JP2002110526A - 走査露光方法及び走査露光装置 - Google Patents

走査露光方法及び走査露光装置

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JP2002110526A JP2000303017A JP2000303017A JP2002110526A JP 2002110526 A JP2002110526 A JP 2002110526A JP 2000303017 A JP2000303017 A JP 2000303017A JP 2000303017 A JP2000303017 A JP 2000303017A JP 2002110526 A JP2002110526 A JP 2002110526A
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scanning exposure
scanning
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Toru Suzuki
徹 鈴木
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Canon Inc
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期精度を悪化させることなく走査露光時に
必要となる整定距離を短縮し、全体としてスループット
を向上させる。 【解決手段】 基板としてのウエハWを載せたウエハス
テージ1の加速終了時から走査露光開始までに必要とな
る該ウエハステージ1の同期整定距離を、該ウエハステ
ージ1の実際の位置に応じた目標位置に対するレチクル
ステージの位置ずれ量である同期誤差が許容値以内に収
まるまでの時間(同期整定時間という)に基づいて設定
し、原版であるレチクルRに形成された転写用のパター
ンの一部をウエハW上に投射した状態で、レチクルR、
及びウエハWを同期して移動することによって、ウエハ
W上の各ショット領域にそれぞれレチクルRのパターン
を逐次転写露光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や液晶
表示素子等を製造するためのフォトリソグラフィ工程
で、原版としてのレチクル上のパターンを基板としての
ウエハ上に露光する為の露光方法、及び露光装置に関
し、特にレチクル上のパターンの一部をウエハ上に投影
した状態でそのレチクルとそのウエハとを同期走査して
そのレチクルのパターンをそのウエハ上の各ショット領
域に逐次転写するステップ・アンド・スキャン方式の走
査露光方法及び走査露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば半導体素子、液晶表示
素子、撮像素子(CCD等)、または薄膜磁気ヘッド等
を製造する為のフォトリソグラフィ工程では、マスクと
してのレチクルに形成されたパターンを感光性の基板と
してのウエハ上に露光するステッパ等の一括露光型の投
影露光装置が使用されている。最近では、半導体素子の
チップが大型化する傾向があり、レチクル上のより大き
な面積のパターンをウエハ上に露光する必要から、レチ
クルとウエハとを同期して走査することで、投影光学系
の照野フィールド(静止状態でのパターンの露光領域)
より広い範囲の領域を露光することが可能な、ステップ
・アンド・スキャン方式の投影露光装置が多く利用され
ている。
【0003】さて、一括露光型の投影露光装置では、露
光対象のショット領域を照野フィールドヘステッピング
移動する動作と、そのショット領域とレチクルとを位置
合わせする位置決め動作と、そのショット領域へ露光す
る動作とが繰り返される。これに対して、ステップ・ア
ンド・スキャン方式のような走査露光型の投影露光装置
においては、次のショット領域の走査開始位置までウエ
ハステージをステッピングしてウエハステージ及びレチ
クルステージの走査を開始し、露光開始位置でそれぞれ
所定の走査速度になるように加速した後、レチクルステ
ージとウエハステージとの相対位置を高い位置決め精度
で整定し、露光光の照射を開始して所定の走査速度でレ
チクルステージ、及びウエハステージを駆動して走査露
光を行う。走査露光が終了した後は、次ショットへの非
露光軸ステップを開始すると同時に、走査露光開始前に
ウエハステージを整定させるために必要な距離だけ走査
させてその後減速する。そして、露光軸に対する走査が
完了したならば走査方向を反転させ、次ショットの走査
露光を開始するという一連の動作が繰り返される。走査
露光が開始される前に必要となる整定距離は、ウエハス
テージの加速後に発生する振動が露光に支障がない許容
範囲に収まるまでに必要な時間(整定時間)とスキャン
スピードの積により求められる。
【0004】現状では、この整定時間は加速終了時から
同期誤差を測定して、この誤差が許容範囲内に収まるま
での時間を計測し、その値にマージンを加算して余裕を
持たせた値を使用している。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】上記のように従来
の走査露光型の投影露光装置においては、走査露光時の
レチクルステージ、及びウエハステージのそれぞれの同
期整定時間が予め計測された整定時間にマージンを加算
した値、つまり整定時間の最悪値に基づいて決定されて
いた。しかし、実際の露光時には、露光速度やハード的
な要因、さらにはウエハステージの駆動源であるリニア
モータコイルの推力がウエハステージの駆動座標値によ
って微妙に異なっているなどの要因により、同期精度が
許容範囲内に収まるまでの時間が従来使用していた整定
時間よりかなり短い場合もありうる。このような場合に
も現状では整定時間の最悪値をもとに整定距離を決定し
ているため、無駄な走査距離が発生し、スループットの
向上が妨げられる要因になっていた。
【0006】本発明では、走査露光方式での露光におい
て、同期精度を悪化させることなく走査露光時に必要と
なる整定距離を短縮し、全体としてスループットを向上
できる走査露光方法及び走査露光装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、原版に形成された転写用のパターンの一
部を基板上に投射した状態で、前記原版、及び前記基板
を同期して移動することによって、前記基板上の各ショ
