JP2002110811A - 半導体保護装置 - Google Patents

半導体保護装置

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JP2002110811A
JP2002110811A JP2000296828A JP2000296828A JP2002110811A JP 2002110811 A JP2002110811 A JP 2002110811A JP 2000296828 A JP2000296828 A JP 2000296828A JP 2000296828 A JP2000296828 A JP 2000296828A JP 2002110811 A JP2002110811 A JP 2002110811A
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type diffusion
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Kenji Kojima
健嗣 小島
Hiroyuki Miyagawa
裕之 宮川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】静電気による破壊からLSIを保護する保護回
路において、耐性を向上できるようにすること。 【解決手段】P型基板11の表面にP型ウェル領域13
と、これに隣接して、このP型ウェル領域13よりも深
くN型ウェル領域14を形成する。P型ウェル領域13
の表面には、P+型拡散層15とN+型拡散層16とを
形成する。N型ウェル領域14の表面には、P+型拡散
層17とN+型拡散層18とを形成する。こうして、N
+型拡散層16、P型ウェル領域13、N型ウェル領域
14からなる、ゲート部を有しない、NPN型バイポー
ラトランジスタQ1と、P+型拡散層17、N型ウェル
領域14、P型基板11からなる、ゲート部を有しな
い、PNP型バイポーラトランジスタQ2とを形成して
なる構成となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体保護装置
に関するもので、特に、半導体集積回路(LSI)を静
電気による破壊などから保護する保護回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、外部から入力される静電気などに
よってLSIの内部素子が破壊されるのを防止する目的
で、LSIチップの周辺部には保護回路が設けられるよ
うになっている。
【0003】図4は、MOS型トランジスタを用いて構
成された従来の保護回路の一例を示すものである。
【0004】この保護回路において、P型基板101の
表面部には、STI(または、フィールド酸化膜などの
素子分離領域)102が選択的に設けられている。ま
た、上記P型基板101の表面領域には、N型ウェル
(Nwell)103が形成されている。
【0005】上記STI102によって仕切られた、上
記N型ウェル103の表面領域の一方には、P+型拡散
層104a,104bが形成されている。また、上記N
型ウェル103の表面領域の他方には、N+型拡散層1
05が形成されている。そして、上記P+型拡散層10
4a,104bの相互間に対応する、チャネル領域上に
はゲート酸化膜106を介して、ゲート電極107が形
成されている。
【0006】さらに、上記P型基板101の表面上に
は、絶縁膜108が形成されている。この絶縁膜108
には、上記P+型拡散層104aにつながるソース引き
出し電極109a、上記P+型拡散層104bにつなが
るドレイン引き出し電極109b、上記N+型拡散層1
05につながるバックゲート引き出し電極110、およ
び、上記ゲート電極107につながるゲート引き出し電
極111が、それぞれ設けられてなる構成とされてい
る。
【0007】この保護回路の場合、2つのP+型拡散層
104a,104bとN型ウェル103とによって、寄
生のバイポーラトランジスタが形成されている。すなわ
ち、静電気の入力時には、このバイポーラトランジスタ
のスナップバック動作により、静電気をP型基板101
へと逃がすように構成されている。
【0008】しかしながら、この構造では、バイポーラ
トランジスタを形成するために、ゲート部を形成しなけ
ればならない。そのため、余計な工程が増え、余分なコ
ストがかかってしまう。
【0009】また、このような構造だと、ゲート電極1
07下に形成されているゲート酸化膜106が、静電気
により破壊されてしまう恐れがある。
【0010】図5は、MOS型トランジスタを用いて構
成された従来の保護回路を、SCR(Semicond
uctor/Silicon Controlled
Rectifier)型ESD(Elector St
atic Destruction)保護回路を例に示
すものである。
【0011】この保護回路において、P型基板201の
表面部には、STI(または、フィールド酸化膜などの
素子分離領域)202が選択的に設けられている。ま
た、上記P型基板201の表面領域には、N型ウェル2
03およびP型ウェル204が同じ深さで形成されてい
る。
【0012】上記STI202によって仕切られた、上
記N型ウェル203の表面領域の一方には、P+型拡散
層205が形成されている。また、上記N型ウェル20
3の表面領域の他方には、N+型拡散層206が形成さ
れている。
【0013】さらに、上記STI202によって仕切ら
