JP2002104975A - 食欲抑制剤 - Google Patents

食欲抑制剤

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JP2002104975A
JP2002104975A JP2000298955A JP2000298955A JP2002104975A JP 2002104975 A JP2002104975 A JP 2002104975A JP 2000298955 A JP2000298955 A JP 2000298955A JP 2000298955 A JP2000298955 A JP 2000298955A JP 2002104975 A JP2002104975 A JP 2002104975A
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Kazuo Sakai
和夫 酒井
Yoshimori Takamori
吉守 高森
Shiori Suguro
栞 勝呂
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Koyo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】肥満症の改善、予防に用いることのできる極め
て安全性に優れた医薬品又はそのような優れた効果を有
する健康食品等、飲食品を提供すること。 【解決手段】GPCで測定した重量平均分子量が80,
000〜110,000、好ましくは90,000〜1
00,000であり、数平均分子量が30,000〜5
0,000、好ましくは、30,000〜40,000
の範囲内にある低分子化キトサン又はその誘導体を含有
することを特徴とする食欲抑制剤、並びに当該低分子化
キトサン又はその誘導体を含む飲食品により上記課題を
解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の分子量範囲
を有する低分子化キトサン又はその誘導体を含有する食
欲抑制剤並びに肥満の改善及び予防のために用いられる
飲食品に関する。
【0002】
【従来の技術】キチンはN-アセチル-D-グルコサミンが
β-1,4-結合で直鎖状に連なった多糖、すなわち、β-1,
4-ポリ-N-アセチル-D-グルコサミンであり、キトサンは
その脱アセチル化物β-1,4-ポリ-D-グルコサミンと定義
される(今堀和友、山川民夫編:生化学辞典、東京化学
同人(1984))。健康食品として、販売されているキト
サンはカニやエビの硬質物質から抽出され、近年、健康
維持や生活習慣病の改善効果のあることが知られてい
る。これまでに学術的なデータの裏付けがあるもので
は、コレステロール改善、脂肪吸収阻害、血圧上昇抑
制、腸内代謝改善、ガン細胞の転移抑制、免疫増強作用
などがある。
【0003】これまで、キトサンについては、そのダイ
エット効果が報告されているが、それらは全て「食欲を
抑制する」という作用ではなく、腸管内でキトサンが脂
肪を包み、脂肪吸収を阻害するという、すでに知られて
いる効果によるものであって、キトサンによって、脳の
機能としての食欲が低下するという報告は1件もない。
【0004】一方、我国において食欲抑制剤として認可
されているものは「マジンドール」(サンド薬品株式会
社が販売する製剤「サノレックス」登録商標)という医
薬品のみであるが、この「マジンドール」は、アンフェ
タミン(覚醒剤)類似の化合物であって、興奮、苛立
ち、心血管系への負荷、排尿困難その他の副作用があ
り、使用には最大限の注意が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
肥満症の改善、予防に用いることのできる極めて安全性
に優れた医薬品又はそのような優れた効果を有する健康
食品等、飲食品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による食欲抑制剤は、GPCで測定した重量
平均分子量が80,000〜110,000であり、数
平均分子量が30,000〜50,000の低分子化キ
トサン又はその誘導体を含有することを特徴とする。好
ましくはGPCで測定した重量平均分子量が90,00
0〜100,000であり、より好ましくは、更に数平
均分子量が30,000〜40,000である低分子化
キトサン、及びこれを含有する食欲抑制剤である。
【0007】このような特定の分子量分布を有するキト
サンにのみ顕著な効果が認められるのは、これらの分子
量のキトサンが経口投与された場合に溶け易く、かつ適
度な大きさであるために中枢神経にも作用しやすいため
と推定される。
【0008】また、本発明はこのような低分子化キトサ
ンを、食欲抑制剤として用いることを特徴とする。本効
果は過食症の治療や肥満の予防及び改善のための医薬品
としてだけでなく、飲食品として摂取した場合にも発揮
され、この場合には、食欲を抑制することにより肥満や
これに関連する生活習慣病を予防し、活動的で若々しい
身体を形成するという美容的な効果も得ることができ