ット領域にそれぞれ前記原版のパターンを逐次転写露光
する露光方法において、前記基板を載せた基板ステージ
の加速終了時から走査露光開始までに必要となる該基板
ステージの同期整定距離を、該基板ステージの実際の位
置に応じた目標位置に対する原版ステージの位置ずれ量
である同期誤差が許容値以内に収まるまでの時間(同期
整定時間という)に基づいて設定することを特徴とし、
前記基板を載せた基板ステージの加速終了時から走査露
光開始までに必要となる該基板ステージの同期整定距離
を、走査速度、走査加速度、露光速度、ステップ速度、
ステップ加速度、及び前記基板上のショットレイアウト
のうちのいずれかに基づく条件によって適宜最適な距離
に調整することを特徴としてもよい。
【0008】また、本発明は、前記基板を載せた基板ス
テージの加速終了時から走査露光開始までに該基板ステ
ージの実際の位置に応じた目標位置に対する原版ステー
ジの位置ずれ量である同期誤差が許容値以内に収まるま
での時間(同期整定時間という)を予め様々な条件のも
とで計測し、走査露光開始前に前記同期整定時間と走査
露光速度の積により整定距離を求め、最適な同期整定距
離で走査露光を行うことを特徴としてもよく、予め複数
条件のもと計測された前記同期整定時間を、記憶媒体内
のファイルや不揮発性のメモリ内に保持し、この記憶さ
れている同期整定時間を露光条件やハード要因によって
適宜使用することが望ましい。
【0009】また、本発明は、転写用のパターンが形成
された原版を移動する原版ステージと、該原版ステージ
に同期して基板を移動する基板ステージを備え、前記原
版のパターンの一部を前記基板上に投射した状態で前記
原版ステージ、及び前記基板ステージを介して前記原版
及び前記基板を同期して移動することにより、前記基板
の各ショット領域に前記原版パターンを逐次転写露光す
る走査型の露光装置において、前記基板ステージの加速
終了後から該基板ステージの実際の位置に応じた目標位
置に対する前記原版ステージの位置ずれ量である同期誤
差がある許容範囲内に収まるまでの時間(同期整定時間
という)を計測する計測手段と、前記計測手段で計測さ
れた複数のパターンの同期整定時間を保持できるような
記憶手段と、前記基板ステージの加速終了時から走査露
光開始までに必要となる該基板ステージの同期整定距離
を、前記同期整定時間に基づいて設定する制御手段と、
を有することを特徴とし、前記制御手段は、走査速度、
走査加速度、露光速度、ステップ速度、ステップ加速
度、及び基板上のショットレイアウトのうちのいずれか
に基づく条件によって走査露光時に必要となる前記同期
整定時間を適宜切り替え、最適な同期整定距離を計算す
ることができ、上記いずれかの投影露光方法を用いた投
影露光装置とすることも可能である。
【0010】より具体的には、本発明に係る露光方法
は、レチクルRに形成された転写用のパターンの一部を
ウエハW上に投射した状態で、そのレチクルR及びその
ウエハWを同期して移動することによって、そのウエハ
W上の各ショット領域にそれぞれのレチクルRのパター
ンを逐次転写露光する露光方式において、前記ウエハW
を載せたウエハステージ1の加速終了時から走査露光開
始までに必要となる同期整定距離を、露光時の走査速度
や前記ウエハW上のショットレイアウトなどの条件によ
って適宜最適な距離に調整して走査露光を行うものであ
る。ショットレイアウトによる影響は、特にウエハステ
ージ1が改行する際に顕著に現れる為、改行時に露光す
るショットに関しては他のショットより長めに同期整定
時間を設定しておく方法も考えられる。
【0011】また、ウエハステージ1が加速終了してか
ら同期誤差がある許容範囲内に収まるまでの期間、いわ
ゆる同期整定時間を様々な条件のもとで事前に計測し、
走査露光開始前に前記同期整定時間と走査露光速度の積
により整定距離を求め、最適な同期整定距離で走査露光
を行う。
【0012】露光速度やレイアウトの違いなど、様々な
露光条件のもと計測された前記同期整定時間を、記憶媒
体内のファイルや不揮発性のメモリ内に保持し、この記
憶されている同期整定時間を露光条件やハード要因によ
って適宜切り替えて使用することで最適な同期整定距離
で露光を行う。
【0013】また、本発明による走査露光装置は、転写
用のパターンが形成されたレチクルRを移動するレチク
ルステージ7と、該レチクルステージ7に同期してウエ
ハWを移動するウエハステージ1を備え、前記レチクル
Rのパターンの一部を前記ウエハW上に投射した状態で
前記レチクルステージ7、及び前記ウエハステージ1を
介して前記レチクルR及び前記ウエハWを同期して移動
することにより、前記ウエハWの各ショット領域に前記
レチクルRのパターンを逐次転写露光する走査型の露光
装置において、ウエハステージ1の加速終了後から同期
誤差がある許容範囲内に収まるまでに経過した時間を計
測する制御部21内の計測手段22と、前記計測手段で
計測された複数パターンの同期整定時間を保持するため
の記憶手段24と、露光速度やウエハW上のショットレ
イアウトなどによって、走査露光時に必要となる同期整
定時間を切り替え、最適な同期整定距離での露光を可能
とする制御部21内の制御手段23と、を有しているの
で、本発明の露光方法が可能である。
【0014】また、本発明は、上記いずれかの走査露光
装置を含む各種プロセス用の製造装置群を半導体製造工
場に設置する工程と、該製造装置群を用いて複数のプロ
セスによって半導体デバイスを製造する工程とを有する
半導体デバイス製造方法にも適用可能であり、前記製造
装置群をローカルエリアネットワークで接続する工程
と、前記ローカルエリアネットワークと前記半導体製造
工場外の外部ネットワークとの間で、前記製造装置群の
少なくとも1台に関する情報をデータ通信する工程とを
さらに有することが望ましく、前記走査露光装置のベン
ダもしくはユーザが提供するデータベースに前記外部ネ
ットワークを介してアクセスしてデータ通信によって前
記製造装置の保守情報を得る、もしくは前記半導体製造
工場とは別の半導体製造工場との間で前記外部ネットワ
ークを介してデータ通信して生産管理を行うことが好ま
しい。
【0015】また、本発明は、上記いずれかの走査露光
装置を含む各種プロセス用の製造装置群と、該製造装置
群を接続するローカルエリアネットワークと、該ローカ
ルエリアネットワークから工場外の外部ネットワークに
アクセス可能にするゲートウェイを有し、前記製造装置
