JP2002115331A - 複合梁と木製柱との接続構造 - Google Patents

複合梁と木製柱との接続構造

Info

Publication number
JP2002115331A
JP2002115331A JP2000311191A JP2000311191A JP2002115331A JP 2002115331 A JP2002115331 A JP 2002115331A JP 2000311191 A JP2000311191 A JP 2000311191A JP 2000311191 A JP2000311191 A JP 2000311191A JP 2002115331 A JP2002115331 A JP 2002115331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
wooden
column
composite beam
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000311191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3596455B2 (ja
Inventor
Kunio Oshitani
久仁男 押谷
Takeshi Matsukawa
武志 松川
Minoru Kimura
稔 木村
Hiroaki Saito
宏明 斉藤
Masaaki Kato
正章 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000311191A priority Critical patent/JP3596455B2/ja
Publication of JP2002115331A publication Critical patent/JP2002115331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3596455B2 publication Critical patent/JP3596455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 木製外観の梁と木製柱との接続強度を高めて
耐荷重性を高め、結果として室内側に柱が突出すること
による問題を回避する。 【解決手段】 木製柱5を横断面長方形状とする。短手
方向の幅寸法をH型材1の幅寸法に略等しくする。木製
柱5の長方形の端面を覆う金属製の接続板7の背面に金
属製の二枚の接続縦片8、8を間隔を隔てて一体的に設
けて略門型の接続金具9を構成する。木製柱5の端面に
上下方向に二本の溝6、6を形成する。接続縦片8を溝
6に挿入して木製柱5の短手側面より打入される接続具
10を接続縦片8に貫通して木製柱5に接続金具9を接
続する。木製柱5を接続する複合梁4の梁外面板3にお
いて木製柱5の長手寸法に相当する接合部分を切除して
接合凹所11を形成する。木製柱5の端部を接合凹所1
1に挿入して接続金具9の接続板7をH型材1のフラン
ジ2にボルト・ナットのような連結具12にて連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合梁と木製柱と
の接続構造に関し、詳しくは、木製外観の梁と木製柱と
の接続強度を高めて耐荷重性を高め、結果として室内側
に柱が突出することによる問題を回避しようとする技術
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図15に示すように、梁4’と柱
5’との接続において、柱5’に充分な耐力を付与する
場合には、梁4’に載設する有効横断面形状に加えて上
記柱5’に対して直交する梁4’’にも載置する断面形
状を加味する長方形状の横断面形状になるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
柱5’の断面形状は長方形形状となって柱5’の一部が
室内側に突出することになり、突出した部分を隠す施工
をおこなわなけばらなず、施工が面倒になるとともに室
内空間が減少することにもなるという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、木製外観の梁と木製柱との接続強度を筋交
いなどを使用しないで高めて耐荷重性を高め、室内側に
柱が突出することがなく、室内面の施工性を高め、か
つ、室内空間が狭くなることがない複合梁と木製柱との
接続構造を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、金
属製のH型材1の上下に対向する両フランジ2、2の外
面に木製の梁外面板3を付設した複合梁4と木製柱5と
の接合構造であって、木製柱5を横断面長方形状とする
とともに短手方向の幅寸法xをH型材1の幅寸法yに略
等しくし、木製柱5の長方形の端面を覆う金属製の接続
板7の背面に金属製の二枚の接続縦片8、8を上記長方
形の長さ方向の中間部に間隔を隔てて一体的に設けて略
門型の接続金具9を構成し、木製柱5の端面に開口させ
て上下方向に二本の溝6、6を形成し、接続縦片8を溝
6に挿入して木製柱5の短手側面より打入される接続具
10を接続縦片8に貫通して木製柱5に接続金具9を接
続し、木製柱5を接続する複合梁4の梁外面板3におい
て木製柱5の長手寸法に相当する接合部分を切除して接
合凹所11を形成し、木製柱5の端部を接合凹所11に