れた、上記P型ウェル204の表面領域の一方には、P
+型拡散層207が形成されている。また、上記P型ウ
ェル204の表面領域の他方には、N+型拡散層208
a,208bが形成されている。なお、上記N+型拡散
層208a,208bのうち、上記N+型拡散層208
bは、上記P型ウェル204の表面領域から、これに隣
接する上記N型ウェル203の表面領域にわたって形成
されている。
【0014】そして、上記N+型拡散層208a,20
8bの相互間に対応する、チャネル領域上には、ゲート
酸化膜(図示していない)を介して、ゲート電極209
が形成されている。
【0015】この保護回路の場合、上記P+型拡散層2
05と上記N型ウェル203と上記P型基板201とに
よってPNP型のバイポーラトランジスタが、また、上
記N+型拡散層208a,208bと上記P型ウェル2
04とによってNPN型のバイポーラトランジスタが、
それぞれ形成されている。したがって、たとえば図中の
アノード端子をパッド、カソード端子を接地電圧VSS
に接続することによって、パッドへの静電気の入力時に
は、2つのバイポーラトランジスタによるサイリスタ現
象(寄生サイリスタによるラッチアップ現象)により、
静電気から内部素子を保護できるように構成されてい
る。
【0016】しかしながら、このような構造のSCR型
ESD保護回路においても、一部に、MOS構造(ゲー
ト部)を形成するようにしているため、上記した保護回
路(図4参照)の場合と同様の問題があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、保護回路を設けることによってLSIの内
部素子を静電気などによる破壊から保護できるものの、
MOS型トランジスタを用いて保護回路を構成するよう
にした場合、ゲート部を形成しなければならなず、余計
な工程が増え、余分なコストがかかるとともに、ゲート
電極下に形成されるゲート酸化膜が、静電気により破壊
されてしまう恐れがあるという欠点があった。
【0018】そこで、この発明は、余計な工程の増加を
抑え、低コストにより構成できるとともに、静電気によ
る耐性を向上させることが可能な半導体保護装置を提供
することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体保護装置にあっては、第1導電
型基板と、この第1導電型基板の表面部に形成された第
1導電型ウェル領域と、この第1導電型ウェル領域の表
面部に選択的に形成された第1の第1導電型拡散層と、
前記第1導電型ウェル領域の表面部に選択的に形成され
た第1の第2導電型拡散層と、前記第1導電型基板の表
面部に、前記第1導電型ウェル領域の前記第1の第2導
電型拡散層側と隣接し、かつ、その一部が前記第1導電
型ウェル領域の下方まで延在するように、前記第1導電
型ウェル領域よりも深く形成された第2導電型ウェル領
域と、この第2導電型ウェル領域の表面部に選択的に形
成された第2の第1導電型拡散層と、前記第2導電型ウ
ェル領域の表面部に選択的に形成された第2の第2導電
型拡散層とを具備したことを特徴とする。
【0020】この発明の半導体保護装置によれば、静電
気破壊に対する内部素子の保護に、サイリスタのターン
オン特性を利用できるようにしている。これにより、M
OS構造を形成することなしに、半導体保護装置を構築
することが可能となるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態にかかる半導
体保護装置の概略構成を示すものである。図2は、この
一実施形態にかかる半導体保護装置の動作の概要を説明
するために、半導体保護装置の要部をその等価回路とと
もに示すものである。なお、ここでは、LSIチップの
周辺部に設けられる保護回路を例に説明する。
【0023】図において、P型(第1導電型)基板11
の表面部には、STI(Shallow Trench
Isolation)12が選択的に設けられてい
る。また、STI12が設けられた前記P型基板11の
表面領域には、P型ウェル領域(Pwell)13とN
型(第2導電型)ウェル領域(Nwell)14とが形
成されている。このN型ウェル領域14は、LSIチッ
プの周辺部に設けられる他の素子領域と同程度の深さで
形成される上記P型ウェル領域13よりも、さらに深い
ところまで形成されている。また、N型ウェル領域14
は、その周辺部が上記P型ウェル領域13の一端部の下
方まで延在するように設けられている。
【0024】ここで、N型ウェル領域14は、上記P型
基板11上に島状に設けられる。また、上記P型ウェル
領域13は、上記N型ウェル領域14の周囲を取り囲む
ように、矩形のリング状に形成されている。
【0025】上記P型ウェル領域13の表面領域には、
上記STI12を挟んで、P+型拡散層(第1の第1導
電型拡散層)15とN+型拡散層(第1の第2導電型拡
散層)16とが形成されている。上記N+型拡散層16
は、上記P型ウェル領域13の上記N型ウェル領域14
と隣接した側の表面領域に配置されている。上記N型ウ
ェル領域14の表面領域には、上記STI12を挟ん
で、P+型拡散層(第2の第1導電型拡散層)17,1
7とN+型拡散層(第2の第2導電型拡散層)18,1
8とが形成されている。上記P+型拡散層17,17お
よび上記N+型拡散層18,18は、それぞれ、対角線
上に位置するように形成されている。
【0026】上記P型基板11上には絶縁膜19が形成
されている。この絶縁膜19には、上記P+型拡散層1
