JP2002106026A - 無線式リモコン装置 - Google Patents

無線式リモコン装置

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JP2002106026A
JP2002106026A JP2000298245A JP2000298245A JP2002106026A JP 2002106026 A JP2002106026 A JP 2002106026A JP 2000298245 A JP2000298245 A JP 2000298245A JP 2000298245 A JP2000298245 A JP 2000298245A JP 2002106026 A JP2002106026 A JP 2002106026A
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toilet
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wireless remote
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hand
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JP2000298245A
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Yuji Inoue
裕司 井上
Akihiko Koba
昭彦 木場
Hitoshi Ishimaru
仁志 石丸
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トイレ使用者がトイレ洗浄装置を遠隔操作す
るための非接触操作式の無線式リモコン装置において、
操作する手によりリモコン装置とトイレ洗浄装置との間
の通信が遮られることを回避することを目的としたもの
である。 【解決手段】 トイレ用洗浄装置用のリモコン装置にお
いて、トイレ用洗浄装置への作動指示信号を発信する素
子部を、トイレ使用者が作動指示を入力する目的で物体
検知用センサーの前にかざした手を避ける位置に配置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレ使用者がト
イレ用洗浄装置を遠隔操作するための作動指示信号を送
信する無線式リモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】便器へ洗浄水を給水するトイレ用洗浄装
置や温水洗浄便座などを遠隔操作するための装置として
無線式リモコン装置が良く知られている。従来、この無
線式リモコン装置では使用者がトイレ用洗浄装置や温水
洗浄便座などへの作動指示を入力する際に、無線式リモ
コン装置上に設けられた操作スイッチを手などの人体の
一部で直接触って操作する方式が主流であったが、他の
使用者が操作した部位を直接触りたくないという衛生面
からの要望や、近年、病院などで問題となっている感染
症問題に対しての防止策としての要求に対応するものと
して、トイレ使用者からの作動指示を入力する操作スイ
ッチ部を使用者の手を検知する物体検知用センサーにて
構成し、使用者が無線式リモコン装置上の操作スイッチ
部を直接触れずに作動指示を入力可能とした非接触方式
も採用されつつある。
【0003】しかしながら、こうした非接触方式採用の
無線式リモコン装置においては、使用者が操作スイッチ
である物体検知用センサーを感知させることで作動指示
を入力しようとする際に、同時にその操作する手によっ
て作動指示信号を発信する信号送信部が覆われ、トイレ
用洗浄装置や温水洗浄便座などとの通信が妨害されると
いう現象の発生が問題となっていた。
【0004】従来、こうした問題を回避するための手段
として、使用者の手がリモコン装置から離れるのに要す
る時間経過後に使用者が入力した作動指示に対応した作
動信号を送信する無線式リモコン装置(特開平9−22
8448公報)などが提案されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−228448公報にて提案されている無線式リモコ
ン装置においては、使用者の手がリモコン装置から離れ
るのに要する時間経過後に使用者が入力した作動指示に
対応した作動信号を送信するため、トイレ用洗浄装置や
温水洗浄便座などが実際に動作するまでの応答遅れ時間
が生じるため、こうした装置に慣れない使用者に対し違
和感や作動不良の誤解などを抱かせてしまうといった問
題があった。
【0006】本発明は上述の不都合を解決し、衛生的か
つ応答性の良い操作を可能とした無線式リモコン装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明においては、便器への洗浄水を供給するトイレ
用洗浄装置にトイレ使用者からの作動指示を送信する無
線式リモコン装置であって、該使用者からの作動指示を
入力する操作スイッチ部を使用者の手を検知する物体検
知用センサーにて構成した無線式リモコン装置におい
て、トイレ用洗浄装置への作動指示信号を発信する信号
発信素子を、トイレ使用者が作動指示を入力する目的で
物体検知用センサーの前にかざした手を避ける位置に配
置している。
【0008】また、前記信号発信素子は、前記無線式リ
モコン装置内の制御基板に対し、前面から見て左右両側
に広がるような実装角度を、また側面より見て前面側に
