JP2002106320A - オイルセパレータ - Google Patents
オイルセパレータInfo
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract
ーバイガスが、衝突部に複数回衝突することができるオ
イルセパレータを提供することを目的とする。 【解決手段】 オイルセパレータは、オイル分離室
(4,41)内に設けられているとともに突条(11,
18,46,62)と略矩形の凹溝(12,19,4
7,63)とが交互に複数配列されている衝突部と、衝
突部に対向しているブローバイガス噴出口(8,13,
48,58)と、ブローバイガス流出口(23,44)
と、オイル回収口(21,50)とを備え、ブローバイ
ガス噴出口からブローバイガスを噴出して衝突部に衝突
させて、ブローバイガスからオイルミストを分離させて
いる。ブローバイガス噴出口は、衝突部一個に対して各
一個設けられるとともに、突条および凹溝の配列構造の
中央部の配列に対向して配置され、且つ、ブローバイガ
ス噴出口の横幅は突条の横幅よりも大きく形成されてい
る。
Description
動車用エンジン)のクランク室やカム室などに漏出した
ブローバイガス中に含まれるオイルミストを分離して回
収するオイルセパレータに関する。
ジン等の車両用エンジンでは、エンジンのクランク室や
シリンダヘッドカバー内に漏出するブローバイガスをで
きるだけクリーンな状態にするため、オイルセパレータ
に通してから、吸気管側に還流させている。
属フィルタ式があるが、金属フィルタを固定する構造
上、ケースも含めて金属製となり、高コストとなるとと
もに、フィルタが目詰まりすることがある。また、ブロ
ーバイガスを流速を落としながら、迷路状に流してオイ
ルミストを分離する形式もあるが、オイルミストの分離
効率が低い。そこで、ブローバイガス噴出口からブロー
バイガスを噴出して、衝突部である衝突板に衝突させて
オイルミストを分離させる形式のオイルセパレータがあ
る。この衝突形式のオイルセパレータとして、次の技術
(J01)が従来公知である。
記載の技術 この公報記載の技術は、オイルセパレータの衝突板には
複数の突条が設けられているとともに、ブローバイガス
噴出口が複数設けられている。そして、各ブローバイガ
ス噴出口は各々突条に対向して配置されており、ブロー
バイガス噴出口から噴出したブローバイガスは、突条の
トップ面に衝突し、その衝突の際に、オイルミストがブ
ローバイガスから分離される。
1)の問題点)上記特開2000−45750号公報に
記載のオイルセパレータでは、ブローバイガスが衝突部
に衝突する回数は、突条のトップ面の一回のみであり、
オイル粒子がブローバイガスの流れに追従してしまい、
オイルミストの分離効率が低い。また、噴出口を複数形
成するため、製作工数が多くなり、製造コストが高くな
るという問題点もある。
容(1),(2)を課題とする。 (1)ブローバイガス噴出口から噴出したブローバイガ
スが、衝突部に複数回衝突することができるようにし
て、オイル粒子の凝集を促進し、分離効率を高めたオイ
ルセパレータを提供すること。 (2)製作工数が少なく、製造コストの低いオイルセパ
レータを提供すること。
タは、オイル分離室(4,41)内に設けられていると
ともに突条(11,18,46,62)と凹溝(12,
19,47,63)とが交互に複数配列されている衝突
部と、この衝突部に対向して配置されているブローバイ
ガス噴出口(8a,13a,48a,58a)と、衝突
したブローバイガスがオイル分離室外に流出するブロー
バイガス流出口(23a,44)と、分離されたオイル
を回収するオイル回収口(21,50)とを備え、前記
ブローバイガス噴出口からブローバイガスを噴出して衝
突部に衝突させて、ブローバイガスからオイルミストを
分離させている。そして、前記課題を解決するために、
ブローバイガス噴出口(8a,13a,48a,58