5につながる引き出し電極20、上記N+型拡散層16
につながる引き出し電極21、上記P+型拡散層17に
つながる引き出し電極22、および、上記N+型拡散層
18につながる引き出し電極23が、それぞれ形成され
ている。上記引き出し電極20,21は、それぞれ、L
SIチップ上の電源(接地)電圧VSSに接続される。
上記引き出し電極22,23は、それぞれ、LSIチッ
プ上の入力パッドPADに接続される。
【0027】この保護回路の場合、たとえば図2に示す
ように、P型ウェル領域13上にあるN+型拡散層16
とP型ウェル領域13およびN型ウェル領域14によっ
て、ゲート部を有しない、NPN型バイポーラトランジ
スタ(第1の寄生バイポーラトランジスタ)Q1が形成
されている。この場合、N+型拡散層16がエミッタ、
P型ウェル領域13がベース、N型ウェル領域14がコ
レクタとなる。
【0028】また、N型ウェル領域14上にあるP+型
拡散層17とN型ウェル領域14およびP型基板11に
より、ゲート部を有しない、PNP型バイポーラトラン
ジスタ(第2の寄生バイポーラトランジスタ)Q2が形
成されている。この場合、P+型拡散層17がエミッ
タ、N型ウェル領域14がベース、P型基板11がコレ
クタとなる。
【0029】このように、P型ウェル領域13よりもN
型ウェル領域14を深く形成する。そして、寄生のバイ
ポーラトランジスタを形成することによって、ゲート部
を有しない、バイポーラトランジスタQ1,Q2を形成
する。
【0030】この構成の保護回路においては、バイポー
ラトランジスタQ1,Q2により、サイリスタ動作のト
リガ電圧およびホールディング電圧の制御を行う。これ
により、静電気破壊に対する内部素子の保護に、サイリ
スタのターンオン特性を利用できるようになる。すなわ
ち、入力パッドPADへの静電気の入力時には、Q2,
Q1の順に、バイポーラトランジスタQ1,Q2がオン
する。よって、2つのバイポーラトランジスタQ1,Q
2によるサイリスタ現象(寄生サイリスタによるラッチ
アップ現象)により、静電気からLSIの内部素子を保
護することが可能となる。
【0031】上記したように、静電気破壊に対する内部
素子の保護に、サイリスタのターンオン特性を利用でき
るようになる。すなわち、P型ウェル領域よりもN型ウ
ェル領域を深く形成し、寄生のバイポーラトランジスタ
を形成するようにしている。これにより、ゲート部を形
成することなく、バイポーラトランジスタを形成するこ
とが可能となる。したがって、MOS構造を形成するこ
となしに、保護回路を構築することが可能となるもので
ある。
【0032】特に、MOS型トランジスタを用いて保護
回路を構成する場合に比べ、ゲート部を形成しないた
め、余計な工程が増えたり、余分なコストがかかったり
するのを防ぐことができる。
【0033】また、MOS構造をとらないため、ゲート
電極下に形成されるゲート酸化膜が、静電気により破壊
されるといった問題も改善できる。ゲート酸化膜の耐圧
は、ゲート酸化膜の薄膜化にともなって低下され、限界
が近い。そのため、次世代のLSIにおいては、非常に
有効となる。
【0034】しかも、P型ウェル領域とこのP型ウェル
領域内に形成されたP+型拡散層およびN+型拡散層
を、矩形のリング形状を有する平面パターンとすること
により、たとえば、入力パッドに入力された静電気を、
その周囲を取り囲む接地電圧に向け、全方向に対して逃
がすことができるので、大きな電流を流すことが可能で
あり、静電耐圧が向上する。
【0035】なお、上記した実施形態における構成の保
護回路に限らず、たとえば図3に示すように、P型ウェ
ル領域13とこのP型ウェル領域13内に形成されたP
+型拡散層15およびN+型拡散層16は、それぞれ、
角部が斜め方向にカットされた平面パターン形状を有す
るように、P型基板11に対する不純物注入やSTI1
2の形成が行われてもよい。これにより、角部への電流
集中を緩和でき、対地容量の低減による回路スピードの
高速化が可能となる。
【0036】また、いずれの実施形態においても、P+
型拡散層17およびN+型拡散層18は対角線上に位置
するように形成する場合に限らず、たとえば、互いに平
行するように配置することも可能である。
【0037】さらには、STIに限らず、フィールド酸
化膜などの素子分離領域を採用する半導体保護装置(保
護回路)にも同様に適用できる。
【0038】その他、本願発明は、上記(各)実施形態
に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸
脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さら
に、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれ
ており、開示される複数の構成要件における適宜な組み
合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、
(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構
成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の
欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)
が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が
発明として抽出され得る。