る。
【0009】更に、本発明は、上記食欲抑制用又はダイ
エット用の飲食品、健康食品であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0011】本発明の医薬品又は飲食品については、特
定の分子量を有するキトサンを有効成分として含有する
が、当該有効成分は、キチンやキトサンを濃塩酸などで
直接に加水分解することにより得ることができる。ま
た、例えば、特開昭56−33401号に記載されてい
るように、キトサンをpH6〜12に調整した0.00
7〜0.35%の過酸化水素水溶液中で処理することに
より、特定の分子量を有する低分子化キトサンを製造す
ることができる。更に、種々の微生物等から得られるキ
トサナーゼによる酵素的分解によっても得ることができ
る。
【0012】高分子化合物であるキトサンの分子量はそ
の溶液の粘度と分子量の相関関係から推測することがで
きるが、一般に低分子化した場合には、一定の分子量の
範囲内で分布するため、溶液の粘度から推測した分子量
は平均分子量を表すに過ぎない。また、分子量の測定方
法が異なればその測定結果も異なることは当業者におい
て周知である。従って、本発明においては高速液体クロ
マトグラフィーを用い、GPC(Gel Permeation Chroma
tography)モードでキトサンの分子量を測定した。
【0013】本発明の食欲抑制剤は、以下に述べるよう
な医薬品又は飲食物として使用できる。
【0014】(医薬品)本発明の医薬品を投与する対象
については、肥満の予防、改善、治療を求めるものであ
れば特に制限は無いが、哺乳動物、通常はヒトに対して
適用される。
【0015】本発明の食欲抑制剤に使用する有効成分に
は、遊離体を使用することが出来るが、薬学的に許容さ
れる塩の形態で使用することもできる。塩の形態として
は薬学的に許容される塩の形態であれば、特に制限はな
いが、好ましくは酢酸、塩酸、蟻酸、乳酸、リンゴ酸、
アジピン酸等の有機酸又は無機酸との塩を挙げることが
できる。キトサン分子中のグルコサミン残基が塩を形成
する結果、前記低分子化キトサンの溶解性が増すからで
ある。また、種々のエステルや、体内で遊離体に変換さ
れるような誘導体も本発明に含まれる。
【0016】本発明において前記低分子化キトサンを有
効成分として食欲抑制剤として使用する場合、製剤の形
態には特に制限は無い。吸引投与、経口投与、静脈内投
与、経皮投与、点眼投与等各種の投与に適した製剤を製
造することができる。その場合の投与量は投与する患者
の症状、年齢、投与方法によって異なるが、低分子化キ
トサンの正味重量で表して、経口投与で好ましくは1〜
2000mg/日程度、より好ましくは100〜100
0mg/日程度である。一方、注射投与等非経口投与に
おいては、その投与量を上記経口投与量の1/2〜1/
100程度にすることで十分である。
【0017】本発明の食欲抑制剤に使用する有効成分に
ついては常法により製剤化することができる。製剤の形
態には特に制限は無い。製剤の形態としては、例えば吸
入剤、注射剤,錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、カプセル
剤、座薬等が挙げられ、製造用担体としては、例えば,
乳糖、ブドウ糖、D−マンノース、澱粉、結晶セルロー
ス、炭酸カルシウム、カオリン、ゼラチン、ヒドロキシ
プロピルアルコール、ポリビニルピロリドン、エタノー
ル、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム塩、ステアリン酸マグネシウム、タ
ルク、アセチルセルロース、白糖,酸化チタン、安息香
酸、パラオキシ安息香酸エアステル、デヒドロ酢酸ナト
リウム、アラビアゴム、トラガント、メチルセルロー
ス,卵黄、界面活性剤、単シロップ、クエン酸、蒸留
水、グリセリン、プロピレングリコール、マクロゴー
ル、リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウ
ム、リン酸ナトリウム、塩化ナトリウム等があり、目的
とする製剤の形に応じて、本発明の食欲抑制剤に使用す
る有効成分の化合物と混合して使用される。
【0018】本発明の有効成分であるキトサンは、接合
菌類の細胞壁構成成分で、これら微生物を活用して作ら
れた食品をヒトは長年摂取してきた。また、食品素材と
しては健康食品の素材としてここ10年来、多量に使用
されてきたため、医薬品および食品素材としては高度に
安全なものと考えられる。
【0019】(飲食品)本発明には、前記低分子化キト
サン又はその誘導体を使用した飲食品(健康食品等)が
含まれる。これら本発明に係る飲食物を摂取した場合に
は、前記医薬品の場合と同様に、食欲の抑制という作用
が発揮される。従って、本発明に係る飲食品は、肥満や
これに関連する生活習慣病を予防し、活動的で若々しい
身体を形成することを目的としたダイエット用食品とし
ても用いられ得る。
【0020】飲食品としての使用する場合の形態につい
ては、特に制限は無く、例えば、ドリンク剤、固形物、