a)は、前記衝突部一個に対して各一個設けられ、この
一個のブローバイガス噴出口(8a,13a,48a,
58a)が前記突条(11,18,46,62)および
凹溝(12,19,47,63)の配列構造の中央部の
配列に対向して配置されていることを特徴としている。
突条(11,18,46,62)と凹溝(12,19,
47,63)とが交互に複数配列されている一個の衝突
部に対して、一個のブローバイガス噴出口(8a,13
a,48a,58a)から噴出されたブローバイガスが
衝突する。前記ブローバイガス噴出口(8a,13a,
48a,58a)から噴出されたブローバイガス流は下
流側に行くに従ってガス流の直径が広がり、そのガス流
の中心部は衝突部の表面に垂直に衝突するが、外周部の
ガス流は前記衝突部の表面に傾斜した方向から衝突す
る。前記衝突部の表面に傾斜した方向から衝突するブロ
ーバイガスガス流は、衝突部の凹溝(12)の底面およ
び側面に複数回衝突する。そして、衝突の度に、オイル
ミストが分離され、分離効率すなわち捕捉効率が向上す
る。
形態1は、前記本発明において、前記ブローバイガス噴
出口(8a,13a,48a,58a)の開口面におけ
る突条(11,18,46,62)の横幅に沿った寸法
が前記突条(11,18,46,62)の横幅よりも大
きく形成するとともに、前記凹溝(12,19,47,
63)の断面を略矩形(長方形)に形成したことを特徴
とする。前記実施の形態1によれば、衝突部の突条(1
1,18,46,62)および凹溝(12,19,4
7,63)の形状が単純であるので、容易に製造するこ
とができる。
明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。 (実施例1)図1は本発明におけるオイルセパレータの
実施例1の説明図で、図1Aが平面図、図1Bが側面
図、図1Cが図1Aの1C−1C断面図、図1Dが図1
Bおよび図1Cの1D−1D断面図、図1Eが図1Bお
よび図1Cの1E−1E断面図、図1Fが衝突板の要部
断面図である。図2がリブ形状の説明図で、図2Aがリ
ブ形状の正面図、図2Bが突条の幅aと捕捉効率との関
係を示すグラフ、図2Cが凹溝の幅bと捕捉効率との関
係を示すグラフ、図2Dが凹溝の深さcと捕捉効率との
関係を示すグラフである。図3がリブ形状およびブロー
バイガス噴出口の説明図で、図3Aが最適なリブ形状の
正面図、図3Bが最大流速と捕捉効率との関係を示すグ
ラフ、図3Cが通気抵抗と捕捉効率との関係を示すグラ
フである。図4が衝突板の表面の構造の違いによる捕捉
効率の比較を示す説明図で、図4Aがグラフ、図4Bが
リブ形状の衝突板の正面図、図4Cが不織布を貼付した
衝突板の正面図、図4Dがシボ加工された衝突板の正面
図である。
のケース1を有している。ケース1は上ケース2と下ケ
ース3を有し、上ケース2と下ケース3とを組み合わせ
ることにより、内部にオイル分離室としてのセパレータ
室4が形成されている。このセパレータ室4は樹脂製の
仕切板5により上下の第1セパレータ分室4aおよび第
2セパレータ分室4bに仕切られている。上ケース2
は、蓋状をしており、円板状の上壁6および円筒状の側
壁7とを有し、上壁6には下端にブローバイガス噴出口
8aを有するブローバイガス流入パイプ8が上方に突出
して形成されている。このブローバイガス流入パイプ8
は、上壁6の中心から外側に偏って配置されているとと
もに、図示しないエンジンのクランク室やシリンダヘッ
ドカバー内の空間にホースなどにより接続されている。
上面の略半分に突条11が複数形成されている。この突
条11同士は互いに平行で間隔を開けて並列されてお
り、突条11間には断面略矩形の凹溝12が形成され
る。この突条11および凹溝12が衝突部を構成してい
る。また、真ん中の突条11は、仕切板5の周縁部から
仕切板5の中心に向かって延在しており、仕切板5の径
方向に沿って配置されている。仕切板5の他方の半分に
は、漏斗状の連通部13が形成され、第1セパレータ分
