、図4は補正量算出処理のフローチャート、図5
は補正パターンを示す説明図である。
製造される限り、ある決まったパターンで特性がばらつ
く場合が多い。従って、第2形態では、エンジン1の領
収運転で得たISCバルブ3の補正量をそのまま用いる
ことなく、予めパターン化しておいた複数の補正パター
ンの中から最も近い補正パターンを選択する。
装置7の機能を若干変更し、補正量算出部8で算出した
ISCバルブ3の補正量に基づいて、補正量蓄積部9
で、予め保有する複数の補正パターン(図5参照)の中
から最も近い補正パターンを選択し、その補正パターン
をISCバルブ3の補正データとして蓄積する。
同様のステップS1〜S9の処理でISCバルブ3の基
準デューティ比DutyRと駆動デューティ比Duty
との差分(DutyR−Duty)をISCバルブ3の
補正量として保存し、ステップS10で領収運転が終了
したか否かを判断する。そして、領収運転が終了した場
合、ステップS10からステップS11へ進んで補正量
のデータが図5に示す補正パターンA,B,C,D,E
の何れに最も近いかを判断し、最も近い補正パターンを
選択して処理を終了する。この補正パターンは、エンジ
ン識別番号と対応させて蓄積される。
CU50、その他の部品を車体100に組付けて最終的
に車両組立が終了した段階で、ECU50にラインエン
ドチェッカ20を接続し、完成検査を行う。ECU50
には、予め、ISCバルブ3の補正パターンA,B,
C,D,E、及び各補正パターンに応じて決定される補
正量が記憶されており、補正装置12は、車体番号に含
まれるエンジン識別情報に基づいて、補正量蓄積部14
に蓄積されているデータの中から、対応するISCバル
ブ3の補正データを特定し、ラインエンドチェッカ20
を介してECU50内の不揮発性メモリにISCバルブ
3の補正パターンを指定するデータを書き込む。これに
より、ECU50では、ISCバルブ3の基準特性に基
づく制御データを指定された補正パターンに応じた補正
量で補正する。
改善を達成しつつ、車両初期状態からの良好な制御特性
を得ることができ、しかも、領収運転時に得たISCバ
ルブ3の補正量を個々にECU50に転送することな
く、ECU50に予め記憶された補正パターンの中から
近似するパターンを指定するため、短時間でECU50
の設定が完了し、ラインのタクトタイムに与える影響を
最小限に抑えることができる。
制御対象部品としてエンジンのISCバルブを例に取っ
て説明したが、本発明は、これに限定されるものではな
く、他の制御対象部品にも適用することができる。例え
ば、自動変速機の油圧制御用バルブの場合には、バルブ
制御量と実油圧との関係から補正量を求め、車両組立後
に補正量をECUに記憶させることで、物流面の改善と
車両初期状態からの良好な変速特性を得ることができ
る。
両組立前の段階で制御対象部品に対する制御データを補
正する際に電子制御装置と制御対象部品とを対にする必
要がないことから、電子制御装置と制御対象部品とを対
にした状態で物流させる必要がなく、物流面での搬送効
率を向上して経済性を向上すると共に、車両組立完成後
には、初期状態から制御対象部品の特性ばらつきを吸収
した良好な制御特性を得ることができる。
ムの説明図
処理のフローチャート
Claims (5)
- 【請求項1】 車両に搭載する電子制御装置によって制
御される制御対象部品の制御データを補正する車載電子
制御装置の補正システムであって、 上記制御対象部品の組立後に行う試運転の結果に基づい
て、上記制御対象部品の基準特性に基づく制御データの
補正量を算出し、補正データとして決定する補正データ
決定手段と、 上記制御対象部品と上記電子制御装置とを車両に組付け
た後、上記補正データ決定手段で決定した補正データを
上記電子制御装置に記憶させる補正手段とを備えたこと
を特徴とする車載電子制御装置の補正システム。 - 【請求項2】 車両に搭載する電子制御装置によって制
御される制御対象部品の制御データを補正する車載電子
制御装置の補正システムであって、 上記制御対象部品の組立後に行う試運転の結果に基づい
て、上記制御対象部品の基準特性に基づく制御データの
補正量を算出し、算出した補正量に基づいて複数の補正
パターンの中から近似するパターンを選択して補正デー
タとして決定する補正データ決定手段と、 上記制御対象部品と上記電子制御装置とを車両に組付け
た後、上記補正データ決定手段で決定した補正データに
より上記電子制御装置内に記憶された上記複数の補正パ
ターンの中から対応するパターンを指定する補正手段と
を備えたことを特徴とする車載電子制御装置の補正シス
テム。 - 【請求項3】 上記補正データ決定手段は、上記補正デ
ータを上記制御対象部品の識別コードと対応させて蓄積
し、 上記補正手段は、上記補正データ決定手段で蓄積した補
正データの中から、上記識別コードにより、車両に組付
けた上記制御対象部品の補正データを特定することを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の車載電子制御装置
の補正システム。 - 【請求項4】 上記補正手段は、上記制御対象部品の識
別コードを車両を識別する識別コードで置換え、置換え
た識別コードにより、車両に組付けた制御対象部品の補
正データを特定することを特徴とする請求項3記載の車
載電子制御装置の補正システム。 - 【請求項5】 上記補正データ決定手段から通信回線或
いは記憶媒体を介して上記補正データを上記補正手段へ
送ることを特徴とする請求項1,2,3,4の何れか一
つに記載の車載電子制御装置の補正システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000311043A JP4132631B2 (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | 車載電子制御装置の補正システム |
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---|---|
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