群の少なくとも1台に関する情報をデータ通信すること
を可能にした半導体製造工場にも適用可能であり、半導
体製造工場に設置された上記いずれかの走査露光装置の
保守方法であって、前記走査露光装置のベンダもしくは
ユーザが、半導体製造工場の外部ネットワークに接続さ
れた保守データベースを提供する工程と、前記半導体製
造工場内から前記外部ネットワークを介して前記保守デ
ータベースへのアクセスを許可する工程と、前記保守デ
ータベースに蓄積される保守情報を前記外部ネットワー
クを介して半導体製造工場側に送信する工程とを有する
走査露光装置の保守方法にも適用できる。
【0016】また、本発明は、上記いずれかの走査露光
装置において、ディスプレイと、ネットワークインタフ
ェースと、ネットワーク用ソフトウェアを実行するコン
ピュータとをさらに有し、走査露光装置の保守情報をコ
ンピュータネットワークを介してデータ通信することを
可能にしてもよく、前記ネットワーク用ソフトウェア
は、前記走査露光装置が設置された工場の外部ネットワ
ークに接続され前記走査露光装置のベンダもしくはユー
ザが提供する保守データベースにアクセスするためのユ
ーザインタフェースを前記ディスプレイ上に提供し、前
記外部ネットワークを介して該データベースから情報を
得ることを可能にすることが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態の一例につき、図面を参照して説明す
る。本例は、原版としてのレチクル及び基板としてのウ
エハを投影光学系に対して同期して走査することによ
り、レチクル上のパターンをそのウエハ上の各ショット
領域に逐次転写露光する、ステップ・アンド・スキャン
方式の投影露光装置で露光する場合に本発明を適用した
ものである。
【0018】図1は、本実施形態に係る投影露光装置の
概略構成を示し、この図1において、光源、照明光の形
状を整形する可変の視野絞り、及びコンデンサレンズ等
を含む照明光学系SLから射出された照明光ILがレチ
クルR上のスリットの照明領域を均一な照度分布で照明
し、レチクルR上の照明領域内のパターンを投影光学系
ULを介して投影倍率α(例えばα=1/4)で反転縮
小した像がウエハW上のスリット状の照野フィールドに
投影露光される。照明光ILとしては、例えばKrFエ
キシマレーザ光やArFエキシマレーザ光、あるいは超
高圧水銀ランプの紫外域の輝線(g線、i線など)が用
いられる。
【0019】レチクルRは、レチクルステージ7に載置
されている。また、レチクルステージ7は、投影光学系
ULの光軸に垂直な平面内で2次元的に微動してレチク
ルRを位置決めするとともに、ウエハステージ1と同期
を取りながら走査する。また、レチクルステージ7は走
査方向にレチクルRのパターン領域の全面が少なくとも
照明領域を横切ることが出来るだけのストロークを有し
ている。また、レチクルステージ7の端部には、外部の
レーザ干渉計28からレーザビームを反射するミラー8
が固定されており、レチクルステージ7の位置は、レー
ザ干渉計28により常時モニタされている。レーザ干渉
計28からのレチクルステージ7の位置情報は制御部2
1に供給されている。制御部21はその位置情報に基づ
き、レチクルステージ駆動部26を介して、レチクルス
テージ7の位置及び速度を制御している。
【0020】一方、ウエハWはウエハステージ1上の吸
着版の上に載置される。ウエハステージ1により、ウエ
ハW上の各ショット領域ヘステップする動作とスキャン
する動作とを繰り返すステップ・アンド・スキャン動作
が行われる。垂直方向への移動やチルト方向の移動も制
御部21がウエハステージ1を制御することにより行っ
ている。また、ウエハステージ1の端部にはレーザ干渉
計27からのレーザビームを反射するためのミラー3が
備え付けられており、ウエハステージ1の位置は、レー
ザ干渉計27により常時モニタされている。レチクルス
テージ7の制御と同様に、ウエハステージ1の位置及び
速度は制御部21によって制御されている。
【0021】以下、投影光学系ULの光軸に並行にZ軸
をとり、その光軸に垂直な平面内で紙面と並行な軸をX
軸、紙面に垂直な軸をY軸として説明する。まず、ウエ
ハステージ1、及びレチクルステージ7の駆動目標値設
定について説明する。ウエハステージ1は、レーザ干渉
計27から発光されるレーザビームがミラー3で反射さ
れた後の値を読み取り、解析することによりX方向、Y
方向、回転方向(θ方向)などに駆動される。レーザ干
渉計27には3軸のレーザ光源が搭載されている為、θ
方向やチルト方向の駆動量も検出することが可能になっ
ている。ある一定時間間隔でレーザ干渉計27で読み込
まれた位置情報は、装置全体の動作を統括制御する制御
部21に供給され、一定時間間隔毎にウエハステージ駆
動部25に対して駆動命令を行い、この制御を繰り返し
行うことによりウエハステージ1は目標位置ヘと駆動さ
れる。レチクルステージ7もウエハステージ1と同様
に、ミラー8で反射されたレーザビームの値をレーザ干
渉計28で読み取り、その値をもとに制御部21が駆動
量を計算し、レチクルステージ駆動部24に対して駆動
命令を行うことにより目標位置への駆動が実現されてい
る。
【0022】本例では走査露光時に、レチクルRが+Y
方向へ、例えば速度Vrでスキャンされるのと同期して
ウエハWが−Y方向に速度Vwでスキャンされる。走査
速度VrとVwとの比(Vw/Vr)は投影光学系UL
のレチクルRからウエハWへの投影倍率αに正確に一致
したものになっており、これによってレチクルR上のパ
ターンがウエハWの各ショット領域に正確に転写され
る。なお、図1において、2はリニアモータコイル、4
はウエハステージ1やこれを駆動するリニアモータなど
が設置されているウエハステージ定盤、6は投影光学系
UL等を支持するための鏡筒定盤、9はレチクルステー
ジガイド、10は外筒である。
【0023】次に、本例の走査露光方法について説明す
る。まず、走査露光とは、露光に伴うウエハステージ1
やレチクルステージ7のステッピング、停止動作、位置
決め動作、露光開始前の整定に要する走査、減速や加速
走査、光源の発光や停止動作、及び走査露光動作などを
含む動作を表すものである。前記の走査露光のなかで、
露光開始前の整定に要する走査は、露光時のウエハステ
ージ1とレチクルステージ7との同期精度や実際の露光
に影響を与える要素である。この整定に要する走査と
は、ウエハステージ1に発生した振動が、露光に支障が