室4aと第2セパレータ分室4bとを連通させている。
この様にして、仕切板5には、一方の半分には上面に突
条11および凹溝12が交互に複数配列されてリブ構造
となっており、他方の半分には下端にブローバイガス噴
出口13aを有する連通部13が形成されている。
円板状の底壁16および円筒状の側壁17とを有してい
る。底壁16には、仕切板5の突条11と同様に、上面
の略半分に突条18が複数形成されている。この突条1
8同士は互いに平行で間隔を開けて並列されており、各
突条18間には断面略矩形の凹溝19が形成される。こ
の突条18および凹溝19が衝突部を構成している。ま
た、真ん中の突条18は、底壁16の周縁部から底壁1
6の中心に向かって延在しており、底壁16の径方向に
沿って配置されている。底壁16の他方の半分には、オ
イル回収口21aを有するドレンパイプ21が形成され
ている。このドレンパイプ21の上方には邪魔板22が
配置されている。また、下ケース3の側壁17には、邪
魔板22に対向してブローバイガス流出口23aを有す
るブローバイガス流出パイプ23が設けられている。こ
のブローバイガス流出パイプ23は突条18および凹溝
19の配列からは離れた位置に配置されている。そし
て、ドレンパイプ21は図示しないオイルパンなどにホ
ースなどを介して接続され、一方、ブローバイガス流出
パイプ23は図示しないエンジンの吸気系にホースなど
を介して接続されている。
ーバイガス流入パイプ8は突条11および凹溝12の配
列構造の略真ん中の配列に対向して配置され、また、連
通部13は突条18および凹溝19の配列構造の略真ん
中の配列に対向して配置されている。また、本実施例で
は、このブローバイガス流入パイプ8の下端のブローバ
イガス噴出口8aの内径φ1および連通部13の下端の
ブローバイガス噴出口13aの内径φ2は、次の値に設
定されている。 φ1=4mm φ2=3.5mm また、突条11,18の横幅aおよび凹溝12,19の
横幅bは次の値に設定されている。 a=b=2mm したがって、φ1,φ2は、a,bよりも大きい値に設
定されている。
で、ブローバイガスからオイルミストを分離する際に
は、オイルミストが混合しているブローバイガスがブロ
ーバイガス流入パイプ8からセパレータ室4に流入し、
突条11および凹溝12の配列に向かって噴出する。ブ
ローバイガス流入パイプ8から噴出するブローバイガス
は、ブローバイガス流入パイプ8の内径φ1(=4m
m)の面積の略4倍の面積に拡散して、突条11および
凹溝12の配列に衝突する。また、前述の様に、ブロー
バイガス流入パイプ8の内径φ1(=4mm)は突条1
1の横幅a(=2mm)よりも大きいので、ブローバイ
ガス流入パイプ8から噴出したブローバイガスは、拡散
しながら一部が突条11のトップ面に衝突するととも
に、残部が凹溝12内に進入し、図1Fの矢印b1や矢
印b2に示すように、凹溝12の底面および側面に複数
回衝突する。そして、衝突の度に、オイルミストが分離
され、分離効率すなわち捕捉効率が向上する。突条11
および凹溝12に衝突したブローバイガスは、突条11
および凹溝12に沿って流れる。言い換えると、突条1
1および凹溝12は、ブローバイガスの流れに沿って配
置されている。そして、ブローバイガスおよび分離され
たオイルは、仕切板5の連通部13の下端のブローバイ
ガス噴出口13aから突条18および凹溝19の配列に
向かって噴出する。この様に、連通部13はブローバイ
ガス噴出用の通路としての機能とともに、オイルドレン
の機能を有している。そして、連通部13下端のブロー
バイガス噴出口13aから噴出するブローバイガスは、
連通部13の内径φ2(=3.5mm)の面積の略4倍
の面積に拡散して、突条18および凹溝19の配列に衝
突する。そして、ブローバイガス流入パイプ8からのブ
ローバイガスと同様に、連通部13下端のブローバイガ
ス噴出口13aから噴出したブローバイガスは、拡散し