【0039】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、余計な工程の増加を抑え、低コストにより構成でき
るとともに、静電気による耐性を向上させることが可能
な半導体保護装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる半導体保護装置を
示す概略構成図。
【図2】同じく、半導体保護装置の動作の概要を説明す
るために示す要部の断面図。
【図3】本発明の他の構成例を示す概略平面図。
【図4】従来技術とその問題点を説明するために示す保
護回路の概略断面図。
【図5】SCR型ESD保護回路を例に示す、従来の保
護回路の概略図。
【符号の説明】
11…P型基板 12…STI 13…P型ウェル領域 14…N型ウェル領域 15…P+型拡散層 16…N+型拡散層 17…P+型拡散層 18…N+型拡散層 19…絶縁膜 20,21,22,23…引き出し電極 VSS…電源電圧 PAD…入力パッド Q1…NPN型バイポーラトランジスタ Q2…PNP型バイポーラトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/06 Fターム(参考) 5F038 BH06 BH13 CA05 5F048 AA02 AC07 BA01 BE03 BE09 BG14 CA01 CA12 CC00 CC10 CC11 CC13 CC15 CC18 5F082 AA31 BA05 BA21 BA26 BA47 BC03 BC04 BC09 FA01 FA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型基板と、 この第1導電型基板の表面部に形成された第1導電型ウ
    ェル領域と、 この第1導電型ウェル領域の表面部に選択的に形成され
    た第1の第1導電型拡散層と、 前記第1導電型ウェル領域の表面部に選択的に形成され
    た第1の第2導電型拡散層と、 前記第1導電型基板の表面部に、前記第1導電型ウェル
    領域の前記第1の第2導電型拡散層側と隣接し、かつ、
    その一部が前記第1導電型ウェル領域の下方まで延在す
    るように、前記第1導電型ウェル領域よりも深く形成さ
    れた第2導電型ウェル領域と、 この第2導電型ウェル領域の表面部に選択的に形成され
    た第2の第1導電型拡散層と、 前記第2導電型ウェル領域の表面部に選択的に形成され
    た第2の第2導電型拡散層とを具備したことを特徴とす
    る半導体保護装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の第2導電型拡散層と前記第1
    導電型ウェル領域と前記第2導電型ウェル領域とからな
    るNPN型バイポーラトランジスタによって、第1の寄
    生バイポーラトランジスタが構成されてなることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体保護装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の第1導電型拡散層と前記第2
    導電型ウェル領域と前記第1導電型基板とからなるPN
    P型バイポーラトランジスタによって、第2の寄生バイ
    ポーラトランジスタが構成されてなることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体保護装置。
  4. 【請求項4】 前記第1導電型ウェル領域内に形成され
    た前記第1の第1導電型拡散層および前記第1の第2導
    電型拡散層、並びに、前記第2導電型ウェル領域内に形
    成された前記第2の第1導電型拡散層および前記第2の
    第2導電型拡散層の相互間は、それぞれ、素子分離領域
    により絶縁されてなることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体保護装置。
  5. 【請求項5】 前記第1導電型ウェル領域およびこの第
    1導電型ウェル領域内に形成された前記第1の第1導電
    型拡散層および前記第1の第2導電型拡散層は、それぞ
    れ、前記第2導電型ウェル領域を囲むように、矩形のリ
    ング状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体保護装置。
  6. 【請求項6】 前記第1導電型ウェル領域と、この第1
    導電型ウェル領域内に形成された前記第1の第1導電型
    拡散層および前記第1の第2導電型拡散層は、それぞ
    れ、角部が斜め方向にカットされた平面パターン形状を
    有することを特徴とする請求項5に記載の半導体保護装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2導電型ウェル領域およびこの第
    2導電型ウェル領域内に形成された前記第2の第1導電
    型拡散層および前記第2の第2導電型拡散層はそれぞれ
    島状に設けられ、前記第2導電型ウェル領域内に、前記
    第2の第1導電型拡散層および前記第2の第2導電型拡
    散層がそれぞれ対角線上に位置するように形成されてな
    ることを特徴とする請求項5または6に記載の半導体保
    護装置。
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