ない状態に収まるまでに必要となる走査である。この整
定に要する距離は、ステージの性能で決まる整定時間と
走査速度により決められる。
【0024】図2は走査露光を行った時の走査軸Y軸方
向のウエハステージ1の駆動の様子を表した図である。
通常、走査露光を行う場合は、所定の露光速度に達する
まで加速し(区間L1)、その後整定に要する距離だけ
等速度移動し(区間L2)、ウエハステージ1が整定し
たら露光を開始する(区間L3)。露光終了後は次ショ
ットへの非走査軸(X軸)ステップを行うのと同時に、
露光を開始する前に必要になった整定に要する距離だけ
走査軸(Y軸)方向に等速度移動(区間L4)した後に
減速を開始し(区間L5)、走査軸(Y軸)方向の移動
が完了したならば、走査方向を反転させ、次ショットへ
の走査を開始する。この動作を繰り返し行うことで、ウ
エハW上に配置されたショットレイアウトの順番で露光
が行われる。隣り合うショットを露光する場合には、露
光終了後に整定に要する距離だけ等速度移動すること
で、次ショットの露光開始前に必要になる整定距離を予
め進めることができ、ショット間の移動の際の走査を停
止することなく露光を行うことが可能である。整定に要
する距離L2は、露光速度Vwとウエハステージ1の整
定時間Twの積(L2=Vw×Tw)により求められ
る。現状では、この整定時間Twはどのような条件でも
常に一定な値を用いている為、露光速度に関わらずウエ
ハステージ1が距離L2を移動する時間は同じである。
【0025】次に前記整定時間を求めるために必要とな
る同期誤差に関して説明する。走査露光時に時間と共に
変化するウエハステージ1の目標座標YWNは制御部2
1で計算され、レーザ干渉計27から提供される現在座
標YWとの差分値ΔYW(=YWN−YW)をウエハス
テージ駆動部25に供給しウエハステージ1を駆動させ
る。レチクルステージ7に関しては、まず照明光学系S
LのレチクルRからウエハWへの投影倍率αの逆数(1
/α)を上記差分値ΔYWに乗じた値をレチクルステー
ジ7の目標座標YRNから差し引いた値(=YRN−Δ
YW/α)が制御部21に供給される。これは、ウエハ
ステージ1の目標値からのずれ量分をレチクルステージ
7にも反映させ位置ずれさせておく必要がある為であ
る。
【0026】制御部21には、制御手段22及び計測手
段23が含まれており、レーザ干渉計28で計測された
レチクルステージ7の座標値YRも供給されて、次式で
表わされる差分値ΔYRが演算される。 ΔYR=YRN−ΔYW/α−YR この差分値ΔYRが、ウエハステージ1の実際の位置に
応じた目標位置に対するレチクルステージ7の位置ずれ
量、すなわち走査方向に対する同期誤差になる。
【0027】ウエハステージ1の整定時間を求める際に
はこの同期誤差を一定時間間隔でモニタする必要があ
る。整定時間の計測の仕方に関して図3を用いて説明す
る。図3はウエハステージ1の加速が終了した時点から
の同期誤差ΔYの変化を表わしたものである。つまり、
ウエハステージ1が等速度移動している時の同期誤差Δ
Yの時間変化を表わしている。この同期誤差ΔYは、時
間が経過するにしたがって値が減少して振動が収束して
いく。同期整定時間を求める場合には、ウエハステージ
1の加速駆動が終了した時点から前記同期誤差ΔYを一
定時間間隔で計測し、同期誤差ΔYの絶対値が許容値ε
以内に収まるまでの時間を計測する。図3では、TAが
同期整定時間となる。
【0028】εの値は、装置の性能やハード的な要因な
どによって決定されるものである。次に、本発明に関す
る一例を図4を用いて説明する。図4は露光時にショッ
トの改行が発生する場合に、改行ショットに対する同期
整定距離を他ショットより長めに取り露光を行ったとき
の状況を表す平面図である。図中の距離Dはウエハステ
ージが露光速度に達するまで加速する際に移動する距離
である。距離L1、及び距離L1’(L1<L1’)は
ウエハステージ1が加速後に必要となる同期整定距離を
表わしている。通常、シヨットの改行時にはウエハステ
ージ1のステップ動作が余計に発生する為、並びショッ
ト(ショットのX座標が同じショットのことを指す)を
露光する場合よりはウエハステージ1の加速後の振動が
大きくなる。その結果、並びショットを露光する際に必
要となる同期整定距離よりも長い整定距離が必要にな
る。しかし、現状では全てのショットに対して同一の整
定距離を指定する構造になっている為、全てのショット
で確実にウエハステージ1が整定する距離、つまり改行
時に必要になる最も長い整定距離にマージンを持たせた
値が使われている。
【0029】本発明に係る走査露光方法では、無駄な露
光走査距離を削減するため、ショットS1やショットS
2のような並びショットに関しては整定距離はL1を使
用し、改行ショットS3の整定距離に関しては、露光開
始前にS1やS2より長いL1’に切り替えて露光を開
始する。同期整定距離L1,L1’は、記憶部24内に
保存されている並びショットと改行ショットに対する同
期整定時間を制御部21が読み込み、露光時の速度とこ
の同期整定時間を掛け合わせることにより求められる。
記憶部24内に保存されている整定時間は予め複数回計
測し、それらの平均値に分散を足しあわせることにより
求める。この同期整定時間は走査露光速度に比例して大
きくなる為、例えば100mm/sec、150mm/
sec、200mm/sec、250mm/secで予
め同期整定時間を計測しておき、実際の走査露光速度が
160mm/secの場合には200mm/secで計
測した時の同期整定時間を用いて走査露光を行うことに
より、さらに整定距離が最適化された露光を行うことが
可能である。
【0030】図5はウエハレイアウトの一例を表わした
図である。ウエハステージ1の駆動源であるリニアモー
タは場所により推力が不均一であったり、ウエハステー
ジ1の位置によってダンパの反力が異なるなど、駆動座
標によって同期整定時間が異なる場合がある。そのた
め、厳密に計測すると図5中の各ショット毎に同期整定
時間が異なってくる。そこで、図5のレイアウトで各シ
ョット毎の同期整定時間を計測し、走査露光時には各シ
ョット毎に同期整定距離を切り替えて露光を行う方法も
考えられる。しかし、現実的には各ショット毎に同期整
定距離が異なってしまうと、走査開始位置への位置決め
の際に走査方向(Y方向)のステップ駆動が発生してし
まいかえって時間がかかってしまう場合がある。従っ