挿入して接続金具9の接続板7をH型材1のフランジ2
にボルト・ナットのような連結具12にて連結すること
を特徴とするものである。このような構成によれば、木
製柱5の横断面形状を長方形として木製柱5の断面形状
を大きくして耐垂直荷重性を高めながら、複合梁4の金
属製のH型材1と木製柱5に取り付けた接続金具9とを
連結具12で連結することで複合梁4と木製柱5との接
続強度を大幅に高めることができ、横断面形状が長方形
で幅寸法が複合梁4の幅寸法と略等しくした木製柱5を
複合梁4の長さ方向に沿わせて複合梁4に接続すること
から、横断面形状が長方形の木製柱5が複合梁4から室
内側に突出することがなく、室内側の仕上げを容易にお
こなうことができながら、室内空間を狭くすることがな
い。
【0006】請求項2においては、接続金具9の接続板
7の長さ方向の中間部から直交梁接続用の接続片7aを
延出し、接続片7aに複合梁4と直交する複合梁4のフ
ランジ2を接続して接続金具9に上記直交する複合梁4
を接続していることを特徴とするものである。このよう
な構成によれば、接続金具9によって複合梁4及び直交
する複合梁4を接続することができ、複合梁4、4同士
の接続強度を高め、かつ、複合梁4、4同士の接続強度
を高めることから木製柱5と複合梁4との接続強度を高
めることができる。
【0007】請求項3においては、直交する複合梁4の
接続金具9に接続される側の端部の梁外面板3が切除さ
れ、接続片7aの両端部から切除された梁外面板3の高
さに相当する高さの起立片7bが起立されていることを
特徴とするものである。このような構成によれば、接続
片7aの両端部の起立片7b、7bの上端が複合梁4及
び直交する複合梁4の梁外面板3と面一となって複合梁
4及び直交する複合梁4の梁外面板3上に敷設される床
下地合板28を受けることができ、床下地合板28の支
持強度を高めることができる。
【0008】請求項4においては、木製柱5の両短手側
面より打入した各々接続具10、10を各接続縦片8、
8の接続孔27、27に挿通していることを特徴とする
ものである。このような構成によれば、木製柱5の両短
手側面より打入した各接続具10、10の各接続縦片
8、8の接続孔27、27に容易に挿通させることがで
き、横断面形状が長方形の木製柱5を二枚の接続縦片
8、8を備えた接続金具9に容易にかつ強固に接続する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1(a)は分解斜視図である。図2は軸組を示
す斜視図である。図8は門型フレーム13の設置位置を
示す説明図である。
【0010】門型フレーム13は、木製柱5、5間に金
属製のH型材1の上下に対向する両フランジ2、2の外
面に木製の梁外面板3を付設した複合梁4を架設して構
成したものであり、木製外観の複合梁4と木製柱5との
接続強度を筋交いなどを使用しないで高めて耐荷重性を
高め、結果として門型フレーム13のスパンを広げて広
幅の建造物を木製外観で整然と構築するものである。
【0011】木製柱5を横断面長方形状とするとともに
短手方向の幅寸法xをH型材1の幅寸法yに略等しくし
ている。木製柱5の長方形の端面を覆う金属製の接続板
7の背面に金属製の二枚の接続縦片8、8を上記長方形
の長さ方向の中間部に間隔を隔てて一体的に設けて略門
型の接続金具9を構成している。接続縦片8に接続孔2
7を形成している。木製柱5の端面に開口させて上下方
向に二本の溝6、6を形成している。接続縦片8を溝6
に挿入して木製柱5の短手側面より打入される接続具1
0を接続縦片8の接続孔27に貫通して木製柱5に接続
金具9を接続している。
【0012】複合梁4の下面側の梁外面板3における木
製柱5の接合部分を切除して接合凹所11を形成してい
る。木製柱5の上端部を接合凹所11に挿入して接続金
具9の接続板7をH型材1の下面側のフランジ2にボル
ト・ナットのような連結具12にて連結するのである。
この場合、ボルト14の頭部は木製柱5の座ぐり穴15
に回転不能に挿入され、ナット16がワッシャ、スプリ
ングワッシャを介して螺合されるものである。
【0013】このような門型フレーム13は図2及び図
8に示すように、下階び上階に配設するのであり、下階
には例えば、ガレージ17、上階にはリビング18、キ
ッチン19及び狭幅とした門型フレーム13を使用する
子供室20等が構築されるものである。
【0014】このような構成によれば、複合梁4の金属
製のH型材1と木製柱5に取り付けた接続金具9とを連
結具12で連結することで複合梁4と木製柱5との接続
強度を大幅に高めることができるのであり、筋交いなど
を要することなく木製柱5、5の長いスパン間に複合梁
4を接続する門型フレーム13を得ることができるので
ある。しかして、複合梁4及び木製柱5において木製外
観で釘打ちなどが可能であるという良さを活かしなが
ら、間口の広い建物をコストを抑えて容易に構築するこ
とができるものである。
【0015】更に、木製柱5の横断面形状を長方形とし
て木製柱5の断面形状を大きくして耐垂直荷重性を高め
ながら、複合梁4の金属製のH型材1と木製柱5に取り
付けた接続金具9とを連結具12で連結することで複合
梁4と木製柱5との接続強度を大幅に高めるものであ
る。しかも、横断面形状が長方形で幅寸法xが複合梁4
の幅寸法yと略等しくした木製柱5を複合梁4の長さ方
向に沿わせて複合梁4に接続することから、横断面形状
が長方形の木製柱5が複合梁4から室内側に突出するこ
