JP2002113212A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002113212A
JP2002113212A JP2000311681A JP2000311681A JP2002113212A JP 2002113212 A JP2002113212 A JP 2002113212A JP 2000311681 A JP2000311681 A JP 2000311681A JP 2000311681 A JP2000311681 A JP 2000311681A JP 2002113212 A JP2002113212 A JP 2002113212A
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JP
Japan
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ball
grounding
sheet metal
flow path
supply path
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JP2000311681A
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English (en)
Inventor
Kiichi Terasawa
紀一 寺澤
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MRD Co Ltd
Original Assignee
MRD Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ球の静電気の放電防止効果を高めな
がら、低コストで球流路を構成できるようにする。 【解決手段】 1枚の平板状のアース用板金17を機構
板12(又は遊技盤を保持する遊技盤保持枠)に取り付
ける。タンクレール14は、アース用板金17の裏面に
樹脂製のタンクレール本体部19を組み付けて構成し、
タンクレール14の前面壁を全てアース用板金17で構
成する。また、球供給路1は、アース用板金17の裏面
に樹脂製の球供給路本体部20を組み付けて構成し、球
供給路15の前面壁を全てアース用板金17で構成す
る。これにより、球タンク13から球払出装置16まで
の球流路(タンクレール14と球供給路15)の全長に
わたってアース用板金17を露出させて、球流路を流下
するパチンコ球をアース用板金17に確実に接触させて
パチンコ球の静電気を取り除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球に帯電
している静電気を除去する機能を備えたパチンコ機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ島の球補給路から各パチンコ機
の裏面上部の球タンク内に補給されるパチンコ球は、球
補給路内を流れてくる過程で摩擦により静電気が帯電さ
れながら球タンク内に配給される。このパチンコ球の静
電気がパチンコ機の電子部品近傍で放電すると、該電子
部品が誤動作したり、最悪の場合には、破壊されてしま
うおそれもある。この対策として、従来より、球タンク
から球払出装置までの球流路の一部にアース板金を露出
するように取り付けるようにしている。このものでは、
球流路内のパチンコ球全体が球圧で互いに接触して電気
的に導通し合い、その一部のパチンコ球がアース板金に
接触した状態となっていれば、アース板金に接触したパ
チンコ球を通して球流路内のパチンコ球全体の静電気を
取り除くことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、球流路の一部にアース板金を露出させるだけで
あるため、球流路内のパチンコ球残量が少なくなってパ
チンコ球がぱらぱらと断続的に流下する状態になったと
きに、パチンコ球の流れ具合によっては、アース板金と
十分に接触せずに静電気を帯びたまま流下するパチンコ
球もある。このため、それらのパチンコ球の静電気が放
電するおそれがあると共に、その後、球流路内のパチン
コ球残量が増加して、球流路内のパチンコ球全体が電気
的に導通し合い、その一部のパチンコ球がアース板金に
接触した状態となったときに、球流路内のパチンコ球全
体の多くの静電気が、アース板金に接触している一部の
パチンコ球を通して瞬時にグランド側に流れてグランド
電位が変動し、制御回路を誤動作させるおそれもある。
【0004】そこで、パチンコ球の静電気の放電防止効
果を高めるために、特開平10−155995号公報に
示すように、パチンコ球を流下させるタンクレール等の
球流路全体を帯電防止樹脂で形成するようにしたものが
あるが、帯電防止樹脂は、一般に、球流路の成形材料と
して用いられている樹脂に比べて成形性が悪いため、帯
電防止樹脂を用いて屈曲する球流路全体を低コストで成