ながら一部が突条18のトップ面に衝突するとともに、
残部が凹溝19内に進入し、凹溝19の底面および側面
に複数回衝突する。そして、衝突の度に、オイルミスト
が分離され、分離効率が向上する。
ってセパレータ室4の外(たとえば、オイルパンなど)
に導かれている。一方、オイル分離後のブローバイガス
はブローバイガス流出パイプ23を通って、エンジンの
吸気系に流れている。
値は、図2Bに図示するように、捕捉効率が最大となる
約2mmである。そして、図2Cに図示するように、捕
捉効率が最大となる凹溝12,19の横幅bは、2mm
よりも小さい。しかしながら、生産面を考慮すると、2
mm以下は生産効率が良くないので、凹溝12,19の
横幅bの最適値は、約2mmとなる。また、凹溝12,
19の深さcの最適値は、図2Dに図示するように、捕
捉効率が最大となる約3mmである。したがって、突条
11,18および凹溝12,19で構成されるリブ形状
の最適値は、図3Aに図示するように、突条11,18
および凹溝12,19の横幅a,bが約2mmで、凹溝
12,19の深さcが約3mmであり、凹溝12,19
の深さcは凹溝12,19の横幅bよりも大きくなって
いる。この最適なリブ形状での捕捉効率は約85%とな
る。
している場合におけるブローバイガス流入パイプ8の内
径φ1と連通部13の内径φ2の最適値は、内径φ1が
約4mmで、内径φ2が約3.5mmである。すなわ
ち、最大流速と捕捉効率との関係は、図3Bに図示され
ており、内径φ1が4mmで、内径φ2が3.5mmの
時に流速が約35m/secで、捕捉効率が約90%と
なる。そして、内径φ1および内径φ2をこれよりも大
きくすると、流速が低下するとともに、捕捉効率も低下
する。また、通気抵抗と捕捉効率との関係は、図3Cに
図示されており、内径φ1が4mmで、内径φ2が3.
5mmの時に捕捉効率が約90%となるとともに、HE
PAフィルターを設けた場合(図3Cにおいて「HEP
A」と表示)における抵抗よりも小さくなる。したがっ
て、内径φ1が4mmで、内径φ2が3.5mmの場合
に、捕捉効率が約90%で、かつ、HEPAフィルター
の抵抗よりも通気抵抗を小さくしたいと言う要求を満足
することができる。
4Cに図示する不織布を貼付した構造、図4Dに図示す
る表面に複数の突起を形成したシボ加工の構造、およ
び、図4Bに図示する突条および凹溝を交互に形成した
リブ形状の構造などが考えられる。この構造の差異によ
る捕捉効率は、図4Aに図示されており、不織布が一番
高く、リブ形状、シボ加工、平板の順に効率が低下して
いる。そして、効率の高い不織布は耐久性が比較的低い
ので、リブ形状が最適である。
タは、ケース1内のセパレータ室4を第1セパレータ分
室4aと第2セパレータ分室4bとに上下に仕切る仕切
板5と、この仕切板5の上面に設けられているとともに
突条11および凹溝12が交互に複数配列された第1衝
突部と、第1セパレータ分室4aと第2セパレータ分室
4bとを連通する連通部13と、前記第1衝突部に対向
しているブローバイガス流入パイプ8と、連通部13に
対向してケース1の底面に形成されるとともに突条18
および凹溝19が交互に複数配列された第2衝突部と、
ケース1の底面に設けられているドレンパイプ21と、
第2セパレータ分室4bの側面に設けられているブロー
バイガス流出パイプ23とを備えている。この様に、二
段に衝突部が設けられているので、オイルの捕捉効率が
一層向上する。
セパレータの実施例2について図5ないし図9を用いて
説明する。図5はバッフルプレートおよびロッカーカバ
ーの説明図で、図5Aが上から見たバッフルプレートの
斜視図、図5Bが下から見たロッカーカバーの斜視図で
ある。図6が上下反転させた状態でのバッフルプレート
およびセパレート室カバーの組み立て分解斜視図であ
る。図7はバッフルプレートおよびセパレート室カバー
が組付けられたロッカーカバーの断面図である。図8は
図7の要部拡大図である。図9は図8の断面図で、図9