粥状及びゼリー状食品等があり、固形物には製剤として
粉剤、顆粒剤,錠剤及びカプセル剤のいずれかの形態に
加工したものも含まれる。また、これら本発明に係る有
効成分をうどん、そば等の麺類,クッキー、ビスケッ
ト、キャンデー、パン、ケーキ、即席粥その他の食品
に、又清涼飲料、乳酸飲料その他種々の飲料に添加して
も良い。
【0021】本発明の飲食品中の前記低分子化キトサン
の含有量は、飲食物の摂取形態等により異なる。例え
ば、1回摂取当り1〜2000mg、好ましくは100
〜1000mg、より好ましくは100〜500mgの
低分子化キトサン粉末を含有する散剤、粒剤、錠剤、カ
プセル剤等の形態であり得る。これらは1日1〜3回摂
取され得る。
【0022】好ましくは、本発明の飲食品は健康食品と
してカプセル剤の形態であり、通常のカプセル充填機を
もちいて製造することができる。所望により各種の添加
剤、例えば補助剤、結合剤又は崩壊剤等を添加して行い
得る。
【0023】本発明の食欲抑制剤の効果は、以下の試験
例において詳細に説明するが、従来品である「マジンド
ール」の使用では十分な効果のなかった7例について用
いたところ、6例において食欲の低下が確認された。そ
の場合の投与は、一日当り有効成分として480〜96
0mgであって、その作用は、摂取後30分〜1時間で
発現した。6例のうち4例については480mg/日で
十分であった。
【0024】
【実施例】以下に、実施例及び試験例により、より詳細
に本発明を説明する。
【0025】(実施例1)塩酸処理による低分子化キト
サンの調製 紅ヅワイガニの抜き身をした殻で爪と甲羅と胴を除いた
部分を約1cmの大きさに裁断し、これを原料とした。
30Lのホウロウ引きバケツに5%のNaOH水溶液2
0Lを入れ、80〜85℃に加熱後、原料のカニ殻20
0gを投入して、3時間緩やかに攪拌して脱蛋白処理し
た。
【0026】脱蛋白後十分水洗いし、5%HCl水溶液
20L中で、70〜75℃で5時間緩やかに攪拌し、脱
カルシウム処理と共に低分子化を行なった。得られた低
分子化キチンを十分水洗いした後乾燥し、低分子化キチ
ン28.5gを得た。
【0027】得られた乾燥低分子化キチンを2Lのガラ
ス製ビーカー中で47%のNaOH水溶液1L中で攪拌
しながら100℃、5時間脱アセチル処理した後ろ過
し、十分水洗いし、乾燥してキトサン20.3gを得
た。このキトサンの1%濃度酢酸水溶液の粘度は10.
5mPa・sで、脱アセチル化度は90.6%であっ
た。得られたキトサンはハイスピードミルで80メッシ
ュパスに粉砕した。
【0028】(実施例2)キトサナーゼ処理による低分
子化キトサンの調製 紅ヅワイガニの抜き身をした殻で爪と甲羅と胴を除いた
部分を約1cmの大きさに裁断し、これを原料とした。
30Lのホウロウ引きバケツに5%のNaOH水溶液2
0Lを入れ、80〜85℃に加熱後、原料のカニ殻20
0gを投入して、3時間緩やかに攪拌して脱蛋白処理し
た。
【0029】脱蛋白後十分水洗いし、5%HCl水溶液
20L中で、室温下(約30℃)一夜(約15時間)緩
やかに攪拌し、脱カルシウム処理を行なった。得られた
キチンを十分水洗いした後乾燥し、キチン32.0gを
得た。
【0030】得られた乾燥キチンを2Lのガラス製ビー
カー中で47%のNaOH水溶液1L中で攪拌しながら
90℃、5時間脱アセチル処理した後ろ過し、十分水洗
いし、乾燥してキトサン23.5gを得た。このキトサ
ンの0.5%濃度酢酸水溶液の粘度は85mPa・s
で、脱アセチル化度は87.3%であった。
【0031】得られたキトサン20gを1Lの三角フラ
スコ中で0.2M酢酸緩衝液500mLに溶解し、キト
サナーゼ(和光純薬)12.5mg(10U)を添加
し、40℃、2時間振動して酵素反応をさせた後、煮沸
により酵素反応を停止させた。反応液を透析膜(分画分
子量2,000)に入れ、純水で透析した。透析膜中の
懸濁液を凍結乾燥し、キトサン12gを得た。このキト
サンの1%濃度酢酸水溶液の粘度は8.5mPa・sで
あった。得られたキトサンを乳鉢で軽くすりつぶし、8
0メッシュパスとした。
【0032】(実施例3)GPCによる分子量の測定 上記実施例1及び2により調製した低分子化キトサンの
分子量は以下の分析条件により測定した。 カラム:Shodex Ohpak SB-G + SB-805HQ + SB-806HQ 移動相:0.5M酢酸/0.5M酢酸ナトリウム緩衝液 流速 :1.0 mL/min 温度 :40℃ 検出器:RI(示差屈折計) 試料濃度及び注入量:0.05%、200μL なお、分子量の算出には標準プルラン標品Shodex Pullu
lan P-5, P-10, P-20, P-50, P-100, P-200, P-400, P-
800, P-1600(分子量はそれぞれ、5,900, 11,800, 22,8
00, 47,300, 112,000, 212,000, 404,000, 788,000, 1,
600,000)及びキトヘキサオース(分子量1,203)を使用
した。その結果、上記方法により調製した低分子化キト