形することは困難である。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、パチンコ球の静電気
の放電防止効果を高めながら、低コストで球流路を構成
することができるパチンコ機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ機は、球タンクから流
れ出るパチンコ球を球払出装置へ流下させる球流路の少
なくとも1つの壁面をアース用板金で構成したものであ
る。このようにすれば、球タンクから球払出装置球流路
までの球流路の全長にわたってアース用板金を露出させ
ることができるため、球流路内のパチンコ球残量が少な
くなってパチンコ球がぱらぱらと断続的に流下する状態
になったときでも、その全てのパチンコ球をアース用板
金に確実に接触させて全てのパチンコ球の静電気を確実
に取り除くことができると共に、その後、球流路内のパ
チンコ球残量が増加してパチンコ球全体が電気的に導通
し合った状態となったときに、従来のように多くの静電
気が瞬時にグランド側に流れることもなくなる。また、
球流路を構成する壁面のうちのアース用板金以外の部分
は、成形性の悪い帯電防止樹脂で成形する必要がなく、
成形性の良い樹脂で成形すれば良いので、帯電防止樹脂
で成形する場合と比較して成形コストも低減することが
できる。しかも、球流路の板金部分は樹脂に比べて摩耗
が遥かに少ないため、球流路の耐久性も向上できる。
【0007】この場合、アース用板金を2枚以上用いて
球流路を構成しても良いが、球流路の前面壁や後面壁は
パチンコ機の裏面に沿って同一平面上に配置できるた
め、請求項2のように、球流路の前面壁又は後面壁を1
枚のアース用板金で構成するようにすると良い。このよ
うにすれば、折曲加工を必要としない1枚の平板状のア
ース用板金のみによって球流路の1つの壁面を構成する
ことが可能となる。
【0008】また、請求項3のように、遊技盤を保持す
る遊技盤保持枠の裏面壁の少なくとも一部をアース用板
金で構成し、このアース用板金で球流路の前面壁を構成
するようにしても良い。このようにすれば、同一のアー
ス用板金で遊技盤保持枠の裏面壁と球流路の前面壁の両
方を構成することができ、構成を簡素化することができ
る。
【0009】更に、請求項4のように、球流路を、裏部
品を取り付ける機構板に一体成形された流路部とアース
用板金とによって構成するようにしても良い。このよう
にすれば、部品点数を削減して組立性を向上することが
できる。
【0010】一方、請求項5のように、遊技盤保持枠の
裏面壁の裏面に対向するようにアース用板金を取り付
け、球流路の前面壁を遊技盤保持枠の裏面壁で構成し、
該球流路の後面壁をアース用板金で構成するようにして
も良い。このようにすれば、球流路の後面壁をアース用
板金で構成しながら、遊技盤保持枠の裏面壁を球流路の
前面壁として利用することができ、構成を簡素化するこ
とができる。
【0011】この場合、請求項6のように、球流路を、
遊技盤保持枠の裏面壁に一体成形された流路部とアース
用板金とによって構成するようにしても良い。このよう
にすれば、部品点数を削減して組立性を向上することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】[実施形態(1)]以下、本発明
の実施形態(1)を図1乃至図3に基づいて説明する。
図1に示すように、パチンコ機11の裏面側には、裏部
品を組み付ける機構板12が取り付けられている。この
機構板12の裏面上部には、パチンコ島の球補給路(図
示せず)からパチンコ球が補給される球タンク13が設
けられ、この球タンク13には、そこから流れ出るパチ
ンコ球を整列状態で流下させるタンクレール14(球流
路)が接続されている。このタンクレール14の下端に
は、球供給路15(球流路)が設けられ、その球供給路
15の下端部に球払出装置16が接続されている。
【0013】本実施形態(1)では、1枚の平板状のア
ース用板金17が少なくともタンクレール14及び球供
給路15の裏側に沿って延在するように配置され、この
アース用板金17が機構板12(又は遊技盤を保持する
遊技盤保持枠)に組み付けられている。そして、このア
ース用板金17の裏面側に、樹脂製の球タンク本体部1
8、樹脂製のタンクレール本体部19及び樹脂製の球供
給路本体部20を組み付けることで、球タンク13、タ
ンクレール14及び球供給路15が構成されている。こ
の場合、タンクレール本体部19と球供給路本体部20
は、それぞれ別体に成形しても良いが、これら2部品を
一体成形しても良く、更には、タンクレール本体部19
を球タンク本体部18に一体成形しても良い。
【0014】図2に示すように、タンクレール14は、
アース用板金17の裏面側に断面略E字状のタンクレー
ル本体部19を左右方向に延びるように取り付けること
で構成され、タンクレール14内に上下に並ぶ2条の流
路が形成されている。この場合、タンクレール14の前
面壁が全てアース用板金17で構成され、タンクレール
14の前面壁以外の流路壁がタンクレール本体部19で
