JP7293937B2 - オイルミストセパレータ - Google Patents
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Description
上記課題を解決するオイルミストセパレータは、ブローバイガスが流入する流入口と、前記流入口から流入した前記ブローバイガスが流出する流出口と、前記流入口から前記流出口まで前記ブローバイガスが流れるガス流路と、前記ブローバイガスに含まれるオイルを分離する分離部とを有したケースを備えたオイルミストセパレータであって、前記ケース内における前記分離部よりも下流側の底壁には、前記分離部で分離された前記オイルを貯留するオイル貯留部が下方に向かって延びるように設けられ、前記ケース内における前記分離部よりも下流側の側壁には、前記オイル貯留部側に向かって突出する突出壁が設けられ、前記突出壁は、前記オイル貯留部の内部まで延びていることを要旨とする。
図1及び図2に示すように、オイルミストセパレータ11は、車載内燃機関のクランクルーム内のブローバイガスを吸気通路に還流する還流通路(いずれも図示略)の途中に設けられて、ブローバイガスに含まれるオイルを分離するものである。本実施形態のオイルミストセパレータ11は、全体として水平方向に延びる略直方体状をなしており、車載内燃機関を構成するシリンダヘッドカバー(図示略)に取り付けられる。
オイルミストセパレータ11は、X方向に延びる略直方体状をなすケース12を備えている。ケース12は、上側が開口した略有底矩形箱状をなす本体ケース13と、本体ケース13の上側の開口を塞ぐように本体ケース13に組み付けられる蓋体14とを備えている。本体ケース13の下部には、シリンダヘッドカバー(図示略)に対してボルト(図示略)などによって固定するための複数の固定部15が水平方向に延びるように設けられている。
図2及び図3に示すように、車載内燃機関(図示略)が始動されると、吸気通路(図示略)に負圧が発生し、この負圧の発生によりオイルミストセパレータ11のケース12内は、流出口22側から吸引される。これにより、クランクルーム(図示略)内のオイルを含んだブローバイガスが流入口17からケース12の上流室31内に流入する。上流室31内に流入したブローバイガスは、一対の貫通孔35を通って中流室32へ流れる。
(1)オイルミストセパレータ11において、一対の突出壁40は、オイル貯留部18内の底壁24まで延びている。この構成によれば、一対の突出壁40がブローバイガスの淀みとなるオイル貯留部18内の底壁24まで延びているため、一対の突出壁40にブローバイガスが当接することによって一対の突出壁40に付着して流れ落ちるオイルを迅速にオイル貯留部18内の底壁24まで導くことができる。このため、一対の突出壁40から流れ落ちたオイルが、新たに流入口17からケース12内に流入するブローバイガスによって持ち去られて流出口22からケース12外に運ばれることを効果的に抑制できる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・一対の突出壁40とケース12内の上面である蓋体14の内面との間の隙間41は省略してもよい。すなわち、一対の突出壁40の上端を蓋体14の内面に接触させるようにしてもよい。
・一対の突出壁40のうちの少なくとも一方は、必ずしもオイル貯留部18内の底壁24まで延びている必要はない。すなわち、一対の突出壁40のうちの少なくとも一方は、オイル貯留部18内であれば、どこまで延びていてもよい。例えば、一対の突出壁40のうちの少なくとも一方の下端は、オイル貯留部18内におけるオイル貯留部18の半分程度の深さの位置に位置していてもよい。
・オイル貯留部18の底壁24に形成する孔26の数、形、大きさは適宜変更してもよい。
Claims (6)
- ブローバイガスが流入する流入口と、前記流入口から流入した前記ブローバイガスが流出する流出口と、前記流入口から前記流出口まで前記ブローバイガスが流れるガス流路と、前記ブローバイガスに含まれるオイルを分離する分離部とを有したケースを備えたオイルミストセパレータであって、
前記ケース内における前記分離部よりも下流側の底壁には、前記分離部で分離された前記オイルを貯留するオイル貯留部が下方に向かって延びるように設けられ、
前記ケース内における前記分離部よりも下流側の側壁には、前記オイル貯留部側に向かって突出するとともに前記オイル貯留部の内部まで延びる突出壁が設けられ、
前記側壁から突出する前記突出壁の先端部は、前記オイル貯留部の底部の中央部よりも前記側壁側に位置していることを特徴とするオイルミストセパレータ。 - 前記ケースは、上側が開口した本体ケースと、前記開口を塞ぐ蓋体とを備え、
前記突出壁は、前記側壁として前記本体ケースの側壁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のオイルミストセパレータ。 - 前記突出壁は、前記オイル貯留部内の底部まで延びていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオイルミストセパレータ。
- 前記突出壁は、前記分離部とで前記ガス流路を水平方向に蛇行させるように設けられていることを特徴とする請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載のオイルミストセパレータ。
- 前記突出壁と前記ケース内の上面との間には、隙間が形成され、
前記ケース内の上面における前記突出壁の上流側には、前記突出壁とで前記ガス流路を鉛直方向に蛇行させるように、リブが設けられていることを特徴とする請求項1~請求項4のうちいずれか一項に記載のオイルミストセパレータ。 - 前記突出壁は、前記オイル貯留部を挟んだ両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1~請求項5のうちいずれか一項に記載のオイルミストセパレータ。
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