て、図5中の並び(row)1から並び(row)5ま
での各行毎に整定時間を決定し、それをもとに整定距離
を求めて使用することにより、並びショットにおいても
走査開始位置へのステップ駆動が発生することがなくな
るため有効な露光方法が可能となる。この場合も露光速
度によって同期整定時間が変化するため、複数パターン
の露光速度で計測した同期整定時間を記憶部24に保持
しておく。
【0031】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態は走査速度または走査加速度から整定距離を求める例
である。本例では、走査速度または走査加速度の変化に
対応する整定時間を計測しておき、計測結果は図1にお
ける記憶部24等に保持され、制御部21が読み込み可
能である。記憶部内に保存されている整定時間は予め複
数回計測し、それらに分散を足し合わせることにより求
める。予め同期精度を計測する際には、走査速度と走査
加速度を一定間隔で変化させ、それぞれの条件で計測し
た同期整定時間をテーブルとして図1における記憶部2
4等に保持しておく。スキャン露光の際には、走査速度
に応じてテーブル内の最適な同期整定時間を取得する。
もし、テーブル内に走査速度に対応したテーブルが存在
しない場合には、テーブル内の2つの近似値から直線補
完を行うことにより同期整定時間を算出する。このよう
にして求めた整定時間を用い、整定距離は整定時間と走
査速度との積により求められる。走査加速度に基づく場
合には、整定距離は走査加速度を積分して得られる走査
速度と、走査加速度の変化に対応する整定時間の上記計
測結果に基づくその整定時間との積により算定される。
次に、スキャン露光前のステップ駆動による同期精度へ
の影響の対策例を述べる。スキャン露光の直前のステッ
プ駆動による同期精度への影響は、ステップ速度やステ
ップ加速度にも依存するが、その他にステップの駆動ス
トロークの長さも関係している。例えば、露光第一ショ
ットの開始位置へは、X軸方向の比較的ストロークの長
いステップ駆動が発生し、この為に他のショットに比べ
第一ショットでは同期精度が悪化してしまう。このよう
な場合には、第一ショットに対する同期整定距離のみを
他ショットより長く取り、他ショットでは第一ショット
の同期整定距離よりも短い同期整定距離を適応すること
が考えられる。
【0032】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態は走査速度または走査加速度から整定距離を求める例
である。本例では、走査速度または走査加速度の変化に
対応する整定時間を計測しておき、計測結果は図1にお
ける記憶部24等に保持され、制御部21が読み込み可
能である。記憶部内に保存されている整定時間は予め複
数回計測し、それらに分散を足し合わせることにより求
める。このようにして求めた整定時間を用い、整定距離
は整定時間と走査速度との積により求められる。走査加
速度に基づく場合には、整定距離は走査加速度を積分し
て得られる走査速度と、走査加速度の変化に対応する整
定時間の上記計測結果に基づくその整定時間との積によ
り算定される。
【0033】上記各実施形態において、床振動などの条
件が変わった場合にも、同期整定時間が影響を受ける。
従って、装置の設置場所により同期整定時間を再計測し
直す方が望ましい。また、装置の状況や床の状態の経時
変化を考慮して、定期的に同期整定時間を計測すること
が望ましい。
【0034】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態として、露光装置が学習機能を有する例について説明
する。本例に係る露光装置では、予め複数条件のもと計
測された同期整定時間を、図1における記憶部24等の
記憶媒体内のファイルや不揮発性のメモリ内に保持し、
この記憶されている同期整定時間を露光条件やハード要
因によって適宜使用可能であり、ウエハの各ショット領
域に対し走査露光を行う時に、それまでに露光された各
ショット領域に対し計測された実際の同期整定時間が記
憶され、制御部21がこの同期整定時間も適宜使用して
走査露光を行う毎に最適化を進めて整定距離を算出する
学習機能を有している。実際に計測した同期整定時間
は、ウエハ内の全ショットに対応した値が蓄積され、そ
れらの値の統計処理を行い、ショットレイアウトが同一
であれば、次のウエハに対して実際の同期整定時間より
算出された最適な同期整定時間を設定して走査露光を行
う。この学習機能により、本例に係る露光装置では、露
光された各ショット領域に対し計測された実際の同期整
定時間に基づいて同期整定距離が設定され、整定距離が
必要最小限に抑えられ、スループットの向上が図られ
る。
【0035】(半導体生産システムの実施形態)次に、
本発明に係る走査露光装置を用いた半導体デバイス(I
CやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄
膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の生産システムの例
を説明する。これは半導体製造工場に設置された製造装
置のトラブル対応や定期メンテナンス、あるいはソフト
ウェア提供などの保守サービスを、製造工場外のコンピ
ュータネットワークを利用して行うものである。
【0036】図6は全体システムをある角度から切り出
して表現したものである。図中、101は半導体デバイ
スの製造装置を提供するベンダ(装置供給メーカ)の事
業所である。製造装置の実例としては、半導体製造工場
で使用する各種プロセス用の半導体製造装置、例えば、
前工程用機器(露光装置、レジスト処理装置、エッチン
グ装置等のリソグラフィ装置、熱処理装置、成膜装置、
平坦化装置等)や後工程用機器(組立て装置、検査装置
等)を想定している。事業所101内には、製造装置の
保守データベースを提供するホスト管理システム10
8、複数の操作端末コンピュータ110、これらを結ん
でイントラネット等を構築するローカルエリアネットワ
ーク(LAN)109を備える。ホスト管理システム1
08は、LAN109を事業所の外部ネットワークであ
るインターネット105に接続するためのゲートウェイ
と、外部からのアクセスを制限するセキュリティ機能を
備える。
【0037】一方、102〜104は、製造装置のユー
ザとしての半導体製造メーカの製造工場である。製造工