構成されている。これにより、タンクレール14の2条
の流路内にその全長にわたってアース用板金17が露出
している。
【0015】また、図3に示すように、球供給路15
は、アース用板金17の裏面側に断面略E字状の球供給
路本体部20を上下方向に延びるように取り付けること
で構成され、球供給路15内に左右に並ぶ2条の流路が
形成されている。この場合、球供給路15の前面壁が全
てアース用板金17で構成され、球供給路15の前面壁
以外の流路壁が球供給路本体部20で構成されている。
これにより、球供給路15の2条の流路内にその全長に
わたってアース用板金17が露出している。
【0016】一方、図1に示すように、球タンク13
は、前面壁の少なくとも下部がアース用板金17で構成
され、球タンク13の内部にアース用板金17が露出し
ている。また、アース用板金17の上部右側には、アー
ス接続するための接続部21が設けられ、この接続部2
1に電気的に接続されたアース線22が、機構板12を
パチンコ機11の機枠に取り付けるためのヒンジ金具2
3等のグランド側導電部材に電気的に接続されている。
【0017】以上のように構成したパチンコ機11で
は、タンクレール14と球供給路15の前面壁を全てア
ース用板金17で構成したので、球タンク13から球払
出装置16までの球流路の全長にわたってアース用板金
17を露出させることができる。このため、球タンク1
3内のパチンコ球がタンクレール14と球供給路15を
流下する過程で、全てのパチンコ球をアース用板金17
に確実に接触させることができる。これにより、球流路
内のパチンコ球の残量が少なくなってパチンコ球がぱら
ぱらと断続的に流下する状態になったときでも、その全
てのパチンコ球をアース用板金17に確実に接触させて
静電気を確実に取り除くことができ、静電気の放電を確
実に防止することができると共に、その後、球流路内の
パチンコ球残量が増加してパチンコ球全体が電気的に導
通し合った状態になったときに、従来のように多くの静
電気が瞬時にグランド側に流れることがなくなり、静電
気によるパチンコ機11のセンサや制御回路等の電子部
品の誤動作や破壊を確実に防止することができる。
【0018】更に、本実施形態(1)では、球タンク1
3の前面壁の少なくとも下部をアース用板金17で構成
して、球タンク13の内部にアース用板金17を露出さ
せるようにしたので、球タンク13内でもパチンコ球の
静電気を取り除くことができて、パチンコ球の静電気の
放電防止効果を一層高めることができる。但し、本発明
は、球タンク13の内部にアース用板金17を露出させ
ない構成としても良く、この場合でも、タンクレール1
4と球供給路15の少なくとも1つの壁面をアース用板
金17で構成することで、本発明の所期の目的は十分に
達成することができる。
【0019】また、本実施形態(1)では、タンクレー
ル本体部19と球供給路本体部20は、成形性の悪い帯
電防止樹脂で成形する必要がなく、成形性の良い樹脂で
成形すれば良いので、帯電防止樹脂で成形する場合と比
較して成形コストも低減することができる。しかも、ア
ース用板金17の部分は樹脂に比べて摩耗が遥かに少な
いため、タンクレール14や球供給路15の耐久性も向
上できる。
【0020】また、本実施形態(1)では、タンクレー
ル14や球供給路15の前面壁や後面壁を、パチンコ機
11の裏面に沿って同一平面上に配置できることを考慮
して、タンクレール14と球供給路15の前面壁を1枚
のアース用板金17で構成するようにしたので、折曲加
工を必要としない平板状のアース用板金17を1枚用い
るだけでタンクレール14と球供給路15の前面壁を構
成することができ、球流路の構成を簡単化できると共
に、アース用板金17の製造コストも低減することがで
きる。
【0021】[実施形態(2)]次に、本発明の実施形
態(2)を図4に基づいて説明する。本実施形態(2)
では、遊技盤24を保持する樹脂製の遊技盤保持枠25
の裏面壁としてアース用板金26が、遊技盤保持枠25
の裏面側にねじ等により固定されていると共に、機構板
27に、タンクレール及び/又は球供給路28を形成す
る断面略E字状の流路部29が一体成形され、これらア
ース用板金26と流路部29によってタンクレール及び
/又は球供給路28が構成されている。
【0022】尚、本実施形態(2)は、遊技盤保持枠2
5の裏面壁全体をアース用板金26で構成しても良い
が、遊技盤保持枠25の裏面壁の一部(少なくともタン
クレール及び球供給路28の前面壁を構成する部分)を
アース用板金26で構成するようにしても良い。
【0023】以上説明した本実施形態(2)では、遊技
盤保持枠25の裏面壁としてアース用板金26を設け、
このアース用板金26でタンクレール及び/又は球供給
路28の前面壁を構成したので、タンクレール及び/又
は球供給路28の前面壁をアース用板金26で構成する
ことができると共に、遊技盤保持枠25の裏面壁とタン
クレール及び/又は球供給路28の前面壁を一枚のアー
ス用板金26で兼用することができ、パチンコ機11の