サンの分子量は、実施例1のものは、重量平均分子量と
して96,800、数平均分子量として37,400を
示し、実施例2のものは、重量平均分子量として91,
000、数平均分子量として34,100を示した。
【0033】(実施例4)低分子化キトサンを含有する
カプセル剤の製造 300mLのガラス製ビーカー中でエタノール40gと
85%乳酸6gを混合して溶解し、これに実施例1及び
2で調製した80メッシュパスキトサン10gを加えて
1時間十分混合した。混合物を70℃温浴中で減圧して
エタノールを蒸発させて除去し、15gのキトサン乳酸
塩を得た。これをワーナー・ランバート社製タイプ8カ
プセル充填機を用い、1号カプセルに240mg充填し
カプセル剤とした。
【0034】(試験例1)35歳、男性、162cm、
87kg、食事指導、運動指導を行なったが肥満が改善
せず、更に、マジンドール(登録商標「サノレックス」
錠、サンド薬品株式会社)を1日最高投与量の1.5m
g投与したが食欲は低下しなかった。実施例4で製造し
た低分子化キトサン2カプセル(480mgの低分子化
キトサンを含む)を朝食前に飲用させたところ、当日か
ら食欲が減退し、その効果はその日の日中から就寝まで
続いた。この結果2週間で4kg、4週間で6kgの体
重の減少が見られた。
【0035】(試験例2)28歳、女性、160cm、
85kg、食事指導、運動指導、生活指導を行ったが効
果が無く、マジンドール1.5mgの投与で効果があ
り、一時期体重が78kgに減少したが、2ヶ月後効果
が無くなり、又食欲が増え、体重が86kgになってし
まった。実施例4で製造した低分子化キトサン4カプセ
ル(960mgの低分子化キトサンを含む)を飲用させ
たところ、食欲は当日より低下して2週間で2kg、4
週間で3kgの体重の減少が見られた。
【0036】
【発明の効果】本発明で使用する特定の分子量を有する
低分子化キトサンは、従来の食欲抑制剤等では効果のな
い肥満症等に対しても経口投与により、著しく食欲を抑
制することができ、体重の減少をもたらすことができ
る。また、副作用が認められず、極めて安全性が高いと
考えられるため、肥満症等の患者だけでなく、健常者で
も安全に飲食することが可能であり、ダイエット効果を
有する美容食品として使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 3/04 C08B 37/08 A // C08B 37/08 A23L 2/00 F (72)発明者 高森 吉守 鳥取県米子市旗ヶ崎4−6−35 (72)発明者 勝呂 栞 埼玉県上福岡市霞ヶ丘1−4−6−1204 Fターム(参考) 4B017 LC04 LK13 4B018 MD41 ME01 4C086 AA01 AA02 EA23 MA01 MA04 MA16 MA27 MA34 MA52 NA14 ZA70 4C087 AA01 AA02 AA03 BB17 CA14 CA33 CA34 CA38 MA16 MA27 MA34 MA52 NA14 ZA70 4C090 AA09 AA10 BA47 BC28 BD37 CA31 DA23 DA27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GPCで測定した重量平均分子量が80,
    000〜110,000であり、数平均分子量が30,
    000〜50,000の低分子化キトサン又はその誘導
    体を含有することを特徴とする食欲抑制剤。当該キトサ
    ンは塩の形態にあるものを含む。
  2. 【請求項2】GPCで測定した重量平均分子量が90,
    000〜100,000である請求項1記載の食欲抑制
    剤。
  3. 【請求項3】GPCで測定した数平均分子量が30,0
    00〜40,000である請求項1又は2記載の食欲抑
    制剤。
  4. 【請求項4】食欲抑制剤が、過食症の治療薬である請求
    項1〜3何れか記載の食欲抑制剤。
  5. 【請求項5】食欲抑制剤が、肥満症の改善及び予防薬で
    ある請求項1〜3何れか記載の食欲抑制剤。
  6. 【請求項6】GPCで測定した重量平均分子量が80,
    000〜110,000であり、数平均分子量が30,
    000〜50,000の低分子化キトサン又はその誘導
    体を含有することを特徴とする食欲抑制用飲食品。当該
    キトサンは塩の形態にあるものを含む。
  7. 【請求項7】GPCで測定した重量平均分子量が90,
    000〜100,000である請求項6記載の飲食品。
  8. 【請求項8】GPCで測定した数平均分子量が30,0
    00〜40,000である請求項6又は7記載の飲食
    品。
  9. 【請求項9】飲食品がドリンク剤、固形物及びゼリー状
    食品の何れかである請求項6〜8何れか記載の飲食品。
  10. 【請求項10】健康食品の形態にある請求項6〜9何れ
    か記載の飲食品。
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