場102〜104は、互いに異なるメーカに属する工場
であっても良いし、同一のメーカに属する工場(例え
ば、前工程用の工場、後工程用の工場等)であっても良
い。各工場102〜104内には、夫々、複数の製造装
置106と、それらを結んでイントラネット等を構築す
るローカルエリアネットワーク(LAN)111と、各
製造装置106の稼動状況を監視する監視装置としてホ
スト管理システム107とが設けられている。各工場1
02〜104に設けられたホスト管理システム107
は、各工場内のLAN111を工場の外部ネットワーク
であるインターネット105に接続するためのゲートウ
ェイを備える。これにより各工場のLAN111からイ
ンターネット105を介してベンダ101側のホスト管
理システム108にアクセスが可能となり、ホスト管理
システム108のセキュリティ機能によって限られたユ
ーザだけにアクセスが許可となっている。具体的には、
インターネット105を介して、各製造装置106の稼
動状況を示すステータス情報(例えば、トラブルが発生
した製造装置の症状)を工場側からベンダ側に通知する
他、その通知に対応する応答情報(例えば、トラブルに
対する対処方法を指示する情報、対処用のソフトウェア
やデータ)や、最新のソフトウェア、ヘルプ情報などの
保守情報をベンダ側から受け取ることができる。各工場
102〜104とベンダ101との間のデータ通信およ
び各工場内のLAN111でのデータ通信には、インタ
ーネットで一般的に使用されている通信プロトコル(T
CP/IP)が使用される。なお、工場外の外部ネット
ワークとしてインターネットを利用する代わりに、第三
者からのアクセスができずにセキュリティの高い専用線
ネットワーク(ISDNなど)を利用することもでき
る。また、ホスト管理システムはベンダが提供するもの
に限らずユーザがデータベースを構築して外部ネットワ
ーク上に置き、ユーザの複数の工場から該データベース
へのアクセスを許可するようにしてもよい。
【0038】さて、図7は本実施形態の全体システムを
図6とは別の角度から切り出して表現した概念図であ
る。先の例ではそれぞれが製造装置を備えた複数のユー
ザ工場と、該製造装置のベンダの管理システムとを外部
ネットワークで接続して、該外部ネットワークを介して
各工場の生産管理や少なくとも1台の製造装置の情報を
データ通信するものであった。これに対し本例は、複数
のベンダの製造装置を備えた工場と、該複数の製造装置
のそれぞれのベンダの管理システムとを工場外の外部ネ
ットワークで接続して、各製造装置の保守情報をデータ
通信するものである。図中、201は製造装置ユーザ
(半導体デバイス製造メーカ)の製造工場であり、工場
の製造ラインには各種プロセスを行う製造装置、ここで
は例として露光装置202、レジスト処理装置203、
成膜処理装置204が導入されている。なお図7では製
造工場201は1つだけ描いているが、実際は複数の工
場が同様にネットワーク化されている。工場内の各装置
はLAN206で接続されてイントラネットを構成し、
ホスト管理システム205で製造ラインの稼動管理がさ
れている。
【0039】一方、露光装置メーカ210、レジスト処
理装置メーカ220、成膜装置メーカ230などベンダ
(装置供給メーカ)の各事業所には、それぞれ供給した
機器の遠隔保守を行うためのホスト管理システム21
1,221,231を備え、これらは上述したように保
守データベースと外部ネットワークのゲートウェイを備
える。ユーザの製造工場内の各装置を管理するホスト管
理システム205と、各装置のベンダの管理システム2
11,221,231とは、外部ネットワーク200で
あるインターネットもしくは専用線ネットワークによっ
て接続されている。このシステムにおいて、製造ライン
の一連の製造機器の中のどれかにトラブルが起きると、
製造ラインの稼動が休止してしまうが、トラブルが起き
た機器のベンダからインターネット200を介した遠隔
保守を受けることで迅速な対応が可能であり、製造ライ
ンの休止を最小限に抑えることができる。
【0040】半導体製造工場に設置された各製造装置は
それぞれ、ディスプレイと、ネットワークインタフェー
スと、記憶装置にストアされたネットワークアクセス用
ソフトウェアならびに装置動作用のソフトウェアを実行
するコンピュータを備える。記憶装置としては内蔵メモ
リやハードディスク、あるいはネットワークファイルサ
ーバーなどである。上記ネットワークアクセス用ソフト
ウェアは、専用又は汎用のウェブブラウザを含み、例え
ば図8に一例を示す様な画面のユーザインタフェースを
ディスプレイ上に提供する。各工場で製造装置を管理す
るオペレータは、画面を参照しながら、製造装置の機種
401、シリアルナンバー402、トラブルの件名40
3、発生日404、緊急度405、症状406、対処法
407、経過408等の情報を画面上の入力項目に入力
する。入力された情報はインターネットを介して保守デ
ータベースに送信され、その結果の適切な保守情報が保
守データベースから返信されディスプレイ上に提示され
る。またウェブブラウザが提供するユーザインタフェー
スはさらに図示のごとくハイパーリンク機能410〜4
12を実現し、オペレータは各項目の更に詳細な情報に
アクセスしたり、ベンダが提供するソフトウェアライブ
ラリから製造装置に使用する最新バージョンのソフトウ
ェアを引出したり、工場のオペレータの参考に供する操
作ガイド(ヘルプ情報)を引出したりすることができ
る。ここで、保守データベースが提供する保守情報に
は、上記説明した本発明に関する情報も含まれ、また前
記ソフトウェアライブラリは本発明を実現するための最
新のソフトウェアも提供する。
【0041】次に上記説明した生産システムを利用した
半導体デバイスの製造プロセスを説明する。図9は半導
体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す。ス
テップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を
行う。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パタ
ーンを形成したマスクを製作する。一方、ステップ3
(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ
4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化す
る工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンデ
ィング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組立
て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作
製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テス
ト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これを出荷(ステップ7)する。前工程と後
工程はそれぞれ専用の別の工場で行い、これらの工場毎
に上記説明した遠隔保守システムによって保守がなされ
る。また前工程工場と後工程工場との間でも、インター
ネットまたは専用線ネットワークを介して生産管理や装
置保守のための情報がデータ通信される。
【0042】図10は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した走査露光装置によ
ってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ス
テップ17(現像)では露光したウエハを現像する。ス
テップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外
の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では
エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ
上に多重に回路パターンを形成する。各工程で使用する
製造機器は上記説明した遠隔保守システムによって保守
がなされているので、トラブルを未然に防ぐと共に、も
しトラブルが発生しても迅速な復旧が可能であり、従来
に比べて半導体デバイスの生産性を向上させることがで
きる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、露光速度や基板上のレ
イアウト条件、またはハード的な要因による整定距離の
ばらつきに対して、各条件ごとに必要最小限の最適な整
定距離を設定し露光時の無駄な走査距離を削減すること
が可能となるため、全体としてのスループットの向上を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の一例で使用される
投影露光装置を示す概略構成図である。
【図2】 ウエハステージが露光軸(Y軸)方向に走査
移動した時の速度と時間の関係を表した図である。
【図3】 ウエハステージの同期誤差の時間変化を表わ
した図である。
【図4】 改行ショットにおける同期整定距離の適応方
法に関して説明する為の平面図である。
【図5】 あるショットレイアウトを表わした平面図で
ある。
【図6】 本発明に係る装置を用いた半導体デバイスの
生産システムをある角度から見た概念図である。
【図7】 本発明に係る装置を用いた半導体デバイスの
生産システムを別の角度から見た概念図である。
【図8】 ユーザインタフェースの具体例である。
【図9】 デバイスの製造プロセスのフローを説明する
図である。
【図10】 ウエハプロセスを説明する図である。
【符号の説明】
SL:照明光学系、IL:照明光、R:レチクル、W:
ウエハ(感光基板)、UL:投影光学系、1:ウエハス
テージ、2:リニアモータコイル、3:バーミラー、
4:ウエハステージ定盤、5:多点AFセンサ、6:鏡
筒定盤、7:レチクルステージ、8:バーミラー、9:
レチクルステージガイド、10:外筒、101:ベンダ
の事業所、102,103,104:製造工場、10
5:インターネット、106:製造装置、107:工場
のホスト管理システム、108:ベンダ側のホスト管理
システム、109:ベンダ側のローカルエリアネットワ
ーク(LAN)、110:操作端末コンピュータ、11
1:工場のローカルエリアネットワーク(LAN)、2
00:外部ネットワーク、201:製造装置ユーザの製
造工場、202:露光装置、203:レジスト処理装
置、204:成膜処理装置、205:工場のホスト管理
システム、206:工場のローカルエリアネットワーク
(LAN)、210:露光装置メーカ、211:露光装
置メーカの事業所のホスト管理システム、220:レジ
スト処理装置メーカ、221:レジスト処理装置メーカ
の事業所のホスト管理システム、230:成膜装置メー
カ、231:成膜装置メーカの事業所のホスト管理シス
テム、401:製造装置の機種、402:シリアルナン
バー、403:トラブルの件名、404:発生日、40
5:緊急度、406:症状、407:対処法、408:
経過、410,411,412:ハイパーリンク機能。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原版に形成された転写用のパターンの一
    部を基板上に投射した状態で、前記原版、及び前記基板
    を同期して移動することによって、前記基板上の各ショ
    ット領域にそれぞれ前記原版のパターンを逐次転写露光
    する露光方法において、前記基板を載せた基板ステージ
    の加速終了時から走査露光開始までに必要となる該基板
    ステージの同期整定距離を、該基板ステージの実際の位
    置に応じた目標位置に対する原版ステージの位置ずれ量
    である同期誤差が許容値以内に収まるまでの時間(同期
    整定時間という)に基づいて設定することを特徴とする
    走査露光方法。
  2. 【請求項2】 原版に形成された転写用のパターンの一
    部を基板上に投射した状態で、前記原版、及び前記基板
    を同期して移動することによって、前記基板上の各ショ
    ット領域にそれぞれ前記原版のパターンを逐次転写露光
    する露光方法において、前記基板を載せた基板ステージ
    の加速終了時から走査露光開始までに必要となる該基板
    ステージの同期整定距離を、走査速度、走査加速度、露
    光速度、ステップ速度、ステップ加速度、及び前記基板
    上のショットレイアウトのうちのいずれかに基づく条件
    によって適宜最適な距離に調整することを特徴とする走
    査露光方法。
  3. 【請求項3】 原版に形成された転写用のパターンの一
    部を基板上に投射した状態で、前記原版、及び前記基板
    を同期して移動することによって、前記基板上の各ショ
    ット領域にそれぞれ前記原版のパターンを逐次転写露光
    する露光方法において、前記基板を載せた基板ステージ
    の加速終了時から走査露光開始までに該基板ステージの
    実際の位置に応じた目標位置に対する原版ステージの位
    置ずれ量である同期誤差が許容値以内に収まるまでの時
    間(同期整定時間という)を予め様々な条件のもとで計
    測し、走査露光開始前に前記同期整定時間と走査露光速
    度の積により整定距離を求め、最適な同期整定距離で走
    査露光を行うことを特徴とする走査露光方法。
  4. 【請求項4】 予め複数条件のもと計測された前記同期
    整定時間を、記憶媒体内のファイルや不揮発性のメモリ
    内に保持し、この記憶されている同期整定時間を露光条
    件やハード要因によって適宜使用することを特徴とする
    請求項3に記載の走査露光方法。
  5. 【請求項5】 転写用のパターンが形成された原版を移
    動する原版ステージと、該原版ステージに同期して基板
    を移動する基板ステージを備え、前記原版のパターンの
    一部を前記基板上に投射した状態で前記原版ステージ、
    及び前記基板ステージを介して前記原版及び前記基板を
    同期して移動することにより、前記基板の各ショット領
    域に前記原版パターンを逐次転写露光する走査型の露光
    装置において、 前記基板ステージの加速終了後から該基板ステージの実
    際の位置に応じた目標位置に対する前記原版ステージの
    位置ずれ量である同期誤差がある許容範囲内に収まるま
    での時間(同期整定時間という)を計測する計測手段
    と、 前記計測手段で計測された複数のパターンの同期整定時
    間を保持できるような記憶手段と、 前記基板ステージの加速終了時から走査露光開始までに
    必要となる該基板ステージの同期整定距離を、前記同期
    整定時間に基づいて設定する制御手段と、を有すること
    を特徴とする走査露光装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、走査速度、走査加速
    度、露光速度、ステップ速度、ステップ加速度、及び基
    板上のショットレイアウトのうちのいずれかに基づく条
    件によって走査露光時に必要となる前記同期整定時間を
    適宜切り替え、最適な同期整定距離を計算することを特
    徴とする請求項5に記載の走査露光装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の走査露
    光方法を用いることを特徴とする走査露光装置。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれかに記載の走査露
    光装置を含む各種プロセス用の製造装置群を半導体製造
    工場に設置する工程と、該製造装置群を用いて複数のプ
    ロセスによって半導体デバイスを製造する工程とを有す
    ることを特徴とする半導体デバイス製造方法。
  9. 【請求項9】 前記製造装置群をローカルエリアネット
    ワークで接続する工程と、前記ローカルエリアネットワ
    ークと前記半導体製造工場外の外部ネットワークとの間
    で、前記製造装置群の少なくとも1台に関する情報をデ
    ータ通信する工程とをさらに有することを特徴とする請
    求項8に記載の半導体デバイス製造方法。
  10. 【請求項10】 前記走査露光装置のベンダもしくはユ
    ーザが提供するデータベースに前記外部ネットワークを
    介してアクセスしてデータ通信によって前記製造装置の
    保守情報を得る、もしくは前記半導体製造工場とは別の
    半導体製造工場との間で前記外部ネットワークを介して
    データ通信して生産管理を行うことを特徴とする請求項
    9に記載の半導体デバイス製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項5〜7のいずれかに記載の走査
    露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群と、該製造
    装置群を接続するローカルエリアネットワークと、該ロ
    ーカルエリアネットワークから工場外の外部ネットワー
    クにアクセス可能にするゲートウェイを有し、前記製造
    装置群の少なくとも1台に関する情報をデータ通信する
    ことを可能にしたことを特徴とする半導体製造工場。
  12. 【請求項12】 半導体製造工場に設置された請求項5
    〜7のいずれかに記載の走査露光装置の保守方法であっ
    て、前記走査露光装置のベンダもしくはユーザが、半導
    体製造工場の外部ネットワークに接続された保守データ
    ベースを提供する工程と、前記半導体製造工場内から前
    記外部ネットワークを介して前記保守データベースへの
    アクセスを許可する工程と、前記保守データベースに蓄
    積される保守情報を前記外部ネットワークを介して半導
    体製造工場側に送信する工程とを有することを特徴とす
    る走査露光装置の保守方法。
  13. 【請求項13】 請求項5〜7のいずれかに記載の走査
    露光装置において、ディスプレイと、ネットワークイン
    タフェースと、ネットワーク用ソフトウェアを実行する
    コンピュータとをさらに有し、走査露光装置の保守情報
    をコンピュータネットワークを介してデータ通信するこ
    とを可能にしたことを特徴とする走査露光装置。
  14. 【請求項14】 前記ネットワーク用ソフトウェアは、
    前記走査露光装置が設置された工場の外部ネットワーク
    に接続され前記走査露光装置のベンダもしくはユーザが
    提供する保守データベースにアクセスするためのユーザ
    インタフェースを前記ディスプレイ上に提供し、前記外
    部ネットワークを介して該データベースから情報を得る
    ことを可能にすることを特徴とする請求項13に記載の
    走査露光装置。
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