裏構造を簡素化することができる。
【0024】しかも、本実施形態(2)では、機構板2
7にタンクレール及び/又は球供給路28の流路部29
を一体成形するようにしたので、部品点数も削減するこ
とができて組立性も向上することができる。
【0025】[実施形態(3)]本発明の実施形態
(3)では、図5に示すように、遊技盤保持枠32にア
ース用板金31をインサート成形することで、遊技盤保
持枠32の裏面壁をアース用板金26で構成すると共
に、断面略E字状の球供給路本体部34の両側面部に形
成した係合爪35をアース用板金31に形成した被係合
部36に弾性係合させて、球供給路本体部33をアース
用板金31に固定することで、球供給路33を構成して
いる。尚、タンクレールも、球供給路33とほぼ同じ構
成であり、タンクレール本体部に形成した係合爪をアー
ス用板金31に形成した被係合孔に弾性係合させること
で、タンクレール本体部をアース用板金31に固定して
いる。
【0026】本実施形態(3)のようにしても、タンク
レール及び球供給路33の前面壁をアース用板金31で
構成することができると共に、遊技盤保持枠32の裏面
壁とタンクレール及び球供給路33の前面壁を一枚のア
ース用板金31で兼用することができ、パチンコ機11
の裏構造を簡素化することができる。
【0027】[実施形態(4)]上記各実施形態(1)
〜(3)では、タンクレール及び球供給路の前面壁をア
ース用板金で構成するようにしたが、図6に示す本発明
の実施形態(3)では、遊技盤保持枠37の裏面壁38
に、球供給路39及び/又はタンクレールを形成する断
面略E字状の流路部40を一体成形し、この流路部40
の裏面側に、アース用板金41を取り付けることで、球
供給路39及び/又はタンクレールの後面壁をアース用
板金41で構成し、球供給路39及び/又はタンクレー
ルの前面壁を遊技盤保持枠37の裏面壁38で構成する
ようにしている。
【0028】前述したように、一般に、タンクレールや
球供給路の前面壁や後面壁は平面で構成されているた
め、本実施形態(4)のように、タンクレール及び/又
は球供給路39の後面壁をアース用板金41で構成する
ようにしても、折曲加工を必要としない平板状のアース
用板金41を1枚用いるだけでタンクレール及び/又は
球供給路39の後面壁を形成することができ、アース用
板金41の製造コストを低減することができる。
【0029】更に、本実施形態(4)では、遊技盤保持
枠37の裏面壁38をタンクレール及び/又は球供給路
39の前面壁として利用しているので、パチンコ機11
の裏構造を簡素化することができる。しかも、遊技盤保
持枠37の裏面壁38に球供給路39の流路部40及び
/又はタンクレールの流路部40を一体成形しているの
で、部品点数を削減して組立性を向上することができ
る。
【0030】[実施形態(5)]本発明の実施形態
(5)では、図7に示すように、球供給路43の流路部
44及び/又はタンクレールを形成する断面略E字状の
流路部44の後面壁をアース用板金42のインサート成
形により構成し、この流路部44の両側面部に形成した
係合爪45を、遊技盤保持枠46の裏面壁47に形成し
た被係合部48に弾性係合させることで、球供給路43
及び/又はタンクレールの流路部44を遊技盤保持枠4
6の裏面壁47に固定するようにしている。
【0031】本実施形態(5)のようにしても、遊技盤
保持枠46の裏面壁47をタンクレール及び/又は球供
給路43の前面壁として利用することができ、パチンコ
機11の裏構造を簡素化することができる。
【0032】尚、以上説明した各実施形態(1)〜
(5)では、タンクレール及び/又は球供給路の壁面を
1枚のアース用板金で構成したが、複数枚のアース用板
金で構成しても良い。更に、タンクレール及び/又は球
供給路の前面壁と後面壁の両方をアース用板金で構成し
たり、前面壁や後面壁以外の壁面をアース用板金で構成
したりしても良い等、アース用板金で構成する壁面の位
置及び数を適宜変更しても良い。また、アース用板金で
構成する壁面に応じてアース用板金を折曲形成しても良
い。
【0033】また、球払出装置16から払い出されたパ
チンコ球がパチンコ機外に排出されるまでの間の通路
に、本発明のアース用板金を利用した技術を適用すれ
ば、更にアース対策を強化できる。その他、本発明は、
タンクレールや球供給路の形状、条数を変更しても良い
等、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のパチンコ機によれば、球タンクから球払出
装置までの球流路の少なくとも1つの壁面をアース用板
金で構成したので、球流路を流下する全てのパチンコ球
の静電気を確実に取り除くことができて、静電気の問題
を効果的に解消することができる。しかも、球流路のア
ース用板金以外の部分は、成形性の良い樹脂で成形すれ
ば良いので、成形性の悪い帯電防止樹脂で成形する場合
に比べて成形コストを低減することができる。
【0035】更に、請求項2では、球流路の前面壁又は
後面壁を1枚のアース用板金で構成したので、1枚の平
板状のアース用板金を用いるだけで良く、部品コストも
低減することができる。
【0036】また、請求項3では、遊技盤保持枠の裏面
壁の少なくとも一部をアース用板金で構成し、このアー
ス用板金で球流路の前面壁を構成したので、球流路の前
面壁をアース用板金で構成しながら、遊技盤保持枠の裏
面壁と球流路の前面壁をアース用板金で兼用することが
でき、裏構造を簡素化することができる。
【0037】更に、請求項4では、球流路を、アース用
板金と機構板に一体成形された流路部とによって構成し
たので、部品点数を削減して、組立性を向上することが
できる。
【0038】一方、請求項5では、遊技盤保持枠の裏面
壁の裏面に対向するようにアース用板金を取り付け、球
流路の前面壁を遊技盤保持枠の裏面壁で構成し、該球流
路の後面壁をアース用板金で構成したので、球流路の後
面壁をアース用板金で構成しながら、遊技盤保持枠の裏
面壁を球流路の前面壁として利用することができ、裏構
造を簡素化することができる。
【0039】更に、請求項6では、球流路を、アース用
板金と遊技盤保持枠の後面壁に一体成形された流路部と
によって構成したので、部品点数を削減して組立性を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)を示すパチンコ機の裏
面図の
【図2】図1のA−A線に沿って示すタンクレール部分
の断面図
【図3】図1のB−B線に沿って示す球供給路部分の断
面図
【図4】本発明の実施形態(2)の球供給路及びその周
辺部分の横断面図
【図5】本発明の実施形態(3)の球供給路及びその周
辺部分の横断面図
【図6】本発明の実施形態(4)の球供給路及びその周
辺部分の横断面図
【図7】本発明の実施形態(5)の球供給路及びその周
辺部分の横断面図
【符号の説明】
11…パチンコ機、12…機構板、13…球タンク、1
4…タンクレール(球流路)、15…球供給路(球流
路)、16…球払出装置、17…アース用板金、18…
球タンク本体部、19…タンクレール本体部、20…球
供給路本体部、24…遊技盤、25…遊技盤保持枠、2
6…アース用板金、27…機構板、28…球供給路(球
流路)、29…流路部、31…アース用板金、32…遊
技盤保持枠、33…球供給路(球流路)、34…球供給
路本体部、37…遊技盤保持枠、38…裏面壁、39…
球供給路(球流路)、40…流路部、41…アース用板
金、42…アース用板金、43…球供給路(球流路)、
44…流路部、46…遊技盤保持枠、47…裏面壁。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が補給される球タンクと、こ
    の球タンクから流れ出るパチンコ球を球払出装置へ流下
    させる球流路を備えたパチンコ機において、 前記球流路の少なくとも1つの壁面をアース用板金で構
    成したことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記球流路の前面壁又は後面壁を1枚の
    アース用板金で構成したことを特徴とする請求項1に記
    載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 遊技盤を保持する遊技盤保持枠の裏面壁
    の少なくとも一部をアース用板金で構成し、このアース
    用板金で前記球流路の前面壁を構成したことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記球流路は、裏部品を取り付ける機構
    板に一体成形された流路部と前記アース用板金とによっ
    て構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】 遊技盤を保持する遊技盤保持枠の裏面壁
    の裏面に対向するようにアース用板金を取り付け、前記
    球流路の前面壁を前記遊技盤保持枠の裏面壁で構成し、
    該球流路の後面壁を前記アース用板金で構成したことを
    特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機。
  6. 【請求項6】 前記球流路は、前記遊技盤保持枠の裏面
    壁に一体成形された流路部と前記アース用板金とによっ
    て構成されていることを特徴とする請求項5に記載のパ
    チンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093012A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Aiwa Raito:Kk 遊技機部品
JP2015165950A (ja) * 2007-12-12 2015-09-24 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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