JP2002112604A - 畦塗り機 - Google Patents

畦塗り機

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JP2002112604A
JP2002112604A JP2000304902A JP2000304902A JP2002112604A JP 2002112604 A JP2002112604 A JP 2002112604A JP 2000304902 A JP2000304902 A JP 2000304902A JP 2000304902 A JP2000304902 A JP 2000304902A JP 2002112604 A JP2002112604 A JP 2002112604A
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ridge
power
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JP2000304902A
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English (en)
Inventor
Tadaharu Endo
忠治 遠藤
Hirobumi Kayahara
博文 萱原
Nobuyuki Takarakura
伸行 宝蔵
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Kobashi Industries Co Ltd
Original Assignee
Kobashi Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前処理体及び整畦体に動力を伝達するチェン
ケースを傾斜軸により回動可能とし、前処理体及び整畦
体に動力を伝達する経路に自動的に接続、接続解除する
クラッチを設ける。 【解決手段】 .畦塗り機1の主フレームと前処理体
及6び整畦体7に動力を伝達する伝動ケースを兼ねるチ
ェンケース8の上側近傍に回転軸9を設け、この回転軸
9を中心にチェンケース8を介して前処理体6及び整畦
体7を同時に回動させることにより、畦塗り機1の作業
位置と非作業位置とを選択可能とした。.回転軸9の
軸心を傾斜させた。.前処理体6及び整畦体7への動
力伝達経路に、動力を接続、接続解除するクラッチ15
を設けた。.クラッチ15は、チェンケース8を介し
て前処理体6及び整畦体7を同時に回動させる回動動作
により自動的に接続、接続解除される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前処理体及び整畦
体に動力を伝達するチェンケースを前処理体及び整畦体
と共に回動可能とし、また、前処理体及び整畦体に動力
を伝達する経路に自動的に接続、接続解除するクラッチ
を設けた畦塗り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行機体の後部に着脱可能に連結
され、該走行機体から動力を受け、元畦の一部及び圃場
を耕耘して元畦側に畦状に盛り上げる前処理体、及びこ
の前処理体により耕耘された土壌を回転しながら畦に成
形するドラム状の整畦体を備えた畦塗り機が周知であ
る。そして、畦塗り機の主フレームと前処理体及び整畦
体に動力を伝達する伝動ケースを兼ねるチェンケースの
基端部に回転軸を設け、この回転軸を中心にチェンケー
スを介して前処理体及び整畦体を同時に回動させること
により、畦塗り機の作業位置と非作業位置とを選択可能
とした畦塗り機が、本出願人の出願に係る特願2000
−107510号及び特願2000−112232号に
より提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術の畦塗り
機においては、走行機体から動力を受けるチェンケース
への動力伝達経路にクラッチが設けられていないので、
前処理体及び整畦体が非作業位置にセットされていると
きに走行機体(トラクタ)側から動力が伝達されると、
前処理体及び整畦体は駆動状態になり危険であった。ま
た、この種の畦塗り機では、前処理体及び整畦体を非作
業位置に回動、移動させたときは上下高さが高くなり、
畦塗り機が小型の場合は問題が少ないが、少し大きな機
種になると前後バランス及び左右バランスが悪くなり、
走行機体(トラクタ)とのマッチングバランスが悪くな
る、という問題点があった。本発明は、上記の問題点を
解決することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を特徴としている。 A.走行機体の後部に着脱可能に連結され、該走行機体
から動力を受け、元畦の一部及び圃場を耕耘して元畦側
に畦状に盛り上げる前処理体、及びこの前処理体により