とがなく、室内側の仕上げを容易におこなうことができ
ながら、室内空間を狭くすることがない。
【0016】この場合、図1に示すように、木製柱5の
両短手側面より打入したピンのような各々接続具10、
10を各接続縦片8、8の接続孔27、27に挿通する
のであり、木製柱5の両短手側面より打入した各接続具
10、10の各接続縦片8、8の接続孔27、27に容
易に挿通させることができ、横断面形状が長方形の木製
柱5を二枚の接続縦片8、8を備えた接続金具9に容易
にかつ強固に接続することができる。尚、図10に示す
ように、木製柱5の短手面の片面から長いピンのような
接続具10を打入するようにしてもよいものである。
【0017】図6は複合梁4と直交する複合梁4の接続
構造を示し、L型金物32を両複合梁4、4のウエブ材
33にボルト・ナットで接続することで、両複合梁4、
4を接続するものである。
【0018】図9は両複合梁4、4を、一層、強固に接
続する実施の形態を示す。但し、本実施の形態の基本構
成は上記実施の形態と共通であり、共通する部分には同
一の符号を付して説明は省略する。
【0019】本実施の形態においては、上記接続金具9
の接続板7の長さ方向の中間部から直交梁接続用の接続
片7aを略面一に延出している。接続片7aに複合梁4
と直交する複合梁4のフランジ2を上述と同様に接続し
て接続金具9に上記直交する複合梁4を接続している。
【0020】本実施の形態においては、接続金具9によ
って複合梁4及び直交する複合梁4を接続することがで
き、複合梁4、4同士の接続強度を高め、かつ、複合梁
4、4同士の接続強度を高めることから木製柱5と複合
梁4との接続強度を高めることができるものである。
【0021】図7は上階(二階)の門型フレーム13を
示し、門型フレーム13の複合梁4に対して直交する複
合梁4を木製柱5にて支持している。
【0022】即ち、木製柱5の略T型の接続金具9の接
続板7を延出した接続片7aにおいて直交する複合梁4
を上述のように接続するのである。
【0023】このような構成によれば、複合梁4とは直
交する複合梁4において並置する門型フレーム13、1
3を強度を高めて接続することができ、一層、容易に間
口の広い建物を構築することができるものである。
【0024】次に、木製柱5の下端部の接続構造を詳述
する。
【0025】図7において、上階の木製柱5の下端面を
覆う金属製の接続板7の上面に金属製の接続縦片8、8
を一体的に設けた接続金具9A(接続金具9を上下反転
したもの)を構成する。木製柱5の下端面に開口させて
上下方向に二本の溝6を形成する。接続縦片8を溝6に
挿入して木製柱5に水平横方向から打入される接続具1
0にて木製柱5に接続金具9Aを接続する。下階におけ
る複合梁4及び複合梁4とは直交する複合梁4の上面の
梁外面板3、3における木製柱5の接合部分を切除して
接合凹所11Aを形成する。木製柱5の下端部を接合凹
所11Aに挿入して接続金具9Aの接続板7において複
合梁4を接続する。接続板7より延出した接続片7aに
おいて直交する複合梁4を接続する。
【0026】図11は更に他の実施の形態を示し、但
し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通で
あり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略
する。
【0027】本実施の形態においては、直交する複合梁
4の接続金具9に接続される側の端部の梁外面板3が切
除されている。接続片7aの両端部から切除された梁外
面板3の高さに相当する高さの起立片7bが起立されて
いる。
【0028】本実施の形態においては、図13に示すよ
うに、接続片7aの両端部の起立片7b、7bの上端が
複合梁4及び直交する複合梁4の梁外面板3と面一とな
って複合梁4及び直交する複合梁4の梁外面板3上に敷
設される床下地合板28を受けることができ、床下地合
板28の支持強度を高めることができるものである。
尚、図14(b)は他の実施の形態の概略正面図であ
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1においては、金属製のH型材の
上下に対向する両フランジの外面に木製の梁外面板を付
設した複合梁と木製柱との接合構造であって、木製柱を
横断面長方形状とするとともに短手方向の幅寸法をH型
材の幅寸法に略等しくし、木製柱の長方形の端面を覆う
金属製の接続板の背面に金属製の二枚の接続縦片を上記
長方形の長さ方向の中間部に間隔を隔てて一体的に設け
て略門型の接続金具を構成し、木製柱の端面に開口させ
て上下方向に二本の溝を形成し、接続縦片を溝に挿入し
て木製柱の短手側面より打入される接続具を接続縦片に
貫通して木製柱に接続金具を接続し、木製柱を接続する
複合梁の梁外面板において木製柱の長手寸法に相当する
接合部分を切除して接合凹所を形成し、木製柱の端部を
接合凹所に挿入して接続金具の接続板をH型材のフラン
ジにボルト・ナットのような連結具にて連結するから、
つまり、木製柱の横断面形状を長方形として木製柱の断
面形状を大きくして耐垂直荷重性を高めながら、複合梁
の金属製のH型材と木製柱に取り付けた接続金具とを連
結具で連結することで複合梁と木製柱との接続強度を大
幅に高めることができ、横断面形状が長方形で幅寸法が
複合梁の幅寸法と略等しくした木製柱を複合梁の長さ方
向に沿わせて複合梁に接続することから、横断面形状が
長方形の木製柱が複合梁から室内側に突出することがな