AがIXA−IXA断面図、図9BがIXB−IXB断
面図、図9CがIXC−IXC断面図、図9DがIXD
−IXD断面図、図9EがIXE−IXE断面図であ
る。
ルセパレータはダイカスト製のロッカーカバー31、樹
脂製のバッフルプレート32、バッフルプレート32に
一体に設けられている衝突板33およびセパレート室カ
バー34を有している。ロッカーカバー31は下面が開
口した箱状をしており、上壁36および側壁37を有し
ている。このロッカーカバー31の上壁36の下面から
オイル分離室41の側壁42が下方に突出して形成され
ている。このオイル分離室41は2個設けられている。
また、ロッカーカバー31には、ブローバイガス流出口
44が2個設けられ、このブローバイガス流出口44は
各々オイル分離室41に連通している。
のバッフルプレート32には、上面に樹脂製の衝突板3
3が溶着や接着などにより一体に固着されている。この
衝突板33はオイル分離室41毎に配置されているとと
もに、一面に上下方向に延在する突条46および凹溝4
7が交互に複数配列されており、この突条46および凹
溝47の配列が衝突部を構成している。そして、衝突板
33の上面中央部には、長さ約5mm以上の溝状の連通
路48が形成されている。下流端にブローバイガス噴出
口48aが形成された連通路48の横幅は突条46の横
幅よりも大きくなっている。また、バッフルプレート3
2には、ブローバイガス流入開口49およびオイル回収
口としてのオイルドレン孔50がオイル分離室41毎に
設けられている。
レート室カバー34は、上壁51、サイド側壁52,5
3、流入側側壁54および流出側側壁55を有してい
る。そして、流入側側壁54の下端にはブローバイガス
噴出用の噴出溝58が、また、流出側側壁55の下部に
はブローバイガス排出開口59が各々形成されている。
噴出溝58の長さは約5mm以上であり、その下流端に
はブローバイガス噴出口58aが形成されている。ま
た、ブローバイガス排出開口59の開口面積およびブロ
ーバイガス流入開口49の開口面積は、噴出溝58の端
面の開口面積および連通路48の端面の開口面積よりも
大きくなっている。さらに、流出側側壁55の内面に
は、上下方向に延在する突条62および凹溝63が交互
に複数配列されており、この突条62および凹溝63の
配列が衝突部を構成している。そして、セパレート室カ
バー34がバッフルプレート32に取り付けられた状態
では、流入側側壁54と衝突板33との間、および、流
出側側壁55と衝突板33との間に空間すなわち第1セ
パレータ分室64a,第2セパレータ分室64bが形成
されている。そして、オイル分離室41内には、セパレ
ート室カバー34よりも流入側に導入室67が、セパレ
ート室カバー34よりも流出側に導出室68が形成され
ている。また、凹溝47および凹溝63の断面は略矩形
である。
セパレート室カバー34がロッカーカバー31に組み付
けられた状態では、バッフルプレート32がブローバイ
ガスの流入側の方が流出側よりも低くなるように傾斜し
ているとともに、噴出溝58が衝突板33の突条46お
よび凹溝47の配列構造の略真ん中の配列(この実施例
2では凹溝47)に対向して配置され、また、連通路4
8は突条62および凹溝63の配列構造の略真ん中の配
列(この実施例2では凹溝63)に対向して配置されて
いる。そして、噴出溝58の直径すなわち横幅は突条4
6の横幅よりも大きく、かつ、連通路48の直径すなわ
ち横幅は突条62の横幅よりも大きい。
セパレータで、ブローバイガスからオイルミストを分離
する際には、オイルミストが混合しているブローバイガ
スが、図示しないエンジンのシリンダヘッドカバーのカ
ム室からバッフルプレート32のブローバイガス流入開
口49を介してオイル分離室41の導入室67に流入す
る。そして、セパレート室カバー34の噴出溝58を通
って加速されその下流端のブローバイガス噴出口58a
から、衝突板33の突条46および凹溝47の配列に向