傾斜するような実装角度を設けて実装されており、信号
送信部より投光される赤外線の量が最大となるよう構成
されている。
【0009】このことにより、無線式リモコン装置より
発信された作動指示信号が使用者の手によって遮られる
ことがなく、同時に無線式リモコン装置のデザインに合
わせた最適な実装角度を設けることにより送信効率を最
適化することで、トイレ洗浄装置との間で確実な通信を
行うことができるため、応答性の良い操作が可能とな
り、使用者は快適にリモコン装置の操作を行うことがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
本発明を説明する。図1は本発明に係わる無線式リモコ
ン装置の一例を示す外観図である。図1に示す無線式リ
モコン装置には、トイレ使用者の作動指示を入力するた
めの赤外線式手かざしセンサー1、使用者の手を感知し
たことを示す感知表示ランプ2、トイレ用洗浄装置への
作動指示信号を発信するための信号送信部3が設けられ
ている。
【0011】図2は図1に示す無線式リモコン装置に設
けられた赤外線式手かざしセンサー1の物体感知領域4
のイメージ図であり、この感知領域4内に使用者の手な
どの物体が入ると赤外線式手かざしセンサー1が感知状
態となる。
【0012】図3は図1に示す無線式リモコン装置の操
作方法を示した図である。トイレ使用者が赤外線式手か
ざしセンサー1の前に手をかざすと感知状態となり、作
動指示が入力される。本実施例においては、赤外線式手
かざしセンサー1の感知距離は人間の手に対しておよそ
5cm程度に設定されており、感知した場合感知表示ラ
ンプ2が点灯するよう設定されている。
【0013】図4は図1に示す無線式リモコン装置によ
って遠隔操作されるトイレ用洗浄装置の外観図である。
図4に示すトイレ用洗浄装置には、トイレ使用者の人体
を検知する赤外線式人体検知センサー5、該使用者の作
動指示を入力する赤外線式手かざしセンサー6が設けら
れており、この赤外線式手かざしセンサー6は無線式リ
モコン装置からの作動指示信号を受信する信号受信部を
兼ねている。
【0014】図4に示すトイレ洗浄装置は、前記無線式
リモコン装置への手かざし操作により発信された作動指
示信号を受信した場合か、赤外線式手かざしセンサー6
への手かざしにより直接作動指示が入力された場合、も
しくは、トイレに入室した使用者が用便姿勢を取った時
点で赤外線式人体検知センサー5が人体を検知し、用便
後使用者が便器から離れ人体検知センサー5が非感知状
態となった場合に、便器に対して洗浄水を供給するよう
設定されている。
【0015】図5は図4のトイレ用洗浄装置7と図1に
示す無線式リモコン装置8とを腰掛式洋風大便器9に設
置したトイレ室内の図である。本実施例では、トイレ用
洗浄装置7の電源には乾電池が採用されており、無線式
リモコン装置8からの作動指示信号の受信待機による乾
電池の消費を節約するために、トイレ洗浄装置7に備え
られた赤外線式人体検知センサー5が感知状態である
か、感知状態より非感知状態となってから一定時間の
み、無線式リモコン装置8からの作動指示信号を受信す
るように制御されている。
【0016】図6は、本実施例の無線式リモコン装置に
おいて請求項1に記載した作動指示信号を発信する信号
発信素子10の位置を示した図である。図6(a)は無
線式リモコン装置の正面図、図6(b)は無線式リモコ
ン装置の側面図である。本実施例の無線式リモコン装置
のデザインにおいて、赤外線式手かざしセンサー1に手
をかざす場合にその手によって覆われる可能性が最も低
い信号送信部の左右両側の内部に信号発信素子を配置し
ている。
【0017】図7は、無線式リモコン装置の操作におい
て、赤外線式手かざしセンサー1にかざそうとした手が
リモコン装置に近づきすぎ、手の上部がリモコンの信号
送信部を部分的に覆ってしまう状態を示した図である。
本発明により、本実施例において図6に示した信号発信
素子位置11に素子が配置されていることで、使用者が
操作しようとした手によって信号が遮られることを回避
している。
【0018】図8は、図6に示した信号発信素子10が
無線式リモコン装置内の制御基板に実装された状態を示
した図である。図8(a)は正面図、図8(b)は側面
図である。本実施例では、手かざしセンサーにかざした
手によって覆われにくい位置に発信素子部を配置すると
ともに、信号送信部からより広範囲に赤外線が投光され
るよう、前面から見て左右両側に広がるような実装角度
θ1、また側面より見て前面側に傾斜するような実装角
度θ2を設けて信号発信素子が実装されている。
【0019】前記の無線式リモコン装置のデザインに合
わせた最適な実装角度を設けることで、送信部より投光
される赤外線の量を拡大し送信効率を最適化すること
で、受信側装置との間でより確実な通信を行うことが可
能となる。
【0020】本発明は上述の実施例に限定されることな
く種々の変形が可能であり、例えば無線式リモコン装置
上に設けられた手かざしセンサーやトイレ洗浄装置上の
手かざしセンサーおよび人体検知センサーの方式は赤外
線式に限らず、マイクロ波センサーや超音波センサー、
焦電センサーなどを用いてもよい。
【0021】また、無線式リモコン装置上には手かざし
センサーが複数設けられていてもよく、手かざしセンサ
ーと人体検知用センサー、手かざしセンサーと通常の直
接触って操作する方式のスイッチとの組合わせであった
も良い。
【0022】さらに、信号発信素子の配置位置は本実施
例に示す位置に限定されることはなく、無線式リモコン
装置のデザインに応じて決定されるべきものであること
は言うまでもない。
【0023】無線式リモコン装置によって遠隔操作され
る側の機器はトイレ洗浄装置以外に、電気作動式のロー
タンク洗浄装置、ハイタンクと電気作動式の排水弁、温
水洗浄便座、洗面所や台所用の電磁弁により開閉される
電気作動式の水栓などでも良く、その他無線式リモコン
装置によって遠隔操作される様々な装置との組合わせに
対しての応用が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように、便器への洗浄水
を供給するトイレ用洗浄装置にトイレ使用者からの作動
指示を入力する操作スイッチ部を使用者の手を検知する
物体検知用センサーにて構成した無線式リモコン装置に
おいて、トイレ用洗浄装置への作動指示信号を発信する
素子部を、トイレ使用者が作動指示を入力する目的で物
体検知用センサーの前にかざした手を避ける位置に配置
していることにより、無線式リモコン装置より発信され
た作動指示信号が使用者の手によって遮られることがな
く、同時に無線式リモコン装置のデザインに合わせた最
適な実装角度を設けることにより送信効率を最適化する
ことで、トイレ洗浄装置との間で確実な通信を行えるた
め、応答性の良い操作が可能となり、快適にリモコン装
置の操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明無線式リモコン装置の一例を示す斜視
図である。
【図2】 同装置の赤外線手かざしセンサーの感知領域
を示した斜視図である。
【図3】 同装置の操作方法を示した斜視図である。
【図4】 同装置によって遠隔操作されるトイレ用洗浄
装置の斜視図である。
【図5】 同装置とトイレ用洗浄装置とを腰掛式洋風大
便器に設置した図である。
【図6】 同装置の信号発信素子の位置を示した図であ
る。
【図7】 操作する手が同装置の信号送信部を部分的に
覆ってしまう状態を示した斜視図である。
【図8】 信号発信素子が同装置内の制御基板に実装さ
れた状態を示した図である。
【符号の説明】
1:赤外線式手かざしセンサー 2:感知表示ランプ 3:信号送信部 4:感知領域 5:赤外線式人体検知センサー 6:赤外線式手かざしセンサー(トイレ洗浄装置側) 7:トイレ洗浄装置 8:無線式リモコン装置 9:腰掛式洋風大便器 10:信号発信素子 11:信号発信素子位置 θ1:実装角度(正面側) θ2:実装角度(側面側)
フロントページの続き Fターム(参考) 2D038 AA00 JC00 KA06 2D039 EA00 FA03 5K048 AA09 BA01 CA08 DA01 DB04 DC01 EA11 EB02 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器への洗浄水を供給するトイレ用洗浄
    装置にトイレ使用者からの作動指示を送信する無線式リ
    モコン装置であって、該使用者からの作動指示を入力す
    る操作スイッチ部を使用者の手を検知する物体検知用セ
    ンサーにて構成した無線式リモコン装置において、前記
    トイレ用洗浄装置への作動指示信号を発信する信号発信
    素子を、前記トイレ使用者が作動指示を入力する目的で
    前記物体検知用センサーの前にかざした手を避ける位置
    に配置したことを特徴とする無線式リモコン装置。
  2. 【請求項2】 便器への洗浄水を供給するトイレ用洗浄
    装置にトイレ使用者からの作動指示を送信する無線式リ
    モコン装置であって、該使用者からの作動指示を入力す
    る操作スイッチ部を使用者の手を検知する物体検知用セ
    ンサーにて構成した無線式リモコン装置において、前記
    トイレ用洗浄装置への作動指示信号を発信する信号発信
    素子を、前記トイレ使用者が作動指示を入力する目的で
    前記物体検知用センサーの前にかざした手を避ける位置
    に配置し、また前記信号発信素子は、前記無線式リモコ
    ン装置内の制御基板に対し、前面から見て左右両側に広
    がるような実装角度を、また側面より見て前面側に傾斜
    するような実装角度を設けて実装されていることを特徴
    とする無線式リモコン装置。
JP2000298245A 2000-09-29 2000-09-29 無線式リモコン装置 Pending JP2002106026A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011279A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Inax Corp 無線リモートスイッチ、この無線リモートスイッチを備えた住宅設備操作システム及びシステムリモコンユニット
JP2018164166A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 Toto株式会社 リモコン装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011279A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Inax Corp 無線リモートスイッチ、この無線リモートスイッチを備えた住宅設備操作システム及びシステムリモコンユニット
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