く、室内側の仕上げを容易におこなうことができなが
ら、室内空間を狭くすることがないという利点がある。
【0030】請求項2においては、請求項1の構成に加
えて、接続金具の接続板の長さ方向の中間部から直交梁
接続用の接続片を延出し、接続片に複合梁と直交する複
合梁のフランジを接続して接続金具に上記直交する複合
梁を接続しているから、請求項1の効果に加えて、接続
金具によって複合梁及び直交する複合梁を接続すること
ができ、複合梁同士の接続強度を高め、かつ、複合梁同
士の接続強度を高めることから木製柱と複合梁との接続
強度を高めることができるという利点がある。
【0031】請求項3においては、請求項2の構成に加
えて、直交する複合梁の接続金具に接続される側の端部
の梁外面板が切除され、接続片の両端部から切除された
梁外面板の高さに相当する高さの起立片が起立されてい
るから、請求項2の効果に加えて、接続片の両端部の起
立片の上端が複合梁及び直交する複合梁の梁外面板と面
一となって複合梁及び直交する複合梁の梁外面板上に敷
設される床下地合板を受けることができ、床下地合板の
支持強度を高めることができるという利点がある。
【0032】請求項4においては、請求項1の構成に加
えて、木製柱の両短手側面より打入した各々接続具を各
接続縦片の接続孔に挿通しているから、請求項1の効果
に加えて、木製柱の両短手側面より打入した各接続具の
各接続縦片の接続孔に容易に挿通させることができ、横
断面形状が長方形の木製柱を二枚の接続縦片を備えた接
続金具に容易にかつ強固に接続することができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、(a)は分解概
略斜視図、(b)は部分概略正面図である。
【図2】同上の軸組を示す斜視図である。
【図3】図2イ部の拡大斜視図である。
【図4】図2ロ部の拡大斜視図である。
【図5】図2ハ部の拡大斜視図である。
【図6】同上の複合梁と直交する複合梁との接続を示す
斜視図である。
【図7】同上の上階の門型フレームの斜視図である。
【図8】同上の門型フレームの設置位置を示す説明図で
ある。
【図9】同上の他の実施の形態の部分斜視図である。
【図10】同上の更に他の実施の形態の部分斜視図であ
る。
【図11】(a)は同上の更に他の実施の形態の部分斜
視図、(b)は接続金具の斜視図である。
【図12】同上の接続金具を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図13】同上の施工状態の斜視図である。
【図14】(a)は同上の斜視図、(b)は他の実施の
形態の概略正面図である。
【図15】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 H型材 2 フランジ 3 梁外面板 4 複合梁 5 木製柱 6 溝 7 接続板 7a 接続片 7b 起立片 8 接続縦片 9 接続金具 10 接続具 11 接続凹所 12 連結具
フロントページの続き (72)発明者 木村 稔 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 斉藤 宏明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 加藤 正章 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2E125 AA04 AA14 AB01 AC28 AG03 AG23 BE07 CA05 EA31 2E163 FA02 FA12 FF06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のH型材の上下に対向する両フラ
    ンジの外面に木製の梁外面板を付設した複合梁と木製柱
    との接合構造であって、木製柱を横断面長方形状とする
    とともに短手方向の幅寸法をH型材の幅寸法に略等しく
    し、木製柱の長方形の端面を覆う金属製の接続板の背面
    に金属製の二枚の接続縦片を上記長方形の長さ方向の中
    間部に間隔を隔てて一体的に設けて略門型の接続金具を
    構成し、木製柱の端面に開口させて上下方向に二本の溝
    を形成し、接続縦片を溝に挿入して木製柱の短手側面よ
    り打入される接続具を接続縦片に貫通して木製柱に接続
    金具を接続し、木製柱を接続する複合梁の梁外面板にお
    いて木製柱の長手寸法に相当する接合部分を切除して接
    合凹所を形成し、木製柱の端部を接合凹所に挿入して接
    続金具の接続板をH型材のフランジにボルト・ナットの
    ような連結具にて連結して成ることを特徴とする複合梁
    と木製柱との接続構造。
  2. 【請求項2】 接続金具の接続板の長さ方向の中間部か
    ら直交梁接続用の接続片を延出し、接続片に複合梁と直
    交する複合梁のフランジを接続して接続金具に上記直交
    する複合梁を接続して成ることを特徴とする請求項1記
    載の複合梁と木製柱との接続構造。
  3. 【請求項3】 直交する複合梁の接続金具に接続される
    側の端部の梁外面板が切除され、接続片の両端部から切
    除された梁外面板の高さに相当する高さの起立片が起立
    されて成ることを特徴とする請求項2記載の複合梁と木
    製柱との接続構造。
  4. 【請求項4】 木製柱の両短手側面より打入した各接続