かって噴出する。噴出溝58から噴出するブローバイガ
スは、図9Cに図示するように、噴出溝58の下流端の
開口面積(ブローバイガス噴出口58aの面積)の略4
倍の面積に拡散して、突条46および凹溝47の配列に
衝突する。また、ブローバイガス噴出口58aは衝突板
33の中央部の凹溝47に対向しているので、ブローバ
イガス噴出口58aから噴出したブローバイガスは、拡
散しながら一部が突条46のトップ面に衝突するととも
に、残部が凹溝47内に進入し、実施例1と同様に、凹
溝47の底面および側面に複数回衝突する。そして、衝
突の度に、オイルミストが分離され、分離効率が向上す
る。
バイガスは、突条46および凹溝47に沿って流れる。
言い換えると、突条46および凹溝47は、ブローバイ
ガスの流れに沿って配置されている。そして、ブローバ
イガスは、連通路48から突条62および凹溝63の配
列に向かって噴出する。連通路48下流端のブローバイ
ガス噴出口48aから噴出するブローバイガスは、ブロ
ーバイガス噴出口48aの開口面積の略4倍の面積に拡
散して、突条62および凹溝63の配列に衝突する。そ
して、前記噴出溝58からのブローバイガスと同様に、
連通路48から噴出したブローバイガスは、拡散しなが
ら一部が突条62のトップ面に衝突するとともに、残部
が凹溝63内に進入し、凹溝63の底面および側面に複
数回衝突する。そして、衝突の度に、オイルミストが分
離され、分離効率が向上する。
ってブローバイガス流入口49から落下し、他の一部は
オイルドレン孔50を通ってオイル分離室41の外すな
わちカム室に導かれている。一方、オイル分離後のブロ
ーバイガスはブローバイガス排出開口59、導出室68
およびブローバイガス流出口44を通って、図示しない
ホースなどを介して、エンジンの吸気系に流れている。
54の下端部に噴出溝58を設ける代わりに、流入側側
壁54の上下方向の中間部に前記流入側側壁54を貫通
する噴出孔を形成することが可能である。その場合、衝
突板33の下端部(バッフルプレート32との接触部)
にオイル流通用の小さな連通孔を形成して、その連通孔
により、衝突板33で仕切られた両側の領域を連通させ
ることが可能である。また、衝突板33で仕切られた両
側の領域のバッフルプレート32に、それぞれドレン孔
を形成することも可能である。また、前記噴出孔58お
よび前記噴出溝58の代わりに流入側側壁54の上下方
向の中間部に形成する前記噴出孔は、その長さにより噴
出流の形状が変わるので、適当な長さとするために、流
入側側壁54の厚さを適切に形成することが好ましい。
前記流入側側壁54を薄く形成した場合には、前記噴出
溝58や、その代わりに設ける前記噴出孔にパイプ等を
挿入することにより噴出孔の長さを適切な長さとするこ
とが可能である。
タは、ロッカーカバー31の内部空間に形成されている
とともに下面が開口しているオイル分離室41と、この
オイル分離室41の下面開口を覆うバッフルプレート3
2と、このバッフルプレート32の上面に設けられてい
る衝突板33と、前記バッフルプレート32に形成され
ているブローバイガス流入開口49およびオイル回収口
としてのオイルドレン孔50と、前記衝突板33の流入
側の面に交互に複数配列された突条46および凹溝47
と、前記衝突板33の上端部に設けられているブローバ
イガス噴出口48aを有する連通路48と、前記衝突板
33を上方からカバーするセパレート室カバー34と、
このセパレート室カバー34の流入側側壁54の下端部
に形成されているとともに衝突板33の突条46および
凹溝47の配列に対向しているブローバイガス噴出口5
8aを有する噴出溝58と、前記セパレート室カバー3
4の流出側側壁55の流入側の面に交互に複数配列され
ているとともに上端部が前記連通路48のブローバイガ
ス噴出口48aに対向している突条62および凹溝63
と、前記セパレート室カバー34の流出側側壁55の下
部に形成されているブローバイガス排出開口59と、前
記セパレート室カバー34の流入側側壁54と衝突板3
3との間に形成される第1セパレータ分室64aと、前
記セパレート室カバー34の流出側側壁55と衝突板3
3との間に形成される第2セパレータ分室64bとを備
えている。この様に、衝突部である突条および凹溝の配
列が、複数段設けられているので、オイルの捕捉効率が
一層向上する。また、衝突板33が設けられているバッ
フルプレート32に、セパレート室カバー34を取り付
けるだけで簡単に衝突式のオイルセパレータを製造する
ことができる。さらに、この実施例2では、オイル分離
室41が二組設けられているので、ブローバイガスの処
理の流量を大きく確保することができる。
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
例を下記に例示する。 (1)前記実施例では、衝突部は2段設けられている
が、その段数は3段以上でも可能であるし、一段のみで
も可能である。ただし、複数段設けた方が捕捉効率が向
上するので好ましい。特に、製造コストおよび捕捉効率
の向上を考慮すると、2段が好ましい。
凹溝の寸法は適宜変更可能であるが、ブローバイガス噴
出口の開口面における突条の横幅に沿った寸法は、突条
の横幅および凹溝の横幅の1.5倍ないし2.3倍が好
ましい。すなわち、ブローバイガス噴出口の開口面積を
大きくすると、ブローバイガスの流速が低下し、衝突時
のオイルミストの分離効率が低下する。一方、ブローバ
イガス噴出口の開口面積を小さくすると、突条および凹
溝の横幅を小さくする必要があり、捕捉効率が低下した
り、製造が難しくなったり、また、ブローバイガスの流
れ抵抗が増大したりする。そして、連通路48や噴出溝
58の寸法は適宜選択可能であるが、その長さは5mm
以上であることが好ましく、開口面における横幅よりも
長くなっている。
部13の下端にパイプを、下方に突出して設けることも
可能である。 (4)実施例2では、オイル分離室41は二組設けられ
ているが、一組のみ設けることも可能であるし、また、
三組以上設けることも可能である。なお、複数組設ける
と、ブローバイガスの処理能力を増大させることができ
る。
ーバイガス噴出口は、衝突部一個に対して各一個設けら
れ、この一個のブローバイガス噴出口が突条および凹溝
の配列構造の中央部の配列に対向して配置され、且つ、
ブローバイガス噴出口の開口面における突条の横幅に沿
った寸法が前記突条の横幅よりも大きいとともに、前記
凹溝の断面は略矩形である。したがって、ブローバイガ
ス噴出口から噴出されたブローバイガスは拡散し、ブロ
ーバイガスの一部は突条および凹溝の配列に真っ直ぐに
衝突するとともに、残りの一部は突条および凹溝の配列
に斜め方向から衝突する。そのため、ブローバイガスは
一部が突条のトップ面に衝突するとともに、ブローバイ
ガスの残りは凹溝に進入することができる。そして、凹
溝に進入したブローバイガスは、凹溝の側面や底面に複
数回衝突し、オイルミストの分離が促進される。その結
果、ブローバイガスの分離効率が向上する。ところで、
特開2000−45750号公報に記載のオイルセパレ
ータの様に、ブローバイガス噴出口が複数並んでいる
と、互いに干渉し、ブローバイガス噴出口からブローバ
イガスは拡散せずに、真っ直ぐに噴出する。したがっ
て、ブローバイガスは突条のトップ面に一回のみ衝突す
ることになり、オイルミストの分離効率が低下する。し
かも、特開2000−45750号公報に記載のオイル
セパレータでは、ブローバイガス噴出口の開口面におけ
る突条の横幅に沿った寸法が突条の横幅と略同じである
ので、ブローバイガス噴出口から噴出されたブローバイ
ガスが、凹溝に進入することが少なくなっており、凹溝
の側面や底面などに複数回衝突することは稀であり、オ
イルミストの分離効率が低くなっている。
施例1の説明図で、図1Aは平面図、図1Bは側面図、
図1Cは図1Aの1C−1C断面図、図1Dは図1Bお
よび図1Cの1D−1D断面図、図1Eは図1Bおよび
図1Cの1E−1E断面図、図1Fは衝突板の要部断面
図である。
状の正面図、図2Bは突条の幅aと捕捉効率との関係を
示すグラフ、図2Cは凹溝の幅bと捕捉効率との関係を
示すグラフ、図2Dは凹溝の深さcと捕捉効率との関係
を示すグラフである。
の説明図で、図3Aは最適なリブ形状の正面図、図3B
は最大流速と捕捉効率との関係を示すグラフ、図3Cは
通気抵抗と捕捉効率との関係を示すグラフである。
効率の比較を示す説明図で、図4Aはグラフ、図4Bは
リブ形状の衝突板の正面図、図4Cは不織布を貼付した
衝突板の正面図、図4Dはシボ加工された衝突板の正面
図である。
ーの説明図で、図5Aは上から見たバッフルプレートの
斜視図、図5Bは下から見たロッカーカバーの斜視図で
ある。
ートおよびセパレート室カバーの組み立て分解斜視図で
ある。
カバーが組付けられたロッカーカバーの断面図である。
XA断面図、図9BはIXB−IXB断面図、図9Cは
IXC−IXC断面図、図9DはIXD−IXD断面
図、図9EはIXE−IXE断面図である。
a…ブローバイガス噴出口、11…突条、12…凹溝、
13…連通部、13a…ブローバイガス噴出口、18…
突条、19…凹溝、21…ドレンパイプ、21a…オイ
ル回収口、23…ブローバイガス流出パイプ、23a…
ブローバイガス流出口、41…オイル分離室、44…ブ
ローバイガス流出口、46…突条、47…凹溝、48…
連通路、48a…ブローバイガス噴出口、50…オイル
回収口(オイルドレン孔)、58…噴出溝、58a…ブ
ローバイガス噴出口、62…突条、63…凹溝
Claims (2)
- 【請求項1】 オイル分離室内に設けられているととも
に突条と凹溝とが交互に複数配列されている衝突部と、
この衝突部に対向して配置されているブローバイガス噴
出口と、衝突したブローバイガスがオイル分離室外に流
出するブローバイガス流出口と、分離されたオイルを回
収するオイル回収口とを備え、前記ブローバイガス噴出
口からブローバイガスを噴出して衝突部に衝突させて、
ブローバイガスからオイルミストを分離させているオイ
ルセパレータであって、 前記ブローバイガス噴出口は、前記衝突部一個に対して
一個設けられ、この一個のブローバイガス噴出口が前記
突条および凹溝の配列構造の中央部の配列に対向して配
置されていることを特徴とするオイルセパレータ。 - 【請求項2】 ロッカーカバーの内部空間に形成されて
いるとともに下面が開口しているオイル分離室と、この
オイル分離室の下面開口を覆うバッフルプレートと、こ
のバッフルプレートの上面に設けられている衝突板と、
前記バッフルプレートに形成されているブローバイガス
流入開口およびオイル回収口としてのオイルドレン孔
と、前記衝突板の流入側の面に交互に複数配列された突
条および凹溝と、前記衝突板の上端部に設けられている
ブローバイガス噴出口を有する連通路と、前記衝突板を
上方からカバーするセパレート室カバーと、このセパレ
ート室カバーの流入側側壁に形成されているとともに衝
突板の突条および凹溝の配列に対向しているブローバイ
ガス噴出口と、前記セパレート室カバーの流出側側壁の
流入側の面に交互に複数配列されているとともに上端部
が前記連通路のブローバイガス噴出口に対向している突
条および凹溝と、前記セパレート室カバーの流出側側壁
の下部に形成されているブローバイガス排出開口と、前
記セパレート室カバーの流入側側壁と衝突板との間に形
成される第1セパレータ分室と、前記セパレート室カバ
ーの流出側側壁と衝突板との間に形成される第2セパレ
ータ分室とを備え、 前記ブローバイガス噴出口は、前記衝突部一個に対して
一個設けられ、この一個のブローバイガス噴出口が前記
突条および凹溝の配列構造の中央部の配列に対向して配
置されたことを特徴とするオイルセパレータ。
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