耕耘された土壌を回転しながら畦に成形するドラム状の
整畦体を備えた畦塗り機において、畦塗り機の主フレー
ムと前処理体及び整畦体に動力を伝達する伝動ケースを
兼ねるチェンケースの上側近傍に回転軸を設け、この回
転軸を中心にチェンケースを介して前処理体及び整畦体
を同時に回動させることにより、畦塗り機の作業位置と
非作業位置とを選択可能とした。
【0005】B.回転軸の軸心を傾斜させた。C.前処
理体及び整畦体への動力伝達経路に、動力を接続、接続
解除するクラッチを設けた。
【0006】D.クラッチは、チェンケースを介して前
処理体及び整畦体を同時に回動させる回動動作により自
動的に接続、接続解除される構成とした。
【0007】
【作用】上記A.〜D.の構成により本発明の畦塗り機
は、以下の作用を行う。 .畦塗り機の主フレームと前処理体及び整畦体に動力
を伝達する伝動ケースを兼ねるチェンケースの上側近傍
に回転軸を設け、この回転軸を中心にチェンケースを介
して前処理体及び整畦体を同時に回動させることによ
り、畦塗り機の作業位置と非作業位置とを選択可能と
し、また、回転軸の軸心を傾斜させることにより、畦塗
り機を回動して非作業位置にしたとき、前処理体及び整
畦体の高さが従来より低くなり、前後バランス及び左右
バランスが良くなって、走行機体(トラクタ)とのマッ
チングバランスが良好となる。
【0008】.前処理体及び整畦体への動力伝達経路
に、動力を接続、接続解除するクラッチを設けること
で、畦塗り機が非作業位置にあるときは前処理体及び整
畦体に動力が伝達されずに安全である。 .クラッチは、チェンケースを介して前処理体及び整
畦体を同時に回動させる回動動作により自動的に接続、
接続解除されることで、クラッチの誤操作や操作忘れが
なく、畦塗り機が非作業位置にあるときは前処理体及び
整畦体への動力伝達が確実に阻止され、安全である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して具体的に説明する。図1〜図3におい
て、符号1は連結フレーム2の前部に設けたロアリンク
連結部3,3及びトップマスト4を、図示省略したトラ
クタの後部に設けられた左右一対のロアリンク及びトッ
プリンクに連結して昇降可能であり、圃場に導入されて
整畦作業を行う畦塗り機である。また、連結フレーム2
の前部には、図示しないトラクタのPTO軸からユニバ
ーサルジョイント、伝動軸を介して動力が伝達される入
力軸5が突設され、この入力軸5は後方に向け延び、入
力軸ケース5aに収容されている。畦塗り機1は、主フ
レームを兼ね、前処理体6及び整畦体7に動力を伝達す
るチェンケース8とを一体構造として左右方向に配設し
ている。該チェンケース8は鍵型をしており、その先端
部が連結フレーム2に対し左下がりに傾斜した傾斜軸9
により傾斜回動(昇降)可能に軸支されている。そし
て、前処理体6及び整畦体7を、作業位置と非作業位置
とに移動させるようにしている。
【0010】上記入力軸ケース5aに対応する出力軸ケ
ース10が、入力軸ケース5aから右下がり斜め下方に
設けられ、この出力軸ケース10に出力軸11が軸支さ
れ、該出力軸11にチェン伝動系12を介して入力軸5
から動力が伝達される。出力軸ケース10の後端は開放
されており、この出力軸ケース10の後端側と対向して
チェンケース8から、先端を開放した入力部ケース13
が突設されている。この入力部ケース13からチェンケ
ース8内にかけて入力軸14が軸支され、この入力軸1
4の先端と前記出力軸11の後端との間に接合、接合解
除可能のクラッチ15が設けられている。このクラッチ
15は、チェンケース8を前処理体6及び整畦体7と共
に傾斜軸9を中心に回動して前処理体6及び整畦体7を
作業位置にしたとき接合し、前処理体6及び整畦体7を
非作業位置にしたときは、入力部ケース13が出力軸ケ
ース10から離間して、接合が解除される。出力軸11
の前部にはクラッチ15を接合方向に押圧するクラッチ
押圧ばね16が介装されている。
【0011】チェンケース8内の入力軸14とチェンケ
ース8の終端部に軸支された出力軸18との間は、スプ
ロケット17とスプロケット19に巻回されたチェンに
より入力軸14から出力軸18に動力が伝達される。出
力軸18から前処理体6の回転軸20に動力が直接伝達
されるが、整畦体7には出力スプライン21、デフケー
ス22から前方に向け突出した入力スプライン23間を
ユニバーサルジョイント24により連結して整畦体7を
駆動するようにしている。前処理体6は、回転軸20の
軸周に複数本の耕耘爪25を放射方向に装着すると共
に、土寄せ板26を設け、カバー27により覆い、元畦
の一部及び圃場を耕耘して畦状に盛り上げるロータリ耕
耘装置からなるものである。また、前処理体6には、そ
の上下高さを所定範囲で調節する前処理体上下調節装置
28が設けられている。
【0012】また、整畦体7は、伝動ケース29に覆わ
れたデフケース22から動力を受けて多角の整畦面が偏
心しながら回転して畦法面を叩いて畦に成形する多面体
ドラム30を取付け、この多面体ドラム30のドラム中
心の基部に畦の頂部を平らに形成する水平円筒部31を
一体的に形成してカバー32により覆っている。この水
平円筒部31には、外側に向け延長部が取付け可能であ
る。また、多面体ドラム30の先端部は、チェンケース
8の前側部に来るように配設されている。この整畦体7
にも、その上下高さを所定範囲で調節する整畦体上下調
節装置33が設けられている。
【0013】上記連結フレーム2と伝動ケース29間に
は、チェンケース8を前処理体6及び整畦体7と共に傾
斜軸9を中心に回動して、前処理体6及び整畦体7を作
業位置と非作業位置に移動させた状態に固定するための
作業部固定シリンダ装置34を設けている。この作業部
固定シリンダ装置34は、図4に詳細に示すように、シ
リンダ部の基端部を連結フレーム2側に枢着し、ピスト
ン部34aの先端部を伝動ケース29に枢着して、シリ
ンダ部に対してピストン部34aが摺動可能である。そ
して、人力により前処理体6及び整畦体7をチェンケー
ス8により傾斜軸9を中心に回動して作業位置または非
作業位置にしたとき、それぞれの位置でピストン部34
aが摺動してシリンダ部に設けた固定装置35により固
定するようにしている。固定装置35は、作業部固定シ
リンダ装置34のシリンダ部及びピストン部34aに設
けたピン孔に、シリンダ部に取付けられてピングリップ
35aにより挿脱可能で、バネ35cにより常時は挿入
方向に付勢されているピン35bを挿通している。
【0014】上記作業部固定シリンダ装置34に近接し
て、シリンダ部の基端部を連結フレーム2側に枢着し、
ピストン部の先端部を伝動ケース29に枢着したガスス
プリング36を介装している。このガススプリング36
は、チェンケース8を介して前処理体6、整畦体7を作
業位置から非作業位置に移動させるときに、前処理体
6、整畦体7を軽く揚上させるように弾発する。逆に前
処理体6、整畦体7を非作業位置から作業位置に移動さ
せるときは、前処理体6、整畦体7が自重により急激に
回動、降下しないように弾持する。
【0015】連結フレーム2の前処理体6及び整畦体7
と反対側位置に接地輪(コールタ)37を設けている。
この接地輪37は、接地輪上下調節機構37aにより上
下移動調節が可能に支持されている。また、連結フレー
ム2の両側端部には、スタンドホルダ38が設けられ、
このスタンドホルダ38に、図6及び図7にも示す車輪
付きスタンド39が着脱可能に設けられている。多面体
ドラム30のカバー32には作業部回動用握り40が設
けられている。上記作業部固定シリンダ装置34に代え
て、図8及び図9に示す電動シリンダ41にしてもよい
ものである。このときはガススプリング36は不要であ
る。
【0016】このような構成の畦塗り機1においては、
図示しないトラクタの後部に3点リンクのロアリンクが
ロアリンク連結部3に、トップリンクがトップマストに
それぞれ連結され、トラクタのPTO軸からユニバーサ
ルジョイント,伝動軸、ユニバーサルジョイントを介し
て入力軸5に動力が伝達される。畦塗り機1が整畦作業
を行うときは、前処理体6及び整畦体7を、チェンケー
ス8により傾斜軸9を中心に回動して図1〜図4、図8
の状態にする。このとき、チェンケース8においては、
図3に示されるように入力部ケース13の先端部が出力
軸ケース10の後端部と対向して嵌合しクラッチ15は
接続状態になっている。また、作業部固定シリンダ装置
34は、固定装置35のピン35bにより固定されてい
る。この状態で入力軸5に受けた動力は、チェン伝動系
12−出力軸11−クラッチ15−入力軸14−スプロ
ケット17,19−出力軸18の経路で前処理体6に伝
達され、また、出力軸18−ユニバーサルジョイント2
4−デフケース22を経て整畦体7に伝達される。そし
て、トラクタ2の走行と共に整畦作業が行われる。
【0017】前処理体6の耕耘爪25と土寄せ板26の
作用深さを調節するときは、前処理体上下調節装置28
により行う。また、整畦体7の多角円錐状ドラム30の
作用深さを調節するときは、整畦体上下調節装置33に
より行う。さらに、前処理体6及び整畦体7の作用深さ
を同時に調節するときは、トラクタのロアリンクにより
畦塗り機1の支持高さを変えることによって行うことが
できるが、基本的には接地輪上下調節機構37aにより
接地輪37を上下移動調節することによって行われる。
【0018】前処理体6では耕耘爪25により元畦の一
部及び圃場を耕耘して土寄せ板26により元畦側に対し
て畦状に盛り上げ、その盛り上げた土壌を整畦体7の多
角円錐状ドラム30の多角の整畦面が偏心回転して畦法
面を叩いて目的とする畦に成形する。また、水平円筒体
31により多角円錐状ドラム30によって成形された畦
の頂部を平らに成形する。この整畦作業時に、偏心回転
する多角円錐状ドラム30は、この多角円錐状ドラム3
0及び水平円筒体31の回転軸心と近い軸線上に設けら
れた接地輪37により安定した状態に支持される。水平
円筒体31には、必要に応じて延長部が取付けられる。
【0019】畦塗り機1が作業を行わず、トラクタに連
結されて3点リンクにより揚上した状態で路上走行する
ときは、まず固定装置35のピングリップ35aにより
バネ35cの弾発力に抗してピン35bを作業部固定シ
リンダ装置34から抜き取り、作業部回動用握り40を
持って、チェンケース8を前処理体6及び整畦体7と共
に傾斜軸9を中心に回動して前処理体6及び整畦体7を
非作業位置(図5〜図7,図9)まで移動させる。この
とき、入力部ケース13はチェンケース8と共に回動し
て出力軸ケース10から離間し、クラッチ15の接続は
解除される。前処理体6及び整畦体7が非作業位置に達
した時点で、固定装置35のピン35bにより作業部固
定シリンダ装置34を固定する。前処理体6及び整畦体
7を作業位置から非作業位置に、あるいは非作業位置か
ら作業位置に回動,移動させるとき、ガススプリング3
6は補助的に作用してチェンケース8の回転動作が軽快
に行われる。また、前処理体6及び整畦体7が自重によ
り急速に降下するのが防止される。図8及び図9のよう
に、作業部固定シリンダ装置34及びガススプリング3
6に代えて、モータシリンダ41にした場合は、前処理
体6及び整畦体7の回動を動力により軽快に行うことが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の畦塗り機に
よれば、上記の構成により以下の作用効果を奏すること
ができる。
【0021】.畦塗り機の主フレームと前処理体及び
整畦体に動力を伝達する伝動ケースを兼ねるチェンケー
スの上側近傍に回転軸を設け、この回転軸を中心にチェ
ンケースを介して前処理体及び整畦体を同時に回動させ
ることにより、畦塗り機の作業位置と非作業位置とを選
択可能としたので、畦塗り機を回動して非作業位置にし
たとき、前処理体及び整畦体の支持高さが従来より低く
なり、機体の前後バランス及び左右バランスが良くなっ
て、走行機体(トラクタ)とのマッチングバランスを良
好に保つことができる。
【0022】.回転軸の軸心を傾斜させたので、畦塗
り機を作業位置から非作業位置に回動させるとき、前処
理体及び整畦体が最も低い位置を通って移動させること
ができ、人力による回動動作を少ない力で行うことがで
きる。また、前処理体及び整畦体を従来より低く姿勢で
非作業位置に保持し、走行機体(トラクタ)とのマッチ
ングバランスが良好となる。
【0023】.前処理体及び整畦体への動力伝達経路
に、動力を接続、接続解除するクラッチを設けたので、
畦塗り機が非作業位置にあるときは前処理体及び整畦体
に動力が伝達されことがなく、安全を保持することがで
きる。
【0024】.クラッチは、チェンケースを介して前
処理体及び整畦体を同時に回動させる回動動作により自
動的に接続、接続解除される構成としたので、クラッチ
の誤操作や操作忘れがなく、畦塗り機が非作業位置にあ
るときは前処理体及び整畦体への動力伝達が確実に阻止
され、安全を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による畦塗り機の全体平面図である。
【図2】同背面図である。
【図3】同伝動系を示す平面図である。
【図4】畦塗り機を作業位置に回動させた傾斜軸を中心
とする部分平面図である。
【図5】畦塗り機を非作業位置に回動させた傾斜軸を中
心とする部分平面図である。
【図6】畦塗り機を非作業位置に回動させ、移動車輪付
きスタンドを装着した状態の全体斜視図である。
【図7】同背面図である。
【図8】電動シリンダにより畦塗り機を作業位置に回動
させた傾斜軸を中心とする部分平面図である。
【図9】電動シリンダにより畦塗り機を非作業位置に回
動させた傾斜軸を中心とする部分平面図である。
【符号の説明】
1 畦塗り機 2 連結フレーム 3 ロアリンク連結部 4 トップマスト 5 入力軸 5a 入力軸ケース 6 前処理体 7 整畦体 8 チェンケース 9 傾斜軸 10 出力軸ケース 11 出力軸 12 チェン伝動系 13 入力部ケース 14 入力軸 15 クラッチ 16 クラッチ押圧ばね 17,19 スプロケット 18 出力軸 20 回転軸 21 出力スプライン 22 デフケース 23 入力スプライン 24 ユニバーサルジョイント 25 耕耘爪 26 土寄せ板 27,32 カバー 28 前処理体上下調節装置 29 伝動ケース 30 多面体ドラム 31 水平円筒部 33 整畦体上下調節装置 34 作業部固定シリンダ装置 34a ピストン部 35 固定装置 35a ピングリップ 35b ピン
35c バネ 36 ガススプリング 37 接地輪(コールタ) 37a 接地輪上下調節機
構 38 スタンドホルダ 39 車輪付きスタンド 40 作業部回動用握り 41 電動シリンダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月20日(2001.8.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 畦塗り機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前処理体及び整畦
体に動力を伝達するチェンケースを前処理体及び整畦体
と共に回動可能とし、また、前処理体及び整畦体に動力
を伝達する経路に自動的に接続、接続解除するクラッチ
を設けた畦塗り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行機体の後部に着脱可能に連結
され、該走行機体から動力を受け、元畦の一部及び圃場
を耕耘して元畦側に畦状に盛り上げる前処理体、及びこ
の前処理体により耕耘された土壌を回転しながら畦に成
形するドラム状の整畦体を備えた畦塗り機が周知であ
る。そして、畦塗り機の主フレームと前処理体及び整畦
体に動力を伝達する伝動ケースを兼ねるチェンケースの
基端部に回転軸を設け、この回転軸を中心にチェンケー
スを介して前処理体及び整畦体を同時に回動させること
により、畦塗り機の作業位置と非作業位置とを選択可能
とした畦塗り機が、本出願人の出願に係る特願2000
−107510及び特願2000−112232により
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術の畦塗り
機においては、走行機体から動力を受けるチェンケース
への動力伝達経路にクラッチが設けられていないので、
前処理体及び整畦体が非作業位置にセットされていると
きに走行機体(トラクタ)側から動力が伝達されると、
前処理体及び整畦体は駆動状態になり危険であった。ま
た、この種の畦塗り機では、前処理体及び整畦体を非作
業位置に回動、移動させたときは上下高さが高くなり、
畦塗り機が小型の場合は問題が少ないが、少し大きな機
種になると前後バランス及び左右バランスが悪くなり、
走行機体(トラクタ)とのマッチングバランスが悪くな
る、という問題点があった。本発明は、上記の問題点を
解決することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を特徴としている。 A.走行機体の後部に着脱可能に連結され、該走行機体
から動力を受け、元畦の一部及び圃場を耕耘して元畦側
に畦状に盛り上げる前処理体、及びこの前処理体により
耕耘された土壌を回転しながら畦に成形するドラム状の
整畦体を備えた畦塗り機において、畦塗り機の主フレー
ムと前処理体及び整畦体に動力を伝達する伝動ケースを
兼ねるチェンケースの上側近傍に回転軸を設け、この回
転軸を中心にチェンケースを介して前処理体及び整畦体
を同時に回動させることにより、畦塗り機の作業位置と
非作業位置とを選択可能とした。
【0005】B.回転軸の軸心を傾斜させた。 C.前処理体及び整畦体への動力伝達経路に、動力を接
続、接続解除するクラッチを設けた。
【0006】D.クラッチは、チェンケースを介して前
処理体及び整畦体を同時に回動させる回動動作により自
動的に接続、接続解除される構成とした。 E.前処理体及び整畦体への動力伝達経路を2段階にす
ることにより、畦塗り機を非作業位置に回動したときの
機高を低くし得るように構成した。
【0007】
【作用】上記A.〜E.の構成により本発明の畦塗り機
は、以下の作用を行う。 .畦塗り機の主フレームと前処理体及び整畦体に動力
を伝達する伝動ケースを兼ねるチェンケースの上側近傍
に回転軸を設け、この回転軸を中心にチェンケースを介
して前処理体及び整畦体を同時に回動させることによ
り、畦塗り機の作業位置と非作業位置とを選択可能と
し、また、回転軸の軸心を傾斜させ、さらに、前処理体
及び整畦体への動力伝達経路を2段階にすることによ
り、畦塗り機を回動して非作業位置にしたとき、前処理
体及び整畦体の高さが従来より低くなり、前後バランス
及び左右バランスが良くなって、走行機体(トラクタ)
とのマッチングバランスが良好となる。
【0008】.前処理体及び整畦体への動力伝達経路
に、動力を接続、接続解除するクラッチを設けること
で、畦塗り機が非作業位置にあるときは前処理体及び整
畦体に動力が伝達されずに安全である。 .クラッチは、チェンケースを介して前処理体及び整
畦体を同時に回動させる回動動作により自動的に接続、
接続解除されることで、クラッチの誤操作や操作忘れが
なく、畦塗り機が非作業位置にあるときは前処理体及び
整畦体への動力伝達が確実に阻止され、安全である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して具体的に説明する。図1〜図3におい
て、符号1は連結フレーム2の前部に設けたロアリンク
連結部3,3及びトップマスト4を、図示省略したトラ
クタの後部に設けられた左右一対のロアリンク及びトッ
プリンクに連結して昇降可能であり、圃場に導入されて
整畦作業を行う畦塗り機である。また、連結フレーム2
の前部には、図示しないトラクタのPTO軸からユニバ
ーサルジョイント、伝動軸を介して動力が伝達される入
力軸5が突設され、この入力軸5は後方に向け延び、入
力軸ケース5aに収容されている。畦塗り機1は、主フ
レームを兼ね、前処理体6及び整畦体7に動力を伝達す
るチェンケース8とを一体構造として左右方向に配設し
ている。該チェンケース8は鍵型をしており、その先端
部が連結フレーム2に対し左下がりに傾斜した傾斜軸9
により傾斜回動(昇降)可能に軸支されている。そし
て、前処理体6及び整畦体7を、作業位置と非作業位置
とに移動させるようにしている。
【0010】上記入力軸ケース5aに対応する出力軸ケ
ース10が、入力軸ケース5aから右下がり斜め下方に
設けられ、この出力軸ケース10に出力軸11が軸支さ
れ、該出力軸11にチェン伝動系12を介して入力軸5
から動力が伝達される。出力軸ケース10の後端は開放
されており、この出力軸ケース10の後端側と対向して
チェンケース8から、先端を開放した入力部ケース13
が突設されている。この入力部ケース13からチェンケ
ース8内にかけて入力軸14が軸支され、この入力軸1
4の先端と前記出力軸11の後端との間に接合、接合解
除可能のクラッチ15が設けられている。このクラッチ
15は、チェンケース8を前処理体6及び整畦体7と共
に傾斜軸9を中心に回動して前処理体6及び整畦体7を
作業位置にしたとき接合し、前処理体6及び整畦体7を
非作業位置にしたときは、入力部ケース13が出力軸ケ
ース10から離間して、接合が解除される。出力軸11
の前部にはクラッチ15を接合方向に押圧するクラッチ
押圧ばね16が介装されている。
【0011】チェンケース8内の入力軸14とチェンケ
ース8の終端部に軸支された出力軸18との間は、スプ
ロケット17とスプロケット19に巻回されたチェンに
より入力軸14から出力軸18に動力が伝達される。出
力軸18から前処理体6の回転軸20に動力が直接伝達
されるが、整畦体7には出力スプライン21、デフケー
ス22から前方に向け突出した入力スプライン23間を
ユニバーサルジョイント24により連結して整畦体7を
駆動するようにしている。前処理体6は、回転軸20の
軸周に複数本の耕耘爪25を放射方向に装着すると共
に、土寄せ板26を設け、カバー27により覆い、元畦
の一部及び圃場を耕耘して畦状に盛り上げるロータリ耕
耘装置からなるものである。また、前処理体6上には、
土寄せ板26を所定範囲で左右調節する土寄せ板左右調
節装置28が設けられている。
【0012】また、整畦体7は、伝動体29の先端に設
けたデフケース22から動力を受けて多角の整畦面が偏
心しながら回転して畦法面を叩いて畦に成形する多面体
ドラム30を取付け、この多面体ドラム30のドラム中
心の基部に畦の頂部を平らに形成する水平円筒部31を
設けてカバー32により覆っている。この水平円筒部3
1には、外側に向け延長部が取付け可能である。この整
畦体7には、上下高さを所定範囲で調節する整畦体上下
調節装置33が設けられている。
【0013】上記連結フレーム2と伝動体29の上部間
には、チェンケース8を前処理体6及び整畦体7と共に
傾斜軸9を中心に回動させて、前処理体6及び整畦体7
を作業位置と非作業位置に移動させた状態に固定する作
業部固定装置34を設けている。この作業部固定装置3
4は、図4に詳細に示すように、シリンダ部の基端部を
連結フレーム2側に枢着し、ピストン部34aの先端部
を伝動体29の上部に枢着して、シリンダ部に対してピ
ストン部34aが摺動可能である。そして、手動により
前処理体6及び整畦体7をチェンケース8を介して傾斜
軸9を中心に回動して作業位置または非作業位置にした
とき、それぞれの位置でピストン部34aが摺動してシ
リンダ部に設けた固定装置35により固定するようにし
ている。固定装置35は、作業部固定装置34のシリン
ダ部及びピストン部34aに設けたピン孔に、シリンダ
部に取付けられてピングリップ35aにより挿脱可能
で、バネ35cにより常時は挿入方向に付勢されている
ピン35bを挿通している。
【0014】上記作業部固定装置34に近接して、シリ
ンダ部の基端部を連結フレーム2側に枢着し、ピストン
部の先端部を伝動体29の上部に枢着したガススプリン
グ36を介装している。このガススプリング36は、チ
ェンケース8を介して前処理体6、整畦体7を作業位置
から非作業位置に回動させるときに、前処理体6、整畦
体7を軽く揚上させるように弾発する。逆に前処理体
6、整畦体7を非作業位置から作業位置に移動させると
きは、前処理体6、整畦体7が自重により急激に回動、
降下しないように弾持する。
【0015】連結フレーム2の前処理体6及び整畦体7
と反対側位置に接地輪(コールタ)37を設けている。
この接地輪37は、接地輪上下調節機構37aにより上
下移動調節が可能に支持されている。また、連結フレー
ム2の両側端部には、スタンドホルダ38が設けられ、
このスタンドホルダ38に、図6及び図7にも示す車輪
付きスタンド39が着脱可能に設けられている。整畦体
7には作業部回動用握り40が設けられている。上記作
業部固定装置34に代えて、図8及び図9に示す電動シ
リンダ41にしてもよいものである。
【0016】このような構成の畦塗り機1においては、
図示しないトラクタの後部に3点リンクのロアリンクが
ロアリンク連結部3に、トップリンクがトップマストに
それぞれ連結され、トラクタのPTO軸からユニバーサ
ルジョイント,伝動軸、ユニバーサルジョイントを介し
て入力軸5に動力が伝達される。畦塗り機1が整畦作業
を行うときは、前処理体6及び整畦体7を、チェンケー
ス8により傾斜軸9を中心に回動して図1〜図4、図8
の状態にする。このとき、チェンケース8においては、
図3に示されるように入力部ケース13の先端部が出力
軸ケース10の後端部と対向して嵌合しクラッチ15は
接続状態になっている。また、作業部固定装置34は、
固定装置35のピン35bにより固定されている。この
状態で入力軸5に受けた動力は、チェン伝動系12−出
力軸11−クラッチ15−入力軸14−スプロケット1
7,19−出力軸18の経路で前処理体6に伝達され、
また、出力軸18−ユニバーサルジョイント24−デフ
ケース22を経て整畦体7に伝達される。そして、トラ
クタ2の走行と共に整畦作業が行われる。
【0017】整畦体7の多角円錐状ドラム30の作用深
さを調節するときは、整畦体上下調節装置33により行
う。さらに、前処理体6及び整畦体7の作用深さを同時
に調節するときは、トラクタのロアリンクにより畦塗り
機1の支持高さを変えることによって行うことができる
が、基本的には接地輪上下調節機構37aにより接地輪
37を上下移動調節することによって行われる。
【0018】前処理体6では耕耘爪25により元畦の一
部及び圃場を耕耘して土寄せ板26により元畦側に対し
て畦状に盛り上げ、その盛り上げた土壌を整畦体7の多
角円錐状ドラム30の多角の整畦面が偏心回転して畦法
面を叩いて目的とする畦に成形する。また、水平円筒体
31により多角円錐状ドラム30によって成形された畦
の頂部を平らに成形する。この整畦作業時に、偏心回転
する多角円錐状ドラム30は、この多角円錐状ドラム3
0及び水平円筒体31の回転軸心と近い軸線上に設けら
れた接地輪37により安定した状態に支持される。水平
円筒体31には、必要に応じて延長部が取付けられる。
【0019】畦塗り機1が作業を行わず、トラクタに連
結されて3点リンクにより揚上した状態で路上走行する
ときは、まず固定装置35のピングリップ35aにより
バネ35cの弾発力に抗してピン35bを作業部固定装
置34から抜き取り、作業部回動用握り40を持って、
チェンケース8を前処理体6及び整畦体7と共に傾斜軸
9を中心に回動して前処理体6及び整畦体7を非作業位
置(図5〜図7,図9)まで移動させる。このとき、入
力部ケース13はチェンケース8と共に回動して出力軸
ケース10から離間し、クラッチ15の接続は解除され
る。前処理体6及び整畦体7が非作業位置に達した時点
で、固定装置35のピン35bにより作業部固定装置3
4を固定する。前処理体6及び整畦体7を作業位置から
非作業位置に、あるいは非作業位置から作業位置に回
動,移動させるとき、ガススプリング36は補助的に作
用してチェンケース8の回転動作が軽快に行われる。ま
た、前処理体6及び整畦体7が自重により急速に降下す
るのが防止される。図8及び図9のように、作業部固定
装置34及びガススプリング36に代えて、モータシリ
ンダ41にした場合は、前処理体6及び整畦体7の回動
を動力により軽快に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の畦塗り機に
よれば、請求項1〜5の構成により以下の作用効果を奏
することができる。
【0021】.畦塗り機の主フレームと前処理体及び
整畦体に動力を伝達する伝動ケースを兼ねるチェンケー
スの上側近傍に回転軸を設け、この回転軸を中心にチェ
ンケースを介して前処理体及び整畦体を同時に回動させ
ることにより、畦塗り機の作業位置と非作業位置とを選
択可能とし、また、前処理体及び整畦体への動力伝達経
路を2段階にしたので、畦塗り機を回動して非作業位置
にしたとき、前処理体及び整畦体の支持高さが従来より
低くなり、機体の前後バランス及び左右バランスが良く
なって、走行機体(トラクタ)とのマッチングバランス
を良好に保つことができる。
【0022】.回転軸の軸心を傾斜させたので、畦塗
り機を作業位置から非作業位置に回動させるとき、前処
理体及び整畦体が最も低い位置を通って移動させること
ができ、手動による回動動作を少ない力で行うことがで
きる。また、前処理体及び整畦体を従来より低く姿勢で
非作業位置に保持し、走行機体(トラクタ)とのマッチ
ングバランスが良好となる。
【0023】.前処理体及び整畦体への動力伝達経路
に、動力を接続、接続解除するクラッチを設けたので、
畦塗り機が非作業位置にあるときは前処理体及び整畦体
に動力が伝達されことがなく、安全を保持することがで
きる。
【0024】.クラッチは、チェンケースを介して前
処理体及び整畦体を同時に回動させる回動動作により自
動的に接続、接続解除される構成としたので、クラッチ
の誤操作や操作忘れがなく、畦塗り機が非作業位置にあ
るときは前処理体及び整畦体への動力伝達が確実に阻止
され、安全を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による畦塗り機の全体平面図である。
【図2】同背面図である。
【図3】同伝動系を示す平面図である。
【図4】畦塗り機を作業位置に回動させた傾斜軸を中心
とする部分平面図である。
【図5】畦塗り機を非作業位置に回動させた傾斜軸を中
心とする部分平面図である。
【図6】畦塗り機を非作業位置に回動させ、移動車輪付
きスタンドを装着した状態の全体斜視図である。
【図7】同背面図である。
【図8】電動シリンダにより畦塗り機を作業位置に回動
させた傾斜軸を中心とする部分平面図である。
【図9】電動シリンダにより畦塗り機を非作業位置に回
動させた傾斜軸を中心とする部分平面図である。
【符号の説明】 1 畦塗り機 2 連結フレーム 3 ロアリンク連結部 4 トップマスト 5 入力軸 5a 入力軸ケース 6 前処理体 7 整畦体 8 チェンケース 9 傾斜軸 10 出力軸ケース 11 出力軸 12 チェン伝動系 13 入力部ケース 14 入力軸 15 クラッチ 16 クラッチ押圧ばね 17,19 スプロケット 18 出力軸 20 回転軸 21 出力スプライン 22 デフケース 23 入力スプライン 24 ユニバーサルジョイント 25 耕耘爪 26 土寄せ板 27,32 カバー 28 土寄せ板左右調節装置 29 伝動体 30 多面体ドラム 31 水平円筒部 33 整畦体上下調節装置 34 作業部固定装置 34a ピストン部 35 固定装置 35a ピングリップ 35b ピン
35c バネ 36 ガススプリング 37 接地輪(コールタ) 37a 接地輪上下調節機
構 38 スタンドホルダ 39 車輪付きスタンド 40 作業部回動用握り 41 電動シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宝蔵 伸行 岡山県岡山市中畦684番地 小橋工業株式 会社内 Fターム(参考) 2B034 AA02 BA06 BA08 BD03 BE01 DA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の後部に着脱可能に連結され、
    該走行機体から動力を受け、元畦の一部及び圃場を耕耘
    して元畦側に畦状に盛り上げる前処理体、及びこの前処
    理体により耕耘された土壌を回転しながら畦に成形する
    ドラム状の整畦体を備えた畦塗り機において、 畦塗り機の主フレームと前処理体及び整畦体に動力を伝
    達する伝動ケースを兼ねるチェンケースの上側近傍に回
    転軸を設け、この回転軸を中心にチェンケースを介して
    前処理体及び整畦体を同時に回動させることにより、畦
    塗り機の作業位置と非作業位置とを選択可能としたこと
    を特徴とする畦塗り機。
  2. 【請求項2】 回転軸の軸心を傾斜させたことを特徴と
    する請求項1記載の畦塗り機。
  3. 【請求項3】 前処理体及び整畦体への動力伝達経路
    に、動力を接続、接続解除するクラッチを設けたことを
    特徴とする請求項1記載の畦塗り機。
  4. 【請求項4】 クラッチは、チェンケースを介して前処
    理体及び整畦体を同時に回動させる回動動作により自動
    的に接続、接続解除される構成としたことを特徴とする
    請求項3記載の畦塗り機。
JP2000304902A 2000-10-04 2000-10-04 畦塗り機 Pending JP2002112604A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010124796A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Kobashi Kogyo Co Ltd 農作業機の拘束装置

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