    具を各接続縦片の接続孔に挿通して成ることを特徴とす
    る請求項1記載の複合梁と木製柱との接続構造。
JP2000311191A 2000-10-11 2000-10-11 複合梁と木製柱との接続構造 Expired - Fee Related JP3596455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000311191A JP3596455B2 (ja) 2000-10-11 2000-10-11 複合梁と木製柱との接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000311191A JP3596455B2 (ja) 2000-10-11 2000-10-11 複合梁と木製柱との接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002115331A true JP2002115331A (ja) 2002-04-19
JP3596455B2 JP3596455B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=18791000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000311191A Expired - Fee Related JP3596455B2 (ja) 2000-10-11 2000-10-11 複合梁と木製柱との接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3596455B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010106612A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Sumitomo Forestry Co Ltd 扁平柱と梁との接合部構造
JP2016204864A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 ジェイ建築システム株式会社 ハイブリッドフレームと合板又はclt板等の組合せ構造
CN109339487A (zh) * 2018-11-06 2019-02-15 满洲里凯润木业有限公司 一种快速搭建的木屋及其搭建方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010106612A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Sumitomo Forestry Co Ltd 扁平柱と梁との接合部構造
JP2016204864A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 ジェイ建築システム株式会社 ハイブリッドフレームと合板又はclt板等の組合せ構造
CN109339487A (zh) * 2018-11-06 2019-02-15 满洲里凯润木业有限公司 一种快速搭建的木屋及其搭建方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3596455B2 (ja) 2004-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6595146B1 (ja) 建築物およびその建築工法
JP3596455B2 (ja) 複合梁と木製柱との接続構造
JP3661586B2 (ja) 門型フレーム
JP3883970B2 (ja) 軸組構造
JP2005133323A (ja) 建築工法およびそれに利用する門型ラーメン構造体
KR100732463B1 (ko) 모듈러 건축물의 바닥판 시스템
JP2007314937A (ja) 柱連結式コンテナハウス
KR100252640B1 (ko) 건물의 기둥겸용 벽조립체
JP3538151B2 (ja) 軸組構造、躯体構造
JPH0546562Y2 (ja)
JP3072595U (ja) 木造住宅の軸組
JP2564379Y2 (ja) 家屋の壁形成用の壁パネル枠
JPH0333843Y2 (ja)
JPH1018436A (ja) 木軸用構造体の接合法
JP2001234584A (ja) 単板積層材を用いた壁柱と床梁の結合構造
JP2024035048A (ja) 建物
JPH07158182A (ja) 間仕切パネルの骨組
JPH0332164Y2 (ja)
JP2554174Y2 (ja) 柱と梁の連結構造
JPH0748801Y2 (ja) バルコニー取付装置
JPH094092A (ja) 内壁パネルの取付構造
JPH11247295A (ja) 組立建物の補強構造
JPH116208A (ja) 高倍率壁耐力付与用パネルに用いる筋かい材連結接手
JP2002167891A (ja) コーナ部連結金物および上下階接続構造
JPH0681408A (ja) 門型パネルユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040